FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース11決勝ドライバーコメント 2位・小川颯太「リタイヤせず2位に上がれたのはすごい経験値」

優勝 リアム・シーツ(Sutekina Racing)

優勝したリアム・シーツ(SUTEKINA RACING TEAM)

 「(エンツォをパスするまではセーブしていたのか?)そういうことはなくて、マシンをコントロールするのに苦労した部分はありますが、レース自体は楽しんでいたし、彼を抜いた後は目の前がクリアになって速く走れるようになりました。(今日の勝利がチャンピオン・シップに影響してきそうですね?)まだレースはあるのでどうなるかわかりませんが、レースを楽しんでしっかりとポイントを取りたいです」

2位 小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

決勝2位の小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「(スタート直後は何が?)第2レースの最終ラップと同じように押し出されちゃって。僕がスタートをミスしてしまったから、と言ったらアレなんですけど(笑)、僕は外から全然行けたのですが、あそこで引かないとまずクラッシュが起きるので、その時点でペナルティの筈なんですよ。その後第3コーナーでブロックされたので外からクロス取って、次の5コーナーに向けて。結局もてぎって止めて曲げるコーナーなので、ブロックされると外からまくるかクロス取るしかないので、まくる方が簡単なので。飛び込みで前に行っているのですけれど、そこでハンドルを外に切ってくるので僕はもう外に出るしかなくて、押し出されちゃって。(そこからはオーバーテイク見せたが?)今回タイヤ的にも、たぶんリアム選手とミハエル選手はたぶんいい(新しいめの)タイヤ付けてたので、最初(順位が)落ちちゃってからついて行くのが厳しかったのですけれど、前でバトル起きたり、っていうチャンスで、すこしずつポジションアップできたのですけれど、その後トゥルーリ選手を抜かす時も、押し出してきたので、だったらコース外から抜くしかなくて、僕がコース外から全開で行ったのですけれど、あれはフェアではない。リージョナルってカテゴリーが盛り上がってきている時にああいうことをやっていると……。彼はショック受けているみたいですけれど、勝てるレースを落としてショック受けるなら分かるのですけれど、自分がまだ速さが足りないのに、ぶつけてでも、って気合はいいと思うのですけれど、なかなか複雑な、いつかクラッシュ起きちゃうかなと。他のドライバーが上手かったからこそ、周りはいいレースしているな、って思っただけで、ひとりでレースを荒らしちゃっている。(チャンピオンシップ的には有利な展開になってきた?)僕はあまりシリーズとかを考えていなくて、しっかり一つ一つのレースを勝つ事が重要かなと思っているので、今回押し出されてもリタイアせず、2位に上がれたというのはすごい経験値になったかなと思うので、次のレースで活かせるように、頑張ります」

3位 エンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA)

決勝3位のエンツォ・トゥルーリ(TOM\'S FORMULA)

 「レース中はグリップが効かなくて、マシンをコース上にとどめるようコントロールすることに集中していました。3位フィニッシュは残念に思うけれど、フォーミュラ・リージョナルもこのコースもダンロップタイヤもすべて初めての経験で、ベストは尽くせたと思います。この週末はいろいろなことを学べました。他のカテゴリーのレースにトライしたいし、この経験を次に活かせると思っているので、次のレースでも良い走りができると信じています。トムスやTRD、ガズーレーシングがチャンスをくれて感謝しています。(最終コーナーでは何がありました?)グリップを失って、何とかしようと色々やってはみたけれど、トラクションを失って何もできない状態でした。(次のレースにも出場する?)もてぎだけです。もてぎで走るかと言われてイエスと答えてこうして乗ることができましたが、これからのことはまだわかりません」

Text: Junichi SEKINE
Asako SHIMA
Photo: Mizue NOINE


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