TCRJサンデーシリーズ第2戦は23日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、予選2位からスタートしたジェントルマンクラスの前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)が波乱のレースを制し、総合とジェントルマンクラスで優勝した。
決勝レースはこの日の最終プログラムとして午後4時35分にフォーメーションラップが始まった。
レースは、予選3位のマシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)と同4位の金丸悠(Honda CIVIC TCR)が好スタートし、ポールポジションの篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)に並びかける。しかしこの3台は1コーナー手前で接触。金丸と篠原はコースアウトしここでレースを終えることとなった。
これで労せずしてトップに立ったのは予選2位でジェントルマンクラスの前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR。2位には松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)が、3位にはジェントルマンクラスのユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR)が続くが、このスタート直後の接触で早くもセーフティー(SC)が導入されることとなった。
レースは再開するも今度は8周目に3位を走るタニグチが馬の背の進入で姿勢を崩してクラッシュ。再びSCが導入された。
レースはファイナルラップの1周を残して再開。前嶋が逃げ切り優勝、2位には松本が、3位には後方から追い上げた密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)が入った。ジェントルマンクラスは総合でも優勝した前嶋がこちらも優勝。2位にはヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR)が、3位にはYOSHIKI(Audi RS 3 LMS)が入った。
第3戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月14日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorpsorts Forum









