全日本F3選手権第8戦の決勝が7月28日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が今季6勝目を獲得した。
台風12号接近により、第8戦決勝は当初予定されていた29日朝から大幅に予定を繰り上げ、28日の午後3時25分より18周で行われた。
天候は晴れ。コースはドライだった。
ポールシッターの#36坪井はスタートからトップで1コーナーへ飛び込むと、2位の#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)をじわじわと引き離していく。#37宮田はスタートで並びかけたものの1コーナーを制するには至らず、その後も懸命に追い上げたが、その差は5周終了時点で1秒。17周目には2秒となってしまった。結局#36坪井は全く危なげない走りで今季6勝目を挙げ、第6戦富士から続いた悪い流れを断ち切ることに成功した。
追い抜きの難しい岡山ということもあり、2位は#37宮田、3位には予選3位の#93大湯都史樹(TODA FIGHTEX)、4位に#2阪口晴南(TODA FIGHTEX)とここまでは予選順位どおりの結果に。
予選5位の#12笹原右京(THREEBOND)はオープニングラップで順位を落としたことが祟って7位でレースを終えることになった。
またNクラスの#10ジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)は総合13位でフィニッシュしている。
なお、台風の接近により29日の日程は全てキャンセルされることがすでに決まっており、第9戦決勝は中止となっている。
次戦の舞台はツインリンクもてぎ。8月18-19日に第10戦、第11戦、第12戦の3レースを開催する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 25'08.850 |
2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1.574 |
3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 13.010 |
4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 13.579 |
5 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 14.717 |
6 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 20.111 |
7 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 20.803 |
8 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 27.707 |
9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 45.122 |
10 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 46.310 |
11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 47.027 |
12 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1'05.952 |
13 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 18 | 1'06.213 |
14 | 21 | | 植田 正幸 | B-MAX Rn-sports F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 1'07.285 |
15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 17 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'23.294 (3/18) 160.045km/h
スーパーFJ地方選手権岡山シリーズ第3戦は28日、岡山国際サーキットで決勝を行い、大島和也(レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ)が12周・24分12秒837で優勝した。大島は開幕から3連勝。
スーパーFJ岡山シリーズ第3戦は、台風12号の接近で全日本F3レースが2戦に変更されたため、当初の予定より遅れて午後3時5分に5台が参加してフォーメーションラップが始まった。上空は雲も晴れ太陽が顔を出す蒸し暑いなかスタートが切られた。
ポールポジションの大島和也(レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ)がトップで1コーナへ。以下予選順位通りに入山翔組(Giddy up KKSⅡ yamasyo)、菊池宥孝(ラインアップKRS KKS-Ⅱ)、村松日向子(Rn-sports制動屋KK-S2)、平田敦士(鷹取醤油Giddy・up KK-SⅡ)と続く。
トップに立った大島が2位以下を突き放しにかかる中、2位の入山は単独走行。3位争いは菊池、村松、平田で展開された。
3位争いは0秒5前後の差でのバトルとなったが、9周目のヘアピンで菊池のインを刺した村松がスピン、戦列を去った。
トップの大島は2位以下を圧倒。最終的に7秒5離してぶっちぎりで開幕からの連勝を3と伸ばした。初参戦の入山は2位と健闘。3位争いは最終ラップで平田が菊池に迫ったがパスするには至らず、3位・菊池、4位・平田の順でゴールを迎えた。
3連勝の大島はチャンピオンに向け大きく前進した。次戦は8月19日のサマーフェスティバルでの2連戦。第4,5戦が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
台風12号の接近に伴い、スケジュールの変更を迫られていた全日本F3選手権岡山大会だが、午後3時25分発行の公式通知により、29日の競技は全スケジュールが中止と正式に決定した。
これにより岡山大会は28日午後の第8戦決勝をもって日程終了となる。
次戦はツインリンクもてぎ。8月18-19日に第10、11、12戦を行う。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ岡山シリーズ Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 2 | 大島 和也 | レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 12 | 20'15.847 |
2 | 22 | 入山 翔 | Giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | YH | 12 | 7.541 |
3 | 6 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 12 | 14.021 |
4 | 23 | 平田 敦士 | 鷹取醤油Giddy・up KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 14.463 |
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
- | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | YH | 8 | 4Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 大島和也(レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ) 1'40.504 (5/12) 132.639km/h
全日本F3選手権第7戦の決勝レースが7月28日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が今季2勝目を挙げた。
第7戦決勝は当初午後3時50分より25周で行われる予定だったが、既報の通り台風の影響を考慮してスタート時刻が午後1時55分に繰り上げられ、周回数も18に短縮された。
スタート進行の段階では僅かに雨が降ってきていたが、レースは終始ドライコンディションで行われた。
ポールの#37宮田はスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込むと、後続に全く付け入る隙を与えない安定した走りでそのままフィニッシュ、第6戦富士に続いて2連勝を飾った。
2位はチームメイトの#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)、#12笹原右京(THREEBOND)が3位につけた。
一方、予選3番手のタイムを記録しながらエンジン交換により3グリッド降格のペナルティを受けた#93大湯都史樹(TODA FIGHTEX)はレコノサンスラップでのイエローラインカットにより3周目にドライビングスルーペナルティを受けるという散々なレースで9位。#2阪口晴南(TODA FIGHTEX)はスタート時のエンジンストールにより一時最後尾まで後退したものの、そこから追い上げて6位でフィニッシュしている。
ここをホームコースとする#8片山義章( YTB F318)はスタートで3位に浮上したが、これがジャンプスタートと判定されてドライブスルーペナルティを受け、7位に終わった。
唯一Nクラスに参戦している#10ジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)は総合14位でフィニッシュした。
第8戦決勝はこのあと午後5時25分より同じく18周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | <25'12.837/td>
|
2 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 2.340 |
3 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 10.882 |
4 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 19.227 |
5 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 23.458 |
6 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 24.106 |
7 | *8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 40.556 |
8 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 43.975 |
9 | *93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 44.431 |
10 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 46.016 |
11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 47.268 |
12 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 59.965 |
13 | 21 | | 植田 正幸 | B-MAX Rn-sports F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 1'02.050 |
14 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 18 | 1'02.519 |
15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 16 | 2Laps |
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F31) 1'23.494 (4/18) 159.834km/h
- CarNo.93は、2018岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.③(イエローラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.8は、2018全日本フォーミュラ3選手権統一規則第31条7.(ジャンプスタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
岡山国際サーキットで開催されている全日本F3選手権第7、8、9戦だが、台風の接近に伴いタイムテーブルを大幅に変更することが7月28日12時20分付で大会組織委員回より発表された。
これによると当初午後3時50分スタートとされていた第7戦決勝が午後1時55分スタートに。これに伴い周回数も当初予定の25周から18周に短縮されることとなった。
また当初は29日午前9時45分スタートとされていた第8戦決勝は28日午後5時25分スタートに繰り上げられた。こちらの周回数は予定通り18周とのこと。
なお、29日のタイムテーブルならびに第9戦の周回数については現時点では未定だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3選手権第7戦、8戦の公式予選が7月28日、岡山国際サーキットで行われ、第7戦は#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)、第8戦は#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前10時20分より30分間で行われた。路面は終始ドライコンディションだったが、台風の接近により上空には雲がかかってきており、前日の専有走行よりも気温、路面温度が下がったことでタイヤのウォームアップに苦労するドライバーもいたようだった。
1本目のアタックでトップに立ったのは#36坪井。1’22.646を4周目に記録したが、3周目のアタックでミスを犯したためにもう1周予定外のアタックを行なった結果だという。#37宮田も同様の理由で4周、5周、6周と22秒台のタイムを連発。1’22.656がこの時点でのベストタイムだった。3番手には#93大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が1’22.793と僅差で続く。
上位陣は残り10分を切ったところで2本目のアタックを開始。ここで#37宮田が1’22.395を叩き出してトップに浮上する。#36坪井は1’22.507で2番手。その後も続けてもう1周行こうとした坪井はセクター1、2と自己ベストを更新したものの、ダブルヘアピンで1台がスピンしたことで提示された赤旗に行く手を阻まれ、タイムアップはならなかった。この赤旗は#93大湯のアタックにも影響を及ぼし、こちらは3番手で予選を終えることに。しかし大湯は前戦富士でエンジンブローに見舞われたためにエンジン交換を行なっており、第7戦決勝での3グリッド降格がすでに決まっている。
また今大会は3レース開催ということでドライタイヤは3セットが使用可能となっており、これに応じて#8片山義章( YTB F318)、#12笹原右京(THREEBOND)らが3セット全てを投入してタイムアタックを行なったが、笹原は5位、片山は6位と、この試みは必ずしも成功したとは言い難い結果となった。
第7戦決勝は今日午後3時50分より25周で行われる予定だが、台風の影響からタイムスケジュールの見直しが検討されており、この結果いかんで3レースのスタート時刻、周回数などが変更となる可能性が大きい。
- 第7戦ポールポジション、第8戦予選2位 #37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
-
30分間の予選なので、1アタックしてピットインし、また2回目のアタックに行くという作戦でした。1回目は失敗した部分があってタイヤのいいところを使い切れませんでした。2回目のアタックは1回目に比べればまとまっていましたが、それでもまだロスしてる部分があったので、もう1周タイムを出しに行く予定でしたが、赤旗が出てしまいました。あれがなければ2戦ともポール取れたかなとも思いますが、逆に赤旗に助けられた面があったのかもしれません。とりあえずポール取れてよかったです。1本めで3周続けてアタックできたことで、ロングランに対しても自信がつきました。
3セット目を予選で使うことは全然考えていませんでした。限られた時間の中でタイムが出せるかどうかもわからないし、3レース目のグリッドが1レース目の結果で決まることを考えれば、1レースめを新品タイヤで走った方がいいと考えました。
決勝ではスタートを普通に決めて、鈴鹿でのリベンジをしたいです。
- 第7戦予選2位、第8戦ポールポジション #36坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
-
練習走行までずっとトップだったし、路面温度が高い時はずっと調子が良かったんですけど、今日の予選では路面温度が下がったことにアジャストしきれず1セット目のアタックではミスをしてしまいました。2セット目のアタックは赤旗でアタックしきれなかったので、第8戦のポールが取れたこと自体が奇跡に近い感じです。いろんなトライはしていたんですけど、なぜか3周めでアタックに行けない状態で、4周め5周目にタイムを出しました。赤旗がなければもうコンマ1いけたかなとは思いますが、まあ2番手スタートなら決勝は悪くないと思うので、決勝では集中して行きます。明日の午前のレースだと難しいので、できれば今日2レースになればと思います。第1レースでは25周きちんと組み立てて勝ちたいです。
3セット目については時間的に間に合わないと思い、最初から考えませんでした。僕らはウォームアップをゆっくり目に行うので、時間が足りないし、決勝にニュータイヤを残した方がいいという判断でした。
- 第7戦予選3位、第8戦予選3位 #93大湯都史樹(TODA RACING)
-
このコンディションだったらタイムが上がるのはわかっていたので、ウォームアップの周のタイヤの熱の入れ方が肝心だと思いました。あとはもう普段通りに走ればいいなと。このレースウィークを通してクルマは悪くありません。気温が低い時は調子いいんですよ、このクルマは。あとはユーズドのレースペースが不安ですね。予選だけで終わっちゃわないように、なんとかしないとと思います。予選中にセット変更の時間を取ることを考えると3セット目を使うことは全く考えませんでした。
次は6番手からスタートしますが、スタートをうまく決めて1周目で4番手くらいで戻ってこれればと思います。そこからチャンスを見て、という感じ上がっていければ、と。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.646 | - | - | 161.300 |
2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.656 | 0.010 | 0.010 | 161.280 |
3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'22.800 | 0.154 | 0.144 | 161.000 |
4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'23.015 | 0.369 | 0.215 | 160.583 |
5 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'23.080 | 0.434 | 0.065 | 160.457 |
6 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.164 | 0.518 | 0.084 | 160.295 |
7 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.424 | 0.778 | 0.260 | 159.796 |
8 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'23.890 | 1.244 | 0.466 | 158.908 |
9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'24.774 | 2.128 | 0.884 | 157.251 |
10 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'24.942 | 2.296 | 0.168 | 156.940 |
11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'25.121 | 2.475 | 0.179 | 156.610 |
12 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'25.845 | 3.199 | 0.724 | 155.289 |
13 | 21 | | 植田 正幸 | B-MAX Rn-sports F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'25.953 | 3.307 | 0.108 | 155.094 |
14 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'25.977 | 3.331 | 0.024 | 155.051 |
15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'26.729 | 4.083 | 0.752 | 153.706 |
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.822)予選通過 ---- |
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.395 | - | - | 161.791 |
2 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.507 | 0.112 | 0.112 | 161.572 |
3 | *93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'22.793 | 0.398 | 0.286 | 161.014 |
4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'22.863 | 0.468 | 0.070 | 160.878 |
5 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'23.016 | 0.621 | 0.153 | 160.581 |
6 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.119 | 0.724 | 0.103 | 160.382 |
7 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.228 | 0.833 | 0.109 | 160.172 |
8 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'23.673 | 1.278 | 0.445 | 159.320 |
9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'24.593 | 2.198 | 0.920 | 157.588 |
10 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'24.874 | 2.479 | 0.281 | 157.066 |
11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'24.991 | 2.596 | 0.117 | 156.850 |
12 | *10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'25.356 | 2.961 | 0.365 | 156.179 |
13 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'25.875 | 3.480 | 0.519 | 155.235 |
14 | 21 | | 植田 正幸 | B-MAX Rn-sports F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'25.932 | 3.537 | 0.057 | 155.132 |
15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'26.411 | 4.016 | 0.479 | 154.272 |
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.822)予選通過 ---- |
- CarNo.10は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.4.4.1.B)違反(赤旗中の追い越し)により、訓戒および第7戦にて最後尾スタートとする。
- CarNo.93は、全日本選手権ブルテンNo.001-2018 1.2)(同一エンジンの使用)違反により、決勝グリッドを3グリッド降格とする。
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 S-FJ岡山シリーズ Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 2 | 大島 和也 | レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 1'39.312 | - | - | 134.232 |
2 | 22 | 入山 翔 | Giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | YH | 1'40.104 | 0.792 | 0.792 | 133.170 |
3 | 6 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 1'40.149 | 0.837 | 0.045 | 133.110 |
4 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | YH | 1'40.471 | 1.159 | 0.322 | 132.683 |
5 | 23 | 平田 敦士 | 鷹取醤油Giddy・up KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 1'40.494 | 1.182 | 0.023 | 132.653 |
---- 以上基準タイム(130% - 2'09.812)予選通過 ---- |
朝まで降った雨により、ハーフウエット状況で予選が始まったS-FJ第3戦。各車ドライタイヤで15分間のアタックが始まった。中盤までトップを走行していた #77荒川麟を、0.041秒差で逆転したのは 前回の覇者・#11元嶋成弥。「昨日は調子が出なかったけど、今日はコンディション的に2周走ってみて感触が掴めました」とポールポジションを獲得する。フロントロウの #77荒川麟は逆に「昨日よりも調子が出ませんでした」と、厳しい表情。3番手には高校3年生、今回が4輪デビューの #12中村賢明。#77荒川とともに遠征組の一人だ。4番手には元チャンプの #56川地欽也と続く。
正午15分過ぎに決勝、14台での争いの幕開けである。この頃には路面も完全にドライ状況となっていた。暑さは感じるが酷暑ではなく、比較的走行に適した気候と思われた。
好スタートを切ったのは1、2番手の2人。ホールショットを決めた #11元嶋、続いて #77荒川、#12中村賢の順で駆け出して行く。オープニングから #11元嶋と #77荒川の激しい接近戦となり、4周まで両者の差は1秒以内。まさに一触即発状態が続く。そして5周目、2ヘア侵入で #11元嶋がハーフスピンを喫してしまいトップに #77荒川が浮上。#11元嶋は4番手で復帰できたのが幸いだった。
ここからまた #11元嶋が上位を果敢に攻め上げる。2位走行の #12中村賢を射程圏内に抑えテールトゥノーズとなり、8周目で #12に追いつくも、#12中村賢も負けてはおらず、#11元嶋を攻め激しい順位攻防戦となった。両者のバトルに対し、トップの #77荒川はジワジワとリードを広げていく。
そして9周目のストレートで #11元嶋は #12中村賢と並び、1コーナーをアウトから抜き去り2位に浮上した。ファイナルラップに突入、#77荒川と #11元嶋との差は6.8秒ほど。ひと足先にシリーズ王手をかけた #77荒川が優勝、必死の追い上げを見せた #11元嶋が2位でフィニッシュ、#12中村賢が3位とデビュー戦を表彰台で飾った。
- 優勝 #77 荒川麟 Drago CORSE 10V
-
「前日までが全然乗れてなくスタートするまで不安でしたね。序盤、プッシュしてもなかなか追いつけなかったので、ミスをしないように走りました。正直余裕は無かったですけど中盤の2ヘアでトップに立てて、それからも慎重に走りました。これで2勝目、次戦でチャンピオンが決まるのでこの優勝はとても嬉しかったです」
- 2位 #11 元嶋成弥 KKW
-
「好スタート出来ましたが、荒川君も良くて。トップ走行でこのまま離していけるかなと思ったんですけどピタリ背後に付けられていて。2ヘアでブレーキタイミングが遅れ、スピンをしましたが、絶対に諦めないぞ! と追い上げました。今回の内容はミスが多かったり抑えきれなかったりで、全部自分が悪かったです(苦笑)。次戦は優勝しか考えていません」
- 3位 #12 中村賢明 TAKEFIRST
-
「スタートは練習不足。ミッションカートの感覚でいけるかなと思ったんですが、可もなく不可もなくでした。3番手を単独走行してましたが中盤から元嶋選手とのバトルになり、かなり速くて必死で鬼ブロックしたのですが(笑)ストレートで差が出ちゃって。その後、抜き返すぞと思ったのですが、ミスして離れることも懸念しポジションキープしました。デビュー戦で表彰台に乗れて嬉しかったです。でも本当は『デビューウィン』を果たしたかったんですけどね」
Text: Akiko SONODA
Photo: Koji IKEDA
GOLD CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2018/07/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 S-FJオートポリスシリーズ Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 20'34.912 |
2 | 11 | 元嶋 成弥 | KKW MYST KK-S2 | YH | 10 | 6.821 |
3 | 12 | 中村 賢明 | TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 8.008 |
4 | 44 | 篠田 義仁 | イワモトレーシング・制動屋・SJ MYST KK-S2 | YH | 10 | 14.081 |
5 | 56 | 川地 欽也 | MYST KK-S2 MYST KK-S2 | YH | 10 | 17.011 |
6 | 27 | 中村 玄 | KT三島OGT絹原整形CMN17J☆ED WEST 17J | YH | 10 | 23.831 |
7 | 13 | 松永 真二 | COB-KART MYST KK-S2 | YH | 10 | 27.373 |
8 | 87 | 高橋 裕和 | タカメンテ★イワモト★10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 30.573 |
9 | 61 | 山浦 資智 | C.O.B-KART KKS2 MYST KK-S2 | YH | 10 | 31.924 |
10 | 827 | 長崎 賢雄 | PROJECT 827 W.R. 17J ED WEST 17J | YH | 10 | 41.086 |
11 | 7 | 北村 秀夫 | 黄矢WEST&EVの熊西オート古希旧機 WEST 07J | YH | 10 | 41.870 |
12 | 33 | TERUO | FALCON 33 MYST KK-S2 | YH | 10 | 46.163 |
13 | 6 | DON LUCIANO | リカービジネスジャパンR MYST KK-S2 | YH | 10 | 49.833 |
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- | 26 | 吉元 薫 | 安藤商会NEOオートパンサー鹿児島ED MYST KK-S2 | YH | 0 | 10Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 元嶋成弥(KKW2)2'02.910 (3/10) 136.900km/h
GOLD CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2018/07/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 S-FJオートポリスシリーズ Round 3 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 11 | 元嶋 成弥 | KKW MYST KK-S2 | YH | 2'00.843 | - | - | 139.242 |
2 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 2'00.884 | 0.041 | 0.041 | 139.195 |
3 | 12 | 中村 賢明 | TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | YH | 2'01.438 | 0.595 | 0.554 | 138.560 |
4 | 56 | 川地 欽也 | MYST KK-S2 MYST KK-S2 | YH | 2'01.821 | 0.978 | 0.383 | 138.124 |
5 | 44 | 篠田 義仁 | イワモトレーシング・制動屋・SJ MYST KK-S2 | YH | 2'01.898 | 1.055 | 0.077 | 138.037 |
6 | 26 | 吉元 薫 | 安藤商会NEOオートパンサー鹿児島ED MYST KK-S2 | YH | 2'02.134 | 1.291 | 0.236 | 137.770 |
7 | 13 | 松永 真二 | COB-KART MYST KK-S2 | YH | 2'02.640 | 1.797 | 0.506 | 137.202 |
8 | 27 | 中村 玄 | KT三島OGT絹原整形CMN17J☆ED WEST 17J | YH | 2'02.677 | 1.834 | 0.037 | 137.160 |
9 | 33 | TERUO | FALCON 33 MYST KK-S2 | YH | 2'02.761 | 1.918 | 0.084 | 137.066 |
10 | 87 | 高橋 裕和 | タカメンテ★イワモト★10V TOKYO R&D RD10V | YH | 2'02.816 | 1.973 | 0.055 | 137.005 |
11 | 61 | 山浦 資智 | C.O.B-KART KKS2 MYST KK-S2 | YH | 2'03.340 | 2.497 | 0.524 | 136.423 |
12 | 6 | DON LUCIANO | リカービジネスジャパンR MYST KK-S2 | YH | 2'03.939 | 3.096 | 0.599 | 135.764 |
13 | 827 | 長崎 賢雄 | PROJECT 827 W.R. 17J ED WEST 17J | YH | 2'04.138 | 3.295 | 0.199 | 135.546 |
14 | 7 | 北村 秀夫 | 黄矢WEST&EVの熊西オート古希旧機 WEST 07J | YH | 2'06.934 | 6.091 | 2.796 | 132.560 |
---- 以上基準タイム(130% - 2'27.371)予選通過 ---- |

鈴鹿300kmレースから約1ヶ月半のインターバルを経て、第4戦となるのは、チャーン・インターナショナル・サーキットで行われるシリーズ唯一の海外戦。6月開催は3年ぶりとなるタイラウンドに、加納選手は3年ぶり、安岡選手は2年ぶりの参加となった。
チームは、鈴鹿後2週間のメンテナンス期間の間に、擦れて傷ついたチンスポイラーを修復し、細かい部分の傷みを念入りに補修した。タイのチャーン・インターナショナル・サーキットは給油方向が鈴鹿とは逆になるため、給油口を逆側に移設。また、暑さとの戦いとなることは必至とあって、高い路面温度に向けてのタイ仕様のセットアップを投入、クールスーツのチェックも入念に行った。
平野の中に作られ、アップダウンのほとんどないことが特徴のチャーン・インターナショナル・サーキットはまた、2本の直線に続く鈴鹿サーキットの130Rと似た高速コーナーを皮切りにテクニカルな様相を示すハイレベルなレイアウトでも知られている。テクニカルなコースを得意とするAMG GT3にはチャンスとも言えるが、同時に厳しい暑さとスコールとの戦いとなることも間違いない。
鈴鹿から続く良い流れをタイへ持ち越すことができるのだろうか。
June 30th Qualifying Day 雨→晴/ウエット→ドライ 気温:29℃→26℃ / 路面温度:35℃→33℃ 入場者:9,417人
予選日の朝、多少の雲はあるものの、青く晴れた空に南国らしく厳しい日差しが照りつける。10時から行われた公式練習では、安岡選手と加納選手が交替でコースに出て、マシンの感触を確かめた。久しぶりのサーキットに慣れておきたい両選手は、ピットイン、ピットアウトを繰り返しながら、時間いっぱいを使って45周をじっくり走行した。
マシンも終始順調で、決勝を見据えたロングランチェックが行われ、スタビライザーやウィングの調整をしながら、持ち込んだセッティングを煮詰めて行った。また、ハードタイヤとミディアムハードタイヤの比較検討を行った結果、ミディアムハードタイヤで決勝を戦う方向が決まった。公式練習の結果は43周目に安岡選手が出した1’38.701がベストラップとなり、300クラスでは最下位だったが、翌日の決勝に期待のもてるセッティングを見つけることができた。
午後になっても暑い晴天が続くかに思われたが、13時15分からのピットウォーク終盤に不穏な雨雲がコース奥に現れ、上空を覆ったかと思うと、瞬く間に激しいスコールがチャーンインターナショナルサーキットのコースに叩きつけた。雨は程なく通り過ぎたが、コース全周にわたってウェットコンディションとなってしまったため、予選の時間が15分ディレイとなり、ウエット宣言が出される中、15時15分からQ1がスタートした。
まず雨の得意な安岡選手がウエットタイヤでコースに進み出て、アタックを開始。コースコンディションにピタリと合ったタイヤを履いた安岡選手は、まさに水を得た魚。安岡選手は15分間の予選時間を最後まで果敢に攻め切り、8周目に1.43’522をマーク。15位のマシンとは0.001秒の僅差で14位に留まり、Arnage Racingとしては2014年第7戦ぶりにQ1を突破した。続いて16時からスタートしたQ2では、コースコンディションがドライになり、加納選手がドライタイヤでアタック。6周にわたって気迫のアタックを続けた結果、5周目にレコードした1’34.685がベストラップとなり、1つポジションアップして13位で決勝を戦うことになった。
July 1st Race Day 晴/ドライ 気温32℃→29℃ / 路面温度:47℃→40℃ 入場者:20,219人
前日の予選後の車検でレギュレーション違反による失格のマシンが2台出たため、Arnage Racingは今季最高の11番グリッドからレースを戦うことになった。
この日も、ブリラムは朝から気温が30度を超え、雲が多いながらも暑さの厳しい決勝日となった。午前中のインターバルの間に、チームは、金曜日から何度も行ってきたピットワーク練習の仕上げをした。ピット作業がいつもと逆になるため、ミスのないよう作業を入念に確認した。
13時から20分間のサーキットサファリ、続いて20分間のウォームアップ走行が予定通り行われ、路面温度52度の中、安岡選手と加納選手が交互にマシンのフィーリングを確認した。チームはセッティングとタイヤの最終確認を行い、最後の5分間でドライバー交代のシミュレーションも行なって、決勝の時を待った。
定刻15時、気温、路面温度のピークは過ぎたものの、相変わらず厳しい日差しがコースを照りつけている。懸念されたスコールの気配もなく、熱との戦いとなることは間違いない。フォーメーションラップののち、300km、66周(300クラスは60周)のタイラウンドが始まった。
第1スティントを担当する安岡選手は好スタートを切り、1分35秒台前半のタイムをレコードするなど好調なところを見せていた。ところが10周目を回ったところで、後方から追い上げてきたマシンとラインを争って複合の7コーナー付近で接触、EXE AMG GT3はスピンして21位まで大きく順位を落としてしまう。安岡選手はすぐに体勢を立て直し、コースに復帰、慎重にレースを再開した。幸いマシンのダメージはレースに支障のないレベルであることがわかると、安岡選手はまた、プッシュを始めた。チームはピットストップのタイミングを、第2スティントの加納選手が最低規定周回数18周をクリアできる41周目に予定していた。手負いのマシンは安岡選手の走りでまた次第に輝きを取り戻し、20周前後には1分35秒台でコンスタントに走行、ピットインするマシンが出てくる状況ではあったが、21周で17位、25周で10位と徐々に見かけ上の順位を回復してきた。
レース中盤になっても路面温度は40度から下がる気配を見せなかったが、安岡選手は何度も1分34秒台のラップタイムをレコード。ピットインでタイヤ交換をするチームも見られる中、タイヤ無交換作戦が可能であると踏んだチームはギリギリまで安岡選手を引っ張り、予定通り41周目にマシンをピットに呼び戻した。
非常に迅速なピットワークののち、加納選手が安岡選手からステアリングを引き継いで13位でコースに復帰した。加納選手は無交換タイヤとは思えない好調な走りを見せた。前方マシンのペースダウンやアクシデントを尻目に、淡々と1分35秒後半から36秒前半のペースを維持し、ポジションをキープし続けた。目前の2号車を射程圏内において、ラストラップまで、前を行く強豪チームのドライバーに引けを取らないラップタイムでプッシュを続けたが、あと一歩及ばず、60周目13位でチェッカーを受けた。
Arnage Racingは、加納、安岡両選手が耐久性のある優秀なタイヤをクレバーにマネジメントしたおかげで、序盤のアクシデントを跳ね返して再びチームポイント3を獲得することができた。
- ドライバー 加納政樹
-
お疲れ様でした。鈴鹿から約1ヶ月半くらい空いた状況で久しぶりにクルマに乗ったんですけど、練習走行から色々トライして進めていけました。予選もやっすーがいいアタックしてくれてQ2に進むことができて、Q2でも一つポジションを上げることができて、11番手っていう最高のポジションからスタートだったので、気負ったらあかんと思って臨みました。結果的に接触があって順位を落としてしまったけど、レース全体のペース的にはすごく良かった。やっすーのタイヤマネジメントのおかげもあって、無交換にトライして、そのあとも最後の最後までグリップ感があったくらいタイヤも良かった。今はGT300のレベルが拮抗してて、タイヤが保つか保たんかわからん中で無交換の賭けに出てるチームがものすごく多い状況のなか、乗り手としても、チームとしても、計算しながら、頭使いながら少しずつの積み重ねをしていかんと生き残っていかれへんと思います。次の富士は坂本くんも帰ってきて、前回の富士が自分の中で不完全燃焼になってるんでリベンジじゃないですけど、長いレース、しっかり、まずは完走、チームポイント3点を目指して、あとはあわよくば…っていうレース展開になったらなと思っています。次回も気合い入れて頑張ります。ありがとうございました。
- ドライバー 安岡秀徒
-
戦えそうな雰囲気がなかった鈴鹿と富士に比べると、今週末は随分いい週末でした。車も走り出しからどんどん良くしていくことができて、天候に助けられた部分もありましたが、Q2にも進めて、充実したレースウィークの流れだったと思います。レースは本当に狙っていた通り、ポジションを落とさずにタイヤをしっかり温めて無交換で行ける礎を作ることができていたので、自分と同じようなペースで走っている前方の87号車とか34号車にくっついていきたかったのですが、後ろから追い上げてきた88号車と10号車に抜かれるタイミングで10号車とぶつかってスピンして、最後尾近くまで落ちてしまったのがすごく残念でした。ただ感覚的には、当たったのはボディで、あまりハンドリングにも影響がなかったので、プッシュして、ストレートの速いベントレーが離れたうまいタイミングで綺麗なラップを何周か連続で回ることができたのでいいリズムになって、順調に周回数を重ねていけました。そして後半は加納さんが最後まですごくいいペースで走ってくれて、ここ数戦、加納さんが結構苦戦してる感があったのですが、それを脱した、そういう意味ではターニングポイントになるレースになったのかなあって思っています。でも個人的には狙いはオートポリスと菅生なので、(次の富士は大変なコースなんですけど)この流れをキープできるように次戦富士をまた、加納さん、坂本さんと三人で頑張ります。
Arnage Racing

ル・ボーセモータースポーツは、ピレリスーパー耐久シリーズのST-3クラスに「DENSO Le Beausset RC350」で、嵯峨宏紀、山下健太、そしてルーキーの宮田莉朋を擁して挑む。その第4戦が7月14日(土)、15日(日)に、オートポリス(大分県)で「TKUスーパー耐久レースinオートポリス」として開催された。
オートポリスは阿蘇山中に位置し、地形を生かしたアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られている。ここまでの3戦いずれも表彰台に上がったことで、積み重なったウエイトハンディ35kgが、そのレイアウトにどう影響を及ぼすかポイントになるところではあった。なお、昨年は2グループに分けた3時間レースとして開催されたが、今年は全クラス混走の5時間レースに改められている。
予選 7月14日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
この週末は全国各地で猛暑が伝えられたが、オートポリスも例外ではなく、絶えず強い日差しに照らされる中での走行になっていた。走行開始は木曜日からで、ウエイトハンディとクルマのバランスがコースに合うよう、絶えず様々なセッティングを試し、走行を重ねた。
予選のAドライバーセッションに挑んだ嵯峨は、前半にアタックした車両が戻ってきた折り返しからのコースイン。暑さとウエイトの影響で、タイヤのグリップが一周しか持たないため、ワンアタックで2分3秒464を記録する。続くBドライバーセッションでは幾分日が陰って温度も下がったため、山下は2分2秒228にまで短縮を果たして3番手につけ、合算タイムでは2番手を獲得した。
トップの#14-Z34はノーハンディで、しかも最低重量の違いから「DENSO Le Beausset RC350」とは125kgもの差があるだけに、2番手は大健闘とも言える結果。ランキングトップの#38-IS350は7番手に沈んでいることもあり、ポイント差を詰める絶好の機会に期待がかかった。
なお、続いて行われたCドライバーセッションでは、宮田が決勝でのコンスタントラップを測るためユーズドタイヤを装着して8周し、2分6秒338をマークした。

決勝 7月15日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
日曜日になっても太陽がコースを焦がす状況には変わりなく、厳しい戦いが予想された一方で、弱いながらも風が吹くようになって、若干ながら過ごしやすくなった印象はあった。実際、レース直前に行われた15分間のウォームアップでは、スタートを担当する山下が2分3秒740をマークしてトップにつけていた。
