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SGT:第8戦もてぎ公式練習 GT500はEPSON HSV-010が、GT300は初音ミクグッドスマイルBMWがトップタイム!

 スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」は15日、ツインリンクもてぎで公式練習を行いGT500クラスはEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がそれぞれトップタイムを記録した。

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 今シーズンのスーパーGTもいよいよ最終第8戦。雨にたたられた今シーズンを象徴するように、ツインリンクもてぎは早朝より雨。9時45分より1時間45分間の公式練習がウェットコンディションで行なわれた。

 このコンディションでGT500クラストップタイムをマークしたのは同クラスで唯一ダンロップタイヤを履くEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)。ミシュランタイヤを履くドライバーズチャンピン最右翼のS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)、DENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人)らと入れ替わりトップタイムを記録する中、雨がやんで路面状況が好転してきた終盤、終了3分を切ったあたりで中山(EPSON HSV)が1分52秒913を叩き出し、それまでトップだった井口(SARD SC)を逆転した。

 クラス2位にはSARD SCが、同3位にはMOLA GT-Rが付けた。

 また、MOLA GT-Rとドライバーズチャンピオンを争うMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)は直後の4位に付けている。

 GT300クラスは、チャンピオンシップの可能性を残している初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)が序盤から公式練習をリード。終盤、番場のドライブで2分2秒853とそれまでの自身のタイムを更新してトップでセッションを締めくくった。

 クラス2位にはHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が、同3位にはSG CHANGI IS350(折目遼/アレキサンドレ・インペラトーリ組)組が付けている。

 グッドスマイルBMWとドライバーズチャンピオンを争うJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)はクラス9位でこのセッションを終えた。

 今回の公式予選はノックアウト形式。この後13時5分よりQ1が、15時よりQ2、続いて15時30分よりQ3が行われ、明日のスターティンググリッドが決定する。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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