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VITA岡山

第6戦岡山公式予選ドライバーコメント 予選3位・増本千春「予選で燃え尽きて優勝できない運命」

ポールポジション 藤原優太(TMR AKILAND VITA)
 「1周目の出て行った周にマイクナイトでオイルか水が漏れていて、オイル旗も出てなかったので、そこで刺さるなかと思いました。砂をまいてしまってすみませんでした。タイヤの内圧的にも赤旗前を狙っていたので想定どおりです。コンマ2くらいは上げられたかも知れませんが。決勝はスタートを決めてさっさっと逃げます」
予選2位 有岡綾平(HERO'S TECH WORLD)
 「1周目にマイクナイトでオイルに乗って飛び出しました。そこからは路面コンディションも悪かったので、最後まで合わせきれず、トップタイムを取れず残念でした。2番手ですが、自分のベストを尽くせなかったので後悔しています。ポールは狙っていて、44秒5くらいまでは出ると思ってたのでコンマ5足りなかったです。決勝はスタートが得意なので前に出て優勝したいですね」
予選3位 増本千春(SANNO SHIELD 01)
 「最後のラップにかけていて、けっこういいペースで来てたんですが、前でやったクルマがあって見てたので、もうちょっと行くはずだったんですが、そこでマイナスが減ったので仕方ないです。決勝ですが、ぼくは予選で燃え尽きるんです。チャンピオンはかかっていますが、藤原選手が行くでしょう。優勝したいんですが、ぜんぜんしてないので、そういう運命の人生だと思います」
予選4位 長田茂久(TRACE☆CB☆制動屋☆愉快なおっさん)
 「いやー、ほんと恐かったです。ハンドルが効かなくてそのまままっすぐ行く感じで、対処の仕方がなかったです。赤旗前はタイムがぜんぜん出てなかったので、残りの周は行くしか無いと思って行きました。でも最終コーナー手前からは恐いので抜いてました。トロフィーのチャンピオンは結果取れればいいかなと思いますが、楽しみたいだけです」
予選5位 清水康友(カーブティッククラブ☆Trace☆制動屋)
 「一周目からオイルが出てたので、それに気を取られていっぱいいっぱいでした。タイム的には満足していませんが、このコンディションなので仕方がないです。決勝は見えているので頑張って上に行きます」
予選6位 蘭牟田政治(NUTEC制動屋JOKER)
 「最終コーナー手前でオイルが出ていたので、無理をしないで流す程度で行きました。ストレートは速かったです。今回から違うクルマで、セットもまったく違って、自分に合うかなと思ってたら合ったので、操れて面白いです。もうちょっと行きたかったんですが、びびりが入ったので、赤旗前まで5番だったんですが一つ落としてしまいました。悔しいですが、いままでの最高位なので決勝は当てず、当てられずで、完走しようと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
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VITA岡山

第6戦岡山公式予選 ランキングトップの藤原優汰がPP 同2位の増本千春は予選3位

ポールポジションを獲得した藤原優太(TMR AKILAND VITA)

 VITA岡山シリーズ最終第6戦は10日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、ランキングトップにつける藤原優太(TMR AKILAND VITA)がポールポジションを獲得した。

 VITA岡山シリーズ最終第6戦が12月10日、岡山国際サーキットで開幕した。参加21台と、モビリティーリゾートもてぎでMEC120が行われている関係か今期最小の参加台数となった。

 ここまでのポイントはチャレンジクラスでは藤原優汰が47ポイント、増本千春がが44.5ポイントでこの2人がチャンピオンの可能性を残して最終戦を迎えた。

 50歳以上または旧エンジンを対象としたトロフィークラスでは、長田茂久が42ポイント、下垣和也が41ポイント、藺牟田政治が38ポイント、TAKE Chanが29ポイントと4人がチャンピオンの可能性を残す。

 公式予選は午前10時3分より行われた。快晴でこの時期にしては暖かくぽかぽか陽気となった。前プログラムでオイルをまいたクルマがあったようで、マイクナイトはスリッピー、これが予選結果に影を落とすこととなる。

 計測1周目には藺牟田政治(NUTEC制動屋JOKER)が1分50秒136でまずはトップに立つ。2位には武連良治(TBR RAYBROS VITA)が50秒198で、3位には藤原優太(TMR AKILAND VITA)が50秒633で続く。

 計測2周目にはポールポジション(PP)最有力候補の藤原が1分46秒181を計測し、早くもトップに立った。2位には有岡綾平(HERO'S TECH WORLD)が46秒568で、3位には植島禎一(尾張信貴山☆制動屋☆Trace☆VITA)が47秒196で上がってきた。

 計測3周目には藤原が1分45秒016までタイムを更新。2位には藤原とチャンピオンを争う増本千春(SANNO SHIELD 01)が46秒008で上がってきた。有岡も46秒300までタイムを縮めたものの3位に落ちた。

 計測4周目には藤原が1分44秒888までタイムを縮める。増本も45秒147まで更新するも2位のまま。有岡も45秒300を出すも順位は変わらず3位。4位には清水康友(カーブティッククラブ☆Trace☆制動屋)が、5位には藺牟田が、6位には植島禎一(尾張信貴山☆制動屋☆Trace☆VITA)が続く。

 ここでコースアウトしたマシンが2台あったようで車両回収のため赤旗が提示される。予選は残り4分50秒で10時22分より再開された。アタック可能なラップは残り2周だ。

 計測7周目、トップ3はタイム更新ならず。清水は1分45秒832までタイムを縮めたものの4位のまま。5位にはトロフィークラスの長田茂久(TRACE☆CB☆制動屋☆愉快なおっさん)が46秒021で、6位には村上凌晟(Racing TEAM HERO'S)が46秒128で上がってきた。

 最終計測ラップとなった8周目、トップの藤原は赤旗前の1分44秒888でタイム更新できなかったが、このタイムを上回るドライバーがいなかったためこのタイムでPPを獲得。2位には44秒994を出した有岡が上がった。増本はセクター2までは自身のタイムを更新してきたが、最終コーナーで前のクルマが挙動を乱したため失速、若干タイムを詰めたものの45秒027で3位に落ちた。

 4位には1分45秒441までタイムを更新した長田が上がり、清水も45秒478まで伸ばしたものの5位に後退。6位には45秒721で藺牟田が上がった。

 前周まで10位だった中西亮平(BASIS RACING☆NAMS)はタイムを更新し7位までポジションアップ。村上は8位に落ち、9位には植島が、10位にはトロフィークラスの下垣和也(SOUEISHA-VITA)が続いた。

 決勝は本日午後2時40分より10周で行われる。ランキングトップのPP藤原が逃げ切りチャンピオンを獲得するのか、予選3位からランキング2位の増本が追い上げるのか、チャンピオン争いに関係の無い有岡の動きにも注目だ。トロフィークラスはランキングトップの長田が予選4位でトップ。ランキング3位の藺牟田は予選6位、ランキング2位の下垣は予選10位から追い上げる。こちらの争いにも注目したい。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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VITA岡山

第6戦岡山公式予選結果

-RIJ- (2023/12/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 VITA岡山シリーズ Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
131VITA1藤原 優太TMR AKILAND VITA
アキランドレーシング
1'44.888--127.096
216VITA2有岡 綾平HERO'S TECH WORLD
テックワールドレーシング
1'44.994 0.106 0.106126.967
36VITA3増本 千春SANNO SHIELD 01
アングルオートモーテイブ株式会社
1'45.027 0.139 0.033126.927
446Trophy1長田 茂久TRACE☆CB☆制動屋☆愉快なおっさん
長田茂久
1'45.441 0.553 0.414126.429
575VITA4清水 康友カーブティッククラブ☆Trace☆制動屋
清水康友
1'45.478 0.590 0.037126.385
64Trophy2藺牟田 政治NUTEC制動屋JOKER
蘭牟田政治
1'45.721 0.833 0.243126.094
766VITA5中西 亮平BASIS RACING☆NAMS
中西亮平
1'46.111 1.223 0.390125.631
817VITA6村上 凌晟Racing TEAM HERO'S
テックワールドレーシング
1'46.128 1.240 0.017125.611
934VITA7植島 禎一尾張信貴山☆制動屋☆Trace☆VITA
植島禎一
1'46.219 1.331 0.091125.503
1014Trophy3下垣 和也SOUEISHA-VITA
下垣和也
1'46.251 1.363 0.032125.465
1178Trophy4TAKE chan恵比寿アキランドVITA制動屋
TAKE chan
1'46.301 1.413 0.050125.406
12999VITA8松本 匡史m*dent with 萬雲塾VITA
TMR
1'46.541 1.653 0.240125.124
13510Trophy5後藤 武史MOLECULE萬雲塾VITA
TMR
1'46.626 1.738 0.085125.024
1483VITA9中島 僚斗恵比寿&G RIGHT VITA
中島僚斗
1'46.774 1.886 0.148124.851
1557VITA10武連 良治TBR RAYBROS VITA
武連良治
1'46.987 2.099 0.213124.602
1630Trophy6三尾 修まるさん★萬雲塾★VITA
TMR
1'47.792 2.904 0.805123.672
17105Trophy7吉村 雅一ヨシムラオートVITA
吉村雅一
1'48.218 3.330 0.426123.185
1872Trophy8近藤 保AKILAND VITA
アキランドレーシング
1'48.798 3.910 0.580122.528
1936VITA11戸田 淳也アングルオートVITA
戸田淳也
1'48.815 3.927 0.017122.509
2080VITA12森村 彰博恵比寿B※RIGHT-VITA
森村彰博
1'49.010 4.122 0.195122.290
21*525Trophy9CHAYKRS VITA
コウゲレーシング
1'52.797 7.909 3.787118.184
---- 以上基準タイム(130%)予選通過 ----
  • CarNo. 525は、付則H項2.5.4.1 b) 1)違反により、ベストラップタイムを抹消した。
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SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキーテストは近年にない盛り上がりを見せる

岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テストが、12月6日から8日にかけて三重県の鈴鹿サーキットで行われ、総勢32名のドライバーが参加するという近年にはない盛り上がりを見せた。

 今シーズンのレギュラードライバーに加えて、国内組からは今季SFライツに参戦した、木村偉織、小出峻(ともにB-Max Racing Team)、イゴール・オオムラ・フラガ(TCS NAKAJIMA RACING)、デビッド・ヴィダーレス(VANTELIN TEAM TOM'S)が参加。

 注目の海外からの参加では、FIA-F2チャンピオンのテオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)を筆頭に、IMSAチャンピオンのベン・バーニコート(VANTELIN TEAM TOM'S)、WECに参戦したオリバー・ラスムッセン(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、インディNXTシリーズ3位のノーラン・シーゲル(B-Max Racing Team)などが参加した。

 そして、合同テストにもかかわらず多くのファンが来場したのには、FIA-F2でシリーズ4位を得て、すでにチーム無限からSF参戦が決まっている岩佐歩夢、また17歳の女性ドライバー・Juju(野田樹潤)(TGM Grand Prix)の存在が大きかったようだ。

 テストはやはりレギュラードライバーが速さを見せたが、その中でもシーズンとは異なるKids com Team KCMGから参加し、初日午前のセッションでトップタイムを叩き出した関口雄飛、TGM Grand Prixのクルマで好タイムをマークした松下信治らが目を引いた。間違いなく速さは持っている二人だが、来シーズンの去就が注目される。

 岩佐は、慣れ親しんだ鈴鹿のコースということもあるだろうが、最初のセッションから1分37秒台に乗せ、3日目のルーキーディではトップタイムとなる1分36秒387をマークした。F1へステップアップするには、チャンピオン獲得が必須となるであろう岩佐の来季に注目だ。

 Jujuは、初日こそトップからラップタイムで4.2秒という差をつけられたものの、2日目には2.2秒にまで詰めた。そして速さもさることながら、心配された3日間走り続ける体力についても問題ないことを証明したことには、周囲も大いに驚かされたようだ。

 外国勢では、最も期待の大きかったプルシェールは、最初は下位に甘んじていたが、徐々にタイムアップし、2日間の総合結果でレギュラー組に割って入る6位につけ、FIA F2チャンピオンの実力を見せつけた。

 他の多くの外国勢は、3日目のルーキーが対象となるセッションで走行したが、ラスムッセンが午前のセッションで1分37秒795、バーニコートは午後のセッション最後に見事なアタックを見せ1分37秒482でセッショントップタイムを記録。いずれもSF初走行ながら適応力の高さを見せた。

 SFライツからの参加ドライバーとしては、3日間走行した木村が安定した速さを見せ、2日目午後に1分36秒901までタイムアップ。3日目はロングランテストを行った。秘めたポテンシャルを持つフラガは3日目に1分37秒014をマークして注目された。

 2日目まで参加だった小出は、最後のアタック中にシケインで他車に進路を塞がれてしまったため、タイム的には見るべきものはなかったが安定した速さを見せた。ヴィダーレスは、3日目のみだったが、チャンピオンカーを駆って1分37秒台に乗せた。

 多くの選手が参加して盛り上がった合同テストだったが、やはり多様な選手が参加することが、レギュラー組に対する刺激にもなり、シリーズの盛り上げには不可欠と感じる。

 来シーズンは開幕が3月9〜10日の鈴鹿と早いだけに、年明け早々にはチームの体制も発表されることになるはずだ。そして、2月に予定されているという開幕前の合同テストを経て開幕を迎える。各チームからの発表を待ちながら、例年より短いシーズンオフを楽しむことにしよう。

野尻智紀(TEAM MUGEN) 山下健太(KONDO RACING) 小高一斗(KONDO RACING) 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 小林可夢偉(Kids com Team KCMG) 三宅淳詞(ThreeBond Racing) 大嶋和也(docomo business ROOKIE) 岩佐歩夢(TEAM MUGEN) 福住仁嶺(Kids com Team KCMG) テオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 笹原右京(VANTELIN TEAM TOM’S) 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S) 大湯都史樹(P.MU/CERUMO・INGING) 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING) 木村偉織(B-Max Racing Team) 小出峻(B-Max Racing Team)

Juju(TGM Grand Prix) ラスムス・リンド(TGM Grand Prix)

イゴール・オオムラ・フラガ(TCS NAKAJIMA RACING) 佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING) デビッド・ビダーレス(VANTELIN TEAM TOM’S) 高星明誠(KONDO RACING) ノラン・シーゲル(B-Max Racing Team) 大草りき(TCS NAKAJIMA RACING) オリバー・ラスムッセン(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) イゴール・オオムラ・フラガ(TCS NAKAJIMA RACING) Juju(TGM Grand Prix) ラスムス・リンド(TGM Grand Prix) 名取鉄平(KONDO RACING) ベン・バーニコート(VANTELIN TEAM TOM’S)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキードライバーテスト鈴鹿総合結果

合同テスト&ルーキードライバーテスト -RIJ- (2023/12/6-8) Total Testing Weather:Fine/Cloudy Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeam
Engine
Session1
Session2
Session3
Session4
Session5
Session6
TimeBehindkm/h
17小林 可夢偉Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'39.365
1'37.549
1'38.513
*1'36.296
-
-
1'36.296-217.093
218福住 仁嶺Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
-
-
1'37.806
*1'36.337
-
-
1'36.337 0.041217.001
337坪井 翔VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.895
1'36.994
1'37.503
*1'36.363
-
-
1'36.363 0.067216.942
415岩佐 歩夢TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.495
1'37.321
1'39.147
1'37.011
*1'36.387
1'40.837
1'36.387 0.091216.888
53山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.448
1'37.277
1'38.873
*1'36.392
-
-
1'36.392 0.096216.877
638大湯 都史樹P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.510
1'37.385
1'38.540
*1'36.454
-
-
1'36.454 0.158216.738
719テオ・プルシェールITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'39.080
1'38.345
1'37.655
*1'36.586
-
-
1'36.586 0.290216.441
839阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.549
1'37.693
1'37.969
*1'36.592
-
-
1'36.592 0.296216.428
96太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.656
1'37.211
1'38.032
*1'36.631
-
-
1'36.631 0.335216.341
105牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.448
1'37.561
1'37.096
*1'36.667
-
-
1'36.667 0.371216.260
111野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.792
1'37.641
1'38.417
*1'36.737
-
-
1'36.737 0.441216.103
1265佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.431
1'37.210
1'37.657
*1'36.834
-
-
1'36.834 0.538215.887
1350木村 偉織B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'39.836
1'38.777
1'38.612
*1'36.901
1'37.309
1'37.678
1'36.901 0.605215.738
1464イゴール・オオムラ・フラガTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
-
-
1'39.122
1'37.672
*1'37.014
1'37.583
1'37.014 0.718215.486
1518関口 雄飛Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
*1'37.027
1'37.240
-
-
-
-
1'37.027 0.731215.458
1636笹原 右京VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.018
1'38.140
1'37.513
*1'37.179
-
-
1'37.179 0.883215.121
1755松下 信治TGM GP SF23TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'38.647
*1'37.257
-
-
-
-
1'37.257 0.961214.948
1820国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.598
1'38.462
1'38.531
*1'37.419
-
-
1'37.419 1.123214.591
1936ベン・バーニコートVANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
-
-
-
-
1'37.906
*1'37.482
1'37.482 1.186214.452
2014大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'38.906
1'38.424
1'39.074
*1'37.485
-
-
1'37.485 1.189214.445
2165大草 りきTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
-
-
-
-
1'38.968
*1'37.632
1'37.632 1.336214.122
2212三宅 淳詞ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'38.447
1'38.264
1'39.508
*1'37.689
-
-
1'37.689 1.393213.997
2337デビッド・ビダーレスVANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
-
-
-
-
1'38.479
*1'37.779
1'37.779 1.483213.801
2419オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
-
-
-
-
*1'37.795
1'38.631
1'37.795 1.499213.766
2564大津 弘樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
*1'37.829
1'37.831
-
-
-
-
1'37.829 1.533213.691
264小高 一斗KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.498
1'38.473
1'38.212
*1'37.880
-
-
1'37.880 1.584213.580
2755ラスムス・リンドTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
-
-
1'42.526
1'39.619
1'39.741
*1'38.396
1'38.396 2.100212.460
283高星 明誠KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
-
-
-
-
*1'38.426
1'38.675
1'38.426 2.130212.395
2951小出 峻B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'40.286
1'39.171
1'38.825
*1'38.435
-
-
1'38.435 2.139212.376
3053JujuTGM GP SF23TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'41.870
1'41.219
1'40.039
*1'38.539
1'38.881
1'39.767
1'38.539 2.243212.152
3151ノラン・シーゲルB-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
-
-
-
-
*1'38.571
1'38.806
1'38.571 2.275212.083
324名取 鉄平KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
-
-
-
-
*1'38.768
1'38.881
1'38.768 2.472211.660
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SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキードライバーテスト鈴鹿6回目結果

合同テスト&ルーキードライバーテスト -RIJ- (2023/12/08) Ofiicial Testing 6 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
136ベン・バーニコートVANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.482--214.452
264イゴール・オオムラ・フラガTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.583 0.101 0.101214.230
365大草 りきTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.632 0.150 0.049214.122
450木村 偉織B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'37.678 0.196 0.046214.022
537デビッド・ビダーレスVANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.779 0.297 0.101213.801
655ラスムス・リンドTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'38.396 0.914 0.617212.460
719オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'38.631 1.149 0.235211.954
83高星 明誠KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.675 1.193 0.044211.859
951ノラン・シーゲルB-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.806 1.324 0.131211.578
104名取 鉄平KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.881 1.399 0.075211.418
1153JujuTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'39.767 2.285 0.886209.540
1215岩佐 歩夢TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'40.837 3.355 1.070207.317
Tags:

SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキードライバーテスト鈴鹿5回目結果

合同テスト&ルーキードライバーテスト -RIJ- (2023/12/08) Official Testing 5 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
115岩佐 歩夢TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.387--216.888
264イゴール・オオムラ・フラガTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.014 0.627 0.627215.486
350木村 偉織B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'37.309 0.922 0.295214.833
419オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'37.795 1.408 0.486213.766
536ベン・バーニコートVANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.906 1.519 0.111213.523
63高星 明誠KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.426 2.039 0.520212.395
737デビッド・ビダーレスVANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.479 2.092 0.053212.281
851ノラン・シーゲルB-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.571 2.184 0.092212.083
94名取 鉄平KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.768 2.381 0.197211.660
1053JujuTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'38.881 2.494 0.113211.418
1165大草 りきTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.968 2.581 0.087211.232
1255ラスムス・リンドTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'39.741 3.354 0.773209.595
Tags:

SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキードライバーテスト鈴鹿4回目結果

合同テスト&ルーキードライバーテスト -RIJ- (2023/12/07) Official Testing 4 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
17小林 可夢偉Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'36.296--217.093
218福住 仁嶺Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'36.337 0.041 0.041217.001
337坪井 翔VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.363 0.067 0.026216.942
43山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.392 0.096 0.029216.877
538大湯 都史樹P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.454 0.158 0.062216.738
619テオ・プルシェールITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'36.586 0.290 0.132216.441
739阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.592 0.296 0.006216.428
86太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.631 0.335 0.039216.341
95牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.667 0.371 0.036216.260
101野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.737 0.441 0.070216.103
1165佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.834 0.538 0.097215.887
1250木村 偉織B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'36.901 0.605 0.067215.738
1315岩佐 歩夢TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.011 0.715 0.110215.493
1436笹原 右京VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.179 0.883 0.168215.121
1520国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'37.419 1.123 0.240214.591
1614大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'37.485 1.189 0.066214.445
1764イゴール・オオムラ・フラガTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.672 1.376 0.187214.035
1812三宅 淳詞ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'37.689 1.393 0.017213.997
194小高 一斗KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.880 1.584 0.191213.580
2051小出 峻B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.435 2.139 0.555212.376
2153JujuTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'38.539 2.243 0.104212.152
2255ラスムス・リンドTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'39.619 3.323 1.080209.852
Tags:

SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキードライバーテスト鈴鹿3回目結果

合同テスト&ルーキードライバーテスト -RIJ- (2023/12/07) Official Testing 3 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
15牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.096--215.304
237坪井 翔VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.503 0.407 0.407214.406
336笹原 右京VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.513 0.417 0.010214.384
419テオ・プルシェールITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'37.655 0.559 0.142214.072
565佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.657 0.561 0.002214.068
618福住 仁嶺Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.806 0.710 0.149213.741
739阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.969 0.873 0.163213.386
86太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.032 0.936 0.063213.249
94小高 一斗KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.212 1.116 0.180212.858
101野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.417 1.321 0.205212.415
117小林 可夢偉Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.513 1.417 0.096212.208
1220国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.531 1.435 0.018212.169
1338大湯 都史樹P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'38.540 1.444 0.009212.149
1450木村 偉織B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.612 1.516 0.072211.994
1551小出 峻B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.825 1.729 0.213211.538
163山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.873 1.777 0.048211.435
1714大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'39.074 1.978 0.201211.006
1864イゴール・オオムラ・フラガTCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'39.122 2.026 0.048210.904
1915岩佐 歩夢TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'39.147 2.051 0.025210.851
2012三宅 淳詞ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'39.508 2.412 0.361210.086
2153JujuTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'40.039 2.943 0.531208.971
2255ラスムス・リンドTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'42.526 5.430 2.487203.901
Tags:

SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキードライバーテスト鈴鹿2回目結果

合同テスト&ルーキードライバーテスト -RIJ- (2023/12/06) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
137坪井 翔VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.994--215.531
265佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.210 0.216 0.216215.052
36太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.211 0.217 0.001215.050
418関口 雄飛Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.240 0.246 0.029214.986
555松下 信治TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'37.257 0.263 0.017214.948
63山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.277 0.283 0.020214.904
715岩佐 歩夢TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.321 0.327 0.044214.807
838大湯 都史樹P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.385 0.391 0.064214.666
97小林 可夢偉Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.549 0.555 0.164214.305
105牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.561 0.567 0.012214.278
111野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.641 0.647 0.080214.103
1239阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.693 0.699 0.052213.989
1364大津 弘樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.831 0.837 0.138213.687
1436笹原 右京VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.140 1.146 0.309213.014
1512三宅 淳詞ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'38.264 1.270 0.124212.745
1619テオ・プルシェールITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'38.345 1.351 0.081212.570
1714大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'38.424 1.430 0.079212.399
1820国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.462 1.468 0.038212.317
194小高 一斗KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.473 1.479 0.011212.294
2050木村 偉織B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.777 1.783 0.304211.640
2151小出 峻B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'39.171 2.177 0.394210.800
2253JujuTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'41.219 4.225 2.048206.534
Tags:

SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキードライバーテスト鈴鹿1回目結果

合同テスト&ルーキードライバーテスト -RIJ- (2023/12/06) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
118関口 雄飛Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.027--215.458
265佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.431 0.404 0.404214.564
35牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.448 0.421 0.017214.527
43山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.448 0.421 0.000214.527
515岩佐 歩夢TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.495 0.468 0.047214.423
638大湯 都史樹P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.510 0.483 0.015214.390
739阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.549 0.522 0.039214.305
86太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.656 0.629 0.107214.070
964大津 弘樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.829 0.802 0.173213.691
1037坪井 翔VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.895 0.868 0.066213.547
1136笹原 右京VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.018 0.991 0.123213.279
1212三宅 淳詞ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'38.447 1.420 0.429212.350
134小高 一斗KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.498 1.471 0.051212.240
1420国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.598 1.571 0.100212.025
1555松下 信治TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'38.647 1.620 0.049211.919
161野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.792 1.765 0.145211.608
1714大嶋 和也docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'38.906 1.879 0.114211.364
1819テオ・プルシェールITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'39.080 2.053 0.174210.993
197小林 可夢偉Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'39.365 2.338 0.285210.388
2050木村 偉織B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'39.836 2.809 0.471209.395
2151小出 峻B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'40.286 3.259 0.450208.456
2253JujuTGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'41.870 4.843 1.584205.214
Tags:

SUPER FORMULA

合同テスト&ルーキーテスト鈴鹿参加ドライバー

No. Driver Birthdate Nat
Birth place
Team
Engine
1A 野尻 智紀
Tomoki Nojiri
1989.09.15 茨城県 TEAM MUGEN
HONDA/M-TEC HR-417E
1B/15 岩佐歩夢
Ayumu Iwasa
2001.09.22 大阪府
3A 山下 健太
Kenta Yamashita
1995.08.03 千葉県 KONDO RACING
TOYOTA/TRD TRD01F
3B 高星 明誠
Mitsunori Takaboshi
1993.01.24 神奈川県
4A 小高一斗
Kazuto Kotaka
1999.04.17 神奈川県
4B 名取鉄平
Teppei Natori
2000.09.11 山梨県
5 牧野 任祐
Tadasuke Makino
1997.06.28 大阪府 DOCOMO TEAM
DANDELION RACING
HONDA/M-TEC HR-417E
6 太田格之進
Kakunoshin Ohta
1999.06.16 京都府
7 小林 可夢偉
Kamui Kobayashi
1986.09.13 兵庫県 Kids com Team KCMG
TOYOTA/TRD TRD01F
18A 関口 雄飛
Yuhi Sekiguchi
1987.12.29 東京都
18B 福住 仁嶺
Nirei Fukuzumi
1997.01.24 徳島県
12 三宅 淳詞
Atsushi Miyake
1999.03.17 三重県 ThreeBond Racing
HONDA/M-TEC HR-417E
14 大嶋 和也
Kazuya Oshima
1987.04.30 群馬県 docomo business ROOKIE
TOYOTA/TRD TRD01F
19A テオ・プルシェール
Théo Pourchaire
2003.08.20 フランス ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA/TRD TRD01F
19B オリバー・ラスムッセン
Oliver Rasmussen
2000.11.06 デンマーク
20 国本 雄資
Yuji Kunimoto
1990.09.12 神奈川県
36A 笹原 右京
Ukyo Sasahara
1996.04.24 群馬県 VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA/TRD TRD01F
36B ベン・バーニコート
Ben Barnicoat
1996.12.20 イギリス
37A 坪井 翔
Sho Tsuboi
1995.05.21 埼玉県
37B デビッド・ヴィダーレス
David Vidales
2002.05.01 スペイン
38 大湯 都史樹
Toshiki Oyu
1998.08.04 北海道 P. MU/CERUMO・INGING
TOYOTA/TRD TRD01F
39 阪口 晴南
Sena Sakaguchi
1999.07.09 大阪府
50 木村偉織
Iori Kimura
1999.06.22 東京都 B-Max Racing Team
HONDA/M-TEC HR-417E
51A 小出 峻
Syun Koide
1999.10.26 大阪府
51B ノラン・シーゲル
Nolan Siegel
2004.11.08 アメリカ
53 Juju
Juju
2006.02.02 東京都 TGM Grand Prix
HONDA/M-TEC HR-417E
55A 松下 信治
Nobuharu Matsushita
1993.10.13 埼玉県
55B ラスムス・リンド
Rasmus Lindh
2001.07.06 スウェーデン
64A 大津弘樹
Hiroki Otsu
1994.05.25 埼玉県 TCS NAKAJIMA RACING
HONDA/M-TEC HR-417E
64B イゴール・オオムラ・フラガ
Igor Omura Fraga
1998.09.26 ブラジル
石川県
65A 佐藤 蓮
Ren Sato
2001.08.05 神奈川県
65B 大草 りき
Riki Okusa
1999.11.25 神奈川県
Tags:

SUPER FORMULA

合同テスト鈴鹿 スーパーフォーミュラ合同テストに参加します(B-Max)

 B-Max Racing Team(SFチーム代表 宮田雅史)は、12月6~8日、鈴鹿サーキットで開催される日本レースプロモーション(JRP)主催の合同テストに参加します。

 今回のテストでは、50号車は2023全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権チャンピオンの木村偉織選手が、51号車は同選手権 3 位の小出峻選手とインディ NXT(旧インディ・ライツ)シリーズの上位ランカーであるノーラン・シーゲル選手がドライブします。

■参加ドライバー(氏名/生年月日/国籍/主な戦績)

50号車
木村偉織 Iori Kimura
1999年6月22日(24歳) / 日本(東京都)
~2015 レーシングカート
2016 アジアン・ル・マン・スプリントカップ(CNクラス)(優勝)
2017 アジアフォーミュラルノーシリーズ (Bクラス) (PP獲得)
2018 SRS-F鈴鹿レーシングスクール
2019 FIA-F4選手権参戦9位(最高位3位)
SRS-Fにてスカラシップ獲得
2020 インタープロトe シリーズ 2 位
2021 FIA-F4選手権3位(4勝)
2022 SFライツ選手権3位(3勝)
2023 SFライツ選手権チャンピオン(6勝)
51号車A
小出 峻 Syun Koide
1999年10月26日(24歳) / 日本(大阪府)
〜2017 レーシングカート
2018 SRS-F鈴鹿レーシングスクール(Challenge)
2019 SRS-F鈴鹿レーシングスクール(Advance)
2020 FIA-F4選手権 10位(最高位4位)
2021 FIA-F4選手権 6位(1勝、表彰台5回)
2022 FIA-F4選手権チャンピオン(9勝)
2023 SFライツ選手権3位(4勝)
スーパーGT(GT300)選手権5位(2勝)
51号車B
Nolan Siegel ノーラン・シーゲル
2004年11月8日(19歳) / アメリカ
〜2019 レーシングカート
2019 USF2000選手権15位(表彰台2回)
F4 United States選手権参戦
2020 USF2000選手権13位(表彰台2回)
F4 United States選手権21位
2021 USF2000選手権8位(1勝、表彰台4回)
Indy Pro2000選手権参戦
IMSA (Gran Sport Class)Series参戦
2022 IMSA (LMP3 Class)Series参戦(表彰台1回)
Indy Pro2000選手権4位(2勝、PP2回)
Indy Lights参戦
IMSA (Prototype Challenge)Series参戦
2023 Indy NXT Series 3位(2勝、PP2回)
IMSA (LMP2 Class)Series 8位(2勝)
B-Max Racing Team Press Release
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第8戦鈴鹿決勝ドライバーコメント チャンピオン・白崎稜「セッティングを変更したのがバッチリ」

優勝 堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

優勝した堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

 「昨日優勝するってチームの人にも言ってたので有言実行できてよかったです。タイヤの温めとかも意識して入念にできたので、序盤で他のドライバーより速かったです。S-FJも今年から乗り始めて、鈴鹿で初めて練習して、ここが一番練習量があり、いろいろ発見とかもあって、勝てたのでいい経験になりました。来週の日本一は優勝はもちろん、ポールポジションも取れるように頑張ります」
2位/チャンピオン 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

決勝で2位に入りチャンピオンを獲得した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「昨日のスピンを反省して、チームと話し合ってセッティングを変えたのがバッチリでした。ウオーミングアップでタイヤが暖まらない感じがあって、みんな同じなら無理して行こうと思いました。スタートもよくてレースの展開もあったのですり抜けることができました。ぼくより八巻さんの方が速かったのでちょっと焦りました。最後、バックマーカーに引っかからなければ優勝にも届いたかも知れません。来週の日本一は昨日のレースのようなことはなく、しっかり頑張ります」
3位 田中風輝(M2 engineering KK-SII)

決勝3位の田中風輝(M2 engineering KK-SII)

 「今週2レースともマシンのバランスに悩まされました。チャンピオンは取れる可能性はあったんですが、最低条件の1位が取れなくて、速さが足りなかったです。昨日よりもマシンのバランス的に厳しかったです。来週の日本一は切り替えて優勝を目指して頑張ります」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第8戦鈴鹿決勝 堂園鷲が初優勝 怒濤の追い上げで2位に入った白崎稜が戴冠

チャンピオンを獲得した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ最終第8戦は3日、鈴鹿サーキットで12周の決勝を行い、4番グリッドからスタートした堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)が初優勝を飾った。20番グリッドから怒濤の追い上げで2位に入った白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がチャンピオンを獲得した。

 最後の戦いのフォーメーションラップは午後1時5分に始まった。上空の雲は徐々に増え、太陽は隠れた。気温は14度だが、1コーナーに向かって吹く強い風のため体感温度はさらに低い。久保直也(AQUAだーはまRacing)がペナルティーでピットスタートとなったため21台がグリッドに着きスタートが切られた。

 ポールポジションの岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)は好スタートを切りトップで1コーナーへ向かう。2位には村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が、3位には田中風輝(M2 engineering KK-SII)がつけここまではグリッド順。4位には5番グリッドから渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が上がり、5位に堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)、6位に小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SⅡ)、7位に迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)が続く。逆バンクでは渡会が田中を捉え3位に、ヘアピンでは迫が小田を捉え6位に浮上した。

 スプーンでは3位渡会に4位田中が並びかけ、田中の直後につけていた堂園の3台が130R手前で3ワイドの攻防となる。ここからシケインにかけての争いは堂園に軍配、田中が続き渡会は5位までドロップダウン。

 1周目、トップ岡本は2位村田を1秒5離して戻ってきた。3位に堂園が、4位に田中が、5位に渡会が、6位に迫が、7位に小田が、8位に永原蒼翔(ピットワークながはら/MYST)が続く。20番グリッドからスタートした白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)は11台抜きで早くも9位まで上がってきた。

 2周目の1コーナーでは、ストレートで堂園のスリップについた3位田中がアウトから2位に浮上。スプーンでは白崎が永原を捉えて8位に浮上した。

 3周目、2位村田のペースが上がらないため、シケインからストレートにかけ田中と堂園の渡会が追いつきこの4台が接近戦となる。4周目の1コーナーでは堂園が2位に浮上し、3位に田中、村田は2台にパスされ4位に落ちた。また、白崎が小田をパスし7位まで上がってきた。

 2位に上がった堂島はトップ岡本に急接近。4周目に1秒9あった差を5周目に1秒3とすると6周目にはここまでのファステストラップを記録し0秒2差と背後についた。この間、白崎の勢いもとどまることをしらず、迫、渡会をパスして5位まで浮上した。

 7周目の1コーナーでは、ペースの上がらない岡本を堂園が捉えついにトップに立つ。

 8周目、5位を走る白崎が1コーナーでインから迫を捉え4位に浮上すると、さらに130Rでは3位の田中にアウトから並びかけ、シケインでインから3位に浮上、この周2台をパスした。

 9周目、さらに白崎はスプーンでインから2位を走る岡本を捉え2位まで浮上した。

 10周目、トップを走る堂園と2位に上がった白崎との差は1秒9。3位に落ちた岡本は力尽きたか、田中、迫にもかわされ5位に落ちる。

 11周目、トップ堂園と2位白崎との差は1秒3まで縮まった。しかしファイナルラップで逆転できる差では無く、堂園がトップでゴール。3大会、4戦目にして初優勝を飾った。2位に入った白崎はチャンピオンを獲得した。

 3位には田中。チャンピオン獲得には優勝が絶対条件だったが、ペースが上がらず悔しいレースとなった。

 11周目まで4位につけていた迫はファイナルラップで7位までドロップ。4位にはチームメートの岡本をパスしてきた渡会が、5位には岡本が、6位には小田が入った。

 昨日のスピン、リタイアでほぼ最後尾スタート、チャンピオン獲得に黄信号のともった白崎だったが、18台抜きの快走で2位に入り観客を魅了、見事戴冠となった。

 今シーズンのスーパーFJはこれですべて終了。限定Aライセンスを取得し、シーズン途中から参戦してきた田中、堂園、迫などが速さを見せ、若い息吹の胎動を感じされるシーズンとなった。

 来シーズンのスーパーFJも菅生・もてぎ、筑波・富士、鈴鹿・岡山、オートポリスの4シリーズが開催される。2月24日には先陣を切って鈴鹿・岡山シリーズがここ鈴鹿で開幕する予定だ。今年に勝る熱い戦いを期待したい。

12周の決勝がスタートした

田中風輝を先頭とする争い

堂園鷲を先頭とする争い

優勝は堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

決勝2位は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

決勝3位は田中風輝(M2 engineering KK-SII)

決勝4位は田中風輝(M2 engineering KK-SII)

決勝5位は岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝6位は小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SⅡ)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsprts Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第8戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2023/12/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156堂園 鷲Kデンタルオフィス☆ミスト
MYST KK-S2
1227'02.252--
291白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1227'03.566 1.314 1.314
32田中 風輝M2 engineering KK-SII
MYST KK-S2
1227'04.904 2.652 1.338
47渡会 太一FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1227'09.637 7.385 4.733
59岡本 大地FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1227'10.288 8.036 0.651
634小田 優AUTOBACS Drago CORSE KK-SⅡ
MYST KK-S2
1227'10.374 8.122 0.086
771迫 隆眞EAGLE ERS S-FJ
MYST KK-S2
1227'10.579 8.327 0.205
811村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1227'15.12712.875 4.548
988八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
1227'15.19312.941 0.066
1036畔柳 拓武イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1227'17.86415.612 2.671
111元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1227'19.89217.640 2.028
1251永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-S2
1227'28.48826.236 8.596
1355板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1227'36.98834.736 8.500
1415梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1227'38.25135.999 1.263
1547山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1227'40.06637.814 1.815
1679三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
1227'43.35541.103 3.289
1717中嶋 匠Aviator A-ONE
MYST KK-S2
1227'54.35452.10210.999
1832天谷 伶奈TODOROKI☆KKSII
MYST KK-S2
1227'59.46657.214 5.112
1921太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1228'17.4531'15.20117.987
2098JUNBlueStyle・APR鹿児島ER2C
WEST 17J
1229'08.8812'06.62951.428
2172久保 直也AQUAだーはまRacing
WEST 07J
1127'09.1501Lap 1Lap
2245山岡 正輝PONOS M2 KK-SII
MYST KK-S2
1127'31.5321Lap 22.382
  • Fastest Lap: CarNo. 91 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース) 2'14.228 (7/12) 155.744 km/h
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿決勝ドライバーコメント 優勝・迫隆眞「ルーキーでもこのくらい行くぞというのを見せつけた」

優勝 迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

優勝した迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

 「速さがあるのはわかっていたので、一つ一つの動作を慎重に丁寧に、後ろとのギャップを築こうと走っていました。セーフティーカー明けに田中選手がきたのはきつかったです。最後のシケインですが、レースやるからには1位を目指さないといけないので、インの空いてるところを、気持ちで行きました。ルーキーで、なめられても困るので、このくらい行くぞというのを見せつけられてよかったと思います。あしたに向けてマシンのセッティングを含め向き合っていきます」

2位 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝2位の渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

 「スタートは狙ってて蹴り出しはよかったんですが、前に出るところまでは行けませんでした。前半のうちに前に出ればレース展開は違ったと思うんですが、前についていくので必死でした。途中、田中君が来てからは譲りました。前の二人はレベルが違いましたね。SCは入るとは思ってなくて、運もあって最後2位になり最低限の表彰台は取れました。あしたはスタートポジション的にはきついですが、頑張って追い上げられたらと思います」

3位 堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

決勝3位の堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

 「いままでカートで今年初めてフォーミュラに乗りました。カートの無いときに出てますが、スタートがうまくいかずまだまだです。岡山のスーパーFJが初戦で、鈴鹿は初めてでいろいろ分からないところが多かったです。スタートでエンストして順位が落ちてしまいました。運よく3番手になり表彰台に乗れてうれしいです。あしたは優勝できるように頑張ります」

4位 田中風輝(M2 engineering KK-SII)

決勝4位の田中風輝(M2 engineering KK-SII)

 「スタートをミスして7番手まで下がって、トップ争いできるところまで上がりましたが、際どい競り合いでうまく行きませんでした。130Rで抜きましたがシケインでインに入られて、あのまま行ったら当たっていたので、引かざるを得ない感じでした。チャンピオンのポイントを考えればベストな選択だったと思います。可能性は高くなったのであしたはやれることをやろうと思います」

5位 村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

決勝5位の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

 「スタートが決まって2コーナーでアウトから仕掛けようと思ったら、タイヤが暖まっていなくて、そこで順位を上げられませんでした。その後の接触とかを生き残ることができて、リスタートで挽回しようと思ったんですが、フロントタイヤが暖まらなくて、2回とも苦戦しました。あしたはタイヤに熱を入れて最初から1位になれるよう頑張りたいと思います」

6位 岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝6位の岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

 「スタートがめちゃよくて1周目までに4位に上がれましたが、130Rでスピンをしました。すぐに復帰できたので大きく順位を落とさず8番手で戻れました。1台抜いて7番手になりましたが、渡会と一緒でペースがぜんぜん無くて、ストレートがめちゃくちゃ遅いので、自分たちから仕掛けることは何もできず、ミス待ちという感じでした。あしたはポールスタートですが、どれだけ守れるか分からないので、一生懸命頑張ります」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿決勝 迫隆眞がポールトゥウインで初優勝 ポイントリーダーの白崎稜は痛恨のリタイア

優勝して手を上げる迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第7戦は2日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)がポールトゥウインで参戦2戦目にして初優勝を飾った。

 レースは午後3時5分にフォーメーションラップが始まった。気温11度と午前に比べ若干暖かくなった。1周を回り22台がグリッドに着きスタートが切られた。

 予選2位の渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が蹴り出しよく、ポールポジションの迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)にイン並びかける。同3位の八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)もアウトから狙い3ワイドとなるがここは中央の迫が1コーナーを制しトップに立つ。その後ろ、八巻と渡会が2コーナーにかけて並走するがここはイン側の渡会が2位、八巻は3位につけた。

 八巻の背後には、チャンピオンシップを争う予選4位の田中風輝(M2 engineering KK-SII)、同5位の白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)が予選順位のまま続き、好スタートを切った予選8位の岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)が6位に上がってきた。S字では、4位田中が白崎、岡本にかわされ6位まで落ちる。

 トップに立った迫は2位渡会との差を広げ、3位八巻もペースが上がらない。4位の白崎には5位の岡本がヘアピン立ち上がりから背後につく。130Rでは白崎にアウトから仕掛けようとした岡本がスピン、360度回るがコース上にとどまり8位まで順位を落とした。

 1周目、トップ迫は2位渡会を1秒5離してコントロールラインに戻ってきた。その1秒3後ろ、3位八巻と4位白崎との差は0秒6。5位には田中が、6位には村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が、7位には予選13位から130Rの混乱をくぐり抜けてきた永原蒼翔(ピットワークながはら/MYST)が、8位には岡本が続く。

 続く2周目の1コーナー入口では、4位を走る白崎が単独スピン。コースアウトしてグラベルでマシンを止めた。なんとチャンピオンを争うポイントリーダーの白崎が序盤で消える大波乱となった。白崎のマシンの排除のためセーフティーカー(SC)が導入される。

 2周目SC中の順位はトップ迫、2位渡会、3位八巻、白崎が消えたため4位田中、5位村田、6位堂園、7位永原、8位岡本だ。

 SCは3周終わりで退き、レースは4周目から再開される。迫はリスタートを決め2位渡会との距離を築くことに成功。3位八巻の背後には田中がつけ、1コーナーでインから3位に浮上。S字でも6位の堂園が村田を捉えて順位を5位に、8位の岡本も永原を捉えて7位に浮上してきた。

 4周目、トップ迫と2位の渡会の差は1秒。ここで渡会のスリップについた田中が1コーナーでアウトから2位に浮上した。3位に落ちた渡会だがあきらめず田中の背後につけ、チャンスをうかがう。

 5周目の130Rでは、スプーン立ち上がりで4位八巻の直後につけた堂園が130Rでアウトから八巻を捉え4位に浮上した。

 7周目にはトップを走る迫がこのレースのファステストラップとなる2分14秒330をたたき出して、2位に上がった田中との差を1秒3とする。

 トップが8周目を走行中に、久保直也(AQUAだーはまRacing)が2コーナーでコースアウト。このため2度目のSCが導入されることとなった。これでトップ迫のアドバンテージはリセットされた。

 SCは9周を回って退き、レースは最終ラップの1周で再開される。2度目のリスタートではトップ迫は2位田中との差を築けない。1コーナーではスリップについた2位田中に迫られ2コーナーで並走するが、田中を押し出し気味で押さえ込みトップを堅守。3位渡会も縁石に逃げた田中に並びかけようとするが、ここは田中が前、渡会は3位のまま。

 2位の田中はヘアピン立ち上がりから再びトップの迫に急接近。スプーンではアウトから迫の並びかけるがここはインの迫が前だが、オーバースピード気味で縁石に乗せた迫が立ち上がりで若干失速。再びテールトゥノーズとなった迫と田中だったが、ついに130Rで田中が迫を捉えてトップに立った。

 しかし2位に落ちた迫も諦めない。シケインでは強引に田中のインに飛び込むと、行き場を無くした田中はコースアウト。これで最後の最後に迫が再びトップに立った。失速した田中は、渡会と堂園にもパスされ4位でレースを終えることとなった。

 優勝した迫はスーパーFJ参戦2戦目にしてポールトゥウイン。堂園も参戦2戦目で3位表彰台に立った。ともに16歳だ。

 5位には八巻が入ったが、レース後の車検で車両規則違反が見つかり失格。繰り上がって5位に村田が、6位に岡本が入った。

 明日の最終第8戦は午後1時5分より12周で行われる。6位までのリバースグリッド制のためポールポジションは6位に入った岡本、以下村田、田中、堂園、渡会、迫のスターティンググリッドとなる。

 4位に入った田中は選手権ポイント10を追加し67ポイント。リタイアした白崎は82ポイントのままでその差は15ポイントに縮まり、チャンピオンの権利はこの2人に絞られた。しかし有効ポイント制のため白崎は3位以上に入らないと加点できない。リタイアのため20番グリッドからスタートする白崎が12周で3位まで上がるのは至難の業だ。その場合、田中は優勝でチャンピオンが決定する。チャンピオンのゆくえに注目したい。

10周の決勝がスタートした

度会太一と田中風輝の2位争い

迫隆眞と田中風輝のトップ争い

優勝は迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

決勝2位は渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝3位は堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

決勝4位は田中風輝(M2 engineering KK-SII)

決勝5位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

決勝6位は岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsprts Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2023/12/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
171迫 隆眞EAGLE ERS S-FJ
MYST KK-S2
1026'15.138--
27渡会 太一FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1026'15.219 0.081 0.081
356堂園 鷲Kデンタルオフィス☆ミスト
MYST KK-S2
1026'15.383 0.245 0.164
42田中 風輝M2 engineering KK-SII
MYST KK-S2
1026'15.530 0.392 0.147
511村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1026'17.229 2.091 1.699
69岡本 大地FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1026'17.753 2.615 0.524
734小田 優AUTOBACS Drago CORSE KK-SⅡ
MYST KK-S2
1026'17.848 2.710 0.095
836畔柳 拓武イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1026'20.502 5.364 2.654
955板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1026'21.886 6.748 1.384
1051永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-S2
1026'23.499 8.361 1.613
1147山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1026'24.390 9.252 0.891
1215梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1026'25.86510.727 1.475
1379三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
1026'27.17512.037 1.310
1421太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1026'27.38112.243 0.206
1517中嶋 匠Aviator A-ONE
MYST KK-S2
1026'28.03812.900 0.657
1632天谷 伶奈TODOROKI☆KKSII
MYST KK-S2
1026'32.84317.705 4.805
1798JUNBlueStyle・APR鹿児島ER2C
WEST 17J
1026'37.15322.015 4.310
18*1元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1026'51.29336.15514.140
1945山岡 正輝PONOS M2 KK-SII
MYST KK-S2
1027'22.4801'07.34231.187
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-72久保 直也AQUAだーはまRacing
WEST 07J
719'07.0103Laps3Laps
-91白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
12'19.1579Laps6Laps
-*88八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 71 迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ) 2'14.330 (7/10) 155.626 km/h
  • CarNo. 1は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条1(リスタート時の追い越し)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 88は、国内競技車両規則第2条2.7(ホイールベース/トレッド/最低地上高)違反により、失格とした。
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿公式予選ドライバーコメント PP・迫隆眞「入念にタイヤを暖めた」

ポールポジション 迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

ポールポジションの迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

 「前回のもてぎはハーフウェットの路面で難しくてタイムを上げることができませんでした。今回はそこを意識して予選に臨み、一発を出すことができてよかったです。周りより入念にタイヤを暖めたのでその差かなと思います。速さを見せることができたのはよかったです。バトルとか経験不足の部分もあるので、そこをカバーしていいレース展開を作って行けたらと思います。スタートが一番の問題で、まだ一回も成功したことがないので、そこが課題です。鈴鹿は先週1回練習しただけです」

2位 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

予選2位の渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

 「悔しいです。タイヤのウオームアップが来なかったので、暖まらずに終わってしまいました。タイム差がコンマ1なので、決勝はうまくバトルしながら勝てたらと思います。ここ最近は勝っているのでちゃんと勝てるように頑張ります」

3位 八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)

予選3位の八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)

 「先頭で出たので位置取りとかタイヤの温めとかでのびのび走れてタイムが出ました。最速ラップを出したあとセクター1は決まって速かったんですが、逆バンクで黄旗が出てたので、距離を走るのをやめてピットに帰ってきました。走り続けたらタイムは上がったと思いますが、ポールは無理だったのでタイヤを温存しました。クルマの調子は悪くないのでタイヤのアドバンテージを生かして追い上げます」

4位 田中風輝(M2 engineering KK-SII)

予選4位の田中風輝(M2 engineering KK-SII)

 「今回、周りと比べてタイム差が離れています。決勝までに改善するところはあるので、決勝は上がれると思います」

5位 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

予選5位の白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「最後にタイヤが暖まってきたので13秒は出たと思いますが、自分のせいなので悔しいです。スピンは、デフを空転したまま立ち上がって、外側のタイヤを空転したままホイールスピンした状態だったので、イン巻になりました。決勝は、タイヤの温めの立ち上げはぼくが一番早いので、みんなが暖まる前に抜いて、頭を押させて行ければいいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿公式予選 S-FJ参戦2戦目、鈴鹿初登場の迫隆眞がいきなりポールポジション

ポールポジションは迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第7戦は2日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、参戦2戦目、鈴鹿初登場の迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)がポールポジションを獲得した。

 2月25日に開幕した全8戦のシリーズもこのファイナルラウンドの2連戦で大団円を迎える。前大会は8月19~20日に残暑厳しい岡山で2連戦が行われたが、3カ月半のインターバルで季節は移り、初冬の鈴鹿に戻ってきた。

 チャンピオンシップをリードするのは白崎稜で82ポイント、2位には57ポイントで田中風輝がつけ、この2人がチャンピオンの可能性を残して最終大会を迎えた。

 公式予選は午前11時より20分間で行われた。鈴鹿は雲一つ無い好天に恵まれたが、気温8度と冷え込んだ。

 計測2周目、まずは小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SⅡ)が2分15秒228でトップに立つ。2位には八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)が15秒742で、3位には白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)が16秒408でつける。

 計測3周目、白崎が2分14秒237でトップに立ち、2位には渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が14秒277で上がってきた。3位には岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)が14秒607で続く。

 計測4周目、八巻が2分15秒052でトップに立つと、2位には田中風輝(M2 engineering KK-SII)が14秒129で上がってきた。白崎は3位に落ちた。

 計測5周目、トップ八巻はさらなるタイムアップを目指すが、逆バンクでイエローが出たのを見てピットイン。予選を終えた。

 計測6周目、ここまで8位につけていた迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)がいきなり2分13秒751でトップに躍り出る。渡会も13秒803で2位に浮上。八巻は3位に落ちた。この周、白崎がシケイン立ち上がりでイン巻してスピン、コースアウト。ここで赤旗が提示され予選は終了した。

 ポールポジション(PP)は迫。先々週に行われた初レースのもてぎシリーズで2位デビューした16歳。ここ鈴鹿では1度練習したのみで、いきなりポールポジションを獲得してみせた。2位には渡会が、3位には八巻が入った。

 4位にはランキング2位の田中が、5位には赤旗原因となった同トップの白崎が、6位には村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が続いた。

 決勝は本日午後3時5分より10周で行われる。スタートが課題のPP迫の蹴り出し、またチャンピオンを争っている4位田中、5位白崎の動向にも注目だ。

予選2位は渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

予選3位は八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)

予選4位は田中風輝(M2 engineering KK-SII)

予選5位は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

予選6位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsprts Forum
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2023/12/02) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
171迫 隆眞EAGLE ERS S-FJ
MYST KK-S2
2'13.751--156.299
27渡会 太一FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'13.803 0.052 0.052156.239
388八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
2'14.052 0.301 0.249155.948
42田中 風輝M2 engineering KK-SII
MYST KK-S2
2'14.093 0.342 0.041155.901
591白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
2'14.237 0.486 0.144155.734
611村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
2'14.410 0.659 0.173155.533
756堂園 鷲Kデンタルオフィス☆ミスト
MYST KK-S2
2'14.423 0.672 0.013155.518
89岡本 大地FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'14.607 0.856 0.184155.305
934小田 優AUTOBACS Drago CORSE KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'15.029 1.278 0.422154.820
1036畔柳 拓武イーグルスポーツ
MYST KK-S2
2'15.310 1.559 0.281154.499
1155板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'15.427 1.676 0.117154.365
121元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
2'15.560 1.809 0.133154.214
1351永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-S2
2'15.760 2.009 0.200153.986
1415梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
2'15.793 2.042 0.033153.949
1547山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
2'16.362 2.611 0.569153.307
1621太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'17.090 3.339 0.728152.493
1717中嶋 匠Aviator A-ONE
MYST KK-S2
2'17.243 3.492 0.153152.323
1879三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
2'18.191 4.440 0.948151.278
1932天谷 伶奈TODOROKI☆KKSII
MYST KK-S2
2'19.773 6.022 1.582149.565
2072久保 直也AQUAだーはまRacing
WEST 07J
2'22.714 8.963 2.941146.483
2198JUNBlueStyle・APR鹿児島ER2C
WEST 17J
2'23.199 9.448 0.485145.987
2245山岡 正輝PONOS M2 KK-SII
MYST KK-S2
2'37.56223.81114.363132.679
---- 以上基準タイム(130% - 2'54.029)予選通過 ----
-22及川 正人PONOS M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
3'01.15347.40223.591115.401
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SUPER FORMULA LIGHTS

占有テスト岡山 天候に翻弄されるもフレデリック選手が好走を見せる(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、11月27、28日に岡山国際サーキットで開催されたSFLアソシエーション主催の専有テストに参加しました。

 2日間に渡るテストは、天候が目まぐるしく変わる難しいコンディションになりましたが、SFライツ初走行のケイレン・フレデリック選手が、各セッションで好タイムをマークしました。

■1日目

 初日は、朝からどんよりした曇り空で、時折雨が落ちてくるという微妙なコンディションになりました。終日走行時間となっていたため、フレデリック選手は初のSFライツ車両で精力的に走行を重ね、コースレコードに迫る1分21秒台をマークするという非凡なところを見せました。(参考:コースレコード 1:21.137太田格之進選手2022年9月)

 また、来シーズン用のテスト車輌を、午前は菅波冬悟選手、午後は木村偉織選手が走らせました。

ドライバー 午前タイム 午後タイム
53号車 K.フレデリック 1分21秒768 1分22秒151
99号車 木村偉織 —————– 1分20秒576
99号車 菅波冬悟 1分21秒960 —————–
  • 天候:曇り時々雨、コース:ハーフウェット→ドライ、気温:8〜12度、路面温度:9〜14度

■2日目

 夜半に雨が降ったためコースはウェット。さらに天候が回復するにつれ霧が出てしまい、午前7時30分からの走行はキャンセルとなり、1時間の走行枠が午前2セッション、午後1セッション行われました。

 セッション1は、開始前にまた雨が降り出し、ウェットコンディションでスタートしました。フレデリック選手は1日目に続いて周回を重ね、この日が初走行となる岩澤優吾選手は、菅波選手がマシンチェックを行った後、コースインしました。

 セッション2は、徐々にコンディションは良くなっていきましたが、コースはウェットのままで、乾くまでには至りませんでした。

 セッション3は、風が冷たくなり気温が下がってきましたが、この日初めてのドライコンディションのセッションとなりました。

ドライバー Session1タイム Session2タイム Session3タイム
51号車 菅波冬悟 1分39秒592 —————- 1分24秒049
51号車 岩澤優吾 1分39秒795 1分35秒298 1分24秒015
53号車 K.フレデリック 1分38秒947 1分33秒945 1分22秒314
99号車 木村偉織 1分38秒691 1分34秒583 1分21秒373
  • 天候:雨→曇り、コース:ウェット→ドライ、気温:11〜14度、路面温度:11〜18度

B-Max Racing Team Press Release
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KYOJO CUP

第4戦富士 好バトルの末、翁長実希が今季2勝目 2位に入った三浦愛が2度目のシリーズチャンピオンを獲得(IPMS)

 2023年のKYOJO CUP第4戦が11月26日(日)に富士スピードウェイで開催され、#114 翁長実希(RSS VITA)が今季2勝目を飾り、2位に入った#17 三浦愛(Team M VITA)が2020年以来、2度目となるシリーズチャンピオンを手にした。

 今大会は23台がエントリーしたKYOJO CUP。ここまでの3戦を終えて、三浦が59ポイントでランキング首位を快走し、同2位には翁長が9ポイント差で続くという状況。今季のチャンピオン争いは、この2人の一騎打ちとなった。

 午前7時50分から行われた公式予選では、セッション序盤から三浦と翁長が2分00秒を切るペースで周回。開始5分を過ぎたところで、三浦が1分58秒801、翁長が1分58秒608を記録し、従来のコースレコード(1分59秒060)を更新した。その後、さらにタイムを短縮したのが三浦。開始10分を迎えるところで1分58秒015をマークして暫定トップに立った。これに対し、翁長もセッション終盤に自己ベストタイムを更新するが、逆転することはできずチェッカーフラッグ。三浦が今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手には翁長、3番手には#337 斎藤愛未(D.D.R VITA-01)が入った。

 12時55分から12周で争われた決勝レースでは、三浦がトップを守ってTGRコーナーを通過するが、2番手の翁長が背後につき、1周目から2台による手に汗握る接近戦が展開された。序盤はこう着状態が続いたが、3周目に翁長がファステストラップを記録すると、直後のTGRコーナーで三浦に並びかける。ここで追い抜くことはできなかったが、諦めずにチャンスを探っていき、ADVANコーナーでオーバーテイクし、トップに立った。

 これに対して、三浦は5周目のメインストレートでトップを奪い返すが、翁長も負けじと応戦。2台のバトルは翌周も続き、7周目のグリーンファイト100Rで翁長が前に出た。

 後続では#36 岩岡万梨恵(KNC VITA)を先頭とする5番手争いが白熱。各コーナーで抜きつ抜かれつの接近戦が展開された。その中で、速さをみせたのが#86 永井歩夢(Dr.DRY VITA)。11番手スタートから徐々に順位を上げ、4周目には1分59秒379 のファステストラップを記録。最終的に4位までジャンプアップする活躍を見せた。

 トップ争いは、後半から終盤にかけて順調なペースを刻んだ翁長が、徐々に三浦を引き離していき、最終的に1.2秒のリードを築いてチェッカーフラッグ。今シーズン2勝目を飾った。2位には三浦、3位には斎藤が続いた。

 これにより、三浦が86ポイントとなり、2度目のシリーズチャンピオンを獲得。翁長は6ポイント差で同2位、斎藤が同3位となった。

第4戦 優勝:#114 翁長実希(RSS VITA)
 「私と三浦選手のマシン特性が真逆でした。クルマの特性や私のドライビングを活かせて走れていることが、私たちのチームの強みだったので、今回もセットアップやタイヤの内圧もギリギリまで相談しながら進めてきました。それが、こういう形で結果を出すことができて、チームの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。シーズンを振り返ると、開幕戦の取りこぼしが悔しいです。でも、シリーズ争いをするなかで、自分に大切なことを教えてくれた1戦だと思うので、来年またチャンピオンを獲得するために、しっかりと準備をしていきたいと思います」
シリーズチャンピオン:#17 三浦愛(Team M VITA)
 「決勝では途中からトラブルが出てしまい、思うようにクルマが走らなくなってしまいました。シリーズを考えると、2位でチェッカーを受ければチャンピオン確定でしたし、最後まで走り切れるかも怪しい感じだったので、無理ができないとい考えペースダウンしました。KYOJO CUPのレベルが上がり、追われる立場の大変さを感じた1年でした。さらに、今年は自分のチームを立ち上げ、ドライバーとしてだけではなくチームをまとめるということも経験し、なかなかうまく行かないのだと感じることもありましたが、自分自身も成長できたシーズンでした。今回チャンピオンを獲ることができたというのは、チームにとって大きなことです。今シーズンを振り返ると、開幕戦で予選10番手から勝つことができたというのが大き かったと思います」
株式会社インタープロトモータースポーツ
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Inter Proto Series

第7戦、第8戦富士 第7戦を制した山下健太が逆転で初のインタープロト王者に輝く 第8戦優勝の阪口晴南は2ポイント差のランキング2位(IPMS)

 2023インタープロトシリーズPOWERED BY KeePer第4大会が11月25日(土)・26日(日)に富士スピードウェイで開催され、第7戦は#44 山下健太(NAVUL)が勝利。第8戦は#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が優勝したが、阪口を2ポイント差で逆転した山下が、自身初のシリーズチャンピオンに輝いた。

 今回も12台のIP車両が参戦したが、新たに#8 ルーニーアキランドダイワIPSが加わり、今季のSUPER GTのGT300クラスでシリーズチャンピオンに輝いた川合孝汰がインタープロトデビューを果たした。

 第3大会を終え、85ポイントを得ている阪口がランキングをリードしていたが、25日(土)に行われた公式予選で、山下が1分44秒752を記録しポールポジションを獲得。最終大会は通常の1.5倍のポイントが付与されるため、阪口との差を4ポイントに縮めた。

 2位には#37 福住仁嶺(キーパー号)、3位には#16 ロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)が入り、ポイントリーダーの阪口は4番手から決勝レースを迎えた。

 晴天に恵まれた26日(日)の決勝レース。まず行われた第7戦(9周もしくは17分)は、ポールポジションの山下が好スタートを決めた一方で福住が少し出遅れ、TGRコーナーでクインタレッリが2番手に浮上した。ポジションを落とした福住は、2周目のTGRコーナーからコカ・コーラコーナーにかけてクインタレッリに仕掛けていき、2番手を奪還。その隙をついて阪口もクインタレッリをとらえ、3番手に浮上した。また、後方でも複数台による接近戦が展開され、いつも以上に激しいバトルが繰り広げられた。

 トップの山下は、一時1.8秒のリードを築くも、レース後半になると後続のライバルに迫られる展開となった。7周目には福住が0.5秒後方まで接近すると、最終ラップのパナソニックコーナーで山下の攻略を狙ったが、順位の入れ替えはならず。わずか0.1秒差で山下が逃げ切り、今季4勝目を飾った。2位は福住、3位は阪口となり、この時点で山下がランキングで阪口を逆転。第8戦では2位以内に入れば無条件でチャンピオンが決められる状況となった。

 第7戦の順位をもとにグリッド再整列が行われ、今季の最終戦である第8戦(9周もしくは17分)のスタートが切られた。ここでは山下、福住、阪口による三つ巴のバトルが序盤から白熱。まずは2周目のコカ・コーラコーナーで阪口が2番手に浮上すると、徐々に山下との差を詰めていき、6周目のコカ・コーラコーナーで逆転を果たしてトップに浮上した。

 3位以下にポジションを下げてしまうとランキングで阪口に再逆転を許してしまう山下は、後方からの福住の追い上げを必死にしのぐ。最終ラップでの山下と福住の2番手争いは、パナソニックコーナーを立ち上がりゴールラインまで続いたが、最後まで順位が入れ替わることはなくチェッカーフラッグ。阪口が今季2勝目を飾った。2位には山下、3位に福住が続いた。

 これにより、山下が135ポイントとなり、自身初となるインタープロトのシリーズチャンピオンを獲得。阪口はわずか2ポイント届かずランキング2位。同3位は福住(108ポイント)となった。

 5台が出走したGR Supra GT4 EVOクラスは、#39 坪井翔(P.MU GR Supra GT4 EVO)が、予選でコースレコードを記録する速さでライバルを圧倒。決勝でも後続を寄せ付けない走りで2連勝を飾った。

IPS第7戦 優勝/シリーズチャンピオン:#44 山下健太(NAVUL)
 「1レース目のスタートで後ろを引き離せたので、このまま逃げ切れると思ったのですが、周回を重ねるにつれて後続に詰められる展開になりました。2レース目は厳しくなるだろうなと思ったのですが、その通りになりました。なんとか阪口選手を抑えたかったですけど、抑えきれなかったです。インタープロトは相手の後ろにつくと速さが戻ることがあるので、残り周回でチャンスはあるのかなと思いましたけど、仕掛けることはできませんでした。最終戦の結果は2位ですが、チャンピオンを獲ることができて嬉しいです。僕自身、インタープロトは長い間出ているのですが、チャンピオンを獲れていないことが気がかりでした。本当は勝って終わりたかったですけど、第1大会でレースができなかったことを考えると良かったです。すごいドライバーたちが参戦しているレースなので、このチャンピオンは誇りに感じます」
IPS第8戦 優勝:#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)
 「第7戦が終わった後に、チームにポイントを計算してもらい、僕が優勝して山下選手が3位にならないとチャンピオンを獲れないと聞きました。そうなると、自分としては勝つことだけを考えて、最後を締めくくれるようにということを考えました。ペースは良くないかなと思っていましたが、2レース目が始まると前についていくことができました。今回も力強いクルマを作ってくれましたし、ここまで安定して速さを引き出せたシーズンはなかったので、本当にチームの皆さんに感謝したいです」
株式会社インタープロトモータースポーツ
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦SUGOレース16決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2023/11/26) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 16 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
197ミハエル・サウターBionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
2026'45.819--
23奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
2027'00.49414.67514.675
345大木 一輝PONOS RACING
PONOS RACING
2027'01.54615.727 1.052
498小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
2027'03.88818.069 2.342
527リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
2027'08.60522.786 4.717
6*62廣田 築F111/3
廣田築/KIZUKU HIROTA
2027'19.37733.55810.772
---- 以上規定周回数(75% - 15 Laps)完走 ----
-14エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
57'19.04715Laps15Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 97 ミハエル・サウター(Bionic Jack Racing F111/3) 1'19.272 (17/20) 162.875 km/h
  • CarNo. 62は、 FRJ SpR 31-7(反則スタート)により、決勝結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦SUGOレース15決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2023/11/26) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 15 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
13奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
2026'47.300--
245大木 一輝PONOS RACING
PONOS RACING
2026'47.779 0.479 0.479
327リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
2026'48.260 0.960 0.481
498小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
2026'49.227 1.927 0.967
562廣田 築F111/3
廣田築/KIZUKU HIROTA
2027'06.86119.56117.634
---- 以上規定周回数(75% - 15 Laps)完走 ----
-97ミハエル・サウターBionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
57'14.03715Laps15Laps
-14エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 98 小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3) 1'19.643 (15/20) 162.116 km/h
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦SUGOレース14決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2023/11/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
13奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
2029'23.061--
227リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
2029'24.999 1.938 1.938
398小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
2029'26.922 3.861 1.923
4*97ミハエル・サウターBionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
2029'28.797 5.736 1.875
5*45大木 一輝PONOS RACING
PONOS RACING
2029'39.92316.86211.126
662廣田 築F111/3
廣田築/KIZUKU HIROTA
2029'40.57617.515 0.653
---- 以上規定周回数(75% - 15 Laps)完走 ----
-14エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
0-20Laps20Laps
-99M-近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 97 ミハエル・サウター(Bionic Jack Racing F111/3) 1'18.842 (4/20) 163.763 km/h
  • CarNo. 97は、FRJ SpR 31-7(反則スタート)により、決勝結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 45は、FRJ SpR 16-1.1(他車への衝突行為)により、決勝結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦SUGOレース16公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2023/11/25) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 16 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
197ミハエル・サウターBionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'18.799--163.852
23奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'18.942 0.143 0.143163.556
314エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
1'19.119 0.320 0.177163.190
498小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.826 1.027 0.707161.744
545大木 一輝PONOS RACING
PONOS RACING
1'19.934 1.135 0.108161.526
627リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'20.256 1.457 0.322160.878
762廣田 築F111/3
廣田築/KIZUKU HIROTA
1'21.920 3.121 1.664157.610
---- 以上基準タイム(110% - 1'26.6794)予選通過 ----
-99M-近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1'27.934 9.135 6.014146.831
-36M-スカイ・チェンSKY MOTOR SPORTS F111/3
SKY MOTOR SPORTS
1'44.44425.64516.510123.620
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦SUGOレース15公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2023/11/25) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 15 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
197ミハエル・サウターBionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'18.167--165.177
23奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'19.606 1.439 1.439162.191
314エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
1'19.627 1.460 0.021162.149
445大木 一輝PONOS RACING
PONOS RACING
1'19.695 1.528 0.068162.010
5*27リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'19.711 1.544 0.016161.978
698小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.815 1.648 0.104161.767
762廣田 築F111/3
廣田築/KIZUKU HIROTA
1'22.373 4.206 2.558156.743
---- 以上基準タイム(110% - 1'25.984)予選通過 ----
-99M-近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1'26.624 8.457 4.251149.051
-*36M-スカイ・チェンSKY MOTOR SPORTS F111/3
SKY MOTOR SPORTS
deleted---
  • CarNo. 27は、FIA-L項4.4.d(ピットレーン入り口のホワイトラインカット)により、当該ベストタイムを不採用とした。
  • CarNo. 36は、SUGO SpR 28.4(赤旗原因車両)により、タイムを無効とした。
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦SUGOレース14公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2023/11/25) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
114エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
1'18.515--164.445
2*97ミハエル・サウターBionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'18.580 0.065 0.065164.309
33奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'18.905 0.390 0.325163.632
445大木 一輝PONOS RACING
PONOS RACING
1'19.461 0.946 0.556162.487
598小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.721 1.206 0.260161.957
6*27リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'20.121 1.606 0.400161.149
762廣田 築F111/3
廣田築/KIZUKU HIROTA
1'21.357 2.842 1.236158.701
---- 以上基準タイム(110% - 1'26.533)予選通過 ----
-99M-近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1'27.124 8.609 5.767148.196
-36M-スカイ・チェンSKY MOTOR SPORTS F111/3
SKY MOTOR SPORTS
1'41.18122.66614.057127.607
  • CarNo. 97は、FIA-L項4.4.d(ピットレーン入り口のホワイトラインカット)により、当該ベストタイムを不採用とした。
  • CarNo. 27は、FIA-L項4.4.d(ピットレーン入り口のホワイトラインカット)により、当該ベストタイムを不採用とした。
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SUPER FORMULA

来シーズン2024年も7大会9戦で開催

 日本自動車連盟(JAF鈴鹿グランプリ)は24日、来シーズンの全日本レース選手権カレンダーを発表した。

 スーパーフォーミュラでは、各大会の開催日・開催地は発表されていたが、ラウンド数は未発表だった。今回、明らかになったところによると、最終の2大会、富士と鈴鹿が2ラウンド制で行われる。

 カレンダーは以下の通りだ。

Rd.開催日サーキット備考
1 3/8~10 鈴鹿サーキット 鈴鹿2&4レース
2 5/17~19 オートポリス
3 6/21~23 スポーツランドSUGO
4 7/19~21 富士スピードウェイ
5 8/23~25 モビリティーリゾートもてぎ
6 10/11~13 富士スピードウェイ
7
8 11/22~24 鈴鹿サーキット 鈴鹿JAFグランプリ
9
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SUPER FORMULA LIGHTS

第16~18戦もてぎ 木村選手が逆転でチャンピオンに輝く チーム、マスタークラスも制しトリプルタイトルを獲得(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、11月18~19日、モビリティリゾートもてぎで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16~18戦に参戦し、木村偉織選手が逆転でチャンピオンに輝きました。マスタークラスの今田信宏選手も3年連続チャンピオンとなり、チームタイトルと合わせ、4年ぶりのトリプルタイトル獲得という、最高の結果で2023年シーズンを締めくくりました。

■第16, 17戦予選(11月18日(土)午前9時25分~9時55分)

前日の雨も上がり、晴れ渡った予選日。逆転でドライバーズタイトルを狙う木村選手はミスが許されないだけに、いつも以上に集中して予選に臨みました。

第16戦の予選は、木村選手が2度目のアタックで全区間ベストタイムという完璧なラップを見せ、ポールポジションを獲得。スポット参戦の菅波選手が3位、フラガ選手が4位とチームとしても好結果で終えました。

第17戦の予選でも、木村選手は勢いそのままに最初のアタックで1分43秒386をマークしてトップに立つと、2回目には更にタイムを縮めてライバル勢を突き放しました。フラガ選手は2位、菅波選手は4位と、揃って上位グリッドを確保しました。

ダブルポールポジションを獲得し2pを加えたことで、木村選手は10pあった平良選手との差を8pにし、逆転チャンピオンに向け反撃の狼煙を上げました。

なお、ヴィダーレス選手は、電気系のトラブルで出走できませんでした。

ドライバー Rd16予選タイム(順位) Rd17予選タイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 1分43秒285( 1) 1分43秒277( 1) 1+1(84)
51号車 D.ヴィダーレス —————– —————– 0(19)
52号車 I.O.フラガ 1分43秒917( 4) 1分43秒457( 2) 0(47)
53号車 菅波冬悟 1分43秒916( 3) 1分43秒568( 4) 0(21)
  • 天候:晴れ、コース:ハーフウェット(Rd16)/ドライ(Rd17)、気温:13度、路面温度:16度

■第16戦決勝(11月18日(土)午後1時45分~14周)

 ポールポジションの木村選手は、トップを守ったまま1コーナーへ。菅波選手が小出選手をかわして2位、フラガ選手も1周目に3位に上がり、早くもチームでワン・ツー・スリー態勢を築きました。

 トップを快走する木村選手は、序盤からハイペースを維持し、6周目にはレースのファステストラップとなる1分44秒823をマーク。2位菅波選手との差を4秒まで広げると、以降はタイヤを温存するためにペースを若干落として周回を重ねました。

 縦に長い展開となったレースは、結局そのままの順位でフィニッシュ。チームとしては初の表彰台独占という最高の結果に加え、木村選手は優勝10pとファステストラップの1pを加え、ポイントリーダーの平良選手に並びました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 1位 1分44秒823( 1/11) 10+1(95)
51号車 D.ヴィダーレス DNS —————– 0(19)
52号車 I.O.フラガ 3位 1分45秒354( 2/11) 5(52)
53号車 菅波冬悟 2位 1分45秒376( 3/11) 7(28)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:16度、路面温度:20度

■第17戦決勝(11月19日(日)午前8時55分~20周)

 シーズン最後となる日曜日も絶好のレース日和となりました。

 木村選手は、ポールポジションから好スタートを切り、フラガ選手、小出選手、そしてタイトルを争う平良選手を従えて1周目を終えました。菅波選手はスタート後の競り合いのなかでコースオフを喫し、順位を大きく落としてしまいました。

 トップを快走する木村選手は、1分44秒台のハイペースを安定して刻み、折返しの10周目までに2位フラガ選手との差を4秒にまで開きますが、その後も手を緩めることなくプッシュし続け、20周を走り切って第16戦に続く連勝を飾りました。

 レースでは上位陣に順位変動はありませんでしたが、4位フィニッシュの平良選手に走路外走行のペナルティ(+5秒)が課されて5位となりました。この結果、シリーズポイントは木村選手が逆転し106p、平良選手97pとなり、最終戦で決着することとなりました。

 この勝利で、現シリーズの前身である、2019年全日本F3選手権以来のB-Max Racing Teamのチーム部門タイトル獲得が決まりました。

 ヴィダーレス選手は、車両のパーツが調達できずに、この日の出走を取り消しました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 1位 1分44秒609( 1/11) 10+1(106)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分45秒030( 4/11) 7( 59)
53号車 菅波冬悟 11位 1分46秒555( 7/11) 0( 28)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:12度、路面温度:14度

■第18戦決勝(11月19日(日)午後1時00分~14周)

 午後になり気温が上がるなか、今シーズン最後のスタートを迎えました。

 見事なスタートダッシュを見せたのは2番グリッドの菅波選手。このレースのために状態の良いタイヤを残していた菅波選手は、1コーナーで木村選手をかわしトップに躍り出ました。チャンピオンを視野に入れている木村選手も、あえてリスクを冒すことはせずに、菅波選手の背後につけました。

 トップを快走する菅波選手は、1分45秒台を連発しながら木村選手を少しずつ引き離し、レース折返しの7周目には2秒以上のマージンを築きました。木村選手の1秒後方に平良選手、4秒離れてフラガ選手を古谷選手が追うという展開になりました。

 レースは膠着状態のまま後半に入りますが、菅波選手は10周目にファステストを記録する快走を続け、狙いどおりの展開で今季2勝目を飾りました。そして、菅波選手の2秒後に、木村選手がチャンピオン決定という歓喜のチェッカーを受けました。

 この結果、チームとして、最終大会の3レースはすべてワンツーフィニッシュ。特に1レース目は表彰台独占、そして、ドライバー、チーム、マスターのタイトルをすべて獲得するという最高の結果でシーズンを締めくくりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 2位 1分44秒835( 2/11) 7(113)
52号車 I.O.フラガ 4位 1分46秒317( 5/11) 3( 62)
53号車 菅波冬悟 1位 1分45秒757( 1/11) 10+1( 39)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:18度、路面温度:27度
SFLチーム代表 組田龍司コメント

 ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の育成ドライバーを預かるようになって2年目ですが、今シーズンは是が非でも結果を残さなければならないという使命感を持って臨みました。ドライバーの木村選手も背水の陣で臨んだシーズンでしたので、チームとしてできることはすべてやろうという思いでした。

 ドライバー部門、チーム部門、マスタークラスのタイトルを獲得する“トリプルクラウン”は、2019年の全日本F3選手権以来4年ぶり、スーパーフォーミュラ・ライツ選手権になってからは初めてのことです。エンジンチュナー部門はうちのチームの力だけではありませんが、これもスピースが制し、本当にこれ以上ない結果ですので、感無量です。

50, 51号車チーム監督 高木真一コメント

 専有走行は金曜日が雨予報でしたので、木曜にテストメニューを詰め込む形になりましたが、走り始めからポテンシャルの高さを感じることができました。偉織選手にとって、専有走行が実質1日になったことは有利に働いたように思います。

 でも、それを抜きにしても今週末の偉織選手の速さは際立っていたように思います。完全勝利を飾った開幕大会に近い雰囲気がありました。課題となっていた予選での速さもしっかり示すことができましたし、タイトルのかかるプレッシャーのなかでスタートもうまく決めることができました。パーフェクトな最終大会だったと思います。

 タイトルは1人にしか与えられないものですし、チャンピオンの称号を持つか持たないかは、この先大きな違いとなりますから、来シーズンは心置きなくステップアップしてくれることを願っています。偉織選手にとって人生を変えた最終大会だったと思いますし、監督を務めた身としても、2年間の成長を目の当たりにでき幸せでした。

52号車チーム監督 松浦孝亮コメント

 木曜日の専有走行が非常に良かったので、この勢いでいけると思っていましたが、金曜日の雨で路面の状況が変わってしまったことがマイナスに働いてしまったようです。

 ただ、そのなかでもイゴール選手は持てる力を発揮し、岡山大会に続いて速さを示すことができたと思います。シリーズ終盤の速さを、もっと早い段階で発揮することができていたら、面白いシーズンになったと思います。でも、イゴール選手の可能性を十分に感じることができた1年でした。

50号車ドライバー 木村偉織選手コメント

 6歳で始めたカート時代から数多くのレースに出て優勝はしてきましたが、実はチャンピオンは獲ったことがなく、それが自分としてはコンプレックスでした。最高の形で殻を突き破ることができて本当に嬉しいです。

 この週末、チャンピオンのことはできるだけ意識しないようにしていました。自分自身でやれることはすべてやり切って臨んだ最終大会でしたので、緊張するというより集中することができていたと思います。とにかくシンプルにポールを2つ獲って3連勝しようと、それだけを考えていました。

 2年目の今年はチャンピオン獲得が使命でしたので、ファクトリーの近くに住まいを移すなど環境を変え、私生活でも日々のトレーニングや食事などで自分を律してきました。それだけに、最後のチェッカーを受け、チャンピオンが決まった瞬間は、サポートしていただいた人の顔が浮かんで涙が出てきました。年末までは自分に課した制限を少しだけ解放して、また来年に向け精進しようと思います。

52号車ドライバー イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント

 今シーズンは、参戦が決まったのが開幕直前で慌ただしかったのに加えて、事前のテスト走行も雨に見舞われるなど走り込みが十分にできないまま開幕を迎えました。序盤の数戦はほとんどぶっつけ本番でしたが、逆にそれが他の選手との差を生まずに、自分にとっては有利に働いて予選でも好位置につけることができました。

 シリーズ中盤、各車のセットアップが進むと徐々に遅れを取るようになってしまったので、前大会の岡山から体制を強化しました。専有走行も天候に恵まれ十分走り込みができたので、岡山では3レースともに表彰台、今回も2レースで表彰台を得ることができました。できれば優勝がほしかったですが、終盤2大会は大きな進歩を遂げることができたと思います。

53号車ドライバー 菅波冬悟選手コメント

 最終戦で優勝することができて、本当に嬉しいです。

 SFライツへの参戦は、昨年1シーズンだけのチャレンジのつもりでしたが、結果が振るわずに終わってしまいました。今年も何とか参戦したいと組田代表に相談をして、今田選手にも快諾をいただき鈴鹿で参戦することができました。天候による運もありましたが、そこで優勝と2位を獲得して、次の富士大会での参戦に繋がりました。富士ではトムス勢にやられてしまいましたが、最終大会でまたチャンスをいただけることになりました。

 今回は、関口雄飛選手にアドバイザーとしてついてもらい、内間エンジニアとのコミュニケーションも良く、すべてが上手くハマったという感じです。

 昨シーズンは結果が出せなくて、自信を失いかけていたことも含めて、上手く噛み合っていない状態でした。それが、今年は巡ってきたチャンスのなかで、実力どおりの結果しか出ないのだからと、気負わずにいけたことが良かったと思います。自分の実力をいかに底上げするかを考えて、小さなことを積み上げる努力をしましたし、他のカテゴリーで自分の速さを再認識することができ自信も取り戻すことができました。

 組田代表をはじめ、多くの方の協力で結果を残すことができ、感謝しています。

マスタークラス

■第16, 17戦予選

 最終大会前のシリーズポイントは、今田選手が116p、DRAGON選手が105pと11点差。エントリー台数の少ないマスタークラスではこの差を逆転するのは至難の業という状況のなか、2人は予選に臨みました。

 第16戦予選では、今田選手がウォームアップを1周、DRAGON選手は2周の後にアタックをするという異なる作戦を取った二人でしたが、3周連続のアタックで1分46秒017までタイムアップした今田選手に軍配が上がりました。

 第17戦予選も、両者は同様のアタック方法を取りましたが、セッティングを変えて1分45秒台にタイムアップした今田選手が、DRAGON選手を抑えてクラスポールポジションを獲得しました。

ドライバー Rd16予選タイム(順位) Rd17予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分46秒017(M1) 1分45秒356(M1) 1+1(118)
30号車 DRAGON 1分46秒476(M2) 1分46秒300(M2) 0(105)

■第16戦決勝

 スタートを決めた今田選手が、1分47秒台のラップタイムを刻んでDRAGON選手を引き離そうと試みますが、DRAGON選手も食い下がり、その差は5周目で約2秒。ところが、6〜7周目に、スタートで遅れ最後尾から追い上げてきた若手の小川選手を挟んだことで、両者の差は開くことになり、終盤は今田選手がマージンを築いてゴールしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合10位) 1分47秒268(M1) 10+1(129)
30号車 DRAGON M2位(総合11位) 1分47秒887(M2) 7(112)

■第17戦決勝

 タイトル争いでは、今田選手にリードを広げられたDRAGON選手ですが、スタートから7周目までは今田選手から1秒以内につけ、プレッシャーをかけ続けます。

 しかし、8周目以降はタイヤが厳しくなり、1分46秒から47秒台のラップタイムを刻む今田選手に対し、DRAGON選手は47秒から48秒台へと徐々にタイムが落ち込み、15周目にはその差は5秒にまで広がりました。

 安定した走りを見せる今田選手は、そのまま逃げ切ってクラス優勝。シリーズポイントを140pに伸ばし、この時点でDRAGON 選手が逆転する可能性は消え、今田選手の3年連続チャンピオンが決定しました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合9位) 1分46秒915(M1) 10+1(140)
30号車 DRAGON M2位(総合10位) 1分47秒086(M2) 7(119)

■第18戦決勝

 三タテは食らうまいと、スタートから先行する今田選手に食い下がるDRAGON選手でしたが、今田選手もチャンピオンらしくミスのない走りで、つけ入る隙を与えることなくレースは進みました。

 1分48秒台前半のラップタイムで安定して走る今田選手は、終盤になってもペースを落とすことなく、フルプッシュしたままチェッカーを受け、最終大会を3連勝という最高の形で終えました。

 前に出るチャンスを見いだせなかったDRAGON選手は、最後は根負けしたようにやや引き離されてフィニッシュ。一矢報いることはできませんでしたが、ファステストラップを僅差で奪い、意地を見せました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合10位) 1分47秒983(M2) 10(150)
30号車 DRAGON M2位(総合11位) 1分47秒915(M1) 7+1(127)
4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 今シーズン序盤は、体力的にもかなりしんどかったです。特に暑いときのレースは倒れるかと思うほどでした。コースにもよりますが、SFライツはオジサンにはかなり厳しいカテゴリーであることは間違いないと思います。

 タイトル争いは、最終大会までDRAGON 選手と2勝1敗のペースだったにもかかわらず、ファステストラップのポイントを奪われたりして、ポイント差はあまりついていなかったですね。シーズン前はもっと楽勝かなと思っていましたが、蓋を開けてみると最後までもつれてしまい、その意味でもしんどかったですね。

 来年は、ジェントルマンの参戦台数が増えるなら、引き続きやりたいと思っています。そのために、シーズンオフの間に身体のケアをしっかりして備えたいと思います。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 今シーズンも、畑選手のスポット参戦はありましたが、ほとんどが今田選手との2台によるレースで、お互いに勝ったり負けたりがあって楽しむことができました。最終大会は自分なりに精一杯やりましたし、仕掛けるチャンスはあったとは思いますが、そこを巧みに今田選手に抑えられてしまいました。勝った今田選手が速かった、それに尽きると思います。素直に完敗です。

B-Max Racing Team Press Release
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第7戦もてぎ決勝ドライバーコメント 優勝・白崎稜「2番手以降をくっつけられたのはよかった」

優勝 91号車・白崎稜(TAKE FIRST スタッフリソース)

優勝した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「最初タイヤ暖まらない中イーブンでみんなとバトルして、ちょっと暖まってきたところで頭抜けて、そこでいい感じに抑えて、2番手以降をくっつけられたのはよかったですね。(2位以下を)抑えつけてやりあってくれた中で僕がタイムを伸ばせたので、そこで速さはあったかな、と思います。(日本一決定戦の)前座としてはいい結果だったと思うので、また今日のデータ取りから日本一に向けてちゃんと準備して、頑張っていきたいと思います。その前に鈴鹿・岡山シリーズのチャンピオンかかったレースがあるので、そこを取ってから来ます」

2位 71号車・迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

決勝2位の迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

 「今回初めてのフォーミュラカーレースで、バトルも経験してなくて、そこは不安要素ではあったですけど。結果的に接戦の中2位まで上がることができて、よかったです。決勝前にちょっとマシンセッティングを変えて、決勝ではいい方向に動いたので、よかったです。(それは自分の意見で?)そうです」

3位 34号車・小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)

決勝3位の小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)

 「富士よりはバトルもうまくできたのかな、と思います。でも一人に時間をかけすぎていることが多いので、そこが今後の課題なのかなと思います。調子はよくてタイム的にも出たので、速いのは分かっていたので、次の日本一決定戦にはもうちょっとうまくなって、帰ってきます」

4位 2号車・田中風輝(24systemタイヤサービス M2 KK-SII)

決勝4位の田中風輝(24systemタイヤサービスM2 KK-SII)

 「最初の方は密集して、スタートはいい感じで決まったのですけれど。その後の密集の中1コーナーで接触されたので、そこからちょっと順位を落として、自分の流れというかレースの組み立てがうまくいかなくて。そこからSCが入って距離は縮まったのですけれど、トップの子が逃げて、僕はずっと4番手でペースが上がらず、そのままゴールしました。日本一決定戦の為に今回練習みたいな感じで、ぶっつけ本番でしたけれど。その前に鈴鹿があるので、鈴鹿と日本一、両方取れたらいいなと思います」

5位 82号車・内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

決勝5位の内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

 「最初はいかないとチャンピオン無かったので、ガンガン行ったのですけれど。SC明けはちょっと迫選手とのバトルで気持ち的に守りがあって。行こうと思えば2位守れたとは思うのですけれど、何かありそうだったので、そしたら小田選手とかに抜かれちゃって。(ちょっと弱気になった?)後半は守りに入っちゃって、前半椎橋選手とか抜けたからイケイケだったのですけれど、SCで内圧も上がって、タレもあったので、厳しかったです。日本一決定戦はもう失う物もないので、ガンガン攻めていけると思います」

チーム監督 里見乃亜(RiNoA Racing project 代表)

チャンピオンを獲得した内田涼風と監督の里見乃亜氏(群馬トヨペットRiNoA ED)

 「(ハラハラする展開だった?)一応ポイントも涼風わかっていましたし、この順位であればチャンピオン取れるのは分かっていたと思うので、序盤混戦だったので、リスクを減らして着実にポイント取って、という感じでチャンピオン取れたので。未勝利でチャンピオンはちょっと悔しいですけれど、彼のレースキャリアの中でチャンピオン取れたのはかなり重要だと思うので、結果も出たのでよかったです。日本一決定戦では優勝できるように、今年1回も勝てていないので、とにかく優勝めざして、頑張ります」

6位 53号車・椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII)

決勝6位の椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII)

 「途中EAGLEの子(迫)と2コーナーで意地の張り合いをして、アウト側に飛び出て、それでちょっとリズムが崩れて、それで抜かれたって訳じゃないですけどれど。1周目はよかったのですけれど。あとちょっとだったのですけれど。今シーズンは速さはずっとあったのですけれど、そこを活かしきれずに勝ちきれずに終わっちゃったなって感じです。日本一決定戦はそこ(速さ)は維持しつつ、今回みたいなぐちゃぐちゃのレースで生き残れるように、強さを身につけたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第7戦もてぎ決勝 白熱のトップ争いから抜け出し白崎稜が優勝 シリーズチャンピオンは内田涼風の手に

優勝した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ最終第7戦決勝が11月18日(土)モビリティリゾートもてぎで開催され、白崎稜(TAKE FIRST スタッフリソース)がポールポジションから出るといったんは2位に落ちたがすぐに挽回、途中SCランからのリスタートもそつなく決めてトップを守り10周のレースで優勝を飾った。

 朝の予選から僅か2時間のインターバルで行われた第7戦決勝。朝の冷え込みに比べれば陽ざしもあり気温11度まで上昇。路面もほぼドライコンディションになった。

 シリーズ参戦選手に加えてスポット参戦組も合わせて26台が出場。その中でシリーズチャンピオンの可能性を残しているのが6台だ。

  • 池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID) 60ポイント
  • 椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII) 57ポイント
  • 内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)56ポイント
  • 中澤凌 (ZAP NAKs 10V ED)    52ポイント
  • 豊島里空斗(C.S.I Racing ED)   45ポイント
  • 磐上隼斗(アルビ富士吟景GIA ED) 43ポイント

 優勝20ポイントを筆頭に以下15-12-10-8-6-4-3-2-1ポイントが付与される。

 このチャンピオン争いを混沌とさせるのが、他のシリーズからやってきた有力選手たち。鈴鹿・岡山シリーズで現在首位の白崎、2位の田中風輝(24systemタイヤサービスM2 KK-SII)、オートポリスのチャンピオン宇高希(UDKナックル)、筑波・富士シリーズチャンピオンの小村明生(FIRST GARAGE REAXION)などなど、12月の日本一決定戦を目標にやってきた面々が予選から上位を占めて、レースとチャンピオンの行方を左右する。

 午前10時20分フォーメーションラップ開始。路面温度はまだ低そうで、各車タイヤの熱入れにマシンを振ってコースを1周。ここで11番グリッドの豊島がS字コーナーでストップ、コース脇にマシンを止めた。豊島によるとブレーキペダルのトラブルだそうで、無念のDNSとなってしまった。

 豊島を除いた25台がスターティンググリッドに戻り、レッドライトが消えてレーススタート。シリーズ最終戦の幕が切って落とされた。

 ポールシッター白崎はスムーズにスタート。蹴り出しがよかったのが3番手スタートの田中で一気に加速すると2番手スタートの堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)をかわして2位で第1コーナーに飛び込む。堂園3位、4位椎橋に続くのが内田で、第2コーナーで5番手スタートの迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)の前に出る。第3コーナーでシリーズランキング首位の池田がコースアウト、大きく順位を落とし、チャンピオンシップに黄色信号がともる。

 トップ白崎と2位田中はテール・ツー・ノーズ状態、そこからやや離れて3位堂園、4位椎橋、5位内田、6位迫が連なって第4コーナーを通過。第5コーナーへのブレーキングで田中が白崎のアウトから被せるようにターンイン。トップを奪い取る。後方では堂園~椎橋~内田~迫が2列に並んでコーナリング。

 2位に落ちた白崎だが田中とほぼ並んでファーストアンダーブリッジを通過、サイド・バイ・サイドのままで130Rコーナーを通過する。しかしS字では田中が完全に前へ出る。3位グループでもポジションが入れ替わり3位椎橋、4位迫、5位内田、6位堂園の順に。白崎はダウンヒルストレートで田中の左サイドから90度コーナーへのブレーキング勝負に出るが、ここは田中がポジションを守る。

 オープニングラップを終えてトップ田中、0.328秒の差で2位白崎、3位椎橋、4位迫までの間隔がそれぞれ0.2秒、5位内田と6位堂園も0.293秒差と団子状態で続いている。2周目の第1コーナーでは迫が椎橋をインから仕留めて3位に浮上。

 ここから白崎が反撃を開始、第3コーナーで田中のアウト側からアプローチ、縁石ぎりぎりで踏みとどまり田中と並走するが続く第4コーナーでは田中が前、しかしS字の入り口で白崎がずばっとインを差すと田中とサイド・バイ・サイドでコーナリング、V字コーナーの進入で逆転、トップを奪い返す。白崎に前をふさがれた格好の田中に対して迫がアウトから被せていき田中はワイドにラインが取れない。迫がデビューレースとは思えないバトル巧者ぶりを見せる。後方ではS字で椎橋をかわした内田に続いて小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)がV字で椎橋のインを狙う。

 白崎~田中~迫~内田がひとかたまりになってヘアピンを旋回。ダウンヒルストレートを4ワイドで駆け降りる。そのすぐ後ろで椎橋~堂園~小田も3ワイドで先陣を争う。ここから白崎が頭一つ出て90度コーナーへターンイン、田中、迫、内田が並んで旋回するが田中が僅かに前で2位に、3位迫、4位内田の順でビクトリーコーナーへ。椎橋~堂園~小田のグループは堂園が僅かに前に出て90度コーナーを抜ける。小田が続き椎橋は7番手までドロップする。

 2周目を終えてトップは白崎、2位田中~3位迫~4位内田が0.222秒以内のワンパック、そこから0.4秒のギャップで5位堂園~6位小田~7位椎橋までが0.261秒以内で連なり3周目に突入。

 この中でまず第1コーナー進入で迫が田中をインからオーバーテイク、さらにその内側に切れ込んだ内田がレイトブレーキングで田中と迫をまとめて差して第2コーナーで2位に浮上する。もてぎをホームとする内田の面目躍如のパッシングだ。その後方では小田が堂園を捕らえて第2コーナーで5位に浮上するも3コーナーへの加速で堂園が再び前に出る。

 このタイミングで10位あたりのグループで接触が発生、小村が第4コーナー立ち上がりでスピン、スポンジバリアにクラッシュしてしまう。小村と磐上、村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)の3台が絡む接触があったもようだ。小村はここでリタイヤ。セーフティカー(SC)の導入が宣言され、激しかった序盤の攻防戦は水入りに。

 この時点でのオーダーは白崎~内田~迫~田中~小田~堂園の順で、シリーズチャンピオンシップ的にはトップ池田が21位に沈み、2番手椎橋が8位、4番手中澤が7位と、現在2位の内田が圧倒的に有利な状況だ。

 SCランは5周まで続き6周目からレース再開。トップを先導する白崎は落ちついてスタート。2位内田に対し迫が背後につけて第4コーナーを立ち上がるとストレートで並びかけて第5コーナーでアウト側からオーバーテイク。内田はチャンピオンシップを意識してかあまり抵抗せずに2位のポジションを明け渡す。このやりとりの間に白崎は2位以下とのギャップを築き、1.315秒の差で6周目を終了。2位迫と3位内田のギャップは0.394秒。さらに田中が0.561秒差の4位、小田が0.465秒差で5位。6位にはV字の立ち上がりで堂園を仕留めた中澤が浮上している。

 7周目、白崎は2位以下をじわじわ引き離し2.050秒差、2位に上がった迫と3位内田は0.468秒差。内田の背後には田中が迫り0.225秒とテール・ツー・ノーズ状態。内田は走りが守りに入っているのか。

 2位に上がった迫は8周目にここまでのファステストラップとなる2分5秒322を出して最後まで追撃の手を緩めない姿勢だ。内田も目が覚めたか2分5秒台にラップタイムを戻して田中との間合いを0.62秒まで戻す。

 膠着状態が一気に崩れたのが9周目、田中が内田のテールに張り付いてV字の進入でオーバーテイク、3位に浮上する。さらにヘアピンの入り口で小田が内田をアウトから大外刈り。内田は一気に5位にドロップする。ダウンヒルストレートでは小田が田中の右サイドから並びかけて90度コーナーでインを取って3位の座を奪い取る。ここで失速した田中を内田が差し返して、ビクトリーコーナーで再逆転、内田4位。

 ファイナルラップ、白崎は2秒以上のギャップで走り切り見事な優勝。2位にはデビューレースの迫が入り実力をアピールした。3位はファステストラップを出した小田が迫を0.151秒差まで追いつめて表彰台を獲得。第4コーナーで田中が内田のインから仕掛けてオーバーテイク、4位の座を奪回する。内田5位で6位にランキング2位の椎橋が上がっていて、この2者のうち前でフィニッシュした者がチャンピオンという状況に。ここは内田が踏ん張り5位のポジションを守り切ってフィニッシュ、64ポイント。椎橋6位63ポイントで内田のシリーズチャンピオンが決定した。

 パルクフェルメにマシンを運んだ白崎はヘルメットを脱ぐと満足そうな表情を見せた。1年前に筑波でキャリア初優勝を飾った時は初々しい笑顔を見せていたが、1年経って鈴鹿岡山シリーズのタイトルを争うほどに成長し、風格さえ漂うようになった。12月3日はその鈴鹿・岡山シリーズ最終戦。タイトルを取って翌週もてぎでのS-FJ日本一決定戦に戻って来ると、力強く宣言した。

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズはこれにて終了。シリーズチャンピオンは内田涼風。一昨年の佐藤樹に続いて里見代表率いる「RiNoA Racing project」がチャンピオンを輩出したことになる。

 そして12月9-10日と同じモビリティリゾートもてぎでS-FJ日本一決定戦が行われる。長かった2023シーズンも大団円を迎えつつある。

10周の決勝がスタートした

レース序盤のトップ集団

上位陣の争い1

上位陣の争い2

小田優(#34)と田中風輝(#2)の争い

迫隆眞(#71)と小田優(#34)の争い

優勝は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

決勝2位は迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

決勝3位は小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)

決勝4位は田中風輝(24systemタイヤサービスM2 KK-SII)

決勝5位は内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)でチャンピオンも獲得

決勝6位は椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第7戦もてぎ公式予選ドライバーコメント ポールポジション・白崎稜「後ろの二人は怖いので、早く逃げてポール・ツー・ウインを」

ポールポジション・91号車 白崎稜(TAKE FIRST スタッフリソース)2分6秒497

ポールポジションの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「濡れているところがあるので、昨日のレイン走行が功を奏したかなとはちょっと思います。クルマの感触はもてぎのレース自体が今日初めてで、走ったことがあるのも2年くらい前で、コースと合っているかはちょっとまだ微妙なところで。完全ドライは戦えるかわからないです。(僅差で鈴鹿勢が続いているが?)後ろの二人は怖いので(笑)、早く逃げてポール・ツー・ウインしようと思っています」

2位 56号車・堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)2分6秒532(+0.035秒)

予選2位の堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

 「もてぎのレースは今日初めてです。レースは岡山しか出た事ないのですけれど、練習は鈴鹿とかでしていました。今日初めてもてぎのスリックのドライコンディションで走ったのですけれど、乗りやすい感じで、思ったより行けました。決勝に向けてはスタートがまだあまり慣れていないので、そこでちゃんと(順位を)キープして、それから抜いて行きたいなと思います」

3位 2号車・田中風輝(24systemタイヤサービス M2 KK-SII)2分6秒623(+0.126秒)

予選3位の田中風輝(24systemタイヤサービスM2 KK-SII)

 「もてぎは今回初めてで、昨日の練習が初走行だったのですけれどレインで、ドライでは今日が初めてだったので、ぶっつけ本番という形で。3番手取れたのは自分の力を全力で出し切った結果です。決勝はこの感じでいくと十分狙えるので、一番高いポジションめざして頑張ります」

4位 53号車・椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII)2分6秒762(+0.265秒)

予選4位の椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII)

 「前回と同様にちょっと(前を)空けて出たのですけれど、ちょっとひっかかっちゃう回数が前の方の子より多かったのかな、というところで。その中では最大限(タイムが)出せたかなというところですね。決勝に向けてはクルマは調子良さそうなので、なんとかスタートで何台か抜いて、チャンピオン取れる順位で帰ってきたいと思います」

5位 71号車・迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)2分6秒767(+0.270秒)

予選5位の迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

 「今回1日だけ練習してレース当日って感じなのですけれど。前半は毎ラップ、タイムアップすることができたのですけれど、ファイナルラップに前に詰まっちゃって。路面濡れていたので、毎ラップタイムが上がる中で、前に詰まっちゃったのが惜しいな、という感じです。決勝はフィーリングはよかったので、この調子で1位狙ってどんどん頑張っていきたいと思っています」

6位 34号車・小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)2分6秒860(+0.363秒)

予選6位の小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)

 「もてぎはレースは初めてです。2日くらい走ったのですけれど。ハーフウエットで走ったことがなかったので、若干とまどう部分が多くて、ちょっと時間が足りなかったなって感じですね。決勝はこれから路面も乾いてきてほぼドライな路面で走れると思うので、一個でも前にいけることを意識して、走りたいと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第7戦もてぎ公式予選 ダンプコンディションで白崎稜が0.035秒差でポールポジション獲得。

ポールポジションは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ最終第7戦公式予選が11月18日(土)モビリティリゾートもてぎで開催され、白崎稜(TAKE FIRST スタッフリソース)がポールポジションを獲得した。

 8月のSUGOでの第6戦から3か月ぶりに開催された本大会は、シリーズチャンピオンのかかった最終戦。初冬のもてぎは前日の雨が残った寒い朝を迎えた。シリーズ参戦ドライバーに加えて12月の日本一決定戦を見据えてスポット参戦の選手、そして満を持してデビュー戦を迎えた新人も含む26台がエントリーした。

 午前8時ちょうどに20分間の予選開始。シリーズランキング6位の磐上隼斗(アルビ富士吟景GIA EDを先頭に26台がコースイン。気温は7度で路面温度もかなり低い。そして前日に降った雨の名残がコースの各所に残っているが、全車スリックタイヤでコースインした。

 各車タイヤに熱をいれるべく左右にマシンを振ったり加減速を繰り返して周回を始めたが、大貫直実(グレード1スズバンF109)がV字コーナーでスピン、コースアウト。さらにビクトリーコーナーで太田浩(ミスト・セキグチ・制動屋)がスピン、コースアウトしてセッションは赤旗中断。

 午前8時10分、残り時間16分から予選は仕切り直し。各車は再度タイヤのウオームアップから始める。路面温度はかなり低くウエットパッチもある状況で、本格的なタイムアタックは残り8分を切った頃から開始。

 まずは残り7分30秒、今回スポット参戦の白崎稜(TAKE FIRST スタッフリソース)が2分8秒148でトップに立つ。白崎は現在鈴鹿・岡山シリーズのポイントリーダー。もてぎでのレースは初めて、しかも昨日の練習走行が雨で、この予選で初めてスリックタイヤで走ってのタイム。適応能力の高さを感じさせる。2番手田中風輝(24systemタイヤサービス M2 KK-SII)で8秒52。田中は鈴鹿・岡山シリーズで現在2位。3番手に小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)の8秒706。小田は10月に富士スピードウェイで行われたS-FJジャパンリーグ・グランドファイナルでレースデビューし5位フィニッシュした18歳だ。4番手にシリーズランキング2位の椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII)が9秒237、その後ろ5番手に今回S-FJデビューレースの迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)が9秒371で続いている。白崎はさらにタイムを詰めて2分7秒684。今回はもてぎでの初レースとは思えない速さだ。

 残り5分、ここで迫が2分7秒223でトップに立つ。予選前に自信のほどを覗かせていた16歳が言葉通りのスピードを見せ始めた。しかしすかさず白崎が6秒497を叩き出してトップを奪い返すと、続いてこちらも鈴鹿・岡山シリーズ参戦の堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)が7秒107で2番手へ。迫は3番手へドロップ。4番手は7秒716の小田。5番手にシリーズ4位でチャンピオンの目を残している中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)、6番手田中の後方7番手にシリーズ3位の内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)、8番手シリーズ首位の池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)とシリーズタイトルを争う面々が並ぶ。

 残り3分、迫は自己ベストを2分6秒989と6秒台に入れて2番手に浮上するとがトップ白崎とは0.491秒の差。3番手堂園、4番手田中、5番手小田と続き、内田が7秒522で6番手へ浮上。残り1分で迫は6秒767までタイムを削り白崎まで0.270秒の差。

 残り40秒。内田が2分7秒056と自己ベストを更新して3番手へ上がると、磐上が6秒991でこれを上回り3番手、内田4番手。

 チェカードフラッグが振られて各車最後のタイムアタック。ここから順位は目まぐるしく入れ替わり、まず椎橋が2分6秒762で2番手へ。続いて田中が6秒623で2番手へ、しかし堂園が6秒532で逆転。椎橋は4番手へドロップ。迫、内田と続いていたが、最後に小田が6秒860で内田を追い落とし6番グリッドを獲得した。この間白崎のタイムを脅かす者は現れず、白崎のポールポジションが確定した。

 シリーズチャンピオンを争う面々はランキング2位椎橋4番手、3位内田7番手、4位中澤9番手、そしてランキング首位の池田は持ち前のスピードを発揮できず13番手から決勝を迎えることとなった。

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ最終第7戦決勝は本日午前10時10分コースイン予定。冷えた路面はどこまで持ち直すか、寒いもてぎだがレースは熱くなりそうな予感だ。

予選2位は堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)

予選3位は田中風輝(24systemタイヤサービスM2 KK-SII)

予選4位は椎橋祐介(FG&SW NMSP 919 KKSII)

予選5位は迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

予選6位は小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第7戦もてぎ 注目選手にインタビュー 迫隆眞「デビューウインの自信はある」

デビューレースの迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

 2023年JAF地方選手権スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ最終第7戦は11月18日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催された。シリーズチャンピオンを争う選手に加えて、12月に開催される「スーパーFJ日本一決定戦」の前哨戦としてエントリーする選手も多数おり、26台がエントリーした。その中に今回スーパーFJレースデビューを迎える迫隆眞選手がいる。

 迫隆眞選手、2007年生まれの16歳。福岡の出身で6歳の時にレーシングカートを始める。2014年から2018年まで九州各地のカデットレースで活躍。2018年全日本カデットクラス鈴鹿シリーズ2位。2019年にはFPジュニア選手権の他ジュニアMAX茂木シリーズチャンピオン。2020年から全日本カート選手権に参戦するようになり、2021年には全日本にスポット参戦しながらジュニアMAX日本ランキング2位。昨年からはフォーミュラカーレース参戦に向けたトレーニングを開始し、今回満を持しての出場となった。

 デビューレースの予選を前に迫選手にインタビューを行った。

・迫選手一問一答

 ――カートレースのキャリアはどのくらい?

 「ジュニアMAXもてぎチャンピオンと全日本スポット参戦で表彰台に乗りました」

 ――ここ2年くらいレース出場の準備をしていた?

 「中学2年でカートレースは卒業して、フォーミュラの練習をしていました。最初の1年は月に1回練習できるかって感じだったのですけれど、今年は本格的にレースしようと思っていたので、いっぱい練習してきました」  ――昨日(11月17日)の練習はどうだった?

 「1本目は雨がひどかったので2本目だけ乗りました」

 ――フォーミュラーにはすっかり慣れた? カートとの違いは?

 「慣れましたね、フォーミュラはバネ(サスペンション)がついているので、そこに慣れるのにちょっと時間がかかったですけれど、今はもうフォーミュラに慣れて、いい感じです」

 ――今シーズンこの後の予定は?

 「今回の後は12月初めの鈴鹿のレースに出ようと思っています」

 ――来シーズンの予定は?

 「まだ未定です。参戦したい方向で、どこのシリーズとかも未定です」

 ――今日のレースでの目標は?

 「デビューウインできるように頑張りたいです。(自信はある?)そのために頑張ってきたので、自信はあります」

 レーシングカートの後しっかりフォーミュラでのトレーニングを積んできた様子で、16歳ながら満を持してのデビュー戦に自信ありという印象。チャンピオンがかかったシリーズ最終戦というテンションの高い舞台の中でどんな走りを見せてくれるか期待だ。

デビューレースの迫隆眞(EAGLE ERS S-FJ)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
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SUPER FORMULA LIGHTS

2023年度ドライバーズチャンピオン記者会見 木村偉織「チャンピオンを取るぞという一人一人の思いがどのチームより強かった」

ドライバーズチャンピオン記者会見:木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

2023年度ドライバーズチャンピオン 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「第18戦チェッカー後のラップは、2年間のライツでホンダさん、B-Maxさん、エンジニアさん、スポンサーさんとかお世話になった方全員の顔が思い浮かびました」

 「ポールを2回取って、3連勝するしかチャンピオンはないと思っていたので、そこしか考えていませんでした。そのために開幕戦から頑張ってきて、思い残すことがないようにと、もてぎに入るまでにできることはやりました。練習でウェットになって走れなかったりで、流れをつかみにくいなかでも、気持ちをぶらさずに最後まで集中できました」

 「レース人生のなかでも一番つらかったのは何をやってもかみ合わなかった1年目でした。練習ではトップでも予選では5番手に沈んでしまうとか、自分でも思い悩みました。2年目はアドバイザーとして武藤英記さんに来ていただいたり、ホンダさんの強力なバックアップとB-Maxが一体になって、チャンピオンを取るぞという一人一人の思いが、どのチームよりも強かったのだと思います」

 「第17戦が終わった時点で、チームでの『写真撮影どうする?』とかいう会話が耳に入るんです。『おれがやらかしたら無くなるよな』というプレッシャーもあって、チェッカーを受けるまでドキドキしていました」

 「カートの時から海外でレースをしたいという気持ちでやってきたので、ホンダさんに入ったのも国内トップカテゴリーもあるんですが、海外でもF1、GT、IMSAとかやっているので最終的には海外で日本人なめるなよというのを見せていきたいと思います」

ドライバーズチャンピオン記者会見:木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Mizue NOINE
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SUPER FORMULA LIGHTS

第18戦もてぎ決勝記者会見 優勝・菅波冬悟「28歳からチャレンジして予想以上に苦労した」

優勝 菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝した菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

 「今週調子がよく、第16戦で2位になれたことで優勝のチャンスがあり、今日の第18戦にフォーカスしてすべて組み立ててきました。結果それが機能して優勝でました」

 「他のドライバーとは違う作戦を取っていて、第17戦でフレッシュを入れずに温存してこのレースに使いました。それもうまく機能したし、木村選手がチャンピオンがかかっていたので、はらはらしましたけど、クリーンなバトルで前に行くことができました」

 「鈴鹿で雨のなか優勝していますが、自分の力で優勝した実感が無く、今日やっと最終戦で勝てたという気持ちで終れたので、チャンスをいただいた皆さんに感謝しています」

 「このカテゴリーはFIA-F4からステップアップした直後に参戦するのが順当な流れですが、ぼくはスーパーGTとか他のカテゴリーを挟んで、もうひとつ上へのステップアップを目指して、去年28歳になってからチャレンジしました。予想以上に苦労したというのが本音で、結果が出ずに終わってしまう可能性もあったなかで、最終戦で優勝でき本当によかったと思います」

2位 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位の木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「菅波選手が違うタイヤの戦略でスタートするというのは聞いていたので、序盤からペースは速いんだろうと思っていました。スタートは悪くなかったんですが、菅波選手にロケットスタートを決められて、完走することがチャンピオン獲得には大事だったので、そのまま2位という形で終わりました」

 「平良選手は勝ってファステストを取らないとチャンピオンになれないと聞いていたので、ミラーに映る平良選手のマシンはすごいオーラを放っていました」

 「ポールを2つ取って2勝するのがマストだったので、背水の陣でこの大会に挑みました。ホンダの皆さんやスクール時代の佐藤琢磨校長にもおいでいただいて、その前でいいレースを見せることができたのでよかったと思います」

3位 平良響(TOM'S)

決勝記者会見:3位の平良響(TOM\'S)

 「僕が優勝して、木村選手がノーポイントという首の皮一枚も無い状況でした。目指すのは優勝でしたが、4番手からなのでそれは非常に遠くて、スタートで3番手に上がれたのはよかったですが、その後は木村選手、菅波選手についていけませんでした。後ろも離れていて前だけ見るレースでしたが、徐々に離されてくやしい思いがこみ上げてきました」

 「トムスは全体的に調子が悪くて、いいセットアップ、いいドライビングというのがチーム内に無かったので、ライバルのB-Max勢にどう近づくかという週末でした。この最後のレースだけは一緒に走れていたので、ドライビング的にもクルマ的にも成長できたのかと思います」

 「3年目ということで、シリーズチャンピオン必須でした。途中タイヤメーカーも代わるなか、流れが良かったり悪かったりで、しっかり負けたので今後のレースに生かしていけたらと思います」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
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SUPER FORMULA LIGHTS

第18戦もてぎ決勝 菅波冬悟が今季2勝目 2位に入った木村偉織が戴冠

2023年度のドライバーズチャンピンを獲得した木村偉織

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)第18戦は19日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、菅波冬悟(B-MAX ENGINEERING 320)が今季2勝目を飾った。また2位に入った木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がドライバーズチャンピオンを獲得した。

 第18戦決勝は午後1時にフォーメーションラップが始まった。天候は快晴、気温も午前中より上昇するなか11台がグリッドに着いた。

 好スタートを切ったのは2番グリッドの菅波冬悟(B-MAX ENGINEERING 320)でインからポールポジションの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)に並びかける。この2台は1コーナーで並走するが、チャンピオン獲得のため接触してリタイアだけは避けたい木村が引き、菅波がトップに立った。

 4番グリッドで優勝がチャンピオン獲得の必要条件でである平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)は、1コーナーでインから3番グリッドのイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)を攻略し3位に浮上した。4位にはフラガが、5位には古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が、6位にはエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)が、7位には野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、8位には小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が続く。

 トップに立った菅波はオープニングラップで2位木村を0秒9離して戻ってくる。3周目には木村がここまでのファステストラップ1分45秒835を出して詰め寄る気配を見せたが、その後は菅波が周回を重ねるごとにその差をじりじりと広げ始める。3位の平良は、2位木村との差を1~2周目までは0秒5と背後につけていたが3周目以降は安定して1秒後を走り、木村を攻略する手がかりをつかめないでいる。

 4位のフラガもペースが上がらない。3位平良との差は開くばかりで、背後から攻め立ててくる5位古谷の防戦に手一杯の状態だ。その後ろ、6位トゥルーリ、7位野中、8位小出は接近戦だが互いに攻略するには至っていない。

 10周目には菅波が1分45秒757と木村の持つファステストラップを更新し、その差を3秒に広げる。その後木村との差をコントロールし、悠々と14周を走って今季2勝目を挙げた。

 2位に入った木村は今シーズン2023年度のドライバーズチャンピオンを決めた。この大会、優勝、優勝、2位とほぼ完璧にまとめ文句の無い逆転戴冠となった。

 3位に入ったのは平良。優勝して逆転チャンピオンへの一縷の望みをもって最終戦に臨んだがかなわなかった。出だしの予選からつまずいたのが最後まで尾を引いた。

 4位にはフラガが、5位には古谷が、6位にはトゥルーリが入った。

 マスタークラスはすでにチャンピオンを決めている今田信宏(JMS RACING with B-MAX)のリードで始まる。背後には2位のDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が終盤までつけていたが、最後は力尽きたか逆転はならなかった。優勝は今田、2位にDRAGONが入った。

 この大会で今シーズンの全日程はすべて終了。ドライバーズチャンピオンは木村、マスタークラスチャンピオンは今田、チームチャンピオンはB-Max Racing Teamで幕を閉じた。

 来シーズン2024年度のSFLは大きく変貌を遂げる。長年マルチメークで争われていたエンジンがワンメークとなり、トヨタ製3気筒1.6リッターターボ(G16E-GTS)をベースにトムスが開発したTGE33エンジンに変更される。開幕大会はここモビリティーリゾートもてぎで4月27、28日に行われる予定だ。ニューヒーローの誕生に期待したい。

14周の決勝がスタートした

スタート直後1コーナーの攻防

優勝は菅波冬悟(B-MAX ENGINEERING 320)

決勝2位は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝3位は平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

マスタークラス優勝は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

優勝した菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

オーバルとマスタークラスで優勝した菅波冬悟と今田信治(B-Max Racing Team)

表彰式

シャンパンファイト

2023年度のドライバーズチャンピンを獲得した木村偉織

2023年度のチームチャンピオンを獲得したB-Max Racing Team

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
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SUPER FORMULA LIGHTS

第18戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2023/11/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 18 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
153菅波 冬悟B-MAX ENGINEERING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1424'49.067--
250木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1424'51.432 2.365 2.365
31平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1424'55.006 5.939 3.574
452イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1424'58.231 9.164 3.225
536古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1424'59.29310.226 1.062
637エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1425'03.42614.359 4.133
735野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1425'04.28115.214 0.855
82小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1425'05.69516.628 1.414
910小川 颯太Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1425'13.11724.050 7.422
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1425'27.57738.51014.460
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1425'29.67240.605 2.095
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 53 菅波冬悟(B-MAX ENGINEERING 320) 1'45.757 (10/14) 163.427 km/h
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第17戦もてぎ決勝記者会見 優勝・木村偉織「理由のある自信で挑めている」

優勝 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「昨日は大事なレースだと思って、気負いすぎてスタートでミスしました。なんとかポジションは守れましたが、今日はそこをしっかり決めていこうと思いました。スタートもうまく決まり、セットのアジャストもうまくいったので、しっかりとしたレースができたと思います」

 「ロングのテストをしてなかったので、フルプッシュしたらタイヤにどいうことが起きるのかを見つけたかったので、チェッカーまでプッシュしました」

 「最終戦もポールからのスタートなのでしかっりとやるだけです。理由のある自信でこのレースに挑めているので、すごくいい流れだと思います」

2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位のイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「いい感じの蹴り出しでスタートすることができました。後ろが争っていたのでマージンを築いてレースをするのかなと思っていたら、小出選手が追い上げて来て厳しい展開になりましたが、なんとか押さえ切れて2位でゴールできました」

 「1~2セクターはマージンを築けましたが、V字コーナー、ヘアピンで差を詰められていたので、90度コーナーにもつながるセクションなのでミスしないように集中していました」

 「今シーズン1勝だけで、まだ1レースあるので、どのくらいパフォーマンスがあるか分かりませんが、全力で出し切って終わりたいと思います」

3位 小出峻(TODA RACING)

決勝記者会見:3位の小出峻(TODA RACING)

 「昨日は2番手から順位を大幅に下げてしまいました。オープニングラップとその次の周だったので、今日は序盤に勝負を賭けていました。スタートはそこそこでしたが、1コーナーのポジション取りで躊躇せずに行く展開に持ち込めたのがよかったと思います」

 「後半はイゴール選手に近づきましたが、オーバーテークできる距離まで詰められませんでした。コンマ5、6秒の差以内に入ることができなくて、もどかしいレースでした」

 「チャンピオンの権利はなくなりましたが、最後は自分の長いレース人生で次につながるような走りをしたいと思います」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
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第17戦決勝もてぎ 木村偉織がポールtoウィンで平良を突き放す

優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第17戦の決勝が、モビリティリゾートもてぎで行われ、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が第16戦に続きポール・トゥ・ウィンを飾った。ファステストも奪った木村は、この勝利でシリーズポイントで平良に9ポイント差をつけ、かなり有利な状況で最終戦を迎えることとなった。

 好天に恵まれた日曜日。朝の冷たい空気が残る午前8時55分にスタートを迎えた。

 PPからスタートした木村は、イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、好スタートを決めた小出峻(HFDP WITH TODA RACING)、タイトルのかかる平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)を従えてコントロールラインに戻ってくる。

 4番手スタートの菅波冬悟(B-Max Engineering 320)は、スタートは良かったものの、1周目の混乱のなかで押し出される形になり順位を落とす。

 快調に周回を重ねる木村は、3周目にレースのファステストラップとなる1分44秒609をマークして、2位フラガとの差を着実に開いていく。

 折返しとなる10周終了時の順位は、木村、4秒遅れてフラガ、0.7秒差で小出、1.4秒離れて平良、以下、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)、小川颯太(Rn-sports F320)と続く。

 12周目、9位を走行していた菅波がピットイン。マシンバランスが狂ったのか、空気圧チェックなどを行ってピットアウト。

 15周を過ぎた時点で、4位を走行していた平良に+5秒のペナルティが課される。1周目の走路外走行によるもののようだが、チャンピオン争いで1ポイントでも稼ぎたい平良にとっては痛い裁定となった。

 木村の勢いは、レース後半になっても衰えることなく、20周のレースを完璧な形で走り切って昨日に続いて連勝を飾った。2位はイゴール、3位は小出と、結局1周目から上位に順位変動はなくチェッカーを迎えた。

 4位フィニッシュの平良は、ペナルティで野中に続く5位に順位を落とした。

 この結果、タイトル争いは木村が優勝10p+ファステスト1pを加えて106ポイント、平良は5位2pを加え97ポイントとなり、最終戦で決することになった。最終戦は木村がPPスタートなのに対し、平良は4番手スタート。チャンピオンになるには優勝が必須な平良は、かなり厳しい状況に追い込まれた。

 マスタークラスは、スタートから今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が先行。序盤はDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)も食い下がっていたが、レース後半は両者の差は徐々に開いていき、最終的に11秒の差を築いて、今田が昨日に続いて連勝を飾った。

 これで、今田が140ポイント、DRAGONが119ポイントとなり、今田が今シーズンのチャンピオンを手中に収めた。今田は3年連続でタイトル奪取。

 2023シリーズを締めくくる今大会の最終レース第18戦の決勝は、本日午後1時00分から14周で行われる。

優勝は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

決勝3位は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

マスタークラスで優勝しチャンピンを獲得した今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
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第17戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2023/11/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 17 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
150木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2035'08.325--
252イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2035'14.897 6.572 6.572
32小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
2035'15.609 7.284 0.712
435野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
2035'21.42813.103 5.819
5*1平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
2035'24.63616.311 3.208
637エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
2035'25.33417.009 0.698
710小川 颯太Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
2035'39.64631.32114.312
836古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
2035'40.48232.157 0.836
94M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2035'59.68651.36119.204
1030M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
2036'11.3451'03.02011.659
1153菅波 冬悟B-MAX ENGINEERING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1936'11.7041Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 50 木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'44.609 (3/20) 165.221 km/h
  • CarNo. 1は、SFL統一規則第19条2(走路外走行)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
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第16戦もてぎ決勝記者会見 優勝・木村偉織「あしたは深く考えずに両方勝って終わりたい」

優勝 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「このもてぎは、ポールとファステストを取って3連勝するしかチャンピオンに向けてのチャンスはないとシンプルに思って来てるので、まずは1勝できてよかったです」

 「クルマの状態は木曜日からすごく手応えがあったので、その状態を崩さないように昨日のウェットは走りませんでした。予選はチームとグリップが低いのを予想していたので、どんなコンディションでも適応できる自信はありました」

 「今回は予選に絞ってショートランしかやってなかったので、長い距離は分からなくて、タイムだけ出して後は地に足のついたレースをしました」

 「ポイントで並びましたが、あしたの2レースは余り深く考えずに両方勝って終わりたいと思います。それだけです」

2位 菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位の菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

 「チャンスをいただいたB-MAXチームと組田代表に感謝しています。スポット参戦で2位表彰台に上がれたのはすごくうれしいです。鈴鹿で優勝と2位はありましたが、今回の2位は納得して取れた2位でした」

 「2年目の参戦で、スポットで出た富士でスタートのコツをつかみ、自信があったので狙っていました。その後の攻防も無理せず、しっかり組み立てることができました」

 「あしたのレースも4番手、3番手からのスタートなので、表彰台、優勝をめざして全力で走り、自分もチームも納得できる結果で終れたらと思います」

3位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:3位のイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「木曜日からクルマはいい感じで仕上がってきましたが、年明けからリアのトラクションとかスタビリティーが欠点でそこの克服がもうちょっと欲しいです。予選はラバーが少ないなか、やっぱりトラクションが厳しくてうまくまとめられませんでした」

 「スタートはまずまずでした。前のクルマがバトルしてたので、うまく使って前に出ることができました。1ポジション上げて表彰台に乗れたのでよかったです」

 「後半ペースはよかったですが、ダーティーエアの影響で詰めづらい状況でした。あしたはユーズドタイヤを1回入れないといけないので、そこをうまく回せたらワンチャンあるのかなと思います」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
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第16戦もてぎ決勝 木村偉織がポールトゥウインで完勝 平良響と同ポイントで並ぶ

優勝は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦は18日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行いポールポジションからスタートした木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が優勝した。木村は選手権ポイントを95と伸ばし、4位に終わった平良響と得点で並んだ。

 午前に行われた公式予選では、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が第16戦、第17戦と連続でポールポジション(PP)を獲得しPPポイント2を追加、選手権ポイントを84と伸ばした。これにより、トップ平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)の92ポイントとの差を8と縮めた。

 決勝は午後1時45分にフォーメーションラップが始まった。電気系トラブルで予選を走れなかったデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)はマシンの修復が間に合わず決勝も不出走、11台での争いとなった。

 ポールポジションの木村は無難なスタートを切り、インを抑えつつ1コーナーへ向かう。予選3位の菅波冬悟(B-MAX ENGINEERING 320)はアウトから木村に並びかけ、予選2位の 小出峻(HFDP WITH TODA RACING)は木村の直後につけた。

 2コーナーの立ち上がりでは小出が伸びず、イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)に先行を許し4位まで落ちてしまう。5位には予選7位から2台をパスしてきた平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)が、6位には野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が、7位には古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が続く。

 オープニングラップ、トップに立った木村は2位以下を1秒3離して戻ってきた。2位には菅波、3位にはフラガ。4位の小出の直後には平良がつける。2周目の4コーナーでは小出と平良が並走。このバトルで失速したか小出は4コーナー立ち上がりで平良に、5コーナーインから野中に、5コーナー立ち上がりで古谷にかわされ7位まで順位を落とす。

 トップに立った木村は盤石。5周目にはここまでのファステストラップとなる1分44秒904をたたき出すと2位菅波との差を3秒2と広げる。さらに6周目にもこのレースのファステストとなるラップを44秒823まで縮め、さらにその差を3秒9と広げた。

 菅波以下は1~2秒の差で推移し互いに仕掛けられない間隔でのレースとなる。唯一、7位を走る小出がポイントを獲得すべく古谷とバトルを繰り広げるが、はやりここもてぎでは決め手を見いだせないでいる。

 トップを走る木村は中盤からは2位以下との差を見ながらペースダウン。若干、菅波とのタイム差が縮まるが、14周を走ってこのレースを完勝した。2位にはスポット参戦の菅波が入り3度目の表彰台。3位にはフラガが入った。

 4位には平良が、5位には野中が、6位には古谷が、7位には小出が入った。

 この結果、優勝した木村はこのレースフルマークで12ポイント、明日第17戦のPPポイント1を加えて選手権ポイントを95まで伸ばした。4位に終わった平良は3ポイントを追加して95ポイントとついに木村と平良がポイントで並ぶこととなった。7位の小出は加点できず76ポイントのまま、チャンピオンには絶望的な差となった。

 マスタークラスはポールポジションの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝。2位にはDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が入った。

 第17戦決勝は明日19日午前8時55分より20周で、第18戦決勝は午後1時より14周で行われる。選手権ポイントで並んだ木村は両戦ともポールポジションからスタートするため逆転チャンピオンへの視界が大きく広がった。窮地に立った平良の逆襲なるか、注目だ。

14周の決勝がスタートした

優勝は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位は菅波冬悟(B-MAX ENGINEERING 320)

決勝3位はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

マスタークラス優勝は

トップでゴールする木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

表彰式

優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
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第16戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2023/11/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 16 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
150木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1424'43.242--
253菅波 冬悟B-MAX ENGINEERING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1424'45.996 2.754 2.754
352イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1424'46.778 3.536 0.782
41平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1424'50.004 6.762 3.226
535野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1424'54.64011.398 4.636
636古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1424'57.71514.473 3.075
72小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1424'57.97714.735 0.262
837エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1424'59.88416.642 1.907
910小川 颯太Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1425'09.95226.71010.068
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1425'18.40335.161 8.451
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1425'27.77544.533 9.372
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-51デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 50 木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'44.823 (6/14) 164.884 km/h
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第7戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2023/11/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 7 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
191白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1023'54.263--
271迫 隆眞EAGLE ERS S-FJ
MYST KK-S2
1023'56.754 2.491 2.491
334小田 優AUTOBACS Drago CORSE KK-SII
MYST KK-S2
1023'56.905 2.642 0.151
42田中 風輝24systemタイヤサービスM2 KK-SII
MYST KK-S2
1023'58.664 4.401 1.759
582内田 涼風群馬トヨペットRiNoA ED
MYST KK-S2
1023'59.020 4.757 0.356
653椎橋 祐介FG&SW NMSP 919 KKSII
MYST KK-S2
1024'01.715 7.452 2.695
781池内 比悠群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1024'04.33910.076 2.624
823宇高 希UDKナックル
TOKYO R&D RD10V
1024'06.60212.339 2.263
986村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
1024'06.82112.558 0.219
1036磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
TOKYO R&D RD10V
1024'09.29415.031 2.473
1115黒川 史哉ZAP SPEED 10V
TOKYO R&D RD10V
1024'13.83219.569 4.538
1283上野 晴紀ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1024'16.11421.851 2.282
1317飯田 有希Far East Racing・KK-SII・D-BONDS
MYST KK-S2
1024'20.87026.607 4.756
1497池田 拓馬TAKE FIRST & AMEROID
MYST KK-S2
1024'21.31327.050 0.443
1524甲山 晴翔Vivalavidaでさん子10V ED
TOKYO R&D RD10V
1024'21.98527.722 0.672
1679中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1024'23.70829.445 1.723
1721G1太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1024'25.05930.796 1.351
1816G2大貫 直実グレード1スズバンF109
ZAP F109
1024'36.26842.00511.209
1939鈴木 夢叶新潟国際自動車ワコーズED RD
TOKYO R&D RD10V
1024'36.38242.119 0.114
205梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1024'36.87942.616 0.497
2135青木 諒太かのせ温泉赤湯with AlbirexRT ED GIA
MYST
1024'44.00849.745 7.129
2278G3柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
1024'50.42656.163 6.418
2338中島 哲也新潟国際自動車ワコーズED KKS
MYST KK-S
1025'24.2221'29.95933.796
24*56堂園 鷲Kデンタルオフィス☆ミスト
MYST KK-S2
922'25.3441Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-52小村 明生FIRST GARAGE REAXION
MYST KK-S2
24'25.6608Laps7Laps
-27豊島 里空斗C.S.I Racing ED
MYST KK-S2
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 34 小田優(AUTOBACS Drago CORSE KK-SII) 2'04.797 (10/10) 138.494 km/h
  • CarNo. 56は、2023もてぎチャンピオンカップレースSpR.26.4.1(他車への衝突行為)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
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第16,17戦もてぎ公式予選 木村偉織が逆転チャンピオンに向けダブルPPを獲得

第16戦、第17戦ともポールポジションの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16、17戦の予選が、11月18日モビリティリゾートもてぎで行われ、逆転でタイトル奪取を狙う木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がダブルポールポジションを獲得。現ポイントリーダーの平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)は7位、3位と苦しい位置からのスタートとなった。

 6大会18レースのシリーズもいよいよ最終大会。ドライバー、マスタークラス、そしてチームと3つのタイトルが持ち越され、今大会でそれぞれのチャンピオンが決定する。

 ドライバーズタイトルは、平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)92p、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)82p、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)76pの3人がチャンピオンの可能性を残している。

 マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)116p、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)105pの一騎討ち、チームタイトルもB-MAX RACING TEAM(116p)とトムス(106p)が競り合っている。

 前日の雨も上がり、予選開始時刻の午前9時25分には路面も乾き、完全ドライコンディションで、第16戦と第17戦の予選が10分間ずつ、10分のインターバルをおいて行われた。

■第16戦予選

 ほとんどのドライバーは、2周の連続アタックを敢行。

 最初のアタックでは、前大会で3連勝を遂げチャンピオン候補に名乗りを上げた小出が1分43秒805でトップタイムだったが、2度目のアタックでは木村が4つの全区間タイムでトップという完璧なアタックを見せて1分43秒285をマーク。小出のタイムを大きく上回りポールポジションを獲得した。

 木村、小出に続いたのはスポット参戦ながら今年1勝している菅波冬悟(B-Max Engineering 320)とイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)。トムス勢は野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)の5位が最上位と厳しい予選となってしまった。

 マスタークラスは、今田がクラスPPを獲得。3年連続チャンピオンに向け上々の予選となった。

第16戦予選2位、第17戦予選5位の小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

第16戦予選3位、第17戦予選4位の菅波冬悟(B-MAX ENGINEERING 320)

マスタークラスポールポジションは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

■第17戦予選

 第16戦予選の勢いそのままに、木村が1回目のアタックで1分43秒386とトップに立つ。挽回を期す平良も2回目のアタックで1分43秒472と木村に次ぐ好タイムで気を吐くが、木村は43秒277と更にタイムを詰め平良を引き離した。

 この二人にフラガが1分43秒457をマークして割って入り、フロントローを確保。好調の菅波が4位に入った。

 なお、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)は電気系トラブルにより両予選ともに出走が叶わなかった。

 マスタークラスは、今田が第16戦の予選タイムを大きく上回る1分45秒356をマークして連続クラスPPを獲得した。

ポールポジションは木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

予選2位はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

予選3位は平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

マスタークラスポールポジションは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

 ポールシッターには1ポイントが与えられるため、予選の結果、平良と木村のポイント差は8ポイントに縮まり、第16戦の決勝を迎えることとなった。

 第16戦決勝(14周)は、本日午後1時40分から、第17戦(20周),18戦(14周)の決勝は明日11月19日の午前8時55分、午後1時から行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
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