- 笹原右京(#16TEAM Red Bull MUGEN)
-
ー今日一日を振り返ってー
タイヤが変わったことによって、その特性などのデータをできるだけ沢山収集したいのと、それによってクルマのセッティングもあわせ込まなくてはいけないので。午前中は主に僕がタイヤとクルマのデータ収集を担当して、合わせ込みを行いました。ずっとトラフィックには引っかかっていましたが、トップタイムは出せていたので「午後に対してのフィーリングは悪くないかな?」と思っていて、細かなアジャストなどをしてから大湯選手にバトンタッチしました。彼はまだあまり走行距離を伸ばせていないので、ニュータイヤをなるべく多く使せてあげて、練習をしてもらおうとしていました。最終的にトップタイムを出せましたが、テストなので他のチームが何をしていたかがわからないわけで、あまり参考にはなりませんが、少なくとも僕らに関してはポジティブな数字が残せたかなと。
まだやるべきことはすごく沢山あります。今回良かった点をもっと煮詰めていかないと、開幕戦は厳しいかなと思います。もっともっとデータを集めて、クルマとタイヤのマッチングをしっかりやっておかないとと。常にいい状態をキープできるようにしたいです。チームみんなで分析して、コツコツ土台づくりをしたいです。
ーダンロップユーザーが2台になったがー
細かいデータは分かりませんが、16号車と64号車とで一緒にミーティングなどもしていますし、向こうがどんなタイヤを使い、こっちがどんなタイヤを使っているかもわかっていますので。せっかく2台いるので、いろんな情報を共有して、2台とも底上げしていければお互いにメリットがあるなと思います。昨年までは1台だけだったので、問題が起きた時に原因がクルマなのかタイヤなのかをジャッジするのも難しかったです。今のGTは共通パーツが増えたとはいえ、ホンダ、トヨタ、ニッサンでそれぞれクルマのキャラクターは違うはずです。ヨコハマタイヤ勢がそれぞれ1台ずついましたが、それぞれの求めているところは違っていたはずで、その点に関してNSX同士でダンロップタイヤを使うというのは今何が起きているかを把握するのは非常にスピーディーですし、少なくとも僕らにとっては比較対象ができたのはポジティブです。
- 大湯都史樹(#16TEAM Red Bull MUGEN)
-
ー最初のテストでトップタイムを取った感想はー
チームが新体制になり、僕もGT500でちゃんと走ったのはこのテストからなので、今日の結果は素直に良かったなと思います。ダンロップとしてはロングスティントで去年苦戦していたので、チームで対策を色々立てているところですが、一発の速さという点で存在感を示せたのは嬉しいです。
ー去年のGT300からの乗り換えについてー
自分が思っていた以上に難しいな、という印象でした。GT300はハコ車よりの特性で、スーパーフォーミュラはフォーミュラカーですから、GT500というのはそれらとはまた別ジャンルという印象です。走らせ方も独特ですし、何よりダウンフォースをいかに与えながら走り続けられるか。ちょっとでも挙動を乱すとタイムが出ないので、そこら辺で最初は苦戦しました。ただエンジンに関しては(スーパーフォーミュラで)使い慣れたものですし、スピードに関してもスーパーフォーミュラで慣れてはいたので、すぐに慣れることはできました。ドライブングに関する不安も徐々に晴れてきました。僕自身としてはまだまだ伸び代というか、改善点はあると思うので、そこは貪欲にやっていきたいと思います。クルマとタイヤの面でも色々進めていきたい点はあります。
ードライビングについての不安は解消できたのかー
最初は僕のドライビングスタイルに合わなかったというか、経験したことのない走らせ方をしなきゃいけませんでした。それに慣れることに苦労しました。今でも継続して慣れるように取り組んでいます。スーパーフォーミュラの方が幅が効くというか、いろんなドライバーの好みに合わせやすい特性だと思います。GT500はクルマの特性をいかにして引き出すかが求められるなという印象です。
ー最初のテストでトップタイムというのはやはり気持ちの良いものかー
レースではないとはいえ、気持ち良いですね。こうやって取材にも来ていただきますし(笑)それだけ注目していただけるのは嬉しいです。一発の速さについてはそれなりの手応えを感じています。良い流れで本番を迎えられるのではと思います。今日一日ゆっくり眠れるのは良いことですね。
ーチームメイトの笹原選手とはうまくコミニュケーションを取れている?ー
笹原選手とは別のチームになった時も連絡を取り合っていましたし、普段から仲良くしています。同期メンバーはみんな仲が良いんです。その同期とまさかGT500で一緒になるなんて思っていなかったし、純粋に嬉しいです。FIA-F4やレーシングスクールではお互いにライバルとして研究しあってもいましたので、お互いにわかっている部分も多く、チームメイトになったメリットは大きいと思います。
ー同じく同期の角田祐毅選手がF1にステップアップしたことは刺激になっている?ー
良く聞かれる質問ですけど(笑)なんというか。正直にいうと悔しい気持ちが5割ですね。残りの5割は、同じようなレベルで切磋琢磨しあっていた彼が頑張ってあそこまで行ったということは、僕としても誇らしいです。もちろん応援してる気持ちもあります。いろいろあって僕はまだ海外でレースできていませんけど、僕も諦めてはいません。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
岡山国際サーキットで行われている、2021オートバックス スーパーGT公式テスト。走行2回目は#16笹原右京/大湯都史樹組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT )がトップタイム。GT500ルーキーの大湯が1'18.121を記録した。GT300クラスは午前中に続いて#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)がトップタイムだった。
公式テスト2回目は午後2時に走行開始。晴天の午前中とは打って変わり、上空を厚い雲が覆い尽くす中での走行となった。
またノートラブルで滞りなく120分間の走行が終了した午前中と違い、午後の走行は開始12分で#60SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTがパイパーコーナーでストップしたために最初の赤旗が出され、早々と中断となる。原因はメカニカルトラブルと思われるが、60号車はその後専有走行に入ってから走行を再開、吉本大樹が1'27.368を記録してクラス17位につけた。
続いて混走残り6分で#8ARTA NSX-GTがヘアピンでコースオフ。グラベルに捕まってしまったために二度目の赤旗が出されることに。ドライバーは野尻智紀だったが、クルマ自体に大きなダメージはなく、車両回収後も走行を続けている。なお、この赤旗を以て両クラスの混走は終了。当初予定より5分遅れの午後3時55分よりGT300クラスの専有走行でセッションは再開となった。
この時点でのGT500クラストップは#16笹原/大湯組で笹原が1'18.941を記録している。GT300クラスは午前中から好調の#52吉田/川合組で吉田が37周目に1'26.185を記録した。
52号車は専有走行に入ってからはタイムアタックを行わず、ピット作業の練習を終えると早々とガレージにクルマを仕舞い込む余裕を見せた。
GT300クラス2番手の#31嵯峨宏紀/中山友貴組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)も混走で嵯峨が記録した1'26.262がベストタイム。一方#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル 初音ミク AMG)は専有走行でのアタックで片岡が1'26.320を叩き出して3番手に食い込んできた。
GT500クラスはサッシャ・フェネストラズの代役に起用された阪口晴南が専有走行の終盤に1'18.269を叩き出して#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)が一時トップに立つが、チェッカー直前に#16Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯が1'18.121までタイムを縮め、混走に続いてトップでテスト初日を締め括った。
3番手には#1山本尚貴/武藤英紀組(STANLEY NSX-GT)が1'18.304で続き、ニッサンGT-R最上位は#12平峰一貴/松下信治組(カルソニック IMPUL GT-R)の7位。GT500ルーキーの松下が専有走行を任され、1'18.638を記録している。
スーパーGT公式テストは明日も岡山国際サーキットで午前、午後の二つのセッションを予定している。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 笹原 右京 大湯 都史樹 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN | DL | 1'18.121 | - | - | 170.643 |
| 2 | 37 | 平川 亮 阪口 晴南 | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S | BS | 1'18.269 | 0.148 | 0.148 | 170.320 |
| 3 | 1 | 山本 尚貴 武藤 英紀 | STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU | BS | 1'18.304 | 0.183 | 0.035 | 170.244 |
| 4 | 36 | 関口 雄飛 坪井 翔 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'18.307 | 0.186 | 0.003 | 170.238 |
| 5 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA | BS | 1'18.398 | 0.277 | 0.091 | 170.040 |
| 6 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'18.512 | 0.391 | 0.114 | 169.793 |
| 7 | 12 | 平峰 一貴 松下 信治 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'18.638 | 0.517 | 0.126 | 169.521 |
| 8 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'18.711 | 0.590 | 0.073 | 169.364 |
| 9 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'18.979 | 0.858 | 0.268 | 168.789 |
| 10 | 24 | 高星 明誠 佐々木 大樹 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'19.047 | 0.926 | 0.068 | 168.644 |
| 11 | 14 | 大嶋 和也 山下 健太 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'19.160 | 1.039 | 0.113 | 168.403 |
| 12 | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NDDP RACING with B-MAX | MI | 1'19.184 | 1.063 | 0.024 | 168.352 |
| 13 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'19.222 | 1.101 | 0.038 | 168.271 |
| 14 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NISMO | MI | 1'19.302 | 1.181 | 0.080 | 168.102 |
| 15 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO | BS | 1'20.525 | 2.404 | 1.223 | 165.549 |
■GT300クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave | BS | 1'26.185 | - | - | 154.677 |
| 2 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | BS | 1'26.262 | 0.077 | 0.077 | 154.538 |
| 3 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'26.320 | 0.135 | 0.058 | 154.435 |
| 4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'26.566 | 0.381 | 0.246 | 153.996 |
| 5 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'26.684 | 0.499 | 0.118 | 153.786 |
| 6 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | YH | 1'26.722 | 0.537 | 0.038 | 153.719 |
| 7 | 55 | 高木 真一 佐藤 蓮 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA | BS | 1'26.837 | 0.652 | 0.115 | 153.515 |
| 8 | 34 | 道上 龍 密山 祥吾 | Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Drago CORSE | YH | 1'26.955 | 0.770 | 0.118 | 153.307 |
| 9 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | グランシード ランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'26.982 | 0.797 | 0.027 | 153.259 |
| 10 | 9 | ケイ・コッツォリーノ | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing | YH | 1'27.131 | 0.946 | 0.149 | 152.997 |
| 11 | 18 | 小林 崇志 名取 鉄平 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'27.172 | 0.987 | 0.041 | 152.925 |
| 12 | 2 | 加藤 寛規 阪口 良平 | muta Racing Lotus MC LOTUS EVORA MC muta Racing INGING | BS | 1'27.259 | 1.074 | 0.087 | 152.773 |
| 13 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'27.280 | 1.095 | 0.021 | 152.736 |
| 14 | 21 | 川端 伸太朗 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'27.303 | 1.118 | 0.023 | 152.696 |
| 15 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.305 | 1.120 | 0.002 | 152.692 |
| 16 | 96 | 新田 守男 平良 響 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'27.357 | 1.172 | 0.052 | 152.601 |
| 17 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | 1'27.368 | 1.183 | 0.011 | 152.582 |
| 18 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 内田 優大 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'27.429 | 1.244 | 0.061 | 152.476 |
| 19 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.463 | 1.278 | 0.034 | 152.416 |
| 20 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie PLUS BMW BMW M6 GT3 BMW Team Studie × CSL | YH | 1'27.683 | 1.498 | 0.220 | 152.034 |
| 21 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'27.959 | 1.774 | 0.276 | 151.557 |
| 22 | 48 | 田中 勝輝 富田 竜一郎 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'28.025 | 1.840 | 0.066 | 151.443 |
| 23 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'28.180 | 1.995 | 0.155 | 151.177 |
| 24 | 35 | ショーン・ウォーキンショー ジュリアーノ・アレジ | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 arto Ping An Team Thailand | YH | 1'28.253 | 2.068 | 0.073 | 151.052 |
| 25 | 50 | 加納 政樹 柳田 真孝 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 Arnage Racing | YH | 1'28.528 | 2.343 | 0.275 | 150.583 |
| 26 | 6 | 本山 哲 片山 義章 | Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans w/MOTOYAMA Racing | YH | 1'28.602 | 2.417 | 0.074 | 150.457 |
| 27 | 5 | 平木 湧也 平木 玲次 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'40.153 | 13.968 | 11.551 | 133.104 |
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 2'37.403 | 1'11.218 | 57.250 | 84.692 |
オートバックス スーパーGTシリーズ、2021年最初の公式テストが3月6日、岡山国際サーキットで始まった。午前中に行われた最初の走行では#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)が1'18.352、GT300クラスは#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'26.265と、両クラスともトヨタGRスープラがトップタイムを記録した。
公式テスト最初の走行は午前10時より120分間で行われ、大きなアクシデントや赤旗中断などもなく終了した。開始時点の気温は14℃。路面温度はコントロールライン上で20.1℃。終了時には27.2℃まで上昇した。
今シーズンからサッシャ・フェネストラズに代わって坪井を起用したTGR TEAM au TOM'Sは、その坪井が走行開始から30分が経過したところで1'18.352を記録。これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。坪井はその後も順調に周回を重ねて残り10分で関口に交代。トータル49周を走破した。
2番手につけたのは今年からチーム名称がAstemo REAL RACINGに変わった#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(Astemo NSX-GT)。こちらは走り出しから最後までバゲットが走行を担当、46周めに1'18.637を記録し、トータル53周を消化した。
昨年のチャンピオン、#1山本尚貴/牧野任祐組もメインスポンサーのスタンレーが昨年末でブランド展開を終了したため、今季から#1STANLEY NSX-GTに車名を変更することに。今回は牧野任祐に代わって武藤英紀がステアリングを握り、21周めに1'18.829を記録して3番手につけた。昨年末に髄膜炎を発症し、スーパーフォーミュラの終盤戦を欠場することになった牧野だが、チームによれば順調に回復してきているとのこと。今回は4月の開幕戦に間に合わせるべく、万全を期して休ませたという。
一方、ニッサンGT-R勢は#12平峰一貴/松下信治組(カルソニック IMPUL GT-R)の7位が最上位と一歩出遅れた格好か。午後の走行と明日の走行でどこまでトヨタ勢、ホンダ勢に迫れるかに注目していきたいところだ。
GT300クラスは#52埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田が開始早々に1'26.816を記録してトップに立つと、40周めには1'26.265までタイムを縮めて最後まで他の追随を許さなかった。
今シーズンは52号車のほか#60吉本大樹/河野駿佑組(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)と#244三宅淳詞/堤優威組(たかのこの湯 GR Supra GT)も昨年までにレクサスRC F GT3からスープラに車両を変更。60号車は13番手につけたが、244号車は今回のテストには参加していない。
2番手には市販車のモデルチェンジに伴いボディデザインを変更した#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'26.629で続き、#25松井孝允/佐藤公哉組(HOPPY Porsche)が1'26.665で3番手につけた。
スーパーGT公式テストはこのあと午後2時より2本めの走行を行う。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI
■GT500クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 関口 雄飛 坪井 翔 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'18.352 | - | - | 170.140 |
| 2 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'18.637 | 0.285 | 0.285 | 169.523 |
| 3 | 1 | 山本 尚貴 武藤 英紀 | STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU | BS | 1'18.691 | 0.339 | 0.054 | 169.407 |
| 4 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA | BS | 1'18.826 | 0.474 | 0.135 | 169.117 |
| 5 | 37 | 平川 亮 阪口 晴南 | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S | BS | 1'18.885 | 0.533 | 0.059 | 168.990 |
| 6 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO | BS | 1'19.052 | 0.700 | 0.167 | 168.633 |
| 7 | 12 | 平峰 一貴 松下 信治 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'19.083 | 0.731 | 0.031 | 168.567 |
| 8 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'19.155 | 0.803 | 0.072 | 168.414 |
| 9 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'19.286 | 0.934 | 0.131 | 168.136 |
| 10 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NISMO | MI | 1'19.300 | 0.948 | 0.014 | 168.106 |
| 11 | 14 | 大嶋 和也 山下 健太 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'19.334 | 0.982 | 0.034 | 168.034 |
| 12 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'19.341 | 0.989 | 0.007 | 168.019 |
| 13 | 16 | 笹原 右京 大湯 都史樹 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN | DL | 1'19.639 | 1.287 | 0.298 | 167.390 |
| 14 | 24 | 高星 明誠 佐々木 大樹 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'19.777 | 1.425 | 0.138 | 167.101 |
| 15 | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NDDP RACING with B-MAX | MI | 1'20.202 | 1.850 | 0.425 | 166.215 |
■GT300クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave | BS | 1'26.265 | - | - | 154.533 |
| 2 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'26.629 | 0.364 | 0.364 | 153.884 |
| 3 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'26.665 | 0.400 | 0.036 | 153.820 |
| 4 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'26.698 | 0.433 | 0.033 | 153.761 |
| 5 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'26.828 | 0.563 | 0.130 | 153.531 |
| 6 | 2 | 加藤 寛規 阪口 良平 | muta Racing Lotus MC LOTUS EVORA MC muta Racing INGING | BS | 1'26.968 | 0.703 | 0.140 | 153.284 |
| 7 | 34 | 道上 龍 密山 祥吾 | Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Drago CORSE | YH | 1'27.007 | 0.742 | 0.039 | 153.215 |
| 8 | 55 | 高木 真一 佐藤 蓮 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA | BS | 1'27.011 | 0.746 | 0.004 | 153.208 |
| 9 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | グランシード ランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'27.020 | 0.755 | 0.009 | 153.192 |
| 10 | 18 | 小林 崇志 名取 鉄平 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'27.053 | 0.788 | 0.033 | 153.134 |
| 11 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'27.110 | 0.845 | 0.057 | 153.034 |
| 12 | 96 | 新田 守男 平良 響 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'27.185 | 0.920 | 0.075 | 152.902 |
| 13 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | 1'27.232 | 0.967 | 0.047 | 152.820 |
| 14 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'27.250 | 0.985 | 0.018 | 152.789 |
| 15 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.278 | 1.013 | 0.028 | 152.740 |
| 16 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.298 | 1.033 | 0.020 | 152.705 |
| 17 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | YH | 1'27.492 | 1.227 | 0.194 | 152.366 |
| 18 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie PLUS BMW BMW M6 GT3 BMW Team Studie × CSL | YH | 1'27.506 | 1.241 | 0.014 | 152.342 |
| 19 | 21 | 川端 伸太朗 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'27.617 | 1.352 | 0.111 | 152.149 |
| 20 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | BS | 1'27.660 | 1.395 | 0.043 | 152.074 |
| 21 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 内田 優大 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'27.903 | 1.638 | 0.243 | 151.654 |
| 22 | 35 | ショーン・ウォーキンショー ジュリアーノ・アレジ | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 arto Ping An Team Thailand | YH | 1'27.984 | 1.719 | 0.081 | 151.514 |
| 23 | 48 | 田中 勝輝 富田 竜一郎 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'28.309 | 2.044 | 0.325 | 150.956 |
| 24 | 9 | ケイ・コッツォリーノ | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing | YH | 1'28.343 | 2.078 | 0.034 | 150.898 |
| 25 | 6 | 本山 哲 片山 義章 | Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans w/MOTOYAMA Racing | YH | 1'28.573 | 2.308 | 0.230 | 150.506 |
| 26 | 50 | 加納 政樹 柳田 真孝 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 Arnage Racing | YH | 1'29.277 | 3.012 | 0.704 | 149.320 |
| 27 | 5 | 平木 湧也 平木 玲次 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'29.544 | 3.279 | 0.267 | 148.874 |
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 1'33.873 | 7.608 | 4.329 | 142.009 |
スーパーFJ地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で決勝を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が10周・22分29秒307で優勝を飾った。
フォーメーションラップは午後2時45分に始まった。時折太陽も顔を出し気温も上がり気味の中、22台が1周を回ってスタートが切られた。
素晴らしいスタートを決めたのはポールポジションの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)でトップで1コーナーに向かう。岡本は1周を回ったオープニングラップですでに2位・佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)に1秒3の差を付ける。3位には冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)、4位に高木悠帆(MYST KK-SⅡ)、5位に上野大哲(SACCESS RACING ES)、6位に小松響(Rn-sports・OKABE・KKSⅡ)が続く。
岡本は2位以下を圧倒。毎周1秒前後速いラップタイムをたたき出す異次元の走りで、10周を回って2位以下を10秒以上離し、独走優勝を飾った。
4周目には4位の高木が3位の富田を1コーナーでパス、3位に上がり2位の佐藤を追う。
2位の佐藤は3位高木を1秒強離していたが、7周目にシフトミスを犯し、1コーナで高木にパスされ3位に落ちる。それでも130Rで高木を抜き返し再び2位に復帰。
レースはそのまま終了。2位には佐藤が、3位には高木が入った。
4位には富田が、5位には上野が6位には小松が入った。
鈴鹿シリーズ第2戦は5月23日にフルコースで行われる。
- 優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
-
「スタートが決まり1周目に離せたので、ベストラップを刻むことしか考えていませんでした。安定感を出すのを課題にしていました。ミスはなかったんですが、練習シミュレーションよりタイムがそろわなかったので、路面も難しくその対応がまだまだです。他の人たちに頑張って欲しいですね。レースにならないと見ている人も面白くないでしょう」
- 2位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
-
「序盤からタイヤのウォームアップに苦戦していました。思ったよりペースが上がらなくて、それで焦ってシフトミスもしてしまいまい、悪循環で最悪のレースでした。シフトミスをしたときに一度抜かれましたが、挽回することはできました。前回は岡本選手に絡むことができましたが、練習からこんなに遅いとは思わなかったので改善する必要があると思っています」
- 3位 高木悠帆(MYST KK-SⅡ)
-
「S-FJは2戦目ですが前回は雨だったのでドライのレースは初めてでした。めちゃくちゃ緊張しました。ミスしまくりで、練習でもまとまらないのにレースになると余計にだめですね。一度2位に上がりましたが、押さえようにも向こう(佐藤選手)の方が一枚上でした。そのまま3位で終わりました。次に向けて課題も見つけたので頑張りたいと思います。今年のレースは全部出ます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
JAF-F4地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で決勝を行い、元嶋成弥(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)が10周・21分4秒024で優勝した。
フォーメーションラップは午後12時20分に始まった。ここでは予選2位の宮下源都(佐藤製作所★KK-ZS)がグリッドから離れることができず、ピットスタートとなる。
11台となったスタートは前のグリッドが空いた予選3位の元嶋成弥(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)が好スタート。ポールポジションの鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)に並びかけ1コーナーまでにインからトップに躍り出た。予選6位から吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)が3位に付ける。4位には三井優介(ecobest☆ハンマーR疾風)が、5位には植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が、6位には米谷浩(KK・ヨネタニ)が続く。
トップに立った元嶋は1周目には2位鈴木を1秒1離すと2周目にはその差を1秒2と広げる。しかし鈴木も負けじと4周目にはこのレースのファステストラップとなる2分5秒897をたたきだしトップ元嶋に急接近、5周目にはその差を0秒6とする。
予選では元嶋より0秒6速いタイムを刻んだ鈴木がその勢いで元嶋を抜き去ると思われたが、「予選の時より路面状況が変ってしまって……」と元嶋を追い切れない。6周目には逆に元嶋が鈴木の差を0秒7とすると、最後は「余裕でした」とその差をさらに広げ10周を回って優勝を飾った。
3位でレースを始めた吉田は上位2台には大きく離されたが4位以下よりはペースがよく単独走行。このままの順位でゴールした。「バトルがなかったのでちょっとつまらなかった」というものの、それでも急遽出場が決まって3位に入り、楽しい週末を過ごせたようだ。
4位には予選10位から徐々に順位を上げたハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)が、5位にはピットスタートから追い上げた宮下が、6位には植田が入った。
第2戦は4月25日、ツインリンクもてぎに舞台を移し、決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap |
| 1 | 8 | 岡本 大地 | FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 22'29.307 | - | - |
| 2 | 56 | 佐藤 巧望 | MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 | 22'39.768 | 10.461 | 10.461 |
| 3 | 61 | 高木 悠帆 | MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 | 22'42.528 | 13.221 | 2.760 |
| 4 | 68 | 冨田 自然 | MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 | 22'42.957 | 13.650 | 0.429 |
| 5 | 38 | 上野 大哲 | SACCESS RACING ES MYST KK-S2 | 22'44.105 | 14.798 | 1.148 |
| 6 | 15 | 小松 響 | Rn-sports・OKABE・KKSⅡ MYST KK-S2 | 22'49.405 | 20.098 | 5.300 |
| 7 | 59 | 森山 冬星 | DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 | 22'49.552 | 20.245 | 0.147 |
| 8 | 18 | 西村 和真 | WEST 19J WEST 19J | 22'49.867 | 20.560 | 0.315 |
| 9 | 69 | 鶴岡 秀麿 | MYST・ゼンカイレーシング・KK-S II MYST KK-S2 | 22'52.659 | 23.352 | 2.792 |
| 10 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ TOKYO R&D RD10V | 22'55.497 | 26.190 | 2.838 |
| 11 | 11 | 三島 優輝 | Rn-Sports制動屋KKS2 MYST KK-S2 | 22'57.289 | 27.982 | 1.792 |
| 12 | 33 | 伊藤 慎之典 | テイクファースト&チャリ走!10V TOKYO R&D RD10V | 22'58.431 | 29.124 | 1.142 |
| 13 | 51 | 岸本 尚将 | FortuneWorks ABBEY RACING MYST KK-S2 | 23'04.054 | 34.747 | 5.623 |
| 14 | 50 | 新原 光太郎 | Ride on Dream TOKYO R&D RD10V | 23'06.489 | 37.182 | 2.435 |
| 15 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 23'07.165 | 37.858 | 0.676 |
| 16 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 23'14.215 | 44.908 | 7.050 |
| 17 | 70 | 南部 和哉 | Leprix Sport KK-SⅡ MYST KK-S2 | 23'15.084 | 45.777 | 0.869 |
| 18 | 0 | 夕田 大助 | LAPS MYST KK-S2 | 23'18.732 | 49.425 | 3.648 |
| 19 | 24 | 碓井 剛 | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 23'48.028 | 1'18.721 | 29.296 |
| 20 | 54 | 山田 健 | nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V | 23'59.512 | 1'30.205 | 11.484 |
| 21 | 6 | 小合 将司 | LOVCAドラテクTN・KK-S2 MYST KK-S2 | 24'14.018 | 1'44.711 | 14.506 |
| 22 | 7 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 24'25.916 | 1'56.609 | 11.898 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- Fasetst Lap: CarNo.8 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 2'14.738 (5/10) 155.154km/h
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Time | Behind | Gap |
| 1 | 13 | | | 元嶋 成弥 | 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ | 21'04.024 | - | - |
| 2 | 43 | | | 鈴木 智之 | テイクファースト★C72制動屋 F108 | 21'05.054 | 1.030 | 1.030 |
| 3 | 12 | | | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS | 21'18.463 | 14.439 | 13.409 |
| 4 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 21'21.038 | 17.014 | 2.575 |
| 5 | 2 | | | 宮下 源都 | 佐藤製作所★KK-ZS KK-ZS | 21'23.739 | 19.715 | 2.701 |
| 6 | 11 | | | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 21'25.339 | 21.315 | 1.600 |
| 7 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ RK-01 | 21'28.605 | 24.581 | 3.266 |
| 8 | 77 | | | 久保 宣夫 | ASジャパン・MYST・制動屋 F-4 | 21'33.114 | 29.090 | 4.509 |
| 9 | 33 | | | 中島 功 | SHINSEI・KK RD10W | 21'51.508 | 47.484 | 18.394 |
| 10 | *20 | | | 三井 優介 | ecobest☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 21'55.772 | 51.748 | 4.264 |
| 11 | 86 | H | 1 | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ SK97 | 21'59.113 | 55.089 | 3.341 |
| 12 | 8 | | | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ F301 | 22'03.494 | 59.470 | 4.381 |
| ---- 以上規定周回数(70% - 7laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.43 鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋) 2'05.897 (4/10) 166.050km/h
- CarNo.20は、鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第54条5)(スタート手順)違反により、競技結果に30秒を加算した。
スーパーFJ地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が2分14秒080でポールポジションを獲得した。
公式予選は午前9時10分より20分間で行われた。
予選を圧倒したのは昨年全勝でこのシリーズのチャンピオンを獲得した岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)。今年も鈴鹿シリーズに参戦。4周目に早くも2分14秒965と2位以下を大きく離しトップに躍り出ると周回ごとにタイムアップ、6周目には14秒080までタイムを縮めた。
岡本は「練習では13秒台が出ていた」とここからさらにアタックを継続するもデグナーでコースアウトしコース上に砂利をまいたマシンがあったため、自身もコースアウト。これ以上のタイムアップは望めなかったが、このタイムで悠々と開幕戦のポールポジションを獲得した。
岡本以下のドライバーも終盤でのタイムアップをもくろんでいたが、この砂利のためデグナーでブレーキをロックするマシンが続出。上位進出ができなかった有力ドライバーも多くいたようだ。
2位には走路外走行でベストタイムを抹消されながらも佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が入り、3位には悪化したコースコンディションのなか最終周にタイムを縮めた高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が入った。
決勝は午後2時45分より10周で行われる。今シーズンのヨコハマタイヤはタレも少ないようで、毎周全開アタックでの争いが見られそうだ。何事も無ければ岡本が逃げ切り優勝を飾る可能性が高い。2位の佐藤、3位の高木がどこまで食い下がれるか、また下位に沈んだ実力のあるドライバーの追い上にも注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
JAF-F4地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で公式予選を行い、鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)が2分4秒638でポールポジションを獲得した。
開幕戦となった鈴鹿サーキットには12台とこのシリーズとしては多くのエントラントが集まった。公式予選は午前8時より冷え込んだ曇り空のもと20分で行われた。
予選は、久しぶりにF4をドライブした鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)が好調。「練習からマシンが決まってた」と4周目に2分5秒925でリーダーに躍り出るとここから周回ごとにタイムを縮め、7周目には4秒638をたたき出す。「ポールは五分五分で取れると思ってた」とうれしい初ポールポジションを獲得した。
F4初登場の宮下源都(佐藤製作所★KK-ZS)は8周目に2分4秒628とタイムを伸ばすもわずか0秒172届かず2位、3位には元嶋成弥(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)が入った。
決勝は午後12時20分より10周で行われる。「スタートでストールしなければ……」という鈴木が1コーナをトップで抜けられれば優勝が見えてくる。予選2位の宮下との争いに注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 岡本 大地 | FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 2'14.080 | - | - | 155.916 |
| 2 | 56 | 佐藤 巧望 | MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 | 2'14.919 | 0.839 | 0.839 | 154.946 |
| 3 | 61 | 高木 悠帆 | MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'15.007 | 0.927 | 0.088 | 154.845 |
| 4 | 68 | 冨田 自然 | MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 | 2'15.082 | 1.002 | 0.075 | 154.759 |
| 5 | 38 | 上野 大哲 | SACCESS RACING ES MYST KK-S2 | 2'15.148 | 1.068 | 0.066 | 154.684 |
| 6 | 15 | 小松 響 | Rn-sports・OKABE・KKSⅡ MYST KK-S2 | 2'15.449 | 1.369 | 0.301 | 154.340 |
| 7 | 69 | 鶴岡 秀麿 | MYST・ゼンカイレーシング・KK-S II MYST KK-S2 | 2'15.487 | 1.407 | 0.038 | 154.297 |
| 8 | 59 | 森山 冬星 | DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 | 2'15.636 | 1.556 | 0.149 | 154.127 |
| 9 | 18 | 西村 和真 | WEST 19J WEST 19J | 2'15.650 | 1.570 | 0.014 | 154.111 |
| 10 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ TOKYO R&D RD10V | 2'15.988 | 1.908 | 0.338 | 153.728 |
| 11 | 11 | 三島 優輝 | Rn-Sports制動屋KKS2 MYST KK-S2 | 2'16.050 | 1.970 | 0.062 | 153.658 |
| 12 | 33 | 伊藤 慎之典 | テイクファースト&チャリ走!10V TOKYO R&D RD10V | 2'16.106 | 2.026 | 0.056 | 153.595 |
| 13 | 50 | 新原 光太郎 | Ride on Dream TOKYO R&D RD10V | 2'16.260 | 2.180 | 0.154 | 153.421 |
| 14 | 51 | 岸本 尚将 | FortuneWorks ABBEY RACING MYST KK-S2 | 2'16.485 | 2.405 | 0.225 | 153.168 |
| 15 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 2'17.084 | 3.004 | 0.599 | 152.499 |
| 16 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 2'17.219 | 3.139 | 0.135 | 152.349 |
| 17 | 0 | 夕田 大助 | LAPS MYST KK-S2 | 2'17.645 | 3.565 | 0.426 | 151.878 |
| 18 | 70 | 南部 和哉 | Leprix Sport KK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'18.432 | 4.352 | 0.787 | 151.014 |
| 19 | 24 | 碓井 剛 | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 2'21.994 | 7.914 | 3.562 | 147.226 |
| 20 | 7 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 2'22.688 | 8.608 | 0.694 | 146.510 |
| 21 | 54 | 山田 健 | nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V | 2'22.863 | 8.783 | 0.175 | 146.330 |
| 22 | 6 | 小合 将司 | LOVCAドラテクTN・KK-S2 MYST KK-S2 | 2'24.920 | 10.840 | 2.057 | 144.253 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'55.069)予選通過 ---- |
- CarNo.56は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条5)(走路外走行)により、ベストタイム(2'14.637)を抹消した。
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 43 | | | 鈴木 智之 | テイクファースト★C72制動屋 F108 | 2'04.638 | - | - | 167.727 |
| 2 | 2 | | | 宮下 源都 | 佐藤製作所★KK-ZS KK-ZS | 2'04.810 | 0.172 | 0.172 | 167.496 |
| 3 | 13 | | | 元嶋 成弥 | 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ | 2'05.305 | 0.667 | 0.495 | 166.835 |
| 4 | 11 | | | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 2'05.709 | 1.071 | 0.404 | 166.298 |
| 5 | 20 | | | 三井 優介 | ecobest☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 2'06.094 | 1.456 | 0.385 | 165.791 |
| 6 | 12 | | | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS | 2'06.454 | 1.816 | 0.360 | 165.319 |
| 7 | 8 | | | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ F301 | 2'06.487 | 1.849 | 0.033 | 165.275 |
| 8 | 77 | | | 久保 宣夫 | ASジャパン・MYST・制動屋 F-4 | 2'07.034 | 2.396 | 0.547 | 164.564 |
| 9 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ RK-01 | 2'07.539 | 2.901 | 0.505 | 163.912 |
| 10 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 2'08.183 | 3.545 | 0.644 | 163.089 |
| 11 | 33 | | | 中島 功 | SHINSEI・KK RD10W | 2'09.236 | 4.598 | 1.053 | 161.761 |
| 12 | 86 | H | 1 | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ SK97 | 2'11.494 | 6.856 | 2.258 | 158.982 |
アルナージュレーシングは11日、今シーズンの体制を発表した。引き続きスーパーGT300クラスにメルセデスベンツAMG GT3で参戦し、ドライバーはレギュラーの加納政樹に加え、新たにスーパーGT500/GT300クラスでチャンピオン経験のある柳田真孝が加入する。

- 伊藤宗治監督のコメント
-
「本日、2021シリーズの体制をようやく発表するに至りました。昨年の12月から紆余曲折ありましたが、今の我々にとっては、身に余るような体制ができたと喜んでおります。協力頂いた多くの方々に感謝します」
「今シーズンArnage Racingの目標はただ一つ、Cクラスからの脱却です。考えるところは諸々ありますが、そのためのレース体制、及びメンテナンス体制についても、ほぼ、満足のいくものになりつつあります。」
「ひとつ残念な事は、また今年もエンジニアに返り咲くことが出来なかったところです(笑)。今シーズンも、より一層応援の程宜しくお願いいたします」
Arnage Racing
2021年2月10日
2月10日付け日本自動車連盟(JAF)の公示を受け、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)2021年シーズンの開催スケジュールと新体制についてお知らせいたします。
スタートから2年目を迎える2021年シーズンのフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップは、運営組織/事務局の体制を一新し、6月26-27日に岡山国際サーキットで開幕、FIA 世界耐久選手権富士6時間耐久レースを含む全5大会14戦の開催を予定しています。
国際自動車連盟(FIA)の主導によりF1を頂点として再編成されたフォーミュラ・レースのピラミッドの中にあるフォーミュラ・リージョナル(FR)は、ドライバーがカートからFIA-F4、FIA-FR、FIA-F3、FIA-F2、そして最後にFIA-F1世界選手権を目指すステップの指針となり、若手ドライバー育成において大変重要な役割を果たします。
また同時に、日本では昨年に引き続き50歳以上のジェントルマン・ドライバーを対象としたマスターズ・クラスを設け、サーキット走行のために作られたレース専用マシンによるドライビング技術向上の場を提供します。

*2020年9月第3ラウンド富士スピードウェイにて撮影
◆レースカレンダー
| レース | 日程 | 開催サーキット | 大会名 |
1 2 3 | 6/26-27 | 岡山国際サーキット | 2021 OKAYAMA チャレンジカップレース第4戦 |
4 5 6 | 8/21-22 | スポーツランドSUGO | 021 SUGO チャンピオンカップレースシリーズRd.5 |
7 8 9 | 9/4-5 | ツインリンクもてぎ | 2021 もてぎチャンピオンカップレース第4戦 |
10 11 12 | 9/25-9/26 | 富士スピードウェイ | 2021 FIA 世界耐久選手権 第5戦 富士6時間耐久レース |
13 14 | 12/11-12 | 鈴鹿サーキット | 2021 鈴鹿クラブマンレース FINAL |
◆運営組織
| 代表法人/運営事務局 | ニューパシフィックスポーツマーケティング株式会社 |
| コンストラクター | 株式会社童夢 |
| 運営協力/提携 | 株式会社日本レースプロモーション |
| 事務局長 | 小林泰司(NPSM) |
| レースディレクター | 宮沢紀夫(JRP派遣) |
| テクニカルデレゲート | 堀拓也(JRP派遣) |
| ドライビングアドバイザー | 加藤寛規 |
| シリーズ審査委員長 | 古河宏 |
| コンストラクター代表 | 松村晃行(童夢) |
| プロデューサー | 臼井里会(童夢) |
| 事務局 | ニューパシフィックスポーツマーケティング株式会社 |
尚、運営事務局変更に関連し、公式ウェブサイトおよび公式SNSの各アドレス/アカウントが下記のとおり変更になっております。
- 公式ウェブサイト https://www.frj.jp/
-
- 公式Twitter https://twitter.com/FRJapanese/
-
- 公式Facebook https://www.facebook.com/FormulaRegionalJP/
-
- 公式Instagram https://www.instagram.com/frjapanese/
-
また、今後は音声SNSのClubhouseなども活用し、本シリーズの魅力をお伝えしていく予定です。現在、コントロールタイヤ年間5セット提供等の特典付き早期年間エントリーを受付中、シーズン最初の合同テストは、3月22日(月)富士スピードウエイにて開催予定です。
FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP 事務局

RiNoA Racing project『群馬トヨペットTeamRiNoA』は2021年シーズンは昨年と同じくS-FJもてぎシリーズと日本一決定戦に出場致します。
昨シーズンはチームのデビューイヤーで全てが初めて尽くしではありましたが、もてぎシリーズ3位と日本一決定戦3位と最低限の結果を出すことが出来ました。
そして今シーズンは新たにレーシングカートからステップアップした佐藤樹を起用し、チーム初のシリーズチャンピオンを目指します。
本年度も皆様のご支援・ご声援宜しくお願い致します。
参戦概要&コメント
- ドライバー 佐藤 樹
-
2021年は、「RiNoA racing project」から茂木チャンピオンカップレース、スーパーFJクラスに参戦します! このような時期にこのような環境でレースができることに感謝しています。シリーズチャンピオンを獲得出来るように頑張りたいと思います! 応援よろしくお願いします!
- チーム代表 里見乃亜
2021シーズンもカートからステップアップした若手の佐藤をドライバーに迎え入れ、昨年同様にS-FJシリーズ参戦出来る事を嬉しく思います。将来を担う若手ドライバーの育成として今シーズンも全戦全力で戦いますので、応援宜しくお願い致します。
参戦概要
| 参戦クラス | S-FJ もてぎシリーズ・日本一決定戦 |
| エントラント名 | RiNoA Racing project |
| チーム代表 | 里見 乃亜 |
| 車両名称 | 群馬トヨペットTeam RiNoA |
| カーナンバー | 81 |
| 車両メンテナンス | NRS |
| 使用オイル | Moty’s |
| ドライバー | 佐藤 樹 |
RiNoA Racing project
日本モータースポーツ記者会(JMS、会長:高橋二朗)が毎年顕著な活躍をした選手に贈るJMSアワードが発表され、2020年はアワードに、FIA F2選手権で活躍し今季のF1シートを獲得した角田裕毅選手、特別賞には、世界耐久選手権チャンピオンを獲得した小林可夢偉選手、2度目のインディ500制覇を果たした佐藤琢磨選手が選ばれた。
- 角田裕毅選手のコメント
-
「2018 年のJMS モータースポーツナイトにて期待の若手ドライバーとしてご紹介いただいたのに続き、今回は栄誉あるJMS アワードをいただくことになりましてありがとうございます。2016 年に日本で四輪レースにデビューしてから昨年までの積み重ねで今シーズンはScuderia AlphaTauriからF1にフル参戦することになりましたが、これもみなさまが応援してくださったおかげでもあります。日本におけるモータースポーツの人気・知名度をより高めるためにもプレシーズンテストから頑張っていきますので、引き続きご注目お願いします」
- 小林可夢偉選手のコメント
-
「このたびは特別賞をありがとうございます。昨シーズンは長いシーズンとなりましたが、チーム、パートーナー、応援してくださったファンのみなさまのおかげで世界チャンピオンを獲ることができました。これからも世界のレースにチャレンジして、ファンのみなさまや日本の若いドライバーたちに、希望や勇気を与えられるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします」
- 佐藤琢磨選手のコメント
-
「このたびはJMS アワード特別賞受賞という栄誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。昨年は、インディ500での2度目の勝利をつかむことができ、応援してくださったすべての方々に、改めて心から感謝申し上げます。ディフェンディングチャンピオンとして再び挑むことができる今年のインディ500、連覇を最大の目標として、チーム一丸となって頑張ります。モータースポーツ記者会のみなさんにも協力していただきながら、日本を盛り上げていきたいです」
スーパー耐久機構(STO)は、首都圏を中心に発出された緊急事態宣言を受け、23日決勝の第6戦鈴鹿大会を中止としたが、その代替戦を行わないと26日に発表した。
STOの事務局⻑桑⼭晴美氏は「2020年最終戦中⽌については、私共はもちろんですが、多くのチームが⼤変悔しく残念な思いを抱いていたと存じます。しかし様々な状況を鑑み、全チームとWEBミーティングも⾏い、5戦開催できたことをポジティブに捉え、2021年シリーズに向け気持ちを切り替えて準備を進めていくことにいたしました。2020年シーズンは様々な条件下における開催等、これまでに経験をしたことのない中シリーズを進めてまいりましたが、⽀えてくださったエントラントの皆様、ご関係者様、ファンの皆様、サーキット、オフィシャルの皆様に⼼より感謝いたします。そして、新型コロナウイルスにより影響を受けた全ての皆様に⼼よりお⾒舞いを申し上げます。少しでも早くこのウイルスが収束し、モータースポーツ界もこれまで以上に盛り上がっていくよう願っております」と代替戦中止の経緯を語った。
これにより2020シーズンのシリーズは第5戦で終了。ランキングは5戦までの順位で、ST-XクラスはMercedes-AMG Team HIRIX Racingが、ST-ZクラスはENDLESS SPORTSが、ST-TCRクラスはFloral Racing with UEMATSUが、ST-3クラスはTRACY SPORTSが、ST-4クラスはC.S.I Racingが、ST-5クラスはJ'S RACINGがチャンピオンを獲得することとなった。
なお、ST-1とST-2クラスは第6戦開催のいかんにかかわらず、第5戦終了時点でROOKIE RACINGがチャンピオンを獲得している。
2021シーズンは2月27日に公式テストが富士スピードウェイで、3月21日にツインリンクもてぎで第1戦の決勝が行われる予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
競争女子選手権KYOJO CUPを運営するKYOJO CUP事務局は、2月22日に2021年度に同選手権に参加する女性ドライバーのオーディションを行うと発表した。
同選手権が合同オーディションを開催するのは初。締め切りは2月11日とのことだ。詳細は以下リリースにて。
スポーツ庁の後援を受け、女性ドライバーのみで争われるプロレースシリーズ「KYOJO CUP」は、2021シーズンに新規参戦するドライバーとチームを繋げる合同オーディションを開催いたします。
新型コロナウィルス感染拡大の影響によるスケジュール変更で、1月30日(土)に2020シーズンの最終戦をむかえるKYOJO CUP SUPPORTED BY MUSEE PLATINUM(株式会社インタープロトモータースポーツ主催)は、初の文部科学大臣賞受賞者が決定します。
文部科学大臣賞は、芸術的・文化的に優れているもの、またはスポーツで顕著な成績を収めたものに対して贈られる賞です。
「運転技術の競い合いを、スポーツとしてまっすぐに取り組む女性たちの闘いの場」という、KYOJO CUPが掲げるテーマをご理解いただき、今回このような栄誉ある賞をいただけることになりました。
4年目を迎えたKYOJO CUPはミュゼプラチナム様のご協賛により環境が整い、全日本F3選手権での優勝経験をもつ三浦愛選手をはじめ国内トップ女子ドライバーが集結し、男性顔負けの見ごたえあるレースを繰り広げています。
5年目となる2021シーズンは、新たな参戦選手とチームを迎え入れて、よりハイレベルな女性レースシリーズに発展させていきます。
そのために今回、初の合同オーディションを開催いたします。
【開催概要】
- 開催時期:2月22日(月)
- 開催場所:富士スピードウェイ
- オーディション内容:書類選考を経て実技審査
- 参加条件:女性(年齢不問) JAF国内Aライセンス所持又は取得予定者
- 応募締め切り:2月11日(木)
参加ご希望の選手とチームは、KYOJO CUP事務局へご応募・お問い合わせください。
文部科学大臣賞に輝くシリーズチャンピオン決定の瞬間は、1月30日にYouTubeでライブ配信されます。是非ご覧ください。
KYOJO CUP オフィシャルYouTube チャンネル
【ご応募・お問合せ先】
KYOJO CUP事務局 内山 uchiyama@kyojocup.jp
KYOJO CUP事務局
ドリームレーシングプロジェクトは19日、富士スピードウェイの特設会場で29日にeスポーツのインタープロトeシリーズ特別戦を開催すると発表した。以下、プレスリリース。
eスポーツというワードが世間一般に認知し始められ「eスポーツは本当にスポーツなのか?」という議論も当初はありましたが、エレクトリック・スポーツ(競技)として、国体では競技種目の一つとして採用され、オリンピックでも競技候補となっています。
これら活況となりつつあるeスポーツのメインは“ゲーム”でありますが、リアルのスポーツを仮想空間で限りなく再現した新しいカタチのeスポーツがこのインタープロトeシリーズ(IPeS)です。
2019年に初めてシリーズとして年間5大会開催し、延べ130名のプレイヤーが参加しました。この初代チャンピオンは、リアルプロレーサーと仮想空間で対戦し惜しくも敗れました。
リアルプロレーサーが勝利を収めたということは、IPeSが現実に限りなく近いという証明にもなりました。
この結果により、2020年は参加者は減ったものの競技レベルはさらに上がり、年間8大会開催しリアルプロレーサーとの対決権利を3名のプレイヤーが獲得しました。
この内1名はリアルでもレースに参戦しているリアルレーサーです。
徐々にリアルとバーチャルの境目がなくなりつつあるIPeSは、プロeスポーツを目指します。
*開催概要*
- 【日時】2021年1月29日(金)17:00~18:00
- 【場所】富士スピードウェイ内特設会場
-
- 【参戦選手】
- - OKADA選手(2020 IPeSチャンピオン)
- - KIMURA選手(2020 IPeS 2位)
- - MUTO選手(Access Racing Simulator Cup 2020チャンピオン)
- - TSUBOI選手(インタープロトシリーズプロドライバー代表・ディフェンディングチャンピオン)
- 【シミュレータ筐体】Accessレーシングシミュレータ
- 【シミュレータソフト】アセットコルサ日本語PC版
- 【マシンMOD】IPS kuruma 202X
- 【コースMOD】富士スピードウェイ2020
- 【予選】スーパーラップ方式
- 【決勝レース】ローリングスタート+8周
- 【賞典】インタープロトkuruma実車テスト走行+¥100,000-(プロレーサーが買った場合は、賞金¥500,000-)
当日は富士スピードウェイ特設会場よりYouTubeライブ配信予定です。
https://youtu.be/UBhYOgrwdV0
また予選のスーパーラップは、Twitterでの投票で出走順を決定いたします。
https://twitter.com/xyzstaff
リアルプロドライバーとトップシムレーサーの対決をお楽しみに!!
- IPeSオフィシャルサイト
- https://ipes.xyz-one.jp/
Dream Racing Project (DRP)
スーパー耐久機構(STO)と鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティーランドは13日、今月23日に行われる「ピレリスーパー耐久シリーズ2020第6戦鈴鹿S耐」の中止を発表した。
本日、三重県の隣県、愛知県と岐阜県に緊急事態宣言が発令され、同レースの行われる三重県も独自の警戒宣言を発出する意向を固めている。このためSTOは「皆様の健康と安全を第一に準備を進めてまいりましたが、新型コロナウイルスの感染状況と緊急事態宣言が発令された現在の社会状況を受け、2021年1月12日(火)、主催者である鈴鹿サーキットと協議の上、本大会の開催を見送る事を決定いたしました」と、また鈴鹿サーキットも「本日午後3時に、新型コロナウイルスの感染拡大により、近隣府県から緊急事態宣言が要請された社会状況を受け、お客様および関係者の皆様の安全・安心を最優先に考慮し、開催中止を決定いたしました」とのリリースを発表した。
レースに続き24日には来シーズンから採用されるハンコックタイヤのテストも行われる予定だったが、こちらは延期されるものと思われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/25) Total Testing Weather: Course:
2020 SUPER FORMULA Round 101 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team Engine | Session1 Session2 Session3 Session4 | Time | Behind |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.706 1'20.487 *1'20.120 1'20.247 | 1'20.120 | - |
| 2 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | *1'20.338 1'20.954 1'20.507 1'20.713 | 1'20.338 | 0.218 |
| 3 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | *1'20.501 1'20.802 1'20.914 1'20.820 | 1'20.501 | 0.381 |
| 4 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.962 1'20.648 1'21.145 *1'20.505 | 1'20.505 | 0.385 |
| 5 | 51 | 松下 信治 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | - - *1'20.755 1'21.026 | 1'20.755 | 0.635 |
| 6 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.973 1'20.838 1'20.844 *1'20.757 | 1'20.757 | 0.637 |
| 7 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.393 1'21.441 1'21.308 *1'20.816 | 1'20.816 | 0.696 |
| 8 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.853 *1'20.850 1'21.348 1'20.887 | 1'20.850 | 0.730 |
| 9 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.588 *1'20.935 1'21.205 1'21.428 | 1'20.935 | 0.815 |
| 10 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'22.013 1'21.520 1'21.010 *1'20.981 | 1'20.981 | 0.861 |
| 11 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.404 1'21.252 *1'21.061 1'21.183 | 1'21.061 | 0.941 |
| 12 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.588 1'21.592 1'21.659 *1'21.082 | 1'21.082 | 0.962 |
| 13 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.380 1'21.433 1'21.294 *1'21.127 | 1'21.127 | 1.007 |
| 14 | 7 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.704 1'22.010 1'21.397 *1'21.190 | 1'21.190 | 1.070 |
| 15 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | - *1'21.434 1'21.845 1'21.567 | 1'21.434 | 1.314 |
| 16 | 18 7 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.108 *1'21.560 1'21.645 1'21.896 | 1'21.560 | 1.440 |
| 17 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'23.389 1'22.186 *1'22.117 1'23.502 | 1'22.117 | 1.997 |
| 18 | 14 | 河野 駿佑 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'23.003 - - *1'22.542 | 1'22.542 | 2.422 |
| 19 | 51 | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | *1'24.571 - - - | 1'24.571 | 4.451 |
| 20 | 51 | DRAGON | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | - *1'25.580 - - | 1'25.580 | 5.460 |
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/23) Official Testing 4 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.247 | - | - | 204.703 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.505 | 0.258 | 0.258 | 204.047 |
| 3 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.713 | 0.466 | 0.208 | 203.521 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.757 | 0.510 | 0.044 | 203.410 |
| 5 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.816 | 0.569 | 0.059 | 203.262 |
| 6 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.820 | 0.573 | 0.004 | 203.252 |
| 7 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'20.887 | 0.640 | 0.067 | 203.083 |
| 8 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'20.981 | 0.734 | 0.094 | 202.848 |
| 9 | 51 | 松下 信治 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'21.026 | 0.779 | 0.045 | 202.735 |
| 10 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.082 | 0.835 | 0.056 | 202.595 |
| 11 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.127 | 0.880 | 0.045 | 202.483 |
| 12 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.183 | 0.936 | 0.056 | 202.343 |
| 13 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.190 | 0.943 | 0.007 | 202.325 |
| 14 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.428 | 1.181 | 0.238 | 201.734 |
| 15 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.567 | 1.320 | 0.139 | 201.390 |
| 16 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.896 | 1.649 | 0.329 | 200.581 |
| 17 | 14 | 河野 駿佑 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'22.542 | 2.295 | 0.646 | 199.011 |
| 18 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'23.502 | 3.255 | 0.960 | 196.723 |
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/23) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.120 | - | - | 205.027 |
| 2 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.507 | 0.387 | 0.387 | 204.042 |
| 3 | 51 | 松下 信治 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'20.755 | 0.635 | 0.248 | 203.415 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.844 | 0.724 | 0.089 | 203.191 |
| 5 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.914 | 0.794 | 0.070 | 203.016 |
| 6 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.010 | 0.890 | 0.096 | 202.775 |
| 7 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.061 | 0.941 | 0.051 | 202.647 |
| 8 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'21.145 | 1.025 | 0.084 | 202.438 |
| 9 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.205 | 1.085 | 0.060 | 202.288 |
| 10 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.294 | 1.174 | 0.089 | 202.067 |
| 11 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.308 | 1.188 | 0.014 | 202.032 |
| 12 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.348 | 1.228 | 0.040 | 201.932 |
| 13 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.397 | 1.277 | 0.049 | 201.811 |
| 14 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.645 | 1.525 | 0.248 | 201.198 |
| 15 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.659 | 1.539 | 0.014 | 201.163 |
| 16 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.845 | 1.725 | 0.186 | 200.706 |
| 17 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'22.117 | 1.997 | 0.272 | 200.041 |
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)は21日と22日の両日、富士スピードウェイで来シーズンに向けた3回の公式合同テストを行った。総合では今シーズンのSFLチャンピオン宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)がトップタイムを記録、2回目にトップタイムを記録した三宅淳詞(Rn-sports)が総合でも2位に付けた。
公式合同テストは21日に2セッション、22日に1セッションが行われた。
今シーズンのシリーズチャンピオンを獲得した宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)は、1回目と3回目に参加。3回目のタイム1分32秒360で総合トップに立った。宮田は22日、23日に行われるスーパーフォーミュラ(SF)のテストにも参加しており、来シーズンはこのSFにステップアップするものと思われる。
このテストで周囲を驚かせたのはSFL初ドライブの三宅淳詞(Rn-sports)。宮田が欠席した2回目にはトップタイムを記録。1回目と3回目も宮田に次ぐ2位に付けた。三宅は三重県伊勢市出身の21歳。2018年に鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席で卒業、2019年はFIA-F4選手権でライキング2位を獲得。今シーズンはマックスレーシングからスーパーGT300クラスに参戦していた。来シーズンのSFL参戦に向け大きく前進した。
総合3位には金丸悠(B-MAX RACING TEAM)が入った。金丸は一昨年にも前身の全日本F3に参戦し、ランキング5位。来シーズンの復帰に期待したい。
総合4位には20日にSFL初優勝を果たした小高 一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)が入った。来リーズンも継続参加すると思われ、チャンピオン候補に上げられるだろう。
総合5位には河野駿佑(RS FINE)。SFのテストにも搭乗しており、SFL継続参戦かSFにステップアップするか注目だ。
総合6位は今シーズンFIA-F4を圧倒してチャンピオンを獲得した平良響(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)が入った。SFL参戦は確実と思われる。
スーパーGT500に参戦する佐々木大樹(B-MAX RACING TEAM)は7位、今シーズンFIA-F4で2勝を飾った平木玲次(B-MAX ENGINEERING)は8位、一昨年のFIA-F4チャンピオンで今シーズンはフランスFIA-F4に参戦していた佐藤蓮(TODA RACING)は9位に入った。佐々木はテストでの搭乗と思われ、平木と佐藤蓮の参戦は濃厚と思われる。
今シーズン後半からSFLをドライブした今田信宏(B-MAX RACING TEAM)と、今シーズンFIA-F4インディペンデントカップチャンピオンの佐藤セルゲイビッチ(RS FINE)もテストに参加。そえれぞれ総合10位と11位でテストを終えている。
来シーズンのSFLはここ富士スピードウェイで4月3日に開幕する予定だ。
Text: Yoshinori OHNSIHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/22) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.487 | - | - | 204.093 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.648 | 0.161 | 0.161 | 203.685 |
| 3 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.802 | 0.315 | 0.154 | 203.297 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.838 | 0.351 | 0.036 | 203.206 |
| 5 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'20.850 | 0.363 | 0.012 | 203.176 |
| 6 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'20.935 | 0.448 | 0.085 | 202.963 |
| 7 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.954 | 0.467 | 0.019 | 202.915 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.252 | 0.765 | 0.298 | 202.171 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.433 | 0.946 | 0.181 | 201.722 |
| 10 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.434 | 0.947 | 0.001 | 201.719 |
| 11 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.441 | 0.954 | 0.007 | 201.702 |
| 12 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.520 | 1.033 | 0.079 | 201.506 |
| 13 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.560 | 1.073 | 0.040 | 201.408 |
| 14 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.592 | 1.105 | 0.032 | 201.329 |
| 15 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.010 | 1.523 | 0.418 | 200.302 |
| 16 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'22.186 | 1.699 | 0.176 | 199.873 |
| 17 | 51 | DRAGON | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'25.580 | 5.093 | 3.394 | 191.947 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/21-22) Total Testing Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 102 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Session1 Session2 Session3 Session4 | Time | Behind |
| 1 | 37A | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.587 - *1'32.360 | 1'32.360 | - |
| 2 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.754 1'32.595 *1'32.502 | 1'32.502 | 0.142 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.996 1'32.780 *1'32.710 | 1'32.710 | 0.350 |
| 4 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.061 *1'32.746 1'32.980 | 1'32.746 | 0.386 |
| 5 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.069 1'33.305 *1'32.829 | 1'32.829 | 0.469 |
| 6 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.154 1'33.227 *1'32.846 | 1'32.846 | 0.486 |
| 7 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'33.439 *1'32.899 1'33.061 | 1'32.899 | 0.539 |
| 8 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.659 1'33.275 *1'33.161 | 1'33.161 | 0.801 |
| 9 | 2 | 佐藤 蓮 | TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'33.446 *1'33.177 0'00.000 | 1'33.177 | 0.817 |
| 10 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'35.166 *1'34.126 1'34.212 | 1'34.126 | 1.766 |
| 11 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.102 1'35.223 *1'34.935 | 1'34.935 | 2.575 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/22) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37A | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.360 | - | - | 177.856 |
| 2 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.502 | 0.142 | 0.142 | 177.583 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.710 | 0.350 | 0.208 | 177.185 |
| 4 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.829 | 0.469 | 0.119 | 176.958 |
| 5 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.846 | 0.486 | 0.017 | 176.925 |
| 6 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.980 | 0.620 | 0.134 | 176.670 |
| 7 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'33.061 | 0.701 | 0.081 | 176.516 |
| 8 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.161 | 0.801 | 0.100 | 176.327 |
| 9 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'34.212 | 1.852 | 1.051 | 174.360 |
| 10 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.935 | 2.575 | 0.723 | 173.032 |
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/22) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.338 | - | - | 204.471 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.501 | 0.163 | 0.163 | 204.057 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.706 | 0.368 | 0.205 | 203.539 |
| 4 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.962 | 0.624 | 0.256 | 202.895 |
| 5 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.973 | 0.635 | 0.011 | 202.868 |
| 6 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.380 | 1.042 | 0.407 | 201.853 |
| 7 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.393 | 1.055 | 0.013 | 201.821 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.404 | 1.066 | 0.011 | 201.794 |
| 9 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.588 | 1.250 | 0.184 | 201.338 |
| 10 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.588 | 1.250 | 0.000 | 201.338 |
| 11 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.853 | 1.515 | 0.265 | 200.687 |
| 12 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'22.013 | 1.675 | 0.160 | 200.295 |
| 13 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.108 | 1.770 | 0.095 | 200.063 |
| 14 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.704 | 2.366 | 0.596 | 198.622 |
| 15 | 14 | 河野 駿佑 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'23.003 | 2.665 | 0.299 | 197.906 |
| 16 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'23.389 | 3.051 | 0.386 | 196.990 |
| 17 | 51 | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'24.571 | 4.233 | 1.182 | 194.237 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/21) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.595 | - | - | 177.405 |
| 2 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.746 | 0.151 | 0.151 | 177.116 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.780 | 0.185 | 0.034 | 177.051 |
| 4 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.899 | 0.304 | 0.119 | 176.824 |
| 5 | 2 | 佐藤 蓮 | TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'33.177 | 0.582 | 0.278 | 176.297 |
| 6 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.227 | 0.632 | 0.050 | 176.202 |
| 7 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.275 | 0.680 | 0.048 | 176.111 |
| 8 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.305 | 0.710 | 0.030 | 176.055 |
| 9 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'34.126 | 1.531 | 0.821 | 174.519 |
| 10 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.223 | 2.628 | 1.097 | 172.509 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/21) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37A | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.587 | - | - | 177.420 |
| 2 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.754 | 0.167 | 0.167 | 177.101 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.996 | 0.409 | 0.242 | 176.640 |
| 4 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.061 | 0.474 | 0.065 | 176.516 |
| 5 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.069 | 0.482 | 0.008 | 176.501 |
| 6 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'33.439 | 0.852 | 0.370 | 175.802 |
| 7 | 2 | 佐藤 蓮 | TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'33.446 | 0.859 | 0.007 | 175.789 |
| 8 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.659 | 1.072 | 0.213 | 175.389 |
| 9 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.154 | 1.567 | 0.495 | 174.467 |
| 10 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'35.166 | 2.579 | 1.012 | 172.612 |
| 11 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.102 | 3.515 | 0.936 | 170.931 |
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦は20日、富士スピードウェイで決勝を行い、予選2位からスタートした坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が今季2勝目を飾った。また、5位に入った山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が3度目のシリーズチャンピオンを獲得した。(観客: 9,700人)
レース前に行われたウォームアップでは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)のマシンが最終コーナーで炎上。このマシンの回収のため、フォーメーションラップは22分遅れの午後2時47分から行われた。2周行われたフォーメーションラップでは、タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE SF19)がスタートできず、さらに、シャルル・ミレッシ(Goldex Racing SF19)がスピンアウトしてマシンを降り、関口もグリッドに付けなかったため、17台でのスタートが切られた。
スタートでは蹴り出しの良かった予選2位の坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)がトップで1コーナーに向かう。素晴らしいスタートを切ったのは予選4位の松下信治(Buzz Racing SF19)で、3位に上がるとポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)をコカコーラーコーナーでアウトから捉え2位に躍り出た。3位には野尻が、4位には山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、5位には笹原右京(TEAM MUGEN SF19)、そして6位にはチャンピオンがかかってる平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が予選8位から上がってきた。
4周目、平川は笹原をパスして5位に上がり、チャンピオン争いをしている4位の山本を追う。
タイヤ交換が可能となる10周目には3位の野尻がピットイン。この周から11周目にかけて多くのドライバーもピットインしてタイヤ交換を行った。
15周目には山本がピットイン、先にピットインしていた平川の前でピットアウトするが、タイヤが冷えていたため、100Rからヘアピンにかけて平川の先行を許すこととなった。
しかしこのチャンピオンを賭けた直接対決は、オーバーテイクシステムを使った山本が17周目の1コーナーで平川をパス、再び前に出ることに成功した。
この時点でピットに入ってないのはトップの坪井と、最後尾スタートながら他車のピットインで2位に上がってきたニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)の2台のみ。
坪井は16周目にピットインすると、実質トップの2位でコースインした。
29周目には4位を走っていた野尻がタイヤトラブルによりヘアピンでマシンを止めリタイアした。
コースにとどまったキャシディはようやく30周目にピットイン。山本と平川の間に割り込む形でコースに復帰した。これで坪井は再び名実ともにトップに立ち、2位には松下が、3位には後方から追い上げてきた大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が続く。
34周目、キャシディがコカコーラコーナーで山本をパスして4位に浮上。35周目には大湯も松下をパスして2位に上がり、トップ坪井を追う。
トップ坪井は、残り周回も2位大湯の追撃を許さず、40周を走って今季2勝目を飾った。2位は大湯、3位には松下が入った。最後尾から追い上げたキャシディは4位に入った。
5位には山本が入り3度目のシリーズチャンピオンを決めた。山本を追い切れなかった平川は6位でレースを終えた。
また2位に入った大湯は、前戦での優勝なども評価されルーキーオブザイヤーを獲得した。
来シーズンは、ここ富士スピードウェイで4月3日に開幕。各サーキットを転戦し7戦が行われる予定だ。来シーズンも熱い戦いを期待したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'13.803 | - | - |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'14.490 | 0.687 | 0.687 |
| 3 | 50 | 松下 信治 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'15.325 | 1.522 | 0.835 |
| 4 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'16.071 | 2.268 | 0.746 |
| 5 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'20.164 | 6.361 | 4.093 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'21.353 | 7.550 | 1.189 |
| 7 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'22.344 | 8.541 | 0.991 |
| 8 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'38.540 | 24.737 | 16.196 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'39.163 | 25.360 | 0.623 |
| 10 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'39.588 | 25.785 | 0.425 |
| 11 | 7 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'43.372 | 29.569 | 3.784 |
| 12 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'44.299 | 30.496 | 0.927 |
| 13 | 64 | 大津 弘樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'44.769 | 30.966 | 0.470 |
| 14 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'54.296 | 40.493 | 9.527 |
| 15 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'55.122 | 41.319 | 0.826 |
| 16 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 57'17.746 | 1'03.943 | 22.624 |
| 17 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 39 | 57'31.780 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 28 | 39'39.797 | 12Laps | 11Laps |
| - | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | | D.N.S | - | - |
| - | 51 | シャルル・ミレッシ | Goldex Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | | D.N.S | - | - |
- Fastest Lap: CarNo.6 福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19) 1'21.391 (40/40) 201.826km/h
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第17戦は20日、富士スピードウェイで決勝を行い、ポールポジションからスタートした宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が今季12勝目で、有終の美を飾った。
決勝は12時35分、快晴で太陽も高く上り気温、路面温度とも上がる中フォーメーションラップが始まった。
スタートではポールポジションの宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)の蹴り出しが悪く、予選2位の阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)と予選3位の小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)に挟まれる形でこの2台の先行を許し1コーナーに向かう。しかし宮田は冷静にクロスラインを取りインにマシンを向けると、2コーナーでこの2台をパスし、一気にトップに躍り出た。2位には阪口が、3位には小高が続く。
トップに立った宮田はここから2位の阪口を背後に従えてレースは推移するが、6周目あたりからは、徐々に阪口を引き離し、15周を回って今季最後の優勝を飾った。2位には阪口が、3位には小高が入った。
4位争いは名取鉄平(TODA FIGHTEX)と河野駿佑(RS FINE K&N 320)の2人で繰り広げられていたが、名取が逃げ切り4位、5位には河野が入った。6位に入山翔(Albirex-RT)が続いた。
注目の本山哲(REBELLION Buzz 320)と山本左近(REBELLION Buzz 320)は、本山が7周を回ってピットインしリタイア。7位の山本はルッカ・アレン(Albirex-RT)を従えての苦しい争いとなったが、最後まで押さえきり元F1ドライバーの貫禄を見せた。アレンは8位でレースを終えている。
マスタークラスは総合でも9位に入ったDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が優勝した。
これで今シーズンの全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権はすべて終了。来シーズンは2021年4月3日、富士スピードウェイで開幕する予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
レべリオン全日本SFL選手権第15・16・17戦 -RIJ- (2020/12/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 17 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 23'15.334 | - | - |
| 2 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 15 | 23'19.995 | 4.661 | 4.661 |
| 3 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 23'23.849 | 8.515 | 3.854 |
| 4 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 15 | 23'32.282 | 16.948 | 8.433 |
| 5 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 23'32.626 | 17.292 | 0.344 |
| 6 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 15 | 23'34.604 | 19.270 | 1.978 |
| 7 | 52 | | | 山本 左近 | REBELLION Buzz 320 B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 15 | 23'46.273 | 30.939 | 11.669 |
| 8 | 3 | | | ルッカ・アレン | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 15 | 23'46.580 | 31.246 | 0.307 |
| 9 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 15 | 23'56.738 | 41.404 | 10.158 |
| 10 | 51 | M | 2 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 15 | 23'57.237 | 41.903 | 0.499 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | 13 | | | 本山 哲 | REBELLION Buzz 320 B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 7 | 11'27.802 | 8Laps | 8Laps |
| - | 10 | M | - | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 1 | 2'29.610 | 14Laps | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320) 1'32.569 (8/15) 177.455km/h
- ポールポジション 野尻智紀(TEAM MUGEN)
-
「昨日から調子が良くて、ただ、朝走り出したらコンディションが変ったところがあって、少し調子を崩したところがありました。Q2はぎりぎりでQ3に進めて、アジャストもうまくいきましたし、クルマを信じて攻めるだけでした。クルマも答えてくれ、チームの皆さんもばたばたとたくさん仕事があった中、ノーミスでクリアしてくれました。チームの力を出し切れた予選だったのかと思います。セクター3を重視してましたが、走った感じではあまりよくなく、タイヤのグリップに任せた感じでしたね。チャンピオンって何なのか自分の中で、理解できていないんです。そんなに意識したくてもできないような感じもあって、普通のいつものレースみたいな感覚でいるので、自分の力をうまく出し切れそうです」
- 2位 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
-
「昨日からトップを取れるとかという次元ではなかったので、この結果は驚いています。19秒台が出るとは思っていませんでしたが、アタック自体はミス無くできました。練習から予選に向けてのアジャストはいい方向に進んでいたんだと感じています。ホンダ勢に食い込めていいアタックができたと思います」
- 3位 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-
「Q3に向けていい組み立てができたと思います。今週末から走り始めてチーム無限は頭一つ二つ抜けてるような好調さが見えたので、彼らに追いつくことは難しいなと感じていました。終わってみれば勝つことはできませんでしたが、笹原選手の前には出られたので、ダンディライアンとしてはいいリカバリーができたのかと思います。野尻選手のポールをとる力は本当にすごですね。負けた悔しさを決勝でぶつけたいと思います。後ろからスタートするよりは前からスタートした方がいいんですが、前にいるからこそ身動きが取れないこともあるし、後ろに平川選手、ニック選手がいますけど、彼らが勝負権がないかというと、そのポジションだからできることもあるので、その辺もしっかり見ていきます。でも、野尻選手、坪井選手を抜いて、チャンピオンを取るより勝ちたいですね」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦は20日、富士スピードウェイで公式予選を行い、野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が1分20秒を切る1分19秒972でポールポジションを獲得した。
公式予選は10時55分よりノックアウト方式で行われた。Q1は2グループに分けられ各上位7台がQ2に進出、Q2に通過した14台からさらに上位8台がQ3に進出し、そのタイム順で午後から行わる決勝のグリッドが決定する。
野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)はBグループに振り分けられたQ1を2位で通過、Q2を5位で通過すると、Q3で快足ぶりを発揮。なんと1分20秒を切る、1分19秒972でポールポジションを獲得した。
ホンダエンジン勢優位の中、苦戦を強いられていたトヨタ勢だが、坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が孤軍奮闘。Q3では野尻に次ぐ1分20秒切りの1分19秒台で2位に食い込んだ。
3位に入ったのはポイントリーダーの山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)。3度目のチャンピオンに向けて好位置に付けた。
4位には松下信治(Buzz Racing SF19)が、5位には笹原右京(TEAM MUGEN SF19)、6位には福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)、7位には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)とホンダ勢が続く。
山本と同ポイントでチャンピオンを狙う平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)は8位と出遅れた。
また、チャンピオンの可能性を残すニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)はQ1で走路外のペナルティーを科せられ敗退、後方からの追い上げを強いられることとなった。
決勝レースは午後2時25分より40周で争われ、今シーズンのシリーズチャンピオンが決定する。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/20) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'19.972 | - | - | 205.407 |
| 2 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'19.989 | 0.017 | 0.017 | 205.363 |
| 3 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.155 | 0.183 | 0.166 | 204.938 |
| 4 | 50 | 松下 信治 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.185 | 0.213 | 0.030 | 204.861 |
| 5 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.192 | 0.220 | 0.007 | 204.843 |
| 6 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.340 | 0.368 | 0.148 | 204.466 |
| 7 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.516 | 0.544 | 0.176 | 204.019 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'20.719 | 0.747 | 0.203 | 203.506 |
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/20) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 50 | 松下 信治 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.337 | - | - | 204.474 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.473 | 0.136 | 0.136 | 204.128 |
| 3 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.543 | 0.206 | 0.070 | 203.951 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'20.739 | 0.402 | 0.196 | 203.456 |
| 5 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.807 | 0.470 | 0.068 | 203.284 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'20.831 | 0.494 | 0.024 | 203.224 |
| 7 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.965 | 0.628 | 0.134 | 202.888 |
| 8 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.033 | 0.696 | 0.068 | 202.717 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 1'21.125 | 0.788 | 0.092 | 202.488 |
| 10 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'21.128 | 0.791 | 0.003 | 202.480 |
| 11 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'21.144 | 0.807 | 0.016 | 202.440 |
| 12 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'21.287 | 0.950 | 0.143 | 202.084 |
| 13 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'21.298 | 0.961 | 0.011 | 202.057 |
| 14 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'21.311 | 0.974 | 0.013 | 202.024 |
■Aグループ
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/20) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.802 | - | - | 203.297 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.864 | 0.062 | 0.062 | 203.141 |
| 3 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.923 | 0.121 | 0.059 | 202.993 |
| 4 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'21.010 | 0.208 | 0.087 | 202.775 |
| 5 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'21.466 | 0.664 | 0.456 | 201.640 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'21.501 | 0.699 | 0.035 | 201.553 |
| 7 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 1'21.524 | 0.722 | 0.023 | 201.496 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 8 | 51 | シャルル・ミレッシ | Goldex Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.782 | 0.980 | 0.258 | 200.861 |
| 9 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'22.311 | 1.509 | 0.529 | 199.570 |
| 10 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'24.710 | 3.908 | 2.399 | 193.918 |
Bグループ
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/20) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'20.698 | - | - | 203.559 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.824 | 0.126 | 0.126 | 203.242 |
| 3 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'20.838 | 0.140 | 0.014 | 203.206 |
| 4 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.954 | 0.256 | 0.116 | 202.915 |
| 5 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'21.125 | 0.427 | 0.171 | 202.488 |
| 6 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'21.158 | 0.460 | 0.033 | 202.405 |
| 7 | 50 | 松下 信治 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.214 | 0.516 | 0.056 | 202.266 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 8 | 64 | 大津 弘樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.267 | 0.569 | 0.053 | 202.134 |
| 9 | 7 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'21.418 | 0.720 | 0.151 | 201.759 |
| 10 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.674 | 0.976 | 0.256 | 201.126 |
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS3 LMS Audi Team Hitotsuyama | 11 | 23'02.127 | - | - |
| 2 | 19 | Brnz | 1 | ヒロボン | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 11 | 23'06.529 | 4.402 | 4.402 |
| 3 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA | 11 | 23'13.365 | 11.238 | 6.836 |
| 4 | 62 | Brnz | 2 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION’ | 11 | 23'14.437 | 12.310 | 1.072 |
| 5 | 34 | Brnz | 3 | 下野 璃央 | Honda CIVIC TCR Drago CORSE | 11 | 23'14.930 | 12.803 | 0.493 |
| 6 | 73 | Brnz | 4 | 大蔵 峰樹 | Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | 11 | 23'15.578 | 13.451 | 0.648 |
| 7 | 17 | Brnz | 5 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 11 | 23'37.352 | 35.225 | 21.774 |
| 8 | 55 | Brnz | 6 | Mototino | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | 11 | 23'43.656 | 41.529 | 6.304 |
| 9 | 7 | Brnz | 7 | 牧野 淳 | Audi RS3 LMS 麻布ワコーズEDニルズNGK | 11 | 24'12.649 | 1'10.522 | 28.993 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 8Laps)完走 ---- |
| - | 69 | Brnz | - | 梅本 淳一 | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | 3 | 9'12.759 | 8Laps | 8Laps |
- Fastest Lap: CarNo.21 篠原拓朗(Audi RS3 LMS) 1'47.360 (3/11) 153.007kim/h
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦は20日、富士スピードウェイで決勝を行い、予選3位からスタートした小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が初優勝を飾った。
決勝レースは早朝午前8時10分からフォーメーションラップが始まった。上空は晴れ渡り朝日が場内に差し込む。
フォーメーションラップは2周行われたが、その1周目にルッカ・アレン(Albirex-RT)がダンロップコーナーでスピン。アレンが通常のグリッドに戻ったため、スタートディレイとなった。改めてフォーメーションラップ2周が行われ周回数は13周に減算された。
好スタートを切ったのは予選2位の宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)。しかし宮田は1コーナーでブレーキをロックさせ、オーバーラン。ポールポジションの阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)もオーバーランして、そのインから予選3位の小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が2コーナー立ち上がりでトップに立った。2位には阪口が、3位には宮田が続く。
トップに立った小高は、1周目に2位の阪口を1秒1引き離してストレートに戻ってくると、2周目にはその差を2秒5、3周目には2秒6まで広げた。
ここから阪口はこの時点でのファステストラップを記録して、小高との差を徐々に縮め始める。7周目には1秒5まで迫るが、ここから小高も粘る。この差は最終ラップまで縮まらず、小高は13周を回ってうれしい初優勝を飾った。2位には阪口が、3位には宮田が入った。
河野駿佑(RS FINE K&N 320)と名取鉄平(TODA FIGHTEX)は4位争いを繰り広げてきたが、7周目に河野をパスした名取が4位、河野は5位でレースを終えた。6位には入山翔(Albirex-RT)が入った。
マスタークラスは終始トップを譲らなかった今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が初優勝を飾った。
注目の本山哲(REBELLION Buzz 320)と山本左近(REBELLION Buzz 320)はオープニングラップで接触。本山はリタイア、山本は8位でレースを終えた。
最終第17戦決勝は本日午後12時35分より15周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
レべリオン全日本SFL選手権第15・16・17戦 -RIJ- (2020/12/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 16 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 13 | 20'08.071 | - | - |
| 2 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 13 | 20'09.784 | 1.713 | 1.713 |
| 3 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 13 | 20'10.368 | 2.297 | 0.584 |
| 4 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 13 | 20'24.625 | 16.554 | 14.257 |
| 5 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 13 | 20'25.384 | 17.313 | 0.759 |
| 6 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 13 | 20'29.689 | 21.618 | 4.305 |
| 7 | 3 | | | ルッカ・アレン | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 13 | 20'36.559 | 28.488 | 6.870 |
| 8 | 52 | | | 山本 左近 | REBELLION Buzz 320 B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 13 | 20'48.332 | 40.261 | 11.773 |
| 9 | 51 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 13 | 20'54.286 | 46.215 | 5.954 |
| 10 | 10 | M | 2 | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 13 | 21'10.455 | 1'02.384 | 16.169 |
| 11 | 30 | M | 3 | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 13 | 21'10.833 | 1'02.762 | 0.378 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ---- |
| - | 13 | | | 本山 哲 | REBELLION Buzz 320 B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 0 | 0.000 | 13Laps | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320) 1'32.223 (6/13) 178.120km/h
全日本スーパーフォーミュラ選手権は19日、富士スピードウェイでフリー走行を行い、野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)がトップタイムを記録した。
朝の占有走行に続き、午後3時より1時間のフリー走行が行われた。雲間からは太陽も顔を出すようになり幾分気温も上がり気味で、雨や雪の心配は無くなった。
開始10分でトップに立ったのは1分21秒607で野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)。これを開始20分過ぎに21秒465を出した平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が逆転。
開始30分には、午前の占有走行でトップタイムを記録した好調、笹原右京(TEAM MUGEN SF19)が1分20秒791でトップを奪取。
その笹原は、残り13分となったところでコースアウト、赤旗が提示される。
セッションは延長され3時52分から残り10分で再開された。ここから上位陣の順位はめまぐるしく変り、最終的には1分20秒708をたたき出した野尻が再びトップに立ちセッションを終えた。
30分時点のタイムで笹原が2位。3位にはタイムを伸ばした平川が、4位には坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が、5位には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が、6位には中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)が入り、トヨタエンジン勢もホンダ勢に割って入るようになった。
明日は午前9時45分からノックアウト方式で公式予選が行われる。1分20秒を切る驚速のタイムが出るかどうかに注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦は、富士スピードウェイで決勝を行い、ポールポジションからスタートした宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が今季11勝目を飾った。
決勝は午後1時50分にフォーメーションラップが始まった。相変わらず曇り空で肌寒い。
スタートを制したのはポールシッターの宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)でトップで1コーナーへ向かう。以下、グリッド順通りに小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)、河野駿佑(RS FINE K&N 320)と続く。
エンジン交換のため5グリッド降格のペナルティーを科され、7番グリッドからスタートした阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)は1周目には早くも4位まで上がってきた。
阪口はさらに2周目に河野を、3周目に小高をそれぞれ1コーナーでかわし2位まで順位アップ。
この3周目の時点でトップ宮田と2位阪口の差は2秒8。宮田は2位に上がった阪口の追撃を許さず、0秒2ほど早いタイムで差を広げ始める。
宮田は最終ラップにはこのレースのファステストラップをたたき出すと21周を回り、6秒6差で独走優勝を飾った。
宮田を追い切れなかった阪口は2位。3位には小高が入った。
4位には5周目、1コーナーで河野をパスした名取鉄平(TODA FIGHTEX)が、6位にはチームメートバトルを制したルッカ・アレン(Albirex-RT)が続いた。
注目の山本左近(REBELLION Buzz 320)と本山哲(REBELLION Buzz 320)は、山本が8位、本山が9位を走行していたが、山本がアレンと入山翔(Albirex-RT)のチームメート同士の争いに追いついたところで、ダンロップコーナーで入山をパスしようとして接触。山本は30秒のペナルティーを科され降格することとなった。本山は繰り上がり7位でチェッカーを受けた。
マスタークラスは総合で9位に入ったDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が優勝した。
第16戦決勝は、明日午前8時10分より15周で、第17戦決勝はこのレースの順位でグリッドを決定し午後12時35分より15周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/19) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.708 | - | - | 203.534 |
| 2 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.791 | 0.083 | 0.083 | 203.325 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'20.947 | 0.239 | 0.156 | 202.933 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'20.988 | 0.280 | 0.041 | 202.830 |
| 5 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'20.996 | 0.288 | 0.008 | 202.810 |
| 6 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'21.025 | 0.317 | 0.029 | 202.737 |
| 7 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'21.047 | 0.339 | 0.022 | 202.682 |
| 8 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.217 | 0.509 | 0.170 | 202.258 |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'21.237 | 0.529 | 0.020 | 202.208 |
| 10 | 7 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'21.431 | 0.723 | 0.194 | 201.727 |
| 11 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'21.449 | 0.741 | 0.018 | 201.682 |
| 12 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'21.617 | 0.909 | 0.168 | 201.267 |
| 13 | 51 | シャルル・ミレッシ | Goldex Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.691 | 0.983 | 0.074 | 201.085 |
| 14 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'21.750 | 1.042 | 0.059 | 200.939 |
| 15 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'21.857 | 1.149 | 0.107 | 200.677 |
| 16 | 64 | 大津 弘樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'21.940 | 1.232 | 0.083 | 200.474 |
| 17 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 1'22.050 | 1.342 | 0.110 | 200.205 |
| 18 | 50 | 松下 信治 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'22.088 | 1.380 | 0.038 | 200.112 |
| 19 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 1'22.118 | 1.410 | 0.030 | 200.039 |
| 20 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'22.161 | 1.453 | 0.043 | 199.934 |