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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第12戦オートポリス インディペンデントクラス決勝 今田信宏が今季3勝目を挙げ、ランキングトップに浮上

インディペンデントクラス優勝は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

 2025FIA-F4選手権シリーズ第12戦インディペンデントクラス決勝が10月19日、大分県日田市のオートポリスで行われ、予選2位からスタートした今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が今季3勝目を挙げた。

 スタート前の天候は生憎の濃霧。このためインディペンデントクラスの第12戦決勝は天候の回復を待ち、当初予定より8分遅れの午前8時23分にセーフティーカー(SC)の先導でスタートした。

インディペンデントクラス決勝はセーフティーカー先導で始まった

 SCは6周終わりでピットイン。7周目から追い越しが可能となった。

 すかさず予選2位の今田が1コーナーでアウトからポールスタートのKENTARO(Baum Beauty Clinic)の隙を伺い、2コーナー立ち上がりで並びかける。インをがっちり固めてポジションを守ろうとするKENTAROだったが、今田は3コーナーで再びアウトから並走に持ち込み、4コーナーでインを奪ってトップに。続いて予選3位の清水康弘(ART TASTE F4)も第2ヘアピンでKENTAROを攻略し、今田の背後に迫る。

 ところが8周目。

 KENTAROを追い上げていたDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)と植田正幸(Rn-sports MCS4)が4コーナーで接触。これによりアウト側にいたDRAGONはコースを飛び出し、激しくバリアに突っ込んでしまった。これにより9周目からSCが導入される。この時点で残り時間は僅か4分。隊列が10周目に入ったところで最大時間の30分に達したため、レースはSCランのままチェッカーが振られる事となった。

 これにより今田信宏が今季3勝目を挙げ、2位にはスポット参戦の清水康弘が続き、ポールのKENTAROは3位という結果となった。

 この結果、ドライバーズランキングではKENTAROが190.5ポイントで単独トップに浮上。今田信宏が190ポイントで2位となり、ノーポイントに終わったDRAGONは175.5ポイントで3位に後退した。

 次戦はいよいよ最終ラウンド。第13戦と第14戦が11月1-2日の二日間にわたってモビリティリゾートもてぎで行われる。2025年のシリーズタイトルを獲得するのは果たして誰になるだろうか。

霧で視界が不良

インディペンデントクラス決勝2位は清水康弘(ART TASTE F4)

インディペンデントクラス決勝3位はKENTARO(Baum Beauty Clinic)

インディペンデントクラスの表彰式

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

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