スーパー耐久

S耐:第7戦オートポリス決勝 玉中哲二組のマッハ号がオートポリスで2連勝!

 11月10、大分県日田市のオートポリスで、スーパー耐久シリーズ第7戦(最終戦)の決勝レースが開催された。午前中に予定されていたフリー走行は、濃霧によりキャンセルされて、昨年と同様に悪天候に悩まされる1日となった。

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公式通知でいったんは出されたスケジュールがディレイとなり、13時40分にコースイン、14時からSCカー先導で最低5周のSCカーランでのスタート進行により行われることとなった。しかしながら、濃霧と雨はおさまらず、16時までのチェッカーで約50分にわたるSCカーランのレースとなった。

このため、スタート直後に各車は義務付けられたピットストップを済ませる作戦に出た。

 残り時間が30分を切り、30周目となった段階でのトップ、玉中哲二/山野直也組(#555マッハGoGoGo車検GT-R)の山野直也と青木孝行/星野一樹/尾本直史組(#81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R)の星野一樹の争いが注目されていた。

 ジリジリとその差を縮めた星野だったがバックマーカーに阻まれることもあり、1.7秒差で#555の玉中哲二/山野直也組が昨年と同様にスポット参戦ながらフェラーリからGT-Rにマシンを乗り換えてのV2を達成した。

 GT3は谷口信輝選手がD1で不在ながらもメルビン・モー/ドミニク・アン組(#1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)がタイトルを獲得。

 ST2クラスは大澤学/吉田寿博/松田晃司組(#59 STURM-MOTUL.EDインプレッサ)がPPを獲得し2ポイント差まで追い上げていたところ、見事に優勝を飾り逆転でのシリーズタイトルを手に入れた。これで、シリーズタイトルは全クラスのチャンピオンがようやく決定したこととなる。

 ST3クラスは既にタイトルを決めている佐藤晋也/吉本大樹/脇阪薫一組(#80 PETRONAS TWS GS350)がクラス優勝。

 ST4クラスはタイトルを手にしている植松忠雄/長野賢也組(#41 TRACY SPORTS ings S2000)が2位、チームメイトの井入宏之/平峰一貴/サーブジット・シン組(#40 車買取りHERO'S S2000)がクラス優勝。

 ST5クラスもシリーズタイトルを手にしている奥村浩一/古宮正信/恩塚将一組(#19 BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)が最終戦を制した。

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA


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