フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第4戦レース9の決勝が、8月31日、スポーツランドSUGOで行われ、2番グリッドの梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)が好スタートからトップに出て逃げ切った。梅垣は今季4勝目。
マスタークラスは、鳥羽豊 (AIWIN)が総合でも5位に入る走りで優勝を飾った。
菅生は朝から上空に曇が垂れ込め、湿度は高いが気温は26度と昨日に比べて過ごしやすい。どんよりした天候のもと、午前10時にスタートが切られた。
スタートで、梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)が、やや出遅れたポールスタートの鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)を抑えてトップに。以下、大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、ジャ・ジャンビン(B-MAX RACING F111)、鳥羽豊 (AIWIN)、小田優(Rn-sports F111/3)、猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)が続いてレースが幕を開けた。
オープニングラップのS字コーナーで猪爪が僅かにコースオフ。8位に順位を落とす。
トップ2車は、3位以下を引き離して一騎討ちに。周回を重ねる度に両者の差は詰まり始め、5周目に0.6秒あった差は、10周目には0.3秒となった。
しかし、その後はまた0.6秒に開き、14周以降は、2位の鈴木がファステストラップを刻みながら追い上げるという攻防を見せた。
結局、順位変動はなく、そのままチェッカーを迎え、梅垣が今季4勝目を飾った。
3位は、終盤、単独走行になった大宮。4位は、マスタークラスの鳥羽に迫られる場面はあったものの、抑えきったジャンビンが第8戦に続く4位でフィニッシュ。
レース10は、本日、午後2時から22周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE







