
株式会社D1コーポレーション(代表取締役社長:鈴木賢志、所在地:東京都新宿区)は、 2014年D1グランプリシリーズ(全6戦)「2014年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦」を7月26日(土)-27(日)の2日間、8,267人の観衆を集め、オートポリス(大分県日田市)で開催。競技では高橋邦明(GOODYEAR Racing with Kunny'z)が今期初勝利を挙げた。
2012年以来2年ぶりの開催となる九州オートポリス大会。シリーズ前半は国際サーキットで開催され、富士・鈴鹿に続き3戦目となるオートポリスでは、長いストレートを加速し、高い車速から進入するレイアウトで行われた。
26日(土)の単走決勝では、練習走行から感触がよかったという川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が単走予選をトップ通過。さらにその勢いのまま決勝でも、207km/hを超える進入速度から大きな角度をつけ、高いアベレージスピードを維持し、リズムよくコーナーを抜けて100.41点の高得点をマーク。今年から導入したR35GT-Rで初の単走優勝を決めた。
翌27日(日)の追走決勝では、朝から雨となり午前中の追走予選はウエット路面で行われた。その後天候が回復し、午後の追走決勝には路面もウエットからドライコンディションへと変わった。決勝では、高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)と横井昌志(D-MAX)が対決。高橋が先行の 1 本目は横井がストレートで高橋のマシンに離され、振り返しで距離を詰めるもその先でまた離されてイーブンの判定。そして横井が先行の2本目、高橋はストレートから横井の真後ろにつけ、 キレのある走りと接近ドリフトを見せ、高橋が追走優勝を飾った。
なお、この大会の結果、シリーズランキングは高橋が2位に21.5ポイントの差をつけ75.5ポイントで首位を維持することになり、準優勝した横井はシリーズ2位にランキングがアップした。
【7月26日(土)天候: 晴れ 路面: ドライ】
■単走予選
予選トップは川畑真人( Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)
2年ぶりに開催されたオートポリス大会。鈴鹿サーキットで行われた前大会同様、長いストレートを加速し、高い車速から進入するレイアウトで行われた。
予選、最初のグループから出走の唄和也(GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo.)が99点台をマークすると、次に走った日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)は100.29点をマーク。上位選手は軒並み高得点をとって予選通過を決めてきたが、タービンブローを起こした松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)、振り出しが手前すぎた片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)、エンジンをFA20から2JZに載せ換えてきた谷口信輝(HKS)も、1本目の得点が伸びず、2本目は振り返しでスピンをしてしまって予選敗退となった。また地元九州の野村謙(PACIFIC RACING TEAM with BLITZ)は、前戦までのエンジン不調は解消したものの、本番前のウォームアップ走行でテンションロッドが折れてリタイヤとなった。
そんななか、昨年のD1ストリートリーガルシリーズ(D1グランプリシリーズの下位カテゴリー)でシリーズ2位獲得してステップアップしてきた平島明(TKL with D-MAX)、さらに昨年のD1レディースリーグのシリーズチャンピオンである味元美智恵(TOYO TIRES with SPEED MASTER)は、スムーズな走りとキレのある振り返しを見せて、はじめての予選通過を果たした。
練習走行からいい走りをしていた川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)は、207km/hという高い進入速度から大きい角度をつけてリズムのいい走りを見せ、日比野を超える100.46点を獲得。前戦に続いて予選トップ通過を果たした。
■単走決勝
川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が単走優勝!
単走ファイナルは2グループに分けられ、1本勝負で行われる。ここで追走敗退になることはないが、トップ8人は追走予選が免除される。
前半のグループでは、2番手に走った佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)が、マシンの振り出し、振り返しともに大きな角度をつけて、さらにアクセルの踏みっぷりもよく、ラインもきっちりトレースして99.88点という高得点をマーク。続いて唄和也(GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo.)が、200km/hに迫る車速から鋭く大きな角度をつけた振り出しをし、そこからタイミングよくキレのある振り返しを見せて100.34点を獲得し、トップに出る。藤尾勉(BOLD WORLD with LINEUP RACING TEAM)も勢いのある振り出しから、見事な振り返しを見せたが、99.79点と、唄、佐久間にはおよばず、この時点で3番手につけた。
シード選手と予選上位選手は後半のグループで出走する。そのなかで、今村陽一(OTG Motor Sports)はキレのある進入を見せたが、振り返しでスピン。日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)は奥めから振り出して一気に大きな角度をつける走りにチャレンジしたが、角度をつけすぎて失速ぎみとなり、点が伸びなかった。
そして登場した川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)。207km/hを超える進入速度から大きな角度をつけ、高いアベレージスピードを維持しながらリズムよくコーナーを抜けて100.41点の高得点をマーク。唄の得点を上まわってトップに立ち、単走優勝を決めた。
- 川畑選手コメント
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セントレア(Monster Energy presents KEN BLOCK's NAGOYA EXPERIENCE with D1GP)でクルマが変わって、手応えが出てきました。あとはこのクルマの乗り方が少しずつ分かり、乗り慣れてきたというのが大きいと思います。今回も走り始めたときから、車の動きがいいと思いました。あとは、マシンに乗る人間が、乗り方を変えて気持ちを上げて走っていければ、もっと行けるという感覚があったので、そういう点では順調に来ていると思います。今回はトップスピードが速いっていうのが有利に働き、さらにブレーキも利くので、クルマの流れを防ぐことができて強さに繋がったと思います。単走優勝できてホッとしています。
【7月27日(日) 天候: 雨 路面:ウエット】
■追走予選
追走日は朝から雨、追走予選はウエット路面で行われた。追走予選ではおおむねランキング上位の選手が勝ったが、末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO) vs 松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)のRX-7対決は、末永(正)がアウトでラインが厳しくなり、マシンの体勢が乱れるミスをしたため松井が勝ち。上野高広(TEAM VERTEX with CAR GUY) vs 今村陽一(OTG Motor Sports)は上野がスピンをして今村と衝突し走行不能になったため今村が勝った。
■追走決勝トーナメント(天候: 雨→晴れ 路面: ウエット→ドライ)
高橋 邦明( GOODYEAR Racing with Kunny'z)が今季初優勝
追走決勝トーナメント開始前に雨は止んだが、ベスト8くらいまで路面は、ウエット状態が続いた。ベスト16では、藤尾勉(BOLD WORLD with LINEUP RACING TEAM)vs 末永直登(YUKE'S チームオレンジ)の対戦では五分の判定のとなるも、先行時の走りの差で藤尾が末永(直)を下した。また日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)vs 横井昌志(D-MAX)の対戦では、ウエット路面を苦手とする日比野がスピンをし、横井が勝った。
ベスト8では、ベスト16で見事な追走を見せた川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が、パワステトラブルのためにリタイヤとなった。
ベスト4が始まるころにはほぼドライコンディションとなった。ベスト4に勝ち上がったのは、高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)、松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)、横井、今村陽一(OTG Motor Sports)の4人。高橋 vs 松井は、高橋が先行で松井を引き離し、松井がアドバンテージをとれない。2本目は高橋がストレートから松井のすぐ後ろにつけ、その近い距離を維持して勝ちを決めた。横井 vs 今村は、1本目が両者いい走りでイーブン。2本目に後追いの横井が同時振りからマシンに迫る接近ドリフトを見せて初の決勝進出を決めた。なお3位決定戦は再戦で松井が今村に勝った。
決勝は高橋 vs 横井。 1本目は高橋が先行。横井はややストレートで離され、振り返しで距離を詰めたものの、その先でまた離されて五分の判定。そして横井先行の2本目、高橋はストレートから横井の真後ろにつけ、 マシンを同時に振り同時に振り返し、接近ドリフトで高橋が勝利した。
この大会の結果、高橋は75.5ポイントでシリーズランキング首位を保ち、2位に浮上した横井とのポイント差を21.5ポイントにまで広げた。
- 高橋選手コメント
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練習走行の調子は、正直、あまりよくなかったです。単走も単走決勝に帳尻が合ったのでよかったのですが、ギリギリでした。やはり今日も痛感したのは、単走決勝が大事だなと思いました。追走も 準決勝までははっきりしない追走をしていたので、 決勝は せっかくこの悪天候の中来て下さったお客さまに、最後ぐらいいいものを見せたいなと思って走行したらいい結果になりました 。
Press Information of AUTOPOLIS DRIFT
スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は27日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で決勝を行い、ST-Xクラス・峰尾恭輔/ユーク・タニグチ/飯田章組のENDLESS・ADVAN・BMWが、233周・7時間1分8秒524で優勝した。
決勝レースは、時折薄日が差す蒸し暑いコンディションで、午前10時55分にローリングラップが始まった。
スタートで飛び出したのは、ポールシッター、星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN)の青木。2位には藤井誠暢/ガミさん/高星明誠/佐々木大樹組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の藤井が付け、3位には峰尾恭輔/ユーク・タニグチ/飯田章組(ENDLESS・ADVAN・BMW)の峰尾が続く。
トップに立った青木は、2位藤井を徐々に引き離し、35周目には34秒のリードを築き独走状態。藤井が後退すると、40周目には2位に上がった峰尾との差を42秒と開く。
峰尾が42周で、青木が44周でそれぞれタニグチ、星野にドライバー交代してもその差は開くばかりで60周目には星野とタニグチとの差は1分10秒となった。
84周目に谷口から峰尾に、88周目に星野から尾本にドライバーチェンジすると状況は一転。峰尾が尾本より2~4秒ほど速いラップでその差を縮め始めた。101周目に1分以上あった差は、109周目には40秒、120周目に10秒を切ると124周目についに峰尾が尾本を捉えてトップに躍り出た。
127周目に峰尾から飯田に、130周目に尾本から青木に交代するとトップ飯田と2位青木の差は3秒弱。この2人は一進一退の攻防を繰り返すが、ついに157周目の1コーナーでインから青木が飯田をパス。再び青木がトップに立った。
2位に落ちた飯田はその後もあきらめず青木を追い詰めるが168周目に再び峰尾に交代。170周目には青木も星野に交代。今度はピット作業の差で峰尾がトップに立ち、星野は2位に落ちた。その差は4秒余り。
役者が代って峰尾と星野のトップ争いが勃発すると思われた179周目、星野が緊急ピットイン。トラブルが発生したようで、マシンをピットに頭から入れてしまった。
これでトップの峰尾は安泰。208周目にはドライバーをタニグチに交代して233周を走りきり、修理に10分余りを要した2位青木を2周ラップして優勝した。
3位には、トラブルやペナルティーで一時は後方に沈んでいた横溝直輝/ヒロ/密山祥吾/タカシ組のGAIA POWER BMWがトップから17周遅れで入った。
ST-1クラスは、序盤から坂本祐也 /池田大祐/石原将光/余郷敦組(Diamango BMW Z4)の坂本が逃げるが、47周目に交代した石原のペースが上がらず、2位の中山雄一/平川亮/畠中修組(KeePer I.P.S)の中山に逆転を許す。さらに余郷がドライブ中の158周目最終コーナーコーナー立ち上がりでストップ、リタイアとなってしまった。優勝は224周を回って中山雄一/平川亮/畠中修組。2位にはトラブルを抱えながらも完走した堀主知ロバート/佐藤茂/土屋武士組(Faust Racing BMW Z4)が56周遅れで入った。
ST-2クラスは序盤、冨桝朋広/菊地靖組(新菱オート DIXCELエボⅨ)がリード。大澤学/吉田寿博/松田晃司組(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が代ってトップに立つが、2度のペナルティーなどで後退。中盤からは大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組(RSオガワADVANランサー)がトップに立ち、そのまま216周を走って逃げ切った。2位は冨桝朋広/菊地靖組。3位には大澤学/吉田寿博/松田晃司組が入った。
ST-3クラスは序盤から前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希/安田裕信組(asset ings Z34)が快走。ところが、中盤、前嶋の走行中に黄旗中の追い越しで20秒のピットストップペナルティーを受け3位に後退。しかし前車を抜き返し終わってみれば214周を走って優勝した。2位にはチームメートの松原怜史/藤波清斗/大西隆生組(asset ings Z34)が、3位には小松一臣/杉林健一/白井剛/今村大輔組(岡部自動車メーカーズZ34)が入った。
ST-4クラスは植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央/佐々木孝太組(UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000)のリードで始まるが、途中追い上げてきた蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組(GAZOO Racing SPIRIT 86)の蒲生にトップを譲り渡すも、藤田がトップを奪い返し、そのまま207周を走って逃げ切った。2位には蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組が、3位には中村嘉宏/浜野彰彦/井入宏之/鈴木優組(SKR ENGIEERING S2000)が入った。
ST-5クラスは梅本淳一/奥村浩一/大野尊久組(BRP★J'S RACING フィット3)のリードで始まるが、松井猛敏/中島保典/荒聖治組(リジカラFIT3)がトップに立つと、そのまま193周を走って優勝。2位は梅本淳一/奥村浩一/大野尊久組、3位には野上敏彦/谷川達也/野上達也/小原健一組(DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ)が入った。
第4戦は岡山国際サーキットに舞台を移し9月7日に決勝レースが行われる。
※この後、松井猛敏/中島保典/荒聖治組の車両に燃料補給装置の違反がみつかり、失格となっています。チームはこの裁定に抗議しており、ST-5クラスの結果は暫定となっています。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
1 | 3 | ST-X | 1 | 峰尾 恭輔 ユーク・タニグチ 飯田 章 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 233 | 7:01'08.524 |
2 | 81 | ST-X | 2 | 星野 一樹 尾本 直史 青木 孝行 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | 231 | 2Laps |
3 | *37 | ST-1 | 1 | 中山 雄一 平川 亮 畠中 修 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 224 | 9Laps |
4 | *16 | ST-X | 3 | 横溝 直輝 ヒロ 密山 祥吾 タカシ | GAIA POWER BMW BMW Z4 GT3 | 216 | 17Laps |
5 | 20 | ST-2 | 1 | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 216 | 17Laps |
6 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 215 | 18Laps |
7 | *35 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 廣川 和希 安田 裕信 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 214 | 19Laps |
8 | 34 | ST-3 | 2 | 松原 怜史 藤波 清斗 大西 隆生 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 213 | 20Laps |
9 | *59 | ST-2 | 3 | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 213 | 20Laps |
10 | *5 | ST-3 | 3 | 小松 一臣 杉林 健一 白井 剛 今村 大輔 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 212 | 21Laps |
11 | 38 | ST-3 | 4 | 鶴田 和弥 植田 正幸 兵藤 信一 川端 伸太朗 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 212 | 21Laps |
12 | 14 | ST-3 | 5 | 山崎 学 伊橋 勲 安宅 徳光 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 211 | 22Laps |
13 | 7 | ST-2 | 4 | 藤井 芳樹 関 豊 高橋 卓矢 増田 芳信 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 210 | 23Laps |
14 | 22 | ST-2 | 5 | 朝倉 宏志 朝倉 貴志 長谷川 智秀 長谷川 奉徹 | ハセプロaprランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 208 | 25Laps |
15 | 41 | ST-4 | 1 | 植松 忠雄 藤田 竜樹 寺西 玲央 佐々木 孝太 | UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 207 | 26Laps |
16 | 86 | ST-4 | 2 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 影山 正彦 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 206 | 27Laps |
17 | 92 | ST-4 | 3 | 中村 嘉宏 浜野 彰彦 井入 宏之 鈴木 優 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 206 | 27Laps |
18 | 93 | ST-4 | 4 | 吉本 晶哉 太田 侑弥 松井 隆幸 上別府 将司 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 206 | 27Laps |
19 | 58 | ST-4 | 5 | 小林 康一 塩谷 烈州 山田 隆行 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 206 | 27Laps |
20 | 333 | ST-4 | 6 | 野間 一 中島 佑弥 藤田 弘幸 白石 勇樹 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 205 | 28Laps |
21 | *15 | ST-3 | 6 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 古谷 直広 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 205 | 28Laps |
22 | *52 | ST-4 | 7 | 番場 琢 服部 尚貴 平沼 貴之 脇阪 寿一 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 203 | 30Laps |
23 | 13 | ST-4 | 8 | 小泉 和寛 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 203 | 30Laps |
24 | 73 | ST-4 | 9 | 北川 剛 森 国形 下山 和寿 井ノ口 智大 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 203 | 30Laps |
25 | 48 | ST-4 | 10 | 富田 竜一郎 井上 恵一 タカモリ 博士 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 203 | 30Laps |
26 | 40 | ST-4 | 11 | 長谷川 伸司 たしろじゅん 伊藤 毅 吉田 靖之 | 車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 202 | 31Laps |
27 | 505 | ST-2 | 6 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 藤原 能成 竹田 直人 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 201 | 32Laps |
28 | 67 | ST-4 | 12 | 中川 良 内山 慎也 松原 浩二 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 201 | 32Laps |
29 | 62 | ST-4 | 13 | 松本 和之 塚田 利郎 中村 進 池内 秀明 | キシデンWm風雅巻きG/DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 200 | 33Laps |
30 | *27 | ST-4 | 14 | 松田 秀士 柴田 優作 松波 太郎 | FINA ADVAN BRZ SUBARU BRZ | 199 | 34Laps |
31 | *26 | ST-4 | 15 | 後藤 比東至 井尻 薫 福田 秀明 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 199 | 34Laps |
32 | 12 | ST-4 | 16 | 佐藤 衛 並木 重和 リク | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 199 | 34Laps |
33 | 88 | ST-4 | 17 | 雨宮 恵司 大井 正伸 脇谷 猛 村上 博幸 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 197 | 36Laps |
34 | 96 | ST-4 | 18 | リウ・チン・ヤン エン・ピン・カン 木下 隆之 黒澤 琢弥 | 孚海車業×SPOON S2000 HONDA S2000 | 195 | 38Laps |
35 | 18 | ST-4 | 19 | 浅野 武夫 西村 和則 笠原 智行 浅野 真吾 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 194 | 39Laps |
36 | 54 | ST-4 | 20 | 加藤 彰彬 近藤 翼 小林 大作 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 193 | 40Laps |
37 | 49 | ST-4 | 21 | 蘇武 喜和 白坂 卓也 大賀 裕介 嶋田 誠 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 192 | 41Laps |
38 | 99 | ST-5 | 1 | 梅本 淳一 奥村 浩一 大野 尊久 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 191 | 42Laps |
39 | 17 | ST-5 | 2 | 野上 敏彦 谷川 達也 野上 達也 小原 健一 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 189 | 44Laps |
40 | 19 | ST-5 | 3 | 古宮 正信 野村 浩史 恩塚 一将 西田 公也 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 189 | 44Laps |
41 | 30 | ST-2 | 7 | 成澤 正人 下垣 和也 堀田 誠 岸 純一郎 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 188 | 45Laps |
42 | 36 | ST-5 | 4 | 江原 弘美 咲川 めり 川中子 和彦 馬場 優輝 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 182 | 51Laps |
43 | *101 | ST-5 | 5 | 渋谷 崇 山本 浩朗 渡辺 忠司 藤 喜行 | AGENT-1 Vitz TOYOTA Vitz RS | 180 | 53Laps |
44 | 24 | ST-X | 4 | 藤井 誠暢 ガミさん 高星 明誠 佐々木 大樹 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 176 | 57Laps |
45 | 9 | ST-1 | 2 | 堀 主知ロバート 佐藤 茂 土屋 武士 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 168 | 65Laps |
46 | 213 | ST-5 | 6 | 東 貴史 横尾 優一 原田 学 河田 暁人 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 160 | 73Laps |
47 | *71 | ST-5 | 7 | 西畑 正樹 川村 剛士 馬場 和三郎 國枝 惣一郎 | ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS HONDA FIT RS | 140 | 93Laps |
以上規定周回数(ST-X:163L, ST-1:156L, ST-2:141L, ST-3:140L, ST-4:144L, ST-5:135L)完走 |
- | *777 | ST-3 | - | 関根 基司 岡本 克彦 里山 勉 福山 英朗 | チーム収二イケダRX-7 MAZDA RX-7 | 169 | 64Laps |
- | *51 | ST-1 | - | 坂本 祐也 池田 大祐 石原 将光 余郷 敦 | Diamango BMW Z4 BMW Z4 Coupe | 157 | 76Laps |
- | 32 | ST-X | - | 小林 崇志 飯田 太陽 テツオ・オギノ 高木 真一 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8 LMS ultra | 156 | 77Laps |
- | 2 | ST-5 | - | 山下 潤一郎 山田 英二 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | 82 | 151Laps |
- | 39 | ST-3 | - | 佐藤 晋也 神子島 みか 川口 正敬 山本 幸彦 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 54 | 179Laps |
- | 111 | ST-4 | - | 大瀧 賢治 武井 寛史 吉田 広樹 ヘルムート・ギーセル | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH SPORTSSTER GT/R | 45 | 188Laps |
- | 44 | ST-4 | - | 見並 秀文 河野 利尚 下田 亮次 松沢 隆弘 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 33 | 200Laps |
- | *95 | ST-5 | - | 松井 猛敏 中島 保典 荒 聖治 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | - | 失格 |
- CarNo.59は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.101は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.52は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.777は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.51は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のスピン)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.59は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(10)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.777は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(7)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.71は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(7)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.35は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗2本振動中の追い越し)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
- CarNo.15は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中の追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.27は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(2)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.26は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(10)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中の追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.37は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗2本振動中の追い越し)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
- CarNo.95は、JAF国内競技車両規則第1監第3章第10条10.4)(簡易燃料補給方法)違反、および装着が認められていない部品の装着により、失格とした。
スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は27日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で決勝をにらんでのフリー走行を行い、ST-Xクラス、星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSANがトップタイムを記録した。
決勝日を向かえた富士スピードウェイは早朝から厚い雲に覆われ、時折、薄日が差す蒸し暑い中、午前8時30分より20分間のフリー走行が行われた。
総合のトップタイムを記録したのはST-Xクラス、星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSAN。星野、青木とつなぎ、昨日86/BRZでも優勝し、乗っている青木が1分41秒913と2位以下を1秒以上ちぎるタイムで決勝へ向けて上々の滑り出しとなった。
ST-1クラスはポールシッター、坂本祐也 /池田大祐/石原将光/余郷敦組のDiamango BMW Z4がここでもトップタイム。
ST-2クラスは冨桝朋広/菊地靖組の新菱オート DIXCELエボⅨがトップタイムだったが、ポールシッター、大澤学/吉田寿博/松田晃司組のSTURM・MOTUL・EDインプレッサはブレーキトラブルのためピットロード入り口でストップ。決勝に向けて一抹の不安を残すこととなった。
ST-3クラスは昨日の予選で7位と振るわなかった長島正明/田中徹/田中哲也/古谷直広組の岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34がトップタイム。
ST-4クラスは実績のあるドライバーを揃えた蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組のGAZOO Racing SPIRIT 86がトップタイム。予選4位から決勝での優勝を狙う。
、ST-5クラスは予選3位の山下潤一郎/山田英二組のホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEXがトップタイムを記録した。
レースはこのあと午前11時から決勝スタート。7時間後の午後6位ゴールだが、天候は下り坂。午後6時の降水確率90%の予報が出ており、終盤雨が落ちれば波乱含みの展開になるかも知れない。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/27) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 81 | ST-X | 1 | 星野 一樹 尾本 直史 青木 孝行 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'41.913 | - | - | 161.185 |
2 | 24 | ST-X | 2 | 藤井 誠暢 ガミさん 高星 明誠 佐々木 大樹 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'43.163 | 1.250 | 1.250 | 159.232 |
3 | 16 | ST-X | 3 | 横溝 直輝 ヒロ 密山 祥吾 タカシ | GAIA POWER BMW BMW Z4 GT3 | 1'43.655 | 1.742 | 0.492 | 158.476 |
4 | 3 | ST-X | 4 | 峰尾 恭輔 ユーク・タニグチ 飯田 章 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 1'44.496 | 2.583 | 0.841 | 157.200 |
5 | 32 | ST-X | 5 | 小林 崇志 飯田 太陽 テツオ・オギノ 高木 真一 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8 LMS ultra | 1'45.338 | 3.425 | 0.842 | 155.944 |
6 | 51 | ST-1 | 1 | 坂本 祐也 池田 大祐 石原 将光 余郷 敦 | Diamango BMW Z4 BMW Z4 Coupe | 1'48.574 | 6.661 | 3.236 | 151.296 |
7 | 37 | ST-1 | 2 | 中山 雄一 平川 亮 畠中 修 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'48.875 | 6.962 | 0.301 | 150.878 |
8 | 9 | ST-1 | 3 | 堀 主知ロバート 佐藤 茂 土屋 武士 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'51.140 | 9.227 | 2.265 | 147.803 |
9 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'52.963 | 11.050 | 1.823 | 145.418 |
10 | 20 | ST-2 | 2 | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'54.290 | 12.377 | 1.327 | 143.729 |
11 | 22 | ST-2 | 3 | 朝倉 宏志 朝倉 貴志 長谷川 智秀 長谷川 奉徹 | ハセプロaprランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'54.585 | 12.672 | 0.295 | 143.359 |
12 | 15 | ST-3 | 1 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 古谷 直広 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'55.369 | 13.456 | 0.784 | 142.385 |
13 | 7 | ST-2 | 4 | 藤井 芳樹 関 豊 高橋 卓矢 増田 芳信 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'55.938 | 14.025 | 0.569 | 141.686 |
14 | 14 | ST-3 | 2 | 山崎 学 伊橋 勲 安宅 徳光 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'56.086 | 14.173 | 0.148 | 141.505 |
15 | 34 | ST-3 | 3 | 松原 怜史 藤波 清斗 大西 隆生 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'56.399 | 14.486 | 0.313 | 141.125 |
16 | 505 | ST-2 | 5 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 藤原 能成 竹田 直人 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'58.493 | 16.580 | 2.094 | 138.631 |
17 | 777 | ST-3 | 4 | 関根 基司 岡本 克彦 里山 勉 福山 英朗 | チーム収二イケダRX-7 MAZDA RX-7 | 1'58.502 | 16.589 | 0.009 | 138.620 |
18 | 86 | ST-4 | 1 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 影山 正彦 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'59.022 | 17.109 | 0.520 | 138.015 |
19 | 5 | ST-3 | 5 | 小松 一臣 杉林 健一 白井 剛 今村 大輔 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'59.139 | 17.226 | 0.117 | 137.879 |
20 | 41 | ST-4 | 2 | 植松 忠雄 藤田 竜樹 寺西 玲央 佐々木 孝太 | UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'59.299 | 17.386 | 0.160 | 137.694 |
21 | 38 | ST-3 | 6 | 鶴田 和弥 植田 正幸 兵藤 信一 川端 伸太朗 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'59.729 | 17.816 | 0.430 | 137.200 |
22 | 52 | ST-4 | 3 | 番場 琢 服部 尚貴 平沼 貴之 脇阪 寿一 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 2'00.109 | 18.196 | 0.380 | 136.766 |
23 | 58 | ST-4 | 4 | 小林 康一 塩谷 烈州 山田 隆行 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'00.169 | 18.256 | 0.060 | 136.697 |
24 | 333 | ST-4 | 5 | 野間 一 中島 佑弥 藤田 弘幸 白石 勇樹 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'00.453 | 18.540 | 0.284 | 136.375 |
25 | 18 | ST-4 | 6 | 浅野 武夫 西村 和則 笠原 智行 浅野 真吾 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 2'01.492 | 19.579 | 1.039 | 135.209 |
26 | 93 | ST-4 | 7 | 吉本 晶哉 太田 侑弥 松井 隆幸 上別府 将司 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 2'01.680 | 19.767 | 0.188 | 135.000 |
27 | 73 | ST-4 | 8 | 北川 剛 森 国形 下山 和寿 井ノ口 智大 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'02.046 | 20.133 | 0.366 | 134.595 |
28 | 92 | ST-4 | 9 | 中村 嘉宏 浜野 彰彦 井入 宏之 鈴木 優 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 2'02.250 | 20.337 | 0.204 | 134.371 |
29 | 27 | ST-4 | 10 | 松田 秀士 柴田 優作 松波 太郎 | FINA ADVAN BRZ SUBARU BRZ | 2'02.378 | 20.465 | 0.128 | 134.230 |
30 | 35 | ST-3 | 7 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 廣川 和希 安田 裕信 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'02.512 | 20.599 | 0.134 | 134.083 |
31 | 67 | ST-4 | 11 | 中川 良 内山 慎也 松原 浩二 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 2'02.744 | 20.831 | 0.232 | 133.830 |
32 | 13 | ST-4 | 12 | 小泉 和寛 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 2'02.792 | 20.879 | 0.048 | 133.777 |
33 | 111 | ST-4 | 13 | 大瀧 賢治 武井 寛史 吉田 広樹 ヘルムート・ギーセル | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH SPORTSSTER GT/R | 2'02.915 | 21.002 | 0.123 | 133.644 |
34 | 48 | ST-4 | 14 | 富田 竜一郎 井上 恵一 タカモリ 博士 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'03.161 | 21.248 | 0.246 | 133.377 |
35 | 44 | ST-4 | 15 | 見並 秀文 河野 利尚 下田 亮次 松沢 隆弘 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'03.590 | 21.677 | 0.429 | 132.914 |
36 | 26 | ST-4 | 16 | 後藤 比東至 井尻 薫 福田 秀明 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 2'03.978 | 22.065 | 0.388 | 132.498 |
37 | 88 | ST-4 | 17 | 雨宮 恵司 大井 正伸 脇谷 猛 村上 博幸 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 2'04.289 | 22.376 | 0.311 | 132.166 |
38 | 12 | ST-4 | 18 | 佐藤 衛 並木 重和 リク | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'04.609 | 22.696 | 0.320 | 131.827 |
39 | 54 | ST-4 | 19 | 加藤 彰彬 近藤 翼 小林 大作 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'04.698 | 22.785 | 0.089 | 131.733 |
40 | 39 | ST-3 | 8 | 佐藤 晋也 神子島 みか 川口 正敬 山本 幸彦 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 2'05.021 | 23.108 | 0.323 | 131.392 |
41 | 62 | ST-4 | 20 | 松本 和之 塚田 利郎 中村 進 池内 秀明 | キシデンWm風雅巻きG/DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'05.555 | 23.642 | 0.534 | 130.833 |
42 | 49 | ST-4 | 21 | 蘇武 喜和 白坂 卓也 大賀 裕介 嶋田 誠 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'06.517 | 24.604 | 0.962 | 129.839 |
43 | 2 | ST-5 | 1 | 山下 潤一郎 山田 英二 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | 2'06.529 | 24.616 | 0.012 | 129.826 |
44 | 99 | ST-5 | 2 | 梅本 淳一 奥村 浩一 大野 尊久 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 2'07.802 | 25.889 | 1.273 | 128.533 |
45 | 30 | ST-2 | 6 | 成澤 正人 下垣 和也 堀田 誠 岸 純一郎 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 2'08.527 | 26.614 | 0.725 | 127.809 |
46 | 17 | ST-5 | 3 | 野上 敏彦 谷川 達也 野上 達也 小原 健一 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'09.655 | 27.742 | 1.128 | 126.696 |
47 | 95 | ST-5 | 4 | 松井 猛敏 中島 保典 荒 聖治 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | 2'10.390 | 28.477 | 0.735 | 125.983 |
48 | 71 | ST-5 | 5 | 西畑 正樹 川村 剛士 馬場 和三郎 國枝 惣一郎 | ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS HONDA FIT RS | 2'11.589 | 29.676 | 1.199 | 124.834 |
49 | 36 | ST-5 | 6 | 江原 弘美 咲川 めり 川中子 和彦 馬場 優輝 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 2'11.756 | 29.843 | 0.167 | 124.676 |
50 | 19 | ST-5 | 7 | 古宮 正信 野村 浩史 恩塚 一将 西田 公也 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 2'12.142 | 30.229 | 0.386 | 124.312 |
51 | 96 | ST-4 | 22 | リウ・チン・ヤン エン・ピン・カン 木下 隆之 黒澤 琢弥 | 孚海車業×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'12.613 | 30.700 | 0.471 | 123.870 |
52 | 213 | ST-5 | 8 | 東 貴史 横尾 優一 原田 学 河田 暁人 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'13.407 | 31.494 | 0.794 | 123.133 |
53 | 101 | ST-5 | 9 | 渋谷 崇 山本 浩朗 渡辺 忠司 藤 喜行 | AGENT-1 Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'15.494 | 33.581 | 2.087 | 121.236 |
54 | 40 | ST-4 | 23 | 長谷川 伸司 たしろじゅん 伊藤 毅 吉田 靖之 | 車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'19.299 | 37.386 | 3.805 | 117.925 |
55 | 59 | ST-2 | 7 | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 6'48.217 | 5'06.304 | 4'28.918 | 40.240 |
スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は26日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で公式予選を行い、ST-Xクラスの星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN)がA,Bドライバーの合算タイム3分23秒036で総合のポールポジションを獲得した。
日本列島が猛暑に襲われたここ数日、富士の裾野を吹き抜ける風で幾分気温は低いものの、高温の中で午前11時5分より第3戦の公式予選が55台で行われた。
A,Bドライバーとも第1グループ(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3)、第2グループ(ST-4,ST-4)各15分づつでタイムが計測されA,Bドライバーの合算タイムでグリッドが決定する。
ST-Xクラスは5台が参加。Aグループは上位4台がコースレコードを更新するハイレベルの争いとなり、GTNET ADVAN NISSANの星野一樹が1位、Bグループでは尾本直史が2位につけ、合算でのポールポジションを決めた。2位にはAドライバー藤井誠暢が3位、Bドライバーガミさんが1位のスリーボンド日産自動車大学校GT-Rが、3位には今シーズン初参戦のGAIA POWER BMW(Aドライバー・横溝直樹、Bドライバー・ヒロ)が付けている。
ST-1クラスは3台が参加。Aドライバーの坂本祐也、Bドライバーの池田大祐ともクラストップタイムだったDiamango BMW Z4が文句なしのポールポジションを獲得した。2位には(A・中山雄一、B・平川亮)が付け、ここまで2連勝中のFaust Racing BMW Z4(A・堀主知ロバート、B・佐藤茂)は3位と出遅れた。
ST-2クラスは三菱ランサーとスバルインプレッサの争いで7台が参加。2連勝中のSTURM・MOTUL・ED インプレッサがAドライバーの大澤学が1位、Bドライバーの吉田寿博が2位で通過し合算でポールポジションを獲得した。2位にはRSオガワADVANランサー(A・大橋正澄、B・阪口良平)が、3位には新菱オート DIXCELエボⅨ(A・冨桝朋広、B・菊地靖組)が入った。
ST-3クラスは8台が参加。Aドライバー・前嶋修司、Bドライバー・佐々木雅弘ともトップタイムの35号車asset ings Z34が2位以下を大きく引き離しポールポジションを獲得した。2位には岡部自動車サントラント195マイカーズZ33(A・山崎学、B・伊橋勲)、3位には34号車asset ings Z34(A・松原怜史、B・藤波清斗)が入った。
今回も最大勢力のST-4クラスは23台が参加。Aドライバー・植松忠雄がトップタイム、Bドライバーが3位のUEMATSU TRACY SPORTS ings S2000がポールポジションを獲得した。2位はSKR ENGIEERING S2000(A・中村嘉宏、B・浜野彰彦)、3位にはENGIEERING S2000(A・吉本晶哉、B・太田侑弥)が入り、ホンダS2000が予選上位3位を独占した。
ST-5クラスは9台が参加。Aドライバー・梅本淳一、Bドライバー・奥村浩一ともトップタイムのBRP★J'S RACING フィット3がポールポジション。2位にリジカラFIT3(A・松井猛敏、B・中島保典)、3位にはホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX(A・山下潤一郎、B・山田英二)とこのクラスもホンダフィットが上位を独占した。
決勝レースは明日27日、午前11時にローリングラップがスタート。7時間先の午後6時を目指して長丁場の熱い戦いが繰り広げられる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) D Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 24 | ST-X | 1 | 佐々木 大樹 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'42.929 | - | 159.594 |
2 | 16 | ST-X | 2 | タカシ | GAIA POWER BMW BMW Z4 GT3 | 1'43.905 | 0.976 | 158.094 |
3 | 32 | ST-X | 3 | 高木 真一 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8 LMS ultra | 1'44.312 | 1.383 | 157.478 |
4 | 51 | ST-1 | 1 | 余郷 敦 | Diamango BMW Z4 BMW Z4 Coupe | 1'48.565 | 5.636 | 151.308 |
5 | 35 | ST-3 | 1 | 安田 裕信 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.113 | 11.184 | 143.952 |
6 | 22 | ST-2 | 1 | 長谷川 奉徹 | ハセプロaprランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'55.225 | 12.296 | 142.563 |
7 | 5 | ST-3 | 2 | 今村 大輔 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'55.526 | 12.597 | 142.191 |
8 | 15 | ST-3 | 3 | 古谷 直広 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'55.898 | 12.969 | 141.735 |
9 | 38 | ST-3 | 4 | 川端 伸太朗 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'56.097 | 13.168 | 141.492 |
10 | 30 | ST-2 | 2 | 岸 純一郎 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'56.157 | 13.228 | 141.419 |
11 | 7 | ST-2 | 3 | 増田 芳信 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'56.256 | 13.327 | 141.299 |
12 | 39 | ST-3 | 5 | 山本 幸彦 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'57.236 | 14.307 | 140.117 |
13 | 333 | ST-4 | 1 | 白石 勇樹 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'58.833 | 15.904 | 138.234 |
14 | 777 | ST-3 | 6 | 福山 英朗 | チーム収二イケダRX-7 MAZDA RX-7 | 1'58.874 | 15.945 | 138.187 |
15 | 41 | ST-4 | 2 | 佐々木 孝太 | UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'59.000 | 16.071 | 138.040 |
16 | 96 | ST-4 | 3 | 黒澤 琢弥 | 孚海車業×SPOON S2000 HONDA S2000 | 1'59.771 | 16.842 | 137.152 |
17 | 52 | ST-4 | 4 | 脇阪 寿一 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 2'00.794 | 17.865 | 135.990 |
18 | 40 | ST-4 | 5 | 吉田 靖之 | 車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'00.823 | 17.894 | 135.958 |
19 | 92 | ST-4 | 6 | 鈴木 優 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 2'01.780 | 18.851 | 134.889 |
20 | 505 | ST-2 | 4 | 竹田 直人 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'01.944 | 19.015 | 134.708 |
21 | 73 | ST-4 | 7 | 井ノ口 智大 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'01.956 | 19.027 | 134.694 |
22 | 88 | ST-4 | 8 | 村上 博幸 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 2'02.069 | 19.140 | 134.570 |
23 | 44 | ST-4 | 9 | 松沢 隆弘 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'02.160 | 19.231 | 134.470 |
24 | 93 | ST-4 | 10 | 上別府 将司 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 2'02.506 | 19.577 | 134.090 |
25 | 18 | ST-4 | 11 | 浅野 真吾 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 2'02.791 | 19.862 | 133.779 |
26 | 49 | ST-4 | 12 | 嶋田 誠 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'03.782 | 20.853 | 132.708 |
27 | 62 | ST-4 | 13 | 池内 秀明 | キシデンWm風雅巻きG/DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'04.335 | 21.406 | 132.117 |
28 | 111 | ST-4 | 14 | ヘルムート・ギーセル | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH SPORTSSTER GT/R | 2'06.227 | 23.298 | 130.137 |
29 | 17 | ST-5 | 1 | 小原 健一 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'08.960 | 26.031 | 127.379 |
30 | 19 | ST-5 | 2 | 西田 公也 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 2'09.681 | 26.752 | 126.671 |
31 | 36 | ST-5 | 3 | 馬場 優輝 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 2'10.238 | 27.309 | 126.129 |
32 | 71 | ST-5 | 4 | 國枝 惣一郎 | ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS HONDA FIT RS | 2'11.222 | 28.293 | 125.183 |
33 | 213 | ST-5 | 5 | 河田 暁人 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'13.155 | 30.226 | 123.366 |
34 | *101 | ST-5 | 6 | 藤 喜行 | AGENT-1 Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'14.750 | 31.821 | 121.906 |
- CarNo.101は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。
富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 16 | ST-X | 1 | 密山 祥吾 | GAIA POWER BMW BMW Z4 GT3 | 1'41.472 | - | 161.885 |
2 | 81 | ST-X | 2 | 青木 孝行 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'41.867 | 0.395 | 161.257 |
3 | 3 | ST-X | 3 | 飯田 章 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 1'41.971 | 0.499 | 161.093 |
4 | 24 | ST-X | 4 | 高星 明誠 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'43.177 | 1.705 | 159.210 |
5 | 32 | ST-X | 5 | テツオ・オギノ | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8 LMS ultra | 1'44.842 | 3.370 | 156.681 |
6 | 9 | ST-1 | 1 | 土屋 武士 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'48.652 | 7.180 | 151.187 |
7 | 37 | ST-1 | 2 | 畠中 修 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'50.447 | 8.975 | 148.730 |
8 | 59 | ST-2 | 1 | 松田 晃司 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'51.451 | 9.979 | 147.390 |
9 | 51 | ST-1 | 3 | 石原 将光 | Diamango BMW Z4 BMW Z4 Coupe | 1'52.065 | 10.593 | 146.583 |
10 | 34 | ST-3 | 1 | 大西 隆生 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'53.460 | 11.988 | 144.781 |
11 | 20 | ST-2 | 2 | 花岡 翔太 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'53.722 | 12.250 | 144.447 |
12 | 30 | ST-2 | 3 | 堀田 誠 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'54.075 | 12.603 | 144.000 |
13 | 15 | ST-3 | 2 | 田中 哲也 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.195 | 12.723 | 143.849 |
14 | *35 | ST-3 | 3 | 廣川 和希 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.288 | 12.816 | 143.732 |
15 | *14 | ST-3 | 4 | 安宅 徳光 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'55.642 | 14.170 | 142.049 |
16 | 5 | ST-3 | 5 | 白井 剛 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'55.991 | 14.519 | 141.621 |
17 | 22 | ST-2 | 4 | 長谷川 智秀 | ハセプロaprランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'56.245 | 14.773 | 141.312 |
18 | 39 | ST-3 | 6 | 川口 正敬 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'56.476 | 15.004 | 141.032 |
19 | 7 | ST-2 | 5 | 高橋 卓矢 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'57.386 | 15.914 | 139.938 |
20 | 38 | ST-3 | 7 | 兵藤 信一 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'57.570 | 16.098 | 139.719 |
21 | 777 | ST-3 | 8 | 里山 勉 | チーム収二イケダRX-7 MAZDA RX-7 | 1'58.119 | 16.647 | 139.070 |
22 | 92 | ST-4 | 1 | 井入 宏之 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'58.219 | 16.747 | 138.952 |
23 | 86 | ST-4 | 2 | 影山 正彦 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'58.779 | 17.307 | 138.297 |
24 | 93 | ST-4 | 3 | 松井 隆幸 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'59.360 | 17.888 | 137.624 |
25 | 58 | ST-4 | 4 | 山田 隆行 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'59.424 | 17.952 | 137.550 |
26 | 41 | ST-4 | 5 | 寺西 玲央 | UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'59.810 | 18.338 | 137.107 |
27 | 13 | ST-4 | 6 | 小河 諒 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'59.817 | 18.345 | 137.099 |
28 | 96 | ST-4 | 7 | 木下 隆之 | 孚海車業×SPOON S2000 HONDA S2000 | 1'59.827 | 18.355 | 137.088 |
29 | *52 | ST-4 | 8 | 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 2'00.745 | 19.273 | 136.045 |
30 | 73 | ST-4 | 9 | 下山 和寿 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'01.180 | 19.708 | 135.557 |
31 | 40 | ST-4 | 10 | 伊藤 毅 | 車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'01.522 | 20.050 | 135.176 |
32 | 62 | ST-4 | 11 | 中村 進 | キシデンWm風雅巻きG/DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'02.081 | 20.609 | 134.557 |
33 | 49 | ST-4 | 12 | 大賀 裕介 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'02.274 | 20.802 | 134.344 |
34 | 111 | ST-4 | 13 | 吉田 広樹 | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH SPORTSSTER GT/R | 2'02.590 | 21.118 | 133.998 |
35 | 67 | ST-4 | 14 | 松原 浩二 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 2'02.715 | 21.243 | 133.861 |
36 | 88 | ST-4 | 15 | 脇谷 猛 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 2'03.414 | 21.942 | 133.103 |
37 | 333 | ST-4 | 16 | 藤田 弘幸 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'04.253 | 22.781 | 132.204 |
38 | *27 | ST-4 | 17 | 松波 太郎 | FINA ADVAN BRZ SUBARU BRZ | 2'04.577 | 23.105 | 131.861 |
39 | 54 | ST-4 | 18 | 小林 大作 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'04.707 | 23.235 | 131.723 |
40 | 26 | ST-4 | 19 | 福田 秀明 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 2'04.814 | 23.342 | 131.610 |
41 | 18 | ST-4 | 20 | 笠原 智行 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 2'05.107 | 23.635 | 131.302 |
42 | 44 | ST-4 | 21 | 下田 亮次 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'05.155 | 23.683 | 131.252 |
43 | 99 | ST-5 | 1 | 大野 尊久 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | R2'05.283 | 23.811 | 131.118 |
44 | 95 | ST-5 | 2 | 荒 聖治 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | R2'07.162 | 25.690 | 129.180 |
45 | 17 | ST-5 | 3 | 野上 達也 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'09.728 | 28.256 | 126.625 |
46 | 36 | ST-5 | 4 | 川中子 和彦 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 2'10.114 | 28.642 | 126.249 |
47 | 19 | ST-5 | 5 | 恩塚 一将 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 2'11.601 | 30.129 | 124.823 |
48 | 71 | ST-5 | 6 | 馬場 和三郎 | ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS HONDA FIT RS | 2'12.271 | 30.799 | 124.190 |
49 | 101 | ST-5 | 7 | 渡辺 忠司 | AGENT-1 Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'13.829 | 32.357 | 122.745 |
50 | 213 | ST-5 | 8 | 原田 学 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'15.032 | 33.560 | 121.651 |
- 'R'マークはコースレコードを更新しました。
- CarNo.27,35,52は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。
- CarNo.14は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第8条(2)公式予選手順違反により、罰金1万円とする。
富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
1 | 81 | ST-X | 1 | 星野 一樹 尾本 直史 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'40.354 1'42.682 | 3'23.036 | - |
2 | 24 | ST-X | 2 | 藤井 誠暢 ガミさん | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'41.094 1'42.431 | 3'23.525 | 0.489 |
3 | 16 | ST-X | 3 | 横溝 直輝 ヒロ | GAIA POWER BMW BMW Z4 GT3 | 1'40.690 1'43.162 | 3'23.852 | 0.816 |
4 | 3 | ST-X | 4 | 峰尾 恭輔 ユーク・タニグチ | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 1'41.557 1'43.281 | 3'24.838 | 1.802 |
5 | 32 | ST-X | 5 | 小林 崇志 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8 LMS ultra | 1'42.064 1'42.986 | 3'25.050 | 2.014 |
6 | 51 | ST-1 | 1 | 坂本 祐也 池田 大祐 | Diamango BMW Z4 BMW Z4 Coupe | 1'46.098 1'46.892 | 3'32.990 | 9.954 |
7 | *37 | ST-1 | 2 | 中山 雄一 平川 亮 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'47.187 1'47.802 | 3'34.989 | 11.953 |
8 | 9 | ST-1 | 3 | 堀 主知ロバート 佐藤 茂 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'48.506 1'49.436 | 3'37.942 | 14.906 |
9 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 吉田 寿博 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'51.203 1'51.165 | 3'42.368 | 19.332 |
10 | 35 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'51.916 1'52.061 | 3'43.977 | 20.941 |
11 | 20 | ST-2 | 2 | 大橋 正澄 阪口 良平 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'52.269 1'52.027 | 3'44.296 | 21.260 |
12 | 6 | ST-2 | 3 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'54.416 1'50.931 | 3'45.347 | 22.311 |
13 | 30 | ST-2 | 4 | 成澤 正人 下垣 和也 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'52.514 1'53.285 | 3'45.799 | 22.763 |
14 | 22 | ST-2 | 5 | 朝倉 宏志 朝倉 貴志 | ハセプロaprランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'52.882 1'53.099 | 3'45.981 | 22.945 |
15 | 7 | ST-2 | 6 | 藤井 芳樹 関 豊 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'52.914 1'53.293 | 3'46.207 | 23.171 |
16 | 14 | ST-3 | 2 | 山崎 学 伊橋 勲 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'53.350 1'53.217 | 3'46.567 | 23.531 |
17 | 34 | ST-3 | 3 | 松原 怜史 藤波 清斗 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.002 1'52.763 | 3'46.765 | 23.729 |
18 | 5 | ST-3 | 4 | 小松 一臣 杉林 健一 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'53.193 1'54.186 | 3'47.379 | 24.343 |
19 | *38 | ST-3 | 5 | 鶴田 和弥 植田 正幸 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'53.827 1'54.415 | 3'48.242 | 25.206 |
20 | 39 | ST-3 | 6 | 佐藤 晋也 神子島 みか | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'53.376 1'54.989 | 3'48.365 | 25.329 |
21 | 15 | ST-3 | 7 | 長島 正明 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.248 1'54.464 | 3'48.712 | 25.676 |
22 | 41 | ST-4 | 1 | 植松 忠雄 藤田 竜樹 | UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'57.406 1'57.316 | 3'54.722 | 31.686 |
23 | 92 | ST-4 | 2 | 中村 嘉宏 浜野 彰彦 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'57.436 1'57.337 | 3'54.773 | 31.737 |
24 | 93 | ST-4 | 3 | 吉本 晶哉 太田 侑弥 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'58.417 1'57.006 | 3'55.423 | 32.387 |
25 | 86 | ST-4 | 4 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'57.931 1'57.775 | 3'55.706 | 32.670 |
26 | 777 | ST-3 | 8 | 関根 基司 岡本 克彦 | チーム収二イケダRX-7 MAZDA RX-7 | 1'57.709 1'58.014 | 3'55.723 | 32.687 |
27 | 58 | ST-4 | 5 | 小林 康一 塩谷 烈州 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.109 1'58.063 | 3'56.172 | 33.136 |
28 | 333 | ST-4 | 6 | 野間 一 中島 佑弥 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'57.781 1'58.614 | 3'56.395 | 33.359 |
29 | 40 | ST-4 | 7 | 長谷川 伸司 たしろじゅん | 車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'59.692 1'56.784 | 3'56.476 | 33.440 |
30 | 52 | ST-4 | 8 | 番場 琢 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 1'58.906 1'58.833 | 3'57.739 | 34.703 |
31 | 48 | ST-4 | 9 | 富田 竜一郎 井上 恵一 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.999 1'58.964 | 3'57.963 | 34.927 |
32 | 13 | ST-4 | 10 | 小泉 和寛 村田 信博 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'59.699 1'59.393 | 3'59.092 | 36.056 |
33 | 73 | ST-4 | 11 | 北川 剛 森 国形 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.928 2'00.703 | 3'59.631 | 36.595 |
34 | 67 | ST-4 | 12 | 中川 良 内山 慎也 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 1'59.840 1'59.887 | 3'59.727 | 36.691 |
35 | 12 | ST-4 | 13 | 佐藤 衛 並木 重和 | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'00.785 1'59.809 | 4'00.594 | 37.558 |
36 | 62 | ST-4 | 14 | 松本 和之 塚田 利郎 | キシデンWm風雅巻きG/DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'59.689 2'01.235 | 4'00.924 | 37.888 |
37 | 88 | ST-4 | 15 | 雨宮 恵司 大井 正伸 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 2'00.053 2'01.506 | 4'01.559 | 38.523 |
38 | 111 | ST-4 | 16 | 大瀧 賢治 武井 寛史 | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH SPORTSSTER GT/R | 2'00.308 2'01.257 | 4'01.565 | 38.529 |
39 | 44 | ST-4 | 17 | 見並 秀文 河野 利尚 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 1'59.864 2'01.768 | 4'01.632 | 38.596 |
40 | 96 | ST-4 | 18 | リウ・チン・ヤン エン・ピン・カン | 孚海車業×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'00.165 2'01.624 | 4'01.789 | 38.753 |
41 | 18 | ST-4 | 19 | 浅野 武夫 西村 和則 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 2'01.106 2'01.503 | 4'02.609 | 39.573 |
42 | 49 | ST-4 | 20 | 蘇武 喜和 白坂 卓也 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'01.465 2'01.211 | 4'02.676 | 39.640 |
43 | 54 | ST-4 | 21 | 加藤 彰彬 近藤 翼 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'02.495 2'00.603 | 4'03.098 | 40.062 |
44 | 26 | ST-4 | 22 | 後藤 比東至 井尻 薫 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 2'02.045 2'02.093 | 4'04.138 | 41.102 |
45 | 27 | ST-4 | 23 | 松田 秀士 柴田 優作 | FINA ADVAN BRZ SUBARU BRZ | 2'02.702 2'01.739 | 4'04.441 | 41.405 |
46 | 99 | ST-5 | 1 | 梅本 淳一 奥村 浩一 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | 2'05.669 2'05.275 | 4'10.944 | 47.908 |
47 | 95 | ST-5 | 2 | 松井 猛敏 中島 保典 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | 2'05.703 2'06.323 | 4'12.026 | 48.990 |
48 | 2 | ST-5 | 3 | 山下 潤一郎 山田 英二 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | 2'07.386 2'05.496 | 4'12.882 | 49.846 |
49 | *19 | ST-5 | 4 | 古宮 正信 野村 浩史 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 2'07.137 2'09.079 | 4'16.216 | 53.180 |
50 | 36 | ST-5 | 5 | 江原 弘美 咲川 めり | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 2'09.777 2'07.741 | 4'17.518 | 54.482 |
51 | 17 | ST-5 | 6 | 野上 敏彦 谷川 達也 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'10.542 2'07.587 | 4'18.129 | 55.093 |
52 | 71 | ST-5 | 7 | 西畑 正樹 川村 剛士 | ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS HONDA FIT RS | 2'10.219 2'10.203 | 4'20.422 | 57.386 |
53 | 213 | ST-5 | 8 | 東 貴史 横尾 優一 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'09.600 2'11.044 | 4'20.644 | 57.608 |
54 | 101 | ST-5 | 9 | 渋谷 崇 山本 浩朗 | AGENT-1 Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'10.072 2'10.897 | 4'20.969 | 57.933 |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 505 | ST-2 | - | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'55.100 2'55.358 | 4'50.458 | 1'27.422 |
富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 24 | ST-X | 1 | ガミさん | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'42.431 | - | 160.369 |
2 | 81 | ST-X | 2 | 尾本 直史 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'42.682 | 0.251 | 159.977 |
3 | 32 | ST-X | 3 | 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8 LMS ultra | 1'42.986 | 0.555 | 159.505 |
4 | 16 | ST-X | 4 | ヒロ | GAIA POWER BMW BMW Z4 GT3 | 1'43.162 | 0.731 | 159.233 |
5 | 3 | ST-X | 5 | ユーク・タニグチ | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 1'43.281 | 0.850 | 159.050 |
6 | 51 | ST-1 | 1 | 池田 大祐 | Diamango BMW Z4 BMW Z4 Coupe | 1'46.892 | 4.461 | 153.677 |
7 | *37 | ST-1 | 2 | 平川 亮 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'47.802 | 5.371 | 152.379 |
8 | 9 | ST-1 | 3 | 佐藤 茂 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'49.436 | 7.005 | 150.104 |
9 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'50.931 | 8.500 | 148.081 |
10 | 59 | ST-2 | 2 | 吉田 寿博 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'51.165 | 8.734 | 147.770 |
11 | 20 | ST-2 | 3 | 阪口 良平 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'52.027 | 9.596 | 146.633 |
12 | 35 | ST-3 | 1 | 佐々木 雅弘 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'52.061 | 9.630 | 146.588 |
13 | 34 | ST-3 | 2 | 藤波 清斗 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'52.763 | 10.332 | 145.675 |
14 | 22 | ST-2 | 4 | 朝倉 貴志 | ハセプロaprランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'53.099 | 10.668 | 145.243 |
15 | 14 | ST-3 | 3 | 伊橋 勲 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'53.217 | 10.786 | 145.091 |
16 | 30 | ST-2 | 5 | 下垣 和也 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'53.285 | 10.854 | 145.004 |
17 | 7 | ST-2 | 6 | 関 豊 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'53.293 | 10.862 | 144.994 |
18 | 5 | ST-3 | 4 | 杉林 健一 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.186 | 11.755 | 143.860 |
19 | *38 | ST-3 | 5 | 植田 正幸 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'54.415 | 11.984 | 143.572 |
20 | 15 | ST-3 | 6 | 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.464 | 12.033 | 143.511 |
21 | 39 | ST-3 | 7 | 神子島 みか | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'54.989 | 12.558 | 142.855 |
22 | 40 | ST-4 | 1 | たしろじゅん | 車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'56.784 | 14.353 | 140.660 |
23 | 93 | ST-4 | 2 | 太田 侑弥 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'57.006 | 14.575 | 140.393 |
24 | 41 | ST-4 | 3 | 藤田 竜樹 | UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'57.316 | 14.885 | 140.022 |
25 | 92 | ST-4 | 4 | 浜野 彰彦 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'57.337 | 14.906 | 139.997 |
26 | 86 | ST-4 | 5 | 井口 卓人 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'57.775 | 15.344 | 139.476 |
27 | 777 | ST-3 | 8 | 岡本 克彦 | チーム収二イケダRX-7 MAZDA RX-7 | 1'58.014 | 15.583 | 139.194 |
28 | 58 | ST-4 | 6 | 塩谷 烈州 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.063 | 15.632 | 139.136 |
29 | 333 | ST-4 | 7 | 中島 佑弥 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'58.614 | 16.183 | 138.490 |
30 | 52 | ST-4 | 8 | 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 1'58.833 | 16.402 | 138.234 |
31 | 48 | ST-4 | 9 | 井上 恵一 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.964 | 16.533 | 138.082 |
32 | 13 | ST-4 | 10 | 村田 信博 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'59.393 | 16.962 | 137.586 |
33 | 12 | ST-4 | 11 | 並木 重和 | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'59.809 | 17.378 | 137.108 |
34 | 67 | ST-4 | 12 | 内山 慎也 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 1'59.887 | 17.456 | 137.019 |
35 | 54 | ST-4 | 13 | 近藤 翼 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'00.603 | 18.172 | 136.206 |
36 | 73 | ST-4 | 14 | 森 国形 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'00.703 | 18.272 | 136.093 |
37 | 49 | ST-4 | 15 | 白坂 卓也 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'01.211 | 18.780 | 135.522 |
38 | 62 | ST-4 | 16 | 塚田 利郎 | キシデンWm風雅巻きG/DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'01.235 | 18.804 | 135.496 |
39 | 111 | ST-4 | 17 | 武井 寛史 | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH SPORTSSTER GT/R | 2'01.257 | 18.826 | 135.471 |
40 | 18 | ST-4 | 18 | 西村 和則 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 2'01.503 | 19.072 | 135.197 |
41 | 88 | ST-4 | 19 | 大井 正伸 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 2'01.506 | 19.075 | 135.193 |
42 | 96 | ST-4 | 20 | エン・ピン・カン | 孚海車業×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'01.624 | 19.193 | 135.062 |
43 | *27 | ST-4 | 21 | 柴田 優作 | FINA ADVAN BRZ SUBARU BRZ | 2'01.739 | 19.308 | 134.935 |
44 | 44 | ST-4 | 22 | 河野 利尚 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'01.768 | 19.337 | 134.902 |
45 | 26 | ST-4 | 23 | 井尻 薫 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 2'02.093 | 19.662 | 134.543 |
46 | 99 | ST-5 | 1 | 奥村 浩一 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | R2'05.275 | 22.844 | 131.126 |
47 | 2 | ST-5 | 2 | 山田 英二 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | R2'05.496 | 23.065 | 130.895 |
48 | 95 | ST-5 | 3 | 中島 保典 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | R2'06.323 | 23.892 | 130.038 |
49 | 17 | ST-5 | 4 | 谷川 達也 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | R2'07.587 | 25.156 | 128.750 |
50 | 36 | ST-5 | 5 | 咲川 めり | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | R2'07.741 | 25.310 | 128.595 |
51 | *19 | ST-5 | 6 | 野村 浩史 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | 2'09.079 | 26.648 | 127.262 |
52 | 71 | ST-5 | 7 | 川村 剛士 | ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS HONDA FIT RS | 2'10.203 | 27.772 | 126.163 |
53 | 101 | ST-5 | 8 | 山本 浩朗 | AGENT-1 Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'10.897 | 28.466 | 125.495 |
54 | 213 | ST-5 | 9 | 横尾 優一 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'11.044 | 28.613 | 125.353 |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 505 | ST-2 | - | 岡本 武之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'55.358 | 1'12.927 | 93.676 |
- 'R'マークはコースレコードを更新しました。
- CarNo.19,37,38は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。
- CarNo.27は、ピットレーン速度違反により、罰金3万円とする。
富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 81 | ST-X | 1 | 星野 一樹 | GTNET ADVAN NISSAN NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'40.354 | - | 163.689 |
2 | 16 | ST-X | 2 | 横溝 直輝 | GAIA POWER BMW BMW Z4 GT3 | R1'40.690 | 0.336 | 163.142 |
3 | 24 | ST-X | 3 | 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | R1'41.094 | 0.740 | 162.490 |
4 | 3 | ST-X | 4 | 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 1'41.557 | 1.203 | 161.750 |
5 | 32 | ST-X | 5 | 小林 崇志 | ケーズフロンティアDR Audi R8 Audi R8 LMS ultra | 1'42.064 | 1.710 | 160.946 |
6 | 51 | ST-1 | 1 | 坂本 祐也 | Diamango BMW Z4 BMW Z4 Coupe | 1'46.098 | 5.744 | 154.827 |
7 | 37 | ST-1 | 2 | 中山 雄一 | KeePer I.P.S IPS kuruma01 | 1'47.187 | 6.833 | 153.254 |
8 | 9 | ST-1 | 3 | 堀 主知ロバート | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4 | 1'48.506 | 8.152 | 151.391 |
9 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 1'51.203 | 10.849 | 147.719 |
10 | 35 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'51.916 | 11.562 | 146.778 |
11 | 20 | ST-2 | 2 | 大橋 正澄 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'52.269 | 11.915 | 146.316 |
12 | 30 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'52.514 | 12.160 | 145.998 |
13 | 22 | ST-2 | 4 | 朝倉 宏志 | ハセプロaprランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'52.882 | 12.528 | 145.522 |
14 | 7 | ST-2 | 5 | 藤井 芳樹 | 新菱オート エボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'52.914 | 12.560 | 145.481 |
15 | 5 | ST-3 | 2 | 小松 一臣 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'53.193 | 12.839 | 145.122 |
16 | 14 | ST-3 | 3 | 山崎 学 | 岡部自動車サントラント195マイカーズZ33 NISSAN Fairlady Z | 1'53.350 | 12.996 | 144.921 |
17 | *39 | ST-3 | 4 | 佐藤 晋也 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'53.376 | 13.022 | 144.888 |
18 | 38 | ST-3 | 5 | 鶴田 和弥 | TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350 LEXUS IS 350 | 1'53.827 | 13.473 | 144.314 |
19 | 34 | ST-3 | 6 | 松原 怜史 | asset ings Z34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.002 | 13.648 | 144.092 |
20 | 15 | ST-3 | 7 | 長島 正明 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 1'54.248 | 13.894 | 143.782 |
21 | 6 | ST-2 | 6 | 冨桝 朋広 | 新菱オート DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'54.416 | 14.062 | 143.571 |
22 | 505 | ST-2 | 7 | 田ヶ原 章蔵 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 1'55.100 | 14.746 | 142.718 |
23 | 41 | ST-4 | 1 | 植松 忠雄 | UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'57.406 | 17.052 | 139.914 |
24 | 92 | ST-4 | 2 | 中村 嘉宏 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'57.436 | 17.082 | 139.879 |
25 | 777 | ST-3 | 8 | 関根 基司 | チーム収二イケダRX-7 MAZDA RX-7 | 1'57.709 | 17.355 | 139.554 |
26 | 333 | ST-4 | 3 | 野間 一 | GLORY A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R | 1'57.781 | 17.427 | 139.469 |
27 | 86 | ST-4 | 4 | 蒲生 尚弥 | GAZOO Racing SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'57.931 | 17.577 | 139.292 |
28 | 58 | ST-4 | 5 | 小林 康一 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.109 | 17.755 | 139.082 |
29 | 93 | ST-4 | 6 | 吉本 晶哉 | SKR ENGIEERING S2000 HONDA S2000 | 1'58.417 | 18.063 | 138.720 |
30 | 52 | ST-4 | 7 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 1'58.906 | 18.552 | 138.149 |
31 | *73 | ST-4 | 8 | 北川 剛 | オートバックス★OSU★A-ONE DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.928 | 18.574 | 138.124 |
32 | 48 | ST-4 | 9 | 富田 竜一郎 | Snap-on DIJON Racing DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'58.999 | 18.645 | 138.041 |
33 | 62 | ST-4 | 10 | 松本 和之 | キシデンWm風雅巻きG/DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 1'59.689 | 19.335 | 137.246 |
34 | 40 | ST-4 | 11 | 長谷川 伸司 | 車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 1'59.692 | 19.338 | 137.242 |
35 | 13 | ST-4 | 12 | 小泉 和寛 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'59.699 | 19.345 | 137.234 |
36 | 67 | ST-4 | 13 | 中川 良 | YAMATO CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 1'59.840 | 19.486 | 137.073 |
37 | 44 | ST-4 | 14 | 見並 秀文 | コクピット狭山BRIDE ARS AD86 TOYOTA 86 | 1'59.864 | 19.510 | 137.045 |
38 | *88 | ST-4 | 15 | 雨宮 恵司 | 村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター MAZDA ROADSTER | 2'00.053 | 19.699 | 136.830 |
39 | 96 | ST-4 | 16 | リウ・チン・ヤン | 孚海車業×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'00.165 | 19.811 | 136.702 |
40 | 111 | ST-4 | 17 | 大瀧 賢治 | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH SPORTSSTER GT/R | 2'00.308 | 19.954 | 136.540 |
41 | 12 | ST-4 | 18 | 佐藤 衛 | VivaC ED BRIDE HPI FD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'00.785 | 20.431 | 136.000 |
42 | 18 | ST-4 | 19 | 浅野 武夫 | Y's distraction 86 TOYOTA 86 | 2'01.106 | 20.752 | 135.640 |
43 | 49 | ST-4 | 20 | 蘇武 喜和 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'01.465 | 21.111 | 135.239 |
44 | 26 | ST-4 | 21 | 後藤 比東至 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN ターボ | 2'02.045 | 21.691 | 134.596 |
45 | 54 | ST-4 | 22 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'02.495 | 22.141 | 134.102 |
46 | 27 | ST-4 | 23 | 松田 秀士 | FINA ADVAN BRZ SUBARU BRZ | 2'02.702 | 22.348 | 133.876 |
47 | 99 | ST-5 | 1 | 梅本 淳一 | BRP★J'S RACING フィット3 HONDA FIT3 RS | R2'05.669 | 25.315 | 130.715 |
48 | 95 | ST-5 | 2 | 松井 猛敏 | リジカラFIT3 HONDA FIT3 RS | R2'05.703 | 25.349 | 130.679 |
49 | 19 | ST-5 | 3 | 古宮 正信 | BRP★J'S RACING フィット2 HONDA FIT2 RS | R2'07.137 | 26.783 | 129.206 |
50 | 2 | ST-5 | 4 | 山下 潤一郎 | ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX HONDA FIT | R2'07.386 | 27.032 | 128.953 |
51 | 213 | ST-5 | 5 | 東 貴史 | WAKO'Sμ野田自動車Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'09.600 | 29.246 | 126.750 |
52 | 36 | ST-5 | 6 | 江原 弘美 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ IPS Vitz RS | 2'09.777 | 29.423 | 126.578 |
53 | 101 | ST-5 | 7 | 渋谷 崇 | AGENT-1 Vitz TOYOTA Vitz RS | 2'10.072 | 29.718 | 126.290 |
54 | 71 | ST-5 | 8 | 西畑 正樹 | ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS HONDA FIT RS | 2'10.219 | 29.865 | 126.147 |
55 | *17 | ST-5 | 9 | 野上 敏彦 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'10.542 | 30.188 | 125.835 |
- 'R'マークはコースレコードを更新しました。
- CarNo.17,39,73,88は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。

GAIA POWER BMW(フィールドモータースポーツ)は、「2014年ST-Xクラス」に第3戦富士スピードウェイよりフル参戦すると発表した。
Aドライバーには2012スーパーGTチャンピオン、2013アジアンルマンチャンピオンの横溝直輝を起用。Bドライバーは近年成長著しいジェントルマンドライバーHIRO、Cドライバーには昨年の最終戦でチームに加入した密山祥吾が参加。今大会富士はDドライバーとしてTakashiもドライブする。
2014年度スーパー耐久シリーズ参戦概要
- チーム名 GAIA POWER BMW
- 参戦車両 BMW Z4 GT3
- 参戦クラス ST-X
- チーム監督 福井宏尚
- Aドライバー 横溝直輝
- Bドライバー HIRO
- Cドライバー 密山祥吾
- Dドライバー Takashi
GAIA POWER BMWプレスリリース

GAINER DIXCEL SLS
Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
予選:2位 決勝:リタイア
入場者数 / 予選日:9,000人・決勝日28,000人
7月19日(土曜日)
- 公式練習 9:00~10:50 雨/ウエット/気温:21度/路面温度:23度
- ノックアウト予選 1回目・2回目 濃霧のため20日朝に順延
今回の菅生では74kgのハンディウエイトを搭載した11号車。梅雨明け間近のサーキットは朝から雨が降り、ウエイトが重くなったマシンにとっては、恵の雨になるかもしれない。
まず、平中克幸がマシンチェックのためコースへ。走り出しからアンダーステアに悩まされるが、タイムは他車と比べても悪くなく、やはり雨のコンディションは、11号車にとって好材料になっているようだ。リアの足回りを調整し、再びコースへ。若干の変化はみられたものの、基本的にアンダーは消えていない。
路面状況が刻々と変化するなか、セット変更を行いビヨン ビルドハイムと交代しチェックを行う。このセッションでは4番手のタイムで終了した。午後から行われる予選は、1度もコースに出ることなく、濃霧のため明日の朝に持ち越しとなった。雨のまま予選を行いたかった11号車にとっては、非常に残念な順延となった。

7月20日(日曜日)
- 公式予選 9:05~9:30 雨/ウエット/気温:20度/路面温度:23度
昨日からの雨は止むことなく、心配された霧も酷くはならずに、ウエット路面での予選がオンタイムで開始された。1回のみの25分の予選となり、1人のアタックでもOKということで、担当するのは平中。グリーンランプが点灯すると同時にピットを離れていく。
計測2周目にまずこの時点でのトップタイムを計測。10号車の山内もダンロップタイヤの特性を生かし平中に続く。雨も止み初め、路面も徐々に乾き初めてもトップから3番手以内でポジション争いを展開。
残り15分でタイヤを交換し、再びアタックを開始。計測3周目に1分27秒866を計測しトップに立つが、路面状況が回復傾向にあり、3番手に後退。残り6分で1度クールダウンして再びアタックを試み、タイムの更新を果たすが、ポジションを上げることは出来ず、午後からの決勝は3番グリッドからのスタートとなった。
- 平中克幸ドライバーコメント
-
予選3番手で決勝に向けては良い予選になったと思います。ダンロップタイヤのインターミディエイトのタイヤも凄く良かったですし、ライバル勢も10位以下と下位に沈んでいましたからね。GAINERとしても10号車がポールを獲得して、両車とも表彰台を狙えるポジションからのスタートになるので、決勝は2台揃って表彰台に立てたら良いなと思います。
- Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
-
昨日の練習走行は良い感じで終われました。僕が担当するはずだったQ1がキャンセルになり、今朝の予選はパーフェクトなコンディションになった。予選は雨と約束されていた訳ではなかったので心配でしたが、ダンロップタイヤはウエット、インター共に非常に強くパフォーマンスを発揮してくれました。KATSUが素晴らしい走りをしてヘビーな車重でも良いポジションを獲得してくれました。決勝は表彰台に立って、チャンピオンシップもリードしたいと思う。
7月20日(日曜日)
- 決勝 14:00~ 曇-雨/ドライ-ウエット/気温:22度/路面温度:27度
決勝のフォーメーションラップが始まると同時に、雨がポツポツとコースを濡らし始める。隊列が整わない事もあり、2周に渡ってフォーメーションラップが行われた。ポールからスタートした10号車山内に続き、11号車ビヨンが1コーナーに消えていく。濡れた路面の為、インターミディエイトのタイヤに交換するマシンも多かったが、濡れ始めた路面での2台のペースは速く、2台でバトルを展開。
2周目に11号車が10号車を4コーナーでパス。5周目にはGAINERの2台が3番手以下を10秒も引き離していた。しかし、後方から乾いてきた路面にマッチした50号車アストンマーティンが徐々に詰め始める。
19周目から後方につかれ、20周目の1コーナーでインを刺された時に、50号車はバランスを崩して11号車の右前輪にヒット。画面からはタイヤが回っていない11号車の悲惨な光景が映し出される。
何とかピットまでマシンを運んできたビヨンだったが、足回りが破損してしまい、無念のリタイヤとなってしまった。しかし、4号車が2度のタイヤ交換でノーポイント、55号車もノーポイントとなったため、シリーズランキングに変動はなかったことが今回のレースでの唯一の救いだった。

- 平中克幸ドライバーコメント
-
スタート直後から凄く荒れた展開で、僕らの判断は良かったと思います。表彰台の可能性も高かったので、こんな形で終わってしまい非常に残念なレースでした。今はそれしかいえません。非常にショックが大きいので・・・。
- Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
-
スタートは良いスタートが切れました。雨が降ってくる状況で、10号車を早めにパスして2台で良い状況を作れていました。タイヤをセーブしながらの走行でしたが、あの状況下では良いペースだったと思います。ウエット路面になったり、ドライ路面になったりと大変でした。50号車が迫って来たときは、やはり楽には抜かせたくありませんでした。ただ、最終コーナーのアンダーステアが非常に強く、立ち上がりのスピードが落ちる分、ストレートで並ばれてしまいました。外に並んで1コーナーでインに入られましたが、右フロントタイヤに接触され、足回りが壊れてしまいました。大量ポイントを獲得できるチャンスだっただけに、このリタイヤは非常に残念です。次の富士はもっと強くなって戻ってきます。
- 福田洋介チーム代表コメント
-
新路面になり、タイヤとの相性をまだ探っている状態の菅生で、74kgのウェイトハンデを積む11号車にとって、朝の予選・スタート直後迄は天気が味方してくれた感じでしたが、決勝中に完全にドライになってからは、やはり厳しい闘いを強いられました。ビヨンも厳しいなりに簡単には順位を譲らないように頑張っていたのですが、強引にインに入ってきた車両に接触され、リタイヤする事となってしまい残念です。荒れたレースで終盤の路面コンディションを考えれば、走り続けれてさえいればポイントを多く獲得出来ていただけに尚更です。 重い11号車、次戦以降の夏場のレースで「速さ」を魅せる事は難しいかもしれませんから「強さ」を発揮し、ライバルに競り勝ち、しっかりポイントを獲ってチャンピオンを目指します。

GAINER

GAINER Rn-SPORTS SLS
Masayuki UEDA / Hideki YAMAUCHI
予選:1位 決勝:13位
入場者数 / 予選日:9,000人・決勝日28,000人
7月19日(土曜日)
- 公式練習 9:00~10:50 雨/ウエット/気温:21度/路面温度:23度
- ノックアウト予選 1回目・2回目 濃霧のため20日朝に順延
今年のSUPER-GTも中盤戦にさしかかり、梅雨空の中スポーツランド菅生で第4戦は開幕した。
DUNLOPユーザーに取っては恵の雨だが、ここ菅生はエンジンが掛かると、なぜか濃霧も一緒にやってくる。
まず山内英輝からマシンの確認を行う。しかし、走り出しからミッションがおかしい。何度目かのピットでミッションのチェックを行う。10分ちょっとのロスタイムで再び山内が乗り込む。第2戦富士の時の様なものではなく、ホッとする。
11号車と同じくアンダーステアが強く、フロントの足回り、リアウイングを調整しコースへ。しかし、改善がみられずセットを進めていく。その後植田正幸と変わり、このセッションは9番手で走行を終えた。
午後から行われる予選は、1度もコースに出ることなく、濃霧のため明日の朝に持ち越しとなった。雨の走行で手応えを感じていた10号車にとっては、非常に残念な順延となった。

7月20日(日曜日)
- 公式予選 9:05~9:30 雨/ウエット/気温:20度/路面温度:23度
昨日からの雨は止むことなく、心配された霧も酷くはならずに、ウエット路面での予選がオンタイムで開始された。1回のみの25分の予選となり、1人のアタックでもOKということで、担当するのは山内。11号車に続いてコースインしていく。周回毎にタイムを上げていき、計測3周目には2番手、4周目にはトップに躍り出る。
そこからは11号車平中、61号車BRZ、0号車CR-Zと周回毎に順位を入れ替える激しいアタックを展開。残り9分で1度ピットへ戻り、タイヤを交換して再びアタックを開始。
徐々に路面も良くなり、11号車が残り6分でトップに立つと、61号車がそこに割り込んでくる。しかし、すぐに10号車がタイムを塗り替え再びトップに。最後のアタックでセクター1をトータルベストで更新していた61号車だったが、セクター2はSLSに分があるようで、更新されることはなく、10号車山内がSLSの初ポールを獲得した。
- 植田正幸ドライバーコメント
-
昨日はいきなりミッショントラブルがあったので、スタートが少し遅れたのですが、すぐに直ったので良かったです。走り始めはハード目のインターミディエイトのタイヤでも良い感触が持てたので、ミディアムのタイヤを履くときっといけるだろうと話していました。その通りに予選は山内が頑張ってくれました。決勝は順位を守って表彰台に乗れるよう頑張ります。
- 山内英輝ドライバーコメント
-
昨日の練習走行から調子が良くて、今回予選で使ったタイヤは、昨日は履いてなくて、11号車から聞いていたフィーリングと10号車のセットを照らし合わせて、福田エンジニアがセットアップを良くしてくれました。予選の走り始めも調子が良くて、迷いなくアタックが出来たのと、ダンロップさんが良いタイヤを持ち込んでくれたので本当に良い予選が出来ました。2セット目に使ったタイヤのタイミングも良くて、運もチーム全体の雰囲気も凄く良かったので、ポールを取ること出来ました。決勝は天候も読めませんが、今の流れが凄くいいので、ポジティブに考えて、2台で表彰台獲れるように頑張ります。
7月20日(日曜日)
- 決勝 14:00~ 曇-雨/ドライ-ウエット/気温:22度/路面温度:27度
決勝のフォーメーションラップが始まると同時に、雨がポツポツとコースを濡らし始める。隊列が整わない事もあり、2周に渡ってフォーメーションラップが行われた。ポールからスタートした10号車山内もポジションを落とすことなく1コーナーへ。タイムの上がらない他車をよそに、10号車、11号車の2台でレースを引っ張る。
2周目の3~4コーナーで11号車にパスされるが、離されることなく周回を重ねる。7周目には1コーナーで11号車の横に並びにパスしかけるが、抜くまでに至らず2番手を走行。スタートまでは繋がっていた無線機が、なぜか山内の声が聞こえない。前回オートポリスでも、植田に変わってから急に植田の声が聞こえなくなってしまったことがあり、意志の伝達が思うように伝わらない。画面に映る山内に、パッシングなどでピットからの無線が聞こえてるのかを確認。
15周を過ぎた辺りからタイヤの振動を感じるようになり、徐々にペースダウン。タイヤを温存して走ることを余儀なくされる。29周目には詰められて来た30号車GT-Rに1コーナーでインを刺され、そのまま外に大きく膨らんで来られたために接触。あわや11号車と同じようにリタイヤするのではないかと心配された。しかし、マシンの破損はなく順位は5番手まで落ちてしまったが、そのまま走行。
しかし、タイヤが悲鳴を上げ初め、35周目にルーティーンの為にピットへ。植田と変わった時は実質13番手位までポジションを下げてしまっていた。46周目頃から再び雨が落ち始め、56周目にインターミディエイトのタイヤへ交換するためにピットへ。変えたことによって、植田のペースは良くこのままポイント圏内まで順位を上げられると思われた。
しかし無情にも雨は徐々に止み初め、ペースが上げられない。残り周回数も約10周ほどと考えると、タイヤを交換することは得策とは考えられずそのままで走行を続ける。66周目の馬の背で500クラスがスピンコースアウトし、コースに戻って来たところで、あわや接触するぎりぎりでコースオフし難を逃れた。しかしこの為に12番手までポジションを上げてたのに、14番手まで下げてしまう事に。
その後1台パスし、なんとか13番手でチェッカーを受けることが出来た。天候に翻弄されたレースになってしまった。
- 植田正幸ドライバーコメント
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決勝は雨が降ったり止んだりで翻弄されてしまい、結果は余りよくありませんでした。次に向かってやらなければいけないことがいっぱいあって、それを一つずつクリアしていこうと思います。次はなんとか表彰台にのぼれるように頑張ります。
- 山内英輝ドライバーコメント
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スタート直後はチーム2台で良いペースで走れたのですが、完璧にドライになってくると状況が変わり、かなり厳しくなってしまいました。横浜勢のタイヤにあった路面になってからは辛かったですね。予選は初めてポールが獲れましたし、雨の中での速さも発揮できたと思うし、ダンロップタイヤさんの雨のパフォーマンスも凄く良かったので、雨が降り続いてくれれば良かったですね。次の富士ではドライでももっと良い方向に向けられるようにチームで考えて、臨みたいです。
- 福田洋介エンジニアコメント
-
予選は山内君の完璧なアタックが決まりポールが獲れ、決勝に雨が絡むと信じ、ウォームアップ走行でもチョイ濡れセットを試し成功し、雨が多めに絡めばパーフェクトだったと思います。 決勝直後は11号車と共に後続を離せそうだったので、初めて履くドライタイヤのライフを考慮しペースコントロールを促しましたが、路面が完全なド ライとなってからは厳しかったです。植田さんのスティント後半で雨が絡みインターミディエイトタイヤに換えてから、一時はGT500を何台も抜きハイペー スで追い上げてましたが、飛び出してきたGT500車両を避けた結果、見えかけていたポイント獲得が水泡に消え残念でした。 中盤戦以降、ポイント獲得・上位入賞の可能性は高まって来るので、チャンスを結果に繋げるよう頑張ります。勿論、表彰台も狙って行きます。

GAINER
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
7月19日(土)と20日(日)の両日、スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦が行われ、11番手スタートの立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO RC F 1号車が独走で今季初勝利。伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組のKeePer TOM'S RC F 37号車が2位で続き、LEXUS RC Fは開幕戦以来となる1-2フィニッシュを飾った。変わりやすい天候で荒れたレースとなったが、LEXUS RC Fは4,5,6位にも入り、トップ6のうち5台を占めた。

今季初勝利を飾った立川祐路/平手晃平(中央)と
2位に入った伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ(左)
SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月19日(土)、20日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
今季から新たなレギュレーションの下、全く新しい車両で激戦が繰り広げられているSUPER GTも、シーズン前半戦最後となる4戦目を迎えた。
今季よりLEXUS RC Fを投入したLEXUS Racingは、開幕戦岡山で歴史的な1-2フィニッシュを果たしたが、第2戦、第3戦では惜しくも勝利を逃す結果となった。
シリーズは7月後半の第4戦から、8月の第5,6戦へと、真夏の3連戦に突入する。ドライバー、クルマ共に暑さ故の負担も大きい。また、「魔物が棲む」と言われる今大会SUGOでは、波乱のレースとなることも珍しくない。
後半戦へと弾みをつけるためにも、真夏の3連戦の初戦となる今大会SUGOでの、LEXUS Racingの逆襲に期待がかかった。
◆予選◆
19日(土)は朝から降ったり止んだりの天候で、午前中行われたフリー走行もウェットコンディションの下で実施。コースアウト、クラッシュの続出する大荒れのセッションとなったが、PETRONAS TOM'S RC F 36号車がトップタイム。DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が2番手、ZENT CERUMO RC F 1号車が3番手とLEXUS RC Fは難コンディションの中でトップ3を独占。1台挟んで5,6番手にも続く速さを見せ、続く予選、決勝への期待が高まった。
しかし、予選開始予定の午後2時頃にはコース全体を深い霧が覆い、視界不良のため、予選開始はディレイ。天候の回復を待つこととなった。
その後、やや霧が晴れてきたことで午後2時43分から予選実施のアナウンスがされたものの、代わって強い雨が降り始め、再び予選は順延。更に霧が再び出てきたことで、この日の予選は中止、翌日決勝レース前のフリー走行が予定されていた時間に予選を実施することが決定された。
20日(日)も朝から雨模様となり、午前9時5分からGT300、GT500の順で25分間の1セッションと変更された予選が開始。前半のGT300クラス予選は降ったり止んだりのコンディションで、終盤にコースオフした車両によりGT500クラスの予選はいきなりの赤旗となった。
午前9時40分にセッションは再開。雨は止み、徐々に乾いていく路面の中で各車アタック。中嶋一貴の36号車が序盤からトップタイムをマークする好走を見せ、昨年の第2戦富士以来となるポールポジションを獲得。トップ10台が1秒以内に入っているにもかかわらず、2番手に0.4秒もの大差をつけてのポールポジション獲得となった。
2番手以降は僅差の争いとなり、KeePer TOM'S RC F 37号車が5番手、39号車が8番手、ENEOS SUSTINA RC F 6号車が9番手、1号車は11番手。WedsSport ADVAN RC F 19号車は最後尾15番手スタートとなった。
GT300クラスではOGT Panasonic PRIUS 31号車が15番手につけた。
◆決勝◆
予選後、雨は落ちることはなく、路面は何カ所か濡れているところが残っているものの、ほぼ乾いているという状況。全車スリックタイヤでグリッドに並んだが、フォーメーションラップ開始とほぼ同時に雨が降り始め、すぐに雨脚は強さを増していった。
このため、フォーメーションラップは2周追加。79周で決勝が戦われることとなった。3周のフォーメーションラップを終え、ペースカーがピットへと向かうのと同時に、36号車を先頭に数台がレインタイヤへと交換すべくピットへ。これで、ピットに向かわなかった37号車が3位、6号車が4位、1号車が5位へと順位を上げると、1周目に3台揃って前走車をパス。1周目の最終コーナーではトップの車両もかわし、LEXUS RC Fの1-2-3体制となった。
ポールポジションながらスタート時にピットインし、レインタイヤへと交換した36号車のジェームス・ロシターは、1周あたり6秒ほど早いペースでの追い上げを開始したが、5周を過ぎたあたりから雨は止み、レインタイヤへの交換作戦は失敗。11周目に36号車は再びピットインしスリックタイヤへ交換。大きく順位を落としてしまった。
スリックタイヤで序盤の濡れた路面を上手く走り切ったトップ3台のLEXUS RC Fは、後続を徐々に引き離して行きながら、それぞれのポジション争いも激化。2位の1号車 平手晃平は首位を逃げる37号車アンドレア・カルダレッリとの差を詰めていき、12周目、周回遅れのGT300車両に37号車が引っかかった隙を逃さずこれをパス。首位に立った平手はハイペースで後続との差を広げていき、30周目にはその差は14秒に。トップ3を占めるLEXUS RC Fの後方につける4位とは40秒もの大差となった。
中盤、各車ドライバー交代のピット作業を行い、順位は入れ替わったが、全車ピットを終えた時点で、LEXUS RC F勢は1-2-3体制に復帰した。
中盤戦でも若干の降雨はあったが、大きく路面を濡らすまでには至らず。しかし、60周目あたりになると、雨脚が強まり始め、後続勢はレインタイヤへの交換作戦を取った。3位を走行していた国本雄資の6号車が68周目にピットへ向かい、レインタイヤへと交換したが、上位2台の1号車 立川祐路と37号車 伊藤大輔は共にピットインせず、スリックタイヤのまま走り切ることに。
一方、序盤2回のタイヤ交換で大きく順位を落としながらロシター、そして交代した中嶋一貴が追い上げを見せていた36号車は、タイヤ交換などで順位を落としていくライバルを尻目に、66周目には4位までポジションアップ。LEXUS RC Fがトップ4を占めての終盤戦となった。
しかし、3位、4位につけていた6号車と36号車は、ワイパーが動かなくなるトラブルに見舞われており、視界不良の中、懸命の走行を続けたが、終盤猛烈な勢いで追い上げてきたライバルの先行を許してしまった。
首位を行く1号車の立川は、濡れた路面でコースオフやクラッシュの多発する終盤戦も、スリックタイヤながら着実な走りで後続との差を保ったまま周回を重ね、トップチェッカー。11番手スタートから、昨年の第6戦富士大会以来となる今季初勝利を飾った。立川は自身の持つJGTC/SUPER GTでの最多勝利記録を単独トップの16へと伸ばすこととなった。
逃げ切った37号車が2位で続き、LEXUS RC Fは開幕戦以来となる1-2フィニッシュ。首位と同一周回はこの2台のみという独走状態でレースを支配した。37号車の伊藤/カルダレッリは、今大会の結果により、ドライバーズランキングで首位に浮上した。
追い上げた36号車が4位。6号車が5位、39号車が6位でフィニッシュし、LEXUS RC Fは荒れたレースで、トップ6に5台が入る活躍を見せた。
GT300クラスでは、15番手グリッドの31号車プリウスが、フォーメーションラップ中にレインタイヤへと交換を行い、追い上げを図ったが24周目にスピン。何とかレースには復帰したが、後半ブレーキのトラブルに見舞われ、リタイアに終わった。
- ZENT CERUMO RC F 1号車 ドライバー 立川祐路:
-
今朝の予選はタイトなスケジュールだったが、レインタイヤでは、クルマのバランスがあまり良くなかった。決勝レースでは、スリックタイヤで濡れた路面を走ることになったが、バランスは良く速かった。序盤、平手がリードしてくれたので、僕はそれを引き継いだだけで、安心して走れた。雨が再び降り始めたときは、さすがに慎重になり、最後まで集中が必要だった。シーズン序盤苦しんだだけに、優勝出来て、平手やチームスタッフにはとても感謝している。次の富士は得意としているコースだが、前回はライバルにやられてしまったので雪辱を果たしたい。ランキング上位は、みんな苦しい状況だと思うが、タイトル目指し戦っていく。
- ZENT CERUMO RC F 1号車 ドライバー 平手晃平:
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予選は苦しい状況になってしまった。決勝レースは荒れたスタートで、タイヤを換える換えないか非常に難しい状況だったが、結果的に換えなかったのが良い方向に働いた。出来るだけ前半にマージンを築いて立川さんに繋ぐつもりで走り、結果的に後続を引き離してピットイン出来たので、ドライバー交代した後は安心していられるかと思っていたが、最後までハラハラドキドキの展開だった。生まれてきた子どもに、良いプレゼントが出来たと思っている。シリーズ後半戦は苦しい展開になると思うが、昨年も優勝がきっかけとなり調子を上げてチャンピオンを獲得出来たので、今年もその再現を狙いたい。
- KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー 伊藤大輔:
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とても難しいレースだった。スリックでウェットコンディションを走ることが多く、スタートからタイヤ選択の判断をしなくてはならない中で、アンドレア(カルダレッリ)が良い判断をし、コース上に留まって素晴らしい走りを見せてくれた。クルマのバランスに苦しむことも多かったが、いかに落ち着いて切り抜けるかというところが重要だった。路面が乾いてきてからは、パフォーマンス的に厳しい部分もあったが、最終的に2位表彰台を獲得出来たのは、アンドレアとチームの頑張りのおかげだと思っている。後半戦は更に厳しくなるだろうが、目標だった菅生でのポイント獲得が果たせて良かった。
- KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
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ドライ、ウェット、ドライ、ウェットの繰り返しというトリッキーなレースだった。スタートはとても良く、1周目でトップに立つことが出来た。レインタイヤに交換するかピットから聞かれたが、感触もペースも良かったので、そのままスリックで走り続けた。結果的に2位でフィニッシュ出来、チャンピオンシップを考えればとても良い結果だ。ポイントリーダーに立ったことで、富士からは更にハードなレースになることは想定しているが、次戦以降も頑張りたい。
トヨタモータースポーツニュース

- GT500クラス #1立川 祐路(ZENT CERUMO RC F)
-
「ライトウェットでのマシンバランスが悪くて、予選は後方に沈んでしまいました。決勝はドライでのマシンバランスとチームの判断が良かった結果だと思います。序盤、平手選手が十分なマージンを築いてくれたので、僕は再度降ってきた雨とGT300クラスのマシンを抜くときに注意をするだけでした。次戦の富士は、前回GTRにやられているので、シリーズ後半に向け盛り返すためにもぜひ獲りたいですね」
- GT500クラス #1平手 晃平(ZENT CERUMO RC F)
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「スタートを担当しましたが、フォーメーション中に雨が降ってきたのには戸惑いました。即座にピットインした車もいましたが、後方ポジションでタイミングを逃したという感じです。結果としてはこれが良かったと思います。思いどおりの走りができ、立川選手には十分といえる20秒のマージンを築くことができましたので、交替してからは安心して見ていました。シリーズ後半に向けて、前半をいい形で締めくくれました。また産まれた子どもにいいプレゼントができました」
- GT300クラス #88織戸 学(マネパ ランボルギーニ GT3)
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「久々の優勝で本当に嬉しいです。チーム、スポンサー、特にヨコハマタイヤには感謝したいと思います。青木選手とランボルギーニで勝つことを目標にしてきましたが、ようやく実現できました。チームの天候の読みと、タイヤ無交換作戦が功を奏した形ですが、悪天候の中、勝利の天使(女神?)が降りてきたんだと思います。終盤のコースアウトは無線で皆が喋るので、それが気になってブレーキングポイント逃しました(笑)。富士はこの勢いで表彰台に乗っちゃうかもしれないですね」
- GT300クラス #88青木 孝行(マネパ ランボルギーニ GT3)
-
「予選は交互に担当しているんですが、今回は僕の番でした。インターミディエイトタイヤを使い切ってしまって9番手スタートでしたが、結果的にはこれが良かったと思います。周りを見て落ち着いてレースができました。ミスなく走って織戸選手に渡すことができれば、いい位置にいくとは思っていましたが、まさか優勝するとは思いませんでした。タイヤ無交換作戦が当たったと思います。織戸選手は速すぎるくらいのペースでした。コンビ組んで3年目ですが、やっと勝てました。荒れたレースで勝つのはチームの総合力と思います。次戦富士はストレートが長いので苦戦しそうですが、この流れで乗り切りたいと思います」
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI
2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝が7月20日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
雨が降ったりやんだりという難しいコンディションで大荒れのレースとなったが、終始一貫してスリックタイヤで走り続けた#1ZENT CERUMO RC F(立川祐路/平手晃平組)が今季初勝利をものにした。
GT300クラスもめまぐるしく順位の入れ替わる激しい展開となったが、#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/青木孝行組)のベテランコンビがこれを制した。
(天候:曇り>雨>曇り コース:セミウェット>ウェット 観客動員数:予選/9,000人 決勝/28,000人 述べ入場者数37,000人)
公式予選日から天候に翻弄された今週末、スーパーGT決勝もまた雨に翻弄される荒れたレースとなった。
公式予選終了後、雨は一旦やみ、ところどころ川の流れた状態ではあったものの、レコードラインはほぼ乾いていたためGT500クラスは全車が、GT300クラスも殆どのクルマがスリックタイヤを選択してスタートに臨んだ。
スタート時刻は午後2時。定刻にローリングを開始したが、そのとたんに雨がぽつぽつと路面を濡らし始めたため、セーフティーカー先導のまま3周を走行、2周短縮の79周レースとしてスタートした。
ここですぐさま動いたのがポールシッターの#36ペトロナスRC F、#17ケーヒンNSX、#8ARTA NSX、#39デンソーRC F、#32エプソンNSX、#18ウイダーNSXの6台。
セーフティーカーに続いてピットに飛び込み、ウェットタイヤを投入した。
久々にフロントローからスタートした#100レイブリックNSXがこれでトップに立ったが、100号車も1周終わりでピットへ。コントロールラインを先頭で通過したのは#37KeePer RC F。ドライバーはアンドレア・カルダレッリだ。
この結果3周目のラップタイムでは#37カルダレッリ1’30.607に対し、#36ロシターは1’21.788とウェットタイヤ有利の状況となったが、ほどなくして雨は止み、路面は次第に乾き始めた。 この結果カルダレッリは5周目に1’24.331、6周目には1’23.430を記録、反対にロシターは6周目に1’25.997とペースを落とすことに。 10周を消化する頃にはカルダレッリは1’19秒台までタイムを縮めて来た。
結局#36ロシターは11周終わりで再びスリックに戻さざるを得なくなって大きく後退。同一周回のGT300をかわしながらの苦しいレースを強いられることになった。
序盤の判断はスリックで走り続けることが正解だったようだ。
しかしトップで周回を重ねる37号車も安泰ではなかった。
同様にスリックで走り続けていた#1ZENT RC Fの平手がカルダレッリを上回るペースで周回を重ねていたのだ。
そして12周目、SPアウトで周回遅れに詰まったカルダレッリをすかさず平手が抜き去ると、次の周には1分16秒台にペースを上げて一気にカルダレッリを突き放しにかかり、14周終わりで3.3秒のマージンを築き上げた。
平手はそのままトップを快走して51周目にピットイン、立川に交代した。 ところがその直後から再び雨が降り始めた。
そのため#1立川のペースは1’29台までダウンすることに。 これに反応してウェットタイヤに交換したのが#32エプソンNSX、#19ウェッズスポーツRC Fら。 すぐに#46S Road GT-R、#12カルソニックGT-R、#39デンソーRC F、ケーヒンNSXらもピットに向かった。
2位を走行していた37号車のピットもウェットタイヤを並べて伊藤大輔を待ったが、伊藤はその周のストレートを通過してしまい、交換の機会を逸してしまう。 すると再び雨は上がり、コースコンディションが回復に向かったため、37号車はチームの判断で最後までスリックで走り続ける作戦に切り替えた。
すると、それまで1分以上のギャップがあった#17ケーヒンNSXが猛然と追い上げを開始する。 トップ2台が1’28~29台のペースで周回を重ねているのに対し、#17塚越は1’19~20のハイペース。 更には73周目のレインボーで周回遅れに行く手を塞がれ、レコードラインを外さざるを得なくなった伊藤がコースを飛び出すと、その差は一気に37秒にまで詰まった。
残り周回を考えれば充分に塚越が追いつける差だ。
しかしここで塚越の前に立ちはだかったのはなんとトップの立川だった。
1号車はこの時点で37号車と17号車の間に位置しており、37号車は同一周回、17号車は周回遅れという状況でチェッカーを受けたため、塚越は1周遅れでレースを終えざるを得なくなり、#37が辛くも逃げ切ることに成功した。
勝った立川はこれで通算勝利記録を16とし、本山を抜いて単独トップに躍り出た。
平手も数日前に第2子が誕生しており、長男の誕生を自ら勝利で祝った格好だ。
しかし序盤の苦戦ぶりを考えれば、NSX勢にとって3位表彰台は後半戦に向けての明るい材料であったはずだ。
一方、ポールシッターの#36ペトロナスRC Fは序盤のタイヤ交換が裏目に出ただけでなくロシターがコースの至る所で飛び出すなど、出入りの多いレースを戦うことになり、4位でフィニッシュしている。
ここまで好調が続いていたGT-R勢は今回#46S Roadの7位が最高と厳しい結果となっている。
トップ独走に終わった500クラスとは違い、序盤から激しい順位変動が見られたのがGT300クラス。
まず予選2番手の#61BRZが序盤の雨に反応してペースカーラン中にウェットタイヤへの交換を試みるが、これがスタート手順違反との裁定を下されて10秒ストップのペナルティを受けることに。 ところがスタートドライバーの佐々木孝太は停止する場所を間違えてしまい、更にもう一度ピットに戻らなければならなくなって完全にレースから脱落してしまった。
これで#11、#10のゲイナー勢が1-2を形成することになったが、これを脅かしたのが#50アストンマーチンを駆る安岡秀徒だった。
安岡は16周目にポールシッターの#10山内英輝を抜き去ると、たちまちトップの#11ビヨン・ビルドハイムにも追いつき、20周目の1コーナーでインに飛び込んでいった。
ところがブレーキングからターンインに移ったところでリヤを流してしまい、アウトから切り込んで来たビルドハイムと激しく接触、ビルドハイムは右フロントの足回りを破損してしまい、ピットまで戻ったところでレースを終えることになってしまった。
これでトップに立った#50アストンマーチンだったが、43周目にピットインした際にタイヤ交換作業に手間取って大きくタイムロス、これで50号車は3位まで順位を落としてしまう。
代わってトップにたったのは、ベテランコンビの#88ランボルギーニ。 途中織戸学が馬の背でコースオフするなど危ない場面はあったものの、終盤追い上げて来て2位まで浮上した#65LEON SLSに42秒の大差をつけて74周を走り切り、2006年の第1戦鈴鹿以来、実に8年ぶりの勝利をものにした。車種がムルシエラゴからガイヤルドに変わってからは初めての勝利だ。
2位には黒澤兄弟の駆る#65LEON SLS、3位には#21アウディR8が入った。
次戦は富士スピードウェイ。 8月9日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 79 | 1:47'49.964 |
2 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 68 | 79 | 1'20.016 |
3 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 78 | 1Lap |
4 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 16 | 78 | 1Lap |
5 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 56 | 78 | 1Lap |
6 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 26 | 78 | 1Lap |
7 | *46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 32 | 78 | 1Lap |
8 | 18 | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 22 | 78 | 1Lap |
9 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 84 | 77 | 2Laps |
10 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 77 | 2Laps |
11 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 14 | 77 | 2Laps |
12 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | 14 | 76 | 3Laps |
13 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 2 | 76 | 3Laps |
14 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 54 | 75 | 4Laps |
15 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 54 | 25Laps |
---- 以上規定周回数(55Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴) 1'13.667
- フォーメーションラップの追加によりレース周回数が2周減算された。
- CarNo.46(本山哲)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.5.1b違反(黄旗提示区間での追い越し)により、10秒間のペナルティストップが科された。
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 74 | 1:48'43.207 |
2 | 65 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 20 | 73 | 1Lap |
3 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 73 | 1Lap |
4 | *50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | 6 | 73 | 1Lap |
5 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 8 | 73 | 1Lap |
6 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 18 | 73 | 1Lap |
7 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 72 | 2Laps |
8 | *7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 46 | 72 | 2Laps |
9 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 44 | 72 | 2Laps |
10 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 8 | 72 | 2Laps |
11 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 38 | 72 | 2Laps |
12 | 33 | 都筑 晶裕 ヨルグ・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | 12 | 72 | 2Laps |
13 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 71 | 3Laps |
14 | *61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | 30 | 71 | 3Laps |
15 | *4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 80 | 71 | 3Laps |
16 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 50 | 71 | 3Laps |
17 | *9 | 白坂 卓也 アンドレ・クート | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 70 | 4Laps |
18 | 360 | 吉田 広樹 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 69 | 5Laps |
19 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 68 | 6Laps |
20 | 22 | 和田 久 田中 哲也 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 60 | 14Laps |
21 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | 59 | 15Laps |
---- 以上規定周回数(51Laps)完走 ---- |
- | *31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | 10 | 41 | 33Laps |
- | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 74 | 20 | 54Laps |
- Fastest Lap: CarNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人) 1'20.880
- フォーメーションラップの追加によりレース周回数が2周減算された。
- CarNo.50(安岡秀徒)に黒白旗を提示した。
- CarNo.61(佐々木孝太)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
- CarNo.7(荒聖治)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
- CarNo.31(嵯峨宏紀)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
- CarNo.9は2014 SGT-SpR 第30条1.2)違反(タイヤを平置きせず)により、ドライビングスルーのペナルティが科された。
- CarNo.4(谷口信輝)は国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4-d違反(ピット入口白線カット)により、ドライビングスルーのペナルティが科された。
決勝日朝、恒例のGTアソシエイション主催の定例会見が行われ、坂東正明代表が質疑応答を行った。
■10月開催のタイ大会の見通しについて
タイは新サーキットの整備もさることながら、政情不安が続いていることもあって、チームは不安を抱いているようだ。サーキットは8月を目途にコースの舗装やメディアセンターなどの整備が完了する予定である。先日視察してきたが、かなり立派な施設である。コースに対するFIAの査察も終了し、問題はなかったと聞いている。9月にはコースのライセンスも下りるはずだ。ただ、パドックの整備に不安が残る。気温が高いなかでのレースとなるが、ピットにエアコンの入った休憩場所もなく、ここはメーカーやチームの対応に頼らざるを得ないと思う。食事の提供やトイレなどにも課題が残っている。
■ホンダNSXに対するBOP(性能調整)について
GTAとしては、エンジンや駆動方式などについてベースとなる生産車を尊重するよう考えている。ホンダのNSX CONCEPTはミッドシップレイアウト+ハイブリッドを採用しているので、これをJAF GTとして認め出走できるようにしている。ただし、今季から採用した共通モノコックやカウルが、特に熱対策という面でNSXにとって厳しい結果になってしまっている。そこで、今回からエンジンルームや室内に風を抜けやすくするように若干カウルに関する規定を緩和した。また、ハイブリッド車に課せられる70kgのウェイトハンデについても、搭載した場合の慣性モーメントについて他メーカー立会いのもとテストを行った。その結果マイナス13kgという結論を出した。今回は天候が雨で涼しいので、この変更の効果がどうなのか判断しにくい面もあるが、展開を見守ってほしい。
■GT300のマザーシャーシ(共通モノコック)について
8月にシェイクダウンをして8月の鈴鹿でお披露目をしたいと思っている。できればシェイクダウンの後、タイに持ち込んで(向こうのチームに)乗ってもらいたいと思っている。テスト車両はすでにエンジンも載っているので、予定どおりに進むと思う。
■DTMとのレギュレーションの共通化について
先日、ドイツを訪問して話し合いをしてきた。どうやって両シリーズを近づけるかということだが、GTAとしては、タイヤ・エンジンのワンメイクは採用できないこと、ハイブリッド車の参戦を認めることなど、譲れない部分があり、その前提でどこまで共有できるかという点が課題である。お互いのレギュレーションが異なり速さも違うので、現時点でレースで一緒に走らせることは難しい。そこで、とりあえずテストで一緒に走らせることができるかを検討している。今回もアウディスポーツのメンバーが来日しており、日本のレースがなぜこのような形になっているのかを丁寧に説明している。
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI
プレスインフォメーション 2014年7月19日
菅生. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦 決勝レースをスポーツランド菅生(宮城県)にて2014年7月19日(土)に開催いたしました。
PCCJ2014-Rd.6 (SUGO) Final
PCCJ2014-第6戦(菅生)決勝レース
天候:雨 路面:ウェット 気温:20℃ 路面温度:22℃(スタート時)
7月19日(土)、午前中に実施された公式予選に引き続き、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2014年シーズンの第6戦決勝がスポーツランドSUGO(宮城県)で行われた。スターティンググリッドにはポールポジションを獲得した#78 近藤翼を先頭に、#11 山野直也、#14 元嶋佑弥、#12 小河諒、ジェントルマンクラストップタイムの#9 武井真司、#19 永井宏明と続いた。路面は予選時と変わらずウェットコンディション。レース開始予定時刻の午後1時が近づくとコースは部分的に濃い霧に覆われ、レースはセーフティーカースタートとなった。
セーフティーカーに先導されてグリッドを離れた15台のマシンは、路面コンディションを確認しながらゆっくりと2周。やがてセーフティーカーの解除がアナウンスされると、先頭の#78 近藤は速度を大幅に落として前方に十分なスペースをつくり、機を見て最終コーナーから一気にスピードを上げていった。続く#11 山野は#78 近藤のすぐ後ろにぴたりとつけ、2台のマシンはつながるようにストレートを加速しレースがスタート。「来ないだろうと思って少し油断していました」という#78 近藤のアウト側すぐ横に#11 山野が並び、2台は接触ぎりぎりのサイドバイサイドで1コーナーに進入。#78 近藤は何とか#11 山野を抑え首位を守った。ドライの可能性も考慮してタイヤ&ホイール数をマネージメントしていた#78 近藤は、装着できるフレッシュなレインタイヤがなくユーズドでスタート。対する# 11山野、3番手#14 元嶋、4番手#12 小河はフレッシュなレインタイヤでスタートを切った。
#78 近藤と#11 山野はしばらく接近戦で首位争いを展開したが、序盤の5周は#78 近藤が速く、ふたりの距離は少しずつ開いていった。#11 山野は無理をせずレース後半に向けてタイヤを温存。首位争いはしばらくこう着状態となった。その後方では3番手の#14 元嶋を#12 小河が激しく追う。「セッティングを誤り2〜3周でタイヤが終わってしまった」と言う#14 元嶋のすぐ後ろに#12小河がぴたりとつけ、水しぶきで視界がほとんどない中で何度もオーバーテイクを試みる。そして7周目、#12 小河は1コーナーでついに#14 元嶋をかわして3番手に浮上。「予選ではトラフィックにつかまりましたが、ペースは自分のほうが速かったので抜けると思っていました」という#12 小河は、前を走る2台のマシンのペースを見ながらチャンス到来を待った。
レースは終盤に入っても上位陣の順位は変わらず。しかし、序盤にタイヤを酷使した#78 近藤はタイヤライフが限界に近づき、あえて水の量が多いラインを選んで走行。タイムは徐々に落ちていき、タイヤを温存していた#11 山野との差は縮まっていった。しかし#11 山野に#78 近藤を抜かすほどの勢いはなく、#78 近藤がトップを守ったままチェッカー。#11 山野に1秒187差をつけて今季初優勝を飾った。「最後の3周はかなりタイヤが厳しかったのですが、何とかトップの座を守ることができました。今年はなかなか勝てず悔しいレースが続きましたが、チームのおかげでようやく優勝することができました。これからは、明日の第7戦も含めたすべてのレースに勝つつもりでいきます」と、#78 近藤は笑顔でポディウム最上段に立った。
2位の#11 山野は「スタートはうまくいったのですが、中盤にかけて近藤選手が予想以上に速く抜かすことができなかった。あと2〜3周あったら何とかなったかもしれませんが」と苦笑。そして3位#12 小河は「元嶋選手を抜くのに少し時間がかかってしまい、前の2台と離れてしまった。しかし、今日の状況を考えれば3位は満足すべき結果です」と笑顔を見せた。
レース終盤、4位#14 元嶋のすぐ後ろには「今日はレースを最後まで走りきることが目標だった」という#9 武井が迫ったが、冷静さを保ち無理やり勝負をしかけることなく5位でフィニッシュ。嬉しいジェントルマンクラス初優勝を飾った。クラス2位は「予定どおりの走りができた」という#7 星野敏、そして3位には今季PCCJ初出場の#33 TAKASHIが入った。
PCCJ第7戦の決勝は、明日7月20日(日)10時15分から15周で行われる予定。そのスターティンググリッドは公式予選中のセカンドベストラップによってすでに決まっている。ポールポジションは#11 山野。それに#78 近藤、#14 元嶋、#12 小河、#7 星野、#9 武井、#19 永井が続く。スポーツランドSUGOは明日も降雨の可能性が高く、グリッド上位陣の実力は拮抗しているためレース展開を読むことは難しい。チャンピオン争いにおいても重要な一戦だけに、激しい優勝争いが予想される。
Pos. Car# Driver Class Car Name Time Gap
1 78 近藤 翼 スカイレーシング 26'25.384
2 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル 26'26.571 1.187
3 12 小河 諒 ブライトインターナショナル 26'30.042 4.658
4 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 26'41.206 15.822
5 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 26'41.843 16.459
6 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 26'54.682 29.298
7 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 26'59.356 33.972
8 33 TAKASHI G KRM ケーズフロンティア 991 27'13.121 47.737
9 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 27'22.551 57.167
10 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 27'25.106 59.722
11 19 永井 宏明 ナインレーシング 27'30.048 1'04.664
12 73 鈴木 篤 G SR レーサリンク GT3 27'54.217 1'28.833
13 51 Paul IP G KCMG ANNIKA 991 27'55.148 1'29.764
14 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 28'00.461 1'35.077
15 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 27'49.691 2Laps
ベストラップ
78 近藤 翼 スカイレーシング 1'33.980 (4/15)
7 星野 敏 G D'station HAI GT3 1'35.261 (6/15)
G=ジェントルマンクラス
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選は、雨と視界不良のため当初予定の19日午後から決勝日の7月20日朝に順延されて行われ、#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)が1’19.153で今シーズン初のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#10GAINER RN-SPORTS SLS(植田正幸/山内英輝組)が1’27.329を記録。アタックを担当した山内にとってはスーパーGT参戦後初のポールとなった。
(天候:雨 コース:ウェット)
第4戦の公式予選は当初19日土曜日午後に予定されていたが、既報の通り雨と視界不良のため決勝日に順延となった。
実施時刻はフリー走行が予定されていた午前9時5分からの50分間が充てられ、GT300クラスが9時5分から、GT500クラスは9時30分からそれぞれ25分間を走行することに。
また今回はノックアウト方式は見送られ、いずれか一方のドライバーが走行すればいいということになった。
ここで序盤から速さで他を圧倒したのが#36号車を駆る中嶋一貴だ。
自身はルマン24時間参戦のため第2戦、第3戦を欠場しており、第1戦岡山以来のドライブとなった訳だが、そのブランクを感じさせない走りで終始タイミングモニターの最上段に居座り続け、周回を重ねるごとにタイムを上げて開始8分で最初に1分19秒台を記録した。
これに最後まで食い下がったのが#100レイブリックNSX コンセプトGTを駆る小暮卓史だった。
ここまでの3戦で苦戦の続いていたNSX勢だったが、先日行われた鈴鹿合同テストを前に7月2日付けでGTアソシエイションから出されたブルテンにより、熱害対策として車体各部への冷却用開口部、ダクトの追加が認められたほか、最低重量に着いても1090kgから1077kgへと13kgの軽量化が認められた。
それが功を奏してか鈴鹿テストではトップタイムを記録しており、ここSUGOでも各チーム好タイムをマークすることとなった。
中でも小暮のドライブする100号車は開始10分で2番手に浮上すると、その後も快調にタイムを上げて終了10分前には1’19.557を記録、トップを快走する#36ペトロナスRC Fにコンマ4秒差まで迫った。
この他#17ケーヒンNSX(塚越広大)は4位、#8ARTA NSX(松浦孝亮)も6位につけており、決勝での健闘が大いに期待できそうだ。
GT-R勢ではロニー・クインタレッリがドライブした#23モチュールGT-Rが3位で最上位だったが、ランキングトップの#12カルソニックGT-Rは13位。昨日の公式練習でも2回コースアウトするなど苦戦が続いている。
#36中嶋が他を圧倒した500クラスと異なり、GT300クラスは#10、#11の2台のゲイナーSLSと#61スバルBRZの3台が最後まで激しいトップ争いを展開した。
まず開始8分で#11平中克幸が1’29.473でトップに。それを#61佐々木孝太が1’28.983と上回る。
しかしその直後、#10山内が1’28.887を叩き出してきた。 残り時間14分で1’28.522で再びトップに立ち、次のアタックで1’28.301までタイムを縮めた#61佐々木だったが、#10山内はその4分後に1’28.260を記録してトップを奪い返す。
すると#11平中が残り時間5分で1’27.866と一気に27秒台にペースアップしてトップへ。
この辺りから次第にレコードラインが乾き始めたこともあって、他のドライバーも相次いで27秒台を記録し始める。
残り時間1分で#0無限CR-Zを駆る中山友貴が1’27.937を記録すると、その直後に#61佐々木も1’27.645、更には#10山内も1’27.329を叩き出して3たびトップに躍り出た。
GT500ボードが提示されるギリギリまでアタックを続けた#61佐々木だったが、最後のアタックも1’27.619と僅かに及ばず、10号車のポールポジションが確定した。 ドライブした山内に2009年のデビュー以来初めてのポールだ。
2位には#61BRZ、3位には#11ゲイナーSLSがつけ、#0無限CR-Zが4番手だった。
第4戦決勝はこのあと午後2時より81周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 36 | 中嶋 一貴* ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 16 | 1'19.153 | - | - | 168.475 |
2 | 100 | 小暮 卓史* 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 14 | 1'19.557 | 0.404 | 0.404 | 167.620 |
3 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ* | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 54 | 1'19.679 | 0.526 | 0.122 | 167.363 |
4 | 17 | 塚越 広大* 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'19.694 | 0.541 | 0.015 | 167.332 |
5 | 37 | 伊藤 大輔* アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 68 | 1'19.767 | 0.614 | 0.073 | 167.178 |
6 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮* | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'19.794 | 0.641 | 0.027 | 167.122 |
7 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット* | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 2 | 1'19.867 | 0.714 | 0.073 | 166.969 |
8 | 39 | 石浦 宏明* オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 26 | 1'19.917 | 0.764 | 0.050 | 166.865 |
9 | 6 | 大嶋 和也* 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 56 | 1'20.063 | 0.910 | 0.146 | 166.560 |
10 | 18 | 山本 尚貴* フレデリック・マコヴィッキィ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 22 | 1'20.125 | 0.972 | 0.062 | 166.431 |
11 | 1 | 立川 祐路* 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'20.184 | 1.031 | 0.059 | 166.309 |
12 | 46 | 本山 哲* 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 32 | 1'20.581 | 1.428 | 0.397 | 165.490 |
13 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ* | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 84 | 1'20.585 | 1.432 | 0.004 | 165.481 |
14 | 24 | ミハエル・クルム* 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 1'22.441 | 3.288 | 1.856 | 161.756 |
15 | *19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛* | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | 14 | 1'23.725 | 4.572 | 1.284 | 159.275 |
- '*'印はアタックドライバー
- CarNo.19(関口雄飛)は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4-d違反(ピット入り口ホワイトラインカット)により、ベストラップ抹消のペナルティを科す。
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝* | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'27.329 | - | - | 152.702 |
2 | 61 | 佐々木 孝太* 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | 30 | 1'27.586 | 0.257 | 0.257 | 152.254 |
3 | 11 | 平中 克幸* ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 74 | 1'27.732 | 0.403 | 0.146 | 152.001 |
4 | 0 | 中山 友貴* 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 38 | 1'27.937 | 0.608 | 0.205 | 151.646 |
5 | 33 | 都筑 晶裕 ヨルグ・ベルグマイスター* | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | 12 | 1'28.005 | 0.676 | 0.068 | 151.529 |
6 | 21 | リチャード・ライアン* 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'28.159 | 0.830 | 0.154 | 151.264 |
7 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒* | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | 6 | 1'28.214 | 0.885 | 0.055 | 151.170 |
8 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司* | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 18 | 1'28.227 | 0.898 | 0.013 | 151.148 |
9 | 88 | 織戸 学 青木 孝行* | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'28.265 | 0.936 | 0.038 | 151.083 |
10 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治* | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 46 | 1'28.548 | 1.219 | 0.283 | 150.600 |
11 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹* | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 8 | 1'28.598 | 1.269 | 0.050 | 150.515 |
12 | 3 | 星野 一樹* ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 44 | 1'28.609 | 1.280 | 0.011 | 150.496 |
13 | 360 | 吉田 広樹* 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'28.768 | 1.439 | 0.159 | 150.227 |
14 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀* | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | 10 | 1'28.845 | 1.516 | 0.077 | 150.096 |
15 | 55 | 高木 真一* 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 50 | 1'28.851 | 1.522 | 0.006 | 150.086 |
16 | 4 | 谷口 信輝* 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 80 | 1'28.883 | 1.554 | 0.032 | 150.032 |
17 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規* | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | 1'28.979 | 1.650 | 0.096 | 149.870 |
18 | 65 | 黒澤 治樹* 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 20 | 1'29.198 | 1.869 | 0.219 | 149.502 |
19 | 22 | 和田 久* 田中 哲也 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'29.280 | 1.951 | 0.082 | 149.365 |
20 | 67 | 横溝 直輝* 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 8 | 1'29.593 | 2.264 | 0.313 | 148.843 |
21 | 48 | 高森 博士* 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'29.802 | 2.473 | 0.209 | 148.497 |
22 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美* | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 1'29.875 | 2.546 | 0.073 | 148.376 |
23 | 9 | 白坂 卓也 アンドレ・クート* | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'29.970 | 2.641 | 0.095 | 148.220 |
悪天候のため7月20日に延期されることが既に決まっていた2014スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選の開催スケジュールがが大会主催者より発表となった。
これによると、当初フリー走行が予定されていた午前9時からの時間帯が予選に充てられるとのこと。
GT300クラスは午前9時5分より午前9時30分までの25分間の専有走行。
GT500クラスは午前9時30分より午前9時55分までの同じく25分間の専有走行だ。
また、当初予定されていたノックアウト方式は今回は採用されない。
これは昨年の第8戦オートポリスで同様に濃霧のため決勝日に予選が順延となったときとほぼ同様のフォーマットだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
7月19日に予定されていた2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選は、天候不良のため20日決勝日の朝に実施されることが決定した。
当初午後2時よりノックアウト方式で行われる予定だった公式予選だが、朝から降り続いている雨に加え、正午過ぎからはコース上を濃い霧が覆い尽くす状態になったため、競技団は開始時刻を一旦2時30分まで順延することを決定、天候の回復を待った。 しかし霧は中々晴れる気配をみせず、予選開始時刻は最大3時30分まで延期されることに。
途中一時的に霧が薄まったことで14:43開始予定との発表が出たが、その後雨が強くなって来たこともあり、結局走行は開始されず、午後3時開始予定で監督ミーティングが招集され、翌日への予選順延が通達された。
なお、一部で9時5分よりGT300が25分間、9時30分よりGT500が25分間との情報が出ているが、現時点で主催者からは正式な発表が出ていない。
(この語の予定に着いては、詳細が明らかになり次第、追って掲載いたします)
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
プレスインフォメーション 2014年7月19日
菅生. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦・第7戦 ミシュランチャレンジ 公式予選をスポーツランド菅生(宮城県)にて2014年7月19日(土)に開催いたしました。
PCCJ2014-Rd.6-7 (SUGO) Qualify
PCCJ2014-第6-7戦(菅生)公式予選
天候:雨 路面:ウェット 気温:19℃ 路面温度:21℃(スタート時)
富士スピードウェイで行われた第4-5戦から約1カ月のインターバルを経て、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は7月19日(土)-20日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で2014年シリーズ第6戦、第7戦ミシュランチャレンジの開催を迎えた。去年と同様、今回もスーパーGTのサポートレースとして組み込まれ、土曜日に30分間の予選と第6戦の決勝、日曜日に第7戦の決勝というダブルヘッダーで開催される。
強い寒気の影響で東北地方の週末は雨模様。レースに先駆けて金曜日に実施された専有走行もあいにくの雨に見舞われ、路面コンディションはウェット。午前9時45分から30分間にわたり行われた1回目の専有走行では#78 近藤翼が1分34秒337でトップタイムを刻み、#11 山野直也、#12 小河諒、#9 武井真司と続いた。その後、11時20分から30分間が予定されていた2回目のセッションは、約7分が経過した時点で3台のマシンがコースアウトするアクシデントにより赤旗が提示され終了。#78 近藤が1本目に刻んだタイムがベストとなり、#11 山野、#12 小河、#9 武井、#19 永井宏明というオーダーで専有走行は終了した。
迎えた土曜日の公式予選。天気は前日の専有走行と大きくは変わらず、弱い雨が降る中、8時10分から走行がスタートし15台のマシンがコースインした。路面はウェットコンディションのため全車がレインタイヤを装着。スポーツランドSUGOはコース改修が実施され、去年よりも舗装の状態は良くなったが、それでもウェットでは格段の注意が必要なサーキットであることに変わりはない。レインタイヤは装着直後のフレッシュな状態が最もグリップが高くタイムが出やすい。そのため多くの選手がセッションの途中でフレッシュタイヤに履き替え、路面状態の好転が期待できるセッション後半でのタイムアップに集中した。
#78 近藤は序盤トップタイムで前日からの好調を維持したが、すぐに#11 山野がタイムを更新しトップに立つ。#11 山野はさらに、2セット目のフレッシュタイヤで6周目に1分32秒955を刻みベストタイムを更新した。しかし、その直後に#78 近藤が1分32秒740というベストタイムをマーク。さらなるベストタイム合戦が期待されたが、予選開始から約35分が経過した時点で2台のマシンがコースオフし、8時36分に赤旗中断。そのまま公式予選は終了となり#78 近藤のポールポジションが決まった。「昨日の専有走行で調子が良かったので自信はありましたが、途中までなかなかクリアラップをとることができずタイムを縮めることができなかった。しかし、最後は集中力を高め満足のいくアタックができたと思います」と#78 近藤。去年のレースでもポールポジションを獲得し、その後2勝を刻むなどSUGOとの相性は良い。「決勝もこの調子でいきたいです」と、#78 近藤は抱負を語った。
予選2番手は、トップと0秒215差の#11 山野。「コースは少しずつ乾いていきましたが、タイヤのグリップレベルはほとんど変わりませんでした。SUGOはウェット路面でしか走っていないので、自分としては決勝もウェットのほうがありがたいです」と、#11 山野は雨のレースを望む。予選3番手#14 元嶋はトップと0秒709差。「昨日と比べると良い走りができたと思います。木曜日の練習はドライで調子が良かったので雨はやんでくれたほうが嬉しいですが、ウェットでもマシンは乗りやすいので特に問題はありません」と語った。ジェントルマンクラスのトップは、4番手#12 小河と0秒260差の5番手#9 武井真司。「予選は悪くなかったと思いますが自分の課題は決勝です。今回は最後まで走りきり結果を残すことが目標です」と、落ち着いた表情で語った。
第6戦の決勝レースは同日13時から15周で争われる。雨足は時々強くなりコースは霧に包まれているところも多い。天候とコンディションの変化にうまく対応できるかどうかが、勝負のポイントとなりそうだ。
Pos. Car# Driver Class Entrant Time
1 78 近藤 翼 スカイレーシング SKY RACING 1'32.740
2 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル TEAM KTOUCH PORSCHE 1'32.955
3 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE GARMIN PORSCHE 1'33.449
4 12 小河 諒 ブライトインターナショナル TEAM KTOUCH PORSCHE 1'33.910
5 9 武井 真司 G BINGO SPORTS BINGO SPORTS 1'34.170
6 19 永井 宏明 ナインレーシング NINNE Racing 1'34.359
7 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 D'station HAI racing 1'34.438
8 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 TEAM KRM 1'35.302
9 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ TEAM SAMURAI 1'36.270
10 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing NINNE Racing 1'36.830
11 33 TAKASHI G KRM ケーズフロンティア 991 TEAM KRM 1'36.874
12 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 GAINER with Team Tetsuya 1'37.478
13 51 Paul IP G KCMG ANNIKA 991 KCMG 1'37.625
14 73 鈴木 篤 G SR レーサリンク GT3 SR ASSET HAI RACING 1'37.804
15 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup SHARAKU RACING 1'39.471
G=ジェントルマンクラス
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式練習が7月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。 終始雨の降り続く難しいコンディションの中でトップタイムを記録したのは#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)。 GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)がトップだった。
公式予選日を迎えたスポーツランドSUGOは朝から小雨が降り続き、気温も21℃前後とこの時期とは思えない肌寒さを感じさせるコンディション。 公式練習は午前9時より120分間で行われた。
雨脚はセッションが進行するに連れて次第に強まり、両クラスの専有走行が行われたセッション終盤にはヘビーウェットの状態となった。 このため、コースのいたるところでスピンやコースアウトが続出。 #50アストンマーチンのクラッシュで最初の赤旗が出た後も、GT500クラスランキングトップの#12カルソニックGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信組)が最初にヘアピンで、次に馬の背でコースを飛び出し、2回の赤旗の原因を作ることに。 12号車は2度目のコースオフでタイヤバリアに正面から突っ込んでフロント周りを大破。 このあとの予選への影響が懸念される状況になってしまった。
一方、路面コンディションの比較的良好なセッション前半には#36ペトロナスRC Fが1’20.082を記録。 これがそのまま公式練習のベストタイムとなった。2番手には#39デンソーサードRC F、3番手には#1ZENT CERUMO RC Fとレクサス勢が1-2-3を形成する結果となった。 一方GT-R勢トップは#23モチュールGT-Rの4位、NSX勢では6位の#100レイブリックNSXがトップだった。
GT300クラスも序盤に1’27.139を記録した#61BRZがトップに立ち、同じく序盤にアタックした#0無限CR-Z(中山友貴/野尻智紀組)が2位に付けた。
第4戦SUGOの公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
1 | 36 | ジェームス・ロシター 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 16 | 1'20.082 | - | 166.521 |
2 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 26 | 1'20.552 | 0.470 | 165.549 |
3 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'20.788 | 0.706 | 165.066 |
4 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 54 | 1'20.884 | 0.802 | 164.870 |
5 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 68 | 1'20.932 | 0.850 | 164.772 |
6 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 56 | 1'21.161 | 1.079 | 164.307 |
7 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 14 | 1'21.231 | 1.149 | 164.165 |
8 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 2 | 1'21.298 | 1.216 | 164.030 |
9 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 32 | 1'21.373 | 1.291 | 163.879 |
10 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 84 | 1'21.482 | 1.400 | 163.660 |
11 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'21.612 | 1.530 | 163.399 |
12 | 18 | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 22 | 1'22.295 | 2.213 | 162.043 |
13 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'22.552 | 2.470 | 161.538 |
14 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 1'22.961 | 2.879 | 160.742 |
15 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | 14 | 1'23.445 | 3.363 | 159.810 |
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
1 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | 30 | 1'27.139 | - | 153.035 |
2 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 38 | 1'27.978 | 0.839 | 151.576 |
3 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 44 | 1'28.373 | 1.234 | 150.898 |
4 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 74 | 1'28.573 | 1.434 | 150.557 |
5 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 46 | 1'28.845 | 1.706 | 150.096 |
6 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | 1'29.308 | 2.169 | 149.318 |
7 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'29.315 | 2.176 | 149.307 |
8 | 22 | 和田 久 田中 哲也 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'29.381 | 2.242 | 149.196 |
9 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'29.420 | 2.281 | 149.131 |
10 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 50 | 1'29.710 | 2.571 | 148.649 |
11 | 33 | 都筑 晶裕 ヨルグ・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | 12 | 1'29.812 | 2.673 | 148.480 |
12 | 9 | 白坂 卓也 アンドレ・クート | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'29.841 | 2.702 | 148.432 |
13 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 80 | 1'29.862 | 2.723 | 148.398 |
14 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'29.960 | 2.821 | 148.236 |
15 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | 6 | 1'30.036 | 2.897 | 148.111 |
16 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 8 | 1'30.241 | 3.102 | 147.775 |
17 | 65 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 20 | 1'30.382 | 3.243 | 147.544 |
18 | 360 | 吉田 広樹 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'30.863 | 3.724 | 146.763 |
19 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'31.046 | 3.907 | 146.468 |
20 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 18 | 1'31.257 | 4.118 | 146.129 |
21 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 8 | 1'31.263 | 4.124 | 146.120 |
22 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 1'31.540 | 4.401 | 145.678 |
23 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | 10 | 1'32.748 | 5.609 | 143.780 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
7月12日(土)、13日(日)にかけて富士スピードウェイでスーパーフォーミュラの第3戦が開催された。終盤突然の降雨による大荒れの展開となる中、レインタイヤに交換した中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転で今季初勝利。平川 亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が2位、3位で続き、共に国内トップフォーミュラシリーズ戦での初表彰台を獲得した。

今季初勝利の中嶋一貴(中央)、初表彰台となった
2位の平川亮(左)と3位の国本雄資(右)
スーパーフォーミュラの第3戦が7月12日(土)、13日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
第2戦から約2ヶ月のインターバルを置いての開催となる第3戦は、第2戦と同じ富士での開催。ただし、第2戦はスプリントの2レース制だったが、今大会は通常通りの1レース制、ピット義務ありの250kmレースとして行われた。
同じ富士で2ヶ月前に行われた第2戦では、レース1はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)、レース2はアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィン。また、中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)も2位/3位に入って連続表彰台と、元シリーズチャンピオンの有力ドライバーが確実に好成績を挙げている。
しかし、開幕戦勝者であり、今大会開催時点でのポイントリーダーであるロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は、6月のル・マン24時間レースでのクラッシュにより、大事を取って今大会を欠場することに。このため、同チームの8号車は、昨年のスーパーフォーミュラでもWECとの重複時にデュバルの代役を勤めたアンドレア・カルダレッリがドライブすることとなった。
◆予選◆
予選前日、11日(金)には1時間のテスト走行が設けられ、中嶋一貴がトップタイムをマーク。12日(土)の予選前に行われたフリー走行でも中嶋一貴はトップタイムを叩き出し、今季初ポールポジション獲得への期待が高まった。
フリー走行の時点では台風一過の好天に恵まれていたものの、午後に入ると雲が増え、午後2時45分の予選開始時には黒い雲が空を覆う状況に。しかし、雨は落ちず、ドライコンディションでノックアウト方式の予選が行われた。
Q1(20分)では、セッション中盤に中山 雄一(KCMG)がギアトラブルに見舞われ第13コーナー立ち上がりでストップ。これにより赤旗が出され、セッションは車両排除後、残り13分で再開された。
トヨタ勢は好調に上位タイムを刻んでいったが、嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)はQ2進出にわずか1000分の5秒及ばず、15番手。中山雄一も最後尾19番手グリッドとなった。
Q2(7分間)では残り3分を切ったあたりから各車アタックを開始し、石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が最初に1分23秒台に突入。これをオリベイラがかわし、トップタイム。平川 亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は最後までアタックを続けたがわずかに及ばず9番手、クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL)もトップから1秒以内のタイムながら11番手で、トヨタ勢ではこの2台がQ2敗退。
Q3(7分間)は終盤激しいアタック合戦でタイムが塗り替えられていった。僅差でのポールポジション争いとなる中で、驚きのトップタイムをマークしたのがカルダレッリ。中嶋一貴、ロッテラーらも最後まで逆転を目指しアタックしたが届かず、カルダレッリは自身初となるスーパーフォーミュラでのポールポジションを獲得した。
2番手はわずか0.062秒差のオリベイラ、このオリベイラに1000分の1秒届かなかったジェームス・ロシター(KONDO RACING)が3番手。4番手中嶋一貴も0.084秒差と、トップ4台は0.1秒以内という接戦で2列目までのグリッドが決定した。
5番手が石浦、6番手に今大会が日本のトップフォーミュラ100戦目となるロッテラーが続き、トヨタエンジン搭載車はトップ6、予選3列目までのグリッドを独占。富士を得意とし、Q3まで進出した国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)はパドルシフトの作動不良に見舞われアタック出来ず8番手。国本を除く上位7台全車が1分23秒台に入れるハイレベルな予選Q3となった。
◆決勝◆
併催のF3が終わった後、何度か降雨があり、レース直前のウォームアップ走行はウェット宣言が出された。スタート直前にも雨はぱらついたが、路面を濡らすまでには至らず、ほぼドライコンディション、全車スリックタイヤのまま、午後2時に55周で争われる決勝レースのスタートが切られた。
2番手グリッドのオリベイラが好スタートを切り、ポールポジションのカルダレッリをパス。ダンロップコーナーではロシターがカルダレッリをかわし2位へとポジションアップを果たした。ロッテラーはスタートをミスし、いくつか順位を落としたものの、1周目の序盤、混乱状態の中で次々と前走車をパスし、5位へと浮上した。
スタートで4位をキープした中嶋一貴は2周目の1コーナー進入で前を行くカルダレッリをかわそうとしたが、オーバーラン。ロッテラーと石浦にかわされ、6位へと後退。
首位を行くオリベイラは序盤からハイペースで後続を引き離し、2位以降はロシター、カルダレッリ、ロッテラー、石浦、中嶋一貴、平川という順位で上位勢が一定の間隔を保ったまま周回が重ねられていった。
レース折り返しとなる28周目に石浦が上位勢の先陣を切ってピットに向かうと、翌周から次々に各車ピットイン。3位を争うロッテラーとカルダレッリは31周目に同時ピットイン。ピット作業のわずかな差で、ロッテラーが前に出た。
翌32周目に、首位を争っていたオリベイラとロシターが同時にピットへ向かい、全車がピット作業を終えた後も、オリベイラが首位をキープ。ピットアウト後のオリベイラは更にペースを上げ、41周目には2位との差は8秒以上に。この日33歳の誕生日を迎えた自身のバースデーウィンへ向け、圧倒的な独走状態となった。
後半戦もオリベイラ、ロシター、ロッテラー、カルダレッリと外国人ドライバーがトップ4を占め、各車一定の間隔を空けての膠着状態となった。しかし、残りが10周ほどになったところで南西方向から流れてきた雨雲が路面を濡らし始めると、雨脚は一気に強さを増し、あっという間にコースはフルウェットに。
全車濡れた路面でのスリックでの走行となる中、4位走行中のカルダレッリが足をすくわれスピンアウトし、無念の戦線離脱。
一方で、このようなコンディションを得意とするロッテラーが猛追。46周目にロシターをかわし2位に浮上すると、首位オリベイラとの差をみるみるうちに詰めていった。
6秒以上あった差が2秒台まで詰まった49周目、ヘアピン進入で嵯峨がクラッシュ。この嵯峨を周回遅れにしようかという位置にいたオリベイラの目の前にパーツが飛び散り、避けようとしたオリベイラは痛恨のスピン。コース中央で逆向きに停止したオリベイラは、エンジンが止まってしまったため、圧倒的な速さで支配していた今レースを無念のリタイアで終えることとなってしまった。
コース上に止まった車両を排除するため、セーフティカーが導入された。このセーフティカー導入のタイミングで、3位の平川、4位の中嶋一貴、6位の国本がレインタイヤへ交換するためにピットへ。セーフティカー導入前に唯一レインへの交換ギャンブルに出た石浦がこれに続き、スリックのままコース上に残ったロッテラー、ロシター、カーティケヤンの後ろに、中嶋一貴、平川、国本、石浦がレインタイヤで続き、残り3周で再スタートが切られた。
視界が奪われるほどの水煙を巻き上げながらの再スタートで、まず中嶋一貴がカーティケヤンとロシターをパス。中嶋一貴はヘアピン進入でロッテラーをかわすも、コースアウト。ここで平川が首位に立った。
平川が参戦2年目にして初優勝なるかと思われたが、残り2周の1コーナー進入で平川は止まりきれずコースオフ。まだ温まりきっていないレインタイヤで、何度もコースオフを喫しながらも平川に次ぐ2位につけていた中嶋一貴が再び首位に立った。
平川はあきらめず、ファイナルラップも最後まで中嶋一貴を追ったが、わずかに及ばず、中嶋一貴が今季初勝利。平川が2位、国本が3位で続き、共に国内トップフォーミュラでの初表彰台(国本はシリーズ戦初)を獲得することとなった。4位には石浦。ロッテラーは6位、カーティケヤンが7位、ロシターが8位でポイントを獲得した。
今大会の結果、ドライバーズランキングでは中嶋一貴が首位に浮上。ロッテラーが2位、デュバル、平川、オリベイラ、石浦、ロシター、国本と続き、トップ8とはトヨタ勢が占めている。

終盤のウェット戦で逆転、今季初勝利を挙げた中嶋一貴
(PETRONAS TEAM TOM'S #37)

惜しくも勝利は逃したが初表彰台獲得の平川亮
(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #7)

3位に入り、シリーズ戦初表彰台を獲得した国本雄資
(P.MU/CERUMO・INGING #39)

残り7周まで圧倒的な速さで独走も無念のリタイアに終わった
JP・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL #19)
- PETRONAS TEAM TOM'S 37号車 ドライバー 中嶋 一貴:
-
こんなこともたまにはあると思うようなレースだった。終盤は、やや見苦しい内容となってしまったが、結果として勝てたのは大きいし、嬉しい。セーフティカーが入った周、雨脚が強くなりタイヤを交換するか悩んだが、チームの判断でレインに交換した。勝負をかけるなら早いうちが良いだろうと思っていたが、タイヤ交換をして隊列に戻ったら、前が全員スリックタイヤだったので、リスタートすれば勝ち目はあると思った。若干気持ちが空回りしてしまい、オーバーランをしてしまったので、嬉しいのと恥ずかしいのが半分半分の気持ちだ。今回は、予選も含め課題のあるレースだったので、シーズン後半に向けて次から気分を新たに、こつこつとポイントを積み重ねて行きたい。
- KYGNUS SUNOCO Team LeMans 7号車 ドライバー 平川 亮:
-
勝てるレースだと思ったので悔しい。レースの序盤は、作戦的にも辛い状況で走っていた。ルーティンのピットインでタイヤを交換してからは、(中嶋)一貴さんに追いつこうと頑張った。そのうち雨が降り、これはチャンスだと思ったが、しばらくタイヤ交換については悩んだ。最終的にチームの判断で交換することにしたが、それが功を奏したので、チームには感謝している。最後オーバーランをしてしまい勝ちを逃してしまったので、この悔しさをバネに次戦も頑張りたい。
- P.MU/CERUMO・INGING 39号車 ドライバー 国本 雄資:
-
予選ではクルマにトラブルがあり、満足に走ることが出来なかったが、決勝は問題なくスタートが切れた。今日のレースは非常にタフだった。スタートで順位を落としてしまったが、あまりペースが上がらず、ドライのままだったらポイントを獲れたらラッキーな状況だった。雨が降りセーフティカーが入った時に、チームの判断でレインタイヤに交換した。雨で路面はかなり危険な状況だったが、どうにか走り切り、表彰台も獲得出来て良かった。
トヨタモータースポーツニュース
終盤にまさかの雨。 7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われた全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦の決勝レースは、レース終盤に降り始めた雨によりスピンやコースアウトが続出、セーフティーカーが出動という波乱の展開となった。
このレースを制したのは予選4番手からスタートした#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)。
SC中にレインタイヤに交換した判断が実を結んだ。
2位は同様にレインタイヤに交換した#7平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。 3位には#39国本雄資(CERUMO INGING)がつけ、ポールシッターの#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は惜しくもリタイヤに終わった。
(天候:曇り>雨 コース:ドライ>ウェット 観客動員数:予選10,000人/決勝17,200人 大会総入場者数27,200人)
第3戦決勝は午後2時より55周で行われた。
スタート進行の直前から時折小雨が路面を濡らしていたが、ウォームアップ走行の間にドライバー全員がスリックタイヤを選択、ドライコンディションでレースは始まった。
序盤からレースをリードしたのは予選2番手の#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)。
綺麗なスタートでホールショットを決め、一気に後続を突き放しにかかる。
初のポールポジションからスタートしたカルダレッリは精彩を欠き、1コーナーでオリベイラの先行を許した後もダンロップコーナーで#3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)に、プリウスコーナーでは中嶋一貴に立て続けにパスされてしまう。
しかし中嶋一貴は最終コーナーで並び替えして来たカルダレッリと並走状態になって1コーナーに飛び込んだ際にオーバーランしてしまい、この間にカルダレッリだけでなくチームメイトの#36アンドレ・ロッテラー、更には#38石浦宏明(CERUMO INGING)にも抜かれてしまった。
こうした中、トップのオリベイラは2位ロシターとの差を6秒以上に広げて32周目にピットイン。
後続が既にピット作業を済ませていたこともあり、トップのままでコースに復帰すると、その後も1分24秒台までペースを上げて独走状態に入った。 その時はオリベイラが自らの誕生日を勝利で飾ることはほぼ確実と誰もが思っただろう。
ところが。
オリベイラが44周目に入ったところで最終コーナー方面から雨が降り始め、たちまち路面はウェット状態に。 これに文字通り足下をすくわれたのがポールシッターのカルダレッリだ。
続いてフリー走行で好タイムをマークしていた#62嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)もスピンアウト、更にはトップを快走していたオリベイラまでもが49周目のヘアピンでスピンしてしまい、コースを塞ぐ形でストップしてしまった。
この車両を排除するため、50周目からセーフティーカーが導入されることに。
ここで動いたのが中嶋一貴、平川、国本、#2中山友貴(Team無限)の4台。 彼らはすぐさまピットに飛び込んでレインタイヤを装着して隊列に復帰していった。
この時点での順位はトップがロッテラー、2位ロシター、3位カーティケヤン、4位平川、5位国本、6位中嶋一貴。 トップ3はスリックタイヤのままコースに留まった。
セーフティーカーは52周終わりでピットへ。
残り3周の超スプリントでレースが再開されると同時に、レインタイヤの3台がトップ3に猛然と襲いかかった。
まずはコカコーラコーナーで相次いでカーティケヤンをパスすると、続く100Rで中嶋一貴がロッテラーに並びかけてヘアピンに手前で前に出るが、ブレーキング時にオーバーランしてしまい、この間に平川がトップに。
順位を挽回しようとした中嶋一貴はダンロップコーナーでも飛び出してしまい、ショートカットを通って平川の後ろでコントロールラインに戻って来た。
ところがトップに立った平川も1コーナー手前のブレーキングでフロントホイールをロックさせてしまい、セーフティーゾーンへ。 この間に中嶋一貴がトップに浮上した。
オーバーテイクボタンを使って懸命に追い上げた平川だったが、中嶋一貴は一度もつけいる隙を与えず、今季初優勝をものにした。
2位は平川。昨年の鈴鹿2&4でスーパーフォーミュラにデビューして以来初の表彰台となったが、勝利を目前で取り逃したこともあり、レース後の記者会見では開口一番「くやしいです」と言う言葉を口にした。
3位には昨年の富士スプリントカップで優勝している#39国本雄資が入った。
またここまで苦戦の続くホンダ勢では、ディフェンディングチャンピオンの#1山本尚貴(Team無限)がしぶとい走りで5位に食い込んでいる。
次回の舞台はツインリンクもてぎ。 8月24日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsport Forum
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 1:26'37.171 |
2 | *7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 0.780 |
3 | *39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 3.219 |
4 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 3.950 |
5 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | BS | 55 | 6.121 |
6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 29.406 |
7 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 37.562 |
8 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 38.615 |
9 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | BS | 55 | 54.581 |
10 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 1'23.305 |
11 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | BS | 54 | 1Lap |
12 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | BS | 54 | 1Lap |
13 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | BS | 49 | 6Laps |
---- 以上規定周回数(49Laps)完走 ---- |
- | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | BS | 48 | 7Laps |
- | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | BS | 47 | 8Laps |
- | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | BS | 44 | 11Laps |
- | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | BS | 35 | 20Laps |
- | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | BS | 25 | 30Laps |
- | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | BS | 0 | 55Laps |
- Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14) 1'24.789 (40/48) 193.737km/h
- CarNo.7,39は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC導入中のスピン)違反により訓戒とする。
7月13日、富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#7松下信治(HFDP RACING F312)が後続を全く寄せ付けない走りで終始レースを引っ張り、今季4勝目を挙げた。
Nクラスも#6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が5周目にトップに立ってそのまま逃げ切り、同じく今季4勝目を挙げている。
第9戦決勝は午前10時より21周で行われた。 ポールシッターの#7松下がホールショットを決め、そのままレースをリードする。
昨日の第8戦決勝では4番手スタートということもあり、前のクルマを抜くのに手間取ってタイヤを傷めてしまった松下だったが、今回は序盤からハイペースで後続を突き放しにかかった。
2番手スタートの#36山下健太(PETRONAS TOM'S F314)はスタートで松下にインから並びかけようとしたが行く手を阻まれてスロットルを戻さざるを得なくなり、2位のままコントロールラインに戻って来た。
その後も懸命に追い上げた山下だったが最後まで決め手を欠き、松下が第5戦もてぎ以来の今季4勝目を挙げた。
松下はこのレースでファステストラップも記録したことにより、シリーズポイントでも山下との差を僅か1点に詰めた。
淡々と周回を重ねる展開となったトップ2とは対照的に、3位以下の集団では最後まで激しいバトルがコースの至る所で展開された。
まず予選4番手からスタートした#8高橋翼(HFDP RACING F312)が昨日の第8戦を制した#22高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわして3位に浮上。
その後方ではスタートで#2清原章太(TODA FIGHTEX)の先行を許した#1勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)2周目のダンロップコーナーで清原のインをついて5位に浮上する。
さらにその後方からは予選7番手の#23佐々木も追いついて来て最終コーナーでアウトから清原をパスするが、ストレートスピードでは戸田エンジンを積む清原が勝り、続く1コーナーで再び清原が前に。
結局この2台のバトルは9周目のヘアピンでアウトから佐々木が清原をパスするまで延々と繰り返された。
一方、3位の#8高橋と#22高星の3位争いに次第に5位の#1勝田が接近。 9周目には第13コーナーから並走状態になった高橋と高星にインから勝田が一気に並びかけ、3台並走のままストレートに戻って来る。
ここでブレーキを遅らせてアウトにはらんだ高星の隙をついて再び高橋が前に。
このとき勝田にも先行を許した高星は12周目の1コーナーでインをつくが、再びアウトにはらんで勝田に抜き返された。
そうして3台が激しいバトルを繰り返しているうちに、6位の佐々木もこの集団に追いつき、3位集団は4台の団子状態となるが、14周目の1コーナーで勝田のインをつこうとした高橋が勝田の右リヤに追突、そのまま乗り上げる格好でコースを飛び出し、戦列を去ることになってしまった。
勝田の方も著しいペースダウンを強いられるほどのダメージはなかったものの、B-MAX NDDPの2台に激しく追い上げられることになり、17周目の最終コーナーで佐々木がインをついて一気に2台の前に出た。
立ち上がりで並べ替えす勝田と高星。 3台は並走したまま1コーナーへ。ここでは高星が先行、佐々木が続く。
そして19周目の1コーナーで佐々木が高星をかわしたことで、漸く3位争いは決着。 佐々木、高星、勝田の順で21周を走り切って第9戦は終了した。
Nクラスは、スタートで#6小泉のインに飛び込んで来た#62久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が1コーナーを曲がりきれずに#38ナニン・インドラ・パユーング(CERUMO・INGING Jr. F312)に激突、そのままレースを終えてしまう波乱の幕開け。
この混乱の中、トップに立ったのは第2戦優勝の#3三浦愛(EXEDY RACING F307)。予選トップの小泉は2位に後退して三浦を追い上げる展開となった。
懸命に押え込もうとする三浦だったが、5周目の1コーナーで小泉が三浦のインをつき、クラストップを奪い返すと、そのまま最後まで逃げ切って第7戦岡山以来の今季4勝目を挙げた。
2位は三浦。第5戦もてぎ以来4戦ぶりの表彰台を獲得、#19湯澤翔平(KCMG F308)が3位につけた。
いよいよ後半戦に入った全日本F3選手権は残り3大会。 次回はツインリンクもてぎで8月22-23日に開催される。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 21 | 34'10.007 |
2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 2.623 |
3 | 23 | | 3 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 13.942 |
4 | 22 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 15.500 |
5 | 1 | | 5 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 18.483 |
6 | 2 | | 6 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 21 | 20.565 |
7 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 58.496 |
8 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 59.423 |
9 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'06.890 |
10 | 30 | N | 4 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'10.006 |
11 | 28 | N | 5 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'11.431 |
12 | 13 | | 7 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ---- |
- | *8 | | - | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 13 | 8Laps |
- | 38 | | - | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 0 | 21Laps |
- | *62 | N | - | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 0 | 21Laps |
- Fastest Lap: CarNo.7 松下 信治(HFDP RACING F312) 1'36.848 (5/21) 169.614km/h
- CarNo.8は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条13.1)衝突行為により、訓戒とする。なお、ペナルティーポイント1とする。
- CarNo.62は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章28条13.1)衝突行為、2)コースアウトにより、次の参加レースの決勝グリッドを3グリッド降格とする。
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦のフリー走行2回目が7月13日、富士スピードウェイで行われ、ポールポジションの#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1’25.571を記録してここでもトップだった。
決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から分厚い雲が上空を覆い尽くしていたが、午前8時50分からのフリー走行は終始ドライコンディションで行われた。 開始時の気温は25.2℃、路面温度は36.3℃だ。
1.4kmという不浄に長いストレートをもつ富士の特性を考慮し、このセッションでは決勝レースを睨んでダウンフォースを削ってくるチームが相次ぎ、昨日よりも高めの最高速が記録された。 30分間を通して最速は#20ナレイン・カーティケヤンの321.812km/h。 これは2008年に富士で開催されたF1日本GPの予選最高速317.0km/h(エイドリアン・スーティル/フォースインディア)をも上回るものだ。 ホンダ勢では#2中山友貴(HP REAL RACING)の316.159km/hが最高とここでも差をつけられている状態だ。
ラップタイムを見ていくと、終了5分前に#62嵯峨宏紀が1’25.656を記録してトップに。これをセッション終盤にカルダレッリが上回り、予選に続いてトップで走行を終えている。カルダレッリの最高速は317.087と全体の5番手にあたる速度だ。
セッションは終了1分前に#11ヴィタントニオ・リウッツィがダンロップコーナーの手前でストップしたため、赤旗中断となり、そのまま終了となった。 リウッツィの11号車はエンジンカウル周りから大量の白煙が上がっており、タービンまたはエンジン本体にトラブルが出たものと思われる。 決勝への出走が非常に危ぶまれる状況だ。
その決勝レースは今日午後2時より55周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Phot: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/13) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'25.571 | - | - | 191.967 |
2 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 1'25.656 | 0.085 | 0.085 | 191.776 |
3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'25.663 | 0.092 | 0.007 | 191.761 |
4 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'25.695 | 0.124 | 0.032 | 191.689 |
5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'25.718 | 0.147 | 0.023 | 191.638 |
6 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.790 | 0.219 | 0.072 | 191.477 |
7 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'25.924 | 0.353 | 0.134 | 191.178 |
8 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.934 | 0.363 | 0.010 | 191.156 |
9 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'25.952 | 0.381 | 0.018 | 191.116 |
10 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'26.070 | 0.499 | 0.118 | 190.854 |
11 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'26.196 | 0.625 | 0.126 | 190.575 |
12 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'26.200 | 0.629 | 0.004 | 190.566 |
13 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'26.318 | 0.747 | 0.118 | 190.306 |
14 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'26.379 | 0.808 | 0.061 | 190.171 |
15 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'26.527 | 0.956 | 0.148 | 189.846 |
16 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'26.801 | 1.230 | 0.274 | 189.247 |
17 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'26.896 | 1.325 | 0.095 | 189.040 |
18 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'26.901 | 1.330 | 0.005 | 189.029 |
19 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'27.276 | 1.705 | 0.375 | 188.217 |
富士スピードウェイは10月10(金)〜10月12日(日)に開催する2014FIA世界耐久選手権第5戦「WEC富士6時間耐久レース」をPRするため、7月12日(土)にスーパーフォーミュラ第3戦の開催されている富士スピードウェイでメディア懇親会を開催した。
「王者アウディ対挑戦者トヨタ、という図式で始まったWEC富士6時間も3年目を迎え、今年は新たにポルシェさんが参戦して来ました。来年は日産さんも参戦を予定しておられます。我々としてはこの大会を今後も大きく育てていきたい」
との富士スピードウェイ株式会社社長の堤健吾の挨拶で始まった懇親会には、WECにシリーズ参戦しており、今回のスーパーフォーミュラ第3戦にも参加している中嶋一貴(トヨタレーシング)とアンドレ・ロッテラー(アウディスポーツ・チームヨースト)の2名のドライバーと、日本人で唯一ACOの理事を務め、今回WEC富士アンバサダーにも就任したミスター・ルマンこと寺田陽次朗氏が参加。
両ドライバーによるWEC富士への意気込みや、寺田氏のこれまでのルマン24時間での体験談やWECに対するなどがトークショー形式で披露された。
- 寺田陽次朗氏(WEC富士アンバサダー、ACO理事)
- 僕は日本人で唯一のACO理事として、ルマンの楽しさを伝えたいという一心で今までやってきました。
ルマンにはドライバーとして29回出ていますし、初参戦から数えて今年が40年目に当たります。レーシングドライバーとしては今年が50周年でもあります。
デイトナ24時間でも日本人として初めて完走しましたが、ルマンが一番難しいと思います。
その難しさと楽しさをこれからもみなさんに知らしめたい。
今年の富士はポルシェも加わって最後まで三つ巴の戦いが繰り広げられると思います。
- 中嶋一貴(TOYOTA Racing/PETRONAS TEAM TOM’S)
- 今シーズンは開幕戦からスピードを見せることが出来、第2戦のスパでも速かったことがルマンへの自身に繋がりました。
予選には自信がありましたが、一番大事なのは決勝だということもわかっていました。
その決勝は電気系がショートしてしまい、あっという間に終わってしまいましたが、あのまま走れていればトップのまま差を広げてチェッカー出来ただろうと思いました。
今年のクルマはハイブリッドシステムの特性の違いから立ち上がり加速に自信があります。
ルマンで一番パフォーマンスを発揮できるように設計して来たクルマで、モーターアシストにより四輪で加速できるようになりましたが、エンジン特性はスムーズで、1000馬力のパワーを効率的に路面に伝えられることが強みです。
僕は全戦には出ませんが、出るレースには勝ちたい。特に富士はホームコースだし、東富士研究所でパワートレインを作っているので沢山の方が応援にいらっしゃると思いますから、絶対に勝ちたいレースです。
今までも神風というか、毎回いい流れが来ているので、今回も、と思っています。
- アンドレ・ロッテラー(ADUI SPORT TEAM JOEST/PETRONAS TEAM TOM’S)
- もう最初の2レースのことは忘れました(笑) ルマンで勝ったのは覚えていますよ。それだけで充分でしょう?
シルバーストーンでもパフォーマンスはありましたが、戦略がまずかった。雨の中をスリックで出て行ったり、ブノワのアクシデントがあったりで。
スパは僕らのクルマではダウンフォースが強過ぎて不利だということが初めからわかっていたので、ルマンの準備だと割り切って戦っていました。
ポルシェはストレートが速く、トヨタは加速に優れ、僕らはその中間の特性です。それぞれの特性の違いで、どこで抜くかという考え方も違って来ているので、今回のWEC富士は面白いレースになると思います。
もちろん勝ちますよ。絶対に勝ちたい。僕がここまでこれたのは日本でレースをして来たお陰だから、僕にとっても特別な思いがあります。
チャンピオンシップのリーダーであるロイック(デュバル)が今日ここにいないのは寂しいです。足の痛みを訴えてるとか、何カ所か縫ったとは聞いていますが、怪我そのものは大したことじゃなくて、今回も大事を取って休養しているだけです。最近子供が産まれたので、一緒に過ごしたかったんじゃないかな?(笑)
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第8戦の決勝を行い15周を走って、総合で高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、Nクラスで久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が優勝した。
第8戦決勝は予定より5分遅れの午後4時15分、雲は厚く垂れ込め今にも雨が降りそうな天候のもとフォーメーションラップが始まった。
スタートはポールポジションの高星明誠(B-MAX NDDP F312)がトップで1コーナーへ。予選2位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が背後にピタリと付け、コカコーラコーナーで高星をインからパス。トップに躍り出た。
トップに立った勝田だったがペースが上がらない。3周目のダンロップコーナーで高星にパスされトップを明け渡すと、続く4周目の1コーナーでは山下健太(PETRONAS TOM'S F314)にもパスされ3位。さらに7周目の1コーナーでは、予選7位から4位まで上がってきた佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)にパスされ4位に落ちた。
9周目のストレートではアウトから勝田、松下信治(HFDP RACING F312)、清原章太(TODA FIGHTEX)が3ワイドで並ぶ激しい4位争いを演じたが、松下が4位、清原5位、勝田6位でこのバトルは決着した。
高星は後方のバトルを尻目に2位山下に1秒強の差をつけて周回。最終的には15周を走って0秒8差で今季2勝目を飾った。2位に山下、3位に佐々木、4位松下、5位清原、6位勝田の順でゴールした。
Nクラスは予選2位の小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が好スタート。しかしポールポジションの久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が抜き返し1周目をトップで戻ってきた。
2位小泉は2周目のコカコーラコーナーで、トップを奪い返すべく久保に並びかけるが両者は接触。小泉がスピンし、大きく順位を落とすこととなった。
トップの久保はこの接触で左腕を痛め、ペースが上がらない。スタートで湯澤翔平(KCMG F308)を2周目に三浦愛(EXEDY RACING F307)を攻略して2位に上がってきた山口大陸(TAIROKU EXCEED)に迫られることとなるが、なんとかしのぎ切り今季4勝目を飾った。
2位は山口。後方から追い上げた小泉が順位を回復し、3位に入った。
第9戦決勝は明日13日、午前10時より21周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦富士は、ロイック・デュバルの代役で参戦した#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1’23.667を記録、日本のトップフォーミュラに参戦して初めてのポールポジションを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)
公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。 空を厚い雲が覆い尽くし始めたものの、予選は終始ドライコンディションでの走行となった。
予選Q1
- 予選Q1は開始7分で#18中山雄一が第13コーナーでストップしてしまったために赤旗中断という波乱の幕開け。 車両撤去の後2時56分より残り時間13分で走行は再開されたが、ここで速さを見せたのはフリー走行トップの#37中嶋一貴。1’24.092と23秒台に後僅かのところまで迫り、金曜の専有走行から連続でトップを維持する。 2番手にはメカニカルトラブルにより金曜日の専有走行に殆ど参加できなかった#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。3位には#36アンドレ・ロッテラーがつけ、ルマン24時間でのアクシデントにより欠場したロイック・デュバルの代役で参戦の#8カルダレッリが4番手と今回も上位陣をトヨタエンジン勢が占めた。 一方のホンダエンジン勢は、トップからコンマ5秒差の7位に食い込んだ#1山本尚貴を筆頭に#40野尻智紀、#31中嶋大祐、#10塚越広大、#2中山友貴の5台がQ2進出を果たした。
- 予選Q2
- Q1での赤旗により当初予定より4分遅れの午後3時19分より、予選Q2が7分間で行われた。 各車2周のウォームアップの後、タイムアタックに取りかかったが、ここでいちはやく1分24秒の壁をぶち破ったのが#38石浦宏明。しかしすぐに#19オリベイラが1’23.751と石浦を上回ってトップに。 Q1トップの#37中嶋は3番手につけた。 ホンダエンジン勢ではチェッカー提示後に1’24.259を叩き出して8位に滑り込んだ#1山本が唯一Q3進出を果たした。 トヨタ勢では#7平川亮、#20クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤンがここでノックアウトされてしまった。
- 予選Q3
- ポールポジションを争う最後の7分間。予選Q3は午後3時36分開始 気温が下がって来たこともあり、ここでは8台中7台が1分23秒台を記録。唯一のホンダエンジン搭載車の#1山本も1’23.965を叩き出してみせたが7位に終わった。しかしトップとの差は僅か0.298秒と健闘した。 最初に23秒台に入れて来たのは#36ロッテラーで1’23.943。しかしすぐに#37中嶋が1’23.751、#8カルダレッリも1’23.798で続く。 そしてカルダレッリは2周目のアタックで1’23.667までタイムを縮めてトップに立つ。
続いてアタックを行った#19オリベイラは1723.729と僅かに及ばなかった。
これによりカルダレッリは2011年の第1戦鈴鹿でフォーミュラニッポンに参戦を開始して以来初のPPを今回の代役参戦で獲得することになった。
3番手には昨年までカルダレッリが所属していたコンドーレーシングの#3ジェームス・ロシターがつけている。
第3戦決勝は明日午後2時より55周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 22 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 24'28.321 |
2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 0.873 |
3 | 23 | | 3 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 1.476 |
4 | 7 | | 4 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 6.574 |
5 | 2 | | 5 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 12.732 |
6 | 1 | | 6 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 16.513 |
7 | 8 | | 7 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 21.854 |
8 | 62 | N | 1 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 36.415 |
9 | 28 | N | 2 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 38.440 |
10 | 6 | N | 3 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 45.708 |
11 | 3 | N | 4 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 46.909 |
12 | 19 | N | 5 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 48.341 |
13 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 49.975 |
14 | 13 | | 8 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 55.164 |
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ---- |
- | 38 | | - | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 11 | 4Laps |
- CarNo.23 高星 明誠(B-MAX NDDP F312) 1'37.169 (5/15) 169.054km/h
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 |
1 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'24.382 | 1'24.088 | 1'23.667 |
2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | 1'24.177 | 1'23.751 | 1'23.729 |
3 | 3 | ジェームス・ロシター | KONDO RACING | 1'24.437 | 1'24.074 | 1'23.730 |
4 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | 1'24.092 | 1'24.017 | 1'23.751 |
5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING | 1'24.579 | 1'23.774 | 1'23.858 |
6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | 1'24.230 | 1'24.056 | 1'23.943 |
7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | 1'24.624 | 1'24.259 | 1'23.965 |
8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | 1'24.871 | 1'24.243 | 1'27.161 |
9 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'24.897 | 1'24.350 | |
10 | 40 | 野尻 智紀 |
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'24.728 | 1'24.366 | |
11 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL | 1'24.967 | 1'24.380 | |
12 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 | 1'25.232 | 1'24.936 | |
13 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | 1'24.988 | 1'24.955 | |
14 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | 1'25.054 | 1'25.070 | |
15 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | 1'25.237 | | |
16 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | 1'25.393 | | |
17 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP REAL RACING | 1'25.430 | | |
18 | *41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'25.550 | | |
19 | 18 | 中山 雄一 | KCMG | 1'27.048 | | |
- CarNo.41は、大会特別委即書第28条(ピットレーン入り口のホワイトラインカット)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'23.667 | - | - | 196.335 |
2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.729 | 0.062 | 0.062 | 196.190 |
3 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'23.730 | 0.063 | 0.001 | 196.188 |
4 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.751 | 0.084 | 0.021 | 196.139 |
5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.858 | 0.191 | 0.107 | 195.888 |
6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.943 | 0.276 | 0.085 | 195.690 |
7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'23.965 | 0.298 | 0.022 | 195.639 |
8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'27.161 | 3.494 | 3.196 | 188.465 |
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.751 | - | - | 196.139 |
2 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.774 | 0.023 | 0.023 | 196.085 |
3 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.017 | 0.266 | 0.243 | 195.518 |
4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.056 | 0.305 | 0.039 | 195.427 |
5 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.074 | 0.323 | 0.018 | 195.385 |
6 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.088 | 0.337 | 0.014 | 195.352 |
7 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.243 | 0.492 | 0.155 | 194.993 |
8 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.259 | 0.508 | 0.016 | 194.956 |
---- 以上Q3進出 ---- |
9 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.350 | 0.599 | 0.091 | 194.746 |
10 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'24.366 | 0.615 | 0.016 | 194.709 |
11 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.380 | 0.629 | 0.014 | 194.676 |
12 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.936 | 1.185 | 0.556 | 193.402 |
13 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'24.955 | 1.204 | 0.019 | 193.359 |
14 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.070 | 1.319 | 0.115 | 193.097 |
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.092 | - | - | 195.343 |
2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.177 | 0.085 | 0.085 | 195.146 |
3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.230 | 0.138 | 0.053 | 195.023 |
4 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.382 | 0.290 | 0.152 | 194.672 |
5 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.437 | 0.345 | 0.055 | 194.545 |
6 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.579 | 0.487 | 0.142 | 194.218 |
7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.624 | 0.532 | 0.045 | 194.115 |
8 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'24.728 | 0.636 | 0.104 | 193.877 |
9 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.871 | 0.779 | 0.143 | 193.550 |
10 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.897 | 0.805 | 0.026 | 193.491 |
11 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.967 | 0.875 | 0.070 | 193.332 |
12 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'24.988 | 0.896 | 0.021 | 193.284 |
13 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.054 | 0.962 | 0.066 | 193.134 |
14 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'25.232 | 1.140 | 0.178 | 192.730 |
---- 以上Q2進出 ---- |
15 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 1'25.237 | 1.145 | 0.005 | 192.719 |
16 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'25.393 | 1.301 | 0.156 | 192.367 |
17 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.430 | 1.338 | 0.037 | 192.284 |
18 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.550 | 1.458 | 0.120 | 192.014 |
19 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'27.048 | 2.956 | 1.498 | 188.710 |
---- 以上予選通過 ---- |