スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第7戦が鈴鹿で開幕した。今回38人と大量のエントリーを集めたが、その中には鈴鹿初参戦のドライバーが何人かいる。30歳を過ぎてからZAPのオーディションに受かり、鈴鹿に初参戦してきた小田部(こたべ)憲幸もその一人だ。
小田部は今年33歳。スーパーFJでは若者か、年配のドライバーが多くこの年代のドライバーは珍しい。異色のドライバーだが、初参戦したレースで3位に入り、ポテンシャルは高そうだ。予選前に話しを聞いた。
「2021年にZAPのオーディションを受けました。受かるとは思ってなかったんです。それまではサラリーマンで、妻が好きなことをすればいいと言ってくれました。初レースが3位でした」
「モータースポーツは楽しいですね。鈴鹿は難しくて、タイム的にはチームメートの1秒落ちです。今回は優勝といいたいところですが、まず届かないので、トップ10には入りたいと思います。西はレベル高いですが、もまれて強くなりたいと思います。日本一も出ます」
この後、予選が行われるが、まずはスタート位置に注目したい。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI