[スーパー耐久シリーズ第3戦「スーパー耐久&F3レースin岡山」:岡山国際サーキット(岡山県)]
2011/08/30
● スーパー耐久で総合優勝、連勝記録を継続中。
● 豪雨に見舞われても揺らぐことがない高性能を証明。
8月27〜28日、スーパー耐久シリーズ第3戦が岡山国際サーキットを舞台に3時間耐久レースとして開催されました。Hitotsuyama RacingからエントリーするAudi R8 LMSは、テクニカルコースとして知られる岡山国際サーキットでも、他を圧する速さを披露して、3戦連続の総合優勝を飾りました。
Audi R8 LMSを3戦連続の総合優勝に導いたのは、Hitotsuyama Racingの藤井誠暢、都筑晶裕、マイケル・キムの3選手。予選では開始早々にゲリラ豪雨に見舞われる波乱がありましたが、素早くベストタイムを出してコンディションの急変にも対処。そして、3戦連続でポールポジションから挑むことになった決勝レースは、青空のもと暑さの厳しい状態でスタートが切られましたが、スタートを担当した藤井選手は、オープニングラップだけで約3秒のリードを築き、そのまま後続を引き離していきました。コース幅が狭く、オーバーテイクが困難なレイアウトにも関わらず、絶えずバックマーカーが現れる難しい条件に、2番手を担当するキム選手も冷静にクリアし続けて、ほとんどのクルマを周回遅れとしてしまいます。都筑選手の担当した後半では残り30分を切ったところでセーフティカーが入り、せっかく順調に築いたリードを奪われてしまいましたが、再スタート後はまたリードを広げ、3戦連続でポール・トゥ・ウィンを飾りました。
「藤井誠暢のコメント」
岡山国際サーキットは周回遅れを抜くのがすごく難しく、その点での苦労はあったものの、チームがいい仕事をしてくれたおかげでクルマにはトラブルがまったくなく、タイヤも良かったからレースを楽しむことができた。ここまでレースには3回出て、ST-Xというクラスをチームみんなも楽しんでいる。3連勝を飾れて、とても嬉しいけれど、唯一残念だったのは予選でコンディションに恵まれなかったこと。まだまだタイムは縮められたと思うし、それができればAudi R8 LMSの高性能をもっと理解してもらえたはずだ。
日本独自のツーリングカーレース、スーパー耐久シリーズは、今年から国際的なレース交流を図るため、FIA GT3レギュレーションに準拠したFIA公認車両が参加できるST-Xクラスを新設。このクラスにおいて、Audi R8 LMS(Audi AG直轄のモータースポーツ部門 Audi Sportがプライベートチームに販売するレーシングマシン)がHitotsuyama Racingの手により参戦しています。ST-Xクラスが設定される次のレースは、スーパー耐久レース最終戦、11月27日 (日)もてぎ大会となります
アウディジャパン・プレスリリース