GT500クラス 38号車KeePer CERUMO GR Supra(TGR TEAM KeePer CERUMO)
- 大湯都史樹(TGR TEAM KeePer CERUMO)
-
「チームとしてもこのセッション前半のうちにタイムを出さなけりゃいけないという意識はありましたし、ここぞというタイミングで狙いに行っていたので、それが結果としてトップからの決勝グリッドを獲得することになりましたので、チームとしても自信になりましたし。明日トップから走れるということで、決勝もかなり自信を持ってスタートに臨めるなと思っています」
「僕らはこういう多い雨量に対応したタイヤをチョイスしていて、それがBSの中でソフト目のタイヤでした。ほとんどのBSのチームがそうしていたと思いますが、36号車だけは違うタイヤを選んだようなので、速そうだなと思います」
- 石浦宏明(TGR TEAM KeePer CERUMO)
-
「個人的には今日はあまり仕事をした感がないんですけども。今日はフリー走行でグリッドが決まる可能性があるということは事前に聞いていたので、大湯選手やエンジニアも意識しながら進めていました。本当にいいタイミングでいいタイヤを選んで、大湯選手もクルマが決まっている中でいいタイムを出してくれました。おかげで先頭からスタートできるのはありがたいなと思いますし、前回表彰台に乗って、いい流れできているので、そういう意味では明日の決勝もいいレースにしたいなと思っています」
「今回のレインタイヤは前回のパターンと比べると、雨量が多い時も少ない時も全ての状況でしっかり走るんですが、これまで実戦では走れていませんでしたが、今回しっかり確認ができました。明日はどんな天気になるか分かりませんが、しっかり性能を発揮してくれるんじゃないかと思っています」
GT300クラス 20号車シェイドレーシングGR86 GT(SHADE RACING)
- 平中克幸(SHADE RACING)
-
「嬉しいです。シェイドレーシングとしては3年目。去年はSUGOで初表彰台の2位を獲得しており、こことの相性がすごくいいのは分かっていましたし、それを今年は優勝という形につなげたい、という気持ちが強かったので、そのためにも一番いい位置からスタートできるのはよかったなと思います」
「フリー走行が決勝のグリッドになるかもしれないと事前に通達されていたので、出ていってすぐから常に予選だと思って。ちょっと長めの予選だと思ってアタックしていたのがよかったと思います。最初から雨が強くなった時も常にタイヤがグリップしていたのが強みだったなと思います」
- 清水英志郎(SHADE RACING)
-
「レースウィークの前にSUGOでGTエントラント協会のテストがありまして、その時もウェットコンディションで走る機会があり、その時も20号車は前の方のタイムを出せていたので、今回のコンディションはいいグリッドにつながるんじゃないかと心の中では思っていたので、平中さんのタイムがトップだったので嬉しいです」
「ただその時は僕がドライブしていたんじゃなく、平中さんの走りを見てそ感じたんだということを補足しておきます」
なお、今回は予選がキャンセルになったが、決勝がドライになる可能性を鑑みてドライタイヤのマーキングは実施したとのこと。それに伴いスタートタイヤの抽選をこの会見において実施し、大湯選手の手によりAタイヤが選択された。
Text: Kazuhisa SUEHIROKazuhiro NOINE