全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第9戦の決勝が5月24日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした梅垣清(モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL)がここでも勝ち、3戦連続のポール・トゥ・ウィンを達成した。
第9戦決勝は午後1時より12周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
ホールショットはポールの梅垣。新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)が予選3位から2番手にジャンプアップ。3番手に予選2位のエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が続く。
その後方では予選6位の卜部和久(DELiGHTWORKS)がスプーンカーブでアウトから予選5位の佐藤凛太郎(B-MAX ENGINEERING 324)を抜いて5番手に。これで1周を終えた時点の順位は梅垣、新原、ジルテール、アクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)、卜部、佐藤、鈴木斗輝哉(モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL)、オスカー・ブルツ(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)となり、最後尾スタートの三井優介(DELiGHTWORKS)は8番手まで上がってきた。
続いて8位スタートの鈴木が2周目の2コーナーでインから佐藤をパス、この周のアステモシケインでジルテールがインから新原をパスして2番手を奪い返す。
ところが3周目の1コーナーでジルテール、新原、ボーラ、卜部が4ワイド状態になり、ジルテールと新原が接触、これに大外の卜部が巻き込まれる多重クラッシュが発生、ここでセーフティーカーが導入される。
一番内側にいたボーラは難を逃れたことにより、順位は梅垣、ボーラ、鈴木、佐藤、ブルツ、三井、熊谷憲太(LMcorsa OTG 320)となる。
セーフティーカーは6周目にピットイン。7周目からレースは再開となる。すかさずブルツが1コーナーで佐藤にアウトから並びかけ、S字で抜き去って4番手に浮上した。鈴木もボーラの背後からプレッシャーをかけるが、こちらはポジションアップならず。
続いて8周目の1コーナーで三井も佐藤のアウトに並びかけるが、ここは佐藤が押さえ込んだ。
トップの梅垣はファステストを更新し続けるハイペースで逃げ、10周を終えた時点で1秒351のリードを築く。
それを追うボーラと鈴木はこう着状態に。5番手の佐藤は4番手のブルツを僅差で追う。三井も離れずについていく。
結局、レースは梅垣清が2位以下に1秒137差をつけて12周の戦いを制し、今週末を3連勝で締め括った。
2位にアクシャイ・ボーラが続き今季初の表彰台、鈴木斗輝哉が3位で第8戦に続いて2戦連続で表彰台を獲得した。これによりトムス勢が2戦連続で表彰台を独占することに。
さらにオスカー・ブルツもファイナルラップで佐藤を仕留め、トムス勢が1-2-3-4フィニッシュを達成した。
これにより梅垣はシリーズポイントを61とし、今回ノーポイントに終わったジルテールを抜いてランキングトップに躍り出た。
次戦の舞台は岡山国際サーキット。6月13-14日に第10戦、第11戦そして第12戦が行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO