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VITA岡山

第2戦岡山決勝 MAKOTOがポールトゥウィンで初優勝

 VITA岡山シリーズ第2戦は5月17日、岡山国際サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートしたMAKOTO(まこと君グラホ号テックワールド)が、スタートで2位に後退するもファイナルラップで抜き返し、初優勝を飾った。

 この日、岡山国際サーキットのある美作市は早朝11度と冷え込んだが、日が昇ると徐々に気温は上昇、最高気温32度を記録し真夏日となった。決勝はこの高温の中、午後2時15分、31台が参加してフォーメーションラップが始まり、1周を回りグリッドに整列。シグナルブラックアウトでスタートが切られた。

 上位陣は予選順のまま1コーナへ向かう。トップに立ったポールポジションのMAKOTO(まこと君グラホ号テックワールド)の背後には予選2位の中島僚斗(&GたつばんレッカーANGLE TMR)がモスSからアトウッドにかけて、ピタリとつき隙をうかがう。バックストレートでは中島がMAKOTOに並びかけ、ヘアピンから併走。リボルバーで中島がトップに立った。

 1周目、トップで戻ってきたのは中島、2位がMAKOTOで、3位に菅田政宏(SimGoyaテックワールドNUTEC)、4位に清水康友(ENDLESS☆カーブテイックTrace)、5位に長田茂久(TRACE☆CB☆制動屋おっさんVITA)、6位に下垣和也(TraceーVITA☆SOUEISHA)、7位にT.SHUTO(JETGROUP☆LBJ)と続く。

 2周目、3位を走っていた菅田がアトウッド立ち上がりでシフトミス。3位に清水が、4位に長田が、5位に下垣が繰り上がり、菅田は6位に落ちた。

 3周目、5位を走る下垣は好調だ。このレースのファステストラップとなる1分45秒624をたたき出すと、前を走る長田を捉え4位に浮上した。

 4周目、6位を走る菅田が再び同じアトウッド立ち上がりでシフトミス。ペナルティーで予選10位からの追い上げとなった吉田郷史(OkaShoMoty's制動屋VITA)は2周目に8位、3周目には7位、この周、菅田のミスに乗じて6位まで浮上した。

 5周目、トップ中島と2位MAKOTOは0秒2差。3位の清水はペースが上がらず、下垣にパスされ4位に落ちた。5位には長田が、6位には吉田が、7位には菅田が、8位にはT.SHUTOが、9位には三宅永泰(TOY'S MS制動屋VITA)が、10位には中西亮平(BASIS RACING☆NAMS)が続く。

 6周目、この周あたりからトップ中島と2位MAKOTOとの差は0秒1となる。6位を走る吉田は長田も捉え5位に、翌7周目には4位の清水をも捉えて4位まで上がってきた。

 後半、2位のMAKOTOは、アトウッド立ち上がりから、ペースの上がらないトップ中島に何度も並びかけるシーンが見られるがパスするまでには至らない。

 トップ中島はMAKOTOを押させるのに防戦一方。このため7周目には3位の下垣が追いつきトップ争いは3台となった。また、4位を走っていた清水はタイヤが消耗しペースが上がらず苦しい。吉田、長田にかわされ6位まで順位を落とした。

 9周目、さらにトップ3台の争いに、吉田、長田が加わり、トップ争いは5台となった。

 ファイナルラップの10周目、トップ争いは最終局面へ。2位のMAKTOは1コーナーでアウトから中島に並べかけると、ウィリアムコーナーではクロスラインでインを取る。このままモスSで並びかけ、アトウッドではインから立ち上がることに成功。このままヘアピンではインから中島に先行しついにトップを奪い返した。3位の下垣は、バックストレートで4位の吉田の先行を許すが、ヘアピンでは抜き返し順位は変わることはなかった。

 レースは10周を回って終了。優勝はMAKOTOで初優勝。自他共に認める練習の虫がついにVITAの頂点に立った。また、VITAではここまで萬雲塾(TMR)チームのドライバーが連戦連勝だったが、ついにテックワールドのMAKOTOが土をつけた。

 2位には中島が、3位には下垣が、4位には吉田が、5位には長田が、6位には清水が、7位には菅田が、8位にはT.SHUTOが、9位には三宅が、10位には中西が入った。

 トロフィークラスだが、同クラス登録の下垣が総合で3位に入ったため対象外。そのため優勝は総合6位の清水、2位総合8位のT.SHUTO、3位総合11位の藺牟田政治(恵比寿JOKER制動屋Moty's)となった。

 レース後、トップMAKOTOがレコノサンスラップ中にスロー走行したため審議対象となったが、おとがめは無し。結果が変わることはなかった。

 今回、全31台がすべて10周を走って完走。全員ノーペナルティーでVITA岡山シリーズが、レベルの高いフェアなレースであることを印象づける結果となった。

 2戦を終わってVITA岡山シリーズのランキングは、前戦優勝で今回2位に入った中島が27ポイントでトップ。2位に16ポイントで菅田が、3位に今回優勝のMAKOTOが15ポイントでつけ、4位長田14ポイント、5位下垣11ポイントと続いている。

 トロフィークラスは混戦だ。木村、清水が23ポイントでトップに並び、3位に22ポイントと1ポイント差で藺牟田がつけている。

 VITA岡山シリーズ第3戦は、岡山チャレンジカップレース第3戦で6月28日に予選、決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI

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