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2014年7月

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO WAKO’S EXE ASTON MARTIN、天候を味方に、願ってもないポジション4位。表彰台を逃すも、前戦に続くポイントの獲得は後半戦への大きな励みに! (Arnage)

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 2014年のSUPER GT は、九州ラウンドからひと月半のブランクを経て、菅生、富士、鈴鹿の三連戦という、今年最大の山場を迎える。その連戦の口火を切る第4戦は、宮城県のスポーツランド菅生での300kmレース。オートポリスに続き菅生サーキットもまた、マシン、ドライバーともに得意とするサーキットであり、前戦では8位で今季初のポイントを獲得し波に乗るArnage Racingは、気合い十分でレースに臨んだ。

 前戦からの長い空き時間を利用して、ガレージでは、普段のメンテナンスではリペアしきれない部分のメンテナンスが行われた。今年で3シーズン目を迎え、フレームに出始めた部分的な傷みが気がかりなAston Martinであるが、エンジンマウントの接着をし直すことで車両の剛性を上げ、より信頼できる状態でみちのくへ送り出された。

gt_r04_arnage-04.jpg  ところが梅雨のまだ明けぬ東北地方、搬入日の金曜日から、雨に出足をくじかれることになる。予選の行なわれる予定だった土曜日になっても空模様は回復せず、9時から開始された公式練習でも全くのウェット状態。チームは安岡選手から練習をスタート、6Lap走行ののち加納選手に交代してコースに車をすすめた。ところが、30分を経過したところで加納選手はS字コーナーの先でスピンしてコースアウト。幸い車両に大きなダメージはなく、1時間ほどで走行に支障のないレベルまで修復されたが、フロントバンパーと右側の翼端板のリペアに走行時間の大半を費やしてしまい、両選手ともほとんど走行できないままに公式練習は終了した。

 天候は予選開始予定の時刻になっても回復の兆しを見せず、雨と霧のなか9000人の観衆が予選のスタートを待った。しかし予選開始予定の14時より1時間遅れて15時過ぎに中止が決まり、予選は翌日の午前中に行われることとなった。

 このあとGT-Aの配慮により、ファンサービスのためピットオープンとなって、無料のピットウォークとキッズウォークを開催、予選を見ることのできなかった観客がピットロードに詰めかけ、雨の中賑わいを見せた。

July 20th Qualifying
  • 天候:雨 路面状況:ウェット
  • 気温:開始時20℃→終了時21℃ / 路面温度:開始時23℃→終了時24℃
  • 入場者:28,000人

gt_r04_arnage-10.jpg  日曜日になっても空模様は捗々しく回復しなかったが、予選が始まる頃には雨は次第に小降りとなり、前日のキャンセルを受けて順延となった予選は予定通り、9時5分よりスタートした。通常の予選と異なり、今回は25分間一本勝負となるため、ライバルチームはすべて一人のドライバーで予選を戦う選択をしている。しかし、前日の公式練習時に起きたアクシデントにより両選手ともにほとんどドライブの機会がなかったため、チームは短い時間の中で加納、安岡両ドライバーを交互にコースに送り出した。両選手がウエットタイヤで感触を確かめた後、ウエット路面に強い安岡選手が、今度はインターミディエイトでアタックに出て、13Lap目に1’28.214をレコード。今季最高の8番グリッドから決勝を戦うチャンスを得た。

  • P1 #10 GAINER Rn-SPORTS SLS 植田 正幸 / 山内 英輝 (1'27.329)
  • P2 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 佐々木 孝太 / 井口 卓人 (1'27.586)
  • P3 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム (1'27.732)
  • P8 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒 (1'28.214)
July 20th Race
  • 天候:曇り時々雨 路面状況:ドライ
  • 気温:開始時22℃→終了時21℃ / 路面温度:開始時27℃→終了時23℃

gt_r04_arnage-20.jpg  予選終了後、ピットウォークが開始される頃には薄日が差すほどに回復していた空模様だったが、マシンがグリッドに並ぶ頃には霧雨が降り始める怪しい雲行きとなった。どのチームもタイヤのチョイスが命運を分ける状況だったが、WAKO’S Exe ASTON MARTINは周囲の状況からスリックタイヤに賭け、決勝スタートの時を待った。

 レースは14時定刻にスタート。しかし隊列が揃わなかったためフォーメーションラップが3周となる中、折からフロントガラスを濡らす霧雨に惑わされてインターミディエイトタイヤに交換するチームも出た。フォーメーションラップが終了してレース開始直後、安岡選手操るWAKO’S Aston Martinは前方車両と熾烈に競り合って、団子になっている集団をうまく抜け出し、早くも1Lap目に3位に飛び出す。

gt_r04_arnage-22.jpg  前方には10号車、11号車。安岡選手はハイペースで猛追を始め、まもなく、17Lapで10号車をパスして2位に浮上する。路面を濡らしていた雨脚は思いのほか強くならず、レース開始直後にウェットタイヤに交換したチームもスリックタイヤに戻す中、スタートからスリックで勝負に出ていたWAKO’S Aston Martin は、勝機を手に1分22 秒台の猛追を続け、すぐに11号車もロックオン。19Lap、1コーナーのイン側から11号車を抜きにかかる。ところがアウトから並走する形になった11号車のフロントと接触、11号車をリタイヤに追い込む結果となってしまった。幸いこの接触についてGT-Aから出された判定は「白黒旗提示」(*スポーツ精神に反する行為に提示される)で、トップ争いのなかでおきたレーシングアクシデントということに落ち着いてチームをほっとさせた。頑強なAston Martinは躯体の方のダメージもほとんどなく、トップに躍り出た安岡選手は「とにかく逃げろ」という監督からの無線に加勢されるように、41Lap目に1’21.989 という素晴らしいベストラップをレコードしながら快走を続けた。

gt_r04_arnage-24.jpg  43Lap目に、ドライバー交代と給油のため、チームは車両をピットに呼び戻す。安岡選手は加納選手にステアリングを委ね、チームは当初の予定通りタイヤ交換なしで車両をコースに送り出すべく給油をスタート。ところがオフィシャルより、先ほどの11号車との接触の際にリアの左側のホイルが破損していること指摘され、チームは急きょリアのタイヤ交換を余儀なくされ、予想外に時間を要するピット作業となってしまった。

gt_r04_arnage-27.jpg  こうして、加納選手は実質1位でコースに戻ったが、すぐに88号車にパスされ、その後も数台にパスされてしまった。しかも、折悪しく再び霧雨が降り出して路面コンディションが変化し始め、加納選手はなかなか本来の安定した走りをすることができない。しかし59Lapに4位に落ち着いてからは、温まりきらないリアタイヤをうまくコントロールし、並み居る強豪ドライバーのプレッシャーにも屈することなく、落ち着いたドライビングを披露した。そして、後続車両とのマージンをキープし続けた加納選手は、72Lap目4位でチェッカーを受けた。Arnage Racingは惜しくも表彰台に上るチャンスを逸したが、4位は今季最高位となり、後半戦への大きな励みとなった。

  • P1 #88 マネパ ランボルギーニ GT3 織戸 学 / 青木 孝行
  • P2 #65 LEON SLS 黒澤 治樹 / 黒澤 翼
  • P3 #21 Audi R8 LMS ultra リチャード・ライアン / 藤井 誠暢
  • P4 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
チーム代表 伊藤宗治
 まず全体的に、非常に運のいいレースだったと思います。来場していただいたお客様には申し訳ないですが、天候が不安定で、1Dayになってしまって、うちにとってはラッキーでした。練習走行で思わぬコースアウトをやって初日の走行をほとんど走れず、そのまま予選かと思っていたら(予選が)キャンセルになったのでじっくり修理する時間ができた。また、次の日の天候も、よくはなかったけど大崩れしなかったんで、25分間の予選時間の間で予定通り二人を走らせることができたのもよかったしね。天候のせいで変わっていくストーリーを、うまい具合にうちに合わせて書き換えていけたって感じですか。決勝においても、安岡がある程度頑張って、加納さんがそのポジションキープするといった、自分が描いている、うちのレースのストーリーみたいなのをきっちり実現できたのがよかったです。相変わらず業界最小最弱を自負してるArnage Racingなんですが、2戦連続でポイントを獲れたことは本当に喜ばしく思ってますし、応援してくださるスポンサーやファン、そしてスタッフ、ドライバー、それから何よりも、ヨコハマタイヤ様に心から感謝します。
加納選手のコメント
 とりあえず、おつかれさんでした。もともと金曜日にこんな展開やったらいいね、みたいな話をしてた通りの形になりましたね(笑)前半は安岡くんが頑張ってくれたのと、うまくタイヤをセーブしてもらってたんで、(ドライバー交代して)出っていったときは、何とかポジションを守りたいなと思ったんですけどね~。どうしてもリアがNEWやったときの状態でタイム落としてしまったんで、まあそこは、これからの課題かなと思ってます。ただ、この二人で、チーム一丸となって、ポイント圏内を戦えてるような、その手ごたえをじわじわと、すごく感じてるんで、なんかこう、みんながパワーアップしてきたぞみたいなね。これから三連戦やし、アストンは夏もエンジンのタレがないんで、この勢いで、きちっとポイント圏内走れるような準備ができればいいかなと思ってます。ありがとうございます。
安岡選手のコメント
gt_r04_arnage-15.jpg  個人的には菅生は一番好きなサーキットで、しかも一番好きなスリックで雨が降ってくるっていうコンディションで、もう、嬉しくて、楽しくてしょうがない状態で…(実際にたぶん笑ってたんでしょうけど)たまたま500との絡みでまず10号車を抜けて、もう一回500との絡みでチャンスが来たので、11号車に仕掛けたんですが、ほんとに痛恨なんですけど当たってしまって、結果的にそのせいで11号車がリタイアとなり、こちらもリアタイヤを交換しなきゃいけなくなってしまいました。調子がいいときにキッチリ走れないのが僕のいけないところなので、かなり反省です。でも、その分を加納さんが頑張って取り返してくれて、あともうちょっとで表彰台っていうところまで行けました。やっぱり、今後の照準は次の富士というよりは、鈴鹿だと思います。なので、鈴鹿ラウンドに向けて、次の富士でもポイントをかけた戦いが出来れば、また鈴鹿でも優勝をかけた争いができると思いますので、またナニンくんと頑張れるように、次の富士をがんばりたいと思います。

gt_arnage-junior-aston.jpg  応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、来る8 月9 日~8 月10 日に富士スピードウェイで開催される次戦富士ラウンドにおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。

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Arnage Racing 2014 SUPER GT Race report

D1 GRAND PRIX

D1:第3戦オートポリス 単走優勝は川畑真人! 総合で高橋邦明が今期初勝利!(D1 Corp.)

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 株式会社D1コーポレーション(代表取締役社長:鈴木賢志、所在地:東京都新宿区)は、 2014年D1グランプリシリーズ(全6戦)「2014年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦」を7月26日(土)-27(日)の2日間、8,267人の観衆を集め、オートポリス(大分県日田市)で開催。競技では高橋邦明(GOODYEAR Racing with Kunny'z)が今期初勝利を挙げた。

 2012年以来2年ぶりの開催となる九州オートポリス大会。シリーズ前半は国際サーキットで開催され、富士・鈴鹿に続き3戦目となるオートポリスでは、長いストレートを加速し、高い車速から進入するレイアウトで行われた。

 26日(土)の単走決勝では、練習走行から感触がよかったという川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が単走予選をトップ通過。さらにその勢いのまま決勝でも、207km/hを超える進入速度から大きな角度をつけ、高いアベレージスピードを維持し、リズムよくコーナーを抜けて100.41点の高得点をマーク。今年から導入したR35GT-Rで初の単走優勝を決めた。

 翌27日(日)の追走決勝では、朝から雨となり午前中の追走予選はウエット路面で行われた。その後天候が回復し、午後の追走決勝には路面もウエットからドライコンディションへと変わった。決勝では、高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)と横井昌志(D-MAX)が対決。高橋が先行の 1 本目は横井がストレートで高橋のマシンに離され、振り返しで距離を詰めるもその先でまた離されてイーブンの判定。そして横井が先行の2本目、高橋はストレートから横井の真後ろにつけ、 キレのある走りと接近ドリフトを見せ、高橋が追走優勝を飾った。

 なお、この大会の結果、シリーズランキングは高橋が2位に21.5ポイントの差をつけ75.5ポイントで首位を維持することになり、準優勝した横井はシリーズ2位にランキングがアップした。

【7月26日(土)天候: 晴れ 路面: ドライ】
■単走予選
予選トップは川畑真人( Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)

 2年ぶりに開催されたオートポリス大会。鈴鹿サーキットで行われた前大会同様、長いストレートを加速し、高い車速から進入するレイアウトで行われた。

 予選、最初のグループから出走の唄和也(GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo.)が99点台をマークすると、次に走った日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)は100.29点をマーク。上位選手は軒並み高得点をとって予選通過を決めてきたが、タービンブローを起こした松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)、振り出しが手前すぎた片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)、エンジンをFA20から2JZに載せ換えてきた谷口信輝(HKS)も、1本目の得点が伸びず、2本目は振り返しでスピンをしてしまって予選敗退となった。また地元九州の野村謙(PACIFIC RACING TEAM with BLITZ)は、前戦までのエンジン不調は解消したものの、本番前のウォームアップ走行でテンションロッドが折れてリタイヤとなった。

 そんななか、昨年のD1ストリートリーガルシリーズ(D1グランプリシリーズの下位カテゴリー)でシリーズ2位獲得してステップアップしてきた平島明(TKL with D-MAX)、さらに昨年のD1レディースリーグのシリーズチャンピオンである味元美智恵(TOYO TIRES with SPEED MASTER)は、スムーズな走りとキレのある振り返しを見せて、はじめての予選通過を果たした。

 練習走行からいい走りをしていた川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)は、207km/hという高い進入速度から大きい角度をつけてリズムのいい走りを見せ、日比野を超える100.46点を獲得。前戦に続いて予選トップ通過を果たした。

■単走決勝
川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が単走優勝!

 単走ファイナルは2グループに分けられ、1本勝負で行われる。ここで追走敗退になることはないが、トップ8人は追走予選が免除される。

 前半のグループでは、2番手に走った佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)が、マシンの振り出し、振り返しともに大きな角度をつけて、さらにアクセルの踏みっぷりもよく、ラインもきっちりトレースして99.88点という高得点をマーク。続いて唄和也(GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo.)が、200km/hに迫る車速から鋭く大きな角度をつけた振り出しをし、そこからタイミングよくキレのある振り返しを見せて100.34点を獲得し、トップに出る。藤尾勉(BOLD WORLD with LINEUP RACING TEAM)も勢いのある振り出しから、見事な振り返しを見せたが、99.79点と、唄、佐久間にはおよばず、この時点で3番手につけた。

 シード選手と予選上位選手は後半のグループで出走する。そのなかで、今村陽一(OTG Motor Sports)はキレのある進入を見せたが、振り返しでスピン。日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)は奥めから振り出して一気に大きな角度をつける走りにチャレンジしたが、角度をつけすぎて失速ぎみとなり、点が伸びなかった。

 そして登場した川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)。207km/hを超える進入速度から大きな角度をつけ、高いアベレージスピードを維持しながらリズムよくコーナーを抜けて100.41点の高得点をマーク。唄の得点を上まわってトップに立ち、単走優勝を決めた。

川畑選手コメント
d1_r03-2.jpg  セントレア(Monster Energy presents KEN BLOCK's NAGOYA EXPERIENCE with D1GP)でクルマが変わって、手応えが出てきました。あとはこのクルマの乗り方が少しずつ分かり、乗り慣れてきたというのが大きいと思います。今回も走り始めたときから、車の動きがいいと思いました。あとは、マシンに乗る人間が、乗り方を変えて気持ちを上げて走っていければ、もっと行けるという感覚があったので、そういう点では順調に来ていると思います。今回はトップスピードが速いっていうのが有利に働き、さらにブレーキも利くので、クルマの流れを防ぐことができて強さに繋がったと思います。単走優勝できてホッとしています。
【7月27日(日) 天候: 雨 路面:ウエット】
■追走予選

 追走日は朝から雨、追走予選はウエット路面で行われた。追走予選ではおおむねランキング上位の選手が勝ったが、末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO) vs 松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)のRX-7対決は、末永(正)がアウトでラインが厳しくなり、マシンの体勢が乱れるミスをしたため松井が勝ち。上野高広(TEAM VERTEX with CAR GUY) vs 今村陽一(OTG Motor Sports)は上野がスピンをして今村と衝突し走行不能になったため今村が勝った。

■追走決勝トーナメント(天候: 雨→晴れ 路面: ウエット→ドライ)
高橋 邦明( GOODYEAR Racing with Kunny'z)が今季初優勝

 追走決勝トーナメント開始前に雨は止んだが、ベスト8くらいまで路面は、ウエット状態が続いた。ベスト16では、藤尾勉(BOLD WORLD with LINEUP RACING TEAM)vs 末永直登(YUKE'S チームオレンジ)の対戦では五分の判定のとなるも、先行時の走りの差で藤尾が末永(直)を下した。また日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)vs 横井昌志(D-MAX)の対戦では、ウエット路面を苦手とする日比野がスピンをし、横井が勝った。

 ベスト8では、ベスト16で見事な追走を見せた川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が、パワステトラブルのためにリタイヤとなった。

 ベスト4が始まるころにはほぼドライコンディションとなった。ベスト4に勝ち上がったのは、高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)、松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)、横井、今村陽一(OTG Motor Sports)の4人。高橋 vs 松井は、高橋が先行で松井を引き離し、松井がアドバンテージをとれない。2本目は高橋がストレートから松井のすぐ後ろにつけ、その近い距離を維持して勝ちを決めた。横井 vs 今村は、1本目が両者いい走りでイーブン。2本目に後追いの横井が同時振りからマシンに迫る接近ドリフトを見せて初の決勝進出を決めた。なお3位決定戦は再戦で松井が今村に勝った。

 決勝は高橋 vs 横井。 1本目は高橋が先行。横井はややストレートで離され、振り返しで距離を詰めたものの、その先でまた離されて五分の判定。そして横井先行の2本目、高橋はストレートから横井の真後ろにつけ、 マシンを同時に振り同時に振り返し、接近ドリフトで高橋が勝利した。

 この大会の結果、高橋は75.5ポイントでシリーズランキング首位を保ち、2位に浮上した横井とのポイント差を21.5ポイントにまで広げた。

高橋選手コメント
d1_r03-3.jpg  練習走行の調子は、正直、あまりよくなかったです。単走も単走決勝に帳尻が合ったのでよかったのですが、ギリギリでした。やはり今日も痛感したのは、単走決勝が大事だなと思いました。追走も 準決勝までははっきりしない追走をしていたので、 決勝は せっかくこの悪天候の中来て下さったお客さまに、最後ぐらいいいものを見せたいなと思って走行したらいい結果になりました 。
Press Information of AUTOPOLIS DRIFT

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝 峰尾恭輔/ユーク・タニグチ/飯田章組が逆転優勝

 スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は27日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で決勝を行い、ST-Xクラス・峰尾恭輔/ユーク・タニグチ/飯田章組のENDLESS・ADVAN・BMWが、233周・7時間1分8秒524で優勝した。

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 決勝レースは、時折薄日が差す蒸し暑いコンディションで、午前10時55分にローリングラップが始まった。

 スタートで飛び出したのは、ポールシッター、星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN)の青木。2位には藤井誠暢/ガミさん/高星明誠/佐々木大樹組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の藤井が付け、3位には峰尾恭輔/ユーク・タニグチ/飯田章組(ENDLESS・ADVAN・BMW)の峰尾が続く。

 トップに立った青木は、2位藤井を徐々に引き離し、35周目には34秒のリードを築き独走状態。藤井が後退すると、40周目には2位に上がった峰尾との差を42秒と開く。

 峰尾が42周で、青木が44周でそれぞれタニグチ、星野にドライバー交代してもその差は開くばかりで60周目には星野とタニグチとの差は1分10秒となった。

 84周目に谷口から峰尾に、88周目に星野から尾本にドライバーチェンジすると状況は一転。峰尾が尾本より2~4秒ほど速いラップでその差を縮め始めた。101周目に1分以上あった差は、109周目には40秒、120周目に10秒を切ると124周目についに峰尾が尾本を捉えてトップに躍り出た。

 127周目に峰尾から飯田に、130周目に尾本から青木に交代するとトップ飯田と2位青木の差は3秒弱。この2人は一進一退の攻防を繰り返すが、ついに157周目の1コーナーでインから青木が飯田をパス。再び青木がトップに立った。

 2位に落ちた飯田はその後もあきらめず青木を追い詰めるが168周目に再び峰尾に交代。170周目には青木も星野に交代。今度はピット作業の差で峰尾がトップに立ち、星野は2位に落ちた。その差は4秒余り。

 役者が代って峰尾と星野のトップ争いが勃発すると思われた179周目、星野が緊急ピットイン。トラブルが発生したようで、マシンをピットに頭から入れてしまった。

 これでトップの峰尾は安泰。208周目にはドライバーをタニグチに交代して233周を走りきり、修理に10分余りを要した2位青木を2周ラップして優勝した。

 3位には、トラブルやペナルティーで一時は後方に沈んでいた横溝直輝/ヒロ/密山祥吾/タカシ組のGAIA POWER BMWがトップから17周遅れで入った。

 ST-1クラスは、序盤から坂本祐也 /池田大祐/石原将光/余郷敦組(Diamango BMW Z4)の坂本が逃げるが、47周目に交代した石原のペースが上がらず、2位の中山雄一/平川亮/畠中修組(KeePer I.P.S)の中山に逆転を許す。さらに余郷がドライブ中の158周目最終コーナーコーナー立ち上がりでストップ、リタイアとなってしまった。優勝は224周を回って中山雄一/平川亮/畠中修組。2位にはトラブルを抱えながらも完走した堀主知ロバート/佐藤茂/土屋武士組(Faust Racing BMW Z4)が56周遅れで入った。

 ST-2クラスは序盤、冨桝朋広/菊地靖組(新菱オート DIXCELエボⅨ)がリード。大澤学/吉田寿博/松田晃司組(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が代ってトップに立つが、2度のペナルティーなどで後退。中盤からは大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組(RSオガワADVANランサー)がトップに立ち、そのまま216周を走って逃げ切った。2位は冨桝朋広/菊地靖組。3位には大澤学/吉田寿博/松田晃司組が入った。

 ST-3クラスは序盤から前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希/安田裕信組(asset ings Z34)が快走。ところが、中盤、前嶋の走行中に黄旗中の追い越しで20秒のピットストップペナルティーを受け3位に後退。しかし前車を抜き返し終わってみれば214周を走って優勝した。2位にはチームメートの松原怜史/藤波清斗/大西隆生組(asset ings Z34)が、3位には小松一臣/杉林健一/白井剛/今村大輔組(岡部自動車メーカーズZ34)が入った。

 ST-4クラスは植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央/佐々木孝太組(UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000)のリードで始まるが、途中追い上げてきた蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組(GAZOO Racing SPIRIT 86)の蒲生にトップを譲り渡すも、藤田がトップを奪い返し、そのまま207周を走って逃げ切った。2位には蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組が、3位には中村嘉宏/浜野彰彦/井入宏之/鈴木優組(SKR ENGIEERING S2000)が入った。

 ST-5クラスは梅本淳一/奥村浩一/大野尊久組(BRP★J'S RACING フィット3)のリードで始まるが、松井猛敏/中島保典/荒聖治組(リジカラFIT3)がトップに立つと、そのまま193周を走って優勝。2位は梅本淳一/奥村浩一/大野尊久組、3位には野上敏彦/谷川達也/野上達也/小原健一組(DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ)が入った。

 第4戦は岡山国際サーキットに舞台を移し9月7日に決勝レースが行われる。

 ※この後、松井猛敏/中島保典/荒聖治組の車両に燃料補給装置の違反がみつかり、失格となっています。チームはこの裁定に抗議しており、ST-5クラスの結果は暫定となっています。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝結果

富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
13ST-X1峰尾 恭輔
ユーク・タニグチ
飯田 章
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
2337:01'08.524
281ST-X2星野 一樹
尾本 直史
青木 孝行
GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
2312Laps
3*37ST-11中山 雄一
平川 亮
畠中 修
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
2249Laps
4*16ST-X3横溝 直輝
ヒロ
密山 祥吾
タカシ
GAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
21617Laps
520ST-21大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
21617Laps
66ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
21518Laps
7*35ST-31前嶋 秀司
佐々木 雅弘
廣川 和希
安田 裕信
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
21419Laps
834ST-32松原 怜史
藤波 清斗
大西 隆生
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
21320Laps
9*59ST-23大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
21320Laps
10*5ST-33小松 一臣
杉林 健一
白井 剛
今村 大輔
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
21221Laps
1138ST-34鶴田 和弥
植田 正幸
兵藤 信一
川端 伸太朗
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
21221Laps
1214ST-35山崎 学
伊橋 勲
安宅 徳光
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
21122Laps
137ST-24藤井 芳樹
関 豊
高橋 卓矢
増田 芳信
新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
21023Laps
1422ST-25朝倉 宏志
朝倉 貴志
長谷川 智秀
長谷川 奉徹
ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
20825Laps
1541ST-41植松 忠雄
藤田 竜樹
寺西 玲央
佐々木 孝太
UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
20726Laps
1686ST-42蒲生 尚弥
井口 卓人
影山 正彦
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
20627Laps
1792ST-43中村 嘉宏
浜野 彰彦
井入 宏之
鈴木 優
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
20627Laps
1893ST-44吉本 晶哉
太田 侑弥
松井 隆幸
上別府 将司
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
20627Laps
1958ST-45小林 康一
塩谷 烈州
山田 隆行
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
20627Laps
20333ST-46野間 一
中島 佑弥
藤田 弘幸
白石 勇樹
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
20528Laps
21*15ST-36長島 正明
田中 徹
田中 哲也
古谷 直広
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
20528Laps
22*52ST-47番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
脇阪 寿一
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
20330Laps
2313ST-48小泉 和寛
村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
20330Laps
2473ST-49北川 剛
森 国形
下山 和寿
井ノ口 智大
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
20330Laps
2548ST-410富田 竜一郎
井上 恵一
タカモリ 博士
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
20330Laps
2640ST-411長谷川 伸司
たしろじゅん
伊藤 毅
吉田 靖之
車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
20231Laps
27505ST-26田ヶ原 章蔵
岡本 武之
藤原 能成
竹田 直人
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
20132Laps
2867ST-412中川 良
内山 慎也
松原 浩二
YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
20132Laps
2962ST-413松本 和之
塚田 利郎
中村 進
池内 秀明
キシデンWm風雅巻きG/DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
20033Laps
30*27ST-414松田 秀士
柴田 優作
松波 太郎
FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
19934Laps
31*26ST-415後藤 比東至
井尻 薫
福田 秀明
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
19934Laps
3212ST-416佐藤 衛
並木 重和
リク
VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
19934Laps
3388ST-417雨宮 恵司
大井 正伸
脇谷 猛
村上 博幸
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
19736Laps
3496ST-418リウ・チン・ヤン
エン・ピン・カン
木下 隆之
黒澤 琢弥
孚海車業×SPOON S2000
HONDA S2000
19538Laps
3518ST-419浅野 武夫
西村 和則
笠原 智行
浅野 真吾
Y's distraction 86
TOYOTA 86
19439Laps
3654ST-420加藤 彰彬
近藤 翼
小林 大作
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
19340Laps
3749ST-421蘇武 喜和
白坂 卓也
大賀 裕介
嶋田 誠
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
19241Laps
3899ST-51梅本 淳一
奥村 浩一
大野 尊久
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
19142Laps
3917ST-52野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
小原 健一
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
18944Laps
4019ST-53古宮 正信
野村 浩史
恩塚 一将
西田 公也
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
18944Laps
4130ST-27成澤 正人
下垣 和也
堀田 誠
岸 純一郎
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
18845Laps
4236ST-54江原 弘美
咲川 めり
川中子 和彦
馬場 優輝
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
18251Laps
43*101ST-55渋谷 崇
山本 浩朗
渡辺 忠司
藤 喜行
AGENT-1 Vitz
TOYOTA Vitz RS
18053Laps
4424ST-X4藤井 誠暢
ガミさん
高星 明誠
佐々木 大樹
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
17657Laps
459ST-12堀 主知ロバート
佐藤 茂
土屋 武士
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
16865Laps
46213ST-56東 貴史
横尾 優一
原田 学
河田 暁人
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
16073Laps
47*71ST-57西畑 正樹
川村 剛士
馬場 和三郎
國枝 惣一郎
ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
14093Laps
以上規定周回数(ST-X:163L, ST-1:156L, ST-2:141L, ST-3:140L, ST-4:144L, ST-5:135L)完走
-*777ST-3-関根 基司
岡本 克彦
里山 勉
福山 英朗
チーム収二イケダRX-7
MAZDA RX-7
16964Laps
-*51ST-1-坂本 祐也
池田 大祐
石原 将光
余郷 敦
Diamango BMW Z4
BMW Z4 Coupe
15776Laps
-32ST-X-小林 崇志
飯田 太陽
テツオ・オギノ
高木 真一
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
15677Laps
-2ST-5-山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
82151Laps
-39ST-3-佐藤 晋也
神子島 みか
川口 正敬
山本 幸彦
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
54179Laps
-111ST-4-大瀧 賢治
武井 寛史
吉田 広樹
ヘルムート・ギーセル
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
45188Laps
-44ST-4-見並 秀文
河野 利尚
下田 亮次
松沢 隆弘
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
33200Laps
-*95ST-5-松井 猛敏
中島 保典
荒 聖治
リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
-失格
  • CarNo.59は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.101は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.52は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.777は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.51は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のスピン)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.59は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(10)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.777は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(7)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.71は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(7)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.35は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗2本振動中の追い越し)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.15は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中の追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.27は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(2)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.26は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第15条(10)違反(ピット作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中の追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.37は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗2本振動中の追い越し)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.95は、JAF国内競技車両規則第1監第3章第10条10.4)(簡易燃料補給方法)違反、および装着が認められていない部品の装着により、失格とした。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士フリー走行 ST-Xクラス星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSANがトップタイム

 スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は27日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で決勝をにらんでのフリー走行を行い、ST-Xクラス、星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSANがトップタイムを記録した。

 決勝日を向かえた富士スピードウェイは早朝から厚い雲に覆われ、時折、薄日が差す蒸し暑い中、午前8時30分より20分間のフリー走行が行われた。

st_r03_f-81  総合のトップタイムを記録したのはST-Xクラス、星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSAN。星野、青木とつなぎ、昨日86/BRZでも優勝し、乗っている青木が1分41秒913と2位以下を1秒以上ちぎるタイムで決勝へ向けて上々の滑り出しとなった。

st_r03_f-51  ST-1クラスはポールシッター、坂本祐也 /池田大祐/石原将光/余郷敦組のDiamango BMW Z4がここでもトップタイム。

st_r03_f-6  ST-2クラスは冨桝朋広/菊地靖組の新菱オート DIXCELエボⅨがトップタイムだったが、ポールシッター、大澤学/吉田寿博/松田晃司組のSTURM・MOTUL・EDインプレッサはブレーキトラブルのためピットロード入り口でストップ。決勝に向けて一抹の不安を残すこととなった。

st_r03_f-15  ST-3クラスは昨日の予選で7位と振るわなかった長島正明/田中徹/田中哲也/古谷直広組の岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34がトップタイム。

st_r03_f-86  ST-4クラスは実績のあるドライバーを揃えた蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組のGAZOO Racing SPIRIT 86がトップタイム。予選4位から決勝での優勝を狙う。

st_r03_f-2 、ST-5クラスは予選3位の山下潤一郎/山田英二組のホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEXがトップタイムを記録した。

 レースはこのあと午前11時から決勝スタート。7時間後の午後6位ゴールだが、天候は下り坂。午後6時の降水確率90%の予報が出ており、終盤雨が落ちれば波乱含みの展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦富士フリー走行結果

富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/27) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
181ST-X1星野 一樹
尾本 直史
青木 孝行
GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'41.913--161.185
224ST-X2藤井 誠暢
ガミさん
高星 明誠
佐々木 大樹
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'43.163 1.250 1.250159.232
316ST-X3横溝 直輝
ヒロ
密山 祥吾
タカシ
GAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
1'43.655 1.742 0.492158.476
43ST-X4峰尾 恭輔
ユーク・タニグチ
飯田 章
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'44.496 2.583 0.841157.200
532ST-X5小林 崇志
飯田 太陽
テツオ・オギノ
高木 真一
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
1'45.338 3.425 0.842155.944
651ST-11坂本 祐也
池田 大祐
石原 将光
余郷 敦
Diamango BMW Z4
BMW Z4 Coupe
1'48.574 6.661 3.236151.296
737ST-12中山 雄一
平川 亮
畠中 修
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'48.875 6.962 0.301150.878
89ST-13堀 主知ロバート
佐藤 茂
土屋 武士
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'51.140 9.227 2.265147.803
96ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'52.96311.050 1.823145.418
1020ST-22大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'54.29012.377 1.327143.729
1122ST-23朝倉 宏志
朝倉 貴志
長谷川 智秀
長谷川 奉徹
ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'54.58512.672 0.295143.359
1215ST-31長島 正明
田中 徹
田中 哲也
古谷 直広
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'55.36913.456 0.784142.385
137ST-24藤井 芳樹
関 豊
高橋 卓矢
増田 芳信
新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'55.93814.025 0.569141.686
1414ST-32山崎 学
伊橋 勲
安宅 徳光
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'56.08614.173 0.148141.505
1534ST-33松原 怜史
藤波 清斗
大西 隆生
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'56.39914.486 0.313141.125
16505ST-25田ヶ原 章蔵
岡本 武之
藤原 能成
竹田 直人
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'58.49316.580 2.094138.631
17777ST-34関根 基司
岡本 克彦
里山 勉
福山 英朗
チーム収二イケダRX-7
MAZDA RX-7
1'58.50216.589 0.009138.620
1886ST-41蒲生 尚弥
井口 卓人
影山 正彦
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'59.02217.109 0.520138.015
195ST-35小松 一臣
杉林 健一
白井 剛
今村 大輔
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'59.13917.226 0.117137.879
2041ST-42植松 忠雄
藤田 竜樹
寺西 玲央
佐々木 孝太
UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'59.29917.386 0.160137.694
2138ST-36鶴田 和弥
植田 正幸
兵藤 信一
川端 伸太朗
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'59.72917.816 0.430137.200
2252ST-43番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
脇阪 寿一
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2'00.10918.196 0.380136.766
2358ST-44小林 康一
塩谷 烈州
山田 隆行
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'00.16918.256 0.060136.697
24333ST-45野間 一
中島 佑弥
藤田 弘幸
白石 勇樹
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'00.45318.540 0.284136.375
2518ST-46浅野 武夫
西村 和則
笠原 智行
浅野 真吾
Y's distraction 86
TOYOTA 86
2'01.49219.579 1.039135.209
2693ST-47吉本 晶哉
太田 侑弥
松井 隆幸
上別府 将司
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
2'01.68019.767 0.188135.000
2773ST-48北川 剛
森 国形
下山 和寿
井ノ口 智大
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'02.04620.133 0.366134.595
2892ST-49中村 嘉宏
浜野 彰彦
井入 宏之
鈴木 優
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
2'02.25020.337 0.204134.371
2927ST-410松田 秀士
柴田 優作
松波 太郎
FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
2'02.37820.465 0.128134.230
3035ST-37前嶋 秀司
佐々木 雅弘
廣川 和希
安田 裕信
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
2'02.51220.599 0.134134.083
3167ST-411中川 良
内山 慎也
松原 浩二
YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
2'02.74420.831 0.232133.830
3213ST-412小泉 和寛
村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
2'02.79220.879 0.048133.777
33111ST-413大瀧 賢治
武井 寛史
吉田 広樹
ヘルムート・ギーセル
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
2'02.91521.002 0.123133.644
3448ST-414富田 竜一郎
井上 恵一
タカモリ 博士
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'03.16121.248 0.246133.377
3544ST-415見並 秀文
河野 利尚
下田 亮次
松沢 隆弘
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
2'03.59021.677 0.429132.914
3626ST-416後藤 比東至
井尻 薫
福田 秀明
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
2'03.97822.065 0.388132.498
3788ST-417雨宮 恵司
大井 正伸
脇谷 猛
村上 博幸
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
2'04.28922.376 0.311132.166
3812ST-418佐藤 衛
並木 重和
リク
VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'04.60922.696 0.320131.827
3954ST-419加藤 彰彬
近藤 翼
小林 大作
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'04.69822.785 0.089131.733
4039ST-38佐藤 晋也
神子島 みか
川口 正敬
山本 幸彦
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
2'05.02123.108 0.323131.392
4162ST-420松本 和之
塚田 利郎
中村 進
池内 秀明
キシデンWm風雅巻きG/DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'05.55523.642 0.534130.833
4249ST-421蘇武 喜和
白坂 卓也
大賀 裕介
嶋田 誠
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'06.51724.604 0.962129.839
432ST-51山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
2'06.52924.616 0.012129.826
4499ST-52梅本 淳一
奥村 浩一
大野 尊久
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
2'07.80225.889 1.273128.533
4530ST-26成澤 正人
下垣 和也
堀田 誠
岸 純一郎
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'08.52726.614 0.725127.809
4617ST-53野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
小原 健一
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'09.65527.742 1.128126.696
4795ST-54松井 猛敏
中島 保典
荒 聖治
リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
2'10.39028.477 0.735125.983
4871ST-55西畑 正樹
川村 剛士
馬場 和三郎
國枝 惣一郎
ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
2'11.58929.676 1.199124.834
4936ST-56江原 弘美
咲川 めり
川中子 和彦
馬場 優輝
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
2'11.75629.843 0.167124.676
5019ST-57古宮 正信
野村 浩史
恩塚 一将
西田 公也
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
2'12.14230.229 0.386124.312
5196ST-422リウ・チン・ヤン
エン・ピン・カン
木下 隆之
黒澤 琢弥
孚海車業×SPOON S2000
HONDA S2000
2'12.61330.700 0.471123.870
52213ST-58東 貴史
横尾 優一
原田 学
河田 暁人
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'13.40731.494 0.794123.133
53101ST-59渋谷 崇
山本 浩朗
渡辺 忠司
藤 喜行
AGENT-1 Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'15.49433.581 2.087121.236
5440ST-423長谷川 伸司
たしろじゅん
伊藤 毅
吉田 靖之
車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
2'19.29937.386 3.805117.925
5559ST-27大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
6'48.2175'06.3044'28.91840.240

スーパー耐久

S耐:第3戦富士公式予選 星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSANがPP

 スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は26日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で公式予選を行い、ST-Xクラスの星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN)がA,Bドライバーの合算タイム3分23秒036で総合のポールポジションを獲得した。

 日本列島が猛暑に襲われたここ数日、富士の裾野を吹き抜ける風で幾分気温は低いものの、高温の中で午前11時5分より第3戦の公式予選が55台で行われた。

 A,Bドライバーとも第1グループ(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3)、第2グループ(ST-4,ST-4)各15分づつでタイムが計測されA,Bドライバーの合算タイムでグリッドが決定する。

st_r03_q-81  ST-Xクラスは5台が参加。Aグループは上位4台がコースレコードを更新するハイレベルの争いとなり、GTNET ADVAN NISSANの星野一樹が1位、Bグループでは尾本直史が2位につけ、合算でのポールポジションを決めた。2位にはAドライバー藤井誠暢が3位、Bドライバーガミさんが1位のスリーボンド日産自動車大学校GT-Rが、3位には今シーズン初参戦のGAIA POWER BMW(Aドライバー・横溝直樹、Bドライバー・ヒロ)が付けている。

st_r03_q-51  ST-1クラスは3台が参加。Aドライバーの坂本祐也、Bドライバーの池田大祐ともクラストップタイムだったDiamango BMW Z4が文句なしのポールポジションを獲得した。2位には(A・中山雄一、B・平川亮)が付け、ここまで2連勝中のFaust Racing BMW Z4(A・堀主知ロバート、B・佐藤茂)は3位と出遅れた。

st_r03_q-59  ST-2クラスは三菱ランサーとスバルインプレッサの争いで7台が参加。2連勝中のSTURM・MOTUL・ED インプレッサがAドライバーの大澤学が1位、Bドライバーの吉田寿博が2位で通過し合算でポールポジションを獲得した。2位にはRSオガワADVANランサー(A・大橋正澄、B・阪口良平)が、3位には新菱オート DIXCELエボⅨ(A・冨桝朋広、B・菊地靖組)が入った。

st_r03_q-35  ST-3クラスは8台が参加。Aドライバー・前嶋修司、Bドライバー・佐々木雅弘ともトップタイムの35号車asset ings Z34が2位以下を大きく引き離しポールポジションを獲得した。2位には岡部自動車サントラント195マイカーズZ33(A・山崎学、B・伊橋勲)、3位には34号車asset ings Z34(A・松原怜史、B・藤波清斗)が入った。

st_r03_q-41  今回も最大勢力のST-4クラスは23台が参加。Aドライバー・植松忠雄がトップタイム、Bドライバーが3位のUEMATSU TRACY SPORTS ings S2000がポールポジションを獲得した。2位はSKR ENGIEERING S2000(A・中村嘉宏、B・浜野彰彦)、3位にはENGIEERING S2000(A・吉本晶哉、B・太田侑弥)が入り、ホンダS2000が予選上位3位を独占した。

st_r03_q-99  ST-5クラスは9台が参加。Aドライバー・梅本淳一、Bドライバー・奥村浩一ともトップタイムのBRP★J'S RACING フィット3がポールポジション。2位にリジカラFIT3(A・松井猛敏、B・中島保典)、3位にはホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX(A・山下潤一郎、B・山田英二)とこのクラスもホンダフィットが上位を独占した。

 決勝レースは明日27日、午前11時にローリングラップがスタート。7時間先の午後6時を目指して長丁場の熱い戦いが繰り広げられる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦富士Dドライバー公式予選結果

