全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は23日、鈴鹿サーキットで決勝をにらんだフリー走行が行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)がトップタイムを記録した。
決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは早朝より快晴。昨日吹き荒れた強風もやみ、絶好のレース日和となった。午前11時5分より、決勝をにらんだフリー走行が30分間で行われた。
序盤トップに立ったのは1分40秒929で大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)。中盤前の開始12分には山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)が40秒712でトップに。その直後には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)が40秒498でトップに立った。
関口は残り8分でさらにタイムをただ一人40秒を切る1分39秒939をたたき出し、このままこのセッションをトップで締めくくった。2位にはチェッカー後に40秒670を出した宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)が滑り込んで来た。3位には山下、4位には大嶋が続いた。
ポールポジションを獲得した大湯都史樹(TGM GP SF23)は14位、予選2位の坪井翔(P. MU/CERUMO・INGING SF23)は7位、同3位の野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は13位でこのセッションを終えている。
予選5位の牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)は、コースインしたもののペースが上がらずピットインするとマシンを降りてしまい、決勝に向けて不安を残した。
決勝レースは午後3時45分より31周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum