スーパーGT合同テストが5日、小雨が降る中、岡山国際サーキットで始まった。GT500クラスは日産勢がMOTUL AUTECH GT-R、カルソニックIMPUL GT-R、ニッサンGT-R開発車両の3台。ホンダ勢がウイダーモデューロNSX CONCEPT-GT、ARTA NSX CONCEPT-GTの2台と昨季型のEpson HSV-010の3台。トヨタ勢は参加せず、合計6台のマシンが走行した。
GT300クラスはMUGEN CR-Z GTとLEON SLSの2台が参加した。
午前のセッションでは先週末の鈴鹿テストでS Road MOLA GT-Rが大破したため柳田真孝が開発車両をシェアするかたちで乗車。Epson NSX CONCEPT-GTも同テストで炎上したためEpson HSV-010が持ち込まれた。
小雨の中始まった午前中のセッションは、開始10分でARTA NSX CONCEPT-GTがコースサイドに停止しため、最初の赤旗。その後は大きなトラブルも無く各車周回を重ねる。終了30分前には雨も止み、セッションは終了した。
午後からは徐々に路面も乾く中、開始後1時間で午前中からトラブルを抱えていた様子のニッサンGT-R開発車両がコースサイドに停止して赤旗。その後は大きなトラブルもなくセッションは終了したが、GT500クラスの周回は少な目だった。