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SGT:レガシィ B4 GT300、いよいよデビュー間近 (SUBARU)

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 SUBARUレガシィB4をベースとしたSUPER GT GT300仕様車の開発を進めていたR&D SPORT (神奈川県厚木市代表:本島伸次氏)は、このほど本年のSUPER GTシリーズ第6戦「鈴鹿700kmレース」よりデビューするレースマシンの概要とチーム体制を発表した。

 新型レガシィB4をベースとする新設計のGT300レースマシンは、2009年のSUPER GT車両規定に基づいて開発されたレース専用車両である。パワーユニットは、富士重工業製の水平対向エンジンで、SUBARUのモータースポーツ活動を統括するスバルテクニカインターナショナル(STI)がチューニングおよびマネジメントシステムの開発を担当している。ドライブトレインは、SUBARU車の基本構造であるSymmetrical AWDシステムを踏襲し、豊富な経験を持つR&D SPORT社がシャシーの製造・組み立てを行っている。新型レガシィの車体コンポーネンツを使ったボディワークはシルバーを基調にペイントされ、レガシィがもつスポーツドライビング性能をより強調する力強さを表現している。タイヤは横浜ゴム製を、潤滑油はMOTUL製を使用する。

 ドライバーは、過去に三度GT300チャンピオンを獲得しているベテランの山野哲也をサインアップ。二人目のレギュラードライバーについては、 R&D SPORTと関係が深く、同社の代表的レースカーであるVEMAC 320Rの開発に携わったことのある密山祥吾に決定した。

チーム体制
  • チーム名:R&D SPORT
  • チーム監督:本島伸次
  • マシン名:R&D SPORT LEGACY B4
  • エンジン:SUBARU BOXER ターボ
  • ドライブトレイン:Symmetrical AWD
  • 参戦クラス:GT300
  • ドライバー:山野哲也 / 密山祥吾
gt_r06_09009_2.jpg 山野哲也
 1965年東京生まれ。1992年以来全日本ジムカーナチャンピオンを14回獲得。2004年から三年連続でSUPER GT GT300クラスのチャンピオンドライバーとなった。2008年のSUPER GT第4戦マレーシアラウンドでは、SUBARUインプレッサを駆りGT300優勝を遂げた。
gt_r06_09009_3.jpg 密山祥吾
 1976年東京生まれ。1995年FJ1600でレースデビュー。全日本F3選手権やスーパー耐久レースなどを経て2001年にR&D SPORTから全日本GT選手権にデビュー。その後もこのシリーズに出場し堅実に実績を積んでいる。
Text & Photo: スバルテクニカインターナショナル株式会社


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