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2024年10月

TCRジャパンシリーズ

第3戦もてぎレース6公式予選 セミウエットの微妙なコンディションのなか加藤正将がポールポジション

ポールポジションは加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)

 TCRジャパン第3戦レース6公式予選は10月19日(土)、モビリティリゾートもてぎで行われ、「Hyundai Elantra N TCR」をドライブする加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)がチームメイトのチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)を0.366秒差に下して今季初のポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前9時15分から15分間。前夜に降った雨が路面に残りウエット宣言が出されているがレコードラインは早くも乾きつつあるという状況で、タイヤの選択も難しいコンディション。気温は24度だ。4台のTCRマシンは全車ウエットタイヤでコースインした。

 インラップを終えるとチェと加藤は相次いでピットイン。路面の状況を見てスリックタイヤへと交換する。キム・ソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)と志賀卓弥(Audi Team Mars) はステイアウトを選択するがこの2台も次の周回にピットイン。タイヤ交換を始める。

 残り9分を切ってチェがピットアウト、加藤も続いてピットアウト。ここからがタイムアタックだ。

 インラップを終えて残り5分、チェが2分9秒986のトップタイムをマークするも1分後にコントロールラインを通過した加藤が9秒483でトップを奪う。志賀とキムもピットアウト。

 残り3分、チェが2分8秒126でトップを奪い返すと加藤が再びベストタイムを更新、6秒612を叩き出す。チェは続く周回で6秒978までタイムを削り取るが0.366秒及ばず加藤のポールポジションが確定した。シリーズ開幕から続いていたチェの連続ポールポジションは5でストップした。3番手は初めてTCRマシンをドライブした志賀、キムはピットアウト直後にV字でスピン、停止したまま4番手で予選を終えた。

 レース6決勝はこのあと午後1時35分より23分+1周で行われる。

予選2位はチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

予選3位は志賀卓弥(Audi Team Mars)

予選4位はキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

TCRジャパンシリーズ

第3戦もてぎレース6公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2024/10/19) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2024 TCR JAPAN Round 6 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
16加藤 正将Hyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
2'06.612--136.508
23チェ ジョンウォンHyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
2'06.978 0.366 0.366136.115
365志賀 卓弥Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
2'15.237 8.625 8.259127.802
436キム ソンヒョンHyundai i30 N TCR
KMSA MOTORSPORT N
7'59.9685'53.3565'44.73136.010

SUPER FORMULA

第6戦、第7戦富士決勝 野尻智紀「この経験は必ずプラスになって返ってくる」

野尻智紀(TEAM MUGEN)

 10月12日に行われた第6戦において予選3位からスタートした野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は一時トップを快走するも、ピット戦略の違いなどもあってタイヤ交換後は順位を落とすことになり、6位でフィニッシュした。これにより優勝した坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)とのポイント差は僅か0.5ポイントに縮まってしまった。この戦いを野尻は以下のように振り返る。

 「富士は予選に関して不安だった部分もありましたが、トップ3に戻ってこれたということで、自分達も頑張ったなと評価できますが、予選にフォーカスし過ぎたという点で、現状に目を向けられていなかったんじゃないかと感じます」

 「硬めのクルマ作りをしているため、ロングランになると他車に劣る傾向が元々あり、その中でさらに予選に向けたセットアップ、トライをしてきたのでクリーンエアではポテンシャルを発揮できるものの、他車の後ろに回ると劣勢になるという傾向が他のチームより顕著に出ていました。ただ岩佐選手が早めのピットインをすることでクリーンエアで走る状況を作ってタイムを稼ぎ出したように、戦略で自分達のパフォーマンスを活かすことはできたと思います。次のレースでは今あるものを結果に結びつけるにはどうすべきかを徹底的にチームと話し合う必要がありますね」

 また野尻は、JRPが昨年から本格導入を始め、着実にダウンロード数を伸ばしている専用アプリ「SFgo」の影響も口にする。

 「レース前半の戦いぶりを見れば誰しも調子がいいだろうと思うでしょうから、そうではないということをチームとコミニュケーションを取りたいところでしたが、SFgoがあることによって(無線の内容を他のチームも傍受できるため)、『パフォーマンスが低いから早めに入った方がいい』みたいにはっきり言いにくくなっています。まあレースを面白くはしているんでしょうが」

 このレース、野尻は最初のスティントを引っ張るという選択をし、後方に坪井を従えてトップで周回を重ね、21周目にタイヤ交換を行った。

 「坪井選手があの位置にいたことで、チームの意識がいやでも坪井選手に向いていた面があると思います。あの状況の中で、坪井選手を無視してミニマムの周回数でピットに入るという判断は難しいということも理解できます。少なくとももっと予選からもっとパフォーマンスを発揮できていたと思います」

 一方、チームメイトの岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)はルール上最低限の周回数である10周目にピットイン。この作戦が功を奏して2位でレースを終えている。

 「岩佐選手のタイムも把握はしていました。ですが引っ張るという判断をした以上、中途半端な周回で入って前を押さえられるよりも、タイヤの性能差が開いてから入る方が上位に上がる可能性があります。ミニマムで入らないという選択をした時点で(岩佐)歩夢に先に行かれるのは仕方ないかなあというところでした」

 そしてピットアウト後は今回久々の3位表彰台を獲得した小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)と接戦を繰り広げることになる。

 「可夢偉選手の前ギリギリでピットアウトしたため、低内圧の時にタイヤに無理をさせちゃいました。今のタイヤは性能の落ち込みが早く来る特性があるので、低内圧からじっくり熱を入れる必要があるんです。もう1周ぐらい早めにピットに入っていれば違った展開になったと思います。」

 そうした状況を踏まえ、野尻は翌日の第7戦の展望を語る。

 「予選に関しては状況がいいことがわかったので、なんとかポールポジションをもぎ取りたいなと思っています。決勝に関しては上位にいられれば戦えると思います」

 続いて13日に行われた第7戦。野尻はポール獲得はならなかったものの、坪井に次ぐ2位でフロントローからスタート。序盤からセーフティーカーが入る大荒れの展開となる中、前日の岩佐に倣って10周目にタイヤ交換を行ったが、その直後に1コーナーでアクシデントが発生。この日2度目のセーフティーカーが入り、その目論見は打ち砕かれ、結局7位でレースを終えることとなった。

 「予選はなんとかパフォーマンスを引き出そうと、セットアップも含めてかなり尖ったものを用意して、しっかりと2番手に入れたのはその辺りが機能したと思います」

 「レースに関しても色々とトライして臨んだんですが、思ったような結果が得られませんでした。ダウンフォースをつけ目で走っていたにもかかわらず、セクター3が思ったように改善されず、あそこで追いつかれ、OTを使わざるを得ない状況になって、翌周相手がOTを使える状態になってパスされるという、ワンパターンな展開になってしまいました」

 「ダウンフォースをつけたのはリヤグリップの向上を狙ってのことだったんですが、思うようにグリップが得られず、むしろアンダーステアが強くなってしまった。ダウンフォースを増やした旨みを感じられませんでした。でも今日もがいて苦しんだ経験は必ずどこかでプラスになって返ってくると信じています。それが鈴鹿になるのか、その先になるのかはわかりませんが、鈴鹿でこの経験がプラスになって返ってきてくれればいいなと思います」

 「もうちょっとフロントの車高を下げないと集団の中では走れないなというのがありました。第6戦のデータを振り返ると、集団の中でフロントの車高が上がっていたというのがあったので、まずはリヤのダウンフォースをつけた上で、フロントの車高も下げる。そうすれば集団の中で速く走れると思って臨んでいたんですが、結果的に昨日より悪くなってしまったなあと。リヤウィングの感度が大きく、クルマの姿勢もいいものになりませんでした」

 「これからの1ヶ月間は人生の中でも一番頑張った1ヶ月にしないといけません。まだまだチャンピオンは諦めていませんし、なんとか挽回して、スーパーフォーミュラを盛り上げる役者の一人になりたいなと思います」

 この第7戦において、ドライバーズランキングは坪井がトップに浮上し、野尻は牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)に次ぐ3位に後退した。現時点で坪井とのポイント差は16.5だ。

 「次の土曜日のレースでどうかですよね。そこでポールを取って優勝ができれば一気に変わってきますから、その時点で坪井選手がどこにいて、牧野選手がどうかでなんで、まだまだじゃないですかね。牧野選手は鈴鹿も速いかと思うんですけども、まだ逆転は充分できるポイント差だと思います」

 「チームもそうですし、僕もどこかでやりきれてない部分があると思うんです。そこを戒める要素として今週のレースを捉えて、強く戦うしかないかなと思います」

 2024年のスーパーフォーミュラもいよいよ残り2戦。果たして栄冠を勝ち取るのは誰なのか。このまま坪井が逃げ切ってしまうのか。開幕戦鈴鹿大会を制した野尻の逆転はあるのか。それとも昨年太田格之進の初優勝で大いに会場を沸かせたDOCOMO TEAM DANDELION RACINGと牧野がここで再びあのドラマを再現するのか。

 第8戦、第9戦JAF鈴鹿グランプリは11月9-10日開催だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第6戦富士 「あの」少年を太田格之進が富士スピードウェイへ招待 予選を前に感動のご対面

太田格之進と招待された子ども

 前回の第5戦もてぎ大会で終盤まで優勝を争いながら、スロットルのトラブルで惜しくも敗れた太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)。テレビ中継ではその姿を見て少年が泣きじゃくる姿が放映され、SNSなどで大きな話題になっていた。

 これを知った太田本人から、この少年たちを第6戦富士大会に招待しよう、という申し出があり、9月12日、第6戦の公式予選を前にパドックで対面する機会が設けられた。

 自分達で描いたダンデライアンの5号車と6号車の絵を手に待っていた二人を前に、太田はガレージに招き入れて自分のドライブする6号車の説明などをして幼いファンを暖かく迎えていた。

 だいきくん(8)のコメント「ちょっと緊張したけど楽しかった。」

 よしきくん(6)のコメント「(太田選手は)カッコよかったから大好き。(去年)鈴鹿で優勝したし、この前のもてぎはスピンしちゃったけど、それまでずっと牧野くんを押さえてたから」

 二人のお父様のコメント「最初は『国際映像に映っちゃった!イエイ!』くらいの気持ちでしたが、家に帰ってSNSを追っかけてみると、こりゃ大変なことになってるな、と。そのうちJRPさんからDMが来ていて『うわあ!』ってなっちゃいました。実は周りにもファンの方が沢山いらっしゃったんですけど、僕らだけ抜かれちゃって、良いのか? って思ったんですけど、ご招待を親の一存で断っちゃいけないなと、これがPRの一助になればと思って、お受けしました。ファンの方々やチームの皆さんには感謝しかありません。(太田選手から招待を受けて)二人も驚いてました。何かの冗談だと思ったようで。断らなくてよかったです」

 「もともとダンデライアンのファンなんです。中でも太田選手はかっこいいから、と。普段は朝なかなか起きないんですけど、今朝はピッタリに起きて来ました(笑)」

 「地元が栃木なので、もてぎで開催されるレースには極力行こうと思ってました。このおかげで僕も太田選手のファンになっちゃいました」

 その声援の甲斐もあって太田格之進は公式予選で2位の好位置を獲得。決勝では惜しくも表彰台はならなかったものの、9位で2ポイントを獲得している。

太田格之進と招待された子ども

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第6戦富士決勝会見 坪井翔「予選が7番手だったので、いけても3位かなあと思っていた」

第6戦優勝 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

決勝記者会見:優勝した坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「前回の富士は予選4番手から勝っているので、2列目までにいればチャンスはあると思っていましたが、今回は予選が7番手だったので。もちろん優勝は目指していますけど、頑張っても表彰台、いけても3位かなあと思っていました。ただ決勝ペースには自信があったので、今回のレースフォーマットだと、みんなロングランがあまりできない中でスタートしなきゃいけなかったので、アドバンテージがあるかなと思っていました」

 「いつもはスタートに課題が残るんですが、今回はうまくいって、あそこが今日のレースの全てでした。あそこで3位まで上がれたんで、レースペースの良さを活かしつつ、無限の2台に作戦を分ける形でサンドイッチされる難しい状況でしたが、チームも適切な判断をしてくれて、全てがうまくいって勝ちを取れた。すごく良いレースでした」

 「気温が変わったことが不安要素でしたが、8分間のウォームアップで手応えを感じました。レースが始まってみればペースが良さそうなのはすぐ感じました。コース上で抜くのは難しそうだし、ピットタイミングにも頭を悩ませましたが、第4戦のような良いバランスの中でレースができたので、明日のレースにも生きてくると思います」

 「岩佐選手が先にピットに入って、無限にサンドイッチされる格好になったので、なんとか野尻選手をコース上で抜きたかったんですが、先に野尻選手が入っちゃって、あそこで終わったなと思いました。まさかああいう形でオーバーテイクできるとは思わなかったし、あそこで可夢偉さんがめちゃくちゃ良い仕事をしてくれたので、本当に可夢偉さんに感謝です。可夢偉さんが野尻選手とバトルしてる間にタイヤをあっためることができました。あそこがターニングポイントでした」

 「今回のレースで勝たないとチャンピオン争いから脱落すると思っていたので、予選7位の時点でちょっと難しいなあという感じでした。でもしっかり勝てたので、充分に射程圏内に戻ってこれました。明日も気を引き締めて頑張りたいと思います」

第6戦決勝2位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

決勝記者会見:2位の岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

 「全体を通してみると、ペースがなくて厳しいレースでした。それをスタートとストラテジーでカバーできた結果かなと思います。現状の僕らが持ってるポテンシャルを考えると、今回の結果は良かったと思いますが、明日狙いに行くのであれば、今のままでは全く通用しないと考えています。このあと明日に向けてもうワンステップ、ツーステップ踏んでいかないとと思っています。タイヤマネジメントがどうとかでなく、マシン全体でポテンシャルを底上げしていかないといけない状況と感じています」

 「ピットタイミングに関しては、エンジニアの方が状況を把握できていると思ったので、選択はとりあえずチーム側に任せている状況でした。周りの状況に対して3番手という状況で、前2台とは違う選択をしたのが結果的に良い結果に結びつきました」

 「常にポールポジション、勝ちを狙っていますが、その時その時でポテンシャルや立ち位置を考えて、それを最大限引き出すことが重要だと思っています。チャンピオンを取る上では優勝を狙っていかないといけませんが、第2戦以降は自分達のポテンシャルを出せなかった状況が続いていました。今日のようにパフォーマンスをしっかり引き出していければ、優勝もあるかなと思います」

第6戦決勝3位 小林可夢偉(Kids com Team KCMG)

決勝記者会見:3位の小林可夢偉(Kids com Team KCMG)

 「5年ぶりの表彰台と言われると心に刺さるんですが、それが現実やし。ファンの人にずっと応援していただいて、チームの人にも頑張っていただいていたんですけど、それが結果に繋がらない、長い期間がありました。今日も予選がダメだったんですが、その中でタイミング良く表彰台に乗れただけです。本来もっと上を目指したいというのがあるし、早く勝ちたいというのがありますが、まずは表彰台で終えれたということに対して、スポンサー及びファンの皆さんに感謝したいなと思います」

 「ペースが良かったというのが今日のレースの一番の好材料かなと思います。11周目に入ったと思うんですが、そこでクリーンエアで、良いペースで走れた。それが一気にジャンプアップできる理由になったと思います。その戦略含めて、本当にレースに強いクルマだったなと。それが今日の結果だったと思います」

 「ラッキーなことに明日もレースがあるんで、そこでやりきったなと思えるレースをしたいです。いつも期待していただいてるのに結果が出ないんで、明日こそ結果が出るように全力でレースしたいなと思っているし、スーパーフォーミュラ自体で迫力のあるレースをみんなでしたいなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第6戦富士優勝監督会見 舘信秀「作戦以上に坪井くんがとにかく速い、強い」

優勝チーム監督記者会見:舘信秀監督(VANTELIN TEAM TOM’S)

優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「予選がうまくいかなくて、正直優勝は厳しいかなというのが今朝の印象でした。少し引っ張って、という作戦が良かったかなと思いますが、それよりも坪井くんがとにかく速い、強いという印象でしたね。なんかもう本当にベテランの域に達しちゃったという印象ですね」

 「今日はある意味ターニングポイントで、今日明日でたくさんポイントを取らないとチャンピオンは厳しいかなと思っていたんですが、今日優勝してくれたことで可能性が出て来たなと思います。次も勝って連覇したいですね」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第6戦富士決勝 坪井翔が終盤に逆転し今季2勝目を飾る

優勝は坪井翔(VANTELIN TOM\'S SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝が、10月12日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、7番グリッドスタートの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が、終盤に逆転し、7月に続いて富士戦2連勝、今季2勝目を飾った。

 2レース制の今大会。1レース目が開催された土曜日は、天候に恵まれ絶好のレース日和となった。朝からの日差しで気温23度以上の暖かさを感じる天候のなか、スタートを迎えた。

 スタート直後の1コーナーを制したのは、4番手スタートの岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)。野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)も2位につけ、チーム無限がワンツー態勢を築く。

 5番手スタートの阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)はエンジンストールで大きく後れ、11番手スタートの大津弘樹(TGM Grand Prix SF23)はトラブルでスタート前にピットイン してしまった。

 2周目には岩佐がコカコーラコーナーでオーバーランをし、野尻、岩佐の順に。さらに坪井が両者の間に割って入り、早くもワンツー態勢は崩れ、以下、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が続く。

 見応えある攻防が落ち着き10周を終えると、3位岩佐、6位太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)らがタイヤ交換のため、ピットに滑り込む。

 ここからは、逃げる野尻と追う坪井が、3位以下を引き離す展開が続き、野尻が先に21周目にピットイン。坪井はその2周後にピットに入り、素早い作業で野尻の前に出ることに成功した。

 この時点でトップは岩佐。全車両がタイヤ交換をした28周目には、トップ岩佐を2.5秒差で坪井が追い、さらに3秒差で太田、2秒後れて小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)、野尻、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が続くという展開となった。

 フレッシュなタイヤを履く坪井のペースは、岩佐のそれを1秒上回り、みるみるうちに岩佐を追い詰めていく。

 両者は、32周目に入るストレートで並走。初優勝のかかった岩佐は1コーナで必死に踏ん張るも、坪井が100Rで前に出て勝負あり。

 坪井は残り周回で、岩佐との差を広げ4秒のマージンを築いて、今季2勝目のチェッカーを受けた。

 終盤、岩佐、小林、そして急激に追い上げてきた牧野の三者による熾烈な2位争いは、岩佐が制した。岩佐は今季3度目の2位。小林は2019年以来の表彰台に上がった。

 この結果、シリーズランキングは、野尻がかろうじてポイントリーダーを守り(64p)、優勝した坪井(63.5p)、牧野(61p)と三者が僅差で並び、岩佐(50.5p)が続く形となった。(ポイントは暫定集計です)

 明日の第7戦は、午前9時から予選、午後2時40分から決勝(41周)が行われる。

決勝2位は岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)

決勝3位は小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第6戦富士決勝結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
136坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
4159'05.287--
215岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
4159'09.727 4.440 4.440
37小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
4159'10.140 4.853 0.413
45牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'10.991 5.704 0.851
58福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
4159'15.98210.695 4.991
616野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
4159'16.65011.363 0.668
765佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'17.18511.898 0.535
864山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'18.08612.799 0.901
96太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'24.19118.904 6.105
103山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
4159'27.35722.070 3.166
1119ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
4159'27.56722.280 0.210
1237笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
4159'39.26633.97911.699
1320国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
4159'42.20736.920 2.941
1412三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
4159'42.36137.074 0.154
1514大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
4159'43.90138.614 1.540
164小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
4159'53.56748.280 9.666
1753ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
411:00'30.3391'25.05236.772
1838阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
4059'24.5661Lap 1Lap
1955大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
4059'46.9411Lap 22.375
---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ----
-39大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
3159'01.46310Laps9Laps
-50木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
2435'17.17017Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 36 坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23) 1'24.241 '(27/41) 194.998 km/h

SUPER FORMULA

第6戦富士予選会見 福住仁嶺「まだ優勝できていないので、そこだけに集中して頑張る」

第6戦ポールポジション 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)

 「Q1でトップとはコンマ6、7ぐらい離れていました。僕なりにまとめていたのにこのタイムだったので、今回の予選でポールを取るのは厳しいなと思っていましたが、チームの素早い対応でセットアップを考えたことがうまくいきました。本当にチームの皆さんに感謝したいです」

 「前回の富士でトップを走っていて、普通にピット作業できていれば勝てていたレースだったので、本当に悔しい思いで今回の富士大会にきました。僕としてはどうすればチームの皆さんにあまりプレッシャーをかけないかを気にかけています。みんなで落ち着いて楽しくレースをしたいです」

 「昨日の走り初めから順調に走れていました。予選が午前中に行われるということで不安な要素がありましたが、チームも僕自身もいい仕事ができたのかなと思います。2レースの時に調子が良ければポイントを稼ぐチャンスですし、とにかく初優勝したいので、集中して頑張ります」

第6戦予選2位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 「Q1は余裕で通れるかなという算段でしたが、1コーナーのブレーキングで失敗してタイヤにフラットスポットを作ってしまいました。振動もある中で走りましたが、あそこでQ1を通過できたのは大きいです。Q2に向けてクルマをアジャストして、僕自身の走りもアジャストできて、かなりまとめられたと思いますけど、ギリギリ足りなかったという感じです。そろそろポールが取りたいんですけど」

 「Q1で失敗してるので、Q2では1コーナーのブレーキで行ききれなかったのは事実ですが、めちゃくちゃ悪かったわけではない感じです」

 「毎回言ってますけど(笑)、勝てる位置なので、スタート失敗しなければいけると思います。仁嶺が勝っても、僕が勝っても盛り上がると思うんで。野尻さんは大丈夫です(笑)僕が勝てるよう頑張ります」

第6戦予選3位 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「チャンピオンシップを考える上ではいい位置を確保できたと思っています。前回の富士大会では、僅差ですが予選6、7番手に沈んでしまったので、ここで少しリカバリーできて会見上にこれたのは大きかったと思います」

 「今日は娘が運動会をやってるので、負けずに頑張りたいなと思います。チームのために、応援してくださる皆さんのため、家族のためにも、自分の人生をかけて頑張りたいと思います」

Photo&Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

第6戦富士公式予選 福住仁嶺が富士で連続ポールポジション

ポールポジションは福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の予選が、10月12日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が、7月の第4戦に続いて、富士でポールポジションを獲得した。

 2レース制となる今大会の初日。富士スピードウェイ上空は雲一つない快晴となった。朝から日差しが照りつけるなか、午前9時から予選が行われた。

■Q1 Aグループ

 大津弘樹(TGM Grand Prix SF23)、岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)が、1分22秒472の同タイムでトップに並ぶが、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が22秒207で上回る。

 しかし、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が1分21秒960と、他を引き離すタイムでトップタイムを更新。牧野はさらにアタックを続けて、自身のトップタイムを上回るペースでアタックを続ける余裕を見せた。

 前回もてぎ戦でのポールシッター山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)は、7位で涙を飲んだ。

 順位:牧野-佐藤-岩佐-大津-笹原-小林/山下-大嶋-大湯-国本

■Q1 Bグループ

 路面状況が良くなりAグループよりタイムが上がると思われたが、予想に反して22秒台での争いとなった。

 まず、三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)が1分22秒875で口火を切り、山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)22秒447、野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)22秒416、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)22秒659と続く。

 野尻はさらに22秒089までタイムを縮めてBグループトップでQ1を通過した。

 前回、決勝でトップ争いを演じた太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)は、アタック周にミスをしてしまい、時間ギリギリで再アタックし、かろうじて22秒647でQ1を通過した。

 順位:野尻-坪井-山本-阪口-太田-福住/三宅-木村-デ・フリース-小高-Juju

■Q2

 大津1分22秒281、阪口22秒011で始まったQ2は、この後、無限コンビが揃って21秒台に入れ、野尻21秒875、岩佐21秒946がワンツーとなる。

 しかし、第4戦の富士でも見事なポール奪取を見せた福住が、即座に21秒726で逆転。最後に、太田が渾身のアタックを見せて21秒730を叩き出すが、福住のタイムに僅か1000分の4秒届かず。

 福住が、富士戦連続ポールポジションを決めて、Q2を締めくくった。

 順位:福住-太田-野尻-岩佐-阪口-佐藤-坪井-山本-牧野-大津-小林-笹原

予選2位は太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)

予選3位は野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第6戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Weather: Fine Course: Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoGr.DriverCar
Team
Engine
Q1Q2
18B福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.6591'21.726
26B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.6471'21.730
316B野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.0891'21.875
415A岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.3501'21.946
538B阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.5151'22.011
665A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.2071'22.081
736B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.2471'22.091
864B山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.4471'22.181
95A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.9601'22.232
1055A大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.4721'22.281
117A小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.6561'22.565
1237A笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.5991'22.819
---- 以上Q2で決定 ----
133A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.794
1412B三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'22.875
1514A大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'22.903
1650B木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'23.121
1739A大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.934
1819Bニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'23.445
1920A国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.007
204B小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.511
2153BジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.027
---- 以上予選通過 ----

SUPER FORMULA

第6戦富士ノックアウトQ2結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
18B福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'21.726--200.998
26B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.730 0.004 0.004200.989
316B野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.875 0.149 0.145200.633
415A岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.946 0.220 0.071200.459
538B阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.011 0.285 0.065200.300
665A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.081 0.355 0.070200.129
736B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.091 0.365 0.010200.105
864B山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.181 0.455 0.090199.886
95A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.232 0.506 0.051199.762
1055A大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.281 0.555 0.049199.643
117A小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.565 0.839 0.284198.956
1237A笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.819 1.093 0.254198.346

SUPER FORMULA

第6戦富士ノックアウトQ1結果

■Aグループ

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'21.960--200.425
265佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.207 0.247 0.247199.822
315岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'22.350 0.390 0.143199.475
455大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'22.472 0.512 0.122199.180
537笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'22.599 0.639 0.127198.874
67小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'22.656 0.696 0.057198.737
---- 以上Q2進出 ----
73山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'22.794 0.834 0.138198.406
814大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTATRD 01F
1'22.903 0.943 0.109198.145
939大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'22.934 0.974 0.031198.071
1020国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD01F
1'23.007 1.047 0.073197.897
---- 以上基準タイム(107% - 1'27.697)予選通過 ----

■Bグループ

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
116野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'22.089--200.110
236坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'22.247 0.158 0.158199.725
364山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.447 0.358 0.200199.241
438阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'22.515 0.426 0.068199.077
56太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.647 0.558 0.132198.759
68福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'22.659 0.570 0.012198.730
---- 以上Q2進出 ----
712三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
HondaM-TEC HR-417E
1'22.875 0.786 0.216198.212
850木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
HondaM-TEC HR-417E
1'23.121 1.032 0.246197.625
919ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD 01F
1'23.445 1.356 0.324196.858
104小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'23.511 1.422 0.066196.702
1153ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'24.027 1.938 0.516195.494
---- 以上基準タイム(107% - 1'27.835)予選通過 ----

SUPER FORMULA

第6戦、第7戦冨士フリー走行結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/11) Free Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.769--198.466
215岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.802 0.033 0.033198.387
38福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.910 0.141 0.108198.128
45牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.035 0.266 0.125197.830
516野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'23.125 0.356 0.090197.616
664山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.225 0.456 0.100197.378
736坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.274 0.505 0.049197.262
838阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'23.438 0.669 0.164196.874
97小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'23.484 0.715 0.046196.766
104小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.585 0.816 0.101196.528
1139大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'23.675 0.906 0.090196.317
123山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.729 0.960 0.054196.190
1320国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.743 0.974 0.014196.157
146太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.780 1.011 0.037196.071
1550木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'24.081 1.312 0.301195.369
1655大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.106 1.337 0.025195.311
1719ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'24.108 1.339 0.002195.306
1837笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'24.181 1.412 0.073195.137
1953ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.405 1.636 0.224194.619
2012三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'24.553 1.784 0.148194.278
2114大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'24.849 2.080 0.296193.600

SUPER GT

第6戦SUGO優勝会見 笹原右京「最初の数周を気合いで耐え切れたことがキーポイントだった」

GT500クラス 37号車Deloitte TOM'S GR Supra(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

笹原右京(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

 「もうホントとにかく嬉しいの一言ですね。予選が悪天候で中止になってしまって、僕らは満足に走れる状態ではなかったので、14番手になってしまいました。ただスタートでのタイヤチョイスに関しては全チームがものすごく悩んだと思います。僕らもギリギリまで悩みましたが、もう覚悟を決めていくしかないと。そのタイヤ選択が正解だったと思います」

 「最初の数周は気合いでしかないというか。とにかくコース上に留まって、タイヤの状況が良くなるのを耐えて待つしかない状況でした。周りと違うストラテジーをとって、そこでしっかり耐え切れたことで、SCのタイミングもありましたが、最終的にトップまで追い上げることができました。ですのであの瞬間が37号車のターニングポイントだったと思います」

 「FCY明けのタイミングも、チームが冷静にコールしてくれたので、ピットに入ることができました。そこからはとにかくジュリアーノ選手が頑張ってくれました。スタートした時点でビリに落ちていたので、実質テール・トゥ・ウィンみたいな感じでしたが、最後まで諦めずに後方グリッドからチャンスを模索した結果がつながったので、チームワークのおかげだと思います」

 「14番手スタートと決まった時点で、優勝の可能性はものすごく少なくなったと率直に感じていました。公式練習も赤旗で終わって予選もできなかったので『参ったな』と正直思いました。ただ公式練習と予選が終わっただけであって、レースは始まってもいなかったんで。スタートする時はみんな同じコンディションだし、ブリヂストンの中でもいろんな選択肢があるわけで。その中で間違わない判断ができたなと。昨日が終わった時点で、みんなが意気消沈することなく、頭を切り替えていろんな状況を考えたおかげというか、それに尽きると思います。少なくともポイントは獲得できるだろうと、最後の最後まで諦めずに考えたおかげです」

 「残り3戦と先はまだまだ長いので、1戦も取りこぼせないなと。僕らは初めて2リスダウンでオートポリスを迎えるので、なかなかハードですが、ここがキーポイントになると考えています。もてぎはハーフウェイト、鈴鹿はノーハンデになるので、ガチンコ勝負がどんどん繰り広げられると思います。冬の鈴鹿というのは今までなかったことですが、GT500に関しては冬のテストがあるので、そのデータをしっかり活かせると思います。ライバルは間違いなく36号車だと思うので、彼らに負けないように頑張れれば、タイトルが取れるかもしれません。とにかくベストを尽くすこと、一つでも上を目指してチャンスを取りにいくというアグレッシブな姿勢を続けていきます」

ジュリアーノ・アレジ(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

 「昨日の予選が中止になったことは本当に残念でした。ああいう天候になったことで、いいラップを取ることもできず、タイヤチョイスも良くありませんでした。そういう中で14番手からのスタートになりましたが、すごくアグレッシブなスタートができましたし、タイヤチョイスもバッチリだったと思います。オーバーテイクの難しいサーキットですが、アグレッシブに走ることができて本当によかった。右京選手も素晴らしいラップを重ねてトップで僕にクルマを渡してくれて、とてもとても嬉しいです。スリックタイヤの選択も、コースとの相性がバッチリでした」

 「昨年ずっと苦戦していたので、この優勝はトムス37号車にとって特別なものだと思っています。チームのみんなに感謝しています」

 「昨日の結果のあと、SUGOは難しいコースなので、アグレッシブに行かないとダメだ、とチーム全員が思っていたはずです。僕らは本来ここにいるべきじゃない。もっとできると信じていたので、ポイント獲得を第一の目標に、最低でも5位か6位には入れるようにと全員がベストを尽くしました。このように優勝できたのは本当に信じられないし、素晴らしいと思います」

 「残り3レースありますが、優勝したことによってそのアプローチも変わってきます。次のレースで何ができるかを考えて、最終的にチャンピオンを獲得できるように頑張ります」

GT300クラス 65号車LEON PYRAMID AMG(K2 R&D LEON RACING)

蒲生尚弥(K2 R&D LEON RACING)

 「まさか勝てるとも思っていなくて、本当にびっくりしていますし、嬉しいなと思います」

 「雨量の少ない中、ウェットタイヤでスタートして、いかにウェットタイヤで長く走れるかが重要でした。路面の乾きが遅くて、スリックタイヤに履き替えても辛そうでしたので。その点でブリヂストンタイヤのパフォーマンスが良く、追い上げることができてよかったです。FCYが出る寸前のタイミングでピットに入ったこともうまくいきました」

 「次のオートポリスはチームのメインスポンサーさんの地元で、たくさんのお客さんが見にきてくれますので、その前で走るのが楽しみです。もてぎは毎年上位を走れていますし、クルマとの相性もいいので心配していません。最後にノーウェイトで真冬の鈴鹿を走るというのはなかなかないことなので、どんなタイムが出るのか楽しみです」

篠原拓朗(K2 R&D LEON RACING)

 「スタートが15番手だったので、僕も勝てるとは思っていませんでした。正直びっくり嬉しいというのが一番の気持ちです」

 「蒲生選手がすごく追い上げてくださって、タイミング良くピットに入ってくださったので、ピットを出た時に『2位だよ』とチームから言われて驚きました。1位の選手が近くにいたので、SC明けはプッシュして、プッシュして。本当はもっと早めに仕留めたかったんですけど、思いのほか時間がかかってしまいました。きちんとオーバーテイクできて1位でゴールできてよかったです」

 「今年6レースを終えてシリーズポイントでトップに立っています。チームも毎回良いクルマと戦略を用意してくださってて、蒲生さんも最高の走りをしてくださって、ブリヂストンも最高の性能を発揮して、とすごく恵まれた環境でレースをさせていただいているので、残り3レースも欲をかかずにその時々のベストを尽くしていけるように頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第6戦SUGO決勝 最後尾から脅威の大逆転! 37号車Deloitte TOM'S GR Supraが今季2勝目を達成

優勝はDeloitte TOM\'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)

 2024オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝が9月22日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはクラス14番手からスタートした37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)驚異的な追い上げでトップに立ち、見事今シーズン2勝目をものにした。

 決勝日のSUGOも朝から雨が降り続いており、サポートレースとして行われたFIA-F4選手権はインディペンデントクラス、チャンピオンクラス共にセーフティーカー先導のまま赤旗終了という最悪のコンディション。

 このため第6戦のウォームアップ走行も開始時刻が当初予定より1時間遅れ、午後1時にコースオープンとなったが、開始わずか7分で永井宏明(apr GR86 GT )がSPアウトコーナーの先でコースを飛び出したため、赤旗中断となってしまう。

 ウォームアップ走行は午後1時17分に走行再開となり、27分に終了した。

 スタート進行が始まると雨は止み、空も次第に明るくなってはいたが、ライン上はウェットのまま。このため第6戦決勝は午後2時22分よりセーフティーカースタートで始まり、4周目から追い越しが可能となった。

 するとすかさず国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)と坪井翔(au TOM'S GR Supra)が大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)を抜き去って2番手と3番手に。更にその後方からベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)が迫ってきて、36号車を抜き去ると、5周目の1コーナーで19号車をも抜いて2番手に浮上する。続いて36号車の坪井も19号車をを捉え、同じ周のハイポイントコーナーで12号車をも捉えて2番手にジャンプアップしてきた。

 この間にトップの38号車は、石浦が3周終わりでは3秒3、5周終わりで4秒06と着実にリードを広げるが、6周目に入ると36号車がその差を縮めにかかり、7周目に3秒7、10周目には1秒9、そして13周目には0秒88にまで迫り、16周目のハイポイントでついに坪井が石浦のインに飛び込んでトップに浮上すると、17周目には4秒78と一気に後続を突き放した。

 その後も着実にリードを広げる36号車だったが、更にその後方から驚異的な追い上げを見せたのが笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)だった。

 笹原はタイヤを気遣う我慢の走りでリスタート直後は最後尾に後退するが、タイヤが作動領域に入るや一気に反撃を開始し、10周目に松田次生(リアライズコーポレーションADVAN Z)を捉えて14番手に浮上すると、その後も13周目に10番手、17周目に7番手、22周目に6番手、24周目にトップから徐々に後退していた38号車を捉えて4番手、とどんどん順位を上げてきていた。

 そして上位陣が26周目に入ったところで佐藤公哉(HOPPY Schatz GR Supra GT)と新田守男(K-tunes RC F GT3)がSPアウトで絡むアクシデントが発生、再びセーフティーカーが導入された。

 セーフティーカーは31周目にピットイン。レースは32周目から再開となる。

 するとすかさず笹原は、17周目に12号車を捉えて3位に浮上していた塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)を捉えて3位に浮上、37周目には2位まで順位を挽回していた14号車とトップの36号車を次々に抜き去り、ついにトップに躍り出た。

 すると42周目に入ったところで石川京侍(GAINER TANAX Z)がレインボーコーナーを飛び出すアクシデントが発生。それを見てとった37号車をはじめとするGT500の上位陣は一斉にピットに飛び込み、スリックタイヤに履き替えてコースに戻っていく。

 その直後、競技団はフルコースイエローを宣言し、44周目にSCボードを提示。この日3度目のセーフティーカーランが行われることとなった。

 車両回収に時間がかかったこともあり、レースは50周目からようやく再開となる。

 ジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)がトップを快走するその後方では、大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra)がトップに迫るハイペースで追い上げを開始、レース再開時点で10番手にいた大湯は、51周目を7番手で戻ってくると、クラス全車がピット作業を終えた時点で3位となり、58周目に12号車を捉えて2位に浮上、トップ37号車の追い上げを開始した。

 しかし37号車のアレジは大湯を上回るハイペースで周回を重ね、61周目までに12秒693のリードを築き上げると、その後も70周目に12秒780、72周目に17秒455、76周目には22秒052と後続を全く寄せ付けない走りを見せ、最後は19秒957差を2位以下につけて84周を走り切り、37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)は第3戦鈴鹿以来の今季2勝目を挙げた。

 2位には38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が入り、トヨタGRスープラが1-2フィニッシュを達成。12号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が3位で久々の表彰台を獲得した。

 なお、ポイントリーダーの36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が4位でこのレースを終えたため、ドライバーズポイントは坪井/山下組が49ポイント、笹原/アレジ組が48ポイントとなり、僅か1ポイント差ではあるものの、依然として36号車au TOM'S GR Supraの二人がトップを守っている。

 また17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)はピット作業違反によりドライビングスルーペナルティを課せられて7位に後退、その結果100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)がホンダ勢最上位の5位でフィニッシュしたことにより、山本/牧野組が43ポイントでランキング3位となっている。

 次戦の舞台は九州のオートポリス。第5戦鈴鹿が延期となったため、今年はフルポイントでの戦いとなる。10月20日決勝だ。

レースは途中2回のセーフティーカーが導入された

36号車au TOM\'S GR Supraと38号車KeePer CERUMO GR Supraの争い

12号車MARELLI IMPUL Zと100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTの争い

38号車KeePer CERUMO GR Supraと12号車MARELLI IMPUL Zの争い

決勝2位はKeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)

決勝3位はMARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO決勝 GT300クラスはLEON PYRAMID AMGが連勝を飾る

45号車PONOS FERRARI 296と65号車LEON PYRAMID AMGのトップ争い

 2024オートバックスSUPER GT第6戦「SUGO GT300km RACE」の決勝が、9月22日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、GT300クラスは、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)が、15番手スタートながら、ウェットからドライへ変化する路面で抜群の速さを発揮して、15番手スタートながら富士大会に続いて連勝を飾った。

 秋雨前線の影響で、週末は雨が降り続き、決勝日の午前中までは開催が危ぶまれていたが、予定より約1時間遅らせたスタート時刻が近づくにつれて雨は上がり、時折り晴れ間も見えるようになった。天候の好転に、雨のなか待ち続けた1万6千人のファン、関係者も胸をなでおろした。

 GT300クラスでは、昨日の公式練習でクラッシュをしてしまった52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)が、車両のダメージが大きく出走を断念。24台がグリッドに並んだ。

 午後2時22分にセーフティカー(SC)先導でレースがスタート。コースはまだ全体的に濡れて所々に水が残っているため、ほぼ全車がレインタイヤを選択。しかし、路面が乾くのは確実で、どのタイミングでスリックタイヤに交換するかがレースの大きなポイントになった。

 3周終了時にSCがコースを外れ、トップグループには大きな順位変動はなく周回を重ねるが、8周目になると、トップの20号車シェイドレーシング GR86 GT(清水)に、45号車PONOS FERRARI 296(コッツォリーノ)と7号車Studie BMW M4(クルッテン)が続き、ミシュランタイヤユーザーがトップ3を占めた。

 後方スタートのため、スリックタイヤに賭けた18号車UPGARAGE NSX GT3(小林)と4号車グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡)は、ラップタイムがトップから20秒も遅く、序盤で完全に勝負権を失ってしまった。

 12周目、トップ3のなかで最もペースの良い45号車PONOSが、SPコーナーでやや強引にトップに浮上すると、20号車シェイドとの差を開き始める。

 20周目、7号車Studioもペースの鈍った20号車をパスして2位へ。すると弱り目に祟り目で、次の周に20号車の右リアタイヤが最終コーナー手前で脱落。20号車はピットに戻るも、ハブトラブルでリタイアとなってしまった。

 24周目、10位を走行していた96号車K-tunes RC F GT3(新田)が、スリックに交換してコースに戻った25号車HOPPY Schatz GR Supra GT(松井)と接触。25号車はコースサイドにクルマを停め、これでSCが導入された。

 このSCランによって、10秒以上あったトップ45号車PONOSと2位7号車Studioの差がなくなり、30周目のリスタートから両者によるトップ争いが始まった。そして、路面が乾くにつれてブリヂストンタイヤを履く前戦の勝者、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥)が、トップグループに遜色ないタイムで追い上げ3位に急浮上。

 33周目、上位では最初に4位の61号車SUBARU BRZ R&D SPORTがピットイン。ドライバー交替(井口→山内)をするとともに、スリックタイヤに交換。これを皮切りに、5位31号車apr LC500h GT(中村→小高)、6位56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(オリベイラ→佐々木)、8位50号車ANEST IWATA Racing RC F GT3(フラガ→古谷)もピットイン。

 さらに、40周目に11号車GAINER TANAX Z(石川)がレインボーコーナーでクラッシュすると、SCが入ると見越して、7号車Studio(クルッテン→荒)、41周目にはトップ45号車PONOS(コッツォリーノ→ワドゥー)、42周目には65号車LEON(蒲生→篠原)もピットに滑り込んでくる。

 予想どおりSCランが始まり、トップと2位、3位と4位が接近した形で、48周目にリスタート。

 ここからは、45号車PONOS(ワドゥー)と65号車LEON(篠原)がトップ争いを演じ、その15秒後方で7号車Studio(荒)と777号車D'station Vantage GT3(ファグ)が3位を争うという展開となった。

 5位には61号車BRZ(山内)、6位にはジワジワと上がってきた87号車METALIVE S Lamborghini GT3(松浦)が続く。

 58周目に777号車(ファグ)が3位争いに決着をつけてたあとも、45号車PONOSの背後に65号車LEONが迫るという状態のトップ争いは10周に渡って続いた。

 「なかなか抜けなくて心が折れかけた」という篠原だが、67周目にチャンスが訪れる。最終コーナーで45号車に並んだ65号車は、そのままストレートを並走。1コーナーでついに45号車を捕らえて首位に躍り出る。

 トップに立った65号車LEON(篠原)は、その後も快調なペースで79周を走りきってチェッカーを受け、富士大会に続く連勝を飾り、ランキングでもトップに立った。

 2位は初表彰台の45号車PONOS、3位は 777号車D'station、以下、7号車Studio、61号車BRZ、 終盤、6位に上がった31号車apr LC500h GTと続いた。

 開催さえ危ぶまれたSUGO大会だったが、悪天候のなか待ち続けた多くのファンが見守るなか、大きなアクシデントもなくレースは予定周回を走りきって終了。次戦(第7戦)は10月19〜20日に九州・オートポリスで行われる。

優勝はLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)

決勝2位はPONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/リル・ワドゥー)

決勝3位はD\'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)

GT300クラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Hirokazu NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/23) Final Race Weather:Rain/Fine Course:Wet/Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
137笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS56842:11'57.509--
238石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS50842:12'17.46619.95719.957
312平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS38842:12'23.45325.944 5.987
436坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS82842:12'39.14241.63315.689
5100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS74842:12'42.36144.852 3.219
63高星 明誠
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS60842:12'52.41054.90110.049
7*17塚越 広大
太田 格之進
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS44842:13'14.3211'16.81221.911
819国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH6842:13'17.0611'19.552 2.740
9*14大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS54832:12'15.5241Lap 1Lap
10*16大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-G
ARTA
BS30832:12'27.8041Lap 12.280
1139関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS38832:12'36.6101Lap 8.806
1223千代 勝正
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS46832:12'53.0621Lap 16.452
1324松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH4832:12'56.8161Lap 3.754
1464伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL14832:13'14.7431Lap 17.927
158野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS52822:12'03.6332Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 58 Laps)完走 ---
  • Fastest Lap: CarNo. 39 中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra) 1'14.907 (70/52) 172.366 km/h
  • CarNo. 16(大津弘樹)は、SpR.13.1.aおよび附則7.3.3.3(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 14(福住仁嶺)は、SpR.附則3.13(SC中のコースアウト)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 17は、SpR.27.1.2(落下したナットを回収せずピットアウト)のため、罰金50,000円を科す。
  • CarNo. 17(塚越広大)は、SpR.27.4(ピットイン時にタイヤを蹴飛ばす)のためドライビングスルーペナルティーを科した。

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/23) Final Race Weather:Rain/Fine Course:Wet/Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
165蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS50792:11'59.248--
245ケイ・コッツォリーノ
リル・ワドゥー
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
MI14792:12'03.280 4.032 4.032
3777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL50792:12'23.97024.72220.690
47荒 聖治
ニコラス・クルッテン
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI38792:12'34.46535.21710.495
561井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL6792:12'40.17540.927 5.710
631小高 一斗
中村 仁
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS40792:12'47.32248.074 7.147
787松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH28792:12'59.4731'00.22512.151
82堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS50782:12'31.9921Lap 1Lap
960吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL2782:12'35.2581Lap 3.266
1088小暮 卓史
元嶋 佑弥
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH50782:12'37.2291Lap 1.971
1156佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH50782:12'37.3861Lap 0.157
12360大滝 拓也
青木 孝行
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH782:12'37.6951Lap 0.309
1362平手 晃平
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH2772:12'02.0832Laps1Lap
149阪口 良平
冨林 勇佑
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH762:12'15.7183Laps1Lap
1548井田 太陽
柴田 優作
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH762:12'36.9413Laps21.223
1618小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH8762:12'42.5983Laps 5.657
175藤波 清斗
塩津 佑介
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH762:12'56.4593Laps13.861
18*50イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH762:13'02.8943Laps 6.435
1922和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH752:12'31.0204Laps1Lap
204谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH50742:12'15.8945Laps1Lap
2130永井 宏明
小林 利徠斗
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH742:13'21.1835Laps1'05.289
---- 以上規定周回数(70% - 55 Laps)完走 ---
-25佐藤 公哉
松井 孝允
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH522:13'00.31927Laps22Laps
-6片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
Team LeMans
YH28481:32'26.57131Laps4Laps
-11富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL2361:06'45.79943Laps12Laps
-96新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL142338'32.64956Laps13Laps
-*20平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI2134'59.57358Laps2Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 31 小高一斗(apr LC500h GT) 1'21.567 (60/40) 158.292 km/h
  • CarNo. 20は、SpR.25.6(走行中のホイール脱落)のため罰金100,000円を科す。
  • CarNo. 6(片山義章)は、SpR.附則3.8(SC手順違反)のためドライビングスルーペナルティーを科したがリタイアのため未消化。
  • CarNo. 6(ロベルト・メリ・ムンタン)は、SpR附則4.4(FCY中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科したが、リタイアのため未消化。
  • CarNo. 50(古谷悠河)は、SpR.附則4.3(FCY中のコースアウト・クラッシュ)のためドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 6(ロベルト・メリ・ムンタン)は、SpR附則4.2.2(FCY中の減速違反)のためドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアのため未消化。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | SUPER GT

第6戦SUGO GTA定例会見 森山冬星をFIA Motorsport Gamesの日本代表に選出!!

森山冬星

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は9月22日にスポーツランドSUGOで行った定例会見の冒頭で、2024年大会は10月23-27日にスペインのバレンシアで開催されるFIA Motorsports Games2024のF4部門に森山冬星(HELM MOTORSPORTS)を選出したことを発表した。

 森山は昨年からFIA-F4選手権に参戦しており、今季は第2戦で優勝を挙げるなど、第10戦終了時点でランキング4位につけている。

 使用される車両はタトゥース製で、エンジンはアバルトの1.4リッターターボを搭載する、現在イタリア選手権で使用されているものだ。今回はヘルム・モータースポーツとしてではなく、森山個人が現地のチームに合流する形の参戦になるが、平木湧也チーム代表も帯同するという。

 選考理由について坂東正明代表は「JAFより選手派遣の要請を受けた。海外の選手権を含めてFIA-F4選手権への参戦が2年目までで、第3戦、第4戦鈴鹿大会終了時点でランキング上位にいるドライバーを対象に、昨年の成績も考慮して森山冬星選手の派遣を決定した」と述べた。

 FIA Motorsports GamesはGT、F4、ドリフトやラリーなど、全部で26のカテゴリーで世界90ヶ国から選出された選手が金銀銅のメダルを競い合い、最も多くのメダルを集めた国が総合優勝国となる、モータースポーツのオリンピックのような国際イベント。競技の模様はYoutubeの専用チャンネルで配信される。

 これまで2019年に第1回大会がイタリアのヴァレルンガで開催され、日本からは笹原右京と濱口弘がGTに、小高一斗がF4に参戦している。

 2024年はF4の森山の他、ドリフトに多田康治、カートスプリントシニアに土橋皇太、カートスプリントジュニアに澤田龍征、そしてEスポーツGTに武藤壮汰が派遣されることが既に決定しており、あとはGTの選考結果を待つばかりとなっている。

GTA記者会見:坂東正明社長

森山冬星

森山冬星

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO先頭スタートチーム会見 大湯都史樹「前半のうちにタイムを出さないとと意識して走った」

GT500クラス 38号車KeePer CERUMO GR Supra(TGR TEAM KeePer CERUMO)

大湯都史樹(TGR TEAM KeePer CERUMO)

予選記者会見:GT500クラスでポールポジションを獲得した大湯都史樹(TGR TEAM KeePer CERUMO)

 「チームとしてもこのセッション前半のうちにタイムを出さなけりゃいけないという意識はありましたし、ここぞというタイミングで狙いに行っていたので、それが結果としてトップからの決勝グリッドを獲得することになりましたので、チームとしても自信になりましたし。明日トップから走れるということで、決勝もかなり自信を持ってスタートに臨めるなと思っています」

 「僕らはこういう多い雨量に対応したタイヤをチョイスしていて、それがBSの中でソフト目のタイヤでした。ほとんどのBSのチームがそうしていたと思いますが、36号車だけは違うタイヤを選んだようなので、速そうだなと思います」

石浦宏明(TGR TEAM KeePer CERUMO)

予選記者会見:GT500クラスでポールポジションを獲得した石浦宏明(TGR TEAM KeePer CERUMO)

 「個人的には今日はあまり仕事をした感がないんですけども。今日はフリー走行でグリッドが決まる可能性があるということは事前に聞いていたので、大湯選手やエンジニアも意識しながら進めていました。本当にいいタイミングでいいタイヤを選んで、大湯選手もクルマが決まっている中でいいタイムを出してくれました。おかげで先頭からスタートできるのはありがたいなと思いますし、前回表彰台に乗って、いい流れできているので、そういう意味では明日の決勝もいいレースにしたいなと思っています」

 「今回のレインタイヤは前回のパターンと比べると、雨量が多い時も少ない時も全ての状況でしっかり走るんですが、これまで実戦では走れていませんでしたが、今回しっかり確認ができました。明日はどんな天気になるか分かりませんが、しっかり性能を発揮してくれるんじゃないかと思っています」

GT300クラス 20号車シェイドレーシングGR86 GT(SHADE RACING)

平中克幸(SHADE RACING)

予選記者会見:GT300クラスでポールポジションを獲得した平中克幸(SHADE RACING)

 「嬉しいです。シェイドレーシングとしては3年目。去年はSUGOで初表彰台の2位を獲得しており、こことの相性がすごくいいのは分かっていましたし、それを今年は優勝という形につなげたい、という気持ちが強かったので、そのためにも一番いい位置からスタートできるのはよかったなと思います」

 「フリー走行が決勝のグリッドになるかもしれないと事前に通達されていたので、出ていってすぐから常に予選だと思って。ちょっと長めの予選だと思ってアタックしていたのがよかったと思います。最初から雨が強くなった時も常にタイヤがグリップしていたのが強みだったなと思います」

清水英志郎(SHADE RACING)

予選記者会見:GT300クラスでポールポジションを獲得した清水英志郎(SHADE RACING)

 「レースウィークの前にSUGOでGTエントラント協会のテストがありまして、その時もウェットコンディションで走る機会があり、その時も20号車は前の方のタイムを出せていたので、今回のコンディションはいいグリッドにつながるんじゃないかと心の中では思っていたので、平中さんのタイムがトップだったので嬉しいです」

 「ただその時は僕がドライブしていたんじゃなく、平中さんの走りを見てそ感じたんだということを補足しておきます」

 なお、今回は予選がキャンセルになったが、決勝がドライになる可能性を鑑みてドライタイヤのマーキングは実施したとのこと。それに伴いスタートタイヤの抽選をこの会見において実施し、大湯選手の手によりAタイヤが選択された。

予選フォトセッション:両クラスのポールシッター

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦公式予選は雨のためキャンセル スターティンググリッドは公式練習の結果順に

 9月21日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われているオートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT 300kレース」の公式予選は、天候の悪化の影響でキャンセルに。22日の決勝は午前中の公式練習の順位によってスターティンググリッドを決定することとなった。

 当初の予定では午後2時45分よりGT300の走行が開始される予定だったが、コースオープンの時刻が迫るにつれて雨脚が強まってきたため、競技団は開始時刻2時55分、3時05分と2度にわたってディレイとなる。しかしそれでも状況が改善されなかったことから急遽監督ミーティングが招集され、その後予選のキャンセルが明らかとなった。

 それに伴い、今回の第6戦は、午前中に行われた公式練習の結果を元にスターティンググリッドが決定されることになり、GT500クラスは38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が今季初のポールポジションを獲得。以下、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が2位、19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が3位、36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が4位とスープラ勢が1-2-3-4という結果となった。

 GT300クラスは20号車シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)が参戦以来初のPPを獲得。61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が2位、777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)が3位から明日の決勝をスタートする。

 第6戦決勝は明日の午後1時30分より84周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習 GT300はシェイドレーシング GR86 GTがトップタイム

公式練習:GT300クラストップタイムはシェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)

 2024オートバックスSUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」の公式練習が、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、雨のなか、GT300クラスは20号車シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)がトップタイムをマークした。

 第5戦鈴鹿大会が、台風10号の影響で12月に延期になったが、今大会も秋雨前線の影響で不安定な天候となった。

 夜半からの雨でコースは完全なウェット。午後の予選の天候が悪化した場合は、この公式練習のタイムによりグリッドを決定する可能性もあるため、天候の読めないなか、各車は走行開始からかなり攻めた走りを見せた。

 開始早々に、52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹)が、SPコーナーの立ち上がりでコントロールを失い、タイヤバリアに激しくクラッシュ。これで走行中断。

 さらに、走行再開後に、雨量が多くなったことで再度赤旗が提示され、30分経過時に二度目の走行中断。

 ここまでの順位は、20号車シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸)、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥)、2号車muta Racing GR86 GT(堤優威)らが、1分35秒から36秒台でタイミングモニターの上位に名を連ねる。

 再開して雨量がやや減り出すと、各車予選さながらのアタックを見せ次々タイムアップ。

 777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢)が1分30秒153までタイムを上げ、以下、20号車シェイド(平中)、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)、45号車PONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ)、60号車Syntium LMcorsa GR Supra GT(河野駿佑)、31号車apr LC500h GT(小高一斗)と続いた。

 その後も、4号車グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)が4コーナーでコースオフ、30号車apr GR86 GT(小林利徠斗)が最終コーナーでクラッシュし3度目の走行中断。なかなかリズム良く走り続けることが難しく、さらに雨量も増したことで、残り30分で4度目の走行中断になってしまった。

 この間に、20号車シェイドが1分29秒389、61号車BRZが29秒956とタイムアップを果たし、2台が777号車D'stationを上回った。また7号車Studie BMW M4(ニクラス・クルッテン)も上位に上がってきた。

 最後に10分間のGT300クラスのみの走行時間となったが、早々に22号車アールキューズ AMG GT3(和田久)が、SPコーナーでスピン、アウト側バリアに接触して、5度目の赤旗。

 再度10分間の走行が設けられたが、雨量がかなり多くなり、今度は6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(ロベルト・メリ・ムンタン)がクラッシュ。再び赤旗で走行は終了となった。

 上位陣は、いつもとやや異なる顔ぶれとなったが、大きな要因となったのは各車のタイヤだ。トップ6のタイヤメーカーは、ミシュラン3台、ダンロップ3台と、多数派のヨコハマ、そしてブリヂストンを完全に凌駕する形となった。予選、決勝もレインコンディションとなることを考えると、今大会のミシュラン、ダンロップ勢の優位は揺るぎなさそうだ。

 予選は、本日午後2時45分から、ノックアウト方式で行われる予定だが、コンディション次第では中止や方式変更の可能性もありそうだ。

公式練習:GT300クラス2位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

公式練習:GT300クラス3位はD\'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習は赤旗6回の大波乱 GT500クラスは38号車KeePer CERUMO GR Supraがトップタイム

公式練習:GT500クラストップタイムはKeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)

 2024オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式練習が9月21日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)がトップタイム。14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が2番手、19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が3番手と、スープラ勢がトップ3を独占した。

 公式練習は午前9時15分に走行開始。朝から雨が降り続いており、その影響で気温も20度を下回る状況。競技団からはライトオンの指示が出る中での走行となったが、6回も赤旗が提示される波乱のセッションとなった。

 まず開始5分で吉田広樹(Green Brave GR Supra GT)がSP
アウトでクラッシュしたことによりこの日最初の赤旗が提示される。クルマの損傷は大きいが、ドライバーの吉田広樹は自力でクルマを降りている。コースも修復を要する状況だったが、コースマーシャルの懸命の作業により9時37分に走行再開となった。

 再開直後に4コーナー先のS字で山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)がスピンするが、山内は自力で走行を再開した。

 しかしその後、雨脚が強まったため9時45分に2度目の赤旗中断となり、雨が小康状態になるのを待って9時53分に走行再開。ここからは各車がハイペースでタイムを上げていく展開となる。

 まずは塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が1分30秒945でトップに浮上。佐藤蓮(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)が1分31秒166で2番手につける。

 続いて開始58分で関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が1分28秒383でトップに躍り出るが、その直後に大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)が1分28秒341で関口を上回る。

 さらに坪井翔(au TOM'S GR Supra)が1分27秒729を記録。これを平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)が上回り、1分27秒574でトップに。

 そして開始から間も無く1時間が経過しようというところで大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra)が1分26秒332を叩き出すと、福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分25秒283、阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)は1分25秒320と揃って1分25秒台に突入。すると38号車の大湯は1分24秒980をマークして再びトップに躍り出た。

 その直後、片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が4コーナーでコースオフ、残り時間50分を切ったところで3度目の赤旗が提示された。

 走行は10時16分に再開されたが、再び雨が強く降ってきたため10時32分に4度目の赤旗が出され、この中断を持って2クラスの混走は終了となる。

 しかし10時45分より始まったGT300クラスの専有走行でもコースオープン直後に和田久(アールキューズAMG GT3)コースアウトにより5度目の赤旗。再開後はロベルト・メルヒ・ムンタン(UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)のクラッシュにより6度目の赤旗とタイムアタックもままならない状況だ。

 このため競技団はGT500の専有走行をキャンセルし、6号車の赤旗を持って公式練習は終了するとの判断を下した。

 スーパーGT第6戦の公式予選はこのあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる予定。雨は以前として降り続いており、大きなアクシデントが発生しないことを祈るばかりだ。

公式練習:GT500クラス2位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)

公式練習:GT500クラス3位はWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

Tesxt:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/21) Official Practice Weather:Rain Course:Wet
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS501'24.980--151.935
214大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS541'25.283 0.303 0.303151.395
319国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH61'25.320 0.340 0.037151.329
436坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS821'25.944 0.964 0.624150.230
512平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS381'26.115 1.135 0.171149.932
664伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL141'26.263 1.283 0.148149.675
724松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH41'26.991 2.011 0.728148.422
839関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS381'27.081 2.101 0.090148.269
923千代 勝正
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS461'27.195 2.215 0.114148.075
1017塚越 広大
太田 格之進
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS441'28.210 3.230 1.015146.371
11100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS741'28.539 3.559 0.329145.827
128野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS521'28.984 4.004 0.445145.098
1316大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-G
ARTA
BS301'29.605 4.625 0.621144.092
1437笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS561'32.665 7.685 3.060139.334
153高星 明誠
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS601'34.831 9.851 2.166136.152

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/21) Official Practice Weather:Rain Course:Wet
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
120平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1'29.389--144.441
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL61'29.956 0.567 0.567143.530
3777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL501'30.153 0.764 0.197143.217
47荒 聖治
ニコラス・クルッテン
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI381'30.371 0.982 0.218142.871
545ケイ・コッツォリーノ
リル・ワドゥー
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
MI141'30.449 1.060 0.078142.748
660吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL21'31.013 1.624 0.564141.863
711富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL21'31.320 1.931 0.307141.386
831小高 一斗
中村 仁
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS401'31.547 2.158 0.227141.036
92堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS501'31.925 2.536 0.378140.456
1030永井 宏明
小林 利徠斗
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'32.011 2.622 0.086140.325
1196新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL141'32.225 2.836 0.214139.999
1256佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH501'32.301 2.912 0.076139.884
1387松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH281'32.402 3.013 0.101139.731
14360大滝 拓也
青木 孝行
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'32.609 3.220 0.207139.418
1565蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS501'32.614 3.225 0.005139.411
1618小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH81'32.615 3.226 0.001139.409
179阪口 良平
冨林 勇佑
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'33.175 3.786 0.560138.572
1888小暮 卓史
元嶋 佑弥
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH501'33.616 4.227 0.441137.919
194谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH501'33.711 4.322 0.095137.779
205藤波 清斗
塩津 佑介
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'34.124 4.735 0.413137.174
2125佐藤 公哉
松井 孝允
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'34.335 4.946 0.211136.868
2248井田 太陽
柴田 優作
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'34.538 5.149 0.203136.574
2322和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'36.055 6.666 1.517134.417
246片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
Team LeMans
YH281'37.479 8.090 1.424132.453
2562平手 晃平
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH21'37.928 8.539 0.449131.846
2652吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS501'45.93816.549 8.010121.877
-50イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YHno time---

SUPER FORMULA

あのニック・デ・フリースがSFに参戦?! TEAM IMPULが19号車での起用を発表

平良響(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するITOCHU ENEX TEAM IMPULは8月24日〜25日にモビリティリゾートもてぎで開催される第5戦、および10月12〜13日に富士スピードウェイで第6戦、第7戦の19号車ドライバーにニック・デ・フリース(オランダ)を起用すると8月7日付で発表した。

 デ・フリースは2019年にFIA-F2でチャンピオンを獲得、その後はFormula Eに参戦して2020-21シーズンにチャンピオンを獲得しており、現在は世界耐久選手権(WEC)にトヨタ・ガズーレーシングから参戦している。

 2023年にはスクーデリア・アルファタウリで角田祐毅のチームメイトとしてF1に参戦していたが、成績不振を理由にシーズン途中で解雇の憂き目にもあっている。

 世界のトップカテゴリーを渡り歩いてきた実力派のデ・フリースが初めてのスーパーフォーミュラでどんな走りを見せてくれるか、要注目だ。

 なお、チームは最終戦鈴鹿大会の第8戦、第9戦については、第3戦、第4戦に参戦した平良響を再び起用することも併せて発表している。平良もまた、7月に富士スピードウェイで行われた第4戦において8位入賞を果たしているトヨタ育成期待の若手だ。こちらにも注目していきたい。

Tet: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士決勝上位3人のコメント 清水啓伸「スタートに全部を賭けていた」

第6戦優勝 清水啓伸(Drago CORSE)

 「昨日のレースではペースはいいけど抜けない状況がずっと続いていて、1台も抜けずに終わってしまいました。でもペースには自信があったのでスタートで1台でも抜きたいという思いがあり、スタートに全部を賭けていました」

 「昨日抜けなかった要因についても、夜まで過去の富士のレースの動画を見て、こういう時は先輩方がこうしていたな、というのを頭に入れていましたから、スタートから1周目はうまく行って、バトルも積極的にできました。昨日のペースが良かったことで、野村選手とのバトルも自信を持ってできました。そのバトルの中でフロントタイヤをロックさせてしまったので、後半はだいぶきつかったですけども、確実に行けば絶対大丈夫と思い聞かせて走り切りました」

 「セクター3は自信がありますし、あそこで速いほうがストレートで仕掛けやすいんです。ラップタイムを上げていこうとセットアップしていくと結果的にセクター3が速くなるんですが、逆に他の部分は何をどういじっても変わらないというか。他のチームがどうかは知りませんが、ウィングをつけても寝かしても自分のクルマはあまり変化がないんです。B-MAXレーシングはウィングが寝てますが、自分が同じことをしてもメリットが感じられませんでしたし」

 「鈴鹿の前回大会ではセッティングが見つからなかったのに、予選では人生で一番まとまったラップが取れたので、鈴鹿サーキットには自信があります。今週末にどうすれば速いマシンになるかが見つかったので、それを次のレースに活かせるよう、チームとしっかり話し合います。鈴鹿で、あの場所で勝ちたいという思いが強いので、次に賭ける思いは本当に強いです。次戦まで休まず努力していきます」

第6戦2位 洞地遼⼤(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「(1周目について)Aコーナーで野村くんがノーズを入れてきたので、ぶつからないように避けようと思ったら、想像以上にグリップがなくて四脱してしまいました。今週末ずっと調子が良かったので、2連勝できなかったことはすごく悔しいです。でもあそこでもし締めていたらぶつかっていた可能性がありますし、避けたのは間違ってなかったと思いますが、あそこでのコントロールをもっとうまくできていれば、もっと勝てるようになると思います」

 「次の鈴鹿こそは今回できなかった2連勝を達成したいです。ランキングもトップに上がっているので、後続をもっと離せるようにしていきたいです」

第6戦3位 大宮賢人(PONOS RACING)

 「ペース自体は良かったんですが、1周目に後続に飲まれてしまったのが勿体なかったですね。前後にも速いドライバーが何人かいたので、抜くのは大変だったし、後ろから来られたりもしました。今日は混戦でしたね」

 「今週末は、このチームのポテンシャルの高さを周りにもアピールできたと思います。今回3位で表彰台に立てたので、次の大会ではもう上に上がっていくしかありませんね。次の鈴鹿も頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士決勝 Cクラスは清⽔啓伸が初優勝、IクラスはKENTAROが今季2勝目を飾る

優勝は清水啓伸(Drago CORSE MCS4-24)

 8月4日、2024年FIA-F4選手権シリーズの第6戦が、静岡県・富士スピードウェイで行われ、チャンピオンクラスは、2列目スタートの清⽔啓伸(Drago CORSE MCS4-24)がレース中盤でトップに立ち、後続を振り切って初優勝を飾った。

 インディペンデントクラスは、ランキングトップのKENTARO(Baum Field F4)が、クラスポールから独走し、開幕大会以来の今季2勝目を飾った。

■チャンピオンクラス

 PPスタートの洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)は1コーナーでトップを守ったものの、その後のコカコーラコーナーの混乱のなかで5位までポジションを落としてしまう。代わって、チームメイトの野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)がトップに立つ。

 オープニングラップのダンロップコーナーで、中団の2台が絡んでコース上にストップしてしまい、セーフティカー(SC)が導入される。

 5周終了時にSCランが解除となると、ここからトップの野村に2位清水がプレッシャーをかける。昨日のレースでもファステストラップを記録するなど、この週末、速さのある清水は、9周目の1コーナーでついに野村を捕らえる。

 2位にドロップした野村には、今度は3位鈴⽊⽃輝哉(TGR-DC RS F4)が迫るが、鈴木は勢いあまって9周目のダンロップコーナーで野村に追突。野村はたまらずスピンをし、両者は順位を落とす。

 これで、オーダーは、清水、順位を回復してきた洞地、森⼭冬星(HELM MOTORSPORTS F4)の3台がトップグループを形成し、以下、⼤宮賢⼈(PONOS RACING MCS4)、新原光太郎(YBS Verve 影⼭ MCS4)、鈴⽊、佐藤凛太郎(PONOS RACING MCS4)と続く。

 気の抜けない展開が続くトップグループは、最終ラップにもドラマが起きる。コカコーラコーナーで2位洞地のイン側から並走に持ち込んだ3位森山が単独スピン。これで、12周目に鈴木を抜いて4位に上がっていた佐藤が自動的にポジションアップ。

 清水が初優勝のチェッカーを受け、洞池、佐藤の順でチェッカーを受けることになったが、佐藤は鈴木を1コーナー手前のストレートでパスした際に、イン側のコース外を走行したとのことで、5秒のタイムペナルティが課され、大宮が3位に繰り上がった。

■インディペンデントクラス

 クラスPPから好スタートでトップを守ったKENTAROは、SCランからの再スタートも決めてトップを快走。2位を走っていた第5戦の勝者、鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4)が、SCラン中に接触しノーズを傷めてリタイアしたこともKENTAROを楽にした。

 KENTAROは、10周終了時には2位齋藤真紀雄(CSマーケティングAKILAND)に3.6秒のマージンを築いて独走状態。そして、2位齋藤の1.5秒後方には、最後尾のクラス16位スタートから、脅威の追い上げを見せた今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)、さらにその0.6秒後方にDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)と続く。

 結局、そのままの順位でフィニッシュ。KENTAROが開幕大会(富士)の第2戦以来となる今季2勝目を飾った。

 今大会の結果、チャンピオンクラスのランキングは、トップに洞地(91p)が浮上、2位には野村(87p)、同ポイント3位に清水(87p)となった。インディペンデントクラスは、KENTARO(101p)が、DRAGON(82p)との差を広げてトップを守った。

 とはいえ、全14戦のシリーズはまだ折り返し手前。次の大会(第7、8戦)は、8月31日〜9月1日に鈴鹿サーキットで行われる。

決勝がスタートした

レースは途中セーフティーカーが導入された

優勝は清水啓伸(Drago CORSE MCS4-24)

決勝2位は洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)

決勝3位は大宮賢人(PONOS RACING MCS4)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士決勝結果

■Championクラス

FUJI GT 350km RACE -RIJ- (2024/08/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
134清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1430'10.018--
251洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1430'10.770 0.752 0.752
345大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1430'14.586 4.568 3.816
416新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1430'16.891 6.873 2.305
538梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1430'17.299 7.281 0.408
6*54佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1430'18.722 8.704 1.423
735佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1430'19.458 9.440 0.736
850野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1430'19.571 9.553 0.113
960熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1430'19.646 9.628 0.075
1033佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1430'19.917 9.899 0.271
1162森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1430'21.93911.921 2.022
12*97白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1430'23.10013.082 1.161
1364Ho EthanHELM with Team KRC
HELM MOTORSPORTS
1430'23.94513.927 0.845
1446有村 将真フジタ薬局アポロ電⼯
フジタ薬局レーシング
1430'42.20632.18818.261
1577松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1430'47.71037.692 5.504
16*37鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1430'58.04748.02910.337
1714村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1431'20.6931'10.67522.646
1836卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
0 0.00014Laps14Laps
1990Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
0 0.00014Laps 0.000
20*87下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
0 0.00014Laps 0.000

■Independentクラス

FUJI GT 350km RACE -RIJ- (2024/08/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Independent class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
155KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
1430'32.789--
296齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1430'35.473 2.684 2.684
344今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1430'36.086 3.297 0.613
430DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1430'36.781 3.992 0.695
598IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1430'42.253 9.464 5.472
610中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1430'42.524 9.735 0.271
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1430'43.26310.474 0.739
811植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1430'45.17712.388 1.914
971大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1430'51.42718.638 6.250
109ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1430'51.77118.982 0.344
11*5小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1430'52.44719.658 0.676
1261坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1430'52.79820.009 0.351
1386大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1430'56.36023.571 3.562
144佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
1431'08.45235.66312.092
1523YUGOS2R Racing
N-SPEED
1431'12.64839.859 4.196
1663鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
718'31.8167Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 62 森山冬星(HELM MOTORSPORTS F4) 1'46.610 (11/14) 154.083 km/h
  • CarNo. 54は、シリーズ規則第19条2(走路外追い越し)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 97は、リスタート違反により競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。、
  • CarNo. 5は、H項(黄旗1本区間での追い越し)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 37, 87は、シリーズ規則第15条1.1(衝突行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦、第6戦富士予選後のコメント 洞地遼⼤「決勝は初優勝と2連勝を目指して、全力で戦う」

第5戦、第6戦ポールポジション 洞地遼⼤(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「自分的には完璧に決まったわけじゃないんです。だから不安だったんですけど、昨日からペースはあったので、なんとかポールを取ることができました。すごく嬉しいです」

 「たまたま1位でしたけど、自分的には完璧なアタックではなかったので、ポールが取れてるかどうか不安でした」

 「昨日より気温が低かったので、もっとタイムが出るかと思ったんですが、思ったほど出ませんでした。いつもの予選とはちょっと違う感じでした」

 「決勝は初優勝と2連勝を目指して、全力で戦います」

第5戦、第6戦予選2位 森山冬星(HELM MOTORSPORTS)

 「最近ずっと2位ばっかなんで悔しいですね。感触は悪くなかったんですけど、セクター3で前のクルマに引っ掛かっちゃいました。富士はめっちゃ難しいですね。スリップは使わないと勝負権なくなるんで」

 「悔しいのは悔しいですが、2戦ともフロントロースタートなのはポジティブですし、昨日の練習走行に比べれば調子は上がっているので、しっかりエンジニアと話し合って、決勝は勝てるように頑張ります。走り出しはあまりパッとしなくて、何を変えても良くならなかったんですが、ちゃんと自分達のやるべきことに集中できたので、今があるなあと思います」

第5戦、第6戦予選3位 野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「3番手ということを考えると、まだタイムを縮める余地があったかなあと思いますが、クルマは昨日よりもすごく良くなっていました。エンジニアさんと相談してクルマを作っていったのがうまくいった感じです。昨日は8番手くらいのところにいたので、予選で上位にこれたことは嬉しいです」

 「タイヤのタレも少なかったんで、最後まで出し切るという形でいったのがよかったです。決勝は、ペース面でまだ差があるので、エンジニアさんとまた話し合っていいクルマを作っていきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士公式予選結果

■Championクラス

FUJI GT 350km RACE -RIJ- (2024/08/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
151洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1'46.136--154.771
262森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'46.156 0.020 0.020154.742
350野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1'46.290 0.154 0.134154.547
434清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'46.398 0.262 0.108154.390
537鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'46.478 0.342 0.080154.274
645大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'46.513 0.377 0.035154.223
797白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'46.523 0.387 0.010154.209
838梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'46.532 0.396 0.009154.196
916新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'46.577 0.441 0.045154.131
1035佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'46.624 0.488 0.047154.063
1160熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'46.749 0.613 0.125153.882
1233佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'46.783 0.647 0.034153.833
1387下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'46.911 0.775 0.128153.649
1454佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'46.917 0.781 0.006153.641
1536卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'47.306 1.170 0.389153.084
1646有村 将真フジタ薬局アポロ電⼯
フジタ薬局レーシング
1'47.451 1.315 0.145152.877
1777松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1'47.639 1.503 0.188152.610
1814村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1'47.747 1.611 0.108152.457
1990Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
1'47.856 1.720 0.109152.303
2064Ho EthanHELM with Team KRC
HELM MOTORSPORTS
1'48.171 2.035 0.315151.860
---- 以上基準タイム(105% - 1'51.503)予選通過 ----
-26三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
d.n.s---

■Independentクラス

FUJI GT 350km RACE -RIJ- (2024/08/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Independent class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
155KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
1'48.039--152.045
296齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1'48.155 0.116 0.116151.882
330DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'48.170 0.131 0.015151.861
463鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'48.269 0.230 0.099151.722
511植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1'48.390 0.351 0.121151.553
640⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1'48.416 0.377 0.026151.516
79ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'48.558 0.519 0.142151.318
898IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'48.781 0.742 0.223151.008
92仲尾 恵史TCS AKILAND
AKILAND RACING
1'48.852 0.813 0.071150.909
104佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
1'48.979 0.940 0.127150.734
1110中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1'49.069 1.030 0.090150.609
1286大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'49.183 1.144 0.114150.452
1361坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'49.313 1.274 0.130150.273
1471大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1'49.486 1.447 0.173150.036
155小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1'49.824 1.785 0.338149.574
1644今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'50.654 2.615 0.830148.452
1723YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'52.253 4.214 1.599146.337
---- 以上基準タイム(105% - 1'53.527)予選通過 ----

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・酒井翔太「油断できないレースでした」

優勝 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)

優勝した酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)

 「スタートが普通に決まったので、このまま逃げ切れるかなと思ったのですが、石井選手のペースがよかったので、油断できないレースでした。それでも自分のペースを落とさず走れたのがよかったのだと思います。(11周目の1コーナーはミスした?)クルマの動きがフラフラしていたので、それをなんとか自力で抑えていたのですが。(完勝と言えますね?)そうですね」

2位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

決勝2位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

 「予選のトラブルは解消されていて、そこはメカニックに感謝です。(中盤酒井を追い詰めていたが?)途中で一か所ミスしちゃって、それからタイヤの寿命が来ちゃったみたいで。次はちゃんとダルマを持参しますので(笑)」

3位 塚本凜世(F-BrainウィンズS2ED)

決勝3位の塚本凜世(F-BrainウィンズS2 ED)

 「上位2人とは差がありすぎて、そこは少し悔しかったですが、今期で一番高い順位で終われたので、それはよかったです。(表彰台からの眺めは?)やっぱり気持ちいいですね(笑)。次は真ん中をめざして頑張ります」

4位 落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)

決勝4位の落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)

 「スタートで出遅れて、それが痛かったのと、その焦りから序盤にシフトミスを1回だけやってしまって。そこで後ろに抜かれることはなかったですが、前と離れてしまって。その2つのミスが後半(前を)抜けなかった要因かな、と思います。でも初めての筑波のレースが4位で、表彰台にあと一歩というところだったので、次はもっと上を目指して行きたいと思います」

5位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)

決勝5位の伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

「(津田からのプレッシャーは?)プレッシャーよりもタイヤの熱ダレで、ラップタイムの低下を最小限に押さえるので精一杯でした。あっち(津田)も苦しそうだったので、普通に走れば(コーナーで)突っ込んでこられるくらいの距離ではなかったと思います。前半は前の選手(落合)にいい感じで張り付けていたのですが、後半になって元々のレースペースの差が出ちゃったかな。それでも順位を落としていないし。シリーズ的にはまだ行けますが、ちょっとマズいので、次頑張らないと」

6位 津田充輝(ファーストガレージKK-SII

決勝6位の津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

 「(終盤伊藤に迫ったが?)自分としては手いっぱいというか。予選からセッティング変更したのが裏目に出ちゃって、走りもしんどい状況が続いていました。なので前を抜かすまでは行けませんでした。(それでも6位を守れた?)ぜんぜん不十分ですね、やれることはもっと練習中にあったはずで、やらないと、レースの中でやることではないですね」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝 酒井翔太が完勝のポール・ツー・ウイン、酷暑の筑波を完全制圧 ダルマを忘れて2位の石井大雅がシリーズランキングトップに浮上

優勝は酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)

 2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦決勝は7月28日(日)に筑波サーキットで開催され、うだるような暑さの中でポールシッターの酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)がスタートからトップに立つと2位以下を寄せ付けない走りで18周を走り切り優勝した。

 午前中の予選に続いて行われた決勝はタイスケからやや遅れて午後1時21分コースイン開始。筑波サーキットは気温35.8度、路面温度51.8度。湿度は午前よりやや下がったものの蒸し暑さに変わりはなく、ピットではスポットクーラーや扇風機が活躍している。レース前のコメントではこの暑さの中タイヤの内圧の合わせ込みが難しいとのことだ。

 午後1時29分フォーメーションラップ開始、15台がグリッドに整列してレーススタート。

スタート直後の1コーナー

 全車きれいにスタートを切り、ポールシッターの酒井が2番グリッドから発進の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)をリードしてホールショットを奪う。3番手スタートの塚本凜世(F-BrainウィンズS2ED)の加速が伸びて、第コーナー進入で石井のインを窺うが、石井がアウトから抑えてポジションを守る。後方では5番手スタートの落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)と6番手伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)がサイド・バイ・サイドで第1~第2コーナーをクリアするとS字も並走、ヘアピンでアウトから前に出た落合がその勢いのままに前を行く津田充輝(ファーストガレージKK-SII)に襲いかかりダンロップコーナー手前でオーバーテイクして4位までポジションを上げる。さらに伊藤も第2ヘアピンからの加速で津田に並ぶとバックストレートでオーバーテイクして5位。津田は一気に6位まで順位を落とす。

 オープニングラップを終えてトップ酒井は早くも2位石井に0.666秒の差をつける。3位塚本は石井から0.562秒差。以下落合~伊藤~津田の3台が0.555秒以内のグループを形成。後方では9番手スタートの上野晴紀(スーパーFJ)が失速、最後尾の15位まで大幅にポジションダウン。これで10番グリッド以下の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)~初出場の鈴木悠太(ZAP SPEED KKSⅡ)~畠山退三(HobbyBase)~水谷 誠(HC桶川MRPYTTZAPED)~竹沢茂(スーパーウインズ10V)~初出場のSEIYA SAITO(ELEVレーシング制動屋S2)までがひとつずつ順位を上げる。

 2周目に入り酒井のリードは0.991秒まで拡大。しかし続く3周目は石井がギャップを詰めて0.730秒差。塚本はそこから1.155秒、落合は1.205秒とほぼ等間隔で続き、5位伊藤に対して津田が0.138秒差まで迫る。オープニングラップで4位から6位まで落とされた津田だが、まだ死んではいない。

 酒井と石井のギャップは4周目0.781秒、5周石0.705秒、6周目0.774秒差と酒井が振り切れないが石井も詰め切れないジリジリした展開。この2台のマッチレースの様相を呈して、3位塚本は1.725秒離されている。4位落合はそこからさらに1.5秒後方で、伊藤と津田のバトルにのみ込まれつつある。

 7周目も酒井と石井の間合いは0.707秒で変わらず、単独走行の塚本を挟んで落合~伊藤~津田が0.8秒以内のワンパックで走行。7位はジェントルマンクラストップの秋山健也(スーパーウインズKKS2)、ジェントルマンクラス2位の畠山が全体12位、同クラス3位の竹沢が全体15位となっている。

 9周目、石井が59秒365のファステストラップを出して酒井との間合いを0.662秒に詰めると10周目はさらに0.569秒まで差を削り取る。石井のプレッシャーを感じたのか酒井は11周目の第1コーナーではアウト側にはらんでタイムをロス。石井は0.458秒差と着実に酒井の背後を脅かしている。

 だがこれで酒井の目が覚めたか12周目に58秒353とファステストラップを更新、0.694秒差とすると13周目も石井を上回るペースで0.762秒差とじわじわ引き離す。落合~伊藤~津田の4位争いは伊藤と津田が0.331秒差でやりあうことで落合が0.9秒差まで抜け出し単独4位に。

 後方では7位秋山と8位角間光起(ELEVレーシング10VED)が0.583秒差、9位内藤と10位鈴木が0.258秒差とバトルが展開している。

 酒井と石井のギャップはその後も石井が0.6秒に詰めれば酒井が0.8秒まで離すという一進一退の展開。他のポジションでも入れ替わりがない中で終盤に緊迫してきたのが、3位塚本と4位落合の間で、14周目に0.982秒あった間合いを15周目0.634秒、16周目には0.521秒と落合が表彰台を賭けてラストスパートする。

 ファイナルラップ、酒井は最後まで石井につけいる隙を与えず0.870秒差でフォニッシュラインを通過、ポール・ツー・ウインの完勝でチェカードフラッグをうけた。2位石井は予選で発生したトラブルからは復活したものの、最後まで勝機を見いだせずに終わった。次戦は「必勝ダルマ」を忘れずに初優勝を目指す。3位塚本はこの2台から大きく後れはしたものの、S-FJでは初の表彰台を獲得。ファーストガレージから急遽拝借したという「霊験あらたかな佐々木孝太選手のレーシングスーツ」のご利益があったようだ。塚本を追い詰めた落合だが表彰台に0.16秒届かずの4位。こちらも最後までもつれた伊藤と津田の5位争いは伊藤が0.254秒差で津田を振り切り5位、津田6位で予選から続く「悪くはないがよくもない」調子から抜け出せなかったようだ。

 7位ジェントルマンクラス優勝の秋山をはさんで角間は8位、こちらも不調の波から抜け出せなかった模様で、次戦9月の筑波まで「夏休みの宿題」を抱え込むことになった。秋山に続くジェントルマンクラス2番手は総合11位の畠山、クラス3番手の竹沢は総合15位という結果だった。

 デビュー戦の決勝を走ったルーキー2名は、鈴木が10位、SAITOが14位でそれぞれ完走した。

 筑波・富士S-FJ選手権第7戦は9月15日に筑波サーキットで行われる。あと2戦を残して石井がランキングのトップに浮上、しかし2位の伊藤は僅か4ポイント差。シリーズの行方はまだわからない。

決勝がスタートした

決勝2位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

決勝3位は塚本凜世(F-BrainウィンズS2 ED)

決勝4位は津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

決勝5位は落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)

決勝6位は伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

決勝7位、マスタークラス優勝は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

優勝した酒井翔太と2位の石井大雅

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
155酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
1817'56.180--
253石井 大雅ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1817'57.050 0.870 0.870
339塚本 凜世F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
1818'01.823 5.643 4.773
451落合 蓮音ファーストガレージKKS-2
MYST KK-S2
1818'01.983 5.803 0.160
514伊藤 駿ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'03.967 7.787 1.984
652津田 充輝ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
1818'04.221 8.041 0.254
73M1秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
1818'07.54011.360 3.319
891角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'07.90111.721 0.361
922内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
1818'12.19516.015 4.294
1058鈴木 悠太ZAP SPEED KKSII
MYST KK-S2
1818'12.95116.771 0.756
1138M2畠山 退三Hobby Base & zap speed
MYST KK-S2
1818'19.15122.971 6.200
1283上野 晴紀スーパーFJ
TOKYO R&D RD10V
1818'19.28023.100 0.129
1318水谷 誠HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
1818'19.76923.589 0.489
1472SEIYA SAITOELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
1818'31.21235.03211.443
1516M3竹沢 茂スーパーウィンズ10V
TOKYO R&D RD10V
1818'39.28643.106 8.074
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 55 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII) 59.270 (17/18) 124.211 km/h

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選ドライバーコメント ポールポジション・酒井翔太「タイヤが温存できているので決勝は有利」

ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)58秒772

ポールポジションの酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)

 「やっと筑波での歯車がかみ合ったかなって感じです。序盤に(タイヤが)ヒートして、一発だけタイムが出たのですが、その後数周走りましたがタイムが上がってこなかったので、これ以上(タイム)上がらないだろうと思って、ピットインの指示もあったので入りました。まわりの状況見てまた出ようと思ったのですが、みんな上がってこなかったので、そのまま終わりにしようということにしました。その分タイヤが温存できていると思うので、決勝は有利な状況に立てるかなという感じです」

2位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)58秒956(+0.184秒)

予選2位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

 「ドライブシャフトが折れて、それでスローダウンしました。そこまではいい感じで、ベストタイム更新が見えていたのすが、異変を感じてタイム下がったので、残念でした。トラブル箇所自体はすぐに交換して貰えると思うので、決勝は大丈夫だと思います」

3位 塚本凜世(F-BrainウィンズS2ED)59秒068(+0.296秒)

予選3位の塚本凜世(F-BrainウィンズS2 ED)

 「自分の感触はよかったのですが、トップとコンマ3秒差があるので、それがレースにどう影響してくるのか懸念です。でもベストを尽くして表彰台を目指して頑張りたいと思っています。調子は自分としては過去一番いいかなって思います」

4位 津田充輝(ファーストガレージKK-SII)59秒072(+0.300秒)

予選4位の津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

 「ずっとタイムがなだらかで、ここといってタイムが出るという感じでもなかったです。(工夫が)うまくいけばという部分がで変化がなくて、自分としてはピットに戻ろうかとか思いながら走っていました。コンディションの問題なのか、自分はいろいろ変えて走行していて、その中でタイムが変わらなかったので、決勝に向けて考えていかないといけないところですね」

5位 落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)59秒168(+0.396秒)

予選5位の落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)

 「筑波は今回が初めてで、走るのも今日で3回目ですね。鈴鹿も富士も複合コーナーがあったりとか、特性は違うのですが、(筑波で)生かせるところはどこでもあるので、そこを応用して走っている感じです。今日はいい感じではあるのですが、もうちょっとタイムは出したかったですね。悪くはない感じですが、決勝は表彰台もしくは優勝を狙っていきたいと思います」

6位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)59秒214(+0.442秒)

予選6位の伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

 「富士で使わなかった新品のタイヤを使っているのですが、思いのほか劣化していたのか、普通に走ってこれだけタイム差があるのはそれぐらいしか思いつかないです。普通なら(トップと)似たようなタイムは出るはずなので、これが今日の限界だと思うのですが、めちゃくちゃ悔しいですね。前にロットの問題で学んだはずですが、(インターバルが)一か月ちょっとということで油断しましたね。決勝についてはいつもラップタイム的には(トップと)同じくらいだと思うので、それで展開がどうなるか。相手のミス次第の部分もあるし、筑波は(コースが)小さいので、そこでうまくスキが突ければな、と思います」

 今回S-FJレースデビューの2名も無事に予選を終えた。

11位 鈴木悠太(ZAP SPEED KKSⅡ)59秒544(+0.772秒)

予選11の鈴木悠太(ZAP SPEED KKSII)

 「(レース前に)1日しか走行できていないので。自己ベストは更新できましたがトップとけっこう差があるので、ドライビングもクルマも、もうちょっと調整できたらよかったなと思います。去年までカートに乗っていて、今年もEVカートとGPRシリーズに出ています。フォーミュラとカートは違う乗り物なので大変ですが、S-FJ自体はだいぶ慣れました。とはいえ距離も走っていないし、筑波も1日しか走っていないから、コースにはまだ慣れていない感じです」

15位 SEIYA SAITO(ELEVレーシング制動屋S2)1分00秒571(+0.799秒)

予選15位のSEIYA SAITO(ELEVレーシング制動屋S2)

 「金曜の練習走行でクラッシュしてしまったのもあって、自信がない状態で今週末に入りました。今の予選もいい感触を掴めないままで、焦りからかけっこうミスがあって、まともに一周アタックができずに終わった感じです。決勝は順位的に失うものもないので、ひとつでも上のポジションで、無事にマシンを持って帰ってきて、来シーズンにむけて経験をしっかり積めるように、まずゴール目指して走ろうと思っています」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波予選 好調の酒井翔太が早々にタイムを出してポールポジションを獲得

ポールポジションは酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)

 2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦公式予選は7月28日(日)に筑波サーキットで開催され、酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)が2番手石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)に0.184秒の差でポールポジションを獲得した。

 連日猛暑が続く北関東。筑波サーキットも例外ではなく朝から温度がぐんぐん上昇。S-FJの予選が始まる時点で早くも気温31度。路面温度39度というコンディションだ。予定より4分遅れ、8時59分から予選開始、エントリーリストに名があった中村ブンスーム(ファーストガレージRD10V)が体調不良で出走を取り消して15台が20分間の予選に挑んだ。

 まずは残り18分、計測2周目に角間光起(ELEVレーシング10VED)が59秒910、続いて津田充輝(ファーストガレージKK-SII)が59秒897とトップタイムをマーク、3番手に落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)が59秒897とトップタイムをマーク、3番手に落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)が59秒964でつける。落合は現在15歳、今年S-FJレースデビューが6月の鈴鹿で19位、続けて出場した富士の大会では20番手スタートから序盤で10台抜きを演じて最終的に12位でフィニッシュ、そして今回初の筑波にやってきた。

 残り15分、石井が58秒956、2番手に酒井が0.017秒差の58秒973とトップは58秒台の戦いに。3番手は塚本凜世(F-BrainウィンズS2ED)が59秒083で上がってくる。以下4番手津田、5番手落合、角間は6番手までドロップ。

 さらに残り14分、酒井が58秒772でトップに立つ。今シーズンからフォーミュラカーレースにデビューし、各地のS-FJとFormula-Beatのレースに参戦している酒井は、先週もスポーツランドSUGOでで4レースをこなし、めきめきと経験値を上げている最中だ。石井は0.184秒差の2番手にドロップ。5番手に筑波・富士シリーズランキング首位の伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)が浮上。今回3台が出場のマスターズクラスは総合7番手の秋山健也(スーパーウインズKKS2)がトップ、クラス2位の畠山退三(HobbyBase)は総合10番手、同3位の竹沢茂(スーパーウインズ10V)は13番手。残り10分と予選が折り返したタイミングで酒井はピットイン。セッティング変更かと思われたがそのままマシンを降りてしまい、トラブルの様子もなくここで早々に予選を終了した模様だ。

 残り8分50秒、トップ酒井、2番手石井、は変わらず3番手に59秒072で津田が上がってくる。塚本~伊藤~落合と続き、9番手までドロップしていた角間が59秒314で7番へ。角間はここまで2勝でシリーズ3位と好調だが今回は苦戦中。予選後にチーム代表の前田に確認したところ前戦富士でのクラッシュのダメージ修復に時間を要したことと、角間自身が昨年のこの時期の筑波戦に出場しておらず、猛暑のコンディションへの合わせ込みの経験が足りないことなどが原因ではないかとの見解だった。

 残り8分30秒、マスターズクラストップの秋山が59秒228をマーク、全体5位に上がってくる。第3戦からマシンをKK-SIIに変更、戦闘力が前のクルマ(KKS)より向上し、マスターズクラスのみならずオーバーオールでの勝負ができると話していた通りになりつつある。これで伊藤6番手、落合7番手、角間8番手へドロップするが、落合はすかざす59秒188で5番手を取り戻し、これで秋山6番手。

 さらに残り7分40秒、塚本が59秒068で3番手に浮上。このあたりで各車タイムが伸びなくなり順位の変動が少ない。そんな中健闘が目立つのが今回初のS-FJレースの鈴木悠太(ZAP SPEED KKSⅡ)で、この時点で59秒593で全体10番手の座を守っている。もう一人のルーキー、SEIYA SAITO(ELEVレーシング制動屋S2)は目標だと話していた1分がまだ切れず15番手。

 残り5分、昨年筑波の最終戦でデビューして以来、今回2戦目のレース参戦となる上野晴紀(スーパーFJ)が59秒521と自己ベストを更新、鈴木を追いやって10番手へ浮上する。鈴木も自己ベストを59秒544まで削るが0.023秒及ばない。

 残り3分のタイミングで2番手につける石井がスローダウン、ピットロードへと戻って来る。リヤから白煙を出しながらの走行で明らかにトラブルの模様だ。予選後チームに確認したところ右リヤのドライブシャフトが切れたとのことで、白煙は切断箇所のグリスが焼けたためだとのことで、さっそくレースに向けて修理にはいる。これでトップ2台が時間を残して予選を終えたことになる。3番手以降の選手にとってはフロントロウを獲得するチャンスだが、各車自己ベストを更新できない、そんな中で残り2分、伊藤が59秒214とタイムを更新、6番手へとあがり3列目のグリッドを確保する。後方では角間と上野が59秒260、59秒365とそれそれベストタイムを更新、角間の8番手は変わらないが上野は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)を上回り9番手へ浮上する。

 20分間の予選が終了。ポールポジションは早々に予選を終えた酒井が獲得。石井が0.184秒差の2番手でフロントロウに並んだが、マシン修復が間に合うかが気になる。セカンドロウには塚本と津田、二人のギャップは0.004秒だ。3列目は筑波初見参の落合と2020年筑波王者の伊藤という対照的な組み合わせで、ここも0.046秒の僅差。そして7番手にジェントルマンクラストップの秋山。ジェントルマンクラスの残り2台は畠山退三が全体12番手クラス2位、竹沢茂(スーパーウィンズ10V)が全体15番手クラス3位という結果に。

 筑波/富士第6戦決勝は午後1時15分コースイン予定、真夏を思わせる猛暑のコンディションで、選手にもマシンにも過酷なレースになりそうだ。

予選2位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

予選3位は塚本凜世(F-BrainウィンズS2 ED)

予選4位は津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

予選5位は落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)

予選6位は伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

予選7位、マスタークラスポールポジションは秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

予選11位はルーキーの鈴木悠太(ZAP SPEED KKSII)

予選15位はルーキーのSEIYA SAITO(ELEVレーシング制動屋S2)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2024/07/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
155酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
58.772--125.264
253石井 大雅ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
58.956 0.184 0.184124.873
339塚本 凜世F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
59.068 0.296 0.112124.636
452津田 充輝ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
59.072 0.300 0.004124.628
551落合 蓮音ファーストガレージKKS-2
MYST KK-S2
59.168 0.396 0.096124.425
614伊藤 駿ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.214 0.442 0.046124.329
73M1秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
59.228 0.456 0.014124.299
891角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.260 0.488 0.032124.232
983上野 晴紀スーパーFJ
TOKYO R&D RD10V
59.365 0.593 0.105124.012
1022内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
59.400 0.628 0.035123.939
1158鈴木 悠太ZAP SPEED KKSII
MYST KK-S2
59.544 0.772 0.144123.640
1238M2畠山 退三Hobby Base & zap speed
MYST KK-S2
59.673 0.901 0.129123.372
1318水谷 誠HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
59.895 1.123 0.222122.915
1416M3竹沢 茂スーパーウィンズ10V
TOKYO R&D RD10V
1'00.017 1.245 0.122122.665
1572SEIYA SAITOELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
1'00.571 1.799 0.554121.543
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.788)予選通過 ----
-54中村 ブンスームファーストガレージ10V
TOKYO R&D RD10V
d.n.s- --

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6決勝上位3人のコメント ミハエル・サウター「明日もまた1位になりたい」

レース6優勝 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

優勝したミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「クラッチのバイトポイントがうまく合わず、ホイールスピンもさせてしまったので、スタートがうまくいきませんでした。その結果、ジェシー(レイシー)が前に出てしまいました。その後のペースは良かったが、セーフティーカーが入ってしまいました」

 「リスタートもうまくいってジェシーをオーバーテイクしにいきましたが、彼がスピンしてしまって、それを避けるためにアウトに飛び出しました。2位になりましたが、ペースが良かったので(中村賢明を)オーバーテイクできました」

 「明日の天気がどうなるかわかりませんが、また1位になりたいです」

レース6決勝2位 中村賢明(TOM'S FORMULA)

決勝2位の中村賢明(TOM\'S FORMULA)

 「天候の影響でプラクティスがまともに走れず、予選のセッティングが自分の思ったのと違っていました。それで大幅に変更したんですが、どうもうまくいきませんでした。それで予選順位が良くなかったので、決勝に向けてセットをガッツリ変えてみたらそれがうまくいって、展開にもだいぶ恵まれて前に出られました。一発の速さは出てきたんですが、持続する力がなかったことが反省点です」

 「序盤のタイムの立ち上がりはすごく良かったんですが、トップに立ったあたりからリヤがきついなと感じ始め、徐々に苦しくなっていきました」

 「明日はタイヤがどっちになるかわからないので。乾くのか乾かないのか。ガッツリ雨で走るのかもしれないんですけど、レインの感触は悪くなかったです」

レース6決勝3位 堀尾風允(SUTEKINA RACING TEAM)

決勝3位の堀尾風允(SUTEKINA RACING TEAM)

「シンプルに悔しいですね。うれしくはないです。スタートは自分のミスで5番手に下がって、そこからペースを上げられない中で展開に助けられた感じです。SCが出て、前に追いついて、そのタイミングで1コーナーでああいうことが起きたので、たまたまです(苦笑)」

 「(レース後半は)中村選手も僕もタイヤ的に厳しい状況になっていて、後少しで追いつけない状態。ぎりぎりを攻めつつも、なるべくミスなく走って相手のミスを誘うしかないのかなあという感覚でした」

 「専有走行では去年の古いタイヤで走って2秒落ちくらいで走れていて、方向も見えているので、雨は自信があります。明日は勝ちに行きますよ。負けたらレースやめるぐらいの覚悟でやってるんで」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6決勝 ミハエル・サウターが今季通算3勝目を挙げる

優勝したミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 2024年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第3戦のレース6決勝が6月29日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が鈴鹿大会のレース3以来となる、通算3勝目を挙げた。

 レース6決勝は午後1時より18周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

決勝がスタートした

 スタートでトップに立ったのは予選2番手のジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)。ポールポジションのサウターはやや出遅れて2位に後退、3位には中村賢明(TOM'S FORMULA F111)が上がってきた。

 1周目を終えての順位はレイシー、サウター、中村、セバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)、そして堀尾風允(Sutekina Racing)だ。

 2周を終えてのレイシーのリードは0秒694。2位のサウターは3周目にファステストラップを更新する1分30秒566を記録し、レイシーとの差を0秒305に縮めてきた。

 ところがダブルヘアピンで辻子依旦(PONOS RACING)がストップしたため、4周目からセーフティーカー(SC)が導入されることに。

 SCは6周終わりでピットイン。レースは7周目から再開となった。

 すかさずアウトから並びかけたサウターはレイシーと並んで1コーナーに飛び込んだが、ここでレイシーが痛恨のスピン。これを避けようとしたサウターもアウト側のグラベルに飛び出すことに。

 ここで中村がトップに浮上し、サウターは2位でコースに復帰。3位に堀尾が上がってきた。スピンを喫したレイシーは一気に7位まで順位を落としてコントロールラインに戻ってきた。

 規定周回の半分となる9周を終えての中村のリードは0秒379。僅差で追い上げて隙を窺っていたサウターは11周目のアトウッドで中村のインをついてトップに浮上、この周だけで中村に0秒960の差をつけて戻ってくる。12周目にはその差が1秒879まで開いた。15周を終えた時点では4秒502の大差だ。

 その後もミハエル・サウターはハイペースで逃げに逃げ、最後は2位以下に6秒685差をつけてチェッカーを受け、今季通算3勝目を挙げた。2位は中村賢明、3位には堀尾風允が入った。

 FRJ第3戦はこのあと明日の朝9時15分よりレース7決勝を18周で行う。現時点での天気予報は雨となっているが、果たして如何なる展開が待っているのだろうか。

優勝はミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

決勝2位は中村賢明(TOM\'S FORMULA F111)

決勝3位は堀尾風允(Sutekina Racing)

マスタークラス優勝はYUGO(S2R Racing)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第5戦 -RIJ- (2024/06/29) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 Race 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1829'47.992--
228中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1829'54.677 6.685 6.685
33堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1829'55.379 7.387 0.702
455セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1829'55.757 7.765 0.378
562猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1830'10.98422.99215.227
653ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1830'40.03552.04329.051
723M1YUGOS2R Racing
N-SPEED
1729'59.9751Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 13 Laps)完走 ----
-45M-辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
11'41.66717Laps16Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 5 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3) 1'29.908 (14/18) 148.272 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山予選後のコメント ミハエル・サウター「岡山はいいサーキット、楽しんで走っている」

レース6、7、8ポールポジション ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

レース6~8ポールポジションのミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「岡山は初めて走りますが、いいサーキットですね。楽しんで走っています」

 「ポールポジションを3回取りましたが、使えるタイヤは2セットなので、全てで勝つのは難しいと思います。でもどのレースでもいいので、一つか二つは勝ちたいですね」

 「明日は雨になるかもしれないので判断は難しいですが、新しい方のタイヤはレース1で使う予定です」

レース6、7、8予選2位 ジェシー・レイシー(Bionic Jack Racing)

レース6~8予選2位のジェシー・レイシー(Bionic Jack Racing)

 「予選は1回目、2回目とも良かったです。予選1回目はずっとプッシュしていましたし、2回目もトップからコンマ2秒差でした。ただ2回目ではプッシュしているときにセクター2で飛び出してしまって、クラッシュしてしまいました」

 「ターン9(パイパーコーナー)の立ち上がりからオーバーステアが出て、グラベルに飛び出してしまいました」

 「レースには自信があります。岡山は鈴鹿やSUGOよりもオーバーテイクしやすいと感じていますから、優勝を目指して頑張ります」

レース6予選3位 セバスチャン・マンソン(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

レース6予選3位、レース7予選4位、レース8予選5位のセバスチャン・マンソン(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

「まだまだ速くならないといけませんね。ここのコースレイアウトはオーバーテイクしやすそうに感じるので、決勝では順位を上げていきたいです」

 「自分のドライビングに原因がありました。もっと攻めていかないといけませんでしたね。決勝では3レースとも優勝を目指します」

レース7、8予選3位 堀尾風允(SUTEKINA RACING TEAM)

レース6予選4位、レース7,8予選3位の堀尾風允(SUTEKINA RACING TEAM)

「昨日の専有走行が雨だったので、今日初めてドライで走ることになりましたが、みんな同じ条件ではあると思います。明日が雨という予報なので、この予選でドライタイヤを1セット潰してもいいくらいの気持ちで、とにかく周回を重ねようと。攻めきれなかったポイントがありながらも、なんとか絞り出した3番手で、あまり余裕はありませんが、まだやりようはあると思います」

 「岡山は2019年にFIA-F4で走ったきりだったので、今日走り始めて『速いなこりゃ?』と思いました(笑)F4よりパワーがあるので戸惑いましたね」

 「(連勝した)SUGOとはセッティングが違うので、まだ合わせきれてないよね、って感じです。決勝に向けて大きく変えてみようかなと思います。まずはスタートを決めて、追いついたら抜くだけです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山公式予選1回目 ミハエル・サウターがレース6、レース8のポールポジションを獲得

レース6、レース8ともポールポジションのミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

 2024年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第3戦の公式予選1回目が6月29日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ミハエル・サウター(G FORCE F111/3)がレース6、レース8ともにポールポジションを獲得した。

 公式予選1回目は午前9時10分より15分間で行われた。ここでのベストタイム順がレース6、セカンドタイム順がレース8のスターティンググリッドとなる。天候は晴れ。路面はドライだ。

 走り出しから好調なのはジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)。2周目に1分30秒667、3周目に1分29秒452をマークする。これを3周目にサウターが1分29秒217で上回るが、レイシーは4周目に1分29秒188で再びトップに立つ。3番手には中村賢明(TOM'S FORMULA F111)が1分29秒764で続く。

 5周目に入るとサウターが1分28秒635までタイムを上げて再びトップに。レイシーは1分28秒783で2番手。3番手にはセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)が1分29秒270で続く。

 サウターとマンソンは6周を終えてピットイン。レイシーも8周でピットに入り、チェッカーを待たずして走行を切り上げた。

 その後もトップ3台を上回るドライバーは現れないままチェッカーが提示され、予選1回目は終了。

 この結果、ベストタイム、セカンドタイムともにトップのミハエル・サウターがレース6、レース8のポールポジションを獲得。ジェシー・レイシーもベスト、セカンドともに2番手でレース6、レース8の2番グリッドを獲得した。

 ベストタイム3番手はセバスチャン・マンソン。セカンドタイムの3番手は前回のSUGO大会で2連勝を飾っている堀尾風允(Sutekina Racing)だった。

 レース6決勝はこのあと午後1時から、レース8決勝は明日の午後1時35分から、いずれも18周で行われる。

レース6、レース8とも予選2位のジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)

レース6予選3位、レース8予選5位のセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)

レース6予選4位、レース8予選3位の堀尾風允(Sutekina Racing)

レース6、レース8ともマスタークラスポールポジションの辻子 依旦(PONOS RACING)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第5戦 -RIJ- (2024/06/29) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 race 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'28.563--150.523
253ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'28.783 0.220 0.220150.150
355セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'29.270 0.707 0.487149.331
43堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'29.612 1.049 0.342148.761
528中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'29.708 1.145 0.096148.602
662猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'30.599 2.036 0.891147.141
745M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'30.944 2.381 0.345146.583
---- 以上基準タイム(110% - 1'37.420)予選通過 ----
-23M-YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'40.61912.056 9.675132.488

Forumula Beat

第6戦富士決勝ドライバーコメント 4位・宇高希「SCのライトが消えないので『まだか?』と思いながら待っていた」

優勝 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

優勝したハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「(コンデションはかなり悪かった?)途中から雨上がってきていました。始めからそういう感じ(赤旗もあり得る)でやりますよという感じで聞いていたので、その流れでこうなったのかな、という気がします」

2位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)

 

決勝2位の金井亮忠(チームNATS正義001)

 「次はポールシッタからなので。次は(雨が)降っても降らなくてもやるのだろうから、優勝めざして頑張りたいと思います」

3位 酒井翔太(ファーストガレージ F108)

 

決勝3位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「なんか、できたレースだとは思うのですけれど。安全を優先したのかな、という感じでです。雨は得意なので走りたかったですね。次は走れることを祈って、頑張ります」

4位 宇高希(TAKEFIRST F108)

 

宇決勝4位の高希(TAKE FIRST F108)

 「ぜんぜん走れそうでしたけどね。Bコーナーで(SCの)ライトが消えないので『まだか?』と思いながらずっと待っていました(笑)。レインコンディションは金曜日に走って、そこそこだったので、レースもやってみたいなと思っています」

5位 徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

 

決勝5位の徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

 「レースできるんじゃない? という感じの雨の量でしたけどね。ま、しょうがない。もう1戦あるので、次、頑張ります」

6位(ジェントルマンクラス1位) 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

 

決勝6位、ジェントルマンクラス優勝の植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

 「SCで終わったので、昨日の予選が(上位で)よかったな、という感じで。路面はスタートできると思ったのですが、危険もあると審査委員長が判断したのだと思いますので。出来そうだったので一つでも前に行きたかったのですけれど、しょうがないですね。またこの後(第7戦が)あるので、頑張ります」

 

 

 

 

 

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第6戦富士決勝 SCランでスタートするも5周目に赤旗打ち切り、ハンマー伊澤が優勝

レースはセーフティーカー先導で始り、終わった

 2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第6戦決勝は6月23日(日)に富士スピードウェイで開催され、雨が降る中セーフティカー(SC)先導でスタートしたが、5周目に入ったタイミングでコンディションの回復が見込めないということで赤旗打ち切りとなり、ポールポジションから走行していたハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が優勝した。

 前日は打って変わって早朝から雨が降り続ている富士スピードウェイ。午前8時25分開始予定だったスーパーFJの予選は中止になった。F-Beのコースイン時刻の午前8時50分時点では雨足がやや弱まったものの、この後も雨雲の接近が予想されている。路面はところどころ水たまりがあるウエットコンディションで、第6戦決勝はSC先導でスタートすることとなり、午前9時5分、19台がウエットタイヤを装着してSCスタートでレース開始。

 各車SCの先導でタイヤに熱を入れるべくウェービングを繰り返しなかがら1周目、2周目とSCランを続ける。第2コーナーからコカ・コーラコーナーにかけては水煙がかなり上がりコンディションの悪さを示しでいる。

 SCラン5周目に入ったところで赤旗が提示され、レースはここで中断。その後再スタートすることなく打ち切りが宣言され、3周目の順位をもって優勝はハンマー伊澤、以下2位金井亮忠(チームNATS 正義 001)、3位酒井翔太(ファーストガレージ F108)、4位宇高希(TAKEFIRST F108)、5位徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)、6位ジェントルマン優勝の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、7位ジェントルマン2位の長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)、8位ジェントルマンクラス3位のKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)という結果になった。

 なおレースが3周で打ち切りのため規定によりシリーズポイントは半分になる。

 第7戦の決勝は本日の最終レースとして午後4時コースイン予定だ。

優勝はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

決勝2位は金井亮忠(チームNATS正義001)

決勝3位は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

決勝4位は宇高希(TAKE FIRST F108)

決勝5位は徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

決勝6位、ジェントルまくらす優勝は植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

決勝7位、ジェントルマンクラス2位は長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

決勝8位、ジェントルマンクラス3位はKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

Forumula Beat

第6戦富士決勝結果

FANATEC GT World Challenge Asia -RIJ- (2024/06/23) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2024 Formula Beat Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
311'17.784--
272金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
311'18.360 0.576 0.576
36酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
311'19.002 1.218 0.642
440宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
311'20.919 3.135 1.917
527徳升 広平BLUE☆MAX-AAA-RK
B-MAX RK-01
311'22.283 4.499 1.364
611G1植田 正幸Rn-sports制動屋KK-ZS
MYST KK-ZS
311'24.002 6.218 1.719
763G2長嶋 重登ミスト☆T.U.CGROUP
Dallara F301
311'26.732 8.948 2.730
89G3KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
311'27.640 9.856 0.908
916ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
311'28.20410.420 0.564
103G4船井 俊仁ファーストガレージFG108
FG108
311'29.47411.690 1.270
1134G5三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
311'32.42914.645 2.955
1222G6みきてぃLP・Shop kts24
kts24
311'34.21016.426 1.781
1376G7松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
311'36.92619.142 2.716
1492KENBOWファーストガレージRK01
B-MAX RK01
311'38.10320.319 1.177
150G8渡辺 義人チームNATSエクシズWXR
WXR MK-II
311'44.85127.067 6.748
1685G9新井 誠二ファーストガレージRK01
B-MAX RK-01
311'46.41128.627 1.560
1782G10梅村 充史F302.MAZDA
Dallara F302
311'48.59430.810 2.183
1833D1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
DOME F110
311'52.01134.227 3.417
1978G11鈴木 尊文ウルトラ☆ハンマーR疾風
疾風
311'53.66035.876 1.649
---- 以上規定周回数(90% - 2 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 27 徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK) 3'37.575 (2/3) 75.499 km/h

