SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 レコード続出の中、#39デンソーRC Fが連続ポール!!

コースレコード続出の激戦を制したのは又してもチームサード!!
2016スーパーGT第8戦「もてぎGTグランドファイナル」の公式予選が11月13日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポイントリーダーの#39DENSO KOBELCO SARD RC F(へイッキ・コバライネン/平手晃平組)が昨日に続いて連続ポールを達成。上位4台がレクサス勢という結果になった。
GT300クラスは中山雄一が終盤に1’46.760を叩き出した#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)がポールポジションを獲得した。

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第8戦の公式予選は朝8時40分より各クラス15分間で行われた。
13日の天候は快晴。場内には朝から多くの観客が詰めかけ、周辺道路も大渋滞になる程だ。

2014規定車両での走行はこれが最後となるGT500クラスは全車が昨年のコースレコードを上回るという激しいものとなった。従来のレコードは1’38.258だった。
最初にレコードタイムを更新したのは#39サードの平手で1’38.111。平手は次の集会で1’37.115と順調にタイムを上げていき、最後は1’36.491まで縮めてみせた。
2番手につけたのは#37KeePer TOM’S RC F(平川亮/ジェームス・ロシター組)。昨日は惜しくもリタイヤとなった37号車だが、ロシターが1’36.774を叩き出した。
このほか3番手には#6WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)、4番手に#19WedsSport RC F(関口雄飛/国本雄資組)がつけるなど、上位4台をレクサスが占め、GT-R最上位は#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)の5位、NSX勢は#17KEHIN NSX CONCEPT-GT(小暮卓史/塚越広大組)の10位が最高という結果となった。
ランキング2位の#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は9位に終わっている。

GT300クラスはポールの#31中山をはじめ上位12台が従来のレコード(1’47.717)を更新。
2番手に#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)がつけ、昨日3位の#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/平峰一貴組)が3番手と好調を維持している。
ポイントリーダーの#25Vivac 86 MC(土屋武士/松井孝允組)も6位とまずまずの位置につけた。
上位7台にチャンピオンの可能性を残す大激戦だ。
しかし一方で、昨日の決勝でのクラッシュでフロントを大破した#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)は残念ながら修復が間に合わずにリタイヤとなっている。

第8戦決勝は午後1時30分より53周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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