Formula Nippon

FN第6戦富士決勝 上位3人のコメント

ブノワ・トレルイエ(優勝)

0827_treluyer2.jpg (小暮のリタイヤを見た感想を聞かれ)彼は変わってないなあと思いましたよ。信じられないようなことが現実に起きましたね。
(レース戦略について)グリッド上でスリックタイヤに履き替えた時点で、ノーピットでいくと決めていました。リスクの大きい作戦でしたが、他のドライバーもスリックを履いたのを見て『いける』と思いました。それに、こういう路面は得意ですから。
序盤はレースペースを掴むのが大変でした。マツダが速かったけど、数周してみて追いつけないペースじゃないとわかったので不安じゃなくなりました。
イージーなレースに見えたかもしれませんけど、こういうときは集中力を保つのが大変なんですよ。

アンドレ・ロッテラー(2位)

0827_lotterer2.jpg 最初からスリックで問題ないと思ってたんですけど、ブラフのつもりでグリッドへはウェットタイヤで出て行きました。タケシなんかは最初からスリックを履いていましたね。
こういうコンディションのレース『だけ』が得意だと思われたくないのですが、悪コンディションを逆手にとってポジションを上げていくのは悪い気分じゃないですね。
今後は最優先で予選のパフォーマンスを上げていたいです。決勝レースは悪くないので、予選だけが頭痛の種なんですよ。

本山 哲(3位)

0827_motoyama3.jpg 序盤からペース的には調子良かったんですけど、次第にミスファイアが出始め、回転が上がらなくなり、スピードが出なくなってきました。コクピットについてるスイッチを全ていじり倒してるうちに一旦は回復したんですが、レース終盤に(金石)年弘に追いついたところでまたミスファイアしました。
ここまで何かツキに見放されていますが、トラブルが出てる中で3位には入れたのは、まぁ良かったかなと思います。
次は再びトップを目指します。

星野一義(優勝チーム監督)

0827_hoshino.jpg 圧勝してるようにみえても、不安は一杯あるんですよ。
スタッフが頑張ってくれて結果が出てるんです。
本山にツキがないのが気になっていますが、トラブルが出てる中で3位に入ってくれたのは良かったです。
松田が方向性の違うことをやって冒険しましたが、まぁ先がどうなるかは誰にも判らないんで。ポイントランキングも上位なんだし、なにもここで冒険しなくても、とは思ったんですけど、本人が『トップに出たい』『賭けてみたい』というなら、僕がブレーキかけるわけにもいかなかったんで。
今回もチーム一丸となって優勝できましたが、ここで足踏みせずにどこまでもチャレンジして欲しいと思います。お陰で僕の仕事はだんだん減っていますけどね(笑)

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI



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