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NISMO、2011年度のモータースポーツ参戦体制を発表 (NISMO)

 日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ)は、24日、2012年度のグローバルモータースポーツの活動概要を発表した。プレスリリースより、以下に日本国内の参戦体制を抜粋する。

 日産は、昨年、参戦したレースカテゴリーにおいて、多くの勝利を収めました。今年度も日本国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GT GT500クラスへの参戦、そして若手ドライバー育成プログラムを継続して実施します。

1.SUPER GT
GT500クラス
車両
 R35型「NISSAN GT-R」にて、出場します。参戦チームへの技術支援及び車両開発はニスモが行います。2012年型「NISSAN GT-R」は、以下の3点に重点を置いて開発を行いました。
  1. 規則変更に適応してVRH34Bエンジンを改良し、より最適なトルク特性と出力向上を実現
  2. エアロ部品の全面見直しにより、大幅に空力性能を向上
  3. 軽量化による重心高の低下と最適な重量配分の実現
チーム体制
 日産系チームとしては、MOLA、NISMO、TEAM IMPUL、KONDO RACINGが参戦し、計4台の「NISSAN GT-R」で同シリーズGT500クラスに出場します。日産系チームの総監督は、引き続き柿元邦彦が務めます。
No.エントラント監督ドライバー車両名タイヤメーカー
1MOLA大駅 俊臣柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ(イタリア)
S Road REITO MOLA GT-Rミシュラン
23NISMO鈴木 豊本山 哲
ミハエル・クルム(ドイツ)
MOTUL AUTECH GT-Rブリヂストン
12TEAM IMPUL星野一義松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ブラジル)
カルソニックIMPUL GT-Rブリヂストン
24KONDO RACING近藤 真彦安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム(スウェーデン)
D'station ADVAN GT-Rヨコハマ
GT300クラス
車両
 R35型「NISSAN GT-R NISMO GT3」にて、新しくGT300クラスに参戦します。「NISSAN GT-R NISMO GT3」は、「NISSAN GT-R(R35)」をベースにFIA GT3規則に準拠したレース専用モデルです。
チーム体制
 参戦チームは、NDDP (ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム) RACINGで、長谷見昌弘が監督を務めます。NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバーのうち、2名が参戦します。
No.エントラント監督ドライバー車両名タイヤメーカー
3NDDP RACING長谷見 昌弘関口 雄飛
千代 勝正
S Road NDDP GT-Rヨコハマ
2.ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)

 世界及び日本のトップカテゴリーで活躍できる若手ドライバー育成を目的とし、2006年に始まったフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)に日産が本年も引き続き協賛します。

 NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバーのうち、2名はSUPER GT GT300クラスに、1名は全日本F3選手権ナショナル(N)クラスへの参戦をサポートします。また日産スカラシップドライバー2名についてFCJへの参戦サポートを行います。

■NDDPアドバンススカラシップ対象ドライバー
  • SUPER GT (GT300クラス)参戦:関口雄飛(24)、千代勝正(24)
  • 全日本F3(Nクラス)参戦:佐々木大樹(20)
■NDDP FCJスカラシップ対象ドライバー
  • 高星明誠(19)、藤波清斗(16)
3. スーパー耐久

 スーパー耐久シリーズに参加するカスタマーチームにニスモが技術支援を行います。

ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)


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