- ポールポジション 野尻智紀(TEAM MUGEN)
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「昨日から調子が良くて、ただ、朝走り出したらコンディションが変ったところがあって、少し調子を崩したところがありました。Q2はぎりぎりでQ3に進めて、アジャストもうまくいきましたし、クルマを信じて攻めるだけでした。クルマも答えてくれ、チームの皆さんもばたばたとたくさん仕事があった中、ノーミスでクリアしてくれました。チームの力を出し切れた予選だったのかと思います。セクター3を重視してましたが、走った感じではあまりよくなく、タイヤのグリップに任せた感じでしたね。チャンピオンって何なのか自分の中で、理解できていないんです。そんなに意識したくてもできないような感じもあって、普通のいつものレースみたいな感覚でいるので、自分の力をうまく出し切れそうです」
- 2位 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
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「昨日からトップを取れるとかという次元ではなかったので、この結果は驚いています。19秒台が出るとは思っていませんでしたが、アタック自体はミス無くできました。練習から予選に向けてのアジャストはいい方向に進んでいたんだと感じています。ホンダ勢に食い込めていいアタックができたと思います」
- 3位 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
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「Q3に向けていい組み立てができたと思います。今週末から走り始めてチーム無限は頭一つ二つ抜けてるような好調さが見えたので、彼らに追いつくことは難しいなと感じていました。終わってみれば勝つことはできませんでしたが、笹原選手の前には出られたので、ダンディライアンとしてはいいリカバリーができたのかと思います。野尻選手のポールをとる力は本当にすごですね。負けた悔しさを決勝でぶつけたいと思います。後ろからスタートするよりは前からスタートした方がいいんですが、前にいるからこそ身動きが取れないこともあるし、後ろに平川選手、ニック選手がいますけど、彼らが勝負権がないかというと、そのポジションだからできることもあるので、その辺もしっかり見ていきます。でも、野尻選手、坪井選手を抜いて、チャンピオンを取るより勝ちたいですね」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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