SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行 前日炎上の#32エプソンNSXも走行に参加!トップは#8ARTA NSX

スーパーGT第6戦「インターナショナルSUZUKA1000km」のフリー走行は、#8ARTA NSX CONCEPT-GT(ヴィタントニオ・リウッツィ/松浦孝亮組)が1’51.374でトップ。
GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORTS(佐々木孝太/井口卓人組)が2’01.951でトップだった。

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晴天に恵まれた公式予選人は打って変わり、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは上空を厚い雲が覆い隠した。
しかし予報では雨は午後9時以降とされており、今のところレース進行に影響はない模様だ。
そうした中、スーパーGTの決勝前フリー走行は午前8時30分より30分間で行われた。

第4戦を前に性能調整が見直され、同時に熱害対策としてボディカウル等の加工が許可されて以降好調の続いているホンダNSX勢だが、このセッションでも松浦孝亮の駆る#8ARTAが開始10分で1’51.374を記録。そのままトップで走行を終えたたほか、昨日の公式練習でタービンの破損から出火トラブルに発展し、公式予選への出走を見合わせた#32エプソンNSXも走行に参加し、ベルトラン・バゲットが1’52.425を出して8番手につけた。
ナカジマレーシングのスタッフは昨夜12時過ぎまでかかってタービンやボディパネル、配線などの交換を行ったとのことだ。
前回優勝の#18ウイダーモデューロNSXも4番手とまずまずの仕上がり。
しかし一方で#100レイブリックNSXは小暮卓史の走行中にトラブルに見舞われ、開始僅か10分でガレージに戻されており、決勝への影響が懸念される。

一方、日産GT-R勢は#12カルソニックGT-Rが2番手、#23モチュールGT-Rが3番手といずれも上位に付けており、レクサスRC Fの中で唯一Q2に残り、ポールポジションを獲得した#36ペトロナスRC Fも6番手と、ここまでは3メーカーほぼ互角の状況だ。

GT300クラスは、序盤に佐々木孝太が2’01.951を記録した#61BRZがトップ。
予選ではハイブリッド勢に圧倒された感のある61号車だが、決勝へ向けての仕上がりは上々だ。
そのハイブリッド勢は、#31プリウスが12番手、#55CR-Zが20番手、#0CR-Zは最下位の24番手とふるわなかった。
一方で予選Q1で赤旗の原因を作り、ノータイムとされた#2マクラーレンMP4-12Cは3位、同様にQ2でノータイムとなった#21アウディR8は5番手と、決勝での巻き返しに期待がかかる仕上がりだ。

第6戦決勝はこのあと12時15分より173周(1000km)で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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