Forumula Beat

第6戦、第7戦富士公式予選ドライバーコメント 第6戦PP・ハンマー伊澤「グリップする感じが薄かった」

第6戦ポールポジション/第7戦2位 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

第6戦ポールポジション、第7戦予選2位はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「セカンドベストでは金井さんに前に行かれてしまいましたね。とりあえず一発(タイム)出てよかったですけれど。GTアジアの影響か、路面にGTアジア仕様のラバーが乗り過ぎていて、グリップする感じが薄かったのですけれど、それは皆さん同条件ということで」

第6戦2位/第7戦ポールポジション 金井亮忠(チームNATS 正義 001)

第6戦予選2位、第7戦ポールポジショのは金井亮忠(チームNATS正義001)

 「だいぶ良くはなってきているかな、と思います。富士は2年ぶりなので。クルマもその間に改良したりとか、仕様も変わっているので。ドライバーも一昨日一本しか乗っていなくて、それで今朝(フリー走行)走っただけで、そういった意味で、タイム出たかな、と思います。(フリー走行では旧型のサイドポンツーンで走っていたが?)戻しました(笑)。フィーリングはいいんですけれど、ストレートがめちゃくちゃ遅くて、そこが課題ですね。どうバランスしていくかというところで。スリップストリームについて並んでも行かれてしまうのですよ。明らかにダウンフォース出すぎている気がするので、そこをうまく削っていけたらな、とは思うのですけれど。その辺はレース本番で(試すのは)賭けになっちゃうので、難しいです。ただ明日雨になればハイダウンフォースなので(笑)、いいかもしれないです」

第6戦3位/第7戦3位 酒井翔太(ファーストガレージ F108)

第6戦、第7戦とも予選3位は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「最初タイヤがヒートする前は、いい感じでグリップするなと思っていたのですけれど。タイヤに熱が入ってきて、ヒートしだした時にちょっとオーバー(ステア)が止まらなくなっちゃって、第3セクターでタイムロスしちゃっていた。最後何とかタイム出せそうだなって時に引っかかっちゃって、ベストタイムを出し切ることができずに終わっちゃいました。自分のタイヤが暖まった時に、GTアジアの(ラバーの)路面ができちゃっていたので、それが難しかったです。明日は自分が得意な雨が降ってくれるのを願っています(笑)」

第6戦4位/第7戦4位 宇高希(TAKEFIRST F108)

第6戦、第7戦とも予選4位の宇高希(TAKE FIRST F108)

 「よかったと思います。朝いち(フリー走行)のフィーリングが、めちゃくちゃ悪い訳じゃなかったですけれど、もうちょっと良くなれば何とか前の方で走れるかなって思いがあったので。チームと話して、いいセッティングで走れてベストタイム出せたと思っています。(富士固有の難しさはある?)コース自体はあまり気にしていないのですけれど、このクルマがちょっと独特なところもあって。でも鈴木さんという速いドライバーが乗っているので、まだまだ自分が何とか追いつこうと、頑張ってクルマを理解しているところです」

第6戦5位/第7戦5位 徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

第6戦、第7戦とも予選5位の徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

 「(最後の方でタイム上がらなかった?)内圧上がり過ぎたかな、って思っていますけれど、ちょっとわかりません(笑)。明日雨ですからね、切り替えて、頑張りますよ。(今後は「徳升先生(高山短大で講師を務めている)」と呼ばないといけない?)いえいえ(苦笑)、生徒もう帰りましたので、先生言わんでいいです(笑)」

第6戦6位/第7戦6位 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

第6戦、第7戦とも予選6位、ジェントルマンクラスポールポジションの植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

 「コースレコード出てよかったです。もうちょっと行きたかった、徳升の前ぐらい行きたかったですけれど(笑)。調子よかったので、まぁいいんじゃないですか、十分です。明日の決勝は雨なので、ちょっとどうですかね? クルマいまのところうまくセット出せていないので、スタート決めて、しのいでしのいでしのいで、というレースで勝ちたいですね(笑)」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第6戦、第7戦富士公式予選 絶好調ハンマー伊澤と新体制の金井亮忠がポールポジションを分け合う

第6戦ポールポジション、第7戦予選2位はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

第6戦予選2位、第7戦ポールポジショのは金井亮忠(チームNATS正義001)

 2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第6戦/第7戦公式予選が6月22日(土)に富士スピードウェイで開催され、第6戦はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)がタイムアップ寸前にトップを奪回してポールポジションを獲得、逆転を喫した金井亮忠(チームNATS正義001)だがセカンドベストタイムでは1位となり第7戦のポールポジションを獲得した。

 梅雨入りが宣言された東海地方だが本日の富士スピードウェイは午前中は好天に恵まれていた。しかし午後に入り雲が多くなり、F-Be予選が行われる午後2時半頃にはストレートを風が吹き抜けて雨の気配がただよっている。

 現在JAF選手権ポイントリーダーの酒井翔太(ファーストガレージF1088)を先頭に、1台が欠場して19台がコースインして20分間の予選が開始。気温26度、ドライコンディションだ。

 まずは残り14分、徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)が1分45秒405のトップタイムを出すと、すかざず酒井が44秒887を出してトップを奪い取る。さらに今回F-Be初出場の宇高希(TAKEFIRST F108)が45秒393で2番手へ、宇高は昨年のS-FJオートポリスシリーズのチャンピオンだ。これで3番手にドロップした徳升だが、続く周回で44秒320をマークして首位を奪回。さらに残り12分40秒に、金井が44秒434をマークして2番手へ。金井は日本自動車大学校で教鞭をとり、生徒が学校や現場でメカニックやエンジニアを務める実習を指導しながらレースを戦っている。今年も4月に新たな生徒によるチーム運営がスタートし、F-Beとしては新体制で今年度初のレースとなる。これで酒井は3番手にドロップ。4番手につける植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)はジェントルマンクラスのトップで44秒839を出している。宇高5番手で、ここ3戦連勝しているハンマー伊澤が45秒762で6番手に上がってくる。

 残り10分を切って予選は折り返し。徳升は1分44秒122までトップタイムを短縮。酒井が1分44秒146で2番手へ浮上。さらにハンマー伊澤も44秒364と1分44秒台に入れて3番手へ。金井4番手へダウン、宇高が5番手で続き植田はジェントルマンクラスのレコードタイムを更新し44秒494を出すも全体6番手へ。ジェントルマンクラス2位は全体7番手のKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)、同3位は全体8番手の船井俊仁(ファーストガレージFG108)が続いている。

 残り8分、ハンマー伊澤はさらにタイムを削り取り1分43秒台に入れて43秒789でトップに立つ。徳升2番手、酒井3番手と後退。植田は44秒392と立て続けにクラスのレコードタイムを更新して5番手へ上がり金井6番手。さらに宇高が残り5分で44秒040を出して2番手へ上がり徳升と酒井を追いやると、今度は金井が44秒016を出して2番手へ。さらに残り3分30秒、酒井が43秒914を出して2番手へ再浮上、金井3番手、宇高4番手、徳升5番手、植田は6番手変わらず。クラス2位に長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)が総合7位で上がってくる。

 残り1分30秒、ハンマー伊澤がベストタイムを43秒731まで短縮、酒井も43秒880まで詰めるが0.149秒及ばす2番手。

 これで予選は決着かと思われた残り3秒、金井が1分43秒560を出してトップに躍り出るが、直後にコントロールラインを通過したハンマー伊澤が43秒446を叩き出して再逆転、金井に0.114秒の差で第6戦のポールポジションを獲得した。金井は2番手、以下3番手酒井、4番手初F-Beの宇高、5番手徳升、6番手ジェントルマンクラストップの植田という順になった。

 各選手のセカンドベストタイムで決まる第7戦のグリッドは、トップ金井、2番手ハンマー伊澤とポジションが入れ替わり、以下酒井、宇高、徳升、植田という順位となった。

 Forumula Beat第6戦、第7戦決勝は明日6月23日に行われる。朝から雨の予報で勢力図がどう変わるか、特に雨の鈴鹿の開幕戦で2位以下を30秒以上離す異次元の速さを見せて酒井の巻き返しが注目だ。

第6戦、第7戦とも予選3位は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

第6戦、第7戦とも予選4位の宇高希(TAKE FIRST F108)

第6戦、第7戦とも予選5位の徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

第6戦、第7戦とも予選6位、ジェントルマンクラスポールポジションの植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

第6戦、第7戦とも予選7位でマスークラス予選2位の長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

第6戦、第7戦とも予選8位でマスタークラス予選3位のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第6戦富士公式予選結果

FANATEC GT World Challenge Asia -RIJ- (2024/06/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 Formula Beat Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'43.446--158.796
272金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
1'43.560 0.114 0.114158.621
36酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1'43.880 0.434 0.320158.132
440宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1'44.040 0.594 0.160157.889
527徳升 広平BLUE☆MAX-AAA-RK
B-MAX RK-01
1'44.122 0.676 0.082157.765
611G1植田 正幸Rn-sports制動屋KK-ZS
MYST KK-ZS
1'44.392 0.946 0.270157.357
763G2長嶋 重登ミスト☆T.U.CGROUP
Dallara F301
1'44.774 1.328 0.382156.783
89G3KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'44.983 1.537 0.209156.471
916ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1'45.120 1.674 0.137156.267
103G4船井 俊仁ファーストガレージFG108
FG108
1'45.473 2.027 0.353155.744
1134G5三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1'46.087 2.641 0.614154.843
1222G6みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1'46.250 2.804 0.163154.605
1376G7松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1'47.359 3.913 1.109153.008
1492GKENBOWファーストガレージRK01
B-MAX RK01
1'47.532 4.086 0.173152.762
150G8渡辺 義人チームNATSエクシズWXR
WXR MK-II
1'47.676 4.230 0.144152.558
1685G9新井 誠二ファーストガレージRK01
B-MAX RK-01
1'48.043 4.597 0.367152.039
1782G10植村 充史F302.MAZDA
Dallara F302
1'48.401 4.955 0.358151.537
1833D1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
DOME F110
1'50.469 7.023 2.068148.701
1978G11鈴木 尊文ウルトラ☆ハンマーR疾風
疾風
1'51.606 8.160 1.137147.186
---- 以上基準タイム(130% - 2'14.717)予選通過 ----
-55G13河野 靖喜ファーストガレージ&R-UP
FR2000
d.n.s---

S-FJ鈴鹿・岡山

第6戦鈴鹿決勝ドライバーコメント 優勝・小田優「残りも全部勝つ」

優勝 小田優(Drago CORSE TAKE)

優勝した小田優(Drago CORSE TAKE)

 「鈴鹿初優勝です。フォーメーションラップでリアタイヤを暖めきれなくて、最初の2周くらいはつらかったんですが、タイヤが暖まってからはペースよく走れました。最期の方がタイヤも厳しくなってタイムも落ちましたが、余裕はありました。セットアップもよかったと思います。残りもレースも全部勝って締めくくりたいと思います」

2位 迫隆眞(自動車工房ミストKデンタルオフィス)

決勝2位の迫隆眞(自動車工房ミストKデンタルオフィス)

 「スタートでエンストしたのが敗因でした。4位で1コーナーへ行ってその周で2位まで上がりました。ペースは小田選手と変らなかったんですが、あの間合いではスリップが効かず、追いついていくのは難しかったです。チャンピオンになったみたいですが、日本一に向けてクラブマンレースで頑張ってきたので、最後は勝って終わりたいと思います」

3位 加納康雅(イーグルスポーツ)

決勝3位の加納康雅(イーグルスポーツ)

 「何台か抜いてめちゃくちゃ楽しいレースでした。S-FJはカートと違って機敏に動いてくれないので、怖かったりもしました。日本一もありますし、自分にとって有意義なレースでした。3位から5位ばかりなので、今度こそきっちり優勝したいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

S-FJ鈴鹿・岡山

第6戦鈴鹿決勝 ポールトゥウィンで小田優が初優勝 2位に入った迫隆眞が戴冠

優勝は小田優(Drago CORSE TAKE)

 スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第6戦は16日、鈴鹿クラブマンレース第3戦で決勝を行い、ポールポジションからスタートした小田優(Drago CORSE TAKE)が一度もトップを譲ることなく、ポールトゥウインで優勝した。

 決勝は午前9時にフォーメーションラップが始まる。早朝より太陽が顔を出し蒸し暑いなかで各車グリッドを離れた。地崎壱星(レプリスポーツKKS-II)が出走を取りやめたため、29台が1周を回ってグリッドに着いた。

10周の決勝がスタートした

 シグナルがブラックアウトすると、ポールポジションの小田優(Drago CORSE TAKE)が素晴らしい蹴り出しで、1コーナーへ向かう。一方予選2位の迫隆眞(自動車工房ミストKデンタルオフィス)はグリッドでストールして出遅れ、4位に落ちた。2位には予選3位から渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が、3位には同4位から豊島里空斗(C.S.I Racing)が上がるが、迫が2コーナーで豊島に並びかけS字入口で3位に浮上した。

 予選5位の加納康雅(イーグルスポーツ)と同6位の松本拓海(EAGLE ERS)も1コーナーでサイドバイサイドとなるが、2コーナーでアウトにつけていた加納がS字入口で松本を攻略。チームメート同士のバトルは加納に軍配が上がり、予選順位通り加納が5位、松本が6位で東コースに向かった。

 続く130Rでは、2位の迫がインから前を走る渡会をパス。予選位置までポジションを回復した。その後方では、5位の加納が豊島を攻略し4位に浮上した。

 オープニングラップの1周目、トップでコントロールラインを通過したのは2位の迫を0秒9離した小田。3位に渡会が、4位に加納が、5位に豊島が、6位に松本が続く。

 2周目、2位を走る迫がファステストラップ2分15秒159をたたき出しトップ小田との差を0秒7とする。5位の豊島は、松本にもパスされ6位に落ちた。

 2位迫との差を詰められていたトップ小田だったが、タイヤが暖まると3周目~5周目にかけてここまでのファステストラップを2分14秒922、14秒739、14秒562と更新しながら迫を突き放す。5周目を終わってその差は1秒2まで開いた。

 3位の渡会もペースが上がらない。4位に上がってきた加納が序盤1秒8あった差を徐々に削り始める。5周目にその差を0秒4とすると、シケイン侵入でアウトから並びかけ、立ち上がりで前に出ると、続く6周目の1コーナーでは食い下がる渡会を制して3位に浮上した。

 ここからのトップ小田は盤石。さらに2位迫との差を広げると10周を回って2位迫との差を1秒7まで広げ優勝を飾った。2位には迫が、3位には加納が入った。

 5位の松本は9周目に4位渡会との差を0秒2とすると、最終ラップの130Rで背後につける。松本はシケイン手前でインを抑える渡会にアウトから行くと見せかけて、空いたインにずばっと切り込むとブレーキングで渡会をパスして4位に上がった。5位には渡会が、6位には豊島が入った。

 3台が参加したジェントルマンクラスは、総合18位に入った中嶋匠(Aviator A one)が優勝した。

 優勝した小田は、昨年のスーパーFJ日本一決定戦での優勝経験はあるものの、シリーズ戦では初優勝となった。

 2位に入った迫はチャンピオンシップポイントを105まで伸ばし、最終戦を待たずして今シーズンの鈴鹿・岡山シリーズのチャンピオンを決めた。迫は第1戦から第3戦まで3連勝、第4戦から第6戦まで連続2位と、文句のない成績での戴冠となった。

 最終第7戦は、10月6日にここ鈴鹿サーキットで決勝が行われる。

渡会太一と加納康雅の3位争い

決勝2位は迫隆眞(自動車工房ミストKデンタルオフィス)

決勝3位は加納康雅(イーグルスポーツ)

決勝4位は松本拓海(EAGLE ERS)

決勝5位は渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝6位は豊島里空斗(C.S.I Racing)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

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