SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行 トップタイムは#8小林可夢偉

全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦のフリー走行が7月16日、静岡県の富士スピードウエイで行われた。
トップタイムを記録したのは#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)で1’44.992。
2番手には#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION SF14)がつけた。

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公式予選日の富士スピードウェイはあいにくの雨模様。
路面温度もわずか21℃と7月とは思えない低さで、ドライバーには厳しいコンディションの中、
午前9時15分からの60分間のフリー走行は終始ウェットタイヤでの走行となった。

また今回からは新しいスペックのブレーキパッドが各チームに配られており、刻々と変化する路面に加えブレーキのセットアップなど、各チームいつも以上に忙しいセッションとなった。
それに伴いコース上でもいたるところでコースオフやスピンが相次ぎ、開始37分ではコース上の落下物を回収するために3分間の赤旗中断もあった。

そうした中、序盤トップに立ったのは#20関口雄飛(インパル)で1’46.256。
それをバンドーンが残り時間22分で上回り、1’46.199を記録すると、その直後に小林が1’44.992という圧倒的なタイムを記録してトップに躍り出た。
さらに#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)も1’46.248とタイムを上げ、3番手に上がってきた。

しかし今日の富士はこのあと天候の回復が見込まれており、このウェットコンディションのデータがどこまで予選に生かされるかは未知数だ。
公式予選は午後2時45分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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