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SGT:第8戦オートポリス インプレッサ、最後尾から追い上げるも決勝14位 (SUBARU)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、最後尾から追い上げるも決勝14位
【公式予選】

 今回GT300クラスに25台がエントリー。10時30分、20分間のGT300専有走行枠が始まった。先頭でコースインした山野は、まず1分53秒243、そして次周に前日行われた練習走行のベストタイムを3秒近く上回る1分50秒996でトップに立った。しかし直後の1コーナーでマシンがバランスを崩してスピン&クラッシュ。セッション終了時には9位にとどまっていたが、自力でピットに戻ることができず青木がノータイム。残念ながら予選1回目をクォリファイすることはできなかった。

 午後の予選2回目は、セッション前半までマシン修復に時間を費やしセッション後半から青木がコースインしたが、フロントタイヤがボディに干渉したこともありアタックは取りやめた。決勝への出走は、決勝日朝のフリー走行の状況で判断されることになった。

【決勝レース】

gt_r08_s_8_1  朝のフリー走行で青木がクラス4位となる1分52秒972をマーク。この結果、25台中24番目のグリッドから決勝レースへの参加が認められることになった。レースではポジションをひたすら上げていくだけだ。

 気温19oC、路面温度25oCというコンディションのもと14時4分に決勝レースがスタート。スタートドライバーの山野はオープニングラップの混乱を巧みにかいくぐり、なんと19位で1周目を通過。ラップタイムこそ1分54?55秒台と上がらないものの、ていねいなドライビングで周回を重ねていく。また他車両のアクシデントやマシントラブルもあり、24周目にはクラス15位まで大きくポジションを上げたところでピットイン。目の前を走行する#9モスラーを抜きあぐねていたこともあり、早めのピットインを選んだのだった。ここでタイヤ交換、給油、そしてドライバー交代をそつなくこなして、青木が17位でコースへ復帰した。

 レースの折り返し点を迎えて他車両のピット作業も始まり、青木は周回ごとにポジションを上げて行った。そしてほとんどの車両のピット作業が終了した41周目には12位を走行していた。そして#33ポルシェに接近し追い上げなるかと思われたが、後半には駆動系にトラブルが発生。ゴール目前の58周目、第2ヘアピンでマシンを止めチェッカ ーを受けることはならなかった。

 規定周回数をクリアしていたことから14位完走扱いと見なされた今回のラウンド。予選とフリー走行では一発の速さも見せることができた。今回の収獲と反省を元にAWDインプレッサのチャレンジ初年度締めくくりとなる最終戦・富士では、ポイント獲得を目指す。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text & Photo: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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