F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | SUPER GT

SGT: FIA-F4開催で若手人材育成を。GT300やF3へステップアップの可能性も

スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)でかねてから準備を進めて来たFIA-F4の日本開催。
8月10日の定例会見で2015年よりスーパーGTのサポートイベントとして開催することが明らかになったが、GTAがフォーミュラカーのレースをプロモートする狙いは何か、坂東正明代表に話を聞いた。

会見では若手育成と紹介されたが、坂東氏によると現実にここで結果を残すことでGT300クラス参戦への道が用意される。
或いはF3へのステップアップも可能になるだろうとのこと。
月末に開催される鈴鹿1000kmでFIA-F4とGT300クラスに導入予定のマザーシャシーを並べて発表するのはそうした意味合いもあるという。
使用される車両はシャシーを童夢、エンジンをトムス、ギヤボックスを戸田レーシングがそれぞれ製造するとのこと。
開催格式については、規定上は全日本選手権も可能とのことだが、当面は地方選としてやっていくという。

これを実現するため、GTAでは現在FJ1600やスーパーFJの関係者、カート関係者とも連携にも呼びかけて若手ドライバーやカーターの参加を募る予定だ。
現在フォーミュラカーで活動しているドライバーはもちろん、限定Aライセンスの発給対象となる15,6歳のカーターも視野に入れている。

将来的にはここから巣立ったドライバーがスーパーGTやスーパーフォーミュラ、そして海外で活躍する日も遠くはないだろう。

※DOME F110 JMIA FIA - FORMULA 4 PROJECTパンフレット
(日本自動車レース工業会)

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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