富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) D Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124ST-X1佐々木 大樹スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'42.929-159.594
216ST-X2タカシGAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
1'43.905 0.976158.094
332ST-X3高木 真一ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
1'44.312 1.383157.478
451ST-11余郷 敦Diamango BMW Z4
BMW Z4 Coupe
1'48.565 5.636151.308
535ST-31安田 裕信asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'54.11311.184143.952
622ST-21長谷川 奉徹ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'55.22512.296142.563
75ST-32今村 大輔岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'55.52612.597142.191
815ST-33古谷 直広岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'55.89812.969141.735
938ST-34川端 伸太朗TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'56.09713.168141.492
1030ST-22岸 純一郎RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'56.15713.228141.419
117ST-23増田 芳信新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'56.25613.327141.299
1239ST-35山本 幸彦TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'57.23614.307140.117
13333ST-41白石 勇樹GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'58.83315.904138.234
14777ST-36福山 英朗チーム収二イケダRX-7
MAZDA RX-7
1'58.87415.945138.187
1541ST-42佐々木 孝太UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'59.00016.071138.040
1696ST-43黒澤 琢弥孚海車業×SPOON S2000
HONDA S2000
1'59.77116.842137.152
1752ST-44脇阪 寿一埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2'00.79417.865135.990
1840ST-45吉田 靖之車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
2'00.82317.894135.958
1992ST-46鈴木 優SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
2'01.78018.851134.889
20505ST-24竹田 直人GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'01.94419.015134.708
2173ST-47井ノ口 智大オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'01.95619.027134.694
2288ST-48村上 博幸村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
2'02.06919.140134.570
2344ST-49松沢 隆弘コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
2'02.16019.231134.470
2493ST-410上別府 将司SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
2'02.50619.577134.090
2518ST-411浅野 真吾Y's distraction 86
TOYOTA 86
2'02.79119.862133.779
2649ST-412嶋田 誠ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'03.78220.853132.708
2762ST-413池内 秀明キシデンWm風雅巻きG/DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'04.33521.406132.117
28111ST-414ヘルムート・ギーセルEXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
2'06.22723.298130.137
2917ST-51小原 健一DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'08.96026.031127.379
3019ST-52西田 公也BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
2'09.68126.752126.671
3136ST-53馬場 優輝エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
2'10.23827.309126.129
3271ST-54國枝 惣一郎ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
2'11.22228.293125.183
33213ST-55河田 暁人WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'13.15530.226123.366
34*101ST-56藤 喜行AGENT-1 Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'14.75031.821121.906
  • CarNo.101は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士Cドライバー公式予選結果

富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
116ST-X1密山 祥吾GAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
1'41.472-161.885
281ST-X2青木 孝行GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'41.867 0.395161.257
33ST-X3飯田 章ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'41.971 0.499161.093
424ST-X4高星 明誠スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'43.177 1.705159.210
532ST-X5テツオ・オギノケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
1'44.842 3.370156.681
69ST-11土屋 武士Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'48.652 7.180151.187
737ST-12畠中 修KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'50.447 8.975148.730
859ST-21松田 晃司STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'51.451 9.979147.390
951ST-13石原 将光Diamango BMW Z4
BMW Z4 Coupe
1'52.06510.593146.583
1034ST-31大西 隆生asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'53.46011.988144.781
1120ST-22花岡 翔太RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'53.72212.250144.447
1230ST-23堀田 誠RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'54.07512.603144.000
1315ST-32田中 哲也岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'54.19512.723143.849
14*35ST-33廣川 和希asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'54.28812.816143.732
15*14ST-34安宅 徳光岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'55.64214.170142.049
165ST-35白井 剛岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'55.99114.519141.621
1722ST-24長谷川 智秀ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'56.24514.773141.312
1839ST-36川口 正敬TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'56.47615.004141.032
197ST-25高橋 卓矢新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'57.38615.914139.938
2038ST-37兵藤 信一TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'57.57016.098139.719
21777ST-38里山 勉チーム収二イケダRX-7
MAZDA RX-7
1'58.11916.647139.070
2292ST-41井入 宏之SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'58.21916.747138.952
2386ST-42影山 正彦GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'58.77917.307138.297
2493ST-43松井 隆幸SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'59.36017.888137.624
2558ST-44山田 隆行ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'59.42417.952137.550
2641ST-45寺西 玲央UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'59.81018.338137.107
2713ST-46小河 諒ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'59.81718.345137.099
2896ST-47木下 隆之孚海車業×SPOON S2000
HONDA S2000
1'59.82718.355137.088
29*52ST-48平沼 貴之埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2'00.74519.273136.045
3073ST-49下山 和寿オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'01.18019.708135.557
3140ST-410伊藤 毅車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
2'01.52220.050135.176
3262ST-411中村 進キシデンWm風雅巻きG/DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'02.08120.609134.557
3349ST-412大賀 裕介ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'02.27420.802134.344
34111ST-413吉田 広樹EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
2'02.59021.118133.998
3567ST-414松原 浩二YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
2'02.71521.243133.861
3688ST-415脇谷 猛村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
2'03.41421.942133.103
37333ST-416藤田 弘幸GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'04.25322.781132.204
38*27ST-417松波 太郎FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
2'04.57723.105131.861
3954ST-418小林 大作TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'04.70723.235131.723
4026ST-419福田 秀明エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
2'04.81423.342131.610
4118ST-420笠原 智行Y's distraction 86
TOYOTA 86
2'05.10723.635131.302
4244ST-421下田 亮次コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
2'05.15523.683131.252
4399ST-51大野 尊久BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
R2'05.28323.811131.118
4495ST-52荒 聖治リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
R2'07.16225.690129.180
4517ST-53野上 達也DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'09.72828.256126.625
4636ST-54川中子 和彦エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
2'10.11428.642126.249
4719ST-55恩塚 一将BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
2'11.60130.129124.823
4871ST-56馬場 和三郎ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
2'12.27130.799124.190
49101ST-57渡辺 忠司AGENT-1 Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'13.82932.357122.745
50213ST-58原田 学WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'15.03233.560121.651
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。
  • CarNo.27,35,52は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。
  • CarNo.14は、スーパー耐久シリーズスポーツ規則第8条(2)公式予選手順違反により、罰金1万円とする。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士A,Bドライバー公式予選総合結果

富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
181ST-X1星野 一樹
尾本 直史
GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.354
1'42.682
3'23.036-
224ST-X2藤井 誠暢
ガミさん
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'41.094
1'42.431
3'23.525 0.489
316ST-X3横溝 直輝
ヒロ
GAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
1'40.690
1'43.162
3'23.852 0.816
43ST-X4峰尾 恭輔
ユーク・タニグチ
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'41.557
1'43.281
3'24.838 1.802
532ST-X5小林 崇志
飯田 太陽
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
1'42.064
1'42.986
3'25.050 2.014
651ST-11坂本 祐也
池田 大祐
Diamango BMW Z4
BMW Z4 Coupe
1'46.098
1'46.892
3'32.990 9.954
7*37ST-12中山 雄一
平川 亮
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'47.187
1'47.802
3'34.98911.953
89ST-13堀 主知ロバート
佐藤 茂
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'48.506
1'49.436
3'37.94214.906
959ST-21大澤 学
吉田 寿博
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'51.203
1'51.165
3'42.36819.332
1035ST-31前嶋 秀司
佐々木 雅弘
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'51.916
1'52.061
3'43.97720.941
1120ST-22大橋 正澄
阪口 良平
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'52.269
1'52.027
3'44.29621.260
126ST-23冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'54.416
1'50.931
3'45.34722.311
1330ST-24成澤 正人
下垣 和也
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'52.514
1'53.285
3'45.79922.763
1422ST-25朝倉 宏志
朝倉 貴志
ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'52.882
1'53.099
3'45.98122.945
157ST-26藤井 芳樹
関 豊
新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'52.914
1'53.293
3'46.20723.171
1614ST-32山崎 学
伊橋 勲
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'53.350
1'53.217
3'46.56723.531
1734ST-33松原 怜史
藤波 清斗
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'54.002
1'52.763
3'46.76523.729
185ST-34小松 一臣
杉林 健一
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'53.193
1'54.186
3'47.37924.343
19*38ST-35鶴田 和弥
植田 正幸
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'53.827
1'54.415
3'48.24225.206
2039ST-36佐藤 晋也
神子島 みか
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'53.376
1'54.989
3'48.36525.329
2115ST-37長島 正明
田中 徹
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'54.248
1'54.464
3'48.71225.676
2241ST-41植松 忠雄
藤田 竜樹
UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'57.406
1'57.316
3'54.72231.686
2392ST-42中村 嘉宏
浜野 彰彦
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'57.436
1'57.337
3'54.77331.737
2493ST-43吉本 晶哉
太田 侑弥
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'58.417
1'57.006
3'55.42332.387
2586ST-44蒲生 尚弥
井口 卓人
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'57.931
1'57.775
3'55.70632.670
26777ST-38関根 基司
岡本 克彦
チーム収二イケダRX-7
MAZDA RX-7
1'57.709
1'58.014
3'55.72332.687
2758ST-45小林 康一
塩谷 烈州
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.109
1'58.063
3'56.17233.136
28333ST-46野間 一
中島 佑弥
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'57.781
1'58.614
3'56.39533.359
2940ST-47長谷川 伸司
たしろじゅん
車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'59.692
1'56.784
3'56.47633.440
3052ST-48番場 琢
服部 尚貴
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'58.906
1'58.833
3'57.73934.703
3148ST-49富田 竜一郎
井上 恵一
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.999
1'58.964
3'57.96334.927
3213ST-410小泉 和寛
村田 信博
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'59.699
1'59.393
3'59.09236.056
3373ST-411北川 剛
森 国形
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.928
2'00.703
3'59.63136.595
3467ST-412中川 良
内山 慎也
YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
1'59.840
1'59.887
3'59.72736.691
3512ST-413佐藤 衛
並木 重和
VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'00.785
1'59.809
4'00.59437.558
3662ST-414松本 和之
塚田 利郎
キシデンWm風雅巻きG/DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'59.689
2'01.235
4'00.92437.888
3788ST-415雨宮 恵司
大井 正伸
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
2'00.053
2'01.506
4'01.55938.523
38111ST-416大瀧 賢治
武井 寛史
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
2'00.308
2'01.257
4'01.56538.529
3944ST-417見並 秀文
河野 利尚
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
1'59.864
2'01.768
4'01.63238.596
4096ST-418リウ・チン・ヤン
エン・ピン・カン
孚海車業×SPOON S2000
HONDA S2000
2'00.165
2'01.624
4'01.78938.753
4118ST-419浅野 武夫
西村 和則
Y's distraction 86
TOYOTA 86
2'01.106
2'01.503
4'02.60939.573
4249ST-420蘇武 喜和
白坂 卓也
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'01.465
2'01.211
4'02.67639.640
4354ST-421加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'02.495
2'00.603
4'03.09840.062
4426ST-422後藤 比東至
井尻 薫
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
2'02.045
2'02.093
4'04.13841.102
4527ST-423松田 秀士
柴田 優作
FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
2'02.702
2'01.739
4'04.44141.405
4699ST-51梅本 淳一
奥村 浩一
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
2'05.669
2'05.275
4'10.94447.908
4795ST-52松井 猛敏
中島 保典
リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
2'05.703
2'06.323
4'12.02648.990
482ST-53山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
2'07.386
2'05.496
4'12.88249.846
49*19ST-54古宮 正信
野村 浩史
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
2'07.137
2'09.079
4'16.21653.180
5036ST-55江原 弘美
咲川 めり
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
2'09.777
2'07.741
4'17.51854.482
5117ST-56野上 敏彦
谷川 達也
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'10.542
2'07.587
4'18.12955.093
5271ST-57西畑 正樹
川村 剛士
ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
2'10.219
2'10.203
4'20.42257.386
53213ST-58東 貴史
横尾 優一
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'09.600
2'11.044
4'20.64457.608
54101ST-59渋谷 崇
山本 浩朗
AGENT-1 Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'10.072
2'10.897
4'20.96957.933
---- 以上予選通過 ----
-505ST-2-田ヶ原 章蔵
岡本 武之
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'55.100
2'55.358
4'50.4581'27.422

スーパー耐久

S耐:第3戦富士Bドライバー公式予選結果

富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124ST-X1ガミさんスリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'42.431-160.369
281ST-X2尾本 直史GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'42.682 0.251159.977
332ST-X3飯田 太陽ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
1'42.986 0.555159.505
416ST-X4ヒロGAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
1'43.162 0.731159.233
53ST-X5ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'43.281 0.850159.050
651ST-11池田 大祐Diamango BMW Z4
BMW Z4 Coupe
1'46.892 4.461153.677
7*37ST-12平川 亮KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'47.802 5.371152.379
89ST-13佐藤 茂Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'49.436 7.005150.104
96ST-21菊地 靖新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'50.931 8.500148.081
1059ST-22吉田 寿博STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'51.165 8.734147.770
1120ST-23阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'52.027 9.596146.633
1235ST-31佐々木 雅弘asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'52.061 9.630146.588
1334ST-32藤波 清斗asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'52.76310.332145.675
1422ST-24朝倉 貴志ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'53.09910.668145.243
1514ST-33伊橋 勲岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'53.21710.786145.091
1630ST-25下垣 和也RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.28510.854145.004
177ST-26関 豊新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'53.29310.862144.994
185ST-34杉林 健一岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'54.18611.755143.860
19*38ST-35植田 正幸TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'54.41511.984143.572
2015ST-36田中 徹岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'54.46412.033143.511
2139ST-37神子島 みかTRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'54.98912.558142.855
2240ST-41たしろじゅん車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'56.78414.353140.660
2393ST-42太田 侑弥SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'57.00614.575140.393
2441ST-43藤田 竜樹UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'57.31614.885140.022
2592ST-44浜野 彰彦SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'57.33714.906139.997
2686ST-45井口 卓人GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'57.77515.344139.476
27777ST-38岡本 克彦チーム収二イケダRX-7
MAZDA RX-7
1'58.01415.583139.194
2858ST-46塩谷 烈州ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.06315.632139.136
29333ST-47中島 佑弥GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'58.61416.183138.490
3052ST-48服部 尚貴埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'58.83316.402138.234
3148ST-49井上 恵一Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.96416.533138.082
3213ST-410村田 信博ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'59.39316.962137.586
3312ST-411並木 重和VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'59.80917.378137.108
3467ST-412内山 慎也YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
1'59.88717.456137.019
3554ST-413近藤 翼TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'00.60318.172136.206
3673ST-414森 国形オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'00.70318.272136.093
3749ST-415白坂 卓也ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'01.21118.780135.522
3862ST-416塚田 利郎キシデンWm風雅巻きG/DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'01.23518.804135.496
39111ST-417武井 寛史EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
2'01.25718.826135.471
4018ST-418西村 和則Y's distraction 86
TOYOTA 86
2'01.50319.072135.197
4188ST-419大井 正伸村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
2'01.50619.075135.193
4296ST-420エン・ピン・カン孚海車業×SPOON S2000
HONDA S2000
2'01.62419.193135.062
43*27ST-421柴田 優作FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
2'01.73919.308134.935
4444ST-422河野 利尚コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
2'01.76819.337134.902
4526ST-423井尻 薫エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
2'02.09319.662134.543
4699ST-51奥村 浩一BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
R2'05.27522.844131.126
472ST-52山田 英二ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
R2'05.49623.065130.895
4895ST-53中島 保典リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
R2'06.32323.892130.038
4917ST-54谷川 達也DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
R2'07.58725.156128.750
5036ST-55咲川 めりエンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
R2'07.74125.310128.595
51*19ST-56野村 浩史BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
2'09.07926.648127.262
5271ST-57川村 剛士ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
2'10.20327.772126.163
53101ST-58山本 浩朗AGENT-1 Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'10.89728.466125.495
54213ST-59横尾 優一WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'11.04428.613125.353
---- 以上予選通過 ----
-505ST-2-岡本 武之GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'55.3581'12.92793.676
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。
  • CarNo.19,37,38は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。
  • CarNo.27は、ピットレーン速度違反により、罰金3万円とする。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士Aドライバー公式予選結果

富士スーパー耐久7時間レース -RIJ- (2014/07/26) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
181ST-X1星野 一樹GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'40.354-163.689
216ST-X2横溝 直輝GAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
R1'40.690 0.336163.142
324ST-X3藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'41.094 0.740162.490
43ST-X4峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'41.557 1.203161.750
532ST-X5小林 崇志ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
1'42.064 1.710160.946
651ST-11坂本 祐也 Diamango BMW Z4
BMW Z4 Coupe
1'46.098 5.744154.827
737ST-12中山 雄一KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'47.187 6.833153.254
89ST-13堀 主知ロバートFaust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'48.506 8.152151.391
959ST-21大澤 学STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'51.20310.849147.719
1035ST-31前嶋 秀司asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'51.91611.562146.778
1120ST-22大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'52.26911.915146.316
1230ST-23成澤 正人RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'52.51412.160145.998
1322ST-24朝倉 宏志ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'52.88212.528145.522
147ST-25藤井 芳樹新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'52.91412.560145.481
155ST-32小松 一臣岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'53.19312.839145.122
1614ST-33山崎 学岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'53.35012.996144.921
17*39ST-34佐藤 晋也TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'53.37613.022144.888
1838ST-35鶴田 和弥TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'53.82713.473144.314
1934ST-36松原 怜史asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'54.00213.648144.092
2015ST-37長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'54.24813.894143.782
216ST-26冨桝 朋広新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'54.41614.062143.571
22505ST-27田ヶ原 章蔵GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'55.10014.746142.718
2341ST-41植松 忠雄UEMATSU TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'57.40617.052139.914
2492ST-42中村 嘉宏SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'57.43617.082139.879
25777ST-38関根 基司チーム収二イケダRX-7
MAZDA RX-7
1'57.70917.355139.554
26333ST-43野間 一GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'57.78117.427139.469
2786ST-44蒲生 尚弥GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'57.93117.577139.292
2858ST-45小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.10917.755139.082
2993ST-46吉本 晶哉SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'58.41718.063138.720
3052ST-47番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'58.90618.552138.149
31*73ST-48北川 剛オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.92818.574138.124
3248ST-49富田 竜一郎Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'58.99918.645138.041
3362ST-410松本 和之キシデンWm風雅巻きG/DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'59.68919.335137.246
3440ST-411長谷川 伸司車 買取り HERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'59.69219.338137.242
3513ST-412小泉 和寛ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'59.69919.345137.234
3667ST-413中川 良YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
1'59.84019.486137.073
3744ST-414見並 秀文コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
1'59.86419.510137.045
38*88ST-415雨宮 恵司村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
2'00.05319.699136.830
3996ST-416リウ・チン・ヤン孚海車業×SPOON S2000
HONDA S2000
2'00.16519.811136.702
40111ST-417大瀧 賢治EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
2'00.30819.954136.540
4112ST-418佐藤 衛VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'00.78520.431136.000
4218ST-419浅野 武夫Y's distraction 86
TOYOTA 86
2'01.10620.752135.640
4349ST-420蘇武 喜和ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'01.46521.111135.239
4426ST-421後藤 比東至エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
2'02.04521.691134.596
4554ST-422加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'02.49522.141134.102
4627ST-423松田 秀士FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
2'02.70222.348133.876
4799ST-51梅本 淳一BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
R2'05.66925.315130.715
4895ST-52松井 猛敏リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
R2'05.70325.349130.679
4919ST-53古宮 正信BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
R2'07.13726.783129.206
502ST-54山下 潤一郎ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
R2'07.38627.032128.953
51213ST-55東 貴史WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'09.60029.246126.750
5236ST-56江原 弘美エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
2'09.77729.423126.578
53101ST-57渋谷 崇AGENT-1 Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'10.07229.718126.290
5471ST-58西畑 正樹ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
2'10.21929.865126.147
55*17ST-59野上 敏彦DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'10.54230.188125.835
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。
  • CarNo.17,39,73,88は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(走路外走行)により、当該周回のタイムを採択しない。

スーパー耐久

S耐:第3戦富士よりGAIA POWER BMWがST-Xクラスにフル参戦

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 GAIA POWER BMW(フィールドモータースポーツ)は、「2014年ST-Xクラス」に第3戦富士スピードウェイよりフル参戦すると発表した。

 Aドライバーには2012スーパーGTチャンピオン、2013アジアンルマンチャンピオンの横溝直輝を起用。Bドライバーは近年成長著しいジェントルマンドライバーHIRO、Cドライバーには昨年の最終戦でチームに加入した密山祥吾が参加。今大会富士はDドライバーとしてTakashiもドライブする。

2014年度スーパー耐久シリーズ参戦概要
  • チーム名  GAIA POWER BMW
  • 参戦車両  BMW Z4 GT3
  • 参戦クラス ST-X
  • チーム監督 福井宏尚
  • Aドライバー 横溝直輝
  • Bドライバー HIRO
  • Cドライバー 密山祥吾
  • Dドライバー Takashi
GAIA POWER BMWプレスリリース

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GAINER DIXCEL SLS、トップ走行中に接触され無念のリタイア! (GAINER)

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GAINER DIXCEL SLS
Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
予選:2位 決勝:リタイア
入場者数 / 予選日:9,000人・決勝日28,000人

7月19日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 雨/ウエット/気温:21度/路面温度:23度
  • ノックアウト予選 1回目・2回目 濃霧のため20日朝に順延

 今回の菅生では74kgのハンディウエイトを搭載した11号車。梅雨明け間近のサーキットは朝から雨が降り、ウエイトが重くなったマシンにとっては、恵の雨になるかもしれない。

 まず、平中克幸がマシンチェックのためコースへ。走り出しからアンダーステアに悩まされるが、タイムは他車と比べても悪くなく、やはり雨のコンディションは、11号車にとって好材料になっているようだ。リアの足回りを調整し、再びコースへ。若干の変化はみられたものの、基本的にアンダーは消えていない。

 路面状況が刻々と変化するなか、セット変更を行いビヨン ビルドハイムと交代しチェックを行う。このセッションでは4番手のタイムで終了した。午後から行われる予選は、1度もコースに出ることなく、濃霧のため明日の朝に持ち越しとなった。雨のまま予選を行いたかった11号車にとっては、非常に残念な順延となった。

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7月20日(日曜日)
  • 公式予選 9:05~9:30 雨/ウエット/気温:20度/路面温度:23度

gt_r04_g11-3.jpg  昨日からの雨は止むことなく、心配された霧も酷くはならずに、ウエット路面での予選がオンタイムで開始された。1回のみの25分の予選となり、1人のアタックでもOKということで、担当するのは平中。グリーンランプが点灯すると同時にピットを離れていく。

 計測2周目にまずこの時点でのトップタイムを計測。10号車の山内もダンロップタイヤの特性を生かし平中に続く。雨も止み初め、路面も徐々に乾き初めてもトップから3番手以内でポジション争いを展開。

 残り15分でタイヤを交換し、再びアタックを開始。計測3周目に1分27秒866を計測しトップに立つが、路面状況が回復傾向にあり、3番手に後退。残り6分で1度クールダウンして再びアタックを試み、タイムの更新を果たすが、ポジションを上げることは出来ず、午後からの決勝は3番グリッドからのスタートとなった。

平中克幸ドライバーコメント
 予選3番手で決勝に向けては良い予選になったと思います。ダンロップタイヤのインターミディエイトのタイヤも凄く良かったですし、ライバル勢も10位以下と下位に沈んでいましたからね。GAINERとしても10号車がポールを獲得して、両車とも表彰台を狙えるポジションからのスタートになるので、決勝は2台揃って表彰台に立てたら良いなと思います。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 昨日の練習走行は良い感じで終われました。僕が担当するはずだったQ1がキャンセルになり、今朝の予選はパーフェクトなコンディションになった。予選は雨と約束されていた訳ではなかったので心配でしたが、ダンロップタイヤはウエット、インター共に非常に強くパフォーマンスを発揮してくれました。KATSUが素晴らしい走りをしてヘビーな車重でも良いポジションを獲得してくれました。決勝は表彰台に立って、チャンピオンシップもリードしたいと思う。
7月20日(日曜日)
  • 決勝 14:00~ 曇-雨/ドライ-ウエット/気温:22度/路面温度:27度

 決勝のフォーメーションラップが始まると同時に、雨がポツポツとコースを濡らし始める。隊列が整わない事もあり、2周に渡ってフォーメーションラップが行われた。ポールからスタートした10号車山内に続き、11号車ビヨンが1コーナーに消えていく。濡れた路面の為、インターミディエイトのタイヤに交換するマシンも多かったが、濡れ始めた路面での2台のペースは速く、2台でバトルを展開。

 2周目に11号車が10号車を4コーナーでパス。5周目にはGAINERの2台が3番手以下を10秒も引き離していた。しかし、後方から乾いてきた路面にマッチした50号車アストンマーティンが徐々に詰め始める。

 19周目から後方につかれ、20周目の1コーナーでインを刺された時に、50号車はバランスを崩して11号車の右前輪にヒット。画面からはタイヤが回っていない11号車の悲惨な光景が映し出される。

 何とかピットまでマシンを運んできたビヨンだったが、足回りが破損してしまい、無念のリタイヤとなってしまった。しかし、4号車が2度のタイヤ交換でノーポイント、55号車もノーポイントとなったため、シリーズランキングに変動はなかったことが今回のレースでの唯一の救いだった。

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平中克幸ドライバーコメント
 スタート直後から凄く荒れた展開で、僕らの判断は良かったと思います。表彰台の可能性も高かったので、こんな形で終わってしまい非常に残念なレースでした。今はそれしかいえません。非常にショックが大きいので・・・。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 スタートは良いスタートが切れました。雨が降ってくる状況で、10号車を早めにパスして2台で良い状況を作れていました。タイヤをセーブしながらの走行でしたが、あの状況下では良いペースだったと思います。ウエット路面になったり、ドライ路面になったりと大変でした。50号車が迫って来たときは、やはり楽には抜かせたくありませんでした。ただ、最終コーナーのアンダーステアが非常に強く、立ち上がりのスピードが落ちる分、ストレートで並ばれてしまいました。外に並んで1コーナーでインに入られましたが、右フロントタイヤに接触され、足回りが壊れてしまいました。大量ポイントを獲得できるチャンスだっただけに、このリタイヤは非常に残念です。次の富士はもっと強くなって戻ってきます。
福田洋介チーム代表コメント
 新路面になり、タイヤとの相性をまだ探っている状態の菅生で、74kgのウェイトハンデを積む11号車にとって、朝の予選・スタート直後迄は天気が味方してくれた感じでしたが、決勝中に完全にドライになってからは、やはり厳しい闘いを強いられました。ビヨンも厳しいなりに簡単には順位を譲らないように頑張っていたのですが、強引にインに入ってきた車両に接触され、リタイヤする事となってしまい残念です。荒れたレースで終盤の路面コンディションを考えれば、走り続けれてさえいればポイントを多く獲得出来ていただけに尚更です。 重い11号車、次戦以降の夏場のレースで「速さ」を魅せる事は難しいかもしれませんから「強さ」を発揮し、ライバルに競り勝ち、しっかりポイントを獲ってチャンピオンを目指します。

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GAINER

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GAINER Rn-SPORTS SLS、初のポールポジション獲得! (GAINER)

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GAINER Rn-SPORTS SLS
Masayuki UEDA / Hideki YAMAUCHI
予選:1位 決勝:13位
入場者数 / 予選日:9,000人・決勝日28,000人

7月19日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 雨/ウエット/気温:21度/路面温度:23度
  • ノックアウト予選 1回目・2回目 濃霧のため20日朝に順延

 今年のSUPER-GTも中盤戦にさしかかり、梅雨空の中スポーツランド菅生で第4戦は開幕した。

 DUNLOPユーザーに取っては恵の雨だが、ここ菅生はエンジンが掛かると、なぜか濃霧も一緒にやってくる。

 まず山内英輝からマシンの確認を行う。しかし、走り出しからミッションがおかしい。何度目かのピットでミッションのチェックを行う。10分ちょっとのロスタイムで再び山内が乗り込む。第2戦富士の時の様なものではなく、ホッとする。

 11号車と同じくアンダーステアが強く、フロントの足回り、リアウイングを調整しコースへ。しかし、改善がみられずセットを進めていく。その後植田正幸と変わり、このセッションは9番手で走行を終えた。

 午後から行われる予選は、1度もコースに出ることなく、濃霧のため明日の朝に持ち越しとなった。雨の走行で手応えを感じていた10号車にとっては、非常に残念な順延となった。

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7月20日(日曜日)
  • 公式予選 9:05~9:30 雨/ウエット/気温:20度/路面温度:23度

gt_r04_g10-3.jpg  昨日からの雨は止むことなく、心配された霧も酷くはならずに、ウエット路面での予選がオンタイムで開始された。1回のみの25分の予選となり、1人のアタックでもOKということで、担当するのは山内。11号車に続いてコースインしていく。周回毎にタイムを上げていき、計測3周目には2番手、4周目にはトップに躍り出る。

 そこからは11号車平中、61号車BRZ、0号車CR-Zと周回毎に順位を入れ替える激しいアタックを展開。残り9分で1度ピットへ戻り、タイヤを交換して再びアタックを開始。

 徐々に路面も良くなり、11号車が残り6分でトップに立つと、61号車がそこに割り込んでくる。しかし、すぐに10号車がタイムを塗り替え再びトップに。最後のアタックでセクター1をトータルベストで更新していた61号車だったが、セクター2はSLSに分があるようで、更新されることはなく、10号車山内がSLSの初ポールを獲得した。

植田正幸ドライバーコメント
 昨日はいきなりミッショントラブルがあったので、スタートが少し遅れたのですが、すぐに直ったので良かったです。走り始めはハード目のインターミディエイトのタイヤでも良い感触が持てたので、ミディアムのタイヤを履くときっといけるだろうと話していました。その通りに予選は山内が頑張ってくれました。決勝は順位を守って表彰台に乗れるよう頑張ります。
山内英輝ドライバーコメント
 昨日の練習走行から調子が良くて、今回予選で使ったタイヤは、昨日は履いてなくて、11号車から聞いていたフィーリングと10号車のセットを照らし合わせて、福田エンジニアがセットアップを良くしてくれました。予選の走り始めも調子が良くて、迷いなくアタックが出来たのと、ダンロップさんが良いタイヤを持ち込んでくれたので本当に良い予選が出来ました。2セット目に使ったタイヤのタイミングも良くて、運もチーム全体の雰囲気も凄く良かったので、ポールを取ること出来ました。決勝は天候も読めませんが、今の流れが凄くいいので、ポジティブに考えて、2台で表彰台獲れるように頑張ります。
7月20日(日曜日)
  • 決勝 14:00~ 曇-雨/ドライ-ウエット/気温:22度/路面温度:27度

gt_r04_g10-4.jpg  決勝のフォーメーションラップが始まると同時に、雨がポツポツとコースを濡らし始める。隊列が整わない事もあり、2周に渡ってフォーメーションラップが行われた。ポールからスタートした10号車山内もポジションを落とすことなく1コーナーへ。タイムの上がらない他車をよそに、10号車、11号車の2台でレースを引っ張る。

 2周目の3~4コーナーで11号車にパスされるが、離されることなく周回を重ねる。7周目には1コーナーで11号車の横に並びにパスしかけるが、抜くまでに至らず2番手を走行。スタートまでは繋がっていた無線機が、なぜか山内の声が聞こえない。前回オートポリスでも、植田に変わってから急に植田の声が聞こえなくなってしまったことがあり、意志の伝達が思うように伝わらない。画面に映る山内に、パッシングなどでピットからの無線が聞こえてるのかを確認。

 15周を過ぎた辺りからタイヤの振動を感じるようになり、徐々にペースダウン。タイヤを温存して走ることを余儀なくされる。29周目には詰められて来た30号車GT-Rに1コーナーでインを刺され、そのまま外に大きく膨らんで来られたために接触。あわや11号車と同じようにリタイヤするのではないかと心配された。しかし、マシンの破損はなく順位は5番手まで落ちてしまったが、そのまま走行。

 しかし、タイヤが悲鳴を上げ初め、35周目にルーティーンの為にピットへ。植田と変わった時は実質13番手位までポジションを下げてしまっていた。46周目頃から再び雨が落ち始め、56周目にインターミディエイトのタイヤへ交換するためにピットへ。変えたことによって、植田のペースは良くこのままポイント圏内まで順位を上げられると思われた。

 しかし無情にも雨は徐々に止み初め、ペースが上げられない。残り周回数も約10周ほどと考えると、タイヤを交換することは得策とは考えられずそのままで走行を続ける。66周目の馬の背で500クラスがスピンコースアウトし、コースに戻って来たところで、あわや接触するぎりぎりでコースオフし難を逃れた。しかしこの為に12番手までポジションを上げてたのに、14番手まで下げてしまう事に。

 その後1台パスし、なんとか13番手でチェッカーを受けることが出来た。天候に翻弄されたレースになってしまった。

植田正幸ドライバーコメント
 決勝は雨が降ったり止んだりで翻弄されてしまい、結果は余りよくありませんでした。次に向かってやらなければいけないことがいっぱいあって、それを一つずつクリアしていこうと思います。次はなんとか表彰台にのぼれるように頑張ります。
山内英輝ドライバーコメント
 スタート直後はチーム2台で良いペースで走れたのですが、完璧にドライになってくると状況が変わり、かなり厳しくなってしまいました。横浜勢のタイヤにあった路面になってからは辛かったですね。予選は初めてポールが獲れましたし、雨の中での速さも発揮できたと思うし、ダンロップタイヤさんの雨のパフォーマンスも凄く良かったので、雨が降り続いてくれれば良かったですね。次の富士ではドライでももっと良い方向に向けられるようにチームで考えて、臨みたいです。
福田洋介エンジニアコメント
 予選は山内君の完璧なアタックが決まりポールが獲れ、決勝に雨が絡むと信じ、ウォームアップ走行でもチョイ濡れセットを試し成功し、雨が多めに絡めばパーフェクトだったと思います。 決勝直後は11号車と共に後続を離せそうだったので、初めて履くドライタイヤのライフを考慮しペースコントロールを促しましたが、路面が完全なド ライとなってからは厳しかったです。植田さんのスティント後半で雨が絡みインターミディエイトタイヤに換えてから、一時はGT500を何台も抜きハイペー スで追い上げてましたが、飛び出してきたGT500車両を避けた結果、見えかけていたポイント獲得が水泡に消え残念でした。 中盤戦以降、ポイント獲得・上位入賞の可能性は高まって来るので、チャンスを結果に繋げるよう頑張ります。勿論、表彰台も狙って行きます。

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GAINER

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 変わりやすい天候の大波乱戦を制しLEXUS RC Fが1-2フィニッシュ! (TOYOTA)

 7月19日(土)と20日(日)の両日、スポーツランドSUGOでSUPER GT第4戦が行われ、11番手スタートの立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO RC F 1号車が独走で今季初勝利。伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組のKeePer TOM'S RC F 37号車が2位で続き、LEXUS RC Fは開幕戦以来となる1-2フィニッシュを飾った。変わりやすい天候で荒れたレースとなったが、LEXUS RC Fは4,5,6位にも入り、トップ6のうち5台を占めた。

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今季初勝利を飾った立川祐路/平手晃平(中央)と
2位に入った伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ(左)

 SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月19日(土)、20日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 今季から新たなレギュレーションの下、全く新しい車両で激戦が繰り広げられているSUPER GTも、シーズン前半戦最後となる4戦目を迎えた。

 今季よりLEXUS RC Fを投入したLEXUS Racingは、開幕戦岡山で歴史的な1-2フィニッシュを果たしたが、第2戦、第3戦では惜しくも勝利を逃す結果となった。

 シリーズは7月後半の第4戦から、8月の第5,6戦へと、真夏の3連戦に突入する。ドライバー、クルマ共に暑さ故の負担も大きい。また、「魔物が棲む」と言われる今大会SUGOでは、波乱のレースとなることも珍しくない。

 後半戦へと弾みをつけるためにも、真夏の3連戦の初戦となる今大会SUGOでの、LEXUS Racingの逆襲に期待がかかった。

◆予選◆

 19日(土)は朝から降ったり止んだりの天候で、午前中行われたフリー走行もウェットコンディションの下で実施。コースアウト、クラッシュの続出する大荒れのセッションとなったが、PETRONAS TOM'S RC F 36号車がトップタイム。DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が2番手、ZENT CERUMO RC F 1号車が3番手とLEXUS RC Fは難コンディションの中でトップ3を独占。1台挟んで5,6番手にも続く速さを見せ、続く予選、決勝への期待が高まった。

 しかし、予選開始予定の午後2時頃にはコース全体を深い霧が覆い、視界不良のため、予選開始はディレイ。天候の回復を待つこととなった。

 その後、やや霧が晴れてきたことで午後2時43分から予選実施のアナウンスがされたものの、代わって強い雨が降り始め、再び予選は順延。更に霧が再び出てきたことで、この日の予選は中止、翌日決勝レース前のフリー走行が予定されていた時間に予選を実施することが決定された。

 20日(日)も朝から雨模様となり、午前9時5分からGT300、GT500の順で25分間の1セッションと変更された予選が開始。前半のGT300クラス予選は降ったり止んだりのコンディションで、終盤にコースオフした車両によりGT500クラスの予選はいきなりの赤旗となった。

 午前9時40分にセッションは再開。雨は止み、徐々に乾いていく路面の中で各車アタック。中嶋一貴の36号車が序盤からトップタイムをマークする好走を見せ、昨年の第2戦富士以来となるポールポジションを獲得。トップ10台が1秒以内に入っているにもかかわらず、2番手に0.4秒もの大差をつけてのポールポジション獲得となった。

 2番手以降は僅差の争いとなり、KeePer TOM'S RC F 37号車が5番手、39号車が8番手、ENEOS SUSTINA RC F 6号車が9番手、1号車は11番手。WedsSport ADVAN RC F 19号車は最後尾15番手スタートとなった。

 GT300クラスではOGT Panasonic PRIUS 31号車が15番手につけた。

◆決勝◆

 予選後、雨は落ちることはなく、路面は何カ所か濡れているところが残っているものの、ほぼ乾いているという状況。全車スリックタイヤでグリッドに並んだが、フォーメーションラップ開始とほぼ同時に雨が降り始め、すぐに雨脚は強さを増していった。

 このため、フォーメーションラップは2周追加。79周で決勝が戦われることとなった。3周のフォーメーションラップを終え、ペースカーがピットへと向かうのと同時に、36号車を先頭に数台がレインタイヤへと交換すべくピットへ。これで、ピットに向かわなかった37号車が3位、6号車が4位、1号車が5位へと順位を上げると、1周目に3台揃って前走車をパス。1周目の最終コーナーではトップの車両もかわし、LEXUS RC Fの1-2-3体制となった。

 ポールポジションながらスタート時にピットインし、レインタイヤへと交換した36号車のジェームス・ロシターは、1周あたり6秒ほど早いペースでの追い上げを開始したが、5周を過ぎたあたりから雨は止み、レインタイヤへの交換作戦は失敗。11周目に36号車は再びピットインしスリックタイヤへ交換。大きく順位を落としてしまった。

 スリックタイヤで序盤の濡れた路面を上手く走り切ったトップ3台のLEXUS RC Fは、後続を徐々に引き離して行きながら、それぞれのポジション争いも激化。2位の1号車 平手晃平は首位を逃げる37号車アンドレア・カルダレッリとの差を詰めていき、12周目、周回遅れのGT300車両に37号車が引っかかった隙を逃さずこれをパス。首位に立った平手はハイペースで後続との差を広げていき、30周目にはその差は14秒に。トップ3を占めるLEXUS RC Fの後方につける4位とは40秒もの大差となった。

 中盤、各車ドライバー交代のピット作業を行い、順位は入れ替わったが、全車ピットを終えた時点で、LEXUS RC F勢は1-2-3体制に復帰した。

 中盤戦でも若干の降雨はあったが、大きく路面を濡らすまでには至らず。しかし、60周目あたりになると、雨脚が強まり始め、後続勢はレインタイヤへの交換作戦を取った。3位を走行していた国本雄資の6号車が68周目にピットへ向かい、レインタイヤへと交換したが、上位2台の1号車 立川祐路と37号車 伊藤大輔は共にピットインせず、スリックタイヤのまま走り切ることに。

 一方、序盤2回のタイヤ交換で大きく順位を落としながらロシター、そして交代した中嶋一貴が追い上げを見せていた36号車は、タイヤ交換などで順位を落としていくライバルを尻目に、66周目には4位までポジションアップ。LEXUS RC Fがトップ4を占めての終盤戦となった。

 しかし、3位、4位につけていた6号車と36号車は、ワイパーが動かなくなるトラブルに見舞われており、視界不良の中、懸命の走行を続けたが、終盤猛烈な勢いで追い上げてきたライバルの先行を許してしまった。

 首位を行く1号車の立川は、濡れた路面でコースオフやクラッシュの多発する終盤戦も、スリックタイヤながら着実な走りで後続との差を保ったまま周回を重ね、トップチェッカー。11番手スタートから、昨年の第6戦富士大会以来となる今季初勝利を飾った。立川は自身の持つJGTC/SUPER GTでの最多勝利記録を単独トップの16へと伸ばすこととなった。

 逃げ切った37号車が2位で続き、LEXUS RC Fは開幕戦以来となる1-2フィニッシュ。首位と同一周回はこの2台のみという独走状態でレースを支配した。37号車の伊藤/カルダレッリは、今大会の結果により、ドライバーズランキングで首位に浮上した。

 追い上げた36号車が4位。6号車が5位、39号車が6位でフィニッシュし、LEXUS RC Fは荒れたレースで、トップ6に5台が入る活躍を見せた。

 GT300クラスでは、15番手グリッドの31号車プリウスが、フォーメーションラップ中にレインタイヤへと交換を行い、追い上げを図ったが24周目にスピン。何とかレースには復帰したが、後半ブレーキのトラブルに見舞われ、リタイアに終わった。

ZENT CERUMO RC F 1号車 ドライバー 立川祐路:
今朝の予選はタイトなスケジュールだったが、レインタイヤでは、クルマのバランスがあまり良くなかった。決勝レースでは、スリックタイヤで濡れた路面を走ることになったが、バランスは良く速かった。序盤、平手がリードしてくれたので、僕はそれを引き継いだだけで、安心して走れた。雨が再び降り始めたときは、さすがに慎重になり、最後まで集中が必要だった。シーズン序盤苦しんだだけに、優勝出来て、平手やチームスタッフにはとても感謝している。次の富士は得意としているコースだが、前回はライバルにやられてしまったので雪辱を果たしたい。ランキング上位は、みんな苦しい状況だと思うが、タイトル目指し戦っていく。
ZENT CERUMO RC F 1号車 ドライバー 平手晃平:
予選は苦しい状況になってしまった。決勝レースは荒れたスタートで、タイヤを換える換えないか非常に難しい状況だったが、結果的に換えなかったのが良い方向に働いた。出来るだけ前半にマージンを築いて立川さんに繋ぐつもりで走り、結果的に後続を引き離してピットイン出来たので、ドライバー交代した後は安心していられるかと思っていたが、最後までハラハラドキドキの展開だった。生まれてきた子どもに、良いプレゼントが出来たと思っている。シリーズ後半戦は苦しい展開になると思うが、昨年も優勝がきっかけとなり調子を上げてチャンピオンを獲得出来たので、今年もその再現を狙いたい。
KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー 伊藤大輔:
とても難しいレースだった。スリックでウェットコンディションを走ることが多く、スタートからタイヤ選択の判断をしなくてはならない中で、アンドレア(カルダレッリ)が良い判断をし、コース上に留まって素晴らしい走りを見せてくれた。クルマのバランスに苦しむことも多かったが、いかに落ち着いて切り抜けるかというところが重要だった。路面が乾いてきてからは、パフォーマンス的に厳しい部分もあったが、最終的に2位表彰台を獲得出来たのは、アンドレアとチームの頑張りのおかげだと思っている。後半戦は更に厳しくなるだろうが、目標だった菅生でのポイント獲得が果たせて良かった。
KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
ドライ、ウェット、ドライ、ウェットの繰り返しというトリッキーなレースだった。スタートはとても良く、1周目でトップに立つことが出来た。レインタイヤに交換するかピットから聞かれたが、感触もペースも良かったので、そのままスリックで走り続けた。結果的に2位でフィニッシュ出来、チャンピオンシップを考えればとても良い結果だ。ポイントリーダーに立ったことで、富士からは更にハードなレースになることは想定しているが、次戦以降も頑張りたい。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 優勝会見(GT500 & GT300クラス)

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GT500クラス #1立川 祐路(ZENT CERUMO RC F)
 「ライトウェットでのマシンバランスが悪くて、予選は後方に沈んでしまいました。決勝はドライでのマシンバランスとチームの判断が良かった結果だと思います。序盤、平手選手が十分なマージンを築いてくれたので、僕は再度降ってきた雨とGT300クラスのマシンを抜くときに注意をするだけでした。次戦の富士は、前回GTRにやられているので、シリーズ後半に向け盛り返すためにもぜひ獲りたいですね」
GT500クラス #1平手 晃平(ZENT CERUMO RC F)
 「スタートを担当しましたが、フォーメーション中に雨が降ってきたのには戸惑いました。即座にピットインした車もいましたが、後方ポジションでタイミングを逃したという感じです。結果としてはこれが良かったと思います。思いどおりの走りができ、立川選手には十分といえる20秒のマージンを築くことができましたので、交替してからは安心して見ていました。シリーズ後半に向けて、前半をいい形で締めくくれました。また産まれた子どもにいいプレゼントができました」
GT300クラス #88織戸 学(マネパ ランボルギーニ GT3)
 「久々の優勝で本当に嬉しいです。チーム、スポンサー、特にヨコハマタイヤには感謝したいと思います。青木選手とランボルギーニで勝つことを目標にしてきましたが、ようやく実現できました。チームの天候の読みと、タイヤ無交換作戦が功を奏した形ですが、悪天候の中、勝利の天使(女神?)が降りてきたんだと思います。終盤のコースアウトは無線で皆が喋るので、それが気になってブレーキングポイント逃しました(笑)。富士はこの勢いで表彰台に乗っちゃうかもしれないですね」
GT300クラス #88青木 孝行(マネパ ランボルギーニ GT3)
 「予選は交互に担当しているんですが、今回は僕の番でした。インターミディエイトタイヤを使い切ってしまって9番手スタートでしたが、結果的にはこれが良かったと思います。周りを見て落ち着いてレースができました。ミスなく走って織戸選手に渡すことができれば、いい位置にいくとは思っていましたが、まさか優勝するとは思いませんでした。タイヤ無交換作戦が当たったと思います。織戸選手は速すぎるくらいのペースでした。コンビ組んで3年目ですが、やっと勝てました。荒れたレースで勝つのはチームの総合力と思います。次戦富士はストレートが長いので苦戦しそうですが、この流れで乗り切りたいと思います」
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝 荒れる天候を制したのは#1ZENT RC F。GT300は#88ランボルギーニが8年ぶりの勝利!!

2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝が7月20日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
雨が降ったりやんだりという難しいコンディションで大荒れのレースとなったが、終始一貫してスリックタイヤで走り続けた#1ZENT CERUMO RC F(立川祐路/平手晃平組)が今季初勝利をものにした。
GT300クラスもめまぐるしく順位の入れ替わる激しい展開となったが、#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/青木孝行組)のベテランコンビがこれを制した。
(天候:曇り>雨>曇り コース:セミウェット>ウェット 観客動員数:予選/9,000人 決勝/28,000人 述べ入場者数37,000人)

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公式予選日から天候に翻弄された今週末、スーパーGT決勝もまた雨に翻弄される荒れたレースとなった。
公式予選終了後、雨は一旦やみ、ところどころ川の流れた状態ではあったものの、レコードラインはほぼ乾いていたためGT500クラスは全車が、GT300クラスも殆どのクルマがスリックタイヤを選択してスタートに臨んだ。

スタート時刻は午後2時。定刻にローリングを開始したが、そのとたんに雨がぽつぽつと路面を濡らし始めたため、セーフティーカー先導のまま3周を走行、2周短縮の79周レースとしてスタートした。
ここですぐさま動いたのがポールシッターの#36ペトロナスRC F、#17ケーヒンNSX、#8ARTA NSX、#39デンソーRC F、#32エプソンNSX、#18ウイダーNSXの6台。
セーフティーカーに続いてピットに飛び込み、ウェットタイヤを投入した。
久々にフロントローからスタートした#100レイブリックNSXがこれでトップに立ったが、100号車も1周終わりでピットへ。コントロールラインを先頭で通過したのは#37KeePer RC F。ドライバーはアンドレア・カルダレッリだ。
この結果3周目のラップタイムでは#37カルダレッリ1’30.607に対し、#36ロシターは1’21.788とウェットタイヤ有利の状況となったが、ほどなくして雨は止み、路面は次第に乾き始めた。 この結果カルダレッリは5周目に1’24.331、6周目には1’23.430を記録、反対にロシターは6周目に1’25.997とペースを落とすことに。 10周を消化する頃にはカルダレッリは1’19秒台までタイムを縮めて来た。
結局#36ロシターは11周終わりで再びスリックに戻さざるを得なくなって大きく後退。同一周回のGT300をかわしながらの苦しいレースを強いられることになった。
序盤の判断はスリックで走り続けることが正解だったようだ。

しかしトップで周回を重ねる37号車も安泰ではなかった。
同様にスリックで走り続けていた#1ZENT RC Fの平手がカルダレッリを上回るペースで周回を重ねていたのだ。
そして12周目、SPアウトで周回遅れに詰まったカルダレッリをすかさず平手が抜き去ると、次の周には1分16秒台にペースを上げて一気にカルダレッリを突き放しにかかり、14周終わりで3.3秒のマージンを築き上げた。
平手はそのままトップを快走して51周目にピットイン、立川に交代した。 ところがその直後から再び雨が降り始めた。

そのため#1立川のペースは1’29台までダウンすることに。 これに反応してウェットタイヤに交換したのが#32エプソンNSX、#19ウェッズスポーツRC Fら。 すぐに#46S Road GT-R、#12カルソニックGT-R、#39デンソーRC F、ケーヒンNSXらもピットに向かった。
2位を走行していた37号車のピットもウェットタイヤを並べて伊藤大輔を待ったが、伊藤はその周のストレートを通過してしまい、交換の機会を逸してしまう。 すると再び雨は上がり、コースコンディションが回復に向かったため、37号車はチームの判断で最後までスリックで走り続ける作戦に切り替えた。

すると、それまで1分以上のギャップがあった#17ケーヒンNSXが猛然と追い上げを開始する。 トップ2台が1’28~29台のペースで周回を重ねているのに対し、#17塚越は1’19~20のハイペース。 更には73周目のレインボーで周回遅れに行く手を塞がれ、レコードラインを外さざるを得なくなった伊藤がコースを飛び出すと、その差は一気に37秒にまで詰まった。
残り周回を考えれば充分に塚越が追いつける差だ。
しかしここで塚越の前に立ちはだかったのはなんとトップの立川だった。
1号車はこの時点で37号車と17号車の間に位置しており、37号車は同一周回、17号車は周回遅れという状況でチェッカーを受けたため、塚越は1周遅れでレースを終えざるを得なくなり、#37が辛くも逃げ切ることに成功した。
勝った立川はこれで通算勝利記録を16とし、本山を抜いて単独トップに躍り出た。
平手も数日前に第2子が誕生しており、長男の誕生を自ら勝利で祝った格好だ。

しかし序盤の苦戦ぶりを考えれば、NSX勢にとって3位表彰台は後半戦に向けての明るい材料であったはずだ。
一方、ポールシッターの#36ペトロナスRC Fは序盤のタイヤ交換が裏目に出ただけでなくロシターがコースの至る所で飛び出すなど、出入りの多いレースを戦うことになり、4位でフィニッシュしている。

ここまで好調が続いていたGT-R勢は今回#46S Roadの7位が最高と厳しい結果となっている。

トップ独走に終わった500クラスとは違い、序盤から激しい順位変動が見られたのがGT300クラス。
まず予選2番手の#61BRZが序盤の雨に反応してペースカーラン中にウェットタイヤへの交換を試みるが、これがスタート手順違反との裁定を下されて10秒ストップのペナルティを受けることに。 ところがスタートドライバーの佐々木孝太は停止する場所を間違えてしまい、更にもう一度ピットに戻らなければならなくなって完全にレースから脱落してしまった。

これで#11、#10のゲイナー勢が1-2を形成することになったが、これを脅かしたのが#50アストンマーチンを駆る安岡秀徒だった。
安岡は16周目にポールシッターの#10山内英輝を抜き去ると、たちまちトップの#11ビヨン・ビルドハイムにも追いつき、20周目の1コーナーでインに飛び込んでいった。
ところがブレーキングからターンインに移ったところでリヤを流してしまい、アウトから切り込んで来たビルドハイムと激しく接触、ビルドハイムは右フロントの足回りを破損してしまい、ピットまで戻ったところでレースを終えることになってしまった。

これでトップに立った#50アストンマーチンだったが、43周目にピットインした際にタイヤ交換作業に手間取って大きくタイムロス、これで50号車は3位まで順位を落としてしまう。
代わってトップにたったのは、ベテランコンビの#88ランボルギーニ。 途中織戸学が馬の背でコースオフするなど危ない場面はあったものの、終盤追い上げて来て2位まで浮上した#65LEON SLSに42秒の大差をつけて74周を走り切り、2006年の第1戦鈴鹿以来、実に8年ぶりの勝利をものにした。車種がムルシエラゴからガイヤルドに変わってからは初めての勝利だ。
2位には黒澤兄弟の駆る#65LEON SLS、3位には#21アウディR8が入った。

次戦は富士スピードウェイ。 8月9日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
11立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS30791:47'49.964
237伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS68791'20.016
317塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS10781Lap
436中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS16781Lap
56大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS56781Lap
639石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS26781Lap
7*46本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI32781Lap
818山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI22781Lap
912安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS84772Laps
1024ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH16772Laps
11100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS14772Laps
1219脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH14763Laps
1332中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL2763Laps
1423松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI54754Laps
158ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS65425Laps
---- 以上規定周回数(55Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴) 1'13.667
  • フォーメーションラップの追加によりレース周回数が2周減算された。
  • CarNo.46(本山哲)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.5.1b違反(黄旗提示区間での追い越し)により、10秒間のペナルティストップが科された。

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
188織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH741:48'43.207
265黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH20731Lap
321リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH6731Lap
4*50加納 政樹
安岡 秀徒
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH6731Lap
567横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH8731Lap
686細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH18731Lap
730岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2722Laps
8*7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH46722Laps
93星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH44722Laps
1060飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH8722Laps
110中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS38722Laps
1233都筑 晶裕
ヨルグ・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH12722Laps
1310植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL2713Laps
14*61佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI30713Laps
15*4谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH80713Laps
1655高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS50713Laps
17*9白坂 卓也
アンドレ・クート
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH704Laps
18360吉田 広樹
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH695Laps
1948高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH686Laps
2022和田 久
田中 哲也
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH6014Laps
212高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH85915Laps
---- 以上規定周回数(51Laps)完走 ----
-*31新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH104133Laps
-11平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL742054Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人) 1'20.880
  • フォーメーションラップの追加によりレース周回数が2周減算された。
  • CarNo.50(安岡秀徒)に黒白旗を提示した。
  • CarNo.61(佐々木孝太)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
  • CarNo.7(荒聖治)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
  • CarNo.31(嵯峨宏紀)は2014 SGT-SpR 第11条7.違反(決勝レーススタートタイヤをスタート前に2本以上交換)により、10秒間のペナルティストップが科された。
  • CarNo.9は2014 SGT-SpR 第30条1.2)違反(タイヤを平置きせず)により、ドライビングスルーのペナルティが科された。
  • CarNo.4(谷口信輝)は国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4-d違反(ピット入口白線カット)により、ドライビングスルーのペナルティが科された。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GTアソシエイション定例会見

決勝日朝、恒例のGTアソシエイション主催の定例会見が行われ、坂東正明代表が質疑応答を行った。

■10月開催のタイ大会の見通しについて

gt_r04_gta-bandoh.jpg  タイは新サーキットの整備もさることながら、政情不安が続いていることもあって、チームは不安を抱いているようだ。サーキットは8月を目途にコースの舗装やメディアセンターなどの整備が完了する予定である。先日視察してきたが、かなり立派な施設である。コースに対するFIAの査察も終了し、問題はなかったと聞いている。9月にはコースのライセンスも下りるはずだ。ただ、パドックの整備に不安が残る。気温が高いなかでのレースとなるが、ピットにエアコンの入った休憩場所もなく、ここはメーカーやチームの対応に頼らざるを得ないと思う。食事の提供やトイレなどにも課題が残っている。

■ホンダNSXに対するBOP(性能調整)について

 GTAとしては、エンジンや駆動方式などについてベースとなる生産車を尊重するよう考えている。ホンダのNSX CONCEPTはミッドシップレイアウト+ハイブリッドを採用しているので、これをJAF GTとして認め出走できるようにしている。ただし、今季から採用した共通モノコックやカウルが、特に熱対策という面でNSXにとって厳しい結果になってしまっている。そこで、今回からエンジンルームや室内に風を抜けやすくするように若干カウルに関する規定を緩和した。また、ハイブリッド車に課せられる70kgのウェイトハンデについても、搭載した場合の慣性モーメントについて他メーカー立会いのもとテストを行った。その結果マイナス13kgという結論を出した。今回は天候が雨で涼しいので、この変更の効果がどうなのか判断しにくい面もあるが、展開を見守ってほしい。

■GT300のマザーシャーシ(共通モノコック)について

 8月にシェイクダウンをして8月の鈴鹿でお披露目をしたいと思っている。できればシェイクダウンの後、タイに持ち込んで(向こうのチームに)乗ってもらいたいと思っている。テスト車両はすでにエンジンも載っているので、予定どおりに進むと思う。

■DTMとのレギュレーションの共通化について

 先日、ドイツを訪問して話し合いをしてきた。どうやって両シリーズを近づけるかということだが、GTAとしては、タイヤ・エンジンのワンメイクは採用できないこと、ハイブリッド車の参戦を認めることなど、譲れない部分があり、その前提でどこまで共有できるかという点が課題である。お互いのレギュレーションが異なり速さも違うので、現時点でレースで一緒に走らせることは難しい。そこで、とりあえずテストで一緒に走らせることができるかを検討している。今回もアウディスポーツのメンバーが来日しており、日本のレースがなぜこのような形になっているのかを丁寧に説明している。

まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦 決勝レース レポート

MJ14_0175_fineプレスインフォメーション 2014年7月19日
 
菅生. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦 決勝レースをスポーツランド菅生(宮城県)にて2014年7月19日(土)に開催いたしました。

PCCJ2014-Rd.6 (SUGO) Final
PCCJ2014-第6戦(菅生)決勝レース
天候:雨 路面:ウェット 気温:20℃ 路面温度:22℃(スタート時)

7月19日(土)、午前中に実施された公式予選に引き続き、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2014年シーズンの第6戦決勝がスポーツランドSUGO(宮城県)で行われた。スターティンググリッドにはポールポジションを獲得した#78 近藤翼を先頭に、#11 山野直也、#14 元嶋佑弥、#12 小河諒、ジェントルマンクラストップタイムの#9 武井真司、#19 永井宏明と続いた。路面は予選時と変わらずウェットコンディション。レース開始予定時刻の午後1時が近づくとコースは部分的に濃い霧に覆われ、レースはセーフティーカースタートとなった。

セーフティーカーに先導されてグリッドを離れた15台のマシンは、路面コンディションを確認しながらゆっくりと2周。やがてセーフティーカーの解除がアナウンスされると、先頭の#78 近藤は速度を大幅に落として前方に十分なスペースをつくり、機を見て最終コーナーから一気にスピードを上げていった。続く#11 山野は#78 近藤のすぐ後ろにぴたりとつけ、2台のマシンはつながるようにストレートを加速しレースがスタート。「来ないだろうと思って少し油断していました」という#78 近藤のアウト側すぐ横に#11 山野が並び、2台は接触ぎりぎりのサイドバイサイドで1コーナーに進入。#78 近藤は何とか#11 山野を抑え首位を守った。ドライの可能性も考慮してタイヤ&ホイール数をマネージメントしていた#78 近藤は、装着できるフレッシュなレインタイヤがなくユーズドでスタート。対する# 11山野、3番手#14 元嶋、4番手#12 小河はフレッシュなレインタイヤでスタートを切った。

#78 近藤と#11 山野はしばらく接近戦で首位争いを展開したが、序盤の5周は#78 近藤が速く、ふたりの距離は少しずつ開いていった。#11 山野は無理をせずレース後半に向けてタイヤを温存。首位争いはしばらくこう着状態となった。その後方では3番手の#14 元嶋を#12 小河が激しく追う。「セッティングを誤り2〜3周でタイヤが終わってしまった」と言う#14 元嶋のすぐ後ろに#12小河がぴたりとつけ、水しぶきで視界がほとんどない中で何度もオーバーテイクを試みる。そして7周目、#12 小河は1コーナーでついに#14 元嶋をかわして3番手に浮上。「予選ではトラフィックにつかまりましたが、ペースは自分のほうが速かったので抜けると思っていました」という#12 小河は、前を走る2台のマシンのペースを見ながらチャンス到来を待った。

レースは終盤に入っても上位陣の順位は変わらず。しかし、序盤にタイヤを酷使した#78 近藤はタイヤライフが限界に近づき、あえて水の量が多いラインを選んで走行。タイムは徐々に落ちていき、タイヤを温存していた#11 山野との差は縮まっていった。しかし#11 山野に#78 近藤を抜かすほどの勢いはなく、#78 近藤がトップを守ったままチェッカー。#11 山野に1秒187差をつけて今季初優勝を飾った。「最後の3周はかなりタイヤが厳しかったのですが、何とかトップの座を守ることができました。今年はなかなか勝てず悔しいレースが続きましたが、チームのおかげでようやく優勝することができました。これからは、明日の第7戦も含めたすべてのレースに勝つつもりでいきます」と、#78 近藤は笑顔でポディウム最上段に立った。

2位の#11 山野は「スタートはうまくいったのですが、中盤にかけて近藤選手が予想以上に速く抜かすことができなかった。あと2〜3周あったら何とかなったかもしれませんが」と苦笑。そして3位#12 小河は「元嶋選手を抜くのに少し時間がかかってしまい、前の2台と離れてしまった。しかし、今日の状況を考えれば3位は満足すべき結果です」と笑顔を見せた。

レース終盤、4位#14 元嶋のすぐ後ろには「今日はレースを最後まで走りきることが目標だった」という#9 武井が迫ったが、冷静さを保ち無理やり勝負をしかけることなく5位でフィニッシュ。嬉しいジェントルマンクラス初優勝を飾った。クラス2位は「予定どおりの走りができた」という#7 星野敏、そして3位には今季PCCJ初出場の#33 TAKASHIが入った。

PCCJ第7戦の決勝は、明日7月20日(日)10時15分から15周で行われる予定。そのスターティンググリッドは公式予選中のセカンドベストラップによってすでに決まっている。ポールポジションは#11 山野。それに#78 近藤、#14 元嶋、#12 小河、#7 星野、#9 武井、#19 永井が続く。スポーツランドSUGOは明日も降雨の可能性が高く、グリッド上位陣の実力は拮抗しているためレース展開を読むことは難しい。チャンピオン争いにおいても重要な一戦だけに、激しい優勝争いが予想される。


Pos. Car# Driver Class Car Name Time Gap
1 78 近藤 翼 スカイレーシング 26'25.384
2 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル 26'26.571 1.187
3 12 小河 諒 ブライトインターナショナル 26'30.042 4.658
4 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 26'41.206 15.822
5 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 26'41.843 16.459
6 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 26'54.682 29.298
7 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 26'59.356 33.972
8 33 TAKASHI G KRM ケーズフロンティア 991 27'13.121 47.737
9 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 27'22.551 57.167
10 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 27'25.106 59.722
11 19 永井 宏明 ナインレーシング 27'30.048 1'04.664
12 73 鈴木 篤  G SR レーサリンク GT3 27'54.217 1'28.833
13 51 Paul IP G KCMG ANNIKA 991 27'55.148 1'29.764
14 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 28'00.461 1'35.077
15 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 27'49.691 2Laps


ベストラップ
78 近藤 翼 スカイレーシング 1'33.980 (4/15)
7 星野 敏 G D'station HAI GT3 1'35.261 (6/15)


G=ジェントルマンクラス


ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選 #36ペトロナスRC Fが今季初ポール。GT300は#10ゲイナーSLSの山内がS-GT初のポールを獲得!!

2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選は、雨と視界不良のため当初予定の19日午後から決勝日の7月20日朝に順延されて行われ、#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)が1’19.153で今シーズン初のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#10GAINER RN-SPORTS SLS(植田正幸/山内英輝組)が1’27.329を記録。アタックを担当した山内にとってはスーパーGT参戦後初のポールとなった。
(天候:雨 コース:ウェット)

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第4戦の公式予選は当初19日土曜日午後に予定されていたが、既報の通り雨と視界不良のため決勝日に順延となった。
実施時刻はフリー走行が予定されていた午前9時5分からの50分間が充てられ、GT300クラスが9時5分から、GT500クラスは9時30分からそれぞれ25分間を走行することに。
また今回はノックアウト方式は見送られ、いずれか一方のドライバーが走行すればいいということになった。

ここで序盤から速さで他を圧倒したのが#36号車を駆る中嶋一貴だ。
自身はルマン24時間参戦のため第2戦、第3戦を欠場しており、第1戦岡山以来のドライブとなった訳だが、そのブランクを感じさせない走りで終始タイミングモニターの最上段に居座り続け、周回を重ねるごとにタイムを上げて開始8分で最初に1分19秒台を記録した。

これに最後まで食い下がったのが#100レイブリックNSX コンセプトGTを駆る小暮卓史だった。
ここまでの3戦で苦戦の続いていたNSX勢だったが、先日行われた鈴鹿合同テストを前に7月2日付けでGTアソシエイションから出されたブルテンにより、熱害対策として車体各部への冷却用開口部、ダクトの追加が認められたほか、最低重量に着いても1090kgから1077kgへと13kgの軽量化が認められた。
それが功を奏してか鈴鹿テストではトップタイムを記録しており、ここSUGOでも各チーム好タイムをマークすることとなった。
中でも小暮のドライブする100号車は開始10分で2番手に浮上すると、その後も快調にタイムを上げて終了10分前には1’19.557を記録、トップを快走する#36ペトロナスRC Fにコンマ4秒差まで迫った。
この他#17ケーヒンNSX(塚越広大)は4位、#8ARTA NSX(松浦孝亮)も6位につけており、決勝での健闘が大いに期待できそうだ。

GT-R勢ではロニー・クインタレッリがドライブした#23モチュールGT-Rが3位で最上位だったが、ランキングトップの#12カルソニックGT-Rは13位。昨日の公式練習でも2回コースアウトするなど苦戦が続いている。

#36中嶋が他を圧倒した500クラスと異なり、GT300クラスは#10、#11の2台のゲイナーSLSと#61スバルBRZの3台が最後まで激しいトップ争いを展開した。

まず開始8分で#11平中克幸が1’29.473でトップに。それを#61佐々木孝太が1’28.983と上回る。
しかしその直後、#10山内が1’28.887を叩き出してきた。 残り時間14分で1’28.522で再びトップに立ち、次のアタックで1’28.301までタイムを縮めた#61佐々木だったが、#10山内はその4分後に1’28.260を記録してトップを奪い返す。

すると#11平中が残り時間5分で1’27.866と一気に27秒台にペースアップしてトップへ。
この辺りから次第にレコードラインが乾き始めたこともあって、他のドライバーも相次いで27秒台を記録し始める。
残り時間1分で#0無限CR-Zを駆る中山友貴が1’27.937を記録すると、その直後に#61佐々木も1’27.645、更には#10山内も1’27.329を叩き出して3たびトップに躍り出た。
GT500ボードが提示されるギリギリまでアタックを続けた#61佐々木だったが、最後のアタックも1’27.619と僅かに及ばず、10号車のポールポジションが確定した。 ドライブした山内に2009年のデビュー以来初めてのポールだ。
2位には#61BRZ、3位には#11ゲイナーSLSがつけ、#0無限CR-Zが4番手だった。

第4戦決勝はこのあと午後2時より81周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選結果(GT500)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
136中嶋 一貴*
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS161'19.153--168.475
2100小暮 卓史*
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS141'19.557 0.404 0.404167.620
323松田 次生
ロニー・クインタレッリ*
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI541'19.679 0.526 0.122167.363
417塚越 広大*
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'19.694 0.541 0.015167.332
537伊藤 大輔*
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS681'19.767 0.614 0.073167.178
68ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮*
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'19.794 0.641 0.027167.122
732中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット*
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL21'19.867 0.714 0.073166.969
839石浦 宏明*
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS261'19.917 0.764 0.050166.865
96大嶋 和也*
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS561'20.063 0.910 0.146166.560
1018山本 尚貴*
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI221'20.125 0.972 0.062166.431
111立川 祐路*
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'20.184 1.031 0.059166.309
1246本山 哲*
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI321'20.581 1.428 0.397165.490
1312安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ*
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS841'20.585 1.432 0.004165.481
1424ミハエル・クルム*
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'22.441 3.288 1.856161.756
15*19脇阪 寿一
関口 雄飛*
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH141'23.725 4.572 1.284159.275
  • '*'印はアタックドライバー
  • CarNo.19(関口雄飛)は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4-d違反(ピット入り口ホワイトラインカット)により、ベストラップ抹消のペナルティを科す。

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選結果(GT300)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
110植田 正幸
山内 英輝*
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'27.329--152.702
261佐々木 孝太*
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI301'27.586 0.257 0.257152.254
311平中 克幸*
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL741'27.732 0.403 0.146152.001
40中山 友貴*
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS381'27.937 0.608 0.205151.646
533都筑 晶裕
ヨルグ・ベルグマイスター*
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH121'28.005 0.676 0.068151.529
621リチャード・ライアン*
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'28.159 0.830 0.154151.264
750加納 政樹
安岡 秀徒*
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH61'28.214 0.885 0.055151.170
886細川 慎弥
山西 康司*
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH181'28.227 0.898 0.013151.148
988織戸 学
青木 孝行*
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'28.265 0.936 0.038151.083
107ヨルグ・ミューラー
荒 聖治*
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH461'28.548 1.219 0.283150.600
1160飯田 章
吉本 大樹*
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH81'28.598 1.269 0.050150.515
123星野 一樹*
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH441'28.609 1.280 0.011150.496
13360吉田 広樹*
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'28.768 1.439 0.159150.227
1431新田 守男
嵯峨 宏紀*
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH101'28.845 1.516 0.077150.096
1555高木 真一*
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS501'28.851 1.522 0.006150.086
164谷口 信輝*
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH801'28.883 1.554 0.032150.032
172高橋 一穂
加藤 寛規*
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH81'28.979 1.650 0.096149.870
1865黒澤 治樹*
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH201'29.198 1.869 0.219149.502
1922和田 久*
田中 哲也
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.280 1.951 0.082149.365
2067横溝 直輝*
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'29.593 2.264 0.313148.843
2148高森 博士*
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.802 2.473 0.209148.497
2230岩崎 祐貴
影山 正美*
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'29.875 2.546 0.073148.376
239白坂 卓也
アンドレ・クート*
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'29.970 2.641 0.095148.220
  • '*'印はアタックドライバー

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 順延後の公式予選スケジュールが発表に。各クラス25分間の専有走行と決定

悪天候のため7月20日に延期されることが既に決まっていた2014スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選の開催スケジュールがが大会主催者より発表となった。

これによると、当初フリー走行が予定されていた午前9時からの時間帯が予選に充てられるとのこと。
GT300クラスは午前9時5分より午前9時30分までの25分間の専有走行。
GT500クラスは午前9時30分より午前9時55分までの同じく25分間の専有走行だ。
また、当初予定されていたノックアウト方式は今回は採用されない。

これは昨年の第8戦オートポリスで同様に濃霧のため決勝日に予選が順延となったときとほぼ同様のフォーマットだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選は雨と霧のため決勝日に順延と決定!

7月19日に予定されていた2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選は、天候不良のため20日決勝日の朝に実施されることが決定した。

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当初午後2時よりノックアウト方式で行われる予定だった公式予選だが、朝から降り続いている雨に加え、正午過ぎからはコース上を濃い霧が覆い尽くす状態になったため、競技団は開始時刻を一旦2時30分まで順延することを決定、天候の回復を待った。 しかし霧は中々晴れる気配をみせず、予選開始時刻は最大3時30分まで延期されることに。

途中一時的に霧が薄まったことで14:43開始予定との発表が出たが、その後雨が強くなって来たこともあり、結局走行は開始されず、午後3時開始予定で監督ミーティングが招集され、翌日への予選順延が通達された。

なお、一部で9時5分よりGT300が25分間、9時30分よりGT500が25分間との情報が出ているが、現時点で主催者からは正式な発表が出ていない。

(この語の予定に着いては、詳細が明らかになり次第、追って掲載いたします)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦・第7戦 ミシュランチャレンジ 公式予選 レポート

MJ14_0163_fineプレスインフォメーション 2014年7月19日

菅生. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦・第7戦 ミシュランチャレンジ 公式予選をスポーツランド菅生(宮城県)にて2014年7月19日(土)に開催いたしました。

PCCJ2014-Rd.6-7 (SUGO) Qualify
PCCJ2014-第6-7戦(菅生)公式予選
天候:雨 路面:ウェット 気温:19℃ 路面温度:21℃(スタート時)

富士スピードウェイで行われた第4-5戦から約1カ月のインターバルを経て、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は7月19日(土)-20日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で2014年シリーズ第6戦、第7戦ミシュランチャレンジの開催を迎えた。去年と同様、今回もスーパーGTのサポートレースとして組み込まれ、土曜日に30分間の予選と第6戦の決勝、日曜日に第7戦の決勝というダブルヘッダーで開催される。

強い寒気の影響で東北地方の週末は雨模様。レースに先駆けて金曜日に実施された専有走行もあいにくの雨に見舞われ、路面コンディションはウェット。午前9時45分から30分間にわたり行われた1回目の専有走行では#78 近藤翼が1分34秒337でトップタイムを刻み、#11 山野直也、#12 小河諒、#9 武井真司と続いた。その後、11時20分から30分間が予定されていた2回目のセッションは、約7分が経過した時点で3台のマシンがコースアウトするアクシデントにより赤旗が提示され終了。#78 近藤が1本目に刻んだタイムがベストとなり、#11 山野、#12 小河、#9 武井、#19 永井宏明というオーダーで専有走行は終了した。

迎えた土曜日の公式予選。天気は前日の専有走行と大きくは変わらず、弱い雨が降る中、8時10分から走行がスタートし15台のマシンがコースインした。路面はウェットコンディションのため全車がレインタイヤを装着。スポーツランドSUGOはコース改修が実施され、去年よりも舗装の状態は良くなったが、それでもウェットでは格段の注意が必要なサーキットであることに変わりはない。レインタイヤは装着直後のフレッシュな状態が最もグリップが高くタイムが出やすい。そのため多くの選手がセッションの途中でフレッシュタイヤに履き替え、路面状態の好転が期待できるセッション後半でのタイムアップに集中した。

#78 近藤は序盤トップタイムで前日からの好調を維持したが、すぐに#11 山野がタイムを更新しトップに立つ。#11 山野はさらに、2セット目のフレッシュタイヤで6周目に1分32秒955を刻みベストタイムを更新した。しかし、その直後に#78 近藤が1分32秒740というベストタイムをマーク。さらなるベストタイム合戦が期待されたが、予選開始から約35分が経過した時点で2台のマシンがコースオフし、8時36分に赤旗中断。そのまま公式予選は終了となり#78 近藤のポールポジションが決まった。「昨日の専有走行で調子が良かったので自信はありましたが、途中までなかなかクリアラップをとることができずタイムを縮めることができなかった。しかし、最後は集中力を高め満足のいくアタックができたと思います」と#78 近藤。去年のレースでもポールポジションを獲得し、その後2勝を刻むなどSUGOとの相性は良い。「決勝もこの調子でいきたいです」と、#78 近藤は抱負を語った。

予選2番手は、トップと0秒215差の#11 山野。「コースは少しずつ乾いていきましたが、タイヤのグリップレベルはほとんど変わりませんでした。SUGOはウェット路面でしか走っていないので、自分としては決勝もウェットのほうがありがたいです」と、#11 山野は雨のレースを望む。予選3番手#14 元嶋はトップと0秒709差。「昨日と比べると良い走りができたと思います。木曜日の練習はドライで調子が良かったので雨はやんでくれたほうが嬉しいですが、ウェットでもマシンは乗りやすいので特に問題はありません」と語った。ジェントルマンクラスのトップは、4番手#12 小河と0秒260差の5番手#9 武井真司。「予選は悪くなかったと思いますが自分の課題は決勝です。今回は最後まで走りきり結果を残すことが目標です」と、落ち着いた表情で語った。

第6戦の決勝レースは同日13時から15周で争われる。雨足は時々強くなりコースは霧に包まれているところも多い。天候とコンディションの変化にうまく対応できるかどうかが、勝負のポイントとなりそうだ。


Pos. Car# Driver Class Entrant Time
1 78 近藤 翼 スカイレーシング SKY RACING  1'32.740
2 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル TEAM KTOUCH PORSCHE 1'32.955
3 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE GARMIN PORSCHE 1'33.449
4 12 小河 諒 ブライトインターナショナル TEAM KTOUCH PORSCHE 1'33.910
5 9 武井 真司 G BINGO SPORTS BINGO SPORTS 1'34.170
6 19 永井 宏明 ナインレーシング NINNE Racing 1'34.359
7 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 D'station HAI racing 1'34.438
8 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 TEAM KRM 1'35.302
9 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ TEAM SAMURAI 1'36.270
10 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing NINNE Racing 1'36.830
11 33 TAKASHI G KRM ケーズフロンティア 991 TEAM KRM 1'36.874
12 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 GAINER with Team Tetsuya 1'37.478
13 51 Paul IP G KCMG ANNIKA 991 KCMG 1'37.625
14 73 鈴木 篤  G SR レーサリンク GT3 SR ASSET HAI RACING 1'37.804
15 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup SHARAKU RACING 1'39.471

G=ジェントルマンクラス

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習 トップタイムは#36ペトロナスRC-F

スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式練習が7月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。 終始雨の降り続く難しいコンディションの中でトップタイムを記録したのは#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)。 GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)がトップだった。

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公式予選日を迎えたスポーツランドSUGOは朝から小雨が降り続き、気温も21℃前後とこの時期とは思えない肌寒さを感じさせるコンディション。 公式練習は午前9時より120分間で行われた。

雨脚はセッションが進行するに連れて次第に強まり、両クラスの専有走行が行われたセッション終盤にはヘビーウェットの状態となった。 このため、コースのいたるところでスピンやコースアウトが続出。 #50アストンマーチンのクラッシュで最初の赤旗が出た後も、GT500クラスランキングトップの#12カルソニックGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信組)が最初にヘアピンで、次に馬の背でコースを飛び出し、2回の赤旗の原因を作ることに。 12号車は2度目のコースオフでタイヤバリアに正面から突っ込んでフロント周りを大破。 このあとの予選への影響が懸念される状況になってしまった。

一方、路面コンディションの比較的良好なセッション前半には#36ペトロナスRC Fが1’20.082を記録。 これがそのまま公式練習のベストタイムとなった。2番手には#39デンソーサードRC F、3番手には#1ZENT CERUMO RC Fとレクサス勢が1-2-3を形成する結果となった。 一方GT-R勢トップは#23モチュールGT-Rの4位、NSX勢では6位の#100レイブリックNSXがトップだった。

GT300クラスも序盤に1’27.139を記録した#61BRZがトップに立ち、同じく序盤にアタックした#0無限CR-Z(中山友貴/野尻智紀組)が2位に付けた。

第4戦SUGOの公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
136ジェームス・ロシター
中嶋 一貴
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS161'20.082-166.521
239石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS261'20.552 0.470165.549
31立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'20.788 0.706165.066
423松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI541'20.884 0.802164.870
537伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS681'20.932 0.850164.772
66大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS561'21.161 1.079164.307
7100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS141'21.231 1.149164.165
832中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL21'21.298 1.216164.030
946本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI321'21.373 1.291163.879
1012安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS841'21.482 1.400163.660
1117塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'21.612 1.530163.399
1218山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI221'22.295 2.213162.043
138ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'22.552 2.470161.538
1424ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'22.961 2.879160.742
1519脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH141'23.445 3.363159.810

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
161佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI301'27.139-153.035
20中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS381'27.978 0.839151.576
33星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH441'28.373 1.234150.898
411平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL741'28.573 1.434150.557
57ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH461'28.845 1.706150.096
62高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH81'29.308 2.169149.318
721リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'29.315 2.176149.307
822和田 久
田中 哲也
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'29.381 2.242149.196
910植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'29.420 2.281149.131
1055高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS501'29.710 2.571148.649
1133都筑 晶裕
ヨルグ・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH121'29.812 2.673148.480
129白坂 卓也
アンドレ・クート
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'29.841 2.702148.432
134谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH801'29.862 2.723148.398
1488織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'29.960 2.821148.236
1550加納 政樹
安岡 秀徒
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH61'30.036 2.897148.111
1660飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH81'30.241 3.102147.775
1765黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH201'30.382 3.243147.544
18360吉田 広樹
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'30.863 3.724146.763
1948高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'31.046 3.907146.468
2086細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH181'31.257 4.118146.129
2167横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH81'31.263 4.124146.120
2230岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'31.540 4.401145.678
2331新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH101'32.748 5.609143.780

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士 終盤の降雨による大波乱。中嶋一貴が今季初勝利。平川亮が2位、国本雄資が3位で共にシリーズ戦初表彰台獲得

 7月12日(土)、13日(日)にかけて富士スピードウェイでスーパーフォーミュラの第3戦が開催された。終盤突然の降雨による大荒れの展開となる中、レインタイヤに交換した中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転で今季初勝利。平川 亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が2位、3位で続き、共に国内トップフォーミュラシリーズ戦での初表彰台を獲得した。

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今季初勝利の中嶋一貴(中央)、初表彰台となった
2位の平川亮(左)と3位の国本雄資(右)

 スーパーフォーミュラの第3戦が7月12日(土)、13日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 第2戦から約2ヶ月のインターバルを置いての開催となる第3戦は、第2戦と同じ富士での開催。ただし、第2戦はスプリントの2レース制だったが、今大会は通常通りの1レース制、ピット義務ありの250kmレースとして行われた。

 同じ富士で2ヶ月前に行われた第2戦では、レース1はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)、レース2はアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィン。また、中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)も2位/3位に入って連続表彰台と、元シリーズチャンピオンの有力ドライバーが確実に好成績を挙げている。

 しかし、開幕戦勝者であり、今大会開催時点でのポイントリーダーであるロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は、6月のル・マン24時間レースでのクラッシュにより、大事を取って今大会を欠場することに。このため、同チームの8号車は、昨年のスーパーフォーミュラでもWECとの重複時にデュバルの代役を勤めたアンドレア・カルダレッリがドライブすることとなった。

◆予選◆

 予選前日、11日(金)には1時間のテスト走行が設けられ、中嶋一貴がトップタイムをマーク。12日(土)の予選前に行われたフリー走行でも中嶋一貴はトップタイムを叩き出し、今季初ポールポジション獲得への期待が高まった。

 フリー走行の時点では台風一過の好天に恵まれていたものの、午後に入ると雲が増え、午後2時45分の予選開始時には黒い雲が空を覆う状況に。しかし、雨は落ちず、ドライコンディションでノックアウト方式の予選が行われた。

 Q1(20分)では、セッション中盤に中山 雄一(KCMG)がギアトラブルに見舞われ第13コーナー立ち上がりでストップ。これにより赤旗が出され、セッションは車両排除後、残り13分で再開された。

 トヨタ勢は好調に上位タイムを刻んでいったが、嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)はQ2進出にわずか1000分の5秒及ばず、15番手。中山雄一も最後尾19番手グリッドとなった。

 Q2(7分間)では残り3分を切ったあたりから各車アタックを開始し、石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が最初に1分23秒台に突入。これをオリベイラがかわし、トップタイム。平川 亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は最後までアタックを続けたがわずかに及ばず9番手、クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL)もトップから1秒以内のタイムながら11番手で、トヨタ勢ではこの2台がQ2敗退。

 Q3(7分間)は終盤激しいアタック合戦でタイムが塗り替えられていった。僅差でのポールポジション争いとなる中で、驚きのトップタイムをマークしたのがカルダレッリ。中嶋一貴、ロッテラーらも最後まで逆転を目指しアタックしたが届かず、カルダレッリは自身初となるスーパーフォーミュラでのポールポジションを獲得した。

 2番手はわずか0.062秒差のオリベイラ、このオリベイラに1000分の1秒届かなかったジェームス・ロシター(KONDO RACING)が3番手。4番手中嶋一貴も0.084秒差と、トップ4台は0.1秒以内という接戦で2列目までのグリッドが決定した。

 5番手が石浦、6番手に今大会が日本のトップフォーミュラ100戦目となるロッテラーが続き、トヨタエンジン搭載車はトップ6、予選3列目までのグリッドを独占。富士を得意とし、Q3まで進出した国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)はパドルシフトの作動不良に見舞われアタック出来ず8番手。国本を除く上位7台全車が1分23秒台に入れるハイレベルな予選Q3となった。

◆決勝◆

 併催のF3が終わった後、何度か降雨があり、レース直前のウォームアップ走行はウェット宣言が出された。スタート直前にも雨はぱらついたが、路面を濡らすまでには至らず、ほぼドライコンディション、全車スリックタイヤのまま、午後2時に55周で争われる決勝レースのスタートが切られた。

 2番手グリッドのオリベイラが好スタートを切り、ポールポジションのカルダレッリをパス。ダンロップコーナーではロシターがカルダレッリをかわし2位へとポジションアップを果たした。ロッテラーはスタートをミスし、いくつか順位を落としたものの、1周目の序盤、混乱状態の中で次々と前走車をパスし、5位へと浮上した。

 スタートで4位をキープした中嶋一貴は2周目の1コーナー進入で前を行くカルダレッリをかわそうとしたが、オーバーラン。ロッテラーと石浦にかわされ、6位へと後退。

 首位を行くオリベイラは序盤からハイペースで後続を引き離し、2位以降はロシター、カルダレッリ、ロッテラー、石浦、中嶋一貴、平川という順位で上位勢が一定の間隔を保ったまま周回が重ねられていった。

 レース折り返しとなる28周目に石浦が上位勢の先陣を切ってピットに向かうと、翌周から次々に各車ピットイン。3位を争うロッテラーとカルダレッリは31周目に同時ピットイン。ピット作業のわずかな差で、ロッテラーが前に出た。

 翌32周目に、首位を争っていたオリベイラとロシターが同時にピットへ向かい、全車がピット作業を終えた後も、オリベイラが首位をキープ。ピットアウト後のオリベイラは更にペースを上げ、41周目には2位との差は8秒以上に。この日33歳の誕生日を迎えた自身のバースデーウィンへ向け、圧倒的な独走状態となった。

 後半戦もオリベイラ、ロシター、ロッテラー、カルダレッリと外国人ドライバーがトップ4を占め、各車一定の間隔を空けての膠着状態となった。しかし、残りが10周ほどになったところで南西方向から流れてきた雨雲が路面を濡らし始めると、雨脚は一気に強さを増し、あっという間にコースはフルウェットに。

 全車濡れた路面でのスリックでの走行となる中、4位走行中のカルダレッリが足をすくわれスピンアウトし、無念の戦線離脱。

 一方で、このようなコンディションを得意とするロッテラーが猛追。46周目にロシターをかわし2位に浮上すると、首位オリベイラとの差をみるみるうちに詰めていった。

 6秒以上あった差が2秒台まで詰まった49周目、ヘアピン進入で嵯峨がクラッシュ。この嵯峨を周回遅れにしようかという位置にいたオリベイラの目の前にパーツが飛び散り、避けようとしたオリベイラは痛恨のスピン。コース中央で逆向きに停止したオリベイラは、エンジンが止まってしまったため、圧倒的な速さで支配していた今レースを無念のリタイアで終えることとなってしまった。

 コース上に止まった車両を排除するため、セーフティカーが導入された。このセーフティカー導入のタイミングで、3位の平川、4位の中嶋一貴、6位の国本がレインタイヤへ交換するためにピットへ。セーフティカー導入前に唯一レインへの交換ギャンブルに出た石浦がこれに続き、スリックのままコース上に残ったロッテラー、ロシター、カーティケヤンの後ろに、中嶋一貴、平川、国本、石浦がレインタイヤで続き、残り3周で再スタートが切られた。

 視界が奪われるほどの水煙を巻き上げながらの再スタートで、まず中嶋一貴がカーティケヤンとロシターをパス。中嶋一貴はヘアピン進入でロッテラーをかわすも、コースアウト。ここで平川が首位に立った。

 平川が参戦2年目にして初優勝なるかと思われたが、残り2周の1コーナー進入で平川は止まりきれずコースオフ。まだ温まりきっていないレインタイヤで、何度もコースオフを喫しながらも平川に次ぐ2位につけていた中嶋一貴が再び首位に立った。

 平川はあきらめず、ファイナルラップも最後まで中嶋一貴を追ったが、わずかに及ばず、中嶋一貴が今季初勝利。平川が2位、国本が3位で続き、共に国内トップフォーミュラでの初表彰台(国本はシリーズ戦初)を獲得することとなった。4位には石浦。ロッテラーは6位、カーティケヤンが7位、ロシターが8位でポイントを獲得した。

 今大会の結果、ドライバーズランキングでは中嶋一貴が首位に浮上。ロッテラーが2位、デュバル、平川、オリベイラ、石浦、ロシター、国本と続き、トップ8とはトヨタ勢が占めている。

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終盤のウェット戦で逆転、今季初勝利を挙げた中嶋一貴
(PETRONAS TEAM TOM'S #37)
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惜しくも勝利は逃したが初表彰台獲得の平川亮
(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #7)
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3位に入り、シリーズ戦初表彰台を獲得した国本雄資
(P.MU/CERUMO・INGING #39)
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残り7周まで圧倒的な速さで独走も無念のリタイアに終わった
JP・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL #19)


PETRONAS TEAM TOM'S 37号車 ドライバー 中嶋 一貴:
こんなこともたまにはあると思うようなレースだった。終盤は、やや見苦しい内容となってしまったが、結果として勝てたのは大きいし、嬉しい。セーフティカーが入った周、雨脚が強くなりタイヤを交換するか悩んだが、チームの判断でレインに交換した。勝負をかけるなら早いうちが良いだろうと思っていたが、タイヤ交換をして隊列に戻ったら、前が全員スリックタイヤだったので、リスタートすれば勝ち目はあると思った。若干気持ちが空回りしてしまい、オーバーランをしてしまったので、嬉しいのと恥ずかしいのが半分半分の気持ちだ。今回は、予選も含め課題のあるレースだったので、シーズン後半に向けて次から気分を新たに、こつこつとポイントを積み重ねて行きたい。
KYGNUS SUNOCO Team LeMans 7号車 ドライバー  平川 亮:
勝てるレースだと思ったので悔しい。レースの序盤は、作戦的にも辛い状況で走っていた。ルーティンのピットインでタイヤを交換してからは、(中嶋)一貴さんに追いつこうと頑張った。そのうち雨が降り、これはチャンスだと思ったが、しばらくタイヤ交換については悩んだ。最終的にチームの判断で交換することにしたが、それが功を奏したので、チームには感謝している。最後オーバーランをしてしまい勝ちを逃してしまったので、この悔しさをバネに次戦も頑張りたい。
P.MU/CERUMO・INGING 39号車 ドライバー 国本 雄資:
予選ではクルマにトラブルがあり、満足に走ることが出来なかったが、決勝は問題なくスタートが切れた。今日のレースは非常にタフだった。スタートで順位を落としてしまったが、あまりペースが上がらず、ドライのままだったらポイントを獲れたらラッキーな状況だった。雨が降りセーフティカーが入った時に、チームの判断でレインタイヤに交換した。雨で路面はかなり危険な状況だったが、どうにか走り切り、表彰台も獲得出来て良かった。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士決勝記者会見トップ3コメント

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優勝 #37中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SF14)
sf_r03_r_pc-nakajima  「こんな事もあるんだ……というレースでした。勝ちはしましたがミスもかなり多かったので、チェッカーを受けたときは嬉しさ半分、恥ずかしさ半分という感じでした。レインタイヤへ交換するタイミングが勝敗を分けたと思いますが、SCカーが出てチームが絶好のタイミングでピットインを指示してくれました。先にレインタイヤに換えた石浦選手のタイムもチェックしていましたが、あの時点での交換は結果として少し早かったようです。ドライのセッティングは決して良くなかったので、シーズン後半に向けて見直す必要がありますが、今回の優勝は浮上する良いきっかけになったと思います」
2位 #7平川 亮(ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14)
sf_r03_r_pc-hirakawa  「初めての表彰台ですが、勝てるレースを落としてしまったので正直悔しいです。レース前半はマシンバランスが良くなかったのですが、タイヤを交換してからかなり改善されました。レインに換えるタイミングは最高でした。チームに感謝しています。(トップを譲ることになった)1コーナーは攻めた結果ですが……やっぱり悔しいです。これでチームメイトのロイック(デュバル)にポイントで迫ることになりましたが、この勢いで追い抜きたいと思います」
3位 #39国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)
sf_r03_r_pc-kunimoto  「タフなレースでした。予選まではトラブル続きで、今日になってようやくまともに走れるようになったと思ったら、決勝ではスタート直後の1コーナーで順位を落としてしまいました。レース中、タイヤもタレてしまったので、ポイントが取れれば上出来というレースでしたが、雨が降って状況が一変し、そのなかでチームが最高の判断をしてくれました」
優勝監督 舘 信秀(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf_r03_r_pc-tachi  「雨のなかで、(中嶋)一貴はタイヤを交換し、アンドレ(ロッテラー)はステイ、という判断をしました。チームとして2台同じにするのは難しいですので、一貴おめでとう、アンドレごめんなさいというところですね。ちょっと複雑な心境です」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士決勝 終盤まさかの雨でレースは大混乱!勝ったのは#37中嶋一貴。#7平川も初表彰台を獲得

終盤にまさかの雨。 7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われた全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦の決勝レースは、レース終盤に降り始めた雨によりスピンやコースアウトが続出、セーフティーカーが出動という波乱の展開となった。
このレースを制したのは予選4番手からスタートした#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)。
SC中にレインタイヤに交換した判断が実を結んだ。
2位は同様にレインタイヤに交換した#7平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。 3位には#39国本雄資(CERUMO INGING)がつけ、ポールシッターの#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は惜しくもリタイヤに終わった。
(天候:曇り>雨 コース:ドライ>ウェット 観客動員数:予選10,000人/決勝17,200人 大会総入場者数27,200人)

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第3戦決勝は午後2時より55周で行われた。
スタート進行の直前から時折小雨が路面を濡らしていたが、ウォームアップ走行の間にドライバー全員がスリックタイヤを選択、ドライコンディションでレースは始まった。

序盤からレースをリードしたのは予選2番手の#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)。
綺麗なスタートでホールショットを決め、一気に後続を突き放しにかかる。

初のポールポジションからスタートしたカルダレッリは精彩を欠き、1コーナーでオリベイラの先行を許した後もダンロップコーナーで#3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)に、プリウスコーナーでは中嶋一貴に立て続けにパスされてしまう。
しかし中嶋一貴は最終コーナーで並び替えして来たカルダレッリと並走状態になって1コーナーに飛び込んだ際にオーバーランしてしまい、この間にカルダレッリだけでなくチームメイトの#36アンドレ・ロッテラー、更には#38石浦宏明(CERUMO INGING)にも抜かれてしまった。

こうした中、トップのオリベイラは2位ロシターとの差を6秒以上に広げて32周目にピットイン。
後続が既にピット作業を済ませていたこともあり、トップのままでコースに復帰すると、その後も1分24秒台までペースを上げて独走状態に入った。 その時はオリベイラが自らの誕生日を勝利で飾ることはほぼ確実と誰もが思っただろう。

ところが。
オリベイラが44周目に入ったところで最終コーナー方面から雨が降り始め、たちまち路面はウェット状態に。 これに文字通り足下をすくわれたのがポールシッターのカルダレッリだ。
続いてフリー走行で好タイムをマークしていた#62嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)もスピンアウト、更にはトップを快走していたオリベイラまでもが49周目のヘアピンでスピンしてしまい、コースを塞ぐ形でストップしてしまった。

この車両を排除するため、50周目からセーフティーカーが導入されることに。
ここで動いたのが中嶋一貴、平川、国本、#2中山友貴(Team無限)の4台。 彼らはすぐさまピットに飛び込んでレインタイヤを装着して隊列に復帰していった。
この時点での順位はトップがロッテラー、2位ロシター、3位カーティケヤン、4位平川、5位国本、6位中嶋一貴。 トップ3はスリックタイヤのままコースに留まった。

セーフティーカーは52周終わりでピットへ。
残り3周の超スプリントでレースが再開されると同時に、レインタイヤの3台がトップ3に猛然と襲いかかった。
まずはコカコーラコーナーで相次いでカーティケヤンをパスすると、続く100Rで中嶋一貴がロッテラーに並びかけてヘアピンに手前で前に出るが、ブレーキング時にオーバーランしてしまい、この間に平川がトップに。
順位を挽回しようとした中嶋一貴はダンロップコーナーでも飛び出してしまい、ショートカットを通って平川の後ろでコントロールラインに戻って来た。

ところがトップに立った平川も1コーナー手前のブレーキングでフロントホイールをロックさせてしまい、セーフティーゾーンへ。 この間に中嶋一貴がトップに浮上した。
オーバーテイクボタンを使って懸命に追い上げた平川だったが、中嶋一貴は一度もつけいる隙を与えず、今季初優勝をものにした。
2位は平川。昨年の鈴鹿2&4でスーパーフォーミュラにデビューして以来初の表彰台となったが、勝利を目前で取り逃したこともあり、レース後の記者会見では開口一番「くやしいです」と言う言葉を口にした。
3位には昨年の富士スプリントカップで優勝している#39国本雄資が入った。

またここまで苦戦の続くホンダ勢では、ディフェンディングチャンピオンの#1山本尚貴(Team無限)がしぶとい走りで5位に食い込んでいる。

次回の舞台はツインリンクもてぎ。 8月24日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsport Forum

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士決勝結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
EngineTireLapTotal_Time
Behind
137中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABS551:26'37.171
2*7平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS550.780
3*39国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS553.219
438石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS553.950
51山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414EBS556.121
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABS5529.406
720クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS5537.562
83ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4ABS5538.615
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS5554.581
1018中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4ABS551'23.305
1141武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS541Lap
1240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS541Lap
132中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414EBS496Laps
---- 以上規定周回数(49Laps)完走 ----
-19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS487Laps
-62嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4ABS478Laps
-8アンドレア・カルダレッリTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS4411Laps
-32小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS3520Laps
-10塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS2530Laps
-11ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS055Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14) 1'24.789 (40/48) 193.737km/h
  • CarNo.7,39は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC導入中のスピン)違反により訓戒とする。

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝記者会見 各クラス上位3名のコメント

優勝 松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r09_r_pc-matsushita  「昨日は予選順位が悪く他車との競り合いの中でタイヤを痛めペースを上げることができませんでした。今日はポールポジションスタートでしたので、そのまま逃げ切ることをイメージしていましたが、そのとおりの展開になりました。マシンはセッティングもかなり煮詰まっていて、タイヤのダメージも少ないですので、PPスタートならば問題ありません。残るレースも上位からスタートしてすべて優勝したいと思います」
2位 山下健太(PETRONAS TOM'S F314)
f3_r09_r_pc-yamashita  「スタートは決まったのですが、松下選手との1コーナーの競り合いで引く形になってしまいました。その後はマシンバランスがいまひとつで、タイヤを消耗させてしまいペースを上げることができませんでした。このレースウィークは各セッション常に上位にはいたのですが、勝てるレベルではなかったと思っています」
3位 佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)
f3_r09_r_pc-sasaki  「悔しいレースでした。レースセッティングは決まっていたのですが、清原選手を抜くのに手間取ってしまい、前に逃げられてしまいました。予選さえ前につけていればと思います。シリースポイントは離れてしまっているので、取りこぼしは許されないと思っています。これからも攻めるレースをしたいと思います」
Nクラス優勝 小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r09_r_pc-koizumji  「(レース後会見を体調不良を理由に欠席したことについて)昨日は大人げない態度をとってしまい申し訳ありませんでした。レースは順当に走れば勝てるとは思っていましたが、愛ちゃん(三浦選手)が思った以上に速くて抜くのに手間取ってしまい、抜いてからもなかなか離れませんでした。(昨日のレースはアクシデントで落としてしまったので)勝ててほっとしています」
Nクラス2位 三浦 愛(EXEDY RACING F307)
f3_r09_r_pc-ai  「5番手スタートで厳しいレースになると思っていましたが、1コーナーの混乱でトップに出ることができたのは運がよかったです。クルマのフィーリングも良くて、何とかトップを守りたかったのですが、抜かれてからはついていくのが精一杯でした。前回はホームコースの岡山で表彰台に登れなかったので、この結果は嬉しいです。残るサーキットはあまり走ったことがなくて、特に菅生は一度も走ったことがありません。それだけにドライバーの腕が試されると思っています」
Nクラス3位 湯澤翔平(KCMG F308)
f3_r09_r_pc-yuzawa  「スタートの混乱で順位を落としてしまい、その後順位を挽回するためにタイヤを使ってしまった感じです。タレたタイヤでポジションキープするのがやっとでした。前回のレースからセッティングが決まってきていますが、このまま調子を上げて残るレースに臨みたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 後方の激戦を尻目に#7松下がポール・トゥ・フィニッシュで今季4勝目を獲得

7月13日、富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#7松下信治(HFDP RACING F312)が後続を全く寄せ付けない走りで終始レースを引っ張り、今季4勝目を挙げた。
Nクラスも#6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が5周目にトップに立ってそのまま逃げ切り、同じく今季4勝目を挙げている。

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第9戦決勝は午前10時より21周で行われた。 ポールシッターの#7松下がホールショットを決め、そのままレースをリードする。
昨日の第8戦決勝では4番手スタートということもあり、前のクルマを抜くのに手間取ってタイヤを傷めてしまった松下だったが、今回は序盤からハイペースで後続を突き放しにかかった。

2番手スタートの#36山下健太(PETRONAS TOM'S F314)はスタートで松下にインから並びかけようとしたが行く手を阻まれてスロットルを戻さざるを得なくなり、2位のままコントロールラインに戻って来た。
その後も懸命に追い上げた山下だったが最後まで決め手を欠き、松下が第5戦もてぎ以来の今季4勝目を挙げた。
松下はこのレースでファステストラップも記録したことにより、シリーズポイントでも山下との差を僅か1点に詰めた。

淡々と周回を重ねる展開となったトップ2とは対照的に、3位以下の集団では最後まで激しいバトルがコースの至る所で展開された。
まず予選4番手からスタートした#8高橋翼(HFDP RACING F312)が昨日の第8戦を制した#22高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわして3位に浮上。
その後方ではスタートで#2清原章太(TODA FIGHTEX)の先行を許した#1勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)2周目のダンロップコーナーで清原のインをついて5位に浮上する。
さらにその後方からは予選7番手の#23佐々木も追いついて来て最終コーナーでアウトから清原をパスするが、ストレートスピードでは戸田エンジンを積む清原が勝り、続く1コーナーで再び清原が前に。
結局この2台のバトルは9周目のヘアピンでアウトから佐々木が清原をパスするまで延々と繰り返された。

一方、3位の#8高橋と#22高星の3位争いに次第に5位の#1勝田が接近。 9周目には第13コーナーから並走状態になった高橋と高星にインから勝田が一気に並びかけ、3台並走のままストレートに戻って来る。
ここでブレーキを遅らせてアウトにはらんだ高星の隙をついて再び高橋が前に。
このとき勝田にも先行を許した高星は12周目の1コーナーでインをつくが、再びアウトにはらんで勝田に抜き返された。

そうして3台が激しいバトルを繰り返しているうちに、6位の佐々木もこの集団に追いつき、3位集団は4台の団子状態となるが、14周目の1コーナーで勝田のインをつこうとした高橋が勝田の右リヤに追突、そのまま乗り上げる格好でコースを飛び出し、戦列を去ることになってしまった。
勝田の方も著しいペースダウンを強いられるほどのダメージはなかったものの、B-MAX NDDPの2台に激しく追い上げられることになり、17周目の最終コーナーで佐々木がインをついて一気に2台の前に出た。
立ち上がりで並べ替えす勝田と高星。 3台は並走したまま1コーナーへ。ここでは高星が先行、佐々木が続く。
そして19周目の1コーナーで佐々木が高星をかわしたことで、漸く3位争いは決着。 佐々木、高星、勝田の順で21周を走り切って第9戦は終了した。

Nクラスは、スタートで#6小泉のインに飛び込んで来た#62久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が1コーナーを曲がりきれずに#38ナニン・インドラ・パユーング(CERUMO・INGING Jr. F312)に激突、そのままレースを終えてしまう波乱の幕開け。
この混乱の中、トップに立ったのは第2戦優勝の#3三浦愛(EXEDY RACING F307)。予選トップの小泉は2位に後退して三浦を追い上げる展開となった。
懸命に押え込もうとする三浦だったが、5周目の1コーナーで小泉が三浦のインをつき、クラストップを奪い返すと、そのまま最後まで逃げ切って第7戦岡山以来の今季4勝目を挙げた。
2位は三浦。第5戦もてぎ以来4戦ぶりの表彰台を獲得、#19湯澤翔平(KCMG F308)が3位につけた。

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いよいよ後半戦に入った全日本F3選手権は残り3大会。 次回はツインリンクもてぎで8月22-23日に開催される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D2134'10.007
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31212.623
3233佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312113.942
4224高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312115.500
515勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312118.483
626清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3012120.565
76N1小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2158.496
83N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2159.423
919N3湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'06.890
1030N4ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'10.006
1128N5山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'11.431
12137吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31201Lap
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ----
-*8-高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D138Laps
-38-ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31021Laps
-*62N-久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE021Laps
  • Fastest Lap: CarNo.7 松下 信治(HFDP RACING F312) 1'36.848 (5/21) 169.614km/h
  • CarNo.8は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条13.1)衝突行為により、訓戒とする。なお、ペナルティーポイント1とする。
  • CarNo.62は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章28条13.1)衝突行為、2)コースアウトにより、次の参加レースの決勝グリッドを3グリッド降格とする。

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行2回目 PPの#8カルダレッリがトップタイム。セッションは#11リウッツィのトラブルにより赤旗終了に

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦のフリー走行2回目が7月13日、富士スピードウェイで行われ、ポールポジションの#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1’25.571を記録してここでもトップだった。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から分厚い雲が上空を覆い尽くしていたが、午前8時50分からのフリー走行は終始ドライコンディションで行われた。 開始時の気温は25.2℃、路面温度は36.3℃だ。

1.4kmという不浄に長いストレートをもつ富士の特性を考慮し、このセッションでは決勝レースを睨んでダウンフォースを削ってくるチームが相次ぎ、昨日よりも高めの最高速が記録された。 30分間を通して最速は#20ナレイン・カーティケヤンの321.812km/h。 これは2008年に富士で開催されたF1日本GPの予選最高速317.0km/h(エイドリアン・スーティル/フォースインディア)をも上回るものだ。 ホンダ勢では#2中山友貴(HP REAL RACING)の316.159km/hが最高とここでも差をつけられている状態だ。

ラップタイムを見ていくと、終了5分前に#62嵯峨宏紀が1’25.656を記録してトップに。これをセッション終盤にカルダレッリが上回り、予選に続いてトップで走行を終えている。カルダレッリの最高速は317.087と全体の5番手にあたる速度だ。

セッションは終了1分前に#11ヴィタントニオ・リウッツィがダンロップコーナーの手前でストップしたため、赤旗中断となり、そのまま終了となった。 リウッツィの11号車はエンジンカウル周りから大量の白煙が上がっており、タービンまたはエンジン本体にトラブルが出たものと思われる。 決勝への出走が非常に危ぶまれる状況だ。

その決勝レースは今日午後2時より55周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Phot: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行2回目結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/13) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
18アンドレア・カルダレッリTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'25.571--191.967
262嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4A1'25.656 0.085 0.085191.776
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'25.663 0.092 0.007191.761
47平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'25.695 0.124 0.032191.689
538石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'25.718 0.147 0.023191.638
640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'25.790 0.219 0.072191.477
73ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'25.924 0.353 0.134191.178
811ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'25.934 0.363 0.010191.156
937中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'25.952 0.381 0.018191.116
1018中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'26.070 0.499 0.118190.854
1136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'26.196 0.625 0.126190.575
1239国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'26.200 0.629 0.004190.566
1320クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'26.318 0.747 0.118190.306
141山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'26.379 0.808 0.061190.171
152中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'26.527 0.956 0.148189.846
1641武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'26.801 1.230 0.274189.247
1731中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'26.896 1.325 0.095189.040
1810塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'26.901 1.330 0.005189.029
1932小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'27.276 1.705 0.375188.217

SUPER FORMULA | SUPER GT | その他

富士スピードウェイがWEC富士6時間耐久レースのPRイベントを開催

富士スピードウェイは10月10(金)〜10月12日(日)に開催する2014FIA世界耐久選手権第5戦「WEC富士6時間耐久レース」をPRするため、7月12日(土)にスーパーフォーミュラ第3戦の開催されている富士スピードウェイでメディア懇親会を開催した。

「王者アウディ対挑戦者トヨタ、という図式で始まったWEC富士6時間も3年目を迎え、今年は新たにポルシェさんが参戦して来ました。来年は日産さんも参戦を予定しておられます。我々としてはこの大会を今後も大きく育てていきたい」
との富士スピードウェイ株式会社社長の堤健吾の挨拶で始まった懇親会には、WECにシリーズ参戦しており、今回のスーパーフォーミュラ第3戦にも参加している中嶋一貴(トヨタレーシング)とアンドレ・ロッテラー(アウディスポーツ・チームヨースト)の2名のドライバーと、日本人で唯一ACOの理事を務め、今回WEC富士アンバサダーにも就任したミスター・ルマンこと寺田陽次朗氏が参加。
両ドライバーによるWEC富士への意気込みや、寺田氏のこれまでのルマン24時間での体験談やWECに対するなどがトークショー形式で披露された。

寺田陽次朗氏(WEC富士アンバサダー、ACO理事)
僕は日本人で唯一のACO理事として、ルマンの楽しさを伝えたいという一心で今までやってきました。
ルマンにはドライバーとして29回出ていますし、初参戦から数えて今年が40年目に当たります。レーシングドライバーとしては今年が50周年でもあります。
デイトナ24時間でも日本人として初めて完走しましたが、ルマンが一番難しいと思います。
その難しさと楽しさをこれからもみなさんに知らしめたい。
今年の富士はポルシェも加わって最後まで三つ巴の戦いが繰り広げられると思います。
中嶋一貴(TOYOTA Racing/PETRONAS TEAM TOM’S)
今シーズンは開幕戦からスピードを見せることが出来、第2戦のスパでも速かったことがルマンへの自身に繋がりました。
予選には自信がありましたが、一番大事なのは決勝だということもわかっていました。
その決勝は電気系がショートしてしまい、あっという間に終わってしまいましたが、あのまま走れていればトップのまま差を広げてチェッカー出来ただろうと思いました。
今年のクルマはハイブリッドシステムの特性の違いから立ち上がり加速に自信があります。
ルマンで一番パフォーマンスを発揮できるように設計して来たクルマで、モーターアシストにより四輪で加速できるようになりましたが、エンジン特性はスムーズで、1000馬力のパワーを効率的に路面に伝えられることが強みです。
僕は全戦には出ませんが、出るレースには勝ちたい。特に富士はホームコースだし、東富士研究所でパワートレインを作っているので沢山の方が応援にいらっしゃると思いますから、絶対に勝ちたいレースです。
今までも神風というか、毎回いい流れが来ているので、今回も、と思っています。
アンドレ・ロッテラー(ADUI SPORT TEAM JOEST/PETRONAS TEAM TOM’S)
もう最初の2レースのことは忘れました(笑) ルマンで勝ったのは覚えていますよ。それだけで充分でしょう?
シルバーストーンでもパフォーマンスはありましたが、戦略がまずかった。雨の中をスリックで出て行ったり、ブノワのアクシデントがあったりで。
スパは僕らのクルマではダウンフォースが強過ぎて不利だということが初めからわかっていたので、ルマンの準備だと割り切って戦っていました。
ポルシェはストレートが速く、トヨタは加速に優れ、僕らはその中間の特性です。それぞれの特性の違いで、どこで抜くかという考え方も違って来ているので、今回のWEC富士は面白いレースになると思います。
もちろん勝ちますよ。絶対に勝ちたい。僕がここまでこれたのは日本でレースをして来たお陰だから、僕にとっても特別な思いがあります。
チャンピオンシップのリーダーであるロイック(デュバル)が今日ここにいないのは寂しいです。足の痛みを訴えてるとか、何カ所か縫ったとは聞いていますが、怪我そのものは大したことじゃなくて、今回も大事を取って休養しているだけです。最近子供が産まれたので、一緒に過ごしたかったんじゃないかな?(笑)
Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝記者会見 各クラス上位3名のコメント

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優勝 高星明誠(B-MAX NDDP F312)
f3_r08_r_pc-takaboshi  「久しぶりにポールポジションを取れて良かったです。スタートは自分のミスで勝田選手に前に出られましたが、ぼくの方が速いなと思ったんで、タイヤを温存するために早めに抜いて、離して行ければいいなと思っていました。ヘアピンで勢いよく行ったんですけど、コントロールを失ってしまって、タイヤがロックし、勝田選手がよけてくれなかったら当たってたという部分では申し訳ないなと思います。その後のペースもすごく良くて、中盤以降は1秒5くらい離せてて、そこからタイヤがきつくて苦しかったんですが、築いたギャップでポジションを守ることができました」
2位 山下健太(PETRONAS TOM'S F314)
f3_r08_r_pc-yamashita  「スタートは普通でしたが、トップ2人の競り合いの中で詰まってしまって、松下選手に抜かれそうになったのを押さえている間に前2台が逃げて行ってしまいました。松下選手を離せなくて、何回か仕掛けられましたが、うまく押さえて単独走行になりました。高星選手と差があったんですが最後はちょっと詰まりました。最後は逆に後ろの佐々木選手に最後は抜かれるかなと思いました」
3位 佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)
f3_r08_r_pc-sasaki  「予選で7番と沈んでしまって、苦しい展開のレースウィークになりました。気温も高いですし、レース後半、富士はセクター3でタイヤがたれやすいので、速く走り続ければチャンスはあると思っていました。富士は比較的抜きやすいコースなので、あきらめずにプッシュしました。チャンピオン争いをするには7番じゃ話にならないので、1位とはいわないでも、何がなんでも表彰台に乗らないといけないと思いました」
Nクラス優勝 久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)
f3_r08_r_pc-kubo  「ポールからのスタートで失敗して2番手に落ちてしまいましたが、1周目にトップで帰ってこれました。長いストレートで小泉選手にスリップに付かれて1コーナーは厳しい場面もあり、Aコーナーに入ったところのレーシングアクシデントで、向こうのドライバーがスピンしてしまったのは、申し訳なかったなと思います。そのアクシデントで手を痛めてしまって、その後はかばいながら走っていたので、ペースを上げようにも痛いし、難しいところでした。大陸選手のほうが速かったですが、最後の5周はペースの作り方も分かってきて自分のリズムで走れました」
Nクラス2位 山口大陸(TAIROKU EXCEED)
f3_r08_r_pc-tairoku  「今回は岡山のレースの反省から、マシンの前後バランスを変更してきたのですが、フロント寄りにし過ぎたので、バランスが良くなくて予選は苦労しましたが、決勝に向けて直したら自分にぴったり合いました。タイヤマネージメントもしっかりやって、前半はプッシュしても使えた感じでした。さすがに最後はきつくなりましたけれど、表彰台の中央にあと一歩というところまで来られました」
Nクラス3位 小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
 ※体調不良のため欠席
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝 総合は高星明誠、Nクラスは久保凛太郎が優勝

 全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第8戦の決勝を行い15周を走って、総合で高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、Nクラスで久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が優勝した。

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 第8戦決勝は予定より5分遅れの午後4時15分、雲は厚く垂れ込め今にも雨が降りそうな天候のもとフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの高星明誠(B-MAX NDDP F312)がトップで1コーナーへ。予選2位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が背後にピタリと付け、コカコーラコーナーで高星をインからパス。トップに躍り出た。

 トップに立った勝田だったがペースが上がらない。3周目のダンロップコーナーで高星にパスされトップを明け渡すと、続く4周目の1コーナーでは山下健太(PETRONAS TOM'S F314)にもパスされ3位。さらに7周目の1コーナーでは、予選7位から4位まで上がってきた佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)にパスされ4位に落ちた。

 9周目のストレートではアウトから勝田、松下信治(HFDP RACING F312)、清原章太(TODA FIGHTEX)が3ワイドで並ぶ激しい4位争いを演じたが、松下が4位、清原5位、勝田6位でこのバトルは決着した。

 高星は後方のバトルを尻目に2位山下に1秒強の差をつけて周回。最終的には15周を走って0秒8差で今季2勝目を飾った。2位に山下、3位に佐々木、4位松下、5位清原、6位勝田の順でゴールした。

 Nクラスは予選2位の小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が好スタート。しかしポールポジションの久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が抜き返し1周目をトップで戻ってきた。

 2位小泉は2周目のコカコーラコーナーで、トップを奪い返すべく久保に並びかけるが両者は接触。小泉がスピンし、大きく順位を落とすこととなった。

 トップの久保はこの接触で左腕を痛め、ペースが上がらない。スタートで湯澤翔平(KCMG F308)を2周目に三浦愛(EXEDY RACING F307)を攻略して2位に上がってきた山口大陸(TAIROKU EXCEED)に迫られることとなるが、なんとかしのぎ切り今季4勝目を飾った。

 2位は山口。後方から追い上げた小泉が順位を回復し、3位に入った。

 第9戦決勝は明日13日、午前10時より21周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士公式予選 上位3人のコメント

ポールポジション #8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf_r03_q_pc-caldarelli 昨日の専有走行から少しセッティングを変更して、午後の予選に臨みました。
予選Q1からQ2にかけて路面コンディションが変化したので個々でも調整をしましたが、走ってみたらまだ足りない部分があったので更に変更を加えたら、Q3ではぴったりはまりました。昨日からチームスタッフはいい仕事をしてくれていましたので感謝しています。
僕の後でJPがアタックしていたので、彼のタイムが気になってタワーを見ていましたが、無線でケンジサンからトップだと言われて凄く嬉しかったです。
去年の11月以来のフォーミュラカーでしたが、自分の出来ることを全て出し切れたと思います。
予選2位 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)
sf_r03_q_pc-oliveira 昨日はトラブルで走れなかったので、今朝のフリー走行では遅れを取り戻すために頑張りました。クルマが速いことはわかったので、殆どセッティングは変えずに予選に臨みました。
Q1では頑張り過ぎてスピンしてしまいましたね。
明日は僕の誕生日なので、他のドライバー達からの贈り物に期待しています。最初の1周だけゆっくり走ってくれたら嬉しいんですけどね(笑)
予選3位 #3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)
sf_r03_q_pc-rositer 今日のクルマは昨日とは全然違っていました。1カーエントリーのチームなので、色んなことをトライしながら方向を模索しなければならないんです。
それでもQ3に行く自信はあったので、今朝のフリー走行を終えてから予選までには殆どクルマを触っていません。
Q3ではAコーナーでクラッシュしそうになったりして、あとちょっとスピードがたりませんでしたね。
明日はJPの誕生日だけど、何もプレゼントする気はありませんよ(笑)
タイヤのこととか、気温とか、どうなるか予測がつかないのでタフなレースになると思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士公式予選 代役参戦の#8カルダレッリが初のPP獲得!!

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦富士は、ロイック・デュバルの代役で参戦した#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1’23.667を記録、日本のトップフォーミュラに参戦して初めてのポールポジションを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)

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公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。 空を厚い雲が覆い尽くし始めたものの、予選は終始ドライコンディションでの走行となった。

予選Q1

予選Q1は開始7分で#18中山雄一が第13コーナーでストップしてしまったために赤旗中断という波乱の幕開け。 車両撤去の後2時56分より残り時間13分で走行は再開されたが、ここで速さを見せたのはフリー走行トップの#37中嶋一貴。1’24.092と23秒台に後僅かのところまで迫り、金曜の専有走行から連続でトップを維持する。 2番手にはメカニカルトラブルにより金曜日の専有走行に殆ど参加できなかった#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。3位には#36アンドレ・ロッテラーがつけ、ルマン24時間でのアクシデントにより欠場したロイック・デュバルの代役で参戦の#8カルダレッリが4番手と今回も上位陣をトヨタエンジン勢が占めた。 一方のホンダエンジン勢は、トップからコンマ5秒差の7位に食い込んだ#1山本尚貴を筆頭に#40野尻智紀、#31中嶋大祐、#10塚越広大、#2中山友貴の5台がQ2進出を果たした。
予選Q2
Q1での赤旗により当初予定より4分遅れの午後3時19分より、予選Q2が7分間で行われた。 各車2周のウォームアップの後、タイムアタックに取りかかったが、ここでいちはやく1分24秒の壁をぶち破ったのが#38石浦宏明。しかしすぐに#19オリベイラが1’23.751と石浦を上回ってトップに。 Q1トップの#37中嶋は3番手につけた。 ホンダエンジン勢ではチェッカー提示後に1’24.259を叩き出して8位に滑り込んだ#1山本が唯一Q3進出を果たした。 トヨタ勢では#7平川亮、#20クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤンがここでノックアウトされてしまった。
予選Q3
ポールポジションを争う最後の7分間。予選Q3は午後3時36分開始 気温が下がって来たこともあり、ここでは8台中7台が1分23秒台を記録。唯一のホンダエンジン搭載車の#1山本も1’23.965を叩き出してみせたが7位に終わった。しかしトップとの差は僅か0.298秒と健闘した。 最初に23秒台に入れて来たのは#36ロッテラーで1’23.943。しかしすぐに#37中嶋が1’23.751、#8カルダレッリも1’23.798で続く。 そしてカルダレッリは2周目のアタックで1’23.667までタイムを縮めてトップに立つ。
続いてアタックを行った#19オリベイラは1723.729と僅かに及ばなかった。
これによりカルダレッリは2011年の第1戦鈴鹿でフォーミュラニッポンに参戦を開始して以来初のPPを今回の代役参戦で獲得することになった。
3番手には昨年までカルダレッリが所属していたコンドーレーシングの#3ジェームス・ロシターがつけている。

第3戦決勝は明日午後2時より55周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1221高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311524'28.321
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31150.873
3233佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31151.476
474松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D156.574
525清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011512.732
616勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311516.513
787高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1521.854
862N1久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1536.415
928N2山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1538.440
106N3小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1545.708
113N4三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1546.909
1219N5湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1548.341
1330N6ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1549.975
14138吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311555.164
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
-38-ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31114Laps
  • CarNo.23 高星 明誠(B-MAX NDDP F312) 1'37.169 (5/15) 169.054km/h

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選総合結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverTeamQ1Q2Q3
18アンドレア・カルダレッリKYGNUS SUNOCO Team LeMans1'24.3821'24.0881'23.667
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL1'24.1771'23.7511'23.729
33ジェームス・ロシターKONDO RACING1'24.4371'24.0741'23.730
437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'S1'24.0921'24.0171'23.751
538石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING1'24.5791'23.7741'23.858
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'S1'24.2301'24.0561'23.943
71山本 尚貴TEAM 無限1'24.6241'24.2591'23.965
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING1'24.8711'24.2431'27.161
97平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMans1'24.8971'24.350
1040野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING1'24.7281'24.366
1120クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL1'24.9671'24.380
122中山 友貴TEAM 無限1'25.2321'24.936
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACING1'24.9881'24.955
1410塚越 広大HP REAL RACING1'25.0541'25.070
1562嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset Motorsports1'25.237
1632小暮 卓史NAKAJIMA RACING1'25.393
1711ヴィンタントニオ・リウッツィHP REAL RACING1'25.430
18*41武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACING1'25.550
1918中山 雄一KCMG1'27.048
  • CarNo.41は、大会特別委即書第28条(ピットレーン入り口のホワイトラインカット)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
18アンドレア・カルダレッリTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'23.667--196.335
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'23.729 0.062 0.062196.190
33ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'23.730 0.063 0.001196.188
437中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'23.751 0.084 0.021196.139
538石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'23.858 0.191 0.107195.888
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'23.943 0.276 0.085195.690
71山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'23.965 0.298 0.022195.639
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.161 3.494 3.196188.465

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'23.751--196.139
238石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'23.774 0.023 0.023196.085
337中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'24.017 0.266 0.243195.518
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'24.056 0.305 0.039195.427
53ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'24.074 0.323 0.018195.385
68アンドレア・カルダレッリTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'24.088 0.337 0.014195.352
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'24.243 0.492 0.155194.993
81山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'24.259 0.508 0.016194.956
---- 以上Q3進出 ----
97平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'24.350 0.599 0.091194.746
1040野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'24.366 0.615 0.016194.709
1120クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'24.380 0.629 0.014194.676
122中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'24.936 1.185 0.556193.402
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'24.955 1.204 0.019193.359
1410塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'25.070 1.319 0.115193.097

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'24.092--195.343
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'24.177 0.085 0.085195.146
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'24.230 0.138 0.053195.023
48アンドレア・カルダレッリTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'24.382 0.290 0.152194.672
53ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'24.437 0.345 0.055194.545
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'24.579 0.487 0.142194.218
71山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'24.624 0.532 0.045194.115
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'24.728 0.636 0.104193.877
939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'24.871 0.779 0.143193.550
107平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'24.897 0.805 0.026193.491
1120クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'24.967 0.875 0.070193.332
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'24.988 0.896 0.021193.284
1310塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'25.054 0.962 0.066193.134
142中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'25.232 1.140 0.178192.730
---- 以上Q2進出 ----
1562嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4A1'25.237 1.145 0.005192.719
1632小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'25.393 1.301 0.156192.367
1711ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'25.430 1.338 0.037192.284
1841武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'25.550 1.458 0.120192.014
1918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'27.048 2.956 1.498188.710
---- 以上予選通過 ----

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