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2025年12月

Forumula Beat

第14戦戦富士決勝コメント 優勝・金井亮忠「酒井君を倒すのが自分の目標だった」

優勝 金井亮忠(チームNATS 正義 001)

優勝した金井亮忠(チームNATS正義001)

 「1周目の酒井君の速さにはちょっとビビって、このまま逃げられてしまうのかと思いましたが、意外に僕の方がペース上がってきて。後は自分のペースで走り続けていけた感じですね。今となっては後半にあっているセッティングだったのかなというところです。次の15戦も勝って終われるように頑張ります。酒井君を倒すのが自分の目標だったので、とりあえず勝ててよかったです」

2位 酒井翔太(ファーストガレージ FG108)

決勝2位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「序盤はペースも悪くなかったのですが、タイヤの内圧とかちょっと高かったのかな、という気がしていてます。第1、第2セクターはいい感じで走れていたですが、第3セクターのトラクションがなくて、曲がらないしでとても苦しかったです。そこで抜かれてしまったなと思っています。金井先生に前に出られてからもぜんぜんペースがなくて。けっこう頑張って走っていたのですが(苦笑)、前に追いつくイメージがなかったです」

3位 村上太晟(ファーストガレージ FG109)

決勝3位の村上太晟(ファーストガレージFG109)

 「いろいろ学ぶことがありました。(F-Beでの)デビューなので、まだ速くはないですが、自分をインプルーブしないといけない場所とか見つかったので、そこに向けて、改善していきたいと思います。金井先生や酒井選手は手ごわかったです。次のレースではもっと高い順位に行ければいいなと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Yoshiori OHNISHI

Forumula Beat

第14戦富士決勝 金井亮忠がウエット路面で躍動 ぶっちぎりで今季4勝目を飾る

酒井翔太と金井亮忠のトップ争い

 フォーミュラ・ビート地方選手権第14戦は12月21日、富士スピードウェイで決勝を行い、予選3位からスタートした金井亮忠(チームNATS正義001)が、中盤以降にトップに立つと他を圧倒するスピードで後続を引き離し優勝。今季4勝目を飾った。

 決勝は午前10時45分に13周レースのフォーメーションラップが始まった。場内には薄日が差してきたが、小雨が落ち、トラックはウェット。予選8位の杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)がミッションを壊しピットインしリタイアしたため、全10台(うちジェントルマンクラス5台、Dクラス1台)が1周を回りグリッドに着いた。

決勝がスタートした

 スタートでは予選2位のKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)がストールし、後続に飲み込まれる。トップに立ったのは村上太晟(ファーストガレージFG109)だったが、予選7位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)が素晴らしいスタートを決め、1コーナーで3位に上がると、ヘアピンでは前を走る金井亮忠(チームNATS正義001)のインを差し2位、ダンロップでは村上にアウトからかぶせてトップに立った。酒井はオープニングラップで6台抜きの驚速を披露した。

 1周目、トップ酒井は後続を1秒4離して戻ってきた。2位には村上が、3位には金井が、4位には植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が、5位には小谷素弘(加地修法律事務所☆ハンマーR)が続き、KAMIKAZEは6位に落ちた。

 2周目、1コーナーで3位金井は、村上のインを差し、2位に浮上。この周回終わりで、トップ酒井と2位金井の差は2秒6。

 ここから2位金井の怒濤の追い上げが始まる。3周目にはここまでのファステストラップ1分52秒760をたたき出し酒井との差を2秒4とすると、4周目にはファステストラップを51秒728まで更新。その差を0秒9とし、一気に酒井の背後に迫る。

 5周目から6周目にかけ、酒井と金井はサイドバイサイドのバトルを繰り広げる。金井は7周目の100Rで酒井をしとめ、トップに浮上。ようやくこのバトルに終止符を打った。

 ここから金井は2位の酒井を圧倒するスピードで逃げはじめる。8周目にはファステストラップを1分41秒411まで更新し、その差は4秒1。その後も手綱を緩めることなくぐんぐんと差を広げ、13周を回って16秒差の独走で、今季4勝目を飾った。

 2位には酒井が入った。3位の村上は酒井について行くことができず、大きく離されてそのままの順位でゴール。4位の植田には5位の小谷素弘(加地修法律事務所☆ハンマーR)が背後まで迫るが、小谷はタイムペナルティー5秒を科され後退。5位にはKAMIKAZEが、小谷は6位でレースを終えた。

 第15戦今季最終戦は午後3時25分より13周で行われる。有終の美を飾るのはどのドライバーになるのであろうか?

優勝は金井亮忠(チームNATS正義001)

決勝2位は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

決勝3位は村上太晟(ファーストガレージFG109)

決勝4位、ジェントルマンクラス優勝は植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

決勝5位、ジェントルマンクラス2位はKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)

決勝6位、Dクラス優勝は小谷素弘(加地修法律事務所☆ハンマーR)

優勝した金井亮忠(チームNATS正義001)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第14戦富士決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ 第7戦 -RIJ- (2025/12/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2025 Formula Beat Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
172金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
1324'23.237--
26酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1324'39.15815.92115.921
33村上 太晟ファーストガレージFG109
FG109
1324'59.82636.58920.668
411G1植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1325'25.0011'01.76425.175
59G2KAMIKAZEファーストガレージ&Rd04W
SYNERGY RD04W
1325'30.0881'06.851 5.087
6*74D1小谷 素弘加地修法律事務所☆ハンマーR
WEST 006
1325'30.7861'07.549 0.698
792梅本 幸汰ファーストガレージ FG01
FG01
1325'51.7391'28.50220.953
836G3富澤 もぐら柏南同窓会公認車ハンマーR疾風
疾風
1225'14.1011Lap 1Lap
982G4梅村 充史F302.MAZDA
Dallara F302
1225'25.2891Lap 11.188
---- 以上規定周回数(90% - 11 Laps)完走 ----
-63G-長嶋 重登ミスト☆T.U.C.GROUP
Dallara F301
816'15.7625Laps4Laps
-33G-杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
Dallara F307
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 72 金井亮忠(チームNATS正義001) 1'50.578 (13/13) 148.554 km/h
  • CarNo. 74は、富士スピードウェイ一般競技規則第8章第28条4.4.d(ジャンプスタート)により、タイムペナルティー5秒を科した。

Forumula Beat

第14戦/第15戦富士公式予選コメント 第14戦/第15戦ポールポジション・村上太晟「ポールシッターは初めてで、けっこう気分いいですね」

第14戦/第15戦 ポールポジション 村上太晟(ファーストガレージ FG109)

第14戦、第15戦ともポールポジションの村上太晟(ファーストガレージFG109)

 「路面が半分乾いて微妙なコンディションだったのですが、ウエットタイヤで少しラインを外しながら、徐々に攻めていきました。スリックよりは断然速かったです。レースでポールシッターは初めてです。けっこう気分いいですね(笑)。決勝はチームメイトに負けずに、このまま1位でフィニッシュしたいです」

第14戦/第15戦 2位 KAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W,SYNERGY RD04W)

第14戦、第15戦とも予選2位のKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)

 「最初からレインタイヤで行くと決めていたので、迷うことなくいきました。最後4速から5速にアップが入りずらかったので、そこは残念ですが、決勝に向けてメカニックには伝えてあるので。あと1秒くらいは行けたのではないかな、と思います」

第14戦3位/第15戦5位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)

第14戦予選3位、第15戦予選5位の金井亮忠(チームNATS正義001)

 「スリックタイヤは正解ではなかったですね。ウエットだったらあと5秒くらいは速かったと思います。でもまぁそれはわからないですからね。ライバルの(酒井)翔太君がドライでいったので、うちもドライで行くかという事になって、それで勝ったので、よかったですね(笑)。(マシンの変化は?)冬なので、このクルマちょっと重いので、ラジエターを小さくして軽量化したりとか改良はしています。決勝な天気がわからないですが、ライバルは翔太君なので、明日前からスタートなので、逃げ切れるようにがんばります」

第14戦4位/第15戦3位 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

第14戦予選4位、第15戦予選3位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

 「最後はドライタイヤの方が速かったかなという感じになってきたので、前半はよかったのですが後半はアンダーステアがきつくなってきました。でも同じ(ジェントルマン)クラスのKAMIKAZEさんが速かったので、とりあえず抑えたかったのですがストレートシピードが遅くてダメでしたね(苦笑)。雰囲気は悪くないので、なんとか決勝頑張って勝ちたいと思います」

第14戦5位/第15戦4位 小谷諭司(加地修法律事務所☆ハンマーR)

第14戦予選5位、第15戦予選4位の小谷素弘(加地修法律事務所☆ハンマーR)

 「僕はFormula Beatをドライブするのが昨日初めてで、それで少しずつ手ごたえを確かめながら。今日は初のレインタイヤで走らせて、ちょっとずつで感触をつかんでタイムにつながって行ってくれたのかなと思います。もう少し自分の中で『ここを改善したい』というところがあります。ただ昨日走ったときよりも自信を持って、走らせられたかなと思って、そこをもう少し詰めて、トライして行けたらなと思います」

第14戦/第15戦 6位 長嶋重登(ミスト☆T.U.C.GROUP)

第14戦、第15戦とも予選6位の長嶋重登(ミスト☆T.U.C.GROUP)

 「路面が乾いているところと濡れているところが混じっていて、乾いているところを探すのが大変でした。タイヤが冷えてしまってまっすぐ走りませんでした。レインならレインで降ってくれたほうがよくて、中途半端が一番怖いので。スリックの人もいたみたいで、どちらかに決めてほしいですね(笑)」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Yoshinori OHNISHI

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第14戦、第15戦公式予選富士 両戦とも村上太晟がポールポジションを獲得

第14戦、第15戦ともポールポジションの村上太晟(ファーストガレージFG109)

 フォーミュラ・ビート地方選手権第14戦、第15戦は12月20日、富士スピードウェイで公式予選を行い、両戦とも村上太晟(ファーストガレージFG109)がポールポジションを獲得した。

 第14戦、第15戦の公式予選は午前10時25分より20分間で行われた。ベストタイムで第14戦の、セカンドベストタイムで第15戦のグリッドが決定する。前プログラムまで落ちていた雨も上がり、場内には薄日も差してきた。路面は乾きつつあるが依然としてウェットコンディションだ。

 エントリーは12台だったが、渡辺義人(チームNATSエクシズWXR)が昨日の練習走行でエンジンを壊したため出走を取りやめ、また梅村充史(F302.MAZDA)も出走しなかったため10台(うち6台がジェントルマンクラス)がコースインして予選が始まった。

 予選終盤に路面が乾くと読んだ、酒井翔太(ファーストガレージFG108)、金井亮忠(チームNATS正義001)、梅本幸汰(ファーストガレージ FG01)の3台がドライタイヤを選択、他はウェットタイヤで予選に臨んだ。

 まずは2周目に村上太晟(ファーストガレージFG109)が1分59秒506でトップに立つ。3~4周目には58秒954、57秒975とタイムを縮めてきたジェントルマンのKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)がトップに浮上。

 しかし、5周目に1分57秒064で村上が逆転トップ。村上は55秒573とタイムを更新すると終了直前には55秒336までタイムを縮めてポールポジションを獲得した。

 2位には一時ジェントルマンの植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が上がるが、最終的にはKEMIKAZEがポジションを奪い返した。

 ドライタイヤの金井は、序盤下位に沈んでいたが、路面が乾きはじめると周回毎にベストタイムを更新しながら徐々にポジションアップ。最終的には3位につけていた上田を上回った。

 4位には上田が、5位には小谷素弘(加地修法律事務所☆ハンマーR)が、6位には長嶋重登(ミスト☆T.U.C.GROUP)が入った。

 セカンドベストタイムで決定する第14戦のグリッドは、連続で村上がポールポジション、連続2位がKAMIKAZE、3位が上田、4位が小谷、5位は金井、6位が長嶋となっている。

]

 第14戦は午前10時45分、第15戦は午後3時25分より、それぞれ13周で決勝が行われる。

第14戦、第15戦とも予選2位のKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)

第14戦予選3位、第15戦予選5位の金井亮忠(チームNATS正義001)

第14戦予選4位、第15戦予選3位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

第14戦予選5位、第15戦予選4位の小谷素弘(加地修法律事務所☆ハンマーR)

第14戦、第15戦とも予選6位の長嶋重登(ミスト☆T.U.C.GROUP)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第14戦富士公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ 第7戦 -RIJ- (2025/12/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 Formula Beat Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
13村上 太晟ファーストガレージFG109
FG109
1'55.336--142.426
29G1KAMIKAZEファーストガレージ&Rd04W
SYNERGY RD04W
1'55.695 0.359 0.359141.984
372金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
1'55.894 0.558 0.199141.740
411G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1'55.990 0.654 0.096141.623
574G3小谷 素弘加地修法律事務所☆ハンマーR
WEST 006
1'56.979 1.643 0.989140.425
663G4長嶋 重登ミスト☆T.U.C.GROUP
Dallara F301
1'58.300 2.964 1.321138.857
76酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1'58.955 3.619 0.655138.093
833G5杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
Dallara F307
1'59.064 3.728 0.109137.966
936G6富澤 もぐら柏南同窓会公認車ハンマーR疾風
疾風
2'01.913 6.577 2.849134.742
1092梅本 幸汰ファーストガレージ FG01
FG01
2'02.976 7.640 1.063133.577
---- 以上基準タイム(130% - 2'31.746)予選通過 ----
-0G-渡辺 義人チームNATSエクシズWXR
WXR MK-II
d.n.s---
-82G-梅村 充史F302.MAZDA
Dallara F302
d.n.s---

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦レース14決勝上位3人のコメント 梅垣清「チャンピオンは嬉しいが複雑」

レース14優勝 卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

優勝した卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

 「スタートはすごく良くて、うまく決めることができたんで、全くブロックせずに1コーナーに入れました。1秒弱のギャップを築けたので、このまま引き離していきたいなと思ったんですけど、鈴木選手のペースが良くて、思ったよりあっという間に後ろに付かれちゃった感じですね」

 「(鈴木選手とのバトルについて)バックストレートですごくスリップが効いて、相手のストレートスピードが速くて追いつかれたんですけど、シケインでのブレーキングも自信持ってそこまで行けてなくて。結構リアのロックが激しかったんで、簡単にバトルに持ち込まれちゃった感じですね。(4周目の1コーナーは)切り込めませんでした。ブレーキを踏んで、ちゃんと止めてから2コーナーに対して入っていこうとしたんですけど、それを読んで、ちょっと思ったより鈴木選手が早く切り込んだように僕は感じました。その後もペナルティ出るかなと思って、ちょっとヒヤヒヤしましたが、接触のことは忘れて走ろうと思って、運転に集中できたんで、そこも良かったポイントだったんじゃないかなと思います。(SC後は)スプーンが梅垣選手に比べて速かったんでスリップも入られづらいし、レースでは有利になるポイントでした」

 「最終戦は2番手グリッドからなんですけど、次もしっかりスタートを決めて、優勝して今年のリージョナルのシーズンを締めくくりたいなと思います」

レース14決勝2位 梅垣清(TOM'S FORMULA)

決勝2位の梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 「スタートでクラッチが切れなくて、なんか滑る感じがあって、全然発進できなかったんです。その後もなんか自分自身あまりペースがなくて、思うように走れず、ちょっと苦しかったなってイメージありますね。中高速あたりのコーナーで若干リアがきつかったので、なかなかアクセルを踏み切れませんでした」

 「(鈴木選手のアクシデントで2番手に上がったが)ペースが欠けてたので、卜部選手は追えませんでしたね。卜部選手、鈴木選手の方がペースが良くて、僕はちょっと我慢っていうか、なかなかプッシュしていけなかった」

 「(2位だけどちょっと悔しい感じ?)なんか複雑ですね、正直チャンピオンが決まったのは嬉しいんですけど。トヨタさんはじめ、チームの皆さんに全力でサポートしていただいたので、学ぶことも多かったですし、チャンピオンを取れたこともでかかったので、その経験をしっかり今後の人生に活かせればなと思います」

レース14決勝3位 大宮賢人(PONOS RACING F111/3)

決勝3位の大宮賢人(PONOS RACING)

 「スタート自体は自分自身すごい自信があって、良かったんですけど、その後の1コーナーの時に、多分、前のドライバー(梅垣選手)がちょっと失敗して、その内側から抜いていったんですけど、鈴木選手が見えてなくて結構寄ってきちゃって、その時に自分が行く場所なくなって引くしかなくて、スタートで抜いた分また戻っちゃったんですけど、そこはしょうがないと思ってます。スタートは良かったんで、そこはもう自信持って次も行けたらなと思ってます」

 「(その後の展開は)ギリギリついていけるなって感じのペースだったんで、あれ以上ペースを上げるのもなかなか厳しくて、近づきすぎたらすぐダウンフォースも抜けちゃうし。あともうちょっとあればって感じですね。僅差だと本当に抜けない状況なので、やっぱり次のレースもスタートが大事、スタートして1周目が大事になってくるんじゃないかなと思ってます」

 「次は5番手スタートで3列目になっちゃうんですけど、しっかりスタートを今みたいに決めて、1周目にちゃんといい場所に行けるように頑張りたいなと思います。その後もあとちょっとをつかめるように、毎周食らいついて行って頑張りたいですね。最低表彰台でもちろん優勝狙いますけど、自分のできることをちゃんとしたいなと思います」

Txet: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース14決勝 卜部和久が今季2勝目 梅垣清がシリーズチャンピオンを獲得

2位に入りチャンピオンを決めた梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第6戦レース14の決勝が11月23日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした卜部和久(B-MAX RACING F111)が今季2勝目を挙げた。

 レース14決勝は午前8時15分より13周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 スタートでトップに立ったのはポールの卜部。

 予選2位の梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)はやや出遅れた格好となり、ここに予選3位の鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)と、抜群のスタートを決めた予選4位の大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が並びかけてきて3ワイドの状態で1コーナーに向かっていった。

