SUPER GT

SGT:第9戦富士フリー走行 ダンロップ勢が両クラスでトップ!

2006AUTOBACSスーパーGT第9戦の決勝前フリー走行は、#35バンダイDIREZZA SC430(服部尚貴/ピーター・ダンブレック組)が1分35秒296でトップタイムだった。
GT300は#46吉兆宝山DIREZZA Z(佐々木孝太/番場琢組)がトップ。タイムは1分43秒597だった。

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いよいよ最終決戦の日がやってきた。
2006スーパーGT第9戦の決勝日、富士スピードウェイ上空は朝から快晴。絶好のレース日和だ。
決勝に向けての最後の調整となるフリー走行は午前9時5分より、30分間で行われた。
ここでトップタイムを記録したのは#35バンダイSC。昨日の予選に続いて好調ぶりを見せ付けている。タイムは1分35秒296を早々と叩き出した。
2番手には#3イエローハットZ、3番手には#24ウッドワンZと、2台のZが続いた。

タイトル争いの掛かる8台は、#18TAKATA童夢NSXが5位、#8ARTA NSXが6位、#1ZENT SCが7位、#22モチュールZが8位と僅差でつらなる。
その一方で、予選から苦戦の続く#100レイブリックNSX、#23ザナヴィZ、#12カルソニックZは下位に沈み、決勝も苦しい戦いになりそうだ。

061105_frspa また、ポールシッターの#32エプソンNSXは、開始8分過ぎに右フロントタイヤがパンクするトラブルに見舞われてしまい、開始早々にデュバルの記録した1分36秒947がベストタイムとなった。
目立った外傷はなかったが、右ホイールハウス内を破損していた模様。
修復後、武藤にスイッチして一旦コースに出てはきたが、すぐにピットに戻り、エプソンNSXは早々と走行を切り上げた。

GT300クラスは、予選7番手の#46吉兆宝山Zが好調。1分43秒597を記録して、ダンロップ勢が両クラスでトップタイムを記録することとなった。
2番手には#101トイストーリーMR-Sが続き、ポールシッターの#777梁山泊MR-Sは3番手につけた。
タイトル争いに残った3台は、#7雨宮RX-7が13位、#61アネブルヴィーマック320Rが20位、#2プリベ・チューリッヒ紫電が22位に終わり、ポイント争いは混乱が予想される。

スーパーGT第9戦の決勝は、今日午後2時5分より、66周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA



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