S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ 阪口晴南がぶっちぎりで優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグAグループの決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が6周・13分20秒459で優勝した。

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 第1レグAグループの決勝は、午前11時55分より決勝レースがスタート。ポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)は無難にスタートを決めトップで1コーナーへ。予選2位の兒島弘訓組(クラス・OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)がポジションをキープして阪口に続く。3位にはロケットスタートを決めた山浦聖人(ZAPオートスペースED)が上がってきた。4位に予選3位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が続くが、八巻は早くも1周目のスプーンで山浦を攻略、3位に上がる。

 さらに八巻は2周目のヘアピン立ち上がりで2位の兒島に並びかけスプーン手前で2位に。

 この間、トップに立った阪口は2周を終わって2位以下を2秒2離すと、4周目にはこのレースのファステストラップをたたき出す異次元のスピードで1周あたり1秒近いラップタイムを刻み独走に持ち込むと、6周をまわってぶっちきりでこのレースを制した。

 2位には八巻が入り、3位には兒島が続いた。4位には3周目に山浦をかわした川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、5位には山浦、スタートで順位を落とし一時は10位まで後退した平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が追い上げ6位に入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-a-1st-reg-sena  「スタートを決めたら離していけると思っていたので、序盤からプッシュしました。Bグループに負けたくなかったのでタイヤのことは考えずにプッシュしていました。あしたもスタートが決まればちぎっていけると思いますが、平選手が追い上げてくる前に逃げて、ぶっちぎりで優勝したいと思います」
2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「スタートは失敗もなく普通にできたんですが、ZAPの選手にロケットスタートを決められましたが、ペースはぼくの方が速かったので落ち着いて抜けるところで抜きました。そこから前の兒島選手を追いかけましたが、ぼくの方が速かったのでスリップを使って横に出てスプーンで抜くことができました。明日はタイヤの温存ができているので他の選手よりアドバンテージはあると思いますし、落ち着いていけばいい順で追われると思います」
3位 兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)
 「序盤、思ったよりペースが上がらなくて晴南選手に付いていけるかなと思ったんですが、デグナーからヘアピンにかけて離されていきました。厳しい戦いになるかなと思ったら後ろから八巻選手が来ていて、エア圧の問題もあり、ヘアピンでミスをしてスプーンで並ばれてしまいました。満足できるレースではありませんでした」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI


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