 ここで鈴木が2番手に浮上し、梅垣は3番手、そのすぐ後ろに大宮がつけてコントロールラインに戻ってきた。

 卜部と鈴木の差は0秒422、梅垣と大宮も0秒315の僅差だ。

 鈴木は自力でシリーズチャンピオンを獲得するにはここで優勝するしかないと考えていた。そのためにもタイヤに熱の入り切らない最初の数周にかけていたという。

 その言葉通り3周目の1コーナーで、そして同じ周のシケインで仕掛けていく鈴木だったが、卜部は悉くこれを退ける。

 そして4周目の1コーナー。

 ここしかないと判断した鈴木はアウトから卜部に並びかけていったが、惜しくも接触。そのままグラベルに飛び出してしまい、タイヤバリアへ突っ込んでレースを終えてしまった。

 このアクシデントにより5周目からセーフティーカーが導入され、この周でピットイン。レースは6周目から追い越し可能となった。

 トップの卜部はここから10周目までに2番手の梅垣に1秒263の差をつける。3番手の大宮、4番手の小松も離されずに梅垣を追うが、いずれもオーバーテイクには至らない。

 結局卜部は梅垣に1秒573差をつけてチェッカーを受け、第3戦鈴鹿レース6に次ぐ今季2勝目を挙げた。

 2位にはポイントリーダーの梅垣清が入り、18ポイントを獲得。これによりノーポイントに終わった鈴木斗輝哉に31.5ポイント差をつけ、最終戦を待たずしてチャンピオンを獲得することとなった。

 そして最後まで梅垣を僅差で追った大宮賢人が3位で表彰台を獲得している。

 2025シーズン最後の戦い、レース15決勝はこのあと午前11時25分より13周または30分で行われる。

1周目シケインの攻防

卜部和久と鈴木斗輝哉のトップ争い

梅垣清と大宮賢人の3位争い

優勝は卜部和久(B-MAX RACING F111)

決勝2位は梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)

決勝3位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)

決勝4位は小松響(Rn-sports F111/3)

決勝5位は小田優(Rn-sports F111/3)

決勝6位は猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース14決勝結果

第24回JAF鈴鹿グランプリ -RIJ- (2025/11/23) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
150卜部 和久B-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1327'22.925--
237梅垣 清PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1327'24.498 1.573 1.573
345大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1327'25.117 2.192 0.619
410小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1327'25.522 2.597 0.405
511小田 優Rn-sports F111/3
Rn-sports
1327'40.27817.35314.756
621猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
Hitotsuyama Racing
1327'44.94822.023 4.670
751ジャ ジャンビンB-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1327'49.65726.732 4.709
813M1鳥羽 豊AIWIN
AIWIN
1327'50.93528.010 1.278
946入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局ベローナ
フジタ薬局レーシング
1327'51.87028.945 0.935
1023M2YUGOS2R Racing
N-SPEED
1328'41.2261'18.30149.356
1140M3⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride-Eagle
イーグルスポーツ
1225'50.2571Lap 1Lap
1244M4AKITAACR FRegional
ABBEY RACING
1022'14.5563Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-38鈴木 斗輝哉マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
35'54.04910Laps7Laps
-48リン チェンファBALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORT
-d.n.s--
-18M-YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 10 小松響(Rn-sports F111/3) 1'57.282 (11/13) 178.247 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿予選後のコメント 鈴木斗輝哉「いろんなことをやり切ればいい」

レース13ポールポジション、レース14、レース15予選3位 鈴木斗輝哉(TOM'S FORMULA)

第6戦レース13ポールポジション、レース14、レース15予選3位 鈴木斗輝哉(TOM\'S FORMULA)

 「昨日のFPの調子がすごく良くて、いい形で終われてたので、正直予選は3レースもポールを取れるかなって感触があり、Q1のベストラップはポールが取れたんですけど、セカンドベストはうまく自分の中でまとめることができませんでした。他のドライバーの中には2周まとめられた選手もいたので、なんかマシンのセットアップがちょっとうまくはまってなかったのかなという感じがします」

 「Q2に関しては自分の中でうまくうまくなることができたんですが、ライバルの方がちょっと前に行ったかなって。コースレコードを取りたかったんですが、届きませんでした」

 「今日のレースはしっかりいろんなところをやり切ればいいと思います。明日はやっぱり別の風が吹くと思ってます。まあ何があるか分からないし、自分で今できることを全力でやろうかなと思います」

レース13、レース14予選2位、レース15予選4位 梅垣清(TOM'S FORMULA)

第6戦レース13、レース14予選2位、レース15予選4位 梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 「Q2に関しては1周しかなくて、Q1はまあ2周ぐらいだったんですけど、冬のグリップするっていうコンディションで考えたら、夏の方がすぐ垂れるとは思うんですけど、冬ですぐ垂れてしまって、一発しか美味しいところだった印象です。フロントもリアもどっちも減っててっていうイメージです」

 「僕はQ2に関してはゆっくり暖めていたつもりだったんですけど、1周目行ってまあまあのタイムで、もう1周行こうとしたら単純に垂れちゃったっていう。僕の想定では2周目に出そうと思ってたんです。本当はQ1の方がウォームアップの時は飛ばしてはいたんですけど、最後の方にタイムが出てって感じで、うまく噛み合ってなかったんです。路面変わったっていうのはあんま感じなくて、Q1Q2で燃料が減ってタイムアップしちゃったのがでかいと思います」

 「(チャンピオン争いについて)ポイントはちょっと離れてはいるんですけど、3レースもあるので結構厳しいな、この予選順位で言ったらちょっと厳しいなっていうイメージです。うまく抑えれるかっていうイメージだと思うんで、鈴木選手とのバトルなんですけど、自分自身がミスなく焦らず勝ちたいです」

「(マカオグランプリについて)結果はあんまり良くなかったんですけど、本当刺激的でした。メインレースは軽く前と接触して、前がスピンして行き場なくなってしまってたら、後ろからどんどん来てしまいました。独特の雰囲気に飲まれるというより、むしろ楽しいってイメージしかなかったです。1本目は様子見で行ってたんで初日はちょっと怖かったですけど、特に山側は。Q2以降は飛ばして行きました。来年はもし乗れたらリベンジしたいです」

レース13予選3位、レース14ポールポジション、レース15予選2位 卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

第6戦レース13予選3位、レース14ポールポジション、レース15予選2位 卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

 「タイヤの美味しい周もちょっと終わりかけてましたし、僕は鈴木君とちょっと離れた距離で、スリップ効くかなぐらいの距離でアタックしていたんですが、アタック2周目はその鈴木君がいなくなったんですよ。その分のタイムロスと、タイヤの分のタイムロスと両方で、予選終盤はタイムが上がりませんでした。タイヤはQ1、Q2ともニュータイヤでしたが、使えるのはいずれも1周だけでした。位置取りも悪くて、すごいトラフィックに捕まったり、ドライビングとクルマと両方を合わせきれなかったり、ちょっと課題の残るQ1でした」

 「Q2はベストタイムを出した後も燃料が減ることでタイムが出るかなと信じて行ったんですけど、アタック2周して1周目にベスト出て、2周目は垂れて、フィーリング的にもこれ以上出なさそうだなと思ったけど、まあ一応いった感じでした」

 「状態としては悪くないと思います。決勝は特にセット変更とかせずに、そのまま自信持って行こうと思ってます」

レース13、レース14予選5位、レース15ポールポジョション 小松響(Rn-sports F111/3)

第6戦レース13、レース14予選5位、レース15ポールポジョション 小松響(Rn-sports F111/3)

 「昨日までの練習では、ちょっと遅めでアタックしてうまくいってたんで、予選でもその流れでアタックしたんですけど、ベストタイムが出なかったので、逆にちょっと遅らせすぎちゃったのかなっていうのが感想ですね。昨日もSFの後に走っているんですけど、今回はSFが全車ニュータイヤで予選を戦った後なので、思ったよりも路面のグリップが上がったていて、セッティングもちょっと外しちゃったかなという感じでした。リアが重くなると思ってセットアップしたんですけど、それが逆に軽くなっちゃって、それでリアが結構フラフラしてて、怖かったですね」

 「今回リージョナルには初めて出てるし、SFと走ったこともないので、どうなるか分かりませんでした。フォーミュラのレースもちゃんとしたのは久しぶりなんで、まあちょっと未知数な部分があって、そこはうまくはまらなかったなと。今までのカテゴリーだとF4が一番早くて2分ちょっと。それに比べて10秒ぐらい速いんで、全然世界が変わって見えるので、なかなか余裕はないですね」

 「最初のレースは五番手からですけど。初めてのレースですし、スタートもどうなるかわかんないんで、しっかり完走して、3レース目のゴールでちゃんと勝てるように、頑張って追い上げたいと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース14公式予選 卜部和久がポールポジションを獲得

第6戦レース14ポールポジションは卜部和久(B-MAX RACING F111)

 11月22日に三重県の鈴鹿サーキットで行われたフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第第6戦の公式予選Q2は、卜部和久(B-MAX RACING F111)がポールポジションを獲得した。

 予選Q2は午前9時30分にコースオープン。ここでは各車ウォームアップ1周でアタックに着手した。

 まずは鈴木が計測2周目でいきなりQ1でのポールタイムを上回る1分55秒441を叩き出す。この時点で2番手の小田優は1分57秒071と大きく差がついている。

 しかしその後は卜部が同じ計測2周目に1分55秒160までタイムを縮めてトップに。梅垣清も1分55秒325で2番手に続き、鈴木は3番手に。4番手には大宮がつける。

 その後も周回を重ねる各車だったが、タイム更新することなくセッションは終了。結局卜部和久がそのままポールポジションを獲得。予選2位に梅垣清、3位に鈴木時也という結果となった。

 レース14は明日の午前8時15分スタート。13周または30分で行われる。

第6戦レース14予選2位は梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)

第6戦レース14予選3位は鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)

第6戦レース14予選4位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)

第6戦レース14予選5位は小松響(Rn-sports F111/3)

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース14公式予選結果

第24回JAF鈴鹿グランプリ -RIJ- (2025/11/22) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
150卜部 和久B-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1'55.160--181.532
237梅垣 清PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1'55.325 0.165 0.165181.272
338鈴木 斗輝哉マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1'55.441 0.281 0.116181.090
445大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'55.798 0.638 0.357180.532
510小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'55.959 0.799 0.161180.281
648リン チェンファBALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORT
1'56.875 1.715 0.916178.868
711小田 優Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'56.927 1.767 0.052178.788
821猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
Hitotsuyama Racing
1'57.323 2.163 0.396178.185
944M1AKITAACR FRegional
ABBEY RACING
1'57.446 2.286 0.123177.998
1013M2鳥羽 豊AIWIN
AIWIN
1'57.661 2.501 0.215177.673
1151ジャ ジャンビンB-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1'57.905 2.745 0.244177.305
1240M3⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride-Eagle
イーグルスポーツ
1'58.090 2.930 0.185177.028
1346入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局ベローナ
フジタ薬局レーシング
1'58.341 3.181 0.251176.652
1418M4YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
2'00.252 5.092 1.911173.845
1523M5YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'04.326 9.166 4.074168.148
---- 以上基準タイム(110% - 2'06.676)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

チャンピオンクラス2025年シリーズチャンピオンのコメント 鈴木斗輝哉「佐藤選手の前に出ることしか考えてなかった」

チャンピンクラスでチャンピオンを獲得した鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

2025年チャンピオンクラスシリーズチャンピオン 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

 「無線がよく聞こえなくて、ボードを見たらペナルティって書いてありました。何秒か知らなかったんですけど、10秒は取らねえだろうなみたいな。それでも前半からずっとプッシュしてたんで、その貯金経験がうまいこと、ランキングにつながって、最終的には良かったかなと」

 「第2大会の富士から鈴鹿にかけては本当にマシン的にもペース的にも苦しかったです。やっと運が良くて表彰台とかで、予選は基本的に10番手前後を彷徨うような速さしかなかったんで、正直焦ってたはいたんですけど、気温が下がるにつれて僕らのクルマは速くなるっていうのがあったんで、SUGO大会あたりから僕らのクルマにマッチしてきたかなっていう感じでした。もちろんクルマは進化してくれてるんですけども、気温の変化が非常に大きくて、周りとの差が少なくなっていったのかなという印象はあります」

 「(チャンピオンに対する意識はどんな感じだったか?)とりあえずもう佐藤選手の前でゴールするっていうのを、SUGO大会から続けてましたし、本当に苦しい場面でも6ポイントとか小さいポイントでもいいから毎戦積み重ねるっていうのを目標にしていました。もう何としてでも完走する、佐藤選手の前で必ず毎戦ゴールするっていう。それがあの苦しい状況から、SUGO大会から最終戦までを通して、まあずっとできてたな、本当に自分的には成長したなって思います」

 「(来期以降に向けては)非常にチャレンジングな1年になる気がします。まだ来年何に乗るか決まってないんですけれども、どのカテゴリーであっても自分のスタイルっていうのを貫いて、速さっていう部分を見せたいな、周りの人に見せたいです」

 「(今日のレースについて)スタートでトップのドライバーがちょっと出だし悪くて並んでる状態だったんですけど、昨日走ってない分タイヤが残ってるっていう面で、僕は正直スタートで仕掛けるしかなくて。そこで僕はスタートをうまく決めて、彼がミスしてくれたおかげでサイドバイサイドで並ぶことができたんです。2コーナー部分では横に並んでたんですけど、彼がスペースを残してくれなかったっていう面があって。ですが昨日の僕の状況から見ると、タイヤがいくら昨日走ってるからと言って、最初の1周目から2周目までは絶対ペースあるっていうのが分かってたんで、そのタイヤが冷えてる状況でいかに前に出れるかっていうので、3コーナーの立ち上がりでクロスライン取って、4コーナーは正直スペース厳しかったんですけど、ギリギリねじ込んで、ちょっと軽い接触があったんですけど、それでも前に出れたっていうことで。ちょっと激しすぎて、自分でもなんかちょっとよくあんまりよく覚えてないし、もう無の感情で走ってました。絶対こいつの前に出て、ゴールしなくちゃいけないっていう気持ちがもう入りすぎちゃって。アドレナリンが出ててもあんまり記憶が残ってないです。両方ともペナルティはもらったんですけども、本当にスタートの混雑は個人的には今までのレースで一番だったんじゃないかなと思ってます」

 「(佐藤選手を)絶対前に出て抜かなくちゃと思ってて、気持ちでは絶対負けてなかったですし、今日の日のためにたくさん準備してきたんで。それはもちろんチームの方々への恩返しもしたかったですし、本当一年間で苦しい戦いの中、こうやって逆転チャンピオンできてるのも間違いなく僕一人の力では絶対できなかったんで、本当にTGRの方々の関係者の方々に感謝してるんですね。(昨夜は)不安の部分が大きくて、スタートでストールしないかとか、両方とも接触して、リタイヤで終わっちゃったりしないかなっていう、そういう余計な考えがすごい多くて、あまり眠れない夜でしたね。FIA-F4でチャンピオンを取るっていうのを基本に、2年目は戦ってきました。僕がトヨタのドライバーとして今後走っていく中で、どのクラスでもチャンピオンを取るっていうのは非常に難しいことですし、それを背負って2年目残してもらえたんで、片岡さんとかの気持ちを背負って走ってたんで、もう本当にその恩返しの気持ちでレースしてましたし、何よりも自分が来年もっとあの幅広い活躍ができるようにっていう意味でもチャンピオンになりたかったんで、それ成し遂げることができて、今はもう信じられないなっていう感じですね」

 「専有走行の時点では本当に絶望的な状況で、もう12番とか良くても8番ぐらいで、今週末はもう終わったなみたいな感じがありました。メンタル的にもかなり来てたんですけど、予選のコンディションがああいうダンプコンディションになってっていうので、自分の強みを生かしました。圧倒的に彼の方が優位でしたし、今日のレースも彼が勝つ確率っていうのはものすごい高かったと思います。ポールスタートでタイヤが残ってる分、1周目さえ守ってしまえば、あとはもう勝てるっていう、そういうすごいシンプルなレースだったんで。ただ、その状況に自分が持ち込めたっていうのも、今までの自分の成績の積み重ねがあってのことなんで、そういう部分も含めてなんかいろいろドラマチックな週末だったのかなと思ってます」

 「チャンピオンをとっている歴代ドライバーはで今もプロドライバーで、GT500のドライバーだってF1ドライバーだっているんですよね。自分も海外を目標というか視野に入れてるんですけども、とりあえずは日本で活躍して、みんなに名前を知ってもらえるドライバーになりたいなっていうのが目標です。今後もいい成績を積み重ねて、シリーズランキング、シリーズチャンピオンに名前が残るようなドライバーになりたいなっていうふうに思ってます」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第14戦もてぎ決勝 優勝は白崎稜、タイトルは大逆転で鈴木斗輝哉に! INDPクラスはKENTAROが勝利するも、タイトルは今田信宏が獲得!

チャンピオンクラスでチャンピオンを獲得した鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

インディペンデントクラスでチャンピンを獲得した今田信宏(B-MAX RACING TEAM)

 11月2日、2025FIA-F4選手権シリーズの第14戦(最終戦)が、栃木県・モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)が、インディペンデントクラスは、KENTARO(Baum Beauty Clinic)が制した。

 最終戦までもつれ、5.5ポイント差で迎えたチャンピオンクラスのタイトル争いは、今シーズンをリードし続けた佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)と鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)の意地がぶつかり合う展開となったが、大逆転で鈴木が獲得した。

 同様に7.5ポイント差で迎えたインディペンデントクラスのタイトルは、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、KENTARO(Baum Beauty Clinic)を僅か0.5ポイント差で下して、初のFIA-F4タイトルを手にした。

 この結果、両クラスとも最終大会で逆転によりタイトルが決まるという、劇的な幕切れとなった。

決勝がスタートした

■チャンピオンクラス

 タイトルを争う二人がフロントローに並ぶという絵に描いたようなシチュエーションとなったが、オープニングラップはさらに劇的な展開が待っていた。

 ポールポジションの佐藤はやや出遅れ、鈴木が前に出るが、2コーナーでインに入った佐藤が鈴木を押し出す形で前に出る。二人の先陣争いはこれでは終わらず、続く3〜4コーナーでは、今度は鈴木がインから佐藤を押し出し、佐藤はたまらずコースオフして順位を大きく落としてしまった。

 この接触で、ややスピードの鈍った鈴木は、続く5コーナーで白崎に先行を許してしまい、2位へ後退。しかし、佐藤の脱落でタイトル争いでは俄然有利な状況になった。

 レースは、コースオフした車両の処理で、2周から4周目までセーフティカーランとなるが、5周目のリスタート後は、白崎、鈴木、梅垣清(TGR-DC RS F4)、三浦柚貴(TGR-DC RS F4)、洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)、迫隆眞(PONOS RACING MCS4-24)の順で進んだ。

 折り返しを迎えた7周目に、1周目の押し出し行為に対し、佐藤と鈴木に両成敗となるプラス5秒のペナルティが課された。

 上位陣は、その後も順位に変動はなく、白崎が13周を走りきって、今シーズン3勝目のチェッカーを受けた。2位フィニッシュの鈴木はプラス5秒ペナルティを加えて4位。12ポイントを加算し、逆転でチャンピオンに輝いた。

 一方、25位まで落ちた佐藤は、鬼神の追い上げで順位を挽回し、13位でゴールしたものの、ペナルティで最終結果は14位。昨日のリタイアに続き、2レース続けてノーポイントという、佐藤とチームにとっては悪夢のような週末になってしまった。

レースは途中セーフティーカーが導入された

チャンピオンクラス優勝は白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

チャンピオンクラス決勝2位は梅垣清(TGR-DC RS F4)

チャンピオンクラス決勝3位は三浦柚貴(TGR-DC RS F4)

チャンピオンクラス決勝で4位に入りチャンピオンを獲得した鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

チャンピオンクラストップでゴールする白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

チャンピオンクラスの表彰式

■インディペンデントクラス

 クラスポールのKEN ALEX(BUZZ RACING)がエンジンストール、2番グリッドの清水康弘(ART TASTE F4)もミスで遅れ、今田がトップでオープニングラップを終える。

 5周目にSCランからリスタートすると、逆転チャンピオンに向けて勝つしかないKENTAROが意地を見せ、5周目に清水を、7周目に今田をかわしてトップに躍り出る。2位に下がった今田だが、この順位のままでもタイトル獲得はできるため、無理にKENTAROを抑えることはせず、以降は確実に2位をキープすることに徹した。

 11周目、3位清水がチャンピオンクラスの車両と絡む間に、追い上げてきたDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が3位に浮上。その際、両者が接触し、清水はフロントウィングを失い、ペースダウン。徐々に順位を落とすことになる。

 レースは、KENTAROが制し今季6勝目。今田、DRAGONの順でチェッカーを受けた。

 KENTAROは、14戦中6勝と最も多い勝ち星をあげたが、3勝ながらコンスタントにポイントを稼いだ今田に僅か0.5ポイント及ばなかった。

 初めてFIA-F4のチャンピオンとなった今田は、これで、フォーミュラ・リージョナル、SFライツ、FIA-F4と、フォーミュラ3クラスの制覇を成し遂げた。

インディペンデントクラス優勝はKENTARO(Baum Beauty Clinic)

インディペンデントクラス決勝2位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インディペンデントクラス決勝3位はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第14戦もてぎ決勝上位3人のコメント 白崎稜「必ずインシデントはあると思っていた」

第14戦優勝 白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

チャンピオンクラスで優勝した白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「必ずインシデントはあると思っていたので、間隙を縫って前に出るということをずっと集中して見てました。それが案の定あったので、5コーナーでブレーキング勝負で前に出れたので良かったですね。昨日は5コーナーですごい悪い状態で飛び込んだので、あれをしないようになんとかかぶせて頑張りました」

 「すごい調子は良かったですね。やっぱり速さはありました。(鈴木斗輝哉選手は意識しなかった?)速いとこがどこかは見たいんで、後ろはチラチラ見ながらです。まあでもそんなに心配することはなかったです。(ペナルティの件は)ストレートでTペナルティー29って出てたし、無線も入ってましたから、そこは知ってました 」

 「チャンピオン目指してやってきたので、正直悔しいは悔しいので、そう考えると言葉詰まりますね。でも、去年に比べたらランキング3位で終えることができて、去年お世話になった高木さんのところのBJレーシングのおかげでマイルは稼げましたし、それが今年に活かせたような感じになっています。HYDRANGEA kageyama Racingのチームの皆さんにも感謝して、スポンサーの皆さんにもありがとうございます 」

 「ちろんステップアップできるのであれば。SFライツ以上、フォーミュラリージョナル以上は出たいなというのは考えてます。ただ、今後の活動次第ですね。まだ決まっていません。これからの身の振り方次第で決まると思うので、頑張ります」

第14戦決勝2位 梅垣清(TGR-DC Racing School)

チャンピオンクラスで決勝2位の梅垣清(TGR-DC Racing School)

 「(2位だということは)SC後くらいに知りました。それまでは3位走ってて、ペースは練習の段階からあったので、構抜くつもりではいたんですけど、昨日のレースでタイヤだいぶ使っちゃって、今日も後半はきつかったです。(後ろの三浦選手は)全然気にしてない。前だけ見てました。フロントが特にきつかったんで、アンダーが強い方向に来ちゃってて、しょうがないかなっていう。諦めてはないですけど、タイヤもきついし、もう今あるベストを尽くすしか。昨日も追い上げてやってたんで、タイヤもかなり使ってますし、最後とかもだいぶプッシュはしてたんで、かなりきつかったです」

 「ランキング的にもあんまりよくなかったですし、優勝できなかったし、ちょっと悔しい1年だったなって思うし、苦しかったなっていうのはあります。ただ自分の中で課題や目標を設定して、まあ、それに向かってやることもできたし、ものすごいいい経験になりましたし、今後のレース人生に生かしていきたいなと思っています」

 「マカオとフォーミュラリージョナルで、しっかり結果を残すことを前提として、今年学んだことを来季以降に活かしたいです。まだ来年が決まってないですし、わからないんですけど、もし来年やることであれば、去年、今年で得たフォーミュラーでの経験をしっかり活かして頑張りたいと思います」

第14戦決勝3位 三浦柚貴(TGR-DC Racing School)

チャンピオンクラス決勝3位の三浦柚貴(TGR-DC Racing School)

 「表彰台ってことはピットに入ってきてわかってたんです。レース中はずっと4位やと思ってて、本当に直前までは信じ込めなかったんですけど、3位ってことがわかって、本当に今まで苦しくて、いっぱい練習したけど、悔しい思いばっかりしたけど、最後の最後でちょっと芽が出たっていう部分を見せれたので、そこに関しては本当に嬉しいって言葉だけじゃ表現できないですけど、本当に嬉しいです」

 「前(梅垣選手)、後ろ(洞地選手)とも本当に自分の苦手なドライバーで、プレッシャーを感じていました。僕は本当にプレッシャーに弱いドライバーなんで、それでも一つでも前に行きたいっていう思いで、今回のレースができました。昨日はずっと課題が多い中のレースで、少しでも向上できたっていうところは良かったなと思います」

 「一応スーパーFJはやってたんですが、カートは全く経験してなくて、シミュレーターからレースを始めました。そういった部分でレースの弱さっていう部分が周りとは出てたんですけど、そこの穴埋めするためにもっともっとこれからも経験積んでレース強くなっていこうと思います。でも自分を信じて一年頑張ってきた甲斐がありました。来年何に出られるかわからないですが、とりあえず初戦から自分の強さっていう部分を全ドライバーにアピールして、前後に譲らないような強いドライバーになって、あとはまあ誰にも負けないような速いペースで走れるドライバーになります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第14戦もてぎ決勝結果

Championクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/02) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Champion class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
116白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1327'56.998--
228梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1327'58.914 1.916 1.916
338三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1328'02.402 5.404 3.488
4*29鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1328'03.307 6.309 0.905
545洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1328'03.665 6.667 0.358
651百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1328'05.365 8.367 1.700
750新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1328'05.841 8.843 0.476
835鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1328'07.36210.364 1.521
98落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1328'08.37811.380 1.016
1034田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
1328'08.77011.772 0.392
11*54迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1328'09.57912.581 0.809
1243森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1328'10.39313.395 0.814
1333鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1328'14.09017.092 3.697
14*17佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1328'15.64418.646 1.554
1562中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1328'15.95618.958 0.312
1653酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1328'16.50819.510 0.552
1797三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1328'17.02420.026 0.516
1860熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1328'17.54720.549 0.523
1937武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1328'19.55922.561 2.012
2052岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1328'20.94823.950 1.389
2163岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1328'22.21525.217 1.267
2246有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1328'23.20126.203 0.986
2380翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1328'23.52526.527 0.324
2487下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1328'24.81627.818 1.291
253山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1328'27.19630.198 2.380
26*36菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1328'44.44247.44417.246
---- 以上規定周回数(90% - 11 Laps)完走 ----
-14村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
818'27.0115Laps5Laps
-19松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
12'10.51612Laps7Laps
-15中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
0-13Laps1Lap

Independentクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/02) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
155KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1328'31.222--
244今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1328'33.469 2.247 2.247
330DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1328'34.202 2.980 0.733
461坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1328'35.652 4.430 1.450
540⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1328'36.040 4.818 0.388
664清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
1328'40.301 9.079 4.261
76ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1328'40.405 9.183 0.104
84佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1328'42.73711.515 2.332
988清水 康弘ART TASTE F4
B-MAX RACING TEAM
1328'43.86612.644 1.129
1010中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1328'44.41513.193 0.549
1171大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1328'49.87718.655 5.462
1274小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1328'51.12519.903 1.248
135小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1328'55.44924.227 4.324
14*96齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1329'24.02852.80628.579
1511植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1228'51.2401Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 11 Laps)完走 ----
-98IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
0-13Laps12Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 17 佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4) 1'57.824 (12/13) 146.690 km/h
  • CarNo. 29は、FIA-F4シリーズ規則第15条1.1(CarNo. 17への接触)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 54は、FIA-F4シリーズ規則第15条1.2(CarNo. 50を押し出し)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 17は、FIA-F4シリーズ規則第15条1.1(CarNo. 29への接触)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 36は、FIA-F4シリーズ規則第15条1.1(CarNo. 60への接触)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 96は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.11(SC中の走路外走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦、第14戦もてぎ公式予選上位3人のコメント 新原光太郎「もてぎに間に合わせられて良かった」

第13戦ポールポジション 新原光太郎(HFDP with B-max Racing Team)

 「本当に嬉しいです。鈴鹿で初めてポールが取れて、今回で2回目です。まとめきれて良かったなって。(今までは)多分ドライビングの問題も結構あって、そこがうまくアジャストできたのかなってことは思いますね。走り方自体もだいぶ良くなってると自分では思うので、それをちゃんともてぎまでに間に合わせてよかったです」

 「最後の2周を続けてアタックしようと思ってたんですけど、前のクルマが残り3周ぐらいでミスで下がってきて、ちょうど詰まっちゃったんで、残り2周のところのラップを捨てて、残り1周でアタックしたって感じです。みんな残り2周でセカンドベストを出してますけど、僕だけ残り3周の時に出したタイムがセカンドベストなんで、それで結構下の方に沈んじゃったなっていう感じがあります。そこはもう少し早めに判断しておくべきだったなと思います」

 「本当に最後までずっとドライアップしていく感じで、そこは難しかったです。ドライタイヤは正解だったとは思うんですけど,90度コーナーは難しかったです。2レース目も6位で、勝負を諦めるスタート位置ではないので、両方とも優勝目指して頑張りたいです」

 「」

第13戦予選2位、第14戦予選3位 白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「もちろん今週末は優勝しか狙ってないんで、前だけ見て、スタートで抜いてっていうのを意識したいと思います。日陰になってるセクター4はもうブレーキングも結構繊細に行かないといけなくて、セットアップの差が如実に出て、速いとこ遅いとこ全車両で違ったんで、どこでまとめるべきか難しかったですね」

 「(90度コーナーは)結構水が残ってましたね。もうポイントブレーキングポイントから出口まで濡れてて、出口が微妙に乾いてるんで、アクセル踏みつつグリップしてくれることを祈ってっていう」

 「今週末すごい調子いいですね。もう何も変更することないくらい。自分次第ですね。決勝はスタートで決めて、優勝目指して頑張ります。目標は3連勝です」

第13戦予選3位、第14戦予選2位 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「結構路面が濡れてたんで、なるべく早くタイヤを発熱して、1周目からもう常に全開でプッシュしていました。多分前半の方が速かった、正直めっちゃ良かったと思うんですけど、やっぱり路面が乾いていくと後続の方がかなりタイムを出してきましたね。乾いてきたらそうなるだろうなって予測してたんですけど、最後に自分がタイム決めきれなかったっていうのもあって、あまりうまくはいかなかなかった」

 「ラストラップはミスしました。本来なら多分ぶっちぎりでトップだったはずです。ヘアピンの進入でロックにさせてしまって、そこでアンダーが出ちゃいました。 (決勝は)彼(佐藤樹選手)の前でとりあえず絶対ゴールしなくていけない。僕はもうやれることをやるしかない。それに向けて頑張ろうかと」

第14戦ポールポジション 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「最初は想像してたよりかなり路面が濡れてて、なかなか序盤(タイヤを)温められなくて、序盤タイムを出せる気配は全くなかったんで、最後出せればいいかなというふうに思って走っていました。最終ラップ途中までは良かったんですけど、奥のヘアピンでフロントがロックしてしまって、そのミスで4番手になってしまいました。ミスがなかったら充分ポールが狙えたと思うんで、そこはちょっと悔しいんですけど、攻めた結果なんで、そこは仕方がないかなっていうふうに」

 「切り替えて、決勝を走るしかないんで。しっかりスタート決めて、ちゃんとレースができればいけるかなっていう風に思ってるんで。ダンプだったんでちょっとあれですけど、ドライに関しては昨日もすごい調子良かったですし、自信を持って走れると思うんで。もう全然ダンブです。昨日よりも3、4秒落ちてるんで、路面は結構まだかなり濡れてるところがありました。90度とかもうずっと日陰なんで、かなり濡れててという感じでした。」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦、第14戦もてぎ公式予選 Cクラスは新原光太郎と佐藤樹がPPを分け合い、IクラスはKEN ALEXがダブルPPを獲得

チャンピオンクラス: 第13戦ポールポジション、14戦予選6位は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラス: 第13戦予選4位、第14戦ポールポジションは佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

インディペンデントクラス: 第13戦、第14戦ともポールポジションはケン・アレックス(BUZZ RACING)

 11月1日、FIA-F4選手権第13、14戦の予選が、モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは、ベストタイムは新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)、セカンドベストは佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)がトップを取り、それぞれ第13戦、14戦のポールポジションンを獲得した。

 インディペンデントクラスは、KEN ALEX(BUZZ RACING)が、ベスト、セカンドベストともにトップタイムをマークし、両レースでポールポジションを獲得した。

 いよいよ最終大会を迎えた。タイトル争いは、チャンピオンクラスは、佐藤樹212.5p、鈴木斗輝哉189pと、二人の一騎討ち。一方、インディペンデントクラスは、KENTARO190.5p、今田信宏190p、DRAGON175.5pと、こちらは三人の闘いとなっている。

 前日の夜半にかなり強い雨が降ったものの、早朝には日が差して快晴となった。ただ、路面はうっすらと濡れた状態のまま予選を迎えた。

■チャンピオンクラス

 午前8時から始まった予選は、最初はスリッピーだったものの、刻々と乾いていく難しい路面状況となった。

 まず、予選をリードしたのは、新原と鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)。二人は、2分05秒台、03秒台、01秒台と、予選終盤まで競い合うようにタイムを出し合った。

 終盤、路面状況が改善されてくると、ここに白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)と佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が絡んで、最後は4人が100分の数秒という僅差で争うという展開となった。

 結局、全員ベストタイムは最終周に記録することになり、新原、白崎、鈴木、佐藤という順で、第13戦のグリッドが決まった。

 セカンドタイムで決まる第14戦のグリッドは、最後の2ラップを上手くまとめた佐藤がポールを奪い、鈴木が2位。新原は、前車に引っかかりタイムが出ずに6位だった。

 逆転チャンピオンに向け、23.5ポイント差を埋めなければならない鈴木にとっては、佐藤のグリッド位置が気になるところだったが、佐藤が第13戦で鈴木の1つ後ろ、第14戦ではポールを獲得したことで、逆転はかなり厳しくなった。

 第13戦予選結果(Top10):新原-白崎-鈴木斗-佐藤-三浦-洞地-迫-鈴木恵-落合-梅垣

 第14戦予選結果(Top10):佐藤-鈴木斗-白崎-梅垣-三浦-新原-迫-百瀬-落合-鈴木恵

チャンピオンクラス: 第13戦予選2位、第14戦予選3位は白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

チャンピオンクラス: 第13戦予選3位、第14戦予選2位は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

■インディペンデントクラス

 SFライツレギュラーで、前大会からFIA-F4にも参戦を開始した清水康弘(ART TASTE F4)が、序盤から、やや抜き出たラップタイムをマークして、このままポールを奪いそうな勢いを見せた。

 これに食い下がったのが、KEN ALEX(BUZZ RACING)。途中、赤旗提示による中断を挟んだ最後の2ラップでは、見事なアタックを見せ、2分00秒748、00秒458と、清水を抑えて両レースでポールポジションを奪うことに成功した。

 タイトル争いを繰り広げる今田信宏(JMS RACING with B-MAX)は、第13戦、第14戦ともに、ポイントリーダーのKENTARO(Baum Beauty Clinic)の1つ前のグリッド、4位と3位を獲得し、逆転チャンピオンに向けて、まずは1つハードルを超えた。

 シリーズ3位につけ、この週末は連勝を目論んでいたDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)は、ちょい濡れの路面にクルマを合わせ切れずに9位、5位に沈み、タイトル奪取はかなり厳しくなった。

 第13戦予選結果(Top8):ALEX-清水-SAKAI-今田-KENTARO-IKARI-赤松-齋藤

 第14戦予選結果(Top8):ALEX-清水-今田-KENTARO-DRAGON-SAKAI-赤松-IKARI

 第13戦の決勝は、本日の午後0時50分から、第14戦の決勝は、明日の午前8時25分から13周(または上限30分)で行われる。

インディペンデントクラス: 第13戦、第14戦とも予選2位は清水康弘(ART TASTE F4)

インディペンデントクラス: 第13戦予選3位、第14戦予選6位は坂井ウィリアム(HELM MOTORSPORTS F4)

インディペンデントクラス: 第13戦予選4位、第14戦予選3位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第14戦もてぎ公式予選結果

Championクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/01) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Champion class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
117佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
2'00.637--143.269
229鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'00.692 0.055 0.055143.204
316白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'00.847 0.210 0.155143.021
428梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'00.920 0.283 0.073142.934
538三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'00.969 0.332 0.049142.876
650新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'01.050 0.413 0.081142.781
754迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
2'01.246 0.609 0.196142.550
851百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'01.252 0.615 0.006142.543
98落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'01.265 0.628 0.013142.528
1035鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'01.362 0.725 0.097142.414
1145洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
2'01.530 0.893 0.168142.217
1219松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
2'01.709 1.072 0.179142.008
1353酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'01.797 1.160 0.088141.905
1460熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'01.871 1.234 0.074141.819
1533鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
2'02.016 1.379 0.145141.650
1643森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'02.044 1.407 0.028141.618
1752岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
2'02.186 1.549 0.142141.453
1836菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'02.238 1.601 0.052141.393
1934田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
2'02.468 1.831 0.230141.127
2062中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'02.724 2.087 0.256140.833
2197三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'02.739 2.102 0.015140.816
2263岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'02.754 2.117 0.015140.799
2314村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
2'02.761 2.124 0.007140.791
2446有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
2'02.984 2.347 0.223140.535
253山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'03.105 2.468 0.121140.397
2687下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'03.177 2.540 0.072140.315
2780翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
2'04.014 3.377 0.837139.368
2815中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'05.071 4.434 1.057138.190
2937武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'05.381 4.744 0.310137.849
---- 以上基準タイム(105% - 2'06.761)予選通過 ----

Independentクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/01) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
16ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
2'00.748--143.138
288清水 康弘ART TASTE F4
B-MAX RACING TEAM
2'01.155 0.407 0.407142.657
344今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'01.269 0.521 0.114142.523
455KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
2'01.857 1.109 0.588141.835
530DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'02.036 1.288 0.179141.627
661坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'02.090 1.342 0.054141.564
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
2'02.248 1.500 0.158141.381
898IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'02.285 1.537 0.037141.339
911植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'02.322 1.574 0.037141.296
1096齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
2'02.330 1.582 0.008141.287
1164清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
2'02.597 1.849 0.267140.979
1210中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
2'03.156 2.408 0.559140.339
134佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
2'03.162 2.414 0.006140.332
1471大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
2'03.220 2.472 0.058140.266
1574小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
2'03.692 2.944 0.472139.731
---- 以上基準タイム(105% - 2'07.110)予選通過 ----
-5小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'14.01113.26310.319128.972
-86大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'18.96418.216 4.953124.375
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'25.14424.396 6.180119.079

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦富士決勝 小林利徠斗が今季初優勝、三井優介は初表彰台を獲得

優勝した小林利徠斗(TOM\'S)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦の決勝が、9月7日、富士スピードウェイスで行われ、ポールスタートの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が逃げ切って、今季初優勝を飾った。三井優介(DELiGHTWORKS)は2位で初表彰台を射止めた。

 注目のタイトル争いは、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)と佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、3位と4位フィニッシュで、チャンピオン決定は、午後のレースに持ち越された。

 マスタークラスは、2周目にクラストップに立った今田信宏(JMS RACING TEAM)が、今季6勝目を飾った。

 大会2日目を迎え、昨日の野村の優勝でチャンピオン争いも佳境に入ってきた。野村と佐野のポイント差は、昨日の第13戦を終えた時点で23点。今大会を終えた時点で、野村が佐野に32ポイント差をつければ、最終戦を待たずにチャンピオンが決定することになる。

 上空には雲が多く、秋らしい風が吹くなか、午前9時5分にスタート。

決勝がスタートした

 今季初ポールポジションを獲得した小林が好スタートを決め、同じく好ダッシュを決めた4番グリッドの三井が続いた。2番グリッドの野村はホイールスピンをさせて遅れたものの、1〜2コーナーの混乱で順位を戻して、三井の後ろにつけた。

 トップ小林は、2位三井との差を、じわじわと広げながら快走。その後方で、三井を野村が追うという展開が続いた。三井はこのレースにニュータイヤを投入しており、野村はなかなかその差を詰めることができない。

 レース折り返しを過ぎた8周目。小林は、2位三井に2秒のマージンを築き、安全圏へ。三井は、野村にプレッシャーをかけられながらも2位を死守し続けた。4位には野村とチャンピオンを争う佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)がつけるが、ペースは上がらず、野村から3秒遅れてしまった。

 結局、レースはこのままチェッカーを迎え、小林は今季初優勝。今季から新チームで参戦のルーキー三井も初表彰台を得た。タイトルを争う野村と佐野が、3、4位に入り、両者のポイント差は25に広がった。

 マスタークラスは、クラスポールの清水康弘(GNSY RACING 324)のペースが上がらず、2周目の1コーナーでトップに立った今田が逃げ切った。2位は、スタートでギヤが抜けて遅れたものの、6周目に清水を捕らえたDRAGON(TEAM DRAGON 324)が入った。

 第15戦の決勝は、本日、午後1時5分から15周で行われる。

優勝は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

決勝2位は三井優介(DELiGHTWORKS)

決勝3位は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

マスタークラス優勝は今田信宏(JMS RACING TEAM)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦富士決勝結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/07) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
138小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'45.602--
23三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1523'50.192 4.590 4.590
350野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1523'50.918 5.316 0.726
435佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'54.117 8.515 3.199
536エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'54.893 9.291 0.776
637古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1523'57.27211.670 2.379
751ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1524'07.40021.79810.128
860伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1524'09.86124.259 2.461
958ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1524'13.92428.322 4.063
10*1卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1524'19.57033.968 5.646
114M1今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1524'35.30549.70315.735
1230M2DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1524'38.33452.732 3.029
138M3清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1524'38.70353.101 0.369
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 38 小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL ) 1'34.461 (3/15) 173.900 km/h
  • CarNo. 1は、SFL SpR.15.1.1(他車への衝突行為)により、タイムペナルティー10秒を科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第13、14戦富士公式予選 野村勇斗と小林利徠斗がポールを分け合う

ポールポジションは野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

ポールポジションは小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦、第14戦の公式予選が、9月6日、富士スピードウェイで行われ、第13戦は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、第14戦は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、ポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは、清水康弘(GNSY RACING 324)が、ダブルクラスポールとなった。

 先週の菅生大会から2週連続の開催となった今大会。シリーズ全18戦中12戦を終えて、岡山大会からの7連勝で逆転シリーズリーダーとなった野村が95ポイント、開幕から4連勝を飾った佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が81ポイントと、タイトルはルーキーの二人に絞られた感じだ。

 近年、最終大会でタイトルが決まることが多いが、今大会の結果によっては、最終大会を待たずに決する可能性もある。予選は、タイトルを争う両者にとって重圧のかかるものとなった。

第13戦公式予選

 午前9時5分から行われた予選は、前日の荒天から一転、台風一過の晴天のもと行われた。

 3周のウォームアップの後、各車アタックに入り、野村が1分33秒082とトップタイム。これに小林が1分33秒248で続いた。佐野はこの周1分33秒447と二人に遅れを取り、連続アタックで1分33秒290まで詰めたが3番手。

 4番手以下は、三井優介(DELiGHTWORKS)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)と続き、総じてトムス勢が上位につけている。B-Max勢は、野村が一人、気を吐いている状況だ。

 マスタークラスは、菅生大会では今田信宏(JMS RACING TEAM)の後塵を拝した清水が、抜き出たタイムでクラスポールを獲得した。

予選2位は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

予選3位は佐野雄城(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL)

マスタークラスポールポジションは清水康弘(GNSY RACING 324)


第14戦公式予選

 10分間のインターバルを挟んで行われた第14戦予選でも、野村と小林のポール争奪戦が繰り広げられた。

 野村が、4周目からの連続アタックで1分33秒661、1分33秒482とタイムアップして、トップに立つ。古谷(1分33秒538)、三井(1分33秒546)が迫るが、僅かに届かず。野村のダブルポールが確定かと思われた。

 しかし、そこまで1分34秒809で下位に甘んじていた小林が、最後のアタックで1分33秒376を叩き出して、野村を逆転。岡山大会から続いていた野村の連続ポールを阻止した。

 今大会で野村とのポイント差を縮めたい佐野は、5位に沈み、まだ予選の段階ではあるものの、チャンピオン争いはやや厳しい状況に追い込まれた。

 マスタークラスは、清水の速さが際立っており、2位の今田を0.4秒引き離して、連続ポールを手にした。

 第13戦の決勝は、本日、午後1時5分から21周で、第14、15戦の決勝は、明日の午前9時5分、午後1時5分から、それぞれ15周で行われる。

予選2位は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

予選3位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S SFL)

マスタークラスポールポジションは清水康弘(GNSY RACING 324)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦富士公式予選結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
138小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.376--175.921
250野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'33.482 0.106 0.106175.722
337古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1'33.538 0.162 0.056175.616
43三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'33.546 0.170 0.008175.601
535佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.660 0.284 0.114175.388
636エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.751 0.375 0.091175.217
758ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'33.889 0.513 0.138174.960
81卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'33.912 0.536 0.023174.917
951ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'33.969 0.593 0.057174.811
1060伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'34.245 0.869 0.276174.299
118M1清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1'35.524 2.148 1.279171.965
124M2今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'35.998 2.622 0.474171.116
1330M3DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1'36.003 2.627 0.005171.107
---- 以上基準タイム(110% - 1'42.811)予選通過 ----

Forumula Beat

第14戦SUGO決勝ベストラップ順(第15戦グリッド)

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第6戦 -RIJ- (2024/11/09) Best Lap Order Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 14 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
172金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
1'21.420--158.578
26酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1'21.502 0.082 0.082158.418
319ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'21.637 0.217 0.135158.156
440宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1'22.940 1.520 1.303155.672
53G1舩井 俊仁ファーストガレージFG108
FG108
1'24.315 2.895 1.375153.133
69G2KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'24.358 2.938 0.043153.055
711G3植田 正幸Rn-sports制動屋KK-ZS
MYST KK-ZS
1'24.412 2.992 0.054152.957
834G4三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1'24.867 3.447 0.455152.137
963G5長嶋 重登ミスト☆T.U.C.GROUP
Dallara F301
1'25.060 3.640 0.193151.792
1033G6杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
1'25.649 4.229 0.589150.748
1122G7みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1'25.904 4.484 0.255150.300
120G8渡辺 義人チームNATSエクシズWXR
WXR MK-II
1'26.159 4.739 0.255149.855
1376G9松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1'27.938 6.518 1.779146.824

Forumula Beat

第14戦SUGO決勝ドライバーコメント 3位・酒井翔太「乗りにくいなと思いながら走っていた」

優勝 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

優勝したハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「スタートがあまりうまく行った感じではなかったのですが。酒井君とのバトルはしのいで、仕事はできたかな、という感じです(苦笑)」

2位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)

決勝2位の金井亮忠(チームNATS正義001)

 「二人(ハンマー伊澤と酒井)とも速くて、前半は僕の方がペース遅くてちょっと離され気味になったのですが。中盤から自分のペースが上がってきて、酒井君の方はいろいろ不運が続いて、バックマーカーに押し出されちゃったりしてたので。あと最後はたぶん彼が頑張りすぎちゃったのか、SPで飛び出しちゃって。でも帰ってこられてよかったな、という感じです。だんだんに調子が上がっているので、明日も頑張ります」

3位 酒井翔太(ファーストガレージ FG108)

決勝3位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「スタートで行けるかな、という感じで第1コーナーで行ったのですけれど、(直前に決勝があった)スーパーFJの(接触の)記憶がちょっとよぎっちゃって、また当たりそうってのが頭にあってブレーキを早めてしまったというのがあります。その後はクルマの挙動がちょっと自分に合っていなくて、すごいアンダー/オーバーな感じで、SPで飛び出して最終的に抜かれました。明日また2番手からなので、明日こそは復活せねばと思います。(トップと同じペースで走れていた?)何とかねじ伏せようとしていたので、乗りにくいなと思いながら走っていました。それで(バックマーカーと出会った)1コーナーで接触しかけて、左側のタイヤがコースアウトしたので、それも(コースアウトの)原因だったのかな。ハンマーさん速かったですが、ずば抜けてという訳ではなかったので、明日そこを何とか改善できたらなと思っています」

4位 宇高希(TAKEFIRST F108)

決勝4位の宇高希(TAKE FIRST F108)

 「前とタイム差があるのでスタートしか(勝負どこおが)ないと思っていたのですが。ちょっと前で挟まれる形になって出られなくて、2コーナーもインから前に出られなかったので、後はまた一人旅でした(苦笑)」

5位 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)ジェントルマンクラス優勝

決勝5位、ジェントルマンクラス優勝のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

 「最初の数周は植田さんとバトルでしたね。何とか第1コーナーでスリップストリームから抜けたので、よかったです。僕のクルマストレートは速いです。シングルスロットルで上が伸びるので、その分下がちょっとないのですが、そこで頑張れと。冷えてるうちが勝負なので」

6位 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

決勝6位、ジェントルマンクラス2位の植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

 「前半中盤がKAMIKAZEさん速くて、後半燃料軽くなってきたら僕の方が速そうで、何とか、と思ったのですが、ちょっと届かなかったですね。ちょっとクルマにもトラブルあって、残念でした」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第14戦SUGO決勝 ハンマー伊澤がポール・ツー・ウインの完勝で初戴冠

15周の決勝がスタートした

 2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第14戦決勝が11月9日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)がホールショットを奪うと2番手スタートのランキング首位、酒井翔太(ファーストガレージ F108)に付け入るスキを与えずに15周を走り切り優勝、最終戦を待たずに自身JAF戦では初めてのチャンピオンを獲得した。

 決勝のスタートは12時45分。冷え込んだ午前中の予選に比べて気温は15度まで上昇。路面温度も23度とレースには絶好のコンディション。ただこの温度は想定外だという陣営もおり、合わせ込みに余念がなかった。予選の最初にスピンを喫してタイムが計測できなかったジェントルマンクラスの舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)はトラブルにも見舞われていたそうだが、メカニックの懸命の修復作業によって、最後尾から出走が認められ、エントリーした13台すべてがグリッドに整列。レースがスタートした。

 以前よりスタートが苦手と公言していて、実際何度もポールポジションから順位を落としているハンマー伊澤だが、今回はスムーズに発進。2番手スタートの酒井をしっかりと押さえて第1コーナーへ飛び込んだ。酒井は第2コーナーで一瞬インを狙う動きを見せたがここもハンマー伊澤がポジションを守る。2列目からスタートの3位金井亮忠(チームNATS 正義 001)に対して4番手スタートの宇高希(TAKE FIRST F108)が第1コーナーのインを奪い並びかけるも、こちらも第2コーナーで金井がアウトから被せるように宇高の攻撃を封じて3位の座を守る。後方では7番手スタートの植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が3列目に並んでいたKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)と三浦勝(NUTEC ルノー)をスタートからの加速で一気に仕留めて5位、ジェントルマンクラスのトップまでポジションアップした。

 酒井はハンマー伊澤のテールに食らいついて4コーナーからS字へとチャンスを狙うが、ハンマー伊澤はスキを見せないどころか酒井との差をじわじわと広げて0.768秒でオープニングラップを終了。酒井はむしろ3位金井との間合いが0.611秒差と後方にも気が抜けない状況だ。4位宇高、5位植田、6位KAMIKAZEと続く。10番手スタートだったみきてぃ(LP・Shop kts24)はエンジンストールさせたか出遅れて最下位に順位を落とした。

 2周目もハンマー伊澤の先制は続き、酒井とのマージンを1.321秒差まで拡大する。酒井と3位金井のギャップも1.085秒と拡大。4位宇高はトップ3から置いていかれる格好でトップから5.692秒差となっている。後方もやや間隔が拡がる中で、5位植田と6位KAMIKAZEのジェントルマンクラスのトップ争いは0.162差とテール・ツー・ノーズ状態でコントロールラインを通過。3周目の第1セクターで順位が入れ替わりKAMIKAZEが5位、植田6位へ。

 ハンマー伊澤と酒井のギャップは3周目1.091秒、4周目1.142秒と大きくは変わらず。5周目にハンマー伊澤が1分21秒818と予選並みのファステストラップを刻むも、酒井も21秒820と同等のタイムで追走を続けるジリジリとした展開。3位金井はこの2台からやや離され1.928秒の差。しかしここから金井の反撃が始まり、6周目1分21秒654、8周目には21秒420とこの日のファステストラップを出して酒井との差を1.661秒に縮める。後方で差が詰まってきたのが6位植田と7位三浦のジェントルマンクラス2位争いで、8周目に0.704秒まで接近する。三浦は予選後の談話でこのレースウィーク中ずっとシフトチェンジに問題を抱えていて、原因究明できずにレースに突入したそうで、ハンディキャップを抱えながら植田を追い上げている。

 トップ2台の距離に変化が訪れたのは10周目、前の周に1.222秒あったギャップが1.087秒となると、11周目には0.921秒まで縮まる。ここでさらにトップのハンマー伊澤はバックマーカーに遭遇してタイムをロス。12周目には0.397秒差まで酒井の接近を許してしまう。酒井はここぞとばかりに襲い掛かろうとするが、勢い余ったか、第1。第2セクターで大きくタイムをロス、逆にハンマー伊澤が酒井との間合いを一気に広げる。これでスピードを失った酒井は13周目だけで2.358秒差までハンマー伊澤を逃がしてしまい、逆に後方から金井に0.464秒差と追い立てられる状況になる。

 勢いはあきらかに金井に分があり、14周目の第2セクターで酒井とテール・ツー・ノーズ状態となり、SPコーナーで酒井が飛び出しそうになり、金井がオーバーテイクに成功。2位金井、3位酒井の順に。ここで勝負あったと見たか金井を追わずにペースダウンする。

 酒井を振り切ったハンマー伊澤はファイナルラップに僅かにペースを落とし、それでも2位金井に1.764秒の差をつけてトップチェッカー。今シーズンの9勝目を飾った。2位金井、3位酒井、4位宇高と続き5位KAMIKAZEがジェントルマンクラスの優勝、6位植田がジェントルマンクラス2位。ミッショントラブルを抱えながら植田を追った三浦が総合7位のジェントルマンクラス3位という結果になった。

 これにより、JAF戦のシリーズランキングは、総得点でハンマー伊澤が200ポイント、酒井が193ポイントとなり、上から12戦の有効ポイントでは2戦の欠場と0ポイントのレースがあるハンマー伊澤が200ポイントすべて有効なのに対して、欠場1戦だけの酒井は今回から切り捨てが発生する。仮に明日の第15戦で酒井が優勝しても上積みできるのは6ポイントで最大199ポイントに終わるため、明日の第15戦を待たずにハンマー伊澤のJAF戦チャンピオンが決定した。

 ハンマー伊澤はこれまでジェントルマンクラスのチャンピオンは経験があるが、JAF戦でのタイトルは初めてとのこと。2022年途中でそれまで実績からジェントルマンクラスを「卒業」しJAF戦4位、2023年も4位に終わったがついに頂点に立った。

 Formula Beat第15戦決勝は明日11月10日(日)午前10時30開始予定。チャンピオン争い決着後の最終戦で有終の美を飾るのは誰か?

優勝はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

決勝2位は金井亮忠(チームNATS正義001)

決勝3は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

決勝4位は宇高希(TAKE FIRST F108)

決勝5位、ジェントルマンクラス優勝はKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

決勝6位、ジェントルマンクラス2位は植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

Forumula Beat

第14戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第6戦 -RIJ- (2024/11/09) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 14 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1520'41.923--
272金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
1520'43.687 1.764 1.764
36酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1520'50.112 8.189 6.425
440宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1521'06.67924.75616.567
59G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1521'31.22649.30324.547
611G2植田 正幸Rn-sports制動屋KK-ZS
MYST KK-ZS
1521'31.59849.675 0.372
734G3三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1521'38.05356.130 6.455
83G4舩井 俊仁ファーストガレージFG108
FG108
1521'44.5641'02.641 6.511
963G5長嶋 重登ミスト☆T.U.C.GROUP
Dallara F301
1521'54.5611'12.638 9.997
1033G6杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
1521'54.6891'12.766 0.128
110G7渡辺 義人チームNATSエクシズWXR
WXR MK-II
1522'03.1301'21.207 8.441
1222G8みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1420'47.3161Lap 1Lap
1376G9松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1421'00.3981Lap 13.082
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 72 金井亮忠(チームNATS正義001) 1'21.420 (8/15) 158.578 km/h

Forumula Beat

第14戦SUGO公式予選ドライバーコメント ポールポジション・ハンマー伊澤「バトルしないよう慎重に行きたい」

ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)1分21秒272(コースレコード)

ポールポジションを獲得したハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「赤旗が2回入って、1回目の赤旗からリスタートの時にエンジンストールして焦りました。あれで隊列の一番後ろになってしまったので、前がクリアになるまで少し苦労するかな、と思いましたが、また赤旗が入ったおかげで、その後のリスタートでは結構前の方で出られたので、割とクリアな状態で走れました。マシンのコンディションは問題ないです。シリーズランキングについては、バトルしないように、慎重に行きたいと思います」

2位 酒井翔太(ファーストガレージ FG108)1分21秒510(+0.238秒)

予選2位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「ポンポンとタイムが上がってきて、最後のラップの時に1コーナー、2コーナーあたりでコンマ1か2秒くらいマイナスで、この周いければベストタイム出るかなと思ったのですが、他のクルマに引っかかっちゃって。時間がないのはわかっていたので、次の周はもういけないだろうな、って諦めちゃったのですが、もうちょっと早めにタイムを出せたらよかったのかなという気はします。(赤旗2回の影響は?)ちょっと暖まったなと思うと赤旗、また暖まったら赤旗で、結局タイヤがずっと冷えていた感じでした」

3位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)1分22秒001(+0.729秒)

予選3位の金井亮忠(チームNATS正義001)

 「最終ラップ、もうちょっと(タイムが)出そうだったのですが、40番が前にいて、追いついちゃってタイムアップできなかったです。それがなければ1分21秒台入ったと思います。(赤旗が2回出たが?)この時期になるとタイヤすごく滑るのですよ。それでたぶんスピンしちゃったのかな。いいところは最後の1周がすべてでした。決勝に向けてクルマの動きは悪くないので、このまま行きます」

4位 宇高希(TAKEFIRST F108)1分23秒329(+2.057秒)

予選4位の宇高希(TAKE FIRST F108)

 「難しいですね。今回昨日まではニュータイヤをはかずに、そこからいきなり今日予選を(ニューデイヤで)行ったのですが。ちょっとフィーリングが変わってしまって、うまく走れなくなったのがあるかな、と思います。あと他のドライバーはタイヤをスクラブしてあったようで、自分はニュータイヤで発熱に時間がかかってしまって、それもタイム差が開いた要因かな、そこは皮むきしておけばよかったかなと思います。今のところそれ以外の問題はないので、決勝に向けては考えたいと思います」

5位 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)1分24秒933(+3.661秒)ジェントルマンクラストップ

予選5位、ジェントルマンクラスポールポジションのKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

 「去年新車を投入してから、だいぶ熟成してきたので、あとドライバーの僕も慣れてきたので、その結果だと思います。スタートの問題もだいぶよくなりました。エンジンも見直して、やることをやったので、あとはドライバーが合わせるだけです」

6位 三浦勝(NUTECルノー)1分25秒398(4.126秒)

予選6位、ジェントルマンクラス予選2位の三浦勝(NUTECルノー)

 「ミッショントラブルで、2速3速がシフトダウンできないのですよ。そういう状態で昨日からそれがずっと直らなくて、だましだまし走っているので、どうしても難しいですね。昨日からずっと調べていて原因もわからないので、決勝もこのままだと思います。ちょっと厳しいですが頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第14戦SUGO予選 逆転チャンピオンを狙うハンマー伊澤がコースレコード合戦を制してポールポジションを獲得

ポールポジションはハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第14戦公式予選が11月9日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、シリーズランキング2位のハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が従来のコースレコードを0.6秒以上短縮するタイムを叩き出してポールポジションを獲得、2番手にはランキング首位の酒井翔太(ファーストガレージ F108)が0.238秒の差で並んだ。

 最低気温は0度近くまで冷え込むようになり遠くの山にはうっすら雪も見え、晩秋から初冬に向かいつつあるスポーツランドSUGOでのシリーズ最終ラウンド。本日第14戦の予選と決勝、明日10日(日)に第15戦の決勝が行われシリーズも大団円を迎える。

 第14戦予選は午前9時コースオープン。夜明け前に比べれば気温が上昇したとはいえ9度、第1セクターの路面温度は8.7度と触れれば冷たい状態で先に予選が行われたスーパーFJと同様にタイヤの発動に時間を要しそうなコンディションの中、20分間の予選がスタート。みきてぃ(LP・Shop kts24)を先頭に13台がコースインした。

 各車慎重にウォームアップを行い、計測3周目、まずはハンマー伊澤が1分24秒946のトップタイム。2番手酒井25秒813とまだ小手調べの状態だが、ここでジェントルマンクラスの舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)がSPコーナーでスピンしてスポンジバリアにクラッシュ。ただちに赤旗が提示されて予選中断。

 舩井のマシンが移動され午前9時18分、残り時間13分22秒から予選再開。もう一度タイヤのウォームアップからの仕切り直しだがここで再び赤旗。今度もジェントルマンクラスの長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)が同じSPコーナーでスピン、停止してしまう。その前のスーパーFJの予選でもSPコーナーでコースアウトする車両があり、今回はSPコーナーに魔物出現か。オレンジ色のメタリック塗装が目立つ長嶋のマシンは救出されると自走でピットに戻り、午前9時26分、残り時間11分10秒から予選が再開される。この間にコース上は雲が切れて陽が差し始め、第1セクターの路面温度は10度を超えてきたが、各車はみたびタイヤの熱入れから始めないとならない。

 残り8分、酒井が1分24秒696を出してトップに立つ。ハンマー伊澤2番手、3番手に金井亮忠(チームNATS正義001)が28秒059、4番手宇高希(TAKE FIRST F108)29秒289、5番手には昨年末から新型マシン「SYNERGY RD04W」を投入し、この1年熟成させてきたKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)が31秒022でジェントルマンクラスのトップ。6番手に三浦勝(NUTEC ルノー)が32秒031でクラス2位。

 残り6分、酒井が第1、第3セクターと全体ベストを刻んでトップタイムを1分23秒454まで短縮するが、第2セクターと第4セクターで全体ベストを出したハンマー伊澤が22秒859と順位をひっくり返す。この2名のタイムが突出しており3位金井は5秒近い差がある。金井の後方4番手にはKAMIKAZEが浮上、宇高5番手。

 残り4分50秒、ハンマー伊澤はトップタイムを1分22秒244まで短縮、酒井も23秒205まで自己ベストを縮めているが0.961秒の差がある。金井3番手は変わらないが、23秒991とトップ2台との差を詰めてきている。4位は再び宇高が浮上。残り4分、今度は酒井が1分22秒168をマークして0.078秒の差で再度トップに出る、しかしその直後にコントロールラインを通過したハンマー伊澤のタイムは21秒635で、2022年に金井がマークしたコースレコードを上回るタイムでトップに返り咲く。前レコードホルダーの金井は1分23秒を切り22秒939を出して残り時間は3分を切った。トップがハンマー伊澤、2番手酒井、3番手金井に続き、4番手宇高24秒431、5番手KAMIKAZE26秒475、6番手三浦26秒854というトップ6だ。

 残り2分30秒、酒井も1分21秒台に入れて21秒856。こちらも従来のレコードを上回っている。続いてハンマー伊澤が21秒407とベストタイムを更新、低い気温にも助けられ、伊澤と酒井のコースレコード合戦の様相を呈してきた。後方ではKAMIKAZE対三浦のジェントルマンクラスのトップ争いが展開し、三浦が26秒119とKAMIKAZEを上回り総合5位のクラストップ。ジェントルマンクラスの3番手は総合7位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)で、こちらも0.038秒の差でKAMIKAZEに詰め寄っている。

 残り1分、酒井はさらに自己ベストを縮め1分21秒510をマーク、ハンマー伊澤とは0.103秒の差とするが、その直後に伊澤が叩き出したタイムは21秒272。従来のコースレコードを0.67秒も短縮する驚速でポールポジション争いに決着をつけた。2番手酒井は0.238秒の差。金井も最後まで自己ベストを削り続け、22秒001で酒井と0.491秒差の3番手、そして宇高が23秒329でセカンドロウを確保した。

 ジェントルマンクラスの争いは最後のタイムアタックで決着。KAMIKAZEが24秒933で総合5番手に返り咲き、三浦が25秒398でクラス2位。植田が25秒664でクラス3位となった。

 Formula Beat第14戦決勝は本日12時45開始予定。チャンピオンを争う酒井とハンマー伊澤の一騎打ちが見られるか注目だ。

予選2位は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

予選3位は金井亮忠(チームNATS正義001)

予選4位は宇高希(TAKE FIRST F108)

予選5位、ジェントルマンクラスポールポジションはKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

予選6位、ジェントルマンクラス予選2位は三浦勝(NUTECルノー)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第14戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第6戦 -RIJ- (2024/11/09) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 Formula Beat Round 14 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
R1'21.272--158.867
26酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
R1'21.510 0.238 0.238158.403
372金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
1'22.001 0.729 0.491157.454
440宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1'23.329 2.057 1.328154.945
59G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'24.933 3.661 1.604152.019
634G2三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1'25.398 4.126 0.465151.191
711G3植田 正幸Rn-sports制動屋KK-ZS
MYST KK-ZS
1'25.664 4.392 0.266150.721
833G4杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
1'27.932 6.660 2.268146.834
90G5渡辺 義人チームNATSエクシズWXR
WXR MK-II
1'28.013 6.741 0.081146.699
1022G6みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1'28.947 7.675 0.934145.158
1163G7長嶋 重登ミスト☆T.U.C.GROUP
Dallara F301
1'30.600 9.328 1.653142.510
1276G8松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1'30.779 9.507 0.179142.229
---- 以上基準タイム(130% - 1'46.073)予選通過 ----
-3G-舩井 俊仁ファーストガレージFG108
FG108
no time---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'21.942)を更新した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第11、13、14戦もてぎチャンピオンクラス 野村選手、3連勝でドライバーズタイトルを引き寄せる チームタイトルは最終大会を待たずに獲得決定(B-Max)

 HFDP with B-Max Racing Team(チーム代表 宮田雅史)は、11月1〜3日にモビリティリゾートもてぎで行われたFIA-F4選手権(チャンピオンクラス)第11、13、14戦に参戦し、野村勇斗選手が3レースすべてで優勝し、タイトル争いでも大きくリードすることになりました。洞地遼大選手も二度表彰台に上り、二人によるタイトル争いは最終鈴鹿大会で決着することになりました。また、参戦初年度ながら、最終大会を待たずしてチームタイトルを獲得しました。

 オートポリス大会で中止となった第11戦が急きょ組み込まれたことで、今大会は3レース制となり、タイトルの行方を占う上で重要な大会になりました。

■第11、13戦予選(11月1日(金)午後2時45分〜3時5分)

 両レースの決勝グリッドは、予選のベストとセカンドタイムで決定され、第14戦のグリッドは第11戦の決勝中のベストラップタイムで決まることになりました。

 野村、洞地選手に新原選手を加えた3選手による息詰まる攻防は、終了間際に新原選手を逆転した洞地選手が制し、両レースともにポールポジションを獲得しました。野村選手はベスト、セカンドタイムともに僅かに届かず、3位と2位という結果になりました。

ドライバー 第11戦予選Bestタイム(順位) 第13戦予選2ndタイム(順位)
50号車 野村 勇斗 1分57秒853( 3/19) 1分57秒880( 2/19)
51号車 洞地 遼大 1分57秒713( 1/19) 1分57秒786( 1/19)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:21℃、路面温度:25℃

■第11戦決勝(11月2日(土)午前8時15分〜10周)

 夜半から降り続いた雨が弱まり、スタンディングスタートでレースが始まりました。ポールポジションの洞地選手は出遅れ、野村選手が新原選手との先陣争いを制してトップに出ると、洞地選手もオープニングラップで2位に上がり、ワンツー態勢で周回を重ねました。

 途中、コースアウトした車両の回収で、二度のセーフティカー(SC)ランとなりましたが、野村選手は落ち着いてリスタートを決め、最後はSC先導のまま、規定の30分が経過してフィニッシュを迎えました。ウェットコンディションでの野村選手のペースが良く、洞地選手はオーバーテイクのチャンスを見いだせないまま2位でチェッカーを受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 野村 勇斗 1位 2分18秒706( 5/19)  25(143)
51号車 洞地 遼大 2位 2分18秒604( 4/19)  18(125)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:18℃

■第13戦決勝(11月2日(土)午後0時40分〜12周)

 雨は降り続いていましたが、スタート前には小康状態となりました。ポールポジションの洞地選手はホイールスピンで出遅れてしまい、好スタートを決めた野村選手と新原選手が先行してレースが始まりました。やや抜き出たペースで走る野村選手は、食い下がる2位新原選手との差を開き、1秒遅れて3位の洞地選手も続きました。

 途中、中団グループのアクシデントなどで二度のセーフティカー(SC)ランがありましたが、リスタート後も野村選手の速さは衰えることなく、トップでチェッカーを受けました。なお、レースは規定の30分を経過したため、12周でチェッカーとなりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 野村 勇斗 1位 2分13秒373( 1/19)  25(168)
51号車 洞地 遼大 3位 2分13秒995( 4/19)  15(140)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:17℃

■第14戦決勝(11月3日(日)午前8時40分〜12周)

 土曜日から一転、サーキット上空は晴れ渡り、絶好のレース日和となりました。

 決勝グリッドは、第11戦の決勝中のベストラップ順で決定され、野村選手と洞地選手がフロントローに並びました。

 スタートを決めた野村選手がトップを守り、その後方で洞地選手と新原選手が激しく2位を争う形で始まったレースは、野村、新原、洞地選手の順で1周目を終えました。2周目にコースオフした車両があり、セーフティカー(SC)が入りました。リスタートでは、野村選手の背後に新原選手が迫りますが、6周目に車両が横転するアクシデントがあり再びSCが入りました。

 規定の30分が近づくなか、残り時間が2分を切ったところで、SCランが解除され、残り1周の超スプリントレースとして再開されました。トップ野村選手は、2位新原選手を従えて、今大会3勝目のチェッカーを受け、洞地選手は、最後の1コーナーで佐野選手にかわされ4位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 野村 勇斗 1位 1分58秒978( 1/19)  25(193)
51号車 洞地 遼大 4位 1分59秒169( 2/19)  12(152)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:16℃、路面温度:19℃
  • 決勝グリッドは、第11戦決勝のベストラップ(SC導入中のベストラップは除く)で決定しました

 今大会で3連勝を決めた野村選手は、シリーズポイントを193まで伸ばし、ランキング2位の洞地選手との差を41としました。ドライバーズタイトルの決定は、最終大会を待つことになりましたが、チームタイトルは今大会で決定し、HFDP with B-Max Racing Teamは、参戦初年度でのタイトル獲得となりました。ご支援、応援いただいた関係者及びファンの皆さまに感謝申し上げます。

チーム監督

武藤英紀コメント

 非常に充実した週末でした。チームとして、コンペティティブなクルマを準備することができ、ドライバーも高い緊張感をもって良いバトルができました。結果として、3戦全勝でチームタイトルを決めることができ、スタッフ全員の苦労がひとつの形になりました。監督としてもひとつの節目になり、大変嬉しく思っています。

野村選手は全勝でリードを築くことができましたし、洞地選手は予選で速さを示すことができました。結果の明暗はありましたが、ドライバーとして成長できる環境に身をおいて戦えていますので、最後は走り慣れた鈴鹿で、二人とも悔いの残らないように思い切りやってほしいと思います。

50号車ドライバー 野村勇斗選手コメント

 予選では悔しい思いをしましたが、全力を出し切っての結果ですので、気持ちを切り替えて第11戦の決勝に臨みました。今年初めてとなった雨のスタンディングスタートも上手く決まり、1周目に競り合いの末、トップに立って勝つことができました。今大会はこの優勝が自信になって、弾みがついたように思います。第13戦はほぼパーフェクトでしたし、第14戦はポールスタートで少し緊張しましたが優勝でき、この週末、目標としていた3連勝を達成することができました。

 最後はホームコースの鈴鹿ですが、油断せずに勝ちを重ねて、良い形でシーズンを終えたいと思います。

51号車ドライバー 洞池遼大選手コメント

 非常に悔しい週末でした。予選では両レースでポールが取れ、ここまでは非常に良い流れで来ていました。ただ、ウェットコンディションのスタートが、2レースとも決まらずにポジションを落としてしまいました。3レース目はドライになり、スタートで狙っていましたが、思うようにいかず、その後もペースを上げられずに、順位を落として終わってしまいました。

 チャンピオンの可能性はほぼなくなってしまいましたが、鈴鹿では今回の悔しさを晴らす走りで締めくくりたいと思います。

B-Max Racing Team Release

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | SUPER GT

第8戦もてぎGTA定例会見の席上にて、森山冬星とHELM MOTORSPORTSのFIA Motorsports Gamesへの参戦報告会が催される

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は、11月3日に栃木県茂木町のモビリティリゾートもてぎで開催した定例会見の冒頭で、10月23〜27日にスペインのバレンシアサーキットで開催されたFIA MOTORSPORTS GAMESのFIA-F4部門に参戦した森山冬星(HELM MOTORSPORTS)の参戦報告が行われた。

 会見には森山と、彼の所属するHELM MOTORSPORTSの平木湧也チーム代表が出席。森山は「6位という結果に終わり、すごく悔しい。まだまだ日本でレベルアップしていかないといけないことを実感したし、もっとヨーロッパでレースしたいと思った」とコメント。

 また日本との違いを問われた森山は「特に大きな違いは感じなかった。練習の時間がなかったのが1番の問題点で、4回ぐらい練習できれば充分トップと渡り合えた。常にトップ3に入れる速さは見せられた。また縁石の使い方に違いがあった。日本ではフォーミュラカーで縁石を使うことはあまりなかったので、そこは難しかった。海外のドライバーはすごくガツガツくるが、カート時代に世界戦を経験しているので、その頃と変わらないなあと感じた」と回答。充分戦えるとの自信と手応えを感じて帰ってきたようだ。

 平木チーム代表からは「予選と決勝の間に予選レースが行われるという、日本とは全く違うレースフォーマットで、練習時間が限られる中、ドライバーが頑張ったおかげで6位という、かなり自信の持てる結果だったし、日本のレベルの高さは示せたと思う。日本以外の国は皆タトゥースでレースしており、ヨーロッパの選手はバレンシアサーキットを走り込んでいる。その中で森山は初めてのタイヤ、初めてのクルマで、2セッションしか練習の機会がなく、しかも予選はレインだったが、そこでしっかり8位のポジションを得た。セッションを重ねるごとに順位も上がっていった」とレースを総括。

 さらに平木代表はトラックリミットの判定がリアルタイムで表示され、5回四脱をした時点で5秒が加算されるというシステマチックな運用がなされていたこと、さらに判定に際しても、ドライバーにコメントを求め、それを基に裁定を下すなど、日本との違いに刺激を受けたという。

 さらにドライバーの側も、16、17歳の少年が車載映像をプリントアウトして競技団と直接掛け合うなど、日本以上のハングリーさを目の当たりにして、非常に刺激的だったと平木代表は付け加えた。

 それを受けてGTAの坂東正明代表からは「JAFからの依頼で選手を派遣したが、みんなが手弁当で行っているのが実態で、全然統制が取れていない。TEAM JAPANとして行くのであれば、ドライバーが実力を発揮できるよう、最大限の努力をするべき。タトゥースと日本のシャシーの違い、レース運営の違いなどをきちんと反映しないといけない。日本のFIA-F4がガラパゴスであってはならない」と厳しい見解が示された。

 次回のFIA Motorsports Gamesは2年後の2026年に開催予定。ただし開催地は未だ決まっていないが、今回以上の成果が得られることを大いに期待したい。

Photo:Kazuhiro NOINE
Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第14戦もてぎ決勝上位3人のコメント 野村勇斗「もてぎは重要な一戦になると思っていた」

第13戦優勝 野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「もてぎ大会は3レースあるということで、重要な一戦になると思っていました。その中でしっかりドライでもレインでも勝てました。予選こそ悔しい思いをしましたけど、挽回できてすごく良かったです」

 「まだタイトルが決まったわけではないので、気を引き締めて1ヶ月間準備していこうと思います」

第13戦決勝2位 新原光太郎(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「レースラップが短すぎてチャンスが生まれなかったのもそうですし、昨日は1戦目がペース悪くて、2戦目はそれを改善して臨んでの2位だったので嬉しかったんですが、今回は1位まで行けるかな、というペースを持っての2位だったので、ちょっと今回は悔しいです」

 「SC明けはうまく合わせることができて、抜けるかな、ていうチャンスがあったんですが、ギリギリ行けるか行けないかのギャップでした」

 「(1周目の最終コーナーでのオーバーテイクについて)手前の90度コーナーでフロントをロックアップして、コースを飛び出して戻ってきたので、そこに合わせる形で最終コーナーでアウトから行きました」

 「なかなか練習ができていなくて、現在トップランカー4人の中で僕だけが優勝できていないので、次の鈴鹿は初優勝を目指して頑張りたいです」

第13戦決勝3位 佐野雄城(TGR-DC Racing School)

 「昨日表彰台に乗れて、ここまでずっとドライコンディションで苦労してきた中で、4位スタートから3位で表彰台に上がれたのが良かったなあと思います。次に向けていい流れを掴めたと思いますし、チャンピオンの可能性はなくなっちゃいましたが、最後をいい形で締めくくるためにも、次の鈴鹿に向けてしっかり準備していきます」

 「洞地選手を追うことはできましたが、まだ洞地選手の方がペースがあったかなあと。リスタートのタイミングを狙っていましたし、狙い通り抜くことができました」

 「前回の鈴鹿大会はホンダ勢が速かったので、そこにしっかりと食らいついて、最終的には自分が勝てるように頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第14戦もてぎ決勝 Cクラスは野村勇⽃、IクラスはDRAGONがともにポールtoウィン

チャンピオンクラスで優勝した野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)

インデペンデントクラスで優勝したDRAGON(B-MAX RACING TEAM)

 11月3日、2024FIA-F4選手権シリーズの第14戦が、栃木県・モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは、ポールスタートの野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)が逃げ切って、今大会完全制覇の3連勝。インディペンデントクラスは、同じくポールスタートのDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が今大会2勝目を飾った。

 土曜日の天候が嘘のように、モビリティリゾートもてぎ上空は晴れ渡り、ようやくレース日和といえる天候となった。

 決勝グリッドは、昨日行われた第11戦の決勝中のベストラップで決定され、チャンピオンクラスは、今大会2連勝の野村とチームメイトの洞地がフロントローに並び、インディペンデントクラスは、今大会1勝ずつ挙げているDRAGONと今田が1、2番グリッドとなった。

決勝がスタートした

■チャンピオンクラス

 レースは、野村が好スタートからトップを守り、洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)と新原光太郎(YBS Verve 影⼭ MCS4)が激しく2位を争う形で幕を開けた。一旦は洞地が前に出るも、ビクトリーコーナーで新原が逆転して、野村、新原、洞地、佐野雄城(TGR-DC RS F4)⼤宮賢⼈(PONOS RACING MCS4)⼘部和久(TGR-DC RS F4)の順で1周目を終えた。

 2周目にインディペンデントクラスの車両がコースオフしたことで、セーフティカー(SC)が入るが、4周終了時に解除され、リスタート。野村の背後に新原がつけ、2台がやや抜け出し好バトルが期待された。

 しかし、5周目の3コーナーで、6位を走行していた卜部が突然コントロールを失い、もんどり打ってグラベルで激しく横転してしまった。原因は足回りのトラブルのようだが、これで再びSCが入った。

 車両の回収に時間がかかり、規定の30分が近づくなかSCランは続き、解除されたときには残り時間が2分を切っており、1周の超スプリントレースで再開された。

 トップ野村、2位新原の順位は変わらずだったが、最後の1コーナー進入で、佐野が洞地をかわして3位に上がり、このオーダーのままフィニッシュを迎えた。

 今大会3連勝を決めた野村は、シリーズポイントを193とし、ランキング2位の洞地に41点差をつけて、最後の鈴鹿大会に臨むことになった。

チャンピオンクラス優勝は野村勇斗(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラス決勝2位は新原光太郎(YBS Verve影⼭MCS4)

チャンピオンクラス決勝3位は佐野雄城(TGR-DC RS F4)

チャンピオンクラスの表彰式

■インディペンデントクラス

 スタートで今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)がトップに出て、チャンピオンクラスのマシン2台を挟んで、DRAGONが追うという展開になった。

 今田が絶対優位に立っていたが、「慎重さに欠けてしまった」と、2周目の3コーナーでリアタイヤをロックさせコースオフ。グラベルに捕まってしまい万事休すとなった。

 これでトップに立ったDRAGONを筆頭に、植⽥正幸(Rn-sports MCS4)、IKARI(Bionic Jack Racing )と続き、SCランとなった。

 その後もアクシデントで再度のSCランとなるが、上位陣の順位は変わらずフィニッシュを迎え、DRAGONが今大会2勝目、シーズン5勝目を飾った。

 今田もコース復帰して完走はしたものの、ポイントは加算できず。二人のタイトル争いは、再びDRAGONがランキングトップに出て187ポイント、163.5ポイントの今田は、2レースを残してかなり苦しい状況となった。

※ポイントは手元集計です。

インデペンデントクラス優勝はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

インデペンデントクラス決勝2位は植田正幸(Rn-sports MCS4)

インデペンデントクラス決勝3位はIKARI(Bionic Jack Racing)

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第14戦もてぎ決勝結果

■Championクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/03) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Champion class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
150野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1230'37.055--
216新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1230'37.727 0.672 0.672
335佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1230'39.321 2.266 1.594
451洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1230'39.702 2.647 0.381
533佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1230'42.341 5.286 2.639
654佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1230'42.444 5.389 0.103
737鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1230'42.665 5.610 0.221
838梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1230'43.282 6.227 0.617
934清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1230'44.352 7.297 1.070
1097白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1230'44.372 7.317 0.020
1162森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1230'44.450 7.395 0.078
1260熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1230'44.633 7.578 0.183
1387下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1230'44.891 7.836 0.258
1414村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1230'45.148 8.093 0.257
1526三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1230'45.795 8.740 0.647
1690Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
1230'46.581 9.526 0.786
17*45大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1231'20.34443.28933.763
1846有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局
フジタ薬局レーシング
1128'46.1261Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-36卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
512'01.1797Laps6Laps

■Independentクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/03) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
130DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1230'48.290--
211植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1230'48.844 0.554 0.554
398IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1230'50.521 2.231 1.677
496齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1230'51.443 3.153 0.922
540⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1230'52.083 3.793 0.640
686大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1230'53.009 4.719 0.926
74佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
1230'54.107 5.817 1.098
871大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1230'54.421 6.131 0.314
955KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1230'54.882 6.592 0.461
1010中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1230'55.812 7.522 0.930
119ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1230'56.276 7.986 0.464
1223YUGOS2R Racing
N-SPEED
1231'01.00612.716 4.730
13*63鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1231'30.56142.27129.555
14*5小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1231'35.90547.615 5.344
1544今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1030'55.2162Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CaNo. 50 野村勇斗(HFDP with B-Max Racing) 1'58.978 (5/12) 145.267 km/h
  • CarNo. 5は、H項2.10.11(SC中のスピン)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 45は、H項2.10.11(SC中の走路外走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 5は、FIA-F4 SpR第15条1.1(衝突を起こしたもの)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第11戦もてぎ決勝ベストラップ順(第14戦グリッド)

■Championクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/02) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Champion class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
150野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
2'19.486--123.909
251洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
2'20.797 1.311 1.311122.755
316新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'22.050 2.564 1.253121.673
435佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'22.299 2.813 0.249121.460
545大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
2'23.015 3.529 0.716120.852
633佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
2'23.943 4.457 0.928120.073
797白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'24.471 4.985 0.528119.634
836卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'24.866 5.380 0.395119.307
938梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'25.204 5.718 0.338119.030
1034清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
2'25.919 6.433 0.715118.447
1162森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'26.493 7.007 0.574117.982
1237鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'27.004 7.518 0.511117.572
1354佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
2'27.997 8.511 0.993116.783
1487下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'28.384 8.898 0.387116.479
1560熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'29.68610.200 1.302115.466
1614村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
2'30.22610.740 0.540115.051
1746有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局
フジタ薬局レーシング
2'31.01211.526 0.786114.452
1890Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
2'35.72916.243 4.717110.985
1926三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
3'05.39445.90829.66593.226

■Independentクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/02) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
130DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'32.789--113.121
244今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'34.036 1.247 1.247112.205
363鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'37.146 4.357 3.110109.984
411植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'40.184 7.395 3.038107.898
598IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'41.675 8.886 1.491106.903
696齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
2'42.130 9.341 0.455106.603
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
2'42.757 9.968 0.627106.193
84佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
2'44.89112.102 2.134104.818
95小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'47.36914.580 2.478103.266
1086大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'51.77618.987 4.407100.617
1123YUGOS2R Racing
N-SPEED
3'05.20632.41713.43093.321
129ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
3'05.58832.799 0.38293.129
1310中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
3'07.74834.959 2.16092.057
1471大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
no time---
1555KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
no time- --

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14決勝上位3人のコメント 佐野雄城「来週のオートポリスも優勝できるよう準備していく」

レース13優勝 佐野雄城(TGR-DC RS FR)

優勝した佐野雄城(TGR-DC Racing School)

 「自分の中で色々考えながらレースすることができましたし、納得のいくレースだったかなと思います」

 「今日は昨日に比べて路面温度が高かったので、そこを意識しながらタイヤを使いすぎないようにレースしました。中盤に卜部くんがペースを上げたところで自分もペースを上げましたが、それ以外はペースを上げないように心がけました」

 「来週はオートポリスでFIA-F4があるので、そこでも優勝できるように準備していきます」

レース13決勝2位 卜部和久(TGR-DC RS FR)

決勝2位の卜部和久(TGR-DC Racing School)

 「今まで自分がしたことのない運転を序盤で試してみて、それがリージョナルに合っている運転だったので、途中でペースを上げることができましたが、段々タイヤがたれて来ちゃいました。それまでは終始安定していたので、収穫の多い週末になりました。今後のドライビングに活かせそうだと思いました」

 「来週のオートポリスでも今回のやり方を試してみたいと思います」

レース13決勝3位 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

決勝3位のミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「スタートがあまり良くなくて、ホイールスピンをしてしまい、4番手になってしまいました。すぐにオーバーテイクして3番手になりましたが、ペースが良くなくて3番手で終わってしまいました」

 「チームにはすごく感謝しています。シーズンを通じて僕を助けてくれました。チームとGフォースにはありがとうと言いたいです」

 「来年のことはまだ何も決まっていません。(スーパーフォーミュラに乗ってみたい?)もちろんです。オファーが来れば絶対ノーとは言いません。お待ちしています(笑)」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14決勝 佐野雄城が負けなしの4連勝を達成!!

優勝は佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップの2024シーズン最後のレース、第6戦レース14が10月13日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、佐野雄城(TGR-DC RS FR)がポール・トゥ・フィニッシュを決め、第5戦レース11から負けなしの4連勝を飾った。

 レース14は午後0時30分より15周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの佐野。予選2位の卜部和久(TGR-DC RS FR)が2番手、予選4位の中村賢明(TOM'S FORMULA F111)の順で1周目を戻ってくる。予選3位のミハエル・サウター(G FORCE F111/3)はスタートで出遅れて4番手に後退したが、すかさず2周目の1コーナーで中村を捉えて3番手に浮上した。さらに中村の背後には予選6位の岩澤優吾(DWFR01)が上がって来た。

 さらにその後方では猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)が1コーナーでスピンアウト。最後尾に後退してレースに復帰したが、そこから猛然と追い上げを開始する。

 岩澤は3周終わりのホームストレートで中村のインに並びかけ、1コーナーで4番手に浮上。この間に佐野は卜部に対して1秒601差をつけている。

 その後も佐野は4周目に1分39秒270のファステストラップを記録。5周目には1分39秒133とさらにペースを上げ、リードを2秒303とした。

 レースが後半に入ると卜部がペースを上げ、8周目に1分39秒226の自己ベストを記録するが、すかさず佐野もペースを上げ、10周目には1分39秒167を記録。その後も卜部を全く寄せ付けない走りでリードを広げ、最後は3秒694差をつけて15周を完了。初参戦のレース11から負けなしの4連勝を飾った。

 その後方ではサウターに岩澤が追いつき、ドッグファイトを展開。1コーナーや最終コーナーで何度も挑みかかる岩澤だったが、サウターは最後までこれを退け、卜部に次ぐ3位でチェッカーを受けた。

 これでFRJの2024シーズンは終了。シリーズチャンピオンは開幕戦から安定した速さでポイントを積み重ねたミハエル・サウターが獲得している。

決勝がスタートした

決勝2位は卜部和久(TGR-DC RS FR)

決勝3位はミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14決勝結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
137佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'52.710--
238卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'56.404 3.694 3.694
35ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'04.43211.722 8.028
42岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1525'04.79712.087 0.365
578藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'08.55415.844 3.757
628中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1525'12.66619.956 4.112
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1525'12.70019.990 0.034
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'32.64039.93019.940
936ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1525'46.57253.86213.932
1062猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1525'46.70453.994 0.132
1145M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1525'47.59254.882 0.888
1211M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'48.13155.421 0.539
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1526'06.7741'14.06418.643
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'15.2361'22.526 8.462
---- 以上規定周回数(75% - 11 Laps)完走 ----

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士公式予選上位3人のコメント 卜部和久「どちらも1位でレースを終えたい」

第13戦ポールポジション、第14戦予選2位 卜部和久(TGR-DC RS FR)

 「Q1では1位になり、それなりにいいアタックができたので満足しています。クルマは完璧ではなかったんですが、うまくまとめることができました」

 「Q2に向けてセッティングを変えていきました。Q1での問題点は解消できましたが、新たな問題が発生してきました。それ以上に位置どりも悪く、単独で走ってしまったのが残念でした。佐野くんはスリップを使えたと聞いていますし」

 「いい位置からレースできるのを嬉しく思います。どちらも1位でレースを終えたいです」

第13戦予選2位、第14戦ポールポジション 佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 「Q1はチームメイトの卜部くんに負けたのが悔しいですが、Q2に向けてセットアップを変更し、ドライビングも意識した部分がうまくいきました」

 「このクルマの特性なのかもしれませんが、リヤタイヤが後半厳しくなってくる傾向があるので、前回のラウンドから燃料が軽くなってくるタイミングまでタイヤを残すように意識しています」

 「決勝は2位からですが、スタート次第で優勝は可能だと思うので、まずはレース1を勝てるように頑張ります」

第13戦予選3位 岩澤優吾(DELiGTWROKS RACING)

 「フォーミュラのレースは1年半ぶりぐらいです。去年GTに出ていましたが、年齢的にも自分はまだフォーミュラをやりたいというのがあって、いろいろ動いて、スポンサーさんや周りの方にも協力していただき、参戦に漕ぎ着けました」

 「リージョナルのテストは何回かさせていただいていました。Q1は悪くなかったんですけど、スリップをうまく使えなくて、コンマ1秒差ぐらいで負けてしまいました。Q2は前でスピンしたクルマがいて、アタックの機会がなくなってしまったのが残念です。コンマ5、6は縮めないといけない状況だったんで、タイミングが悪かったですね」

 「明日もチャンスはあると思いますし、タイム差はあまりないので、スタートをちゃんと決めて、勝てるように頑張ります」

第14戦予選3位 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「タイヤの内圧の調整が難しかったです。Q1は内圧が高くて、タイヤの性能のピークが4周目くらいできてしまい、路面のグリップレベルが上がるのに合わせられませんでした。それからトウが使えなかったので、ストレートスピードが稼げなかったのもタイムロスにつながりました」

 「Q2はトウはうまく使えましたが、タイヤの内圧はまだまだピークが前に来てしまいました」

 「レースペースは悪くないので、決勝がどうなるかはわかりませんけど、チャンピオンを狙って頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士公式予選 TGR-DCがフロントローを独占!! レース13は卜部和久、レース14は佐野雄城がPPを獲得

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズチャンピオンシップ第6戦の公式予選が10月12日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選Q1では卜部和久(TGR-DC RS FR)、Q2では佐野雄城(TGR-DC RS FR)がポールポジションを獲得。TGR-DCがレース13、レース14共にフロントローを独占する結果となった。

 Q1は午前8時10分より15分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 各車ピットアウトから徐々にペースを上げていき、まずはミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が4周目に1分39秒561をマーク。
ジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)が1分39秒785、セバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)が1分40秒030で続く。

 5周目には猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)も1分39秒667を記録するが、すぐにレイシーが1分39秒553で上回る。サウターは1分38秒917までタイムを上げてきた。

 しかし6周目に入ると、佐野が1分38秒661を記録してトップに浮上。卜部も1分38秒835で2番手に続く。

 佐野は7周目に1分38秒571、8周目には1分38秒472までタイムを縮めるが、卜部が8周目に佐野を上回る1分38秒414を叩き出し、トップに躍り出たところでチェッカーが提示され、Q1は終了した。

 その結果、レース13は卜部がポールポジション、予選2位に佐野とTGR DC-RS勢がフロントローを独占。3位には今大会初参戦の岩澤優吾(DWFR01)が続いた。

 Q2は午前8時35分にコースオープン。

 走行開始から5周目にサウターが1分39秒090でトップに。2番手に卜部、佐野が3番手で続く。

 6周目に入ると卜部が1分38秒362にタイムを縮めるが、サウターも1分38秒235で一歩も譲らない。藤原優汰(Rn-sports F111/3)が1分38秒929で3番手に上がってきた。

 残り3分を切ったところで卜部が7周目に1分38秒120を記録するが、ここで佐野が1分37秒709と、一気に1分37秒台までタイムを縮めてトップに浮上してきた。

 卜部も次の周で1分37秒899を記録したが、一歩及ばず。これによりレース14は佐野がポールポジションを獲得、卜部が予選2位という結果となり、ここでもTGR DC-RSがフロントローを独占した。

 そしてポイントリーダーのサウターは予選3位からシーズン最後の戦いに臨むことになった。

 第6戦レース13はこのあと午後0時50分より15周で、レース14は13日の午後0時30分より同じく15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14公式予選結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
137佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'37.709--168.120
238卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'37.899 0.190 0.190167.793
35ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'38.120 0.411 0.221167.415
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'38.430 0.721 0.310166.888
578藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'38.504 0.795 0.074166.763
62岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1'38.530 0.821 0.026166.719
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'38.584 0.875 0.054166.627
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'39.212 1.503 0.628165.573
962猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'39.564 1.855 0.352164.987
1045M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'39.967 2.258 0.403164.322
1111M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'40.085 2.376 0.118164.128
1236ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1'40.969 3.260 0.884162.692
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'42.299 4.590 1.330160.576
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'43.853 6.144 1.554158.174
---- 以上基準タイム(110% - 1'47.479)予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦、第14戦、第15戦岡山 初参戦の伊東黎明が躍進「収穫は大きかった」

伊東黎明(LMcorsa OTG 320)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ(SFL)第13戦~15戦が14日、15日に岡山国際サーキットで行われた。初参戦を果たした伊東黎明(LMcorsa OTG 320)は、8位、6位、7位という結果で、初レースを終えた。

 伊東は、今シーズン全11戦で行われるポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)で開幕から9連勝と圧倒。すでに最終大会を待たずにチャンピオンを決めている。この成績をひっさげて、SFLに乗り込んできた。

 伊東のチームLMcorsaは、FIA-F4、スーパーGT300クラスにも参加し、好成績を上げているトップチームだが、今回のSFL参戦はチームとして初めてとなる。

 「LMcorsaは、FIA-F4とスーパーGTの主に二つに参戦しているんですが、母体の大阪トヨペットの社長さんが、その間のステップアップカテゴリーを作ろうというので、ライツをやる計画が始まりました。そこでドライバーとしてぼくを選んでいただきました。5月くらいに連絡をいただいたので、ポルシェのチャンピオンのご褒美ではありません」

 さすがにポルシェマイスターの伊東にとってもSFLのマシンは、まだまだ習熟が必要なようだ。

 「体にかかるGもすごいですし、今年はパワステもなくなったので、ステアリングも重くて、まだ体力的に余裕がありません。こんなにもダウンフォースのあるクルマは初めてで、GT300も去年乗りました、コーナリングスピードは桁違いに速いので、いままでの乗り方ではうまく走れなかったです」

 木曜、金曜日と2日間行われた公式練習は、伊東は9位につけたが、タイム的には、レギュラードライバーに大きく水をあけられた。

 14日午前に行われた、公式予選は、第13戦はトップから1秒583差、第14戦は2秒151差と、ともに9番グリッドからのスタートとなった。

 「昨日の練習ではトップからも、8位からもタイム差があって、そこを縮めて一つでも上に行くというのを意識しました。全体的に路面コンディションがよくなってタイムも上がり、少しは前進できたかなと思います」

 14日午後に行われた第13戦決勝は、明日が雨予報のため多くのドライバーがニュータイヤを履くなか、伊東はユーズドタイヤを選択し、9位のポジションからスタート。途中、6位を走るドライバーがコースアウトしたためセーフティーカー(SC)が導入され、ポジションが一つ繰り上がって7位と2秒001差の8位でゴールした。

 「決勝は初めてで、スタートのコツがつかみ切れてないので、そこをしっかり合わせていきたいと思っていました。なんとか前に食らいつけば前に出られることもあると思うので、しっかり勉強をしてあしたの2戦につなげたいと思います」

 翌15日午前に行われた第14戦決勝は、直前まで降っていた雨のためダンプコンディション。全車ドライタイヤを選択し、徐々に路面が乾いていくなかでのレースは荒れた。

 伊東は好スタートを決め、9位から7位にポジションアップを果たす。SCは2回導入されたが、2度目のSCは伊東の上位を走る2台が絡むアクシデントだったため、さらに5位までポジションアップ。しかし、後続の選手にパスされ6位でレースを終えた。伊東は6位の選手権ポイントを1を獲得することとなった。

 「午前中のレースはダンプコンディションで、ドライアップしていくなかで、スタートをしっかり決めることができ、そこで2台抜けました。途中クラッシュで2台止まり、5位をキープしたかったんですが、自分の失敗で6位に下がりました。それでもなんとかポイントをゲットできました」

 午後に行われた最終第15戦は、第13戦の成績順のため伊東は8番グリッドからスタート。唯一ニュータイヤを履いてレースに臨んだ。

 伊東は一つ順位を上げ、7位でレースを始める。ニュータイヤの利点を生かし、前を走るドライバーよりペースは良さそうだったが、抜きにくい岡山では頭を押さえられ前に出ることはできず、そのままの順位でゴールを迎えた。

 「クリーンエアで走れていたら、もっとタイムが出たと思います。レギュラーと同じタイムで走れたのと、ちゃんと新品タイヤのいいところを生せたので、内容的にはいいレースで締めくくれました。このレースでレベルアップできたと思います」

 伊東は練習時は、レギュラードラバーたちより、大きくタイムが開いていたが、予選、決勝とセッションが進むにつれ徐々にレベルアップ。最後のレースではレギュラードライバーを上回るタイムで周回できるようになった。

 「前半セクターのストレートエンドまでの高速域では、いままでハイダウンフォースのクルマは乗ったことがなかったので、自分の中のセオリーで走っていて、そこを生かした乗り方ができませんでした。アドバイスをいただいたおかげで、少し使えるようになりました。進歩できたので、収穫は大きかったと思います」

 伊東は次戦の大会、鈴鹿サーキットはPCCJに出場するため欠席。最終戦のモビリティーリゾートもてぎで再び参戦する予定だ。進化した伊東がどこまでレギュラードライバーたちに食い込むか注目だ。

伊東黎明(LM corsa)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦、第14戦、第15戦岡山 小出、フレデリック選手が3連続ワンツーフィニッシュ

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、9月14〜15日、岡山国際サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13~15戦に参戦し、小出選手が2勝、フレデリック選手が1勝と、3レースすべてで優勝を飾るとともに、ワンツーフィニッシュも成し遂げました。

 ドライバーズランキングでも小出選手が2位との差を29ポイントに広げ、チームランキングでも逆転でトップに立ちました。

 マスタークラスは、DRAGON選手が3連勝を飾り、今田選手とのチャンピオン争いで優位に立ちました。

■第13、14戦予選(9月14日(土)午前10時10分~10時40分)

 9月半ばとは思えない猛暑に見舞われた予選日。前日の練習走行からの好調を維持した小出選手は、予選開始早々、他の選手に先んじてコースに出ると、好タイムを連発して、2位のフレデリック選手に第13戦では0.680秒、第14戦も0.261秒の差をつけ、ダブルポールポジションを獲得しました。

 フレデリック選手は小出選手に後れはとったものの、前大会の不調を払拭する走りを見せて、両レースとも2位。荒川選手は、セッティングが決まらず苦戦し、自身のワーストグリッドとなる7位と6位でした。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 1分22秒351( 2) 1分22秒383( 2) 0(16)
50号車 小出 峻 1分21秒671( 1) 1分22秒122( 1) 1+1(54)
51号車 荒川 麟 1分22秒847( 7) 1分22秒769( 6) 7(35)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:38度

■第13戦決勝(9月14日(土)午後2時30分~25周)

 小出選手はややホイールスピンをしてしまい、フレデリック選手に並びかけられますが、トップを守って1コーナーをクリア。その後は1分24秒台の安定した速さでフレデリック選手との差を、5周目に3秒、10周目には6秒と確実に開いていきました。

 11周目に6位走行中の荒川選手がアトウッドカーブでコースオフ。これによりセーフティカーが入り、小出選手のリードはリセットされてしまいますが、リスタート後も小出選手の速さは衰えず、完璧なレース運びで25周を走りきって今季5勝目を飾りました。

 フレデリック選手は、終盤3位の選手に追い上げられる場面もありましたが、スタートから2位のポジションを守り、5月の開幕大会以来の表彰台に上りました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 2位 1分24秒519( 2/13) 7(23)
50号車 小出 峻 1位 1分24秒035( 1/13) 10(64)
51号車 荒川 麟 DNF 1分24秒866( 4/13) 0(35)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:33度、路面温度:48度

■第14戦決勝(9月15日(日)午前9時00分~17周)

 朝からの雨でコースはハーフウェットとなりましたが、スタート時には薄日が差し、全車スリックタイヤを履いてグリッドに並びました。

 スタートは、PPスタートの小出選手が制しますが、濡れた路面でペースが上がらず、加えてアトウッドカーブの立ち上がりでアクセルが全開にならないトラブルが発生。若干失速してしまい、この間にフレデリック選手がトップに立ちました。

 レースは、1周目と5周目に起きたアクシデントで、二度セーフティカーが入り、その間に路面は徐々に乾いていきました。トラブルが解消した小出選手は、路面がドライになるに連れて本来のペースを取り戻し、10周目には1.8秒あったフレデリック選手との差を、15周目には0.6秒まで縮めて背後に迫りました。

 しかし、逆転するまでには至らず、フレデリック選手が逃げ切って、参戦11戦目にして嬉しい初優勝を飾りました。

 荒川選手はスタートで順位を落としてしまい、7位フィニッシュでした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 1位 1分23秒774( 3/13) 10(33)
50号車 小出 峻 2位 1分23秒725( 2/13) 7(71)
51号車 荒川 麟 7位 1分24秒607( 7/13) 0(35)
  • 天候:曇り、コース:ウェット、気温:27度、路面温度:29度

■第15戦決勝(9月15日(日)午後1時55分~18周)

 予報に反して天候は崩れず、曇り空のもとドライコンディションでスタートを迎えました。今大会三度目のフロントローに並んだ小出選手とフレデリック選手は、スタートを決めると、ワンツー態勢で周回を重ねました。

 この週末、完璧ともいえる仕上がりを見せる小出選手は、5周目には早くも2位フレデリック選手に対し3秒のマージンを築くと、その後もペースを緩めることなく、独走に持ち込み、今大会2勝目、今シーズン6勝目のチェッカーを受けました。

 2位以下は、フレデリック選手の後方に、小林選手、野中選手、荒尾選手が1秒弱の等間隔で続くという展開になりましたが、最後まで順位が変動することはなく、B-Maxチームが、この週末三度目のワンツーフィニッシュを飾り、岡山大会を締めくくりました。

 今大会の結果、小出選手はドライバーズランキングで2位野中選手に29ポイントと大きく水を開けることになりました。また、チームランキングでも僅差ながらB-Maxがトップに立ちました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 2位 1分25秒249( 5/12) 7(40)
50号車 小出 峻 1位 1分24秒658( 1/12) 10(81)
51号車 荒川 麟 8位 1分25秒414( 8/12) 0(35)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:39度
1号車ドライバー ケイレン・フレデリック選手コメント

 2位が2回、優勝が1回、しかも初優勝を飾ることができ、チームにとっても自分にとっても素晴らしい週末でした。これまでの積み重ねが、結果として表れたことは、本当に良かったと思います。ただ、まだ改善しなければいけない点もあるので、差を縮めるために努力を続けたいと思います。

 次の鈴鹿は、自分にとって新しいサーキットでもあるし、世界中の多くのドライバーが「ドライバーズサーキット」と言って讃えているトラックなので、とても楽しみにしています。きっと鈴鹿でも良いパフォーマンスが発揮できると思います。

50号車ドライバー 小出 峻選手コメント

 ドライバーの力、チームの力、そして運の3つが揃わないと、レースで勝つことはできませんが、今週末はすべてが揃っていたと思います。クルマも最高に良かったですし、自分もそこにアジャストすることができ、運も味方してくれました。これまで積み上げてきた準備や想いが実を結びんだという気がします。

 岡山は昨年も3連勝したコースですし、シミュレーターでも走り込んでいますので、他に比べて特段得意というわけではありませんが、相性は良いのかもしれません。

 ランキングでもかなり優位に立ちましたが、あまり先のことを考えて目先のことが疎かになってもいけませんので、ここからも一つひとつのレースを、やり切ったと言えるものにして、その結果がチャンピオンという形になれば良いと思います。

51号車ドライバー 荒川 麟選手コメント

 今週末、初めてライツで岡山を走りましたが、初日からどうもフィーリングが良くなくて、さまざまなことを施しましたが、日を追うごとにそれが改善ではなく、逆に悪くなっていってしまったという感じです。その原因が何だったのかは、3レースを終えても見えてこないというのが正直なところです。

 今シーズンはスポット参戦で、次の参戦は分かりませんが、このまま終わるのは悔いが残るので、ぜひリベンジをしたいと思います。

■マスタークラス■

■第13、14戦予選

 前大会から4選手の速さが拮抗しつつあるマスタークラス。金曜日に行われた練習走行では、4選手のベストタイムが0.1秒以内に収まるという超僅差となり、これまでの今田選手対DRAGON選手という構図から四つ巴の戦いに移りつつあります。

 今大会の予選では、DRAGON選手と清水選手がやや抜き出る形になり、第13戦は唯一1分24秒台に入れたDRAGON選手が、清水選手を抑えて今季初のクラスポールポジションを奪取しました。

 第14戦では、藤原、今田選手も巻き返して4選手のタイムが接近しましたが、終盤に1分24秒905をマークした清水選手が、DRAGON選手を抑えて今季二度目のクラスポールを獲得しました。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分25秒705(M3) 1分25秒230(M4) 0(74)
8号車 清水康弘 1分25秒169(M2) 1分24秒905(M1) 1(36)
13号車 藤原 誠 1分25秒716(M4) 1分25秒095(M3) 0(36)
30号車 DRAGON 1分24秒975(M1) 1分24秒925(M2) 1(73)

■第13戦決勝(25周)

 11周目のセーフティカーランまでは、トップを快走するDRAGON選手が2秒のマージンを築いていましたが、リスタートで今田選手が急接近。ランキングでも競り合う両者の意地のぶつかり合いは、21周目に今田選手がDRAGON選手に接触するという形になってしまい、今田選手はグラベルでストップ。

 この混乱に乗じて、藤原選手が、接触でペースの落ちたDRAGON選手に接触しながらやや強引に抜き、清水選手とのバトルも制してトップでチェッカーを受けました。

 しかし、レース後、今田選手と藤原選手には、「危険なドライブ行為により接触を引き起こした」として、プラス10秒のペナルティが課され、DRAGON選手が今季4勝目を飾るとともに、ランキングでも今田選手を逆転してトップに立ちました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 DNF 1分26秒853(M2) 0(74)
8号車 清水康弘 M3位(総合11位) 1分26秒973(M3) 5(41)
13号車 藤原 誠 M2位(総合10位) 1分27秒092(M4) 7(43)
30号車 DRAGON M1位(総合09位) 1分26秒795(M1) 10(83)

■第14戦決勝(17周)

 スタートでジャンプアップした今田選手が、クラスポールスタートの清水選手をかわしますが、勢い余ってウィリアムズコーナーでスピン。直後にいた清水選手を巻き込んでクラッシュしてしまい、2台ともにフロント部にダメージを負って、その場でリタイアとなってしまいました。

 これで、DRAGON選手と藤原選手の一騎討ちになりましたが、濡れた路面でのペースは経験に勝るDRAGON選手が藤原選手を圧倒。二度目のセーフティカーランが明けた10周目には早くも5秒の差をつけ、その後も毎ラップ2秒から3秒速いペースで走り、最終的に20秒という大差をつけて、第13戦に続く連勝を飾りました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計) 4号車 今田信宏 DNF – 0(74) 8号車 清水康弘 DNF – 0(41) 13号車 藤原 誠 M2位(総合 9位) 1分29秒387(M2) 7(50) 30号車 DRAGON M1位(総合 8位) 1分27秒453(M1) 10(93)

■第15戦決勝(18周)

 第14戦の接触により車両にダメージを負った今田選手が出走を取り消し、レースは3選手による戦いとなりました。

 ホイールスピンをしてしまったDRAGON選手を尻目に、スタートを決めた藤原選手がトップに立ち、序盤をリードしますが、ペースの上回るDRAGON選手が迫り、背後にぴたりとつけプレッシャーをかけ続けました。

 8周目にDRAGON選手が仕掛けると、藤原選手も無理に抑えることはせず、ここでトップが交代。以降は、DRAGON選手、藤原選手、清水選手が1秒から2秒の間隔で連なり、その状態のままフィニッシュを迎えました。

 この週末3連勝を果たしたDRAGON選手は、今田選手がノーポイントに終わったことで、今田選手に29ポイント差をつけてシリーズをリードすることになり、チャンピオン争いで俄然優位に立ちました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 DNS 0( 74)
8号車 清水康弘 M3位(総合12位) 1分27秒401(M2) 5( 46)
13号車 藤原 誠 M2位(総合11位) 1分27秒524(M3) 7( 57)
30号車 DRAGON M1位(総合10位) 1分27秒053(M1) 10(103)
4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 すべてが噛み合わない週末でした。予選でも速さを見せることができず、レースは2回とも接触で終えてしまいました。決して速さがなかったわけではありませんが、予選で下位に沈んだことで、オーバーテイクしなければという思いから、結果として無理をすることになり、ミスが生じてしまいました。とはいえ、4選手の速さが拮抗するなかでは、ある程度無理をしないと前には出られませんからね。

 チャンピオン争いはかなり厳しくなりましたが、ディフェンディングチャンピオンの速さを見せるためにも、まずは鈴鹿で3連勝、できれば残る6戦すべてをポール・トゥ・ウィンで締め括りたいと思います。

8号車ドライバー 清水康弘選手コメント

 今週末は、走り出しから比較的いい手応えを感じていて、予選も僅差でしたが1つPPを獲得できました。ただ、決勝は終盤トップを狙える位置ながら、接触でマシンにダメージを与えてしまったり、PPスタートながら他車に巻き込まれる形でクラッシュしてしまったりと、残念な結果になりました。それでもメカニックたちに懸命にマシンを修復していただき、最後の決勝は完走することができました。

 このレースウィークでは、本当に様々な状況を経験出来たので、これをプラスに捉えて自分の今後の速さに繋げていきたいです。次の鈴鹿も久しぶりに走るサーキットになりますが、とにかく勝ちたいです。頑張ります。

13号車ドライバー 藤原 誠選手コメント

 岡山はSUGOと同様に、飛び出したらクラッシュするリスクの高いコースですので、どこまで攻められるのかを探りながら詰めていきました。でも、最後までウィリアムズコーナーが攻めきれなかったことで、アトウッドからバックストレートで近づかれ、ヘアピンで前に出られるというパターンが二度ありました。そこがこの週末の大きな課題でした。

 前回の富士は、スリップストリームを使って前に出るチャンスの多いコースでしたので、気持ちに余裕を持って臨むことができましたが、岡山のようなコースでは、なんとか付いていっているという状態で、まだまだ力不足を感じています。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 4人の実力がかなり近づいていて、決勝でぶっちぎって勝つのはかなり難しい状況になっています。そのなかでの3連勝ですから、素直に嬉しいですね。

 特に3レース目は、この週末で唯一スタートをミスして出遅れましたが、後ろから抜くポイントをじっくり見極めて、プランどおりの展開に持ち込むことができました。

 チャンピオンシップポイントは、今田選手のノーポイントでかなりリードすることになりましたが、まだ残り6戦ありますし、今回と逆のことが起きる可能性もあるわけですので、気を抜かずにいきたいと思います。

B-Max Racing Team Release

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦岡山決勝記者会見 優勝・ケイレン・フレデリック「タイヤの温度や内圧を維持するのに集中した」

優勝 ケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝したケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

 「難しいコンディションでトリッキーなレースだったと思います。トップに立ってからはペースカーが2回出て、タイヤの温度や内圧を維持するのに集中して走っていました。その結果、リスタートも決まり、引き離すことができました。最後のペースはもうちょっとなんとかできた部分があったと思いますが、全体としてはいいレースができたと思います」

2位 小出峻(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位の小出峻(B-MAX RACING TEAM)

 「昨日、スタートでいい感触じゃなくて、今回この路面でいろいろ考えて臨んだ結果、いいスタートが切れました。トップで最終ラップまで終わりたかったんですが、1周目のアトウッドでスロットルのトラブルが出て、フレデリック選手に前に行かれてしまいました。その後SCが出て、序盤のペースはフレデリック選手の方が速くて、濡れている路面でレコードラインしか乾いてなくて、仮にトップを走っていても守るのは困難だったと思います。難しいコディションで2位で終れたのは、チームの皆さんのおかげで、ポジティブに捉えています」

3位 古谷悠河(TOM'S)

決勝記者会見:3位の古谷悠河(TOM\'S)

 「4位からのスタートで、ホイールスピンはしなかったんですが、蹴り出しがよくなかったです。1コーナーで野中選手に抜かれてしまったのは反省点です。そこからSCが入って、前の2人がクラッシュして3位に上がれました。、路面が濡れているときのペースは前の2台と比べても悪くなかったですが、乾いてからはペースの差があったと思います。練習からB-Max勢との差があって、今回のレースも離されてしまいました」

マスタークラス優勝 DRAGON(TEAM DRAGON)

決勝記者会見:マスタークラス優勝のDRAGON(TEAM DRAGON)

 「難しいコンディションだったので、ライバルよりも速く走るというよりは、自分がミスらないのが絶対条件でした。自分のミスで相手を巻き込むのは最低なので、それをしないようにしていました。経験はいっぱいあるので、こういうときはこうだという想定があり、そのなかで走ってこういう結果になっています」

決勝フォトセッション:トップ3

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第14戦岡山決勝 ケイレン・フレデリック初優勝、B-Max再びワンツーフィニッシュ

優勝したケイレン・フレデリックと本山哲監督(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦の決勝が、9月15日、岡山国際サーキットで行われ、2番グリッドスタートのケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が1周目にトップに立ち、そのまま逃げ切って嬉しい初優勝。ポールポジションスタートの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)も2位に入り、B-Maxが昨日の第13戦に続いてワンツーフィニッシュを飾った。

 マスタークラスは、1周目の接触で2台がリタイア。DRAGON(TEAM DRAGON 324)が連勝をを飾った。

 朝から雨模様となり、岡山国際サーキット上空は雲に覆われた。しかし、スタート時刻が近づくと、時折薄日も差すというが読みづらい天候となり、各チームはタイヤ選択に頭を悩ますことになった。結果、全車がドライタイヤを履いてグリッドに並んだが、路面は濡れたままだ。

 スタートは、PPスタートの小出が制し、小出、フレデリック、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)と続いて1コーナーをクリア。

 昨日は1周目から独走に持ち込んだ小出だが、濡れた路面で思ったようにペースは上がらず、逆にフレデリックに詰め寄られる形となった。それでも、抜きづらい岡山のコースでは小出の優位は揺るがなかったが、1周目のアトウッドカーブの立ち上がりで、小出がアクセルトラブルから若干失速してしまい、このチャンスを見逃さなかったフレデリックがトップに立った。

 ここから二人の勝負が見られるかと思ったが、後方でマスタークラスの清水康弘(GNSY 324)と今田信宏(JMS RACING TEAM)が絡んでしまい、早くもセーフティカー(SC)が入る。

 4周終了時にSCランが解除されるが、今度は3位の小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)と、そのインを突いた野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)がアトウッドカーブで接触。2台ともその場でリタイアとなり、再びSCが入ることになった。

 8周終了時にリスタートとなるが、この頃になると路面が徐々に乾き、本来のペースを取り戻した小出が、トップのフレデリックを追い上げていく。その差は10周目の1.8秒から15周目には0.6秒まで縮まり、終盤はフレデリックの背後に小出が迫ることになった。

 中団でも、6位の荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)が路面が乾くに連れペースを上げ、15周目に伊東黎明(LMcorsa OTG 320)をかわしてポジションアップを果たした。荒尾はこのレースのファステストラップも記録した。

 二度のペースカーでレースの上限時間(30分)が迫り、結果として予定された周回より1周少ない17周でチェッカーを迎えることとなった。野中のリタイアによりチャンピオンシップポイントで俄然有利になった小出は、無理なチャレンジはせずにポジションキープのままチェッカーを受けた。

 初優勝を飾ったフレデリックは、アメリカ生まれの22歳。ルーキーながらFIA-F3も経験している実力派だ。ここまでやや歯車が噛み合っていない感があったが、今大会からアドバイザーとして本山哲氏も帯同し、態勢が整ったことが今回の優勝に繋がったようだ。

 3位には、小林、野中の脱落で古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が入った。

 マスタークラスは、生き残った2台による勝負となったが、濡れた路面でのペースはDRAGON(TEAM DRAGON 324)が藤原誠(TEAM DRAGON 324)を圧倒し、20秒という大差をつけて、昨日に続く連勝を飾った。

 第15戦の決勝は、本日午後1時55分から18周で行われる。

決勝がスタートした

優勝はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)

決勝2位は小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝3位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S 320)

決勝4位は中村仁(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

決勝5位は荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)

決勝6位は

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

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第14戦岡山決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2024/09/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
11ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1730'05.835--
250小出 峻HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1730'07.025 1.190 1.190
337古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
1730'10.879 5.044 3.854
435中村 仁モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1730'13.117 7.282 2.238
52荒尾 創大HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
1730'14.138 8.303 1.021
660伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1730'16.67310.838 2.535
751荒川 麟B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1730'18.23612.401 1.563
830M1DRAGONTEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1730'52.63246.79734.396
913M2藤原 誠TEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1731'13.2451'07.41020.613
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-38小林 利徠斗モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
49'06.72713Laps13Laps
-*36野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
49'36.96413Laps30.237
-*4M-今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
0-17Laps4Laps
-8M-清水 康弘GNSY 324
GNSY RACING
0-17Laps-
  • Fastest Lap: CarNo.2 荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING) 1'23.718 (17/17) 159.235 km/h
  • CarNo. 4は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1(他車との接触)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 36は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1(他車との接触)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

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第13戦、第14戦岡山マスタークラス公式予選 第13戦PP・DRAGON「バックストレートエンドまで押さえれば勝てる」

第13戦ポールポジション、第14戦予選2位 DRAGON(TEAM DRAGON 324)

マスタークラス第13戦ポールポジション、第14戦予選2位のDRAGON(TEAM DRAGON)

 「昨日の練習ではコンマ1秒のなかに4台いて、みんな似たり寄ったりだったので、誰が前にいってもおかしくありませんでした。このままじゃ抜け出せないので、アドバイザーやエンジニアと3人でよく話をして、クルマを大きく変えました。それがうまく当たって13戦予選では引き離すことができました。14戦予選では場所取りの関係でうまくアタックできなかったんですが、スピード的にはいいと思っています。1レース目、3レース目をうまくやりたいです。抜きにくい岡山なので1周目のバックストレートエンドまで押さえれば、抜かれることはないと思います。そこから先は自分がミスらないようにするだけです」

第13戦予選2位、第14戦ポールポジション 清水康弘(GNSY 324)

マスタークラス第13戦予選2位、第14戦ポールポジションの清水康弘(GNSY RACING)

 「第13戦予選でタイミングを合わすのが難しかったですが、第14戦予選ではうまく合わせられて、納得いくアタックだったと思います。決勝は、今シーズンまだ勝ててないので、抜きにくいサーキットと聞いてますし、しぶとく走って勝ちたいです」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第13戦、第14戦岡山公式予選 ダブルPP・小出峻「路面の変化を読むのがキーポイント」

第13戦、第14戦ポールポジション 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

第13戦、第14戦ともポールポジションの小出峻(B-MAX RACING TEAM)

 「木曜日から走行があってレインで、昨日はドライで路面の変化があってそこにアジャストするのがすごく難しかったです。今日も金曜日に走ってないスーパーカートとかがあって、路面の変化をどう読むかというのが、キーポイントでした。そこに対してチームでミーティングをして、どういう風なバランスなるかというのを共有できました。1回目からタイムが伸びなかったですが、両方ポールで終れたので、よかったです」

第13戦、第14戦予選2位 ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)

第13戦、第14戦とも予選2位のケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

 「昨日の練習から今日の予選に向けてのセット変更がいい方向にいって、クルマのバランスはよくなりました。小出選手には負けましたが、チームとして1-2で終れ、フロントローカラースタートできるので、すごく楽しみです。スタートがうまくいけば、そこからなんとかします」

第13戦、第14戦予選3位 小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)

第13戦、第14戦とも予選3位の小林利徠斗(TOM\'S)

 「フォーミュラで岡山を走るのが今週末が初めてで、昨日1日ドライで走って、今日の予選でした。コースの習熟度で足りていない部分があるのを痛感しています。結果として3位という順位はうれしいですが、トップの小出選手が尋常じゃない速さで、ちょっとここを詰めればという話しじゃなくて、クラスが違うような速さを見せつけています。少しでも何かをつかめればいいと思っていますが、クルマも運転の面でもかなり差があるので、決勝の3レースで少しでも成長していけるようにしたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第13、14戦岡山公式予選 小出峻がダブルポールポジションを獲得

第13戦、第14戦ともポールポジションの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦、第14戦の公式予選が、9月14日、岡山国際サーキットで行われ、小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が、ダブルポールポジションを獲得。ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)も2番手タイムをマークし、両レースともにB-Max勢がフロントローを獲得した。

 マスタークラスは、DRAGON(TEAM DRAGON 324)と清水康弘(GNSY 324)がクラスポール争奪戦を繰り広げ、第13戦はDRAGON、第14戦は清水とポールを分け合った。

 木曜に行われた練習走行は、激しい雷雨で走行が中断し、ドライでの走行は殆どできなかった。この雨でコース上に砂が出て、猛暑となった金曜の走行はコースコンディションが徐々に変化するなかで行われることとなった。

 このコンディションの変化に上手く対応したポイントリーダーの小出が、金曜日、午前、午後の練習走行でトップタイムをマーク。トータル順位では、小出、フレデリック、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)、中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、荒川麟(B-MAX RACING 324)と続いて練習走行を終えた。

第13戦公式予選

 迎えた土曜日。第13戦の予選は、朝から強い日差しが照りつけるなか、午前10時10分から10分間で行われ、練習走行の勢いそのままに小出が終始リードする形で進んだ。

 「自分のペースで走れるように」と、真っ先にコースインした小出は、1分22秒992、22秒005と着実にタイムアップ。最後は21秒671と、2位以下を大きく引き離すタイムであっさりとポールポジションを奪った。

 2位につけたのは、前大会の不振を吹き飛ばす走りを見せたフレデリック。小出には後れをとったものの、22秒351で、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、野中を抑えて、フロントローに並ぶことになった。

 マスタークラスは、DRAGONが唯一人1分24秒台に入れ、食い下がる清水を振り切って、今シーズン初のクラスポールポジションを獲得した。

第14戦公式予選

 10分間のインターバルを経て始まった第14戦予選も、第13戦と同じく小出がリードする形で進んだ。早々に22秒台に入れた小出は、僅かずつタイムを削り取り1分22秒122までタイムアップ。「ちょっとタイムは伸びませんでしたね」と言いながらも、狙いどおり連続ポールを奪取した。

 2位フレデリック、3位小林のトップ3は、第13戦と同じ顔ぶれとなった。以下、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)とトムス勢が続いた。

 マスタークラスは、清水が予選終了のチェッカーを二度受けてしまうというミスを犯したものの、罰金のペナルティで済み、富士大会に続いて今季2度目のクラスポールを獲得した。

 第13戦決勝は、本日午後2時30分から25周で、第14、15戦の決勝は、明日15日の午前9時、午後1時55分からそれぞれ18周で行われる。

第13戦、第14戦とも予選2位のケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)

第13戦、第14戦とも予選3位の小林利徠斗(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

第13戦予選4位、第14戦予選5位の野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

第13戦予選5位、第14戦予選7位の中村仁(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

第13戦予選6位、第14戦予選8位の荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)

第13戦予選8位、第14戦予選4位の古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S 320)

第13戦予選7位、第14戦予選6位の荒川麟(B-MAX RACING 324)

マスタークラス第13戦ポールポジション、第14戦予選2位のDRAGON(TEAM DRAGON 324)

マスタークラス第13戦予選2位、第14戦ポールポジションの清水康弘(GNSY 324)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

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