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SGT:第3戦タイ GTAが夏季対策としてGT500クラスにルーバーの追加を許可

2015オートバックス スーパーGT第3戦「ブリーラムスーパーGTレース」が6月20-21日にタイのchurn・インターナショナルサーキットで開催される。

今回のレース開催に先立ち、シリーズを運営するGTアソシエイションからは夏季対策として5月8日付にブルテンを出している。
これによりGT500クラスのFR車両(GT-R、RC F)については「ボンネット(エンジンフードを含む)、リアハッチゲート、およびトランクリッドの開口について、放熱を目的に、開口部に高さ50mmを限度としてルーバーやリップを追加」できることになった。
MR車両(NSX)はさらに車両側面部についても同様のルーバーやリップの追加が許されている。
但し、「開口部以外は基本車両の曲面と異なる形状であってはならず、また真上から見て内部の50%以上が見えてはならない」

対象期間は第3戦ブリーラムから第6戦SUGOまでだ。

なお、GT300クラスでは第2戦富士の結果を受け、JAF-GT車両にリストリクターの緩和措置が取られたほか、最低地上高も53mmから50mmに下げられている。
FIA-GT3は最低重量の調整が入り、
アウディR8が1275kgから1280kgへ、
BMW Z4が1240kgから1250kgへ、
フェラーリ458イタリアが1280kgから1265kgへ、
メルセデスSLSが1335kgから1330kgへ、
ポルシェ911GT3Rが1225kgから1229kgへとそれぞれ変更された。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO

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