全日本F3選手権第4戦は9日、ツインリンクもてぎで公式予選を行い総合で山下健太(トムス)が、Nクラスで小河諒(同)がポールポジションを獲得した。
第4戦公式予選は第3戦終了後10分のインターバルで午後10時55分から10分間で行われた。
ここでも序盤は福住仁嶺(HFDP)が1分44秒789、高橋翼(同)が45秒219と3周目に出したタイムで序盤をリードするが、やはり4周目に44秒438と第3戦のポールタイムを縮めた山下健太(トムス)がトップに立った。
2位には1分44秒502でニック・キャシディ(トムス)が付けていたが、6周目に44秒492をたたき出した高星明誠(B-MAX)がトムス勢の間に割って2位に飛び込んできた。
ポールポジションは山下で2戦連続、2位には高星、3位にキャシディ、4位にルーカス・オルドネス(B-MAX)、5位に福住、6位に高橋と続いた。
Nクラスは4周目のタイム1分47秒880で小河諒(トムス)がトップに立っていたが、5周目に三浦愛(EXEDY)がアタックを開始。最終セクター手前まで小河を上回っていたが、全車にアタックを阻まれダウンフォースが抜けて万事休す。47秒797でトップに立つも小河も直後に47秒796とタイムを更新。千分の1秒差で2位に甘んじることとなった。ポールポジションは小河、2位に三浦、3位にドラゴン(B-MAX)という結果となった。
第4戦決勝は明日10日、午前10時より14周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum