SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝は予定の4分の3を消化。 相次ぐタイヤバーストでトップは再び#1S Road GT-Rに

スーパーGT第5戦「ポッカ1000km」は全行程の4分の3となる130周を消化した。

今年一番の猛暑で行われた今回のレースは、クルマにもタイヤにも想像以上のストレスがかかる状況となった。
このためレース序盤では#36ペトロナスSC、#38ZENT SCらがその餌食となり、前回優勝の#6エネオスSCも早々にリタイヤする羽目に陥った。
更にレースが折り返し点をすぎたあたりからはホンダ勢に相次いでタイヤバーストが発生、後退を余儀なくされることに。
レース前半をトップで折り返した#17ケーヒンも例外ではなく、ホームストレート上で右リヤタイヤがバースト、丸一周をスロー走行せざるを得なくなり、93周目に#35KeePer SCにトップの座を明け渡してしまった。

その35号車は94周目にピットイン、これでトップは再び#1S Road GT-Rとなった。
2位には#23モチュール、3位には#24D'station、4位には#12カルソニックとGT-Rが上位を独占することになった。
彼らはアクシデントやメカニカルトラブルで予定外のピットストップを強いられて1スティント30周前後での走行をすることになり、結果的にタイヤトラブルを回避することができたようだ。

GT300クラスはここまで快調にトップを走行している#66triple a Vantage GT3が同クラスの全車を周回遅れにする脅威の速さを見せつけている。
2位には#3S Road GT-R 、3位にはサードドライバーにリチャード・ライアンを迎えた#21ZENT Audiがつけている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース