- GT500クラス 安田裕信(#12カルソニックIMPUL GT-R)
- 「前々回の富士、前回の菅生とチェッカーを受けることができていないので、今回は……という気持ちで臨みました。決してクルマの調子は良いわけではありませんでしたが、Q1では自分なりにベストの走りができたと思います。少しオーバーステア気味だったので、Q2では少しセッティングを変えましたが、JPの走りは完璧でしたね。(84kgのウェイトを積んでいる)1号車が3位につけたのにはびっくりしました。負けないように頑張ります」
- GT500クラス ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#12カルソニックIMPUL GT-R)
- 「富士はタイヤブロー、菅生もタイミングが悪くポイントが得られないなど、不運が続いています。例年でしたら、このレースにはかなりウェイトを積んで臨むことになりますが、今回は軽いままですので、この有利な状況を生かしてポイントを獲得したいと思います。安田選手のパートで、特にハイスピードコーナーでオーバーステア気味とのことでしたので、Q2ではダウンフォースを増加させました。今年はセーフティカールールが変更されて、作戦を立てるのが難しくなっていますが、チャンスは確実にものにしたいと思います」
- GT300クラス 高木真一(#55ARTA BMW M6 GT3)
- 「前回の富士500kmでは、意外に燃費が悪くピット作業でのタイムロスが響いてしまいましたが、今回は300kmなので大丈夫です。先行逃げ切りで15秒ほどマージンを築いて小林選手に引き継げればイケるんじゃないかと思います。菅生のレースは練習だと思って諦めています(笑)。シリーズチャンピオンに向けて、今回も含めて着実にポイント積み上げたいですね」
- GT300クラス 小林崇志(#55ARTA BMW M6 GT3)
- 「富士も悔しい思いをしましたし、菅生も思い出したくないレースでした。でも、得るものは多かったですし、今回はブリヂストンに新しいタイヤも用意してもらったので、ここで勝たないといけないと思っています。毎年高木さんと組んで必ず1勝はしているので、たぶん勝てるんじゃないかと思います。高木さんがスタートから後ろを引き離して、僕にステアリング渡してくれれば大丈夫です(笑)」
Photo: Keiichiro TAKESHITA