Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式予選 小暮が今季2度目のポール獲得!

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の公式予選が8月7日、ツインリンクもてぎで行われ、#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が今季2度目のポールポジションを獲得した。
予選2位は#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)、3位には#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)が入った。

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公式予選は午後2時10分よりノックアウト方式で行われた。
気温34.2、路面温度59度、湿度49%という猛暑の中、新規参戦の#3松田次生(KONDO RACING)を含む15台がタイムを競った。

予選Q1
今回から15台となったため、Q2への出走台数で混乱がみられたが、結局15台中12台がQ2に進むこととなった。走行時間は20分間だ。
最初にトップに立ったのはオリベイラ。しかし1分36秒669はまだまだ小手調べのレベルか。開始8分で#20平中克幸がこれを上回ってトップに。10分が経過したあたりで各車一旦ピットに戻り、終盤のアタック合戦に備えた。
本格的なアタックが開始されたのは残り時間5分を切った辺りから。
ここで#31山本尚貴が1分35秒650でトップに。2位に平中、3位には#36アンドレ・ロッテラーがつけた。,br> 一方、Q2進出を賭けたボーダーライン上の戦いは、#16井出有治、#7石浦宏明、#8ケイ・コッツォリーノ、#29井口卓人の4人の間で展開され、結局井出がQ2進出を果たし、石浦がまさかのQ1落ちを喫することになった。

予選Q2
10分間のインターバルの後、午後2時40分より予選Q2が開始された。ここからは10分間の走行。ここでは上位8台がQ3に進出、4台がここで予選を終えることになる。
真っ先に動いたのは小暮。タイヤのウォームアップに2周を費やしてアタックに入り、1分35秒428をたたき出す。2番手はロッテラー、3番手はデュバルだ。
Q3進出を賭けた戦いは8位に平中、以下#10塚越広大、井出、#2伊沢拓也、松田と続く。
チェッカー直後に塚越が一旦は8位に浮上するが、最後の最後に松田が1分36秒000を出して88位に。復帰初戦で見事Q3進出を果たした。

予選Q3
ポールポジションを駆けた最後の走行、Q3は午後3時開始。
ここでも小暮が真っ先にコースイン。しかし1周しただけでそのままピットへ。
本格的なアタックが始まったのは残り時間が6分半を切った辺りから。まずはインパル勢がコースイン。オリベイラが1分35秒455でトップに立つと、山本が1分35秒487で続く。
オリベイラはそのまま2周連続のアタックに入ったが、V字コーナーで惜しくもコースアウト、そのまま走行を終えた。
ここでチェッカー。最後の最後にトップに立ったのは小暮だった。タイムは1分35秒347、デュバルも1分35秒385までタイムを縮めてきた。
最後にチェッカーを受けたのは松田。しかしタイムは1分36秒330に留まり、予選8位で明日の決勝に臨むこととなった。

第4戦決勝は明日午後2時15分より、52周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum


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