★F3第4戦鈴鹿 予選2回目レポート ------------------------------------ 午前中に行われた1回目予選のときよりもさらに強い雨が降りしきる中で2回 目の予選は行われた。このセッションでトップを取ったのは2分23秒181を 記録した#5中野だったが、予選2回目前に予想された通り、タイム的には午前 のセッションよりも約1.5秒遅く、結局午前中のタイムがそのままグリッドを 決定する事になった。 予選直前の天候は、ストレートでは逆風が吹いている上に雨がかなり強く降る という最悪のコンディションとなった。 午後2時、グリーンシグナルが点灯し30分間の予選が始まった。#19マル セロ・ブグリオッティを先頭に予選が開始されると、まず2分29秒115を記 録する。続いて#11本山が2分28秒597を、#18リカルド・リデルが2 分26秒344をだした。 タイムはさらに更新され、#7クリステンセンが2分25秒946をたたき出 すと、まけじと#18リデルが2分25秒560で対抗する。ここに割っては いってきたのが#5中野で2分25秒348を出した。 予選終了20分前には、以下のようなトップ4となった。 1 #5 中野 信治 2分25秒348 2 #18 リカルド・リデル 2分25秒560 3 #7 トム・クリステンセン 2分25秒946 4 #11 本山 哲 2分28秒590 予選が半ばを過ぎたところで#7クリステンセンが2分25秒094を出す と、それに対抗するかのように#5中野も2分24秒346を記録。しかしクリ ステンセンも負けじと2分24秒224を返す。さらにクリステンセンは2分 23秒674をたたき出して中野の追撃を振りきった。 予選終了5分前には#33光貞が2分24秒038を出して2位に食い込み、 中野は3位に転落してしまった。 4分前には、4位に#29大文字が2分25秒081で入るが、直後に#62 柴原が2分25秒053でその座をむしり取った。 3分前になると転落していた#5中野が2分23秒181を出し、トップを ゲット。 2分前には#18リデルが2分24秒193で4位に復活してきた。 予選後半の大バトルを制したのは結局中野でチェッカーを迎える事になった。 2回目の予選トップ6は以下の通りであった。 1 #5 中野 信治 2分23秒181 2 #7 トム・クリステンセン 2分23秒674 3 #33 光貞 秀俊 2分24秒038 4 #18 リカルド・リデル 2分24秒193 5 #3 アンソニー・リード 2分24秒947 6 #62 柴原 眞介 2分25秒058 しかしこの予選結果は午前中の予選結果には届かず、#25リチャード・ ディーンの初ポールが確定する事になった。 * FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治(PEE00630)/RIJ *