Formula Nippon

フォーミュラニッポン第5戦スポーツランドSUGO 決勝上位3人のコメント


(Photo:K.Takeshita)

本山哲(優勝)
「今日はご覧のとおりで、クルマは凄く決まってたし、自信はあったんですけど、
狙い通りスタートで前に出られて、思ったとおりのレースが出来ました。
色んなケースを考えて、2本交換とか無給油とかも考えたんですけど、自分としては
そんなのは有り得ないと。ピットアウトした時点で小暮が前を走ってて、
どうしようか監督と相談したところ、無給油かもしれないからいけと言われて、
それでプッシュしました。プッシュした途中で飛び出したんですけど(笑)あれは
自分のミスです。ブレーキで行き過ぎてロックさせちゃいました。
この結果が欲しくて前半戦苦労しながら頑張ってきたんですけど、今回は結果より
も内容に満足感があります」

小暮卓史(2位)
「クルマはすごく仕上がりが良くて、ウォームアップでもそれが確認できたんです
けど、レースは無給油で行くか行けないか迷ってたんですけど、行くと言われて
ドキっとしたんですけど、結果的には上手くいきました。
計算上は全開で行っても燃料は大丈夫なはずだったので序盤はプッシュしたんです
けど、バトルをやったせいか終盤燃料が足りなくなってペースを落とさなければ
ならなくなり、本山選手に抜かれてしまいました。
まだチャンピオンを狙える位置に居るので、いけるとこまでいってみようと思います」

脇阪寿一(3位)
「予選は最後のアタックが出来なかったので下位に沈んだんですけど、クルマは
調子が良かったので早めのピットストップで挽回しようという作戦にしました。
スタートでは誰かに当てられてコースアウトしましたが、そのせいじゃなく、
最初から早めのピットストップをすると決めていました。
クルマの状態は良かったので、今日の結果には満足しています」

木下正治(優勝チーム監督)
「朝のウォーミングアップでもアベレージはリチャードより速かったので、決勝は
まぁ大丈夫やろうと。
リチャードがスタートに関してナーバスになっていたので、前に出られればいける
やろうとは思っていて、実際そのとおりになりましたね。
ピットストップを終えた時点で、小暮が前を走ってたんですけど、ラップタイムは
こっちのほうがコンスタントに1、2秒速かったし、向こうもこれからタイヤが壊れ
ていくだろうから追いつけるとは思ってたんですが、小暮の作戦が分からなかった
ので、万一に備えてにプッシュさせました。
(本山の移籍に関して)当初は「フェラーリの悪い時期に行ったシューマッハ」みたい
な書かれ方もして、「そんなに(ウチのチームは)悪いかな?」と思ったんですけど、
道具とか色々そろえるのに時間掛かりまして、ここまで掛かってしまいました。
実は昨日PLの藤原監督から「甲子園の大阪府予選を逆転で優勝しました」という
電話を貰って、「コレはゲンが良いな」と思っていて、逆転のPLにちなんで逆転の
本山でいこうかと思ってたら、こういう結果が出せました」


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