スーパーGTは岡山国際サーキットでの開幕まで2週間を切った23日、24日の両日、富士スピードウェイでメーカー合同テストを行った。22日は暖かかった気温も一転冷え込む中、2回ずつ4回のセッションが行われ、GT500クラスではKeePer TOM'S RC Fのアンドレア・カルダレッリ/平川亮組が、GT300クラスではKSF Direction Ferrari458の横溝直輝/峰尾恭輔/飯田太陽組がトップタイムを記録した。
開幕を控えて最後となるメーカーテストにはGT500クラス全15台、GT300クラス19台が富士スピードウェイに集結した。
GT500クラスは富士の高速サーキット仕様のエアロを持ち込み、各チーム好タイムを記録。5位までがコースレコードの1分28秒799を上回り、トップには2日目午前、3回目のセッションで1分28秒182をたたき出したKeePer TOM'S RC Fのアンドレア・カルダレッリ/平川亮組がつけた。2位にはZENT CERUMO RC Fの立川祐路/石浦宏明組が、3位にはENEOS SUSTINA RC Fの大嶋和也/国本雄資組が入った。/p>
GT300クラスは今季、フェラーリで参戦するディレクションが圧巻。KSF Direction Ferrari458の横溝直輝/峰尾恭輔/飯田太陽組が2回目以降のセッションでトップに君臨し、1分37秒093のタイムでテストを締めくくった。2位にはStudie BMW Z4のヨルグ・ミューラー/荒聖治組が、3位にはLEON SLSの黒澤治樹/蒲生尚弥組がつけた。
スーパーGTは4月4日、岡山国際サーキットで開幕する。
Photo: Hiroyui MINAMI