まずはポジションキープからの発進となった「DENSO Le Beauseet RC350」に対し、トップの#14-Z34は「軽さ」を生かし、周を重ねるごと逃げていく。逆に山下の背後には、ノーハンディの車両2台が連なり、いきなりバトルを繰り広げる。下りの高速コーナーでは持ち前の旋回速度の高さを武器に、後続を引き離していく山下だったが、上りの峠道のようなセクター3、そして何よりストレートで差を詰められる展開の繰り返し。しかし、山下は無理をせず、スティント中盤に2台に前を譲る形で4番手となる。
ST-3クラスでは最もドライバー交代を遅らせ、スタートから1時間40分ほど経過した、48周目に嵯峨と交代し、コースに戻ると再び4番手を走行する。前を行く車両を視界におさめている嵯峨は、安定したペースで周回を重ねる。
残り1時間半となった96周目に嵯峨から宮田に交代するが、1周で「DENSO Le Beausset RC350」はピットイン。ロスを最小限に、なおかつ最速となるように山下へと交代するが、ピットでのタイムロスで#68-マークXに逆転を許し、5番手でコースへ復帰する。
そんな中、3番手の#14-Zがトラブルでガレージへ。それにより4番手となるが、残り40周ほどで前を行く#68-マークXとのギャップは約20秒。山下はウエイトハンディが効いたマシンで懸命に前を追いかけ、13秒にまで差を詰めるが、「DENSO Le Beausset RC350」は4位でのフィニッシュとなった。
今季初めて表彰台は逃したものの、ランキング3位は引き続きキープし、しかもトップとの差を5ポイントにまで縮めたことは大きな意義を持つ。次回はチームのホームコースである、ツインリンクもてぎが舞台とあって、一気にランキングトップ浮上の期待がかかる。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
このコースを攻略する上で最終セクターの登り区間を攻め切れるクルマが必要だったが、ウエイトハンディの関係から厳しい戦いになる事は想像出来た。その中でも、予選の一発はドライバーの頑張りとクルマがリンクした結果だった。決勝は戦略的にロングとショートスティントの組合せになり、ピットでのタイムロスが追い上げを困難なものにしてしまった。次戦は地元茂木でのレース、しっかり準備して挑む。
- Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
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予選一発のタイムはなんとかなりますが、決勝レースではコースレイアウトからしても、ウエイトハンディがラップタイムに大きく響き、厳しい戦いでした。それでも、ドライバーはミスなく走り、表彰台まであと一歩の4位を獲得できたことは、できることの最善を尽くした結果だと思います。次戦は、チームのホームコースですので、勝てる様に準備していきたいと思います。
- Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
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ウエイトハンディが効いていたのもあるのかもしれませんが、厳しい戦いになってしまいました。スタートから防戦一方になってしまったばかりか、2台に抜かれてしまうという、悔しいレースでした。次はチームの地元なので、更にクルマを進化させて、逆襲がかけられればと思います。
- Driver 宮田莉朋(Ritomo Miyata)COMMENT
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今日は、ショートでしたが、嵯峨選手から受取ったバトンを山下選手に繋げるよう、気を抜かず走りました。クルマ自体は重くなっていますが、予選で2番手を取れるぐらいのポテンシャルはあると思うので、あとちょっとの何かが加わるだけで、余裕で勝てるはずですから、次はそのあたりを突き詰めていきたいです。
Le Beausset Motorsports
スーパー耐久シリーズ第4戦「TUKスーパー耐久レースinオートポリス」は15日、大分県のオートポリスで5時間の決勝を行い、ポールポジションからスタートした内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が盤石のレース運びで今初優勝を飾った。
正午前になると気温もぐんぐん上がり、サーキットには灼熱の太陽が照りつける。午前11時35分、昨日クラッシュしたGoMax/田中哲也/佐藤公哉/土屋武士組(MAX Racing RC-F)が出走を取りやめたため7クラス49台が参加してローリングラップが始まった。
スタートでトップに立ったのはポールシッター・内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の藤井。2位には予選2位・ユーク・タニグチ/山内英輝/銘苅翼組(ENDLESS GT-R)の銘苅が付けていたが、ジェフリー・リー/アンドレ・クート/アレッシオ・ピカリエッロ組(J-Fly Racing R8)のピカリエッロにパスされ3位に落ちる。
藤井は2位以下を突き放しにかかるが2位・ピカリエッロを6秒ほど離したところで、逆にピカリエッロが藤井との差を詰め始める。この2人は3位以下を圧倒してのバトルを演じるが、26周目にはピカリエッロが藤井を逆転してトップに立つとその差を広げ始めた。
しかし藤井は38周目に平峰に、ピカリエッロが42周目にリーにチェンジすると、平峰がトップに浮上。2位に落ちたリーはその後順位を落とすこととなった。2位には代わって銘苅から24周目に代わった山内が上がってきた。
平峰は79周目に内田に、山内は66周目にタニグチに代わると、素晴らしいペースでラップを刻む内田がタニグチを圧倒。80周目に26秒あった差を90周目には33秒まで広げて独走態勢を築く。
タニグチは99周目と早めに再び銘苅に交代すると、2位には73周目にリーから交代したクートが上がってきた。
内田は116周目に2位クートを1分以上離して再び平峰に交代。トップのまま復帰するが、2位にはクートが115周目にピカリエッロに代わったため、2位に上がった銘苅が14秒差で続く。
最終ドライバーの平峰はここから再び銘苅を突き放しにかかる。3位には2スティント目のドライブをするトンが付けていたが、浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)の藤波が125周目に逆転して3位に浮上。トンは4位に落ち、5位にはピカリエッロが続く。
2位を走る銘苅は、他チームより多い4度目のピットインを127周目に行い山内に交代。これで4位まで順位を落とすこととなった。2位には1分以上離れて藤波が、3位にはトンが上がる。
4位に落ちた山内はここから猛追。136周目にはトンをとらえて3位に、146周目には藤波もとらえて2位に復帰した。
レースはこのまま5時間を回ってチェッカー。総合優勝はST-Xクラスの内田/藤井/平峰組で今季初優勝。タニグチ/山内/銘苅組は2位でゴールしたが、トランスポンダーの交換手違いにより30秒を加算され5位に後退。代わって2位には浜野/星野/藤波組が繰り上がりチャンピオンに向け大きく前進した。3位にはオー/トン/ユーン組が入った。
ST-TCRクラスは、序盤からポールシッターの飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂組(FLORAL CIVIC TCR)がリード。レース終盤には竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)がトップに浮上するが、残り25分を切った130周目にアンダーブリッジ手前でコースアウト、順位を大きく落とした。これで優勝は飯田/加藤/高橋が今季初優勝。2位には同チームの植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組(Modulo CIVIC TCR)が入り、チャンピオンシップを大きくリードすることとなった。3位にはフィリップ・デベサ/密山祥吾組(Racingline PERFORMANCE GOLF TCR)が入った。
ST-1クラスは1台参加の星野辰也/織戸学/浜健二組(D'station Porsche cup)が総合8位で完走、今季3勝目を飾った。
ST-2クラスはポールシッターの冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)と八巻渉/朝日ターボ/岡崎善衛/廣田築組(GLocal☆新菱オートDXLエボX)がタービンのトラブルで後退。大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が2位以下を大きく引き離して優勝した。2位には谷川達也/野上達也/野上敏彦組(DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D)が、3位には冨桝/菊地/大橋組が入った。
ST-3クラスは序盤からポールシッターの甲野将哉/市森友明/大原学/山崎学組(岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34)がレースをリード。しかし中盤から手塚祐弥/下垣和也/前嶋秀司/近藤説秀組(ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS)がトップに浮上するとそのまま逃げ切り今季初優勝を飾った。2位には加納政樹/松原怜史/大草りき組(TECHNO FIRST RC350)が、3位には服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)が入った。
ST-4クラスは序盤から松井孝允/坪井翔/中山雄一組(TOM'S SPIRIT 86)レースをリード。2人体制で臨んだ平中克幸/吉田広樹組(林テレンプ SHADE RACING 86)が食い下がったが届かず、松井/坪井/中山組が今季3勝目。2位には平中/吉田組が、3位には伊橋勲/藤田竜樹/山田遼組(D'station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86)が入った。
ST-5クラスは関豊/井尻薫/大谷飛雄組(DXLワコーズNOPROデミオSKY-D)のリードで始まったが、ポールシッターの筒井克彦/山西康司/田中勝輝組(TEAM221ロードスター)がトップに立つとそのまま逃げ切り優勝、今季2勝目を飾った。2位には村上博幸/雨宮恵司/中根邦憲/吉田綜一郎組(村上モータースMAZDAロードスター)が、3位には梅本淳一/久保田英夫/Razak Ifwat組(J'S RACING Moty's制動屋FIT)が入った。
第5戦は舞台をツインリンクもてぎに移し、9月23日に5時間レースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Kazuhiro NOINE
TKUスーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2018/07/15) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 4 オートポリス 4.674km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 藤井 誠暢 平峰 一貴 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 30 | 156 | 5:01'47.378 |
2 | 99 | ST-X | 2 | 浜野 彰彦 星野 一樹 藤波 清斗 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 156 | 1'30.072 |
3 | 82 | ST-X | 3 | アレックス・オー ショーン・トン アレックス・ユーン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 156 | 1'33.564 |
4 | 81 | ST-X | 4 | ジェフリー・リー アンドレ・クート アレッシオ・ピカリエッロ | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 10 | 156 | 1'34.594 |
5 | *3 | ST-X | 5 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 銘苅 翼 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 156 | 1'43.555 |
6 | 83 | ST-X | 6 | リム・キョンウィー 川端 伸太朗 メルビン・モー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 155 | 1Lap |
7 | 112 | ST-X | 7 | 佐藤 敦 山下 亮生 久保 宣夫 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | | 152 | 4Laps |
8 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 浜 健二 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 80 | 144 | 12Laps |
9 | 98 | ST-TCR | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 | FLORAL CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 143 | 13Laps |
10 | 97 | ST-TCR | 2 | 植松 忠雄 中野 信治 大津 弘樹 小林 崇志 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 65 | 143 | 13Laps |
11 | 10 | ST-TCR | 3 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 15 | 142 | 14Laps |
12 | 39 | ST-3 | 1 | 手塚 祐弥 下垣 和也 前嶋 秀司 近藤 説秀 | ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS TOYOTA LEXUS RC 350 | | 142 | 14Laps |
13 | 34 | ST-3 | 2 | 加納 政樹 松原 怜史 大草 りき | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | | 142 | 14Laps |
14 | 65 | ST-TCR | 4 | 今村 大輔 加藤 正将 石澤 浩紀 | L&JR Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 142 | 14Laps |
15 | 68 | ST-3 | 3 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 25 | 142 | 14Laps |
16 | 62 | ST-3 | 4 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 宮田 莉朋 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 35 | 141 | 15Laps |
17 | 15 | ST-3 | 5 | 長島 正明 小松 一臣 藤原 誠 檜井 保孝 | 岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 40 | 141 | 15Laps |
18 | 38 | ST-3 | 6 | 堀田 誠 阪口 良平 新田 守男 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS IS 350 | 50 | 141 | 15Laps |
19 | 19 | ST-TCR | 5 | ヒロボン YOSSY 松本 武士 奥村 浩一 | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 141 | 15Laps |
20 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 50 | 139 | 17Laps |
21 | 14 | ST-3 | 7 | 甲野 将哉 市森 友明 大原 学 山崎 学 | 岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | | 139 | 17Laps |
22 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 坪井 翔 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 138 | 18Laps |
23 | 884 | ST-4 | 2 | 平中 克幸 吉田 広樹 | 林テレンプ SHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 10 | 138 | 18Laps |
24 | 27 | ST-4 | 3 | 伊橋 勲 藤田 竜樹 山田 遼 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | | 136 | 20Laps |
25 | 28 | ST-4 | 4 | 東 徹次郎 DAISUKE 植田 正幸 森山 鉄也 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 135 | 21Laps |
26 | 17 | ST-2 | 2 | 谷川 達也 野上 達也 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 30 | 134 | 22Laps |
27 | 29 | ST-4 | 5 | 佐々木 雅弘 豊田 大輔 小倉 康宏 小山 美姫 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 5 | 133 | 23Laps |
28 | 13 | ST-4 | 6 | 小河 諒 高橋 翼 花里 祐弥 呉 良亮 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 15 | 131 | 25Laps |
29 | 18 | ST-4 | 7 | 浅野 武夫 井上 雅貴 芝 叔和 西村 和則 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | | 129 | 27Laps |
30 | 2 | ST-5 | 1 | 筒井 克彦 山西 康司 田中 勝輝 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 25 | 128 | 28Laps |
31 | 88 | ST-5 | 2 | 村上 博幸 雨宮 恵司 中根 邦憲 吉田 綜一郎 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 128 | 28Laps |
32 | *69 | ST-5 | 3 | 梅本 淳一 久保田 英夫 Razak Ifwat | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 127 | 29Laps |
33 | 66 | ST-5 | 4 | 橋本 陸 霜野 誠友 武地 孝幸 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | | 127 | 29Laps |
34 | 48 | ST-5 | 5 | 猪股 京介 大野 尊久 Takamori 博士 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 10 | 127 | 29Laps |
35 | 168 | ST-5 | 6 | 藤井 潤 窪田 俊浩 梅田 真祐 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | | 127 | 29Laps |
36 | *6 | ST-2 | 3 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 50 | 126 | 30Laps |
37 | 4 | ST-5 | 7 | 見並 秀文 太田 侑弥 カルロス 本田 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 125 | 31Laps |
38 | 50 | ST-5 | 8 | 岩岡 万梨恵 猪爪 杏奈 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 124 | 32Laps |
39 | 58 | ST-4 | 8 | 小林 康一 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | | 122 | 34Laps |
40 | 75 | ST-TCR | 6 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 清瀧 雄二 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 121 | 35Laps |
41 | *9 | ST-3 | 8 | JOE SHINDO 影山 正美 井上 恵一 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | | 120 | 36Laps |
42 | 7 | ST-2 | 4 | 八巻 渉 朝日 ターボ 岡崎 善衛 廣田 築 | GLocal☆新菱オートDXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 20 | 118 | 38Laps |
43 | 116 | ST-4 | 9 | 吉田 靖之 大塚 隆一郎 小串 康博 首藤 哲也 | Team221 with W.S.ENGINEERING Honda S2000 | 30 | 116 | 40Laps |
44 | 777 | ST-X | 8 | 星野 敏 荒 聖治 近藤 翼 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 40 | 114 | 42Laps |
45 | 37 | ST-5 | 9 | 関 豊 井尻 薫 大谷 飛雄 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 10 | 112 | 44Laps |
---- 以上規定周回数完走 ---- |
- | *96 | ST-TCR | - | 匠 吉田 基良 高木 真一 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 140 | 16Laps |
- | 45 | ST-TCR | - | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 131 | 25Laps |
- | 54 | ST-4 | - | 加藤 彰彬 堤 優威 平木 湧也 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 5 | 120 | 36Laps |
- | 26 | ST-4 | - | 松尾 充晃 吉岡 一成 東 貴史 横尾 優一 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | | 70 | 86Laps |
- Fastest Lap: CarNo.81 アレッシオ・ピカリエッロ(J-Fly Racing R8)1'50.806 (80/156) 151.855km/h
スーパー耐久シリーズ第4戦「TUKスーパー耐久レースinオートポリス」は15日、決勝レースをにらんだウォームアップ走行を、ST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がトップタイムを記録した。
オートポリスは朝から快晴。強い日差しが照りつけるが、阿蘇の高原を吹き渡る風は涼しく、体感温度は昨日より幾分低く感じられる。午前8時30分より15分間のウォームアップ走行が行われた。
ST-Xクラスはポールシッターの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がトップタイム。決勝に向け仕上がりはよさそうだ。
ST-TCRクラスもポールシッターの飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂組(FLORAL CIVIC TCR)がトップタイム。ST-1クラスの星野辰也/織戸学/浜健二組(D'station Porsche cup)は走行を見送った。
ST-2クラスはポールシッターの冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)が、ST-3クラスは予選2位の嵯峨宏紀/山下健太/宮田莉朋組(DENSO Le Beausset RC350)が、ST-4クラスは予選2位の平中克幸/吉田広樹組(林テレンプ SHADE RACING 86)が、ST-5クラスは予選2位の関豊/井尻薫/大谷飛雄組(DXLワコーズNOPROデミオSKY-D)がそれぞれトップタイムを記録している。
決勝はこの後、午前11時35分より5時間レースとして争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
TKUスーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2018/07/15) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 4 オートポリス 4.674km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 藤井 誠暢 平峰 一貴 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 30 | 1'50.759 | - | 151.919 |
2 | 777 | ST-X | 2 | 星野 敏 荒 聖治 近藤 翼 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 40 | 1'51.524 | 0.765 | 150.877 |
3 | 82 | ST-X | 3 | アレックス・オー ショーン・トン アレックス・ユーン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'51.572 | 0.813 | 150.812 |
4 | 81 | ST-X | 4 | ジェフリー・リー アンドレ・クート Alessio Plcariello | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 10 | 1'51.641 | 0.882 | 150.719 |
5 | 83 | ST-X | 5 | Lim Keong Wee 川端 伸太朗 メルビン・モー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'51.929 | 1.170 | 150.331 |
6 | 3 | ST-X | 6 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 銘苅 翼 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'52.158 | 1.399 | 150.024 |
7 | 112 | ST-X | 7 | 佐藤 敦 山下 亮生 久保 宣夫 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | | 1'55.119 | 4.360 | 146.165 |
8 | 98 | ST-TCR | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 | FLORAL CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'00.033 | 9.274 | 140.181 |
9 | 45 | ST-TCR | 2 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'01.798 | 11.039 | 138.150 |
10 | 97 | ST-TCR | 3 | 植松 忠雄 中野 信治 大津 弘樹 小林 崇志 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 65 | 2'01.912 | 11.153 | 138.021 |
11 | 75 | ST-TCR | 4 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 清瀧 雄二 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'02.370 | 11.611 | 137.504 |
12 | 65 | ST-TCR | 5 | 今村 大輔 加藤 正将 石澤 浩紀 | L&JR Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'02.466 | 11.707 | 137.397 |
13 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 50 | 2'03.218 | 12.459 | 136.558 |
14 | 62 | ST-3 | 1 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 宮田 莉朋 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 35 | 2'03.740 | 12.981 | 135.982 |
15 | 68 | ST-3 | 2 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 25 | 2'04.880 | 14.121 | 134.741 |
16 | 10 | ST-TCR | 6 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 15 | 2'04.983 | 14.224 | 134.630 |
17 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 50 | 2'05.017 | 14.258 | 134.593 |
18 | 15 | ST-3 | 3 | 長島 正明 小松 一臣 藤原 誠 檜井 保孝 | 岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 40 | 2'05.310 | 14.551 | 134.278 |
19 | 38 | ST-3 | 4 | 堀田 誠 阪口 良平 新田 守男 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS IS 350 | 50 | 2'06.261 | 15.502 | 133.267 |
20 | 884 | ST-4 | 1 | 平中 克幸 吉田 広樹 | 林テレンプ SHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 10 | 2'07.123 | 16.364 | 132.363 |
21 | 19 | ST-TCR | 7 | ヒロボン YOSSY 松本 武士 奥村 浩一 | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'07.346 | 16.587 | 132.131 |
22 | 86 | ST-4 | 2 | 松井 孝允 坪井 翔 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'07.494 | 16.735 | 131.978 |
23 | 29 | ST-4 | 3 | 佐々木 雅弘 豊田 大輔 小倉 康宏 小山 美姫 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 5 | 2'07.820 | 17.061 | 131.641 |
24 | 28 | ST-4 | 4 | 東 徹次郎 DAISUKE 植田 正幸 森山 鉄也 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'08.377 | 17.618 | 131.070 |
25 | 7 | ST-2 | 3 | 八巻 渉 朝日 ターボ 岡崎 善衛 廣田 築 | GLocal☆新菱オートDXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 20 | 2'09.042 | 18.283 | 130.395 |
26 | 17 | ST-2 | 4 | 谷川 達也 野上 達也 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 30 | 2'09.162 | 18.403 | 130.274 |
27 | 27 | ST-4 | 5 | 伊橋 勲 藤田 竜樹 山田 遼 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | | 2'09.167 | 18.408 | 130.269 |
28 | 54 | ST-4 | 6 | 加藤 彰彬 堤 優威 平木 湧也 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 5 | 2'10.332 | 19.573 | 129.104 |
29 | 58 | ST-4 | 7 | 小林 康一 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | | 2'10.451 | 19.692 | 128.986 |
30 | 18 | ST-4 | 8 | 浅野 武夫 井上 雅貴 芝 叔和 西村 和則 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | | 2'10.955 | 20.196 | 128.490 |
31 | 13 | ST-4 | 9 | 小河 諒 高橋 翼 花里 祐弥 呉 良亮 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 15 | 2'11.356 | 20.597 | 128.098 |
32 | 14 | ST-3 | 5 | 甲野 将哉 市森 友明 大原 学 山崎 学 | 岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'11.529 | 20.770 | 127.929 |
33 | 96 | ST-TCR | 8 | 匠 吉田 基良 高木 真一 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'11.870 | 21.111 | 127.598 |
34 | 26 | ST-4 | 10 | 松尾 充晃 吉岡 一成 東 貴史 横尾 優一 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | | 2'12.307 | 21.548 | 127.177 |
35 | 9 | ST-3 | 6 | JOE SHINDO 影山 正美 井上 恵一 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | | 2'12.968 | 22.209 | 126.545 |
36 | 39 | ST-3 | 7 | 手塚 祐弥 下垣 和也 前嶋 秀司 近藤 説秀 | ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'14.256 | 23.497 | 125.331 |
37 | 37 | ST-5 | 1 | 関 豊 井尻 薫 大谷 飛雄 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 10 | 2'16.146 | 25.387 | 123.591 |
38 | 2 | ST-5 | 2 | 筒井 克彦 山西 康司 田中 勝輝 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 25 | 2'16.523 | 25.764 | 123.250 |
39 | 88 | ST-5 | 3 | 村上 博幸 雨宮 恵司 中根 邦憲 吉田 綜一郎 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 2'17.160 | 26.401 | 122.677 |
40 | 48 | ST-5 | 4 | 猪股 京介 大野 尊久 Takamori 博士 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 10 | 2'17.276 | 26.517 | 122.574 |
41 | 50 | ST-5 | 5 | 岩岡 万梨恵 猪爪 杏奈 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'18.040 | 27.281 | 121.895 |
42 | 4 | ST-5 | 6 | 見並 秀文 太田 侑弥 カルロス 本田 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'18.513 | 27.754 | 121.479 |
43 | 168 | ST-5 | 7 | 藤井 潤 窪田 俊浩 梅田 真祐 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | | 2'20.062 | 29.303 | 120.135 |
44 | 66 | ST-5 | 8 | 橋本 陸 霜野 誠友 武地 孝幸 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | | 2'20.686 | 29.927 | 119.603 |
45 | 69 | ST-5 | 9 | 梅本 淳一 久保田 英夫 Razak Ifwat | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'23.409 | 32.650 | 117.332 |
46 | 116 | ST-4 | 11 | 吉田 靖之 大塚 隆一郎 小串 康博 首藤 哲也 | Team221 with W.S.ENGINEERING Honda S2000 | 30 | 3'29.276 | 1'38.517 | 80.403 |
スーパー耐久シリーズ第4戦「TUKスーパー耐久レースinオートポリス」は14日、公式予選を行い、ST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が総合のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後1時45分より始まった。上空には薄雲が広がってきたが相変わらず蒸し暑い。第2グループ(ST-4、ST-5クラス)が20分、第1グループ(ST-TCR、ST-2、ST3クラス)が15分、Xグループ(ST-X、ST-1クラス)が10分で、Aグループ、Bグループとも行われ、合算タイムで明日決勝のグリッドが決定する。
ST-Xクラスは、スリーボンド日産自動車大学校GT-RのAドライバー内田優大が2位を0秒5強離しトップに立つと、Bドライバーの藤井誠暢が5位にとどまったものの、合算タイムで3'38.833となり総合でのポールポジションを決めた。2位にはAドライバーYUKE TANIGUCHI、Bドライバー山内英輝とも3位と安定して上位に付けたENDLESS GT-Rが、3位にはAドライバーのLim Keong Weeが7位と低迷したもののBドライバーの川端伸太朗が2位を0秒5強離す健闘でトップに付けたPhoenix Racing Asia R8が入った。
ST-TCRクラスは、Bドライバー予選でレコードラッシュとなった。Aドライバーの飯田太陽が3位に付け、Bドライバーの加藤寛規がコースレコードを大幅に上回るタイムでトップに立ったFLORAL CIVIC TCRがポールポジション。2位にはAドライバーのフィリップ・デベサが4位、Bドライバーの密山祥吾がレコードタイムで2位に入ったRacingline PERFORMANCE GOLF TCRが付け、3位にはAドライバー今村大輔がトップタイム、Bドライバー加藤正将が5位のL&JR Mars Audi RS3 LMSが入った。
ST-1クラスは、1台参加の星野辰也/織戸学組(D'station Porsche cup)が総合でも9位に付けポールポジションを獲得した。
ST-2クラスは、Aドライバーの冨桝朋広が2位、Bドライバーの菊地靖がトップに立った新菱オート☆DIXCELエボⅩがポールポジションを獲得。2位にはAドライバーの八巻渉がトップ、Bドライバーの朝日ターボが2位に付けたGLocal☆新菱オートDXLエボXが、3位には大澤学/後藤比東至組のDAMD MOTUL ED WRX STIが入った。
ST-3クラスは、Aドライバーの甲野将哉、Bドライバーの市森友明ともトップタイムの岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34が文句なしのポールポジション。2位には嵯峨宏紀/山下健太組のDENSO Le Beausset RC350が、3位には服部尚貴/脇阪薫一組の埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXが入った。
ST-4クラスは、Aドライバーの松井孝允、Bドライバーの坪井翔ともトップタイムのTOM'S SPIRIT 86が文句なしの開幕からの全戦ポールポジション。2位には平中克幸/吉田広樹組の林テレンプ SHADE RACING 86が付け、3位には小河諒/高橋翼組のENDLESS 86が入った。
ST-5クラスは、Aドライバーの筒井克彦、Bドライバーの山西康司ともトップタイムのTEAM221ロードスターがこのクラスも文句なしのポールポジション。2位には関豊/井尻薫組のDXLワコーズNOPROデミオSKY-Dが入り、3位は岩岡万梨恵/猪爪杏奈組のLOVE DRIVE RACINGロードスターとマツダ車がトップ3を独占した。
決勝は明日15日、午前11時35分より5時間レースとして争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
TKUスーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2018/07/14) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 4 オートポリス 4.674km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | WH | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 30 | 1'49.717 1'49.116 | 3'38.833 | - |
2 | 3 | ST-X | 2 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'50.386 1'48.628 | 3'39.014 | 0.181 |
3 | 83 | ST-X | 3 | Lim Keong Wee 川端 伸太朗 | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'51.429 1'47.851 | 3'39.280 | 0.447 |
4 | 81 | ST-X | 4 | ジェフリー・リー アンドレ・クート | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 10 | 1'51.250 1'48.355 | 3'39.605 | 0.772 |
5 | 777 | ST-X | 5 | 星野 敏 荒 聖治 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 40 | 1'50.258 1'49.662 | 3'39.920 | 1.087 |
6 | 82 | ST-X | 6 | アレックス・オー ショーン・トン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'51.404 1'49.019 | 3'40.423 | 1.590 |
7 | 99 | ST-X | 7 | 浜野 彰彦 星野 一樹 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'51.266 1'49.399 | 3'40.665 | 1.832 |
8 | 112 | ST-X | 8 | 佐藤 敦 山下 亮生 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | | 1'51.492 1'49.724 | 3'41.216 | 2.383 |
9 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 80 | 1'57.094 1'54.033 | 3'51.127 | 12.294 |
10 | 98 | ST-TCR | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 | FLORAL CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'00.858 R1'57.982 | 3'58.840 | 20.007 |
11 | 10 | ST-TCR | 2 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 15 | 2'00.904 R1'58.781 | 3'59.685 | 20.852 |
12 | 65 | ST-TCR | 3 | 今村 大輔 加藤 正将 | L&JR Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'00.185 1'59.796 | 3'59.981 | 21.148 |
13 | 75 | ST-TCR | 4 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'00.795 1'59.864 | 4'00.659 | 21.826 |
14 | 45 | ST-TCR | 5 | 竹田 直人 白坂 卓也 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'01.101 1'59.588 | 4'00.689 | 21.856 |
15 | 97 | ST-TCR | 6 | 植松 忠雄 中野 信治 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 65 | 2'01.585 R1'59.277 | 4'00.862 | 22.029 |
16 | 19 | ST-TCR | 7 | ヒロボン YOSSY | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'01.712 2'00.116 | 4'01.828 | 22.995 |
17 | 96 | ST-TCR | 8 | 匠 吉田 基良 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'01.042 2'02.053 | 4'03.095 | 24.262 |
18 | 14 | ST-3 | 1 | 甲野 将哉 市森 友明 | 岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'02.064 2'01.814 | 4'03.878 | 25.045 |
19 | 62 | ST-3 | 2 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 35 | 2'03.464 2'02.228 | 4'05.692 | 26.859 |
20 | 68 | ST-3 | 3 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 25 | 2'03.291 2'02.497 | 4'05.788 | 26.955 |
21 | 34 | ST-3 | 4 | 加納 政樹 松原 怜史 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'03.423 2'02.383 | 4'05.806 | 26.973 |
22 | 39 | ST-3 | 5 | 手塚 祐弥 下垣 和也 | ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'02.511 2'03.655 | 4'06.166 | 27.333 |
23 | 15 | ST-3 | 6 | 長島 正明 小松 一臣 | 岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 40 | 2'04.184 2'02.229 | 4'06.413 | 27.580 |
24 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 50 | 2'04.266 2'02.268 | 4'06.534 | 27.701 |
25 | 38 | ST-3 | 7 | 堀田 誠 阪口 良平 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS IS 350 | 50 | 2'04.844 2'02.198 | 4'07.042 | 28.209 |
26 | 7 | ST-2 | 2 | 八巻 渉 朝日 ターボ | GLocal☆新菱オートDXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 20 | 2'04.253 2'02.941 | 4'07.194 | 28.361 |
27 | 59 | ST-2 | 3 | 大澤 学 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 50 | 2'04.566 2'03.292 | 4'07.858 | 29.025 |
28 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 坪井 翔 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'06.677 2'05.283 | 4'11.960 | 33.127 |
29 | 9 | ST-3 | 8 | JOE SHINDO 影山 正美 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | | 2'08.267 2'04.802 | 4'13.069 | 34.236 |
30 | 884 | ST-4 | 2 | 平中 克幸 吉田 広樹 | 林テレンプ SHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 10 | 2'07.191 2'06.326 | 4'13.517 | 34.684 |
31 | 13 | ST-4 | 3 | 小河 諒 高橋 翼 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 15 | 2'07.831 2'06.029 | 4'13.860 | 35.027 |
32 | 54 | ST-4 | 4 | 加藤 彰彬 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 5 | 2'07.773 2'06.123 | 4'13.896 | 35.063 |
33 | 17 | ST-2 | 4 | 谷川 達也 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 30 | 2'06.759 2'07.470 | 4'14.229 | 35.396 |
34 | 27 | ST-4 | 5 | 伊橋 勲 藤田 竜樹 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | | 2'08.489 2'06.506 | 4'14.995 | 36.162 |
35 | 58 | ST-4 | 6 | 小林 康一 塩谷 烈州 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | | 2'08.844 2'07.531 | 4'16.375 | 37.542 |
36 | 116 | ST-4 | 7 | 吉田 靖之 大塚 隆一郎 | Team221 with W.S.ENGINEERING Honda S2000 | 30 | 2'09.357 2'07.462 | 4'16.819 | 37.986 |
37 | 29 | ST-4 | 8 | 佐々木 雅弘 豊田 大輔 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 5 | 2'07.248 2'10.103 | 4'17.351 | 38.518 |
38 | 28 | ST-4 | 9 | 東 徹次郎 DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'08.195 2'09.211 | 4'17.406 | 38.573 |
39 | 18 | ST-4 | 10 | 浅野 武夫 井上 雅貴 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | | 2'09.972 2'07.461 | 4'17.433 | 38.600 |
40 | 26 | ST-4 | 11 | 松尾 充晃 吉岡 一成 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | | 2'14.922 2'14.189 | 4'29.111 | 50.278 |
41 | 2 | ST-5 | 1 | 筒井 克彦 山西 康司 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 25 | 2'16.870 2'15.239 | 4'32.109 | 53.276 |
42 | 37 | ST-5 | 2 | 関 豊 井尻 薫 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 10 | 2'16.926 2'15.957 | 4'32.883 | 54.050 |
43 | 50 | ST-5 | 3 | 岩岡 万梨恵 猪爪 杏奈 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'17.605 2'15.643 | 4'33.248 | 54.415 |
44 | 69 | ST-5 | 4 | 梅本 淳一 久保田 英夫 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'18.008 2'15.324 | 4'33.332 | 54.499 |
45 | 66 | ST-5 | 5 | 橋本 陸 霜野 誠友 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | | 2'16.989 2'16.894 | 4'33.883 | 55.050 |
46 | 48 | ST-5 | 6 | 猪股 京介 大野 尊久 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 10 | 2'17.574 2'16.656 | 4'34.230 | 55.397 |
47 | 88 | ST-5 | 7 | 村上 博幸 雨宮 恵司 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 2'17.210 2'17.103 | 4'34.313 | 55.480 |
48 | 4 | ST-5 | 8 | 見並 秀文 太田 侑弥 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'18.425 2'16.180 | 4'34.605 | 55.772 |
49 | 168 | ST-5 | 9 | 藤井 潤 窪田 俊浩 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | | 2'18.815 2'15.842 | 4'34.657 | 55.824 |
- | 244 | ST-X | - | GoMax 田中 哲也 | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | | 1'52.274 no time | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(ST-TCR: 1'59.387)を更新しました。
TKUスーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2018/07/14) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 4 オートポリス 4.674km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
1 | 83 | ST-X | 1 | 川端 伸太朗 | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'47.851 | - | 156.015 |
2 | 81 | ST-X | 2 | アンドレ・クート | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 10 | 1'48.355 | 0.504 | 155.290 |
3 | 3 | ST-X | 3 | 山内 英輝 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'48.628 | 0.777 | 154.899 |
4 | 82 | ST-X | 4 | ショーン・トン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'49.019 | 1.168 | 154.344 |
5 | 24 | ST-X | 5 | 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 30 | 1'49.116 | 1.265 | 154.207 |
6 | 99 | ST-X | 6 | 星野 一樹 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'49.399 | 1.548 | 153.808 |
7 | 777 | ST-X | 7 | 荒 聖治 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 40 | 1'49.662 | 1.811 | 153.439 |
8 | 112 | ST-X | 8 | 山下 亮生 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | | 1'49.724 | 1.873 | 153.352 |
9 | 47 | ST-1 | 1 | 織戸 学 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 80 | 1'54.033 | 6.182 | 147.557 |
10 | 98 | ST-TCR | 1 | 加藤 寛規 | FLORAL CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | R1'57.982 | 10.131 | 142.618 |
11 | 10 | ST-TCR | 2 | 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 15 | R1'58.781 | 10.930 | 141.659 |
12 | 97 | ST-TCR | 3 | 中野 信治 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 65 | R1'59.277 | 11.426 | 141.070 |
13 | 45 | ST-TCR | 4 | 白坂 卓也 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 1'59.588 | 11.737 | 140.703 |
14 | 65 | ST-TCR | 5 | 加藤 正将 | L&JR Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 1'59.796 | 11.945 | 140.459 |
15 | 75 | ST-TCR | 6 | 蘇武 喜和 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 1'59.864 | 12.013 | 140.379 |
16 | 19 | ST-TCR | 7 | YOSSY | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'00.116 | 12.265 | 140.085 |
17 | 14 | ST-3 | 1 | 市森 友明 | 岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'01.814 | 13.963 | 138.132 |
18 | 96 | ST-TCR | 8 | 吉田 基良 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'02.053 | 14.202 | 137.861 |
19 | 38 | ST-3 | 2 | 阪口 良平 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS IS 350 | 50 | 2'02.198 | 14.347 | 137.698 |
20 | 62 | ST-3 | 3 | 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 35 | 2'02.228 | 14.377 | 137.664 |
21 | 15 | ST-3 | 4 | 小松 一臣 | 岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 40 | 2'02.229 | 14.378 | 137.663 |
22 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 50 | 2'02.268 | 14.417 | 137.619 |
23 | 34 | ST-3 | 5 | 松原 怜史 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'02.383 | 14.532 | 137.490 |
24 | 68 | ST-3 | 6 | 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 25 | 2'02.497 | 14.646 | 137.362 |
25 | 7 | ST-2 | 2 | 朝日 ターボ | GLocal☆新菱オートDXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 20 | 2'02.941 | 15.090 | 136.866 |
26 | 59 | ST-2 | 3 | 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 50 | 2'03.292 | 15.441 | 136.476 |
27 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 | ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'03.655 | 15.804 | 136.075 |
28 | 9 | ST-3 | 8 | 影山 正美 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | | 2'04.802 | 16.951 | 134.825 |
29 | 86 | ST-4 | 1 | 坪井 翔 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'05.283 | 17.432 | 134.307 |
30 | 13 | ST-4 | 2 | 高橋 翼 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 15 | 2'06.029 | 18.178 | 133.512 |
31 | 54 | ST-4 | 3 | 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 5 | 2'06.123 | 18.272 | 133.413 |
32 | 884 | ST-4 | 4 | 吉田 広樹 | 林テレンプ SHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 10 | 2'06.326 | 18.475 | 133.198 |
33 | 27 | ST-4 | 5 | 藤田 竜樹 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | | 2'06.506 | 18.655 | 133.009 |
34 | 18 | ST-4 | 6 | 井上 雅貴 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | | 2'07.461 | 19.610 | 132.012 |
35 | 116 | ST-4 | 7 | 大塚 隆一郎 | Team221 with W.S.ENGINEERING Honda S2000 | 30 | 2'07.462 | 19.611 | 132.011 |
36 | 17 | ST-2 | 4 | 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 30 | 2'07.470 | 19.619 | 132.003 |
37 | 58 | ST-4 | 8 | 塩谷 烈州 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | | 2'07.531 | 19.680 | 131.940 |
38 | 28 | ST-4 | 9 | DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'09.211 | 21.360 | 130.224 |
39 | 29 | ST-4 | 10 | 豊田 大輔 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 5 | 2'10.103 | 22.252 | 129.331 |
40 | 26 | ST-4 | 11 | 吉岡 一成 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | | 2'14.189 | 26.338 | 125.393 |
41 | 2 | ST-5 | 1 | 山西 康司 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 25 | 2'15.239 | 27.388 | 124.420 |
42 | 69 | ST-5 | 2 | 久保田 英夫 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'15.324 | 27.473 | 124.342 |
43 | 50 | ST-5 | 3 | 猪爪 杏奈 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'15.643 | 27.792 | 124.049 |
44 | 168 | ST-5 | 4 | 窪田 俊浩 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | | 2'15.842 | 27.991 | 123.867 |
45 | 37 | ST-5 | 5 | 井尻 薫 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 10 | 2'15.957 | 28.106 | 123.763 |
46 | 4 | ST-5 | 6 | 太田 侑弥 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'16.180 | 28.329 | 123.560 |
47 | 48 | ST-5 | 7 | 大野 尊久 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 10 | 2'16.656 | 28.805 | 123.130 |
48 | 66 | ST-5 | 8 | 霜野 誠友 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | | 2'16.894 | 29.043 | 122.916 |
49 | 88 | ST-5 | 9 | 雨宮 恵司 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 2'17.103 | 29.252 | 122.728 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(ST-TCR: 1'59.387)を更新しました。
TKUスーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2018/07/14) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 4 オートポリス 4.674km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 30 | 1'49.717 | - | 153.362 |
2 | 777 | ST-X | 2 | 星野 敏 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 40 | 1'50.258 | 0.541 | 152.609 |
3 | 3 | ST-X | 3 | ユーク・タニグチ | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'50.386 | 0.669 | 152.432 |
4 | 81 | ST-X | 4 | ジェフリー・リー | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 10 | 1'51.250 | 1.533 | 151.249 |
5 | 99 | ST-X | 5 | 浜野 彰彦 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'51.266 | 1.549 | 151.227 |
6 | 82 | ST-X | 6 | アレックス・オー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'51.404 | 1.687 | 151.039 |
7 | 83 | ST-X | 7 | Lim Keong Wee | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'51.429 | 1.712 | 151.006 |
8 | 112 | ST-X | 8 | 佐藤 敦 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | | 1'51.492 | 1.775 | 150.920 |
9 | 244 | ST-X | 9 | GoMax | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | | 1'52.274 | 2.557 | 149.869 |
10 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 80 | 1'57.094 | 7.377 | 143.700 |
11 | 65 | ST-TCR | 1 | 今村 大輔 | L&JR Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'00.185 | 10.468 | 140.004 |
12 | 75 | ST-TCR | 2 | 塚田 利郎 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'00.795 | 11.078 | 139.297 |
13 | 98 | ST-TCR | 3 | 飯田 太陽 | FLORAL CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'00.858 | 11.141 | 139.225 |
14 | 10 | ST-TCR | 4 | フィリップ・デベサ | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 15 | 2'00.904 | 11.187 | 139.172 |
15 | 96 | ST-TCR | 5 | 匠 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'01.042 | 11.325 | 139.013 |
16 | 45 | ST-TCR | 6 | 竹田 直人 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'01.101 | 11.384 | 138.945 |
17 | 97 | ST-TCR | 7 | 植松 忠雄 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 65 | 2'01.585 | 11.868 | 138.392 |
18 | 19 | ST-TCR | 8 | ヒロボン | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'01.712 | 11.995 | 138.248 |
19 | 14 | ST-3 | 1 | 甲野 将哉 | 岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'02.064 | 12.347 | 137.849 |
20 | 39 | ST-3 | 2 | 手塚 祐弥 | ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'02.511 | 12.794 | 137.346 |
21 | 68 | ST-3 | 3 | 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 25 | 2'03.291 | 13.574 | 136.477 |
22 | 34 | ST-3 | 4 | 加納 政樹 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'03.423 | 13.706 | 136.331 |
23 | 62 | ST-3 | 5 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 35 | 2'03.464 | 13.747 | 136.286 |
24 | 15 | ST-3 | 6 | 長島 正明 | 岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 40 | 2'04.184 | 14.467 | 135.496 |
25 | 7 | ST-2 | 1 | 八巻 渉 | GLocal☆新菱オートDXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 20 | 2'04.253 | 14.536 | 135.420 |
26 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 50 | 2'04.266 | 14.549 | 135.406 |
27 | 59 | ST-2 | 3 | 大澤 学 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 50 | 2'04.566 | 14.849 | 135.080 |
28 | 38 | ST-3 | 7 | 堀田 誠 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS IS 350 | 50 | 2'04.844 | 15.127 | 134.779 |
29 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'06.677 | 16.960 | 132.829 |
30 | 17 | ST-2 | 4 | 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 30 | 2'06.759 | 17.042 | 132.743 |
31 | 884 | ST-4 | 2 | 平中 克幸 | 林テレンプ SHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 10 | 2'07.191 | 17.474 | 132.292 |
32 | 29 | ST-4 | 3 | 佐々木 雅弘 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 5 | 2'07.248 | 17.531 | 132.233 |
33 | 54 | ST-4 | 4 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 5 | 2'07.773 | 18.056 | 131.690 |
34 | 13 | ST-4 | 5 | 小河 諒 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 15 | 2'07.831 | 18.114 | 131.630 |
35 | 28 | ST-4 | 6 | 東 徹次郎 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'08.195 | 18.478 | 131.256 |
36 | 9 | ST-3 | 8 | JOE SHINDO | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | | 2'08.267 | 18.550 | 131.183 |
37 | 27 | ST-4 | 7 | 伊橋 勲 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | | 2'08.489 | 18.772 | 130.956 |
38 | 58 | ST-4 | 8 | 小林 康一 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | | 2'08.844 | 19.127 | 130.595 |
39 | 116 | ST-4 | 9 | 吉田 靖之 | Team221 with W.S.ENGINEERING Honda S2000 | 30 | 2'09.357 | 19.640 | 130.077 |
40 | 18 | ST-4 | 10 | 浅野 武夫 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | | 2'09.972 | 20.255 | 129.462 |
41 | 26 | ST-4 | 11 | 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | | 2'14.922 | 25.205 | 124.712 |
42 | 2 | ST-5 | 1 | 筒井 克彦 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 25 | 2'16.870 | 27.153 | 122.937 |
43 | 37 | ST-5 | 2 | 関 豊 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 10 | 2'16.926 | 27.209 | 122.887 |
44 | 66 | ST-5 | 3 | 橋本 陸 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | | 2'16.989 | 27.272 | 122.830 |
45 | 88 | ST-5 | 4 | 村上 博幸 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 2'17.210 | 27.493 | 122.632 |
46 | 48 | ST-5 | 5 | 猪股 京介 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 10 | 2'17.574 | 27.857 | 122.308 |
47 | 50 | ST-5 | 6 | 岩岡 万梨恵 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'17.605 | 27.888 | 122.280 |
48 | 69 | ST-5 | 7 | 梅本 淳一 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'18.008 | 28.291 | 121.923 |
49 | 4 | ST-5 | 8 | 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'18.425 | 28.708 | 121.556 |
50 | 168 | ST-5 | 9 | 藤井 潤 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | | 2'18.815 | 29.098 | 121.215 |
スーパー耐久シリーズ第4戦「TUKスーパー耐久レースinオートポリス」は14日、予選前のフリー走行を行い、ST-XクラスのPhoenix Racing Asia R8が総合のトップタイムを記録した。
九州から東海にかけて甚大な被害をもたらせた集中豪雨だったが、ここ大分県のオートポリスに被害はなく、アクセスも問題がなかったため予定通りレースは開催されることとなった。九州地方は朝から猛暑に見舞われ、この高地のサーキットも時折涼しい風は吹くものの暑い中で午前10時30分より1時間のフリー走行が行われた。
総合のトップタイムはST-XのPhoenix Racing Asia R8がマーク。ST-TCRクラスはFLORAL CIVIC TCRが、ST-1クラスはD'station Porsche cupが、ST-2クラスは新菱オート☆DIXCELエボⅩが、ST-3クラスは岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34が、ST-4クラスはTOM'S SPIRIT 86が、ST-5クラスは村上モータースMAZDAロードスターがトップタイムを記録した。
多くのチームはユーズドタイヤでで走行を行い、順位はあくまで参考だ。この後、午後1時45分より公式予選が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
TKUスーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2018/07/14) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 4 オートポリス 4.674km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 83 | ST-X | 1 | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'50.045 | - | - | 152.905 |
2 | 81 | ST-X | 2 | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 10 | 1'50.307 | 0.262 | 0.262 | 152.542 |
3 | 777 | ST-X | 3 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 40 | 1'51.248 | 1.203 | 0.941 | 151.251 |
4 | 99 | ST-X | 4 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'51.456 | 1.411 | 0.208 | 150.969 |
5 | 24 | ST-X | 5 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 30 | 1'51.593 | 1.548 | 0.137 | 150.784 |
6 | 244 | ST-X | 6 | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | | 1'51.647 | 1.602 | 0.054 | 150.711 |
7 | 82 | ST-X | 7 | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 20 | 1'51.674 | 1.629 | 0.027 | 150.674 |
8 | 112 | ST-X | 8 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | | 1'52.029 | 1.984 | 0.355 | 150.197 |
9 | 3 | ST-X | 9 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'52.355 | 2.310 | 0.326 | 149.761 |
10 | 47 | ST-1 | 1 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 80 | 1'54.861 | 4.816 | 2.506 | 146.494 |
11 | 98 | ST-TCR | 1 | FLORAL CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 1'58.773 | 8.728 | 3.912 | 141.669 |
12 | 75 | ST-TCR | 2 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'00.376 | 10.331 | 1.603 | 139.782 |
13 | 97 | ST-TCR | 3 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 65 | 2'00.541 | 10.496 | 0.165 | 139.591 |
14 | 96 | ST-TCR | 4 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | | 2'00.888 | 10.843 | 0.347 | 139.190 |
15 | 65 | ST-TCR | 5 | L&JR Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'00.975 | 10.930 | 0.087 | 139.090 |
16 | 10 | ST-TCR | 6 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 15 | 2'01.579 | 11.534 | 0.604 | 138.399 |
17 | 45 | ST-TCR | 7 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 10 | 2'01.764 | 11.719 | 0.185 | 138.189 |
18 | 14 | ST-3 | 1 | 岡部自動車MBFネットワークスT-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'02.689 | 12.644 | 0.925 | 137.147 |
19 | 68 | ST-3 | 2 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 25 | 2'03.424 | 13.379 | 0.735 | 136.330 |
20 | 15 | ST-3 | 3 | 岡部自動車GO&FUN T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 40 | 2'03.752 | 13.707 | 0.328 | 135.969 |
21 | 19 | ST-TCR | 8 | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 25 | 2'03.787 | 13.742 | 0.035 | 135.930 |
22 | 38 | ST-3 | 4 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS IS 350 | 50 | 2'04.136 | 14.091 | 0.349 | 135.548 |
23 | 62 | ST-3 | 5 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 35 | 2'04.178 | 14.133 | 0.042 | 135.502 |
24 | 34 | ST-3 | 6 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'04.256 | 14.211 | 0.078 | 135.417 |
25 | 6 | ST-2 | 1 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 50 | 2'04.616 | 14.571 | 0.360 | 135.026 |
26 | 59 | ST-2 | 2 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 50 | 2'04.654 | 14.609 | 0.038 | 134.985 |
27 | 7 | ST-2 | 3 | GLocal☆新菱オートDXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 20 | 2'05.220 | 15.175 | 0.566 | 134.375 |
28 | 86 | ST-4 | 1 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'06.477 | 16.432 | 1.257 | 133.039 |
29 | 29 | ST-4 | 2 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 5 | 2'06.774 | 16.729 | 0.297 | 132.728 |
30 | 39 | ST-3 | 7 | ADVICS TRACY RC 350 TWS DPS TOYOTA LEXUS RC 350 | | 2'06.852 | 16.807 | 0.078 | 132.646 |
31 | 13 | ST-4 | 3 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 15 | 2'07.354 | 17.309 | 0.502 | 132.123 |
32 | 9 | ST-3 | 8 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | | 2'07.831 | 17.786 | 0.477 | 131.630 |
33 | 884 | ST-4 | 4 | 林テレンプ SHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 10 | 2'07.914 | 17.869 | 0.083 | 131.545 |
34 | 27 | ST-4 | 5 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | | 2'08.632 | 18.587 | 0.718 | 130.810 |
35 | 28 | ST-4 | 6 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'08.655 | 18.610 | 0.023 | 130.787 |
36 | 58 | ST-4 | 7 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | | 2'08.672 | 18.627 | 0.017 | 130.770 |
37 | 18 | ST-4 | 8 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | | 2'08.752 | 18.707 | 0.080 | 130.688 |
38 | 54 | ST-4 | 9 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 5 | 2'09.267 | 19.222 | 0.515 | 130.168 |
39 | 17 | ST-2 | 4 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 30 | 2'10.442 | 20.397 | 1.175 | 128.995 |
40 | 116 | ST-4 | 10 | Team221 with W.S.ENGINEERING Honda S2000 | 30 | 2'13.462 | 23.417 | 3.020 | 126.076 |
41 | 26 | ST-4 | 11 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | | 2'15.860 | 25.815 | 2.398 | 123.851 |
42 | 88 | ST-5 | 1 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 2'16.441 | 26.396 | 0.581 | 123.324 |
43 | 2 | ST-5 | 2 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 25 | 2'17.476 | 27.431 | 1.035 | 122.395 |
44 | 37 | ST-5 | 3 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 10 | 2'17.816 | 27.771 | 0.340 | 122.093 |
45 | 50 | ST-5 | 4 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'18.062 | 28.017 | 0.246 | 121.876 |
46 | 69 | ST-5 | 5 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'18.873 | 28.828 | 0.811 | 121.164 |
47 | 4 | ST-5 | 6 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 5 | 2'19.159 | 29.114 | 0.286 | 120.915 |
48 | 66 | ST-5 | 7 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | | 2'19.168 | 29.123 | 0.009 | 120.907 |
49 | 168 | ST-5 | 8 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | | 2'20.234 | 30.189 | 1.066 | 119.988 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
7月8日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が、静岡県・富士スピードウェイで行われ、ポールポジションスタートの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)が、#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)の追撃を振り切って初優勝。チャンピオン争いでもリーダーの#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)に1ポイント差に迫った。(観客:7月7日(土)10,600人/8日(日)20,800人)
心配された天候も落ち着き、曇り空ながらドライコンディションでスタートを迎えることになった決勝。勝敗を左右すると思われたタイヤ選択は、グリッドに並んだ19台中ソフト8台、ミディアム11台という構図となり、これが序盤のレース展開に大きく影響することになった。
スタートでは4番グリッドの#16山本が遅れ、代わって#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)がジャンプアップ。1周目を終えた順位は、#3キャシディ、#1石浦、#19関口、#16山本、#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)、#6松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14)。この上位6台はすべてソフトタイヤユーザー。予選10位から順位を上げた#6松下はグリッド前方にいたミディアムタイヤユーザー4台を1周の間にすべて抜き去っていた。
それほど序盤のソフトとミディアムタイヤの差は大きく、ミディアムユーザーは序盤でのピットインを強いられ、残る40周以上をソフトタイヤで走らざるを得なくなってしまった。しかし、これが絶対的に不利かというとそうでもなく、悩んだ末にミディアムでのスタートを選択した#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)とチームにとっては想定内。ピットイン後もトップから60秒遅れの9位をキープし続けた。
トップを快走する#3キャシディと1秒差で追う#1石浦の2台は、周回を重ねる度に後続を引き離していくが、2人を苦しめたのがピットインしたバックマーカーの存在。数台のマシンがトップ争いの前に立ちはだかり、進路を譲れといういうブルーフラッグが出ても、それなりのペースで2人の前を走り続けた。この集団による空力的な影響は目に見えないものの、トップ2台のマシンバランスを狂わせタイヤを必要以上に摩耗させることになった。
これによって、ペースの上がらなくなった#3キャシディは35周、#1石浦も40周終了時にピットイン。#1石浦はトップに立った時点で見えない敵を追うように攻め続けたが、思ったほどタイムを上げることはできず、おまけにピットアウトで「1速に入れたはずがニュートラルだった」と貴重な1秒をロス。#3キャシディを逆転することはできなかった。
上位陣のピットインがすべて終わった45周時の順位は、トップ#3キャシディ、3秒遅れで#1石浦、そして2台からは大きく遅れたものの、狙い通りのレース運びをした#2国本が3位、以下#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)、#36中嶋となり、上位はすべてトヨタエンジンユーザーが占めることになった。
残り10周を切ってからレースはこう着状態となり、#3キャシディと#1石浦の差も3秒から詰まることなく、#3キャシディが自身にとってはスーパーフォーミュラで初、近藤レーシングにとって2008年以来10年振りとなる嬉しい嬉しい優勝のチェッカーを受けた。
チャンピオン争いは、大きくリードしていた#16山本が8位に沈み1点しか加えられず合計22点、ポールポジションポイントと合わせ11点を加え合計21点となった#3キャシディが僅か1点差に急接近することになった。これで3戦を残して、一騎打ちの様相を呈してきた山本とキャシディだが、この2人の争いを横目で睨みながら、石浦が虎視眈々と逆転を狙うという構図になってきた。
次戦は8月19日、真夏のツインリンクもてぎ。ディフェンディングチャンプ石浦が底力を発揮して、今季3人目のウィナーになるのか。山本対キャシディの争いがさらに熾烈を極めるのか。シリーズの行方を見極める重要な1戦になりそうだ。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 55 | 1:20'59.984 |
2 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 55 | 4.286 |
3 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 55 | 32.746 |
4 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 55 | 35.306 |
5 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 55 | 43.512 |
6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 55 | 48.569 |
7 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 55 | 48.997 |
8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 55 | 53.814 |
9 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 55 | 57.440 |
10 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 55 | 59.659 |
11 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 55 | 1'18.128 |
12 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 55 | 1'25.665 |
13 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 55 | 1'25.666 |
14 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 55 | 1'26.353 |
15 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 54 | 1Lap |
16 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 54 | 1Lap |
17 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 54 | 1Lap |
18 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 53 | 2Laps |
19 | *37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 53 | 2Laps |
---- 以上規定周回数(90% - 49Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.3 ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14) 1'25.682 (5/55) 191.718km/h
- CarNo.37は、統一規則第15条1.1)2)(衝突により他車のコースアウトを強いるもの)違反により、競技結果に60秒加算およびペナルティーポイント1を科す。
全日本F3選手権第6戦は8日、富士スピードウェイで決勝を行い、21周・33分38秒310で宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が初優勝を飾った。坪井翔の開幕からの連勝は5で止まった。
富士は早朝から蒸し暑い天候となったが、F3第6戦決勝のフォーメーションラップが始まる頃には風も吹き幾分涼しくなってきた。15台が1周を回ってグリッドにつきスタートが切られた。
スタートではなんと開幕から5連勝中でポールシッターの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がエンジンストール。その横をすり抜けた戸田の2台、予選3位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)と同2位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が1-2で1コーナーへ向かう。3位には同4位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が上がってきたが、マシンの位置取りが悪くコカコーラコーナーから100Rにかけて同5位の金丸悠(B-MAX RACING F3)と同6位の根本悠生(Albirex-RT)に相次いでかわされ5位まで落ちた。
1周目のストレートでは阪口、大湯、金丸、そして根本をパスした宮田、根本、河野駿佑(HubAuto F318)、笹原右京(THREEBOND)、エンジンストールした坪井の順。
3周目のコカコーラコーナーでは2位を走る大湯がトラブルでストップ。これで2位には金丸が上がり3位に宮田が続く。
5周目の1コーナーでは宮田が金丸をかわして2位に上がりトップの阪口を追う。この周のストレートから6周目の1コーナーにかけては、金丸、笹原、坪井がスリーワイド。坪井が2台をパスして一気に3位まで上がってきた。
徐々に阪口に追いついてきた宮田は13周目の1コーナでアウトからしかけ、ついにトップに踊りでた。
2位に落ちた阪口は16周目のコカコーラコーナーでアウトから坪井に、19周目の1コーナーではインから笹原にもかわされ4位まで順位を落とすこととなった。
2位の坪井は16周目には2秒ほどあったトップ宮田との差を詰め始めるが、1秒を切るまで追い上げたところでレースは21周でフィニッシュ。宮田がうれしいF3初優勝を飾り、坪井の開幕からの連勝は5で途絶えることとなった。
3位には笹原が入り、4位は阪口。5位を走っていた金丸は20周目の1コーナー立ち上がりでバトルを演じていた片山義章(YTB F318)と接触。これで河野が5位に繰り上がり、金丸は6位でレースを終えた。
Nクラスは1台参加のジェイク・パーソンズ(NRA312)が総合10位で完走。開幕から6連勝を飾った。
次大会は岡山国際サーキットに舞台を移し、7月28,27日に第7,8,9戦が開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Phto: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 33'38.310 |
2 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 1.376 |
3 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 21 | 3.312 |
4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 21 | 5.888 |
5 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 21 | 23.797 |
6 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 21 | 25.481 |
7 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 21 | 36.598 |
8 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 21 | 40.080 |
9 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 21 | 54.297 |
10 | *30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 21 | 1'21.757 |
11 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NRA312 Dallara F312 | Volkswagen A18 | 21 | 1'23.518 |
12 | 21 | | SYUJI | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 20 | 1Lap |
13 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 20 | 1Lap |
14 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 19 | 2Laps |
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ---- |
ー | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 2 | 19Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'35.098 (7/21) 172.735km/h
- CarNo.30は、H項(黄旗区間でのオーバーラン)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
7月8日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦富士決勝日。午前9時から30分間行われたフリー走行では、ポールシッターの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)がトップタイムをマーク。予選で下位グリッドに沈んだ#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が3番手と気を吐いた。
天候に翻弄された昨日の予選から一夜明け、サーキット上空は雲は多いものの路面はドライ。予報では1日曇りという状況だ。各チームは、決勝に向けドライ路面でのセッティングを進めながら走行を続ける。
特に富士スピードウェイでは初めての2スペックタイヤ制の導入となるため、レースの行方を左右するソフト、ミディアム両タイヤの状況を見極めようと、各ドライバーは積極的に周回を重ねる。
好調さを窺わせたのが、セルモ・インギングチームの2台、#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)、#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)ともに、走行開始から好タイムをマークし、最終的に5番手、6番手と好位置をキープ。決勝に向けて順調に仕上がっているようだ。
昨日予選Q2の混乱の中で不本意な14番グリッドとなった#18可夢偉も3番手タイム。決勝でどこまで追い上げるか楽しみな存在だ。
雨中の予選で見事なアタックを見せたポールシッターの#3キャシディは、終了10分前までは下位に沈んでいたものの、最後に大きくタイムを削ってトップで走行を終えた。安定した速さという点では、やや不安を残すフリー走行となった。
気になるのが、昨日の予選で雨に惑わされQ1敗退となってしまった#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)だ。現在、シリーズポイントでは、連勝中の#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)、#3キャシディに次ぐ3位につけているものの、フロントローに並んだ2人に対し、このフリー走行でもブービーの18番手といいところなく終わってしまった。今回の結果次第ではシリーズ争いから脱落してしまうだけに踏ん張りどころだ。
期待が大きかった大物ルーキーの#15ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF14)は、決勝も最後尾スタートと今回はここまでまったく光るところが見えない。フリー走行も12番手。決勝での巻き返しに期待したいところだ。
走行終了間際に雨が降り出すなど、天候は未だ不安定だ。コンディションが気になる決勝は、午後2時15分スタート、55周で争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/08) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.988 | - | - | 193.284 |
2 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'25.165 | 0.177 | 0.177 | 192.882 |
3 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'25.241 | 0.253 | 0.076 | 192.710 |
4 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'25.368 | 0.380 | 0.127 | 192.423 |
5 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'25.400 | 0.412 | 0.032 | 192.351 |
6 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'25.403 | 0.415 | 0.003 | 192.345 |
7 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'25.410 | 0.422 | 0.007 | 192.329 |
8 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'25.655 | 0.667 | 0.245 | 191.779 |
9 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'25.680 | 0.692 | 0.025 | 191.723 |
10 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'25.713 | 0.725 | 0.033 | 191.649 |
11 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'25.836 | 0.848 | 0.123 | 191.374 |
12 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'25.889 | 0.901 | 0.053 | 191.256 |
13 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'25.939 | 0.951 | 0.050 | 191.145 |
14 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'26.006 | 1.018 | 0.067 | 190.996 |
15 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'26.024 | 1.036 | 0.018 | 190.956 |
16 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'26.128 | 1.140 | 0.104 | 190.725 |
17 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'26.195 | 1.207 | 0.067 | 190.577 |
18 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'26.218 | 1.230 | 0.023 | 190.526 |
19 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'26.405 | 1.417 | 0.187 | 190.114 |
- PP #3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)
-
「今シーズンはきちんと結果を残そう思って臨んでいるので、このポールポジションはすごく嬉しいです。今日一番難しかったのは、ドライでもウェットでもいけるセッティングを見出すことでした。予選中、チームは無線でセッティングをどう変更するか聞いてきましたが、僕は『何も変えないでくれ』と言いました。エンジニアは驚いていたようですが(笑)、僕はどんなコンディションでもいける自信がありました。最後のQ3は中嶋選手がポールポジションかと思いましたが、自分ができることを最大限やろうと思いました」
- 2位 #16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)
-
「非常に難しいコンディションでした。Q3はまさかあんなに雨が降るとは思っていませんでした。すぐにレインタイヤに交換しましたが、2周アタックできたドライバーと1周しかできなかったドライバーで明暗が分かれた感じですね。こういう荒れた予選で2位を獲得でき、チームも自分自身も成長していることを実感できました。明日はこの流れをしっかり生かしたいと思います。」
- 3位 #1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)
-
「判断が難しい予選でした。天候を予測するというより、天候の変化にいかに臨機応変に対応できるかが問われたように思います。その点で2台がQ3まで進めたのは、チームの力だと思います。Q3は中嶋選手が有利と思いましたが、ピットに入ったとき、1周しか計測できないとチームから言われたので、集中して走りました。1周しかアタックできなかったことを考えると、3位という結果には満足しています」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
7月7日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の公式予選が、静岡県・富士スピードウェイで行われた。気まぐれな天候に翻弄されたセッションとなったが、目まぐるしく変わるコンディションのなかで安定した速さを見せた#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)が、ポールポジションを獲得。チャンピオン最右翼の#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)、ディフェンディングチャンピオンの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)が続いた。
Q1
予報に反して予選開始前に雨がパラついたため、各チームはコンディションが悪化する前にマシンをコースに送り出す。いつもなら、終了間際にアタックが繰り広げられる予選だが、今回のQ1は様子が異なった。
Q1での主役は、#16山本と#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)。両者がタイムを更新しながら、タイミングモニターのトップに名を連ねる。
予選時間の半分、10分が経過したところで、全車一旦ピットに戻ってニュータイヤに交換するが、ここで雨がやや強くなってくる。各チームのスタッフは空を見上げて祈るが雨は止まず、前半のアタックで順位が決まった。
ここで、前戦のポールシッター#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)、台風の目となることが期待されていた#15ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF14)を含む5台が涙を飲んだ。
Q2
気まぐれな天候のおかげで、Q2のタイヤ選択はドライタイヤ組とレインタイヤ組に分かれることになった。しかし、セッションが始まると雨は止み、コンディションは急速に回復。レイン組はドライタイヤへの交換を強いられることになった。
ここで、やや判断が遅れたのが、Q1で好調だった#19関口。開始3分を経過してからピットに滑り込んだため、最後の1周、ワンチャンスに賭けざるを得なくなった。
慌しいセッションでトップタイムをマークしたのは、#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)。2位以下も#20平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)、#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)らの若手が台頭し、「あと1周あると思っていた」という#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)を含む6台はここでノックアウトの憂き目をみることになった。
Q3
Q2で回復した天候が、僅か10分のインターバルの間に急変。セッション直前に空が見る見るうちに暗くなり、雨粒が落ちてきたかと思うと雨足がどんどん強くなっていった。
この状況のなか、ほとんどのマシンがスリックタイヤを選択していたが、この天候を読んでいたかのような#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)だけが唯一レインタイヤをチョイス。この時点では#37中嶋のポールポジションが濃厚と思われた。
他のマシンも諦めることなくレインタイヤに交換してアタック。#37中嶋は早々に1分38秒840をマークしてトップに立っていたが、ドライ路面でレインタイヤを痛めてしまったのか、その後はタイムアップならず。これをタイヤ交換は遅れたものの、雨のなか激走を見せた#1石浦が、1周のみのアタックながら僅かに逆転。
しかし、それも束の間、予選終了間際に、2周目のアタックに入っていた#3キャシディと#16山本が、次々にタイムを更新し、大混乱の予選にピリオドを打った。#3キャシディは、昨年の菅生戦に続き、自身2度目のポールポジション。
決勝は、明日午後2時15分から55周で行われる
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権第5戦は7日、富士スピードウェイで決勝を行い、15周・23分52秒734で坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が優勝した。坪井は開幕から5連勝。
午前中の予選中から降り出した雨も上がり、午後にはスピードウェイ上空も明るくなってきた。午後1時30分、全15台が参加してフォーメーションラップが始まった。
ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は無難なスタートを決めトップで1コーナーへ向かうが、予選2位の金丸悠(B-MAX RACING F3)はストールして後続に飲まれる。同3位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)はアウトから、同4位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)はインから坪井に並びかけるが、大湯はコースアウトして続く100R侵入で同5位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)の先行を許すこととなった。坪井はトップを守り、2位には阪口が続く。大湯はダンロップコーナーで宮田をアウトからパスして3位を奪い返すと、さらに宮田は後ろに付けていた笹原右京(THREEBOND)にもかわされ5位に落ちた。勢いに乗る4位の笹原は最終コーナーで大湯もかわして3位までポジションを上げる。
この間、トップに立った坪井は盤石。徐々に2位以下を離し、5周目には3秒1、10周目には4秒1、その後も後続の争いを尻目に2位以下を7秒3離して、ぶっちぎりで開幕から5連勝を飾ることとなった。
オープニングラップを3位で戻ってきた笹原は一時は大湯の先行を許し4位に落ちるも、3周目の1コーナーで大湯をかわして3位に上がると2秒以上あった2位阪口との差を徐々に縮め始める。
笹原は5周目にはこのレースのファステストラップとなる1分35秒105を叩き出すと、6周目にはその差を1秒弱まで縮める。中盤にはダンロップコーナーで阪口を追い詰め背後に付けると、マシンを左右に振りながら阪口をけん制。しかし阪口も譲らず、激しい追い上げでタイヤを消耗させた笹原はここからは決め手がなく、結局、2位阪口、3位笹原の順でゴールを迎えることとなった。
4位には大湯が続き、5位には宮田が入ったが走路外追い越しでペナルティーを科され8位に後退。かわって5位には金丸が繰り上がり、6位は激しいバトルのすえ、根本悠生(Albirex-RT)、片山義章(YTB F318)をパスしてきた河野駿佑(HubAuto F318)が入った。
Nクラスは1台参加で総合で12位に入ったジェイク・パーソンズ(NRA312)が優勝した。
第6戦決勝は明日8日午前10時15分より21周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Phto: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy,Rainy Course:Dry,Wet
2018 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
1 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | 1'24.564 | 1'23.568 | 1'38.098 |
2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'24.181 | 1'24.197 | 1'38.289 |
3 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'24.451 | 1'23.641 | 1'38.786 |
4 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'24.753 | 1'24.046 | 1'38.840 |
5 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'24.879 | 1'24.037 | 1'38.927 |
6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'23.954 | 1'24.358 | 1'39.049 |
7 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'24.230 | 1'23.328 | 1'40.032 |
8 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'24.510 | 1'23.200 | 1'40.738 |
9 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'24.732 | 1'24.397 | |
10 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'24.266 | 1'24.436 | |
11 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'24.539 | 1'24.680 | |
12 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | 1'24.204 | 1'24.834 | |
13 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'24.849 | 1'25.237 | |
14 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | 1'24.663 | 1'31.798 | |
15 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'25.001 | | |
16 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | 1'25.227 | | |
17 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'25.289 | | |
18 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'25.307 | | |
19 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'25.553 | | |
---- 以上基準タイム(107% - 1'29.830)予選通過 ---- |
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/07) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.098 | - | - | 167.453 |
2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'38.289 | 0.191 | 0.191 | 167.128 |
3 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'38.786 | 0.688 | 0.497 | 166.287 |
4 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'38.840 | 0.742 | 0.054 | 166.196 |
5 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'38.927 | 0.829 | 0.087 | 166.050 |
6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'39.049 | 0.951 | 0.122 | 165.845 |
7 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'40.032 | 1.934 | 0.983 | 164.215 |
8 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'40.738 | 2.640 | 0.706 | 163.065 |
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/07) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.200 | - | - | 197.438 |
2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.328 | 0.128 | 0.128 | 197.134 |
3 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'23.568 | 0.368 | 0.240 | 196.568 |
4 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.641 | 0.441 | 0.073 | 196.397 |
5 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'24.037 | 0.837 | 0.396 | 195.471 |
6 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'24.046 | 0.846 | 0.009 | 195.450 |
7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'24.197 | 0.997 | 0.151 | 195.100 |
8 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.358 | 1.158 | 0.161 | 194.727 |
---- 以上Q3進出 ---- |
9 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'24.397 | 1.197 | 0.039 | 194.637 |
10 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'24.436 | 1.236 | 0.039 | 194.547 |
11 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'24.680 | 1.480 | 0.244 | 193.987 |
12 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.834 | 1.634 | 0.154 | 193.635 |
13 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'25.237 | 2.037 | 0.403 | 192.719 |
14 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'31.798 | 8.598 | 6.561 | 178.945 |
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/07) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.954 | - | - | 195.664 |
2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'24.181 | 0.227 | 0.227 | 195.137 |
3 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.204 | 0.250 | 0.023 | 195.083 |
4 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.230 | 0.276 | 0.026 | 195.023 |
5 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'24.266 | 0.312 | 0.036 | 194.940 |
6 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.451 | 0.497 | 0.185 | 194.513 |
7 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.510 | 0.556 | 0.059 | 194.377 |
8 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'24.539 | 0.585 | 0.029 | 194.310 |
9 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.564 | 0.610 | 0.025 | 194.253 |
10 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'24.663 | 0.709 | 0.099 | 194.026 |
11 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'24.732 | 0.778 | 0.069 | 193.868 |
12 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'24.753 | 0.799 | 0.021 | 193.820 |
13 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'24.849 | 0.895 | 0.096 | 193.600 |
14 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'24.879 | 0.925 | 0.030 | 193.532 |
---- 以上Q2進出 ---- |
15 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'25.001 | 1.047 | 0.122 | 193.254 |
16 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'25.227 | 1.273 | 0.226 | 192.742 |
17 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'25.289 | 1.335 | 0.062 | 192.602 |
18 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'25.307 | 1.353 | 0.018 | 192.561 |
19 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'25.553 | 1.599 | 0.246 | 192.007 |
---- 以上基準タイム(107% - 1'29.830)予選通過 ---- |
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2018/07/07) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 23'52.734 |
2 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 15 | 7.368 |
3 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 15 | 7.907 |
4 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 15 | 15.392 |
5 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 15 | 20.917 |
6 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 15 | 24.849 |
7 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 15 | 32.704 |
8 | *37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 39.106 |
9 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 15 | 39.331 |
10 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 15 | 1'08.345 |
11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 15 | 1'08.380 |
12 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NRA312 Dallara F312 | Volkswagen A18 | 15 | 1'17.425 |
13 | 21 | | SYUJI | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 15 | 1'35.000 |
14 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 15 | 1'35.614 |
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
- | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 3 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.12 笹原右京(THREEBOND) 1'35.105 (5/15) 172.723km/h
- CarNo.37は、統一規則第19条2.(走路外追い越し)により、競技結果に30秒加算のペナルティーを科す。
予選日、日本レースプロモーション(JRP)による恒例のサタデーミーティング(定例会見)が行われ、決勝の解説を務める脇阪寿一氏が思いを語った。
- 倉下明・JRP代表取締役社長
- 以前、ある番組に脇阪選手、本山選手がゲストとしてきたことがあり、若手に対する熱い思いを語っていました。それが印象的だったので、ぜひ脇阪さんにスーパーフォーミュラの解説をと思い、昨年からお願いをしていました。
- 脇阪寿一氏
-
ここのところスーパーGT(SGT)に関わっていますが、SGTはエンターテイメントとしてウェイトハンデ制をとっています。一方、スーパーフォーミュラ(SF)は純粋に速さを追及しているカテゴリーで、アスリートであるドライバーとしては、SFが最高峰と感じています。
SFは若手の時期覇権争いの行方が見所で、自分としても非常に興味があります。解説では、ドライバーにフューチャーして、ドライバーがどんなことを考え、どんな立ち位置でレースに臨んでいるのか、そのあたりを視聴者の方に伝えたいと思っています。
取材で各ピットを回らせていただきましたが、自分が伝えたいことはドライバーにも喜んでもらえることだと感じました。例えば、平川選手が今シーズンはすべてQ3まで進むことを自分に課していることなどは、広く伝えることで観る側もドキドキを感じてもらえると思います。
また、山本選手は今年SGTではバトン選手と、SFではティクトゥム選手と組んでいますが、彼にとっては勝っても得はないものの、負けるとかなり損をすることになると思います。彼も言っていましたが、ティクトゥム選手は実はとてつもなく凄い選手で、そういうチームメイトと競り合う山本選手の立ち位置というのは、非常に面白いと思います。そんなことを伝えて、観る人が感情移入できるような解説をしたいと思います。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI