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2019年4月

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO決勝(グループ1) 作戦を完遂した#1GTNET GT3 GT-RがST-Xクラス優勝!ST-3クラスは100分の7秒差で決着!

4月28日、ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」(グループ1)の決勝が快晴のスポーツランドSUGOで行われ、最速のST-Xクラスは#1GTNET GT3 GT-R(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組)が、激戦となったST-3クラスは#38 ADVICS muta racing RC350TWS(堀田誠/阪口良平/堤優威組)が優勝を飾った。(観客:27日(土)2,600人、28日(日)4,800人)

グループ1の決勝は快晴に恵まれ蔵王もくっきり グループ1の決勝がスタートした レースはFCYやセーフティーカーが何度も出る荒れた展開となった ST-Xクラス優勝は浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R) ST-Zクラス優勝は内田優大/山内英輝/高橋翼組(ENDLESS AMG GT4) ST-TCRクラス優勝は太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組(BRP Audi Mie RS3 LMS) ST-1クラス優勝は星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D\'station Porsche) ST-2クラス優勝は冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ) ST-3クラス優勝は堀田誠/阪口良平/堤優威組(ADVICS muta racing RC 350 TWS)

昨日とは打って変わり絶好のレース日和となった日曜日。

しかし、6クラス混走となるレースは晴れ渡った空のようにクリアとはならなかった。レース前半にFCY(フルコースイエロー)が2回、レース折り返しを過ぎてからSC(セーフティカー)ランが2回と、各チームはこれらに翻弄されながらチェッカーを目指すことになった。

ST-Xクラスは、ポールポジション(PP)スタートの#1GTNETが、「FCYやSCでは僅かでも給油をする」という作戦を敢行。一時は3位に後退する場面もあったが、慌てることなく3人のドライバーがきっちり仕事をこなした。

序盤、トップを快走した#83 X WORKS R8(ツェ・カ・ヒン/シンヤ・ショーン・ミチミ/タン・フィリップ組)は、2人目のドライバーが大荒れ。ペースは遅いうえに、最終コーナーでTCRクラスのマシンと接触しリタイア。レース後半最初のSCランの原因を作ってしまった。

これでトップに返り咲いた#1GTNETは、出場車中最多の4回のピットストップをしたものの、終盤#244LEXUS RC-F GT3(田中徹/田中哲也/佐藤公哉)の追走をかわして今季初優勝のチェッカーを受けた。

ST-Zクラスは、レース開始から#3ENDLESS AMG GT4(内田優大/山内英輝/高橋翼組)を#2ケーズフロンティア SYNTIUM KTM(飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂組)が僅差で追走。1時間を経過したところで#2ケーズフロンティアが先にピットに滑り込むが、運が悪いことにこの直後に故障車がコース脇にストップ。2度目のFCYとなってしまい、このチャンスをものにした#3ENDLESSが後半は独走で開幕戦に続く2連勝を飾った。

ST-TCRクラスは、連続クラスPPからスタートした#19BRP Audi Mie RS3 LMS(太田佑弥/松本武士/篠原拓朗組)が盤石のレースを見せた。今回アウディ勢にはタイヤトラブルが出ていたため、「タイヤのライフと燃費が心配だった」(松本)とはいうものの、2位の#45BRIN・NAUB RS3 LMS(竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組)に付け入る隙を見せずに逃げ切った。

ST-1クラスは、#47D'station Porsche(星野辰也/織戸学/濱賢二組)がライバル不在のなか、自らのペースを守って走り抜き総合6位でフィニッシュ。予選時からトラブルを抱えていた#998Z-REX ADVICS R8 TRACY(ジェフリー・ゼイ/レオン・イエー/ハンス・ワン組)はスタートすることなく姿を消してしまった。

ST-2クラスは、「FCYとSCのタイミングが我々に味方した気がする」(菊地)というように、#6新菱オート☆DIXELエボⅩ(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組)が、レース前半をリードした#59 DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組)を終盤は大きく引き離してクラスポール・トゥ・ウィン。

