ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第6戦「スーパー耐久レースin岡山」は26日、岡山国際サーキットでフリー走行を行い、グループ1はST-Xクラスの中升ROOKIE AMG GT3(鵜飼龍太/ジュリアーノ・アレジ/蒲生尚弥)が、グループ2はST-3クラスの岡部自動車Z34(前嶋秀司/長島正明/銘苅翼/元嶋成弥)が総合のトップタイムを記録した。
フリー走行は、午前9時40分からグループ2(ST-3、ST-4、ST-5、ST-Q[#12、#61]クラス)、10時20分からグループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-Q[#32、#271]クラス)と2グループに分れてそれぞれ30分ずつ行われた。
シリーズも7戦中、6戦目、チャンピオン争いも佳境に入ってきた。各クラスともST-Zクラスを除いてチャンピオン争いは、激化。このレースでチャンピオン争いに名乗りを上げるチームが絞られるため、各チームとも正念場を迎える。ST-Zクラスはここでチャンピオンが決定する可能性が高い。
岡山国際サーキットは早朝より曇り空、10月後半まで続いた異常な暑さはなりを潜め、秋めいた気候の中、フリー走行は進行した。
今回、ニューカマーは2台。ST-XクラスのHandwork Challenge SPK GT-R(DRAGON/佐々木大樹/荒川麟)とST-TCRクラスのHYUNDAI(チェジョンウォン/加藤正将)が初参戦となった。
フリー走行は2グループとも赤旗が出ることなく順調に推移、FCYシミュレーションも行われ、グループ1では、ST-Xクラスは中升ROOKIE AMG GT3(鵜飼龍太/ジュリアーノ・アレジ/蒲生尚弥)が、ST-ZクラスはTECHNO FIRST R8 LMS GT4(加納政樹/平安山良馬/安田裕信/大草りき)が、ST-TCRクラスではRacerホンダカーズ桶川CIVIC(遠藤光博/中野信治/辻本始温)が、ST-1クラスではシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)が、ST-2クラスはSPOONリジカラCIVIC(山田英二/小出峻/ピストン・西沢/三井優介)が、ST-QクラスはORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/豊田大輔/佐々木雅弘/小倉康宏)がトップタイムを記録している。
グループ2では、ST-3クラスは岡部自動車Z34(前嶋秀司/長島正明/銘苅翼/元嶋成弥)、ST-4クラスはENDLESS GR86(坂裕之/菅波冬悟/小河諒)が、ST-5クラスはメイプル広島レーシングMAZDAロードスター(杉野治彦/古谷悠河/樋口紀行)が、ST-QクラスではSUBARU High PerformanceX Future Concept(伊藤和広/山内英輝/井口卓人/花沢雅史)がトップタイムを記録している。
この後、午後1時40分より公式予選が行われ、Aドライバー、Bドライバーの合算タイムで明日の決勝グリッドが決定する。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA