Formula Nippon

FN第6戦富士公式予選1回目 小暮が暫定ポール

2006年全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の公式予選1回目が8月26日、富士スピードウェイで行われ、#56小暮卓史(ARTA)が1分28秒752を出し、暫定ポールを獲得した。

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公式予選1回目は午前10時から開始された。
富士スピードウェイ上空は厚い雲に覆われているが、この時点では晴れ間も覗いており、コースは完全なドライコンディションだ。

予選開始当初は殆どのドライバーが様子を伺い、ピットに留まっており、コース上は数台が走行するのみ。
そんな中、いち早くコースに飛び出していった土屋武士が順調に周回を重ね、29秒前半のタイムを連発してトップに立った。
今季好調のインパル勢では唯一ブノワ・トレルイエが2-3番手あたりにつけて走行している。

開始から10分が経過した頃になってようやく、様子を見ていたドライバーたちが徐々にコースに出始め、最初のアタックに取り掛かった。
ここで#20松田次生が1分29秒150、#1本山哲が1分29秒355と、相次いで土屋のタイムを上回ってきた。
その直後に#56小暮も1分29秒197を出し、二人の間に割って入ってきた。

更に小暮はニュータイヤを投入した最後の5分間でこのセッション唯一の28秒台となる1分28秒752を叩き出し、暫定ポールを獲得した。
松田、本山もニュータイヤを投入したがタイムアップならず。
更に松田はセッション中にフロントサスの調整を行い、まだセットアップに満足していない様子だ。

公式予選2回目は午後2時から、1回目と同じく45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR



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