ST-3クラスは、レース折り返しまでは#14HIRIX☆YAIMA☆Z34(山崎学/安宅光徳/伊橋勲組)が先行したが、SCを境に#38ADVICS muta racing RC350TWS(堀田誠/阪口良平/堤優威組)がトップに浮上。しかし独走は許されず、#15岡部自動車Z34(長島正明/小松一臣/古谷直広/たしろじゅん組)、#68埼玉トヨペット Green Brave GR SPORT マークX(服部尚貴/脇阪薫一/吉田広樹組)が次々に#38に襲い掛かった。

「セッティングはイマイチ決まっていなかった」(阪口)という#38ADVICSだが、#15岡部自動車がピット作業時のペナルティで後退するなどツキも味方した。残り10分を切ってからは#68埼玉トヨペットの猛チャージを受けるが、僅か0.069秒速くゴールラインを横切って優勝を飾った。

ST-Xクラスの表彰式 ST-Zクラスの表彰式 ST-TCRクラスの表彰式 ST-1クラスの表彰式 ST-2クラスの表彰式 ST-3クラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO決勝(グループ2) 好バトルを見せた#884林テレンプ SHADE RACING 86が開幕戦に続き連勝!

4月27日、ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」(グループ2)の決勝がスポーツランドSUGOで行われ、ST4クラスは#884 林テレンプ SHADE RACING 86(平中克幸/国本雄資/ヒロ・ハヤシ組)が、ST5クラスは#70 J'S RACING☆FIT(藺牟田政治/久保田英夫/植田正幸組)が優勝を飾った。

ST-4クラスのスタートシーン

ST-5クラスのスタートシーン

ST-4クラス優勝は平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI組(林テレンプSHADE RACING 86)

ST-4クラス決勝2位は久保凜太郎/細川慎弥/山口礼組(GR Garage⽔⼾インターGR86)

ST-4クラス決勝3位は中山友貴/宮田莉朋組(ENDLESS・86)

ST-5クラス優勝は蘭牟田政治/久保田英夫/植田正幸組(J\'S RACING☆FIT)

ST-5クラス決勝2位は吉田綜一郎/佐々木孝太組(ヒロマツ デミオ)

ST-5クラス決勝3位は梅本淳一/窪田俊浩/梅田真祐組(J\'S RACING☆FIT)

ST-4クラスの表彰式

ST-5クラスの表彰式

年一度の菅生決戦。ST-4クラスの勝負は終盤#86TOM'S SPIRIT 86(坪井翔/松井孝允/大嶋和也組)を襲った燃料系のトラブルで決着してしまったが、それまでに繰り広げられた#884林テレンプとの戦いは非常に見応えのあるものだった。

序盤、レースを演出したのはFCY(フルコース・イエロー)だった。

まず、開始から10分を経過した時点で、コース上に落下物があり最初のFCYが導入された。このタイミングでトップを快走していた#86TOM'S(松井)と2位#310GR Garage 水戸インター GR86(細川)がピットに滑り込んだ。ここで#86は松井から大嶋にドライバーチェンジ。

さらに、開始20分。コースアウトした車両の回収で2度目のFCYとなると、ここでトップに立っていた#884林テレンプ(国本)がピットに滑り込み、平中にバトンタッチ。

このFCYが解除されレースが落ち着いた40分経過時、再びトップに立った#86TOM'S(大嶋)と#884林テレンプ(平中)との差は11秒。しばらくはこのまま推移したが、1時間を経過した頃から燃料が減り軽くなった#884平中の猛追が始まる。

#884平中は確実にギャップを削り、45周目7.3秒、50周目4.4秒、そして60周目には#86大嶋の背後にピタリとつける。#86大嶋も意地を見せ#884平中を抑え続け、このバトルは64周目に#86がピットインするまで続いた。

そして、独走する#884が89周目に2度目のピットインをしてコースに戻ると、その4秒背後には#86(坪井)の姿が。再び両者のバトルが始まる……はずだった。しかし、ここで#86に燃料系トラブルが発生し無念のスローダウン。トラブルで後退した開幕戦の再現となってしまった。

これで背後を脅かすもののいなくなった#884国本はハイペースを保ったままチェッカーを受け、開幕戦鈴鹿に続く連勝を飾った。2位は上位2台のペースについていくのは厳しかったが、コンスタントに走った#310GR Garage 水戸インター GR86(久保凜太郎/細川慎弥/山口礼)が入った。

ST-5クラスは、序盤、予選5位#168冴えカノレーシングwith RFC(霜野)が快走を見せたが、ピットインで後退。代わって#69 J'S RACING☆FIT(梅本淳一/窪田俊浩/梅田真祐組)がトップに立ち、2時間が経過する頃には、チームメイトの#70 J'S RACING☆FIT(藺牟田政治/久保田英夫/植田正幸組)とワンツー態勢を敷いた。

終盤は#70が前に出てワンツー態勢は続いたが、残り15分を切ってから#101ヒロマツ デミオ(佐々木)が猛追。残り7分で2位#69を捕らえると、最終ラップには#70にも迫ったが、気合いが空回りしてしまいヘアピンコーナーでコースオフ。大逆転優勝とはならず、#70 J'S RACINGが今季初優勝を飾った。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2決勝結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 2 Final Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet-Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhLapTotal_Time
Behind
1884ST-41平中 克幸
国本 雄資
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
151103:00'38.390
2*310ST-42久保 凜太郎
細川 慎弥
山口 礼
GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
101101'32.909
313ST-43中山 友貴
宮田 莉朋
ENDLESS・86
TOYOTA 86
1091Lap
45ST-44山本 謙悟
鵜飼 龍太
三島 優輝
5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1073Laps
5*116ST-45大塚 隆一郎
吉田 靖之
仙波 王仁
アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE
Honda S2000
51073Laps
68ST-46吉岡 一成
東 貴史
松尾 充晃
WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1064Laps
786ST-47坪井 翔
松井 孝允
大嶋 和也
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1046Laps
818ST-48浅野 武夫
井上 雅貴
藤原 大輝
岡野 陽朋
Weds Sport 86
TOYOTA 86
8624Laps
9101ST-51吉田 綜一郎
佐々木 孝太
ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
1037Laps
1069ST-52梅本 淳一
窪田 俊浩
梅田 真祐
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
51028Laps
114ST-53見並 秀文
相原 誠司郎
森山 鉄也
佐藤 駿介
THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
1028Laps
12168ST-54谷岡 力
霜野 誠友
廣島 嵩真
冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
1028Laps
1366ST-55橋本 陸
筒井 克彦
武地 孝幸
odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1028Laps
1478ST-56田中 良平
大崎 悠悟
山西 康司
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1028Laps
1550ST-57岩岡 万梨恵
小松 寛子
加藤 沙也⾹
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
9911Laps
16311ST-58鈴木 幸子
伊勢屋 貴史
武田 光司
東北復興絆Racingロードスター
MAZDA ROADSTER
9515Laps
17*104ST-49豊田 大輔
飯田 章
小倉 康宏
MORIZO
ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
7931Laps
18*88ST-59村上 博幸
中島 保典
雨宮 恵司
梶谷 太郎
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
5753Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-54ST-4-加藤 彰彬
小原 健一
石井 鋼一
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1109Laps
-28ST-4-東 徹次郎
DAISUKE
小高 一斗
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
0110Laps
  • Fastest Lap: CarNo.884 平中克幸(林テレンプSHADE RACING 86) 1'33.927 (56/110) 141.975km/h

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO予選(グループ1) 必勝を期す#1GTNET GT3 GT-Rがポール獲得!

サーキット上空がかなり明るくなるなかで行われたグループ1の予選は、コースコンディションが徐々に回復するものと思われた。しかし、Bドライバーの時間帯には雨粒が落ちてくるという難しいコンディションとなった。このため、各クラス、Bドライバーのタイムがグリッドに大きく影響することとなった。

ST-Xクラスポールポジションの浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R) ST-Zクラスポールポジションの内田優大/山内英輝/高橋翼組(ENDLESS AMG GT4) ST-TCRクラスポールポジションの太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組(BRP Audi Mie RS3 LMS) ST-1クラスポールポジションの星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D\'station Porsche) ST-2クラスポールポジションの冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ) ST-3クラスポールポジションの嵯峨宏紀/山下健太/小河諒組(DENSO Le Beausset RC350)

ST-X(GT3)クラスのポールポジション(総合トップ)は、Aドライバー浜野がトップ、Bドライバー星野も2位とまとめた#1GTNET GT3 GT-R(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組)が獲得。開幕戦は不運なアクシデントで下位に沈んだだけに必勝態勢だ。

2番グリッドは、Bドラ田中のタイムがやや伸び悩んだものの#244 LEXUS RC-F GT3(田中徹/田中哲也/佐藤公哉組)。ニューウェイがBドラトップと気を吐いた#300 TAIROKU RACING GT-R GT3(山口大陸/ハリソン・ニューウェイ/ニコラス・コスタ/高木真一組)は総合4番手。

ST-Z(GT4)クラスは、まだ出走3台と台数的にはやや寂しいが、Bドライバー山内英輝が、難しいコンディションのなかニューコースレコード(1分28秒983)を叩き出した#3ENDLESS AMG GT4(内田優大/山内英輝/高橋翼組)がクラスポールを獲得。

ST-TCRクラスは大混戦。Aドライバーでは、トップの#65Phenomen Mars Audi RS3 LMS(岡島)に#10 IDI GOLF GTI TCR(デヴェサ)、#19太田が僅差で続き、アウディにゴルフが割って入る三つ巴の争いとなったが、Bドライバーの松本も2番手タイムをマークした#19 BRP Audi Mie RS3 LMS(太田佑弥/松本武士/篠原拓朗組)が合計タイムでクラスポールを得た。

ST-1クラスは、出走2台だが、Bドラ織戸が、難しいコンディションのなかSTXクラスに次ぐ好タイムを叩き出し、#47D'station Porsche(星野辰也/織戸学/濱賢二組)を指定席に導いた。

ST-2クラスは、A,Bドライバーともにトップタイムをマークした#6新菱オート☆DIXELエボⅩ(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組)がクラスポールを獲得。開幕戦の鈴鹿では2位に甘んじただけに今回はポールtoウィンを果たしたいところだ。

ST-3クラスは、開幕戦を制した#62 DENSO Le Beausset RC350(嵯峨宏紀/山下健太/小河諒組)がクラスポール。安定した速さを発揮できるドライバーを揃えるだけに、連勝の可能性は高そうだ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO予選(グループ2) 役者揃いの#86TOM'S SPIRIT 86がポールポジション!

今回のレースは、グループ1(ST-X,ST-Z,ST-TCR,ST-1,ST-2,ST-3)とグループ2(ST-4,ST-5)に分けられ、グループ別に3時間レースを行う変則的なイベントとなっている。通常は総合トップ争いの叶わないST-4クラスのチームにとっては、またとないチャンスとなっている。

このため、午後に決勝が行われるグループ2の予選は、コースはウェットながら熱い戦いが繰り広げられた。

ST-4クラスポールポジションの坪井翔/松井孝允/大嶋和也組(TOM\'S SPIRIT 86) ST-5クラスポールポジションの吉田綜一郎/佐々木孝太組(ヒロマツ デミオ)

ST-4クラスは、Aドライバーのタイムアタックで、終了間際までトップを守っていた#86TOM'S SPIRIT 86(坪井翔)を、#310GR Garage 水戸インター GR86(久保凜太郎)が最後に1分45秒092をマークして逆転。しかも#86にコンマ6秒という大きな差をつけた。これはA,Bドライバーの合計タイムで決まる予選では大きなマージンと思われた。

しかし、Bドライバーの予選で、#86松井孝允は再逆転を期して果敢にアタック。他のドライバーに先んじて1分45秒台の好タイムをマークする。途中#88村上モータースMAZDAロードスター(中島保典)のエンジンブローにより、コース上にオイルが撒かれ赤旗中断になるというアクシデントはあったものの、再開後にも他を引き離す1分45秒078を叩き出し、見事逆転でポールポジションを決めた。

なお、#104ROOKIE RACING 86(飯田章)は、赤旗中断となる前の最終コーナーでクラッシュ。マシンはフロント部に大きなダメージを負ってしまい、午後の決勝には車両を変更して臨む予定だ。

ST-5クラスは、A,Bドライバーのタイムにバラつきがあるチームが多く、Aドライバーでは、#78LOVE DRIVE RACING ロードスター(田中良平)、#4THE BRIDE FIT(見並秀文)が、Bドライバーでは、#101ヒロマツ デミオ(佐々木孝太)、#168冴えカノレーシングwith RFC(霜野誠友)がそれぞれ1,2位と混戦模様だったが、Aドライバーの吉田綜一郎も3位と安定した力を見せた#101がポールポジションを獲得した。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
WHAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
11ST-X1浜野 彰彦
星野 一樹
GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'29.551
1'20.978
2'50.529-
2244ST-X2田中 徹
田中 哲也
LEXUS RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
201'30.735
1'22.020
2'52.755 2.226
383ST-X3TSE Ka Hing
道見 ショーン 真也
X WORKS R8
Audi R8 LMS GT3
1'32.030
1'21.506
2'53.536 3.007
4777ST-X4星野 敏
ダレン・ターナー
D'station Vantage GT3
ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3
301'33.020
1'21.675
2'54.695 4.166
5300ST-X5山口 大陸
ハリソン・ニューウェイ
TAIROKU RACING GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18)
1'36.060
1'20.538
2'56.598 6.069
69ST-X6JOE SHINDO
柴田 優作
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
101'37.107
1'22.095
2'59.202 8.673
747ST-11星野 辰也
織戸 学
D'station Porsche
Porsche 911 Cup
201'37.591
1'27.048
3'04.63914.110
83ST-Z1内田 優大
山内 英輝
ENDLESS AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
251'38.853
1'28.983
3'07.83617.307
92ST-Z2飯田 太陽
加藤 寛規
ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
151'37.656
1'31.971
3'09.62719.098
1019ST-TCR1太田 侑弥
松本 武士
BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
151'40.719
1'29.838
3'10.55720.028
1122ST-TCR2堀 主知ロバート
千代 勝正
WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'41.503
1'29.124
3'10.62720.098
1245ST-TCR3竹田 直人
白坂 卓也
BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'40.869
1'29.960
3'10.82920.300
1310ST-TCR4フィリップ・デベサ
密山 祥吾
IDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
1'40.687
1'30.176
3'10.86320.334
1475ST-TCR5塚田 利郎
蘇武 喜和
AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'41.128
1'30.218
3'11.34620.817
1597ST-TCR6植松 忠雄
中野 信治
Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
1'40.865
1'31.195
3'12.06021.531
1662ST-31嵯峨 宏紀
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
251'40.808
1'31.295
3'12.10321.574
1715ST-32長島 正明
小松 一臣
岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.079
1'31.163
3'12.24221.713
1868ST-33服部 尚貴
脇阪 薫一
埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA LEXUS RC350
101'40.779
1'32.049
3'12.82822.299
1914ST-34山崎 学
安宅 光徳
HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.500
1'31.622
3'13.12222.593
2038ST-35堀田 誠
阪口 良平
ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
151'40.985
1'32.546
3'13.53123.002
216ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
151'41.502
1'32.191
3'13.69323.164
22108ST-TCR7ふじい じゅん
大野 尊久
冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
1'42.099
1'31.616
3'13.71523.186
2334ST-36手塚 祐弥
大草 りき
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'40.910
1'33.662
3'14.57224.043
2465ST-TCR8岡島 秀章
加藤 正将
Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
251'40.403
1'34.703
3'15.10624.577
25501ST-TCR9ポール・イップ
ジム・カー・トゥ
KCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
101'41.850
1'33.264
3'15.11424.585
26190ST-Z3奥村 浩一
水谷 晃
BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
101'43.013
1'32.630
3'15.64325.114
2759ST-22大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
251'42.374
1'35.117
3'17.49126.962
2839ST-37下垣 和也
大島 和也
5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.914
1'35.595
3'17.50926.980
297ST-23成澤 正人
遠藤 浩二
新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
1'42.797
1'36.035
3'18.83228.303
3017ST-24野上 達也
谷川 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
101'43.676
1'35.473
3'19.14928.620
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-998ST-1-ジェフリー・ゼイ
レオン・イエー
Z-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
303'24.861
1'32.437
4'57.2982'06.769

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1 Bドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 1 B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

<.tr>
PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
1300ST-X1ハリソン・ニューウェイTAIROKU RACING GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18)
1'20.538-165.578
21ST-X2星野 一樹GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'20.978 0.440164.678
383ST-X3道見 ショーン 真也X WORKS R8
Audi R8 LMS GT3
1'21.506 0.968163.612
4777ST-X4ダレン・ターナーD'station Vantage GT3
ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3
301'21.675 1.137163.273
5244ST-X5田中 哲也LEXUS RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
201'22.020 1.482162.586
69ST-X6柴田 優作MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
101'22.095 1.557162.438
747ST-11織戸 学D'station Porsche
Porsche 911 Cup
201'27.048 6.510153.195
83ST-Z1山内 英輝ENDLESS AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
251'28.983 8.445149.864
922ST-TCR1千代 勝正WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'29.124 8.586149.627
1019ST-TCR2松本 武士BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
151'29.838 9.300148.437
1145ST-TCR3白坂 卓也BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'29.960 9.422148.236
1210ST-TCR4密山 祥吾IDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
1'30.176 9.638147.881
1375ST-TCR5蘇武 喜和AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'30.218 9.680147.812
1415ST-31小松 一臣岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'31.16310.625146.280
1597ST-TCR6中野 信治Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
1'31.19510.657146.229
1662ST-32山下 健太DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
251'31.29510.757146.068
17108ST-TCR7大野 尊久冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
1'31.61611.078145.557
1814ST-33安宅 光徳HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'31.62211.084145.547
192ST-Z2加藤 寛規ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
151'31.97111.433144.995
2068ST-34脇阪 薫一埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA LEXUS RC350
101'32.04911.511144.872
216ST-21菊地 靖新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
151'32.19111.653144.649
22998ST-12レオン・イエーZ-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
301'32.43711.899144.264
2338ST-35阪口 良平ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
151'32.54612.008144.094
24190ST-Z3水谷 晃BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
101'32.63012.092143.963
25501ST-TCR8ジム・カー・トゥKCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
101'33.26412.726142.985
2634ST-36大草 りきTECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'33.66213.124142.377
2765ST-TCR9加藤 正将Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
251'34.70314.165140.812
2859ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
251'35.11714.579140.199
2917ST-23谷川 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
101'35.47314.935139.676
3039ST-37大島 和也5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
1'35.59515.057139.498
317ST-24遠藤 浩二新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
1'36.03515.497138.859
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1 Aドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 1 A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
11ST-X1浜野 彰彦GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'29.551-148.913
2244ST-X2田中 徹LEXUS RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
201'30.735 1.184146.970
383ST-X3TSE Ka HingX WORKS R8
Audi R8 LMS GT3
1'32.030 2.479144.902
4777ST-X4星野 敏D'station Vantage GT3
ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3
301'33.020 3.469143.360
5300ST-X5山口 大陸TAIROKU RACING GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18)
1'36.060 6.509138.823
69ST-X6JOE SHINDOMP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
101'37.107 7.556137.326
747ST-11星野 辰也D'station Porsche
Porsche 911 Cup
201'37.591 8.040136.645
82ST-Z1飯田 太陽ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
151'37.656 8.105136.554
93ST-Z2内田 優大ENDLESS AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
251'38.853 9.302134.901
1065ST-TCR1岡島 秀章Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
251'40.40310.852132.818
1110ST-TCR2フィリップ・デベサIDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
1'40.68711.136132.443
1219ST-TCR3太田 侑弥BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
151'40.71911.168132.401
1368ST-31服部 尚貴埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA LEXUS RC350
101'40.77911.228132.322
1462ST-32嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
251'40.80811.257132.284
1597ST-TCR4植松 忠雄Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
1'40.86511.314132.210
1645ST-TCR5竹田 直人BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'40.86911.318132.204
1734ST-33手塚 祐弥TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'40.91011.359132.151
1838ST-34堀田 誠ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
151'40.98511.434132.052
1915ST-35長島 正明岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.07911.528131.930
2075ST-TCR6塚田 利郎AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'41.12811.577131.866
2114ST-36山崎 学HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.50011.949131.382
226ST-21冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
151'41.50211.951131.380
2322ST-TCR7堀 主知ロバートWAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'41.50311.952131.379
24501ST-TCR8ポール・イップKCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
101'41.85012.299130.931
2539ST-37下垣 和也5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.91412.363130.849
26108ST-TCR9ふじい じゅん冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
1'42.09912.548130.612
2759ST-22大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
251'42.37412.823130.261
287ST-23成澤 正人新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
1'42.79713.246129.725
29190ST-Z3奥村 浩一BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
101'43.01313.462129.453
3017ST-24野上 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
101'43.67614.125128.625
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-998ST-1-ジェフリー・ゼイZ-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
303'24.8611'55.31065.094

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) A&B Total Qualify Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
WHAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
186ST-41坪井 翔
松井 孝允
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'45.691
1'45.078
3'30.769-
2310ST-42久保 凜太郎
細川 慎弥
GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
101'45.092
1'46.899
3'31.991 1.222
3884ST-43平中 克幸
国本 雄資
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
151'46.667
1'45.819
3'32.486 1.717
418ST-44浅野 武夫
井上 雅貴
Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'49.109
1'47.709
3'36.818 6.049
513ST-45中山 友貴
宮田 莉朋
ENDLESS・86
TOYOTA 86
1'49.287
1'47.676
3'36.963 6.194
6116ST-46大塚 隆一郎
吉田 靖之
アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE
Honda S2000
51'47.350
1'50.295
3'37.645 6.876
75ST-47山本 謙悟
鵜飼 龍太
5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'50.375
1'47.851
3'38.226 7.457
854ST-48加藤 彰彬
小原 健一
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'49.059
1'49.623
3'38.682 7.913
9101ST-51吉田 綜一郎
佐々木 孝太
ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
1'50.937
1'49.575
3'40.512 9.743
10*104ST-49豊田 大輔
飯田 章
ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'51.778
1'50.082
3'41.86011.091
1170ST-52蘭牟田 政治
久保田 英夫
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'50.939
1'51.166
3'42.10511.336
124ST-53見並 秀文
相原 誠司郎
THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
1'50.281
1'52.009
3'42.29011.521
1369ST-54梅本 淳一
窪田 俊浩
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
51'51.704
1'51.189
3'42.89312.124
14168ST-55谷岡 力
霜野 誠友
冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
1'52.950
1'50.260
3'43.21012.441
1566ST-56橋本 陸
筒井 克彦
odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'51.450
1'52.635
3'44.08513.316
1678ST-57田中 良平
大崎 悠悟
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'49.971
1'54.367
3'44.33813.569
17*88ST-58村上 博幸
中島 保典
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'51.882
1'53.230
3'45.11214.343
1850ST-59岩岡 万梨恵
小松 寛子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'54.314
1'53.156
3'47.47016.701
19*311ST-510鈴木 幸子
伊勢屋 貴史
東北復興絆Racingロードスター
MAZDA ROADSTER
1'53.754
1'54.560
3'48.31417.545
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-28ST-4-東 徹次郎
DAISUKE
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'46.643
1'57.727
3'44.37013.601
-8ST-4-吉岡 一成
東 貴史
WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'51.118
1'57.043
3'48.16117.392
  • CarNo.311のBドライバーは、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(3)(ピットレーン速度違反)により、罰金1万円のペナルティーを科した。
  • CarNo.88は、SpR第9条(1)6)(エンジン交換)により、決勝スタート後、ペナルティーストップ20秒を科す。
  • CarNo.104は、SpR第2条(5)(車両変更)により、決勝レーススタート後、ペナルティーストップ60秒を科す。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2 Bドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 2 B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
186ST-41松井 孝允TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'45.078-126.909
2884ST-42国本 雄資林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
151'45.819 0.741126.020
3310ST-43細川 慎弥GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
101'46.899 1.821124.747
413ST-44宮田 莉朋ENDLESS・86
TOYOTA 86
1'47.676 2.598123.847
518ST-45井上 雅貴Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'47.709 2.631123.809
65ST-46鵜飼 龍太5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'47.851 2.773123.646
7101ST-51佐々木 孝太ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
1'49.575 4.497121.700
854ST-47小原 健一TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'49.623 4.545121.647
9*104ST-48飯田 章ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'50.082 5.004121.140
10168ST-52霜野 誠友冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
1'50.260 5.182120.944
11116ST-49吉田 靖之アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE
Honda S2000
51'50.295 5.217120.906
1270ST-53久保田 英夫J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'51.166 6.088119.959
1369ST-54窪田 俊浩J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
51'51.189 6.111119.934
144ST-55相原 誠司郎THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
1'52.009 6.931119.056
1566ST-56筒井 克彦odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'52.635 7.557118.394
1650ST-57小松 寛子LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'53.156 8.078117.849
17*88ST-58中島 保典村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'53.230 8.152117.772
1878ST-59大崎 悠悟LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'54.367 9.289116.601
19*311ST-510伊勢屋 貴史東北復興絆Racingロードスター
MAZDA ROADSTER
1'54.560 9.482116.405
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-8ST-4-東 貴史WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'57.04311.965113.935
-28ST-4-DAISUKET's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'57.72712.649113.273
  • CarNo.311のBドライバーは、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(3)(ピットレーン速度違反)により、罰金1万円のペナルティーを科した。
  • CarNo.88は、SpR第9条(1)6)(エンジン交換)により、決勝スタート後、ペナルティーストップ20秒を科す。
  • CarNo.104は、SpR第2条(5)(車両変更)により、決勝レーススタート後、ペナルティーストップ60秒を科す。

スーパー耐久

S耐:第2戦SGUOグループ2 Aドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
1310ST-41久保 凜太郎GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
101'45.092-126.892
286ST-42坪井 翔TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'45.691 0.599126.173
328ST-43東 徹次郎T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'46.643 1.551125.046
4884ST-44平中 克幸林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
151'46.667 1.575125.018
5116ST-45大塚 隆一郎アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE
Honda S2000
51'47.350 2.258124.223
654ST-46加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'49.059 3.967122.276
718ST-47浅野 武夫Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'49.109 4.017122.220
813ST-48中山 友貴ENDLESS・86
TOYOTA 86
1'49.287 4.195122.021
978ST-51田中 良平LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'49.971 4.879121.262
104ST-52見並 秀文THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
1'50.281 5.189120.921
115ST-49山本 謙悟5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'50.375 5.283120.818
12101ST-53吉田 綜一郎ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
1'50.937 5.845120.206
1370ST-54蘭牟田 政治J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'50.939 5.847120.204
148ST-410吉岡 一成WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'51.118 6.026120.010
1566ST-55橋本 陸odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'51.450 6.358119.653
1669ST-56梅本 淳一J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
51'51.704 6.612119.381
17104ST-411豊田 大輔ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'51.778 6.686119.302
1888ST-57村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'51.882 6.790119.191
19168ST-58谷岡 力冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
1'52.950 7.858118.064
20311ST-59鈴木 幸子東北復興絆Racingロードスター
MAZDA ROADSTER
1'53.754 8.662117.229
2150ST-510岩岡 万梨恵LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'54.314 9.222116.655
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOフリー走行 ウェットのなか#83 X WORKS R8がトップタイム

平成時代最後のレースイベントとなるピレリ スーパー耐久シリーズ2019 第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」。予選日朝のフリー走行は前日からの雨が残るなか行われた。

雨はかなり弱くはなってきたもののコースは完全ウェット。フリー走行は参加全クラス50台を超えるマシンの混走となるため、開始から20分間は安全確保を目的としたセーフティカーランとなった。

残り10分は、予選に向けたマシンチェックとタイムアタックが行われ、ST-Xクラスの#83 X WORKS R8(ツェ・カ・ヒン/シンヤ・ショーン・ミチミ/タン・フィリップ組)が1分41秒052でトップタイム。ST-TCRクラスの#22 WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS(堀主知ロバート/千代勝正/KIZUNA組)が僅差でこれに続き、クラスの違いはあるがアウディ勢がウェットのなか速さを見せた。

Text:Shigeru KITAMICHI

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOフリー走行結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
WhTimeBehindkm/h
183ST-X1TSE Ka Hing
道見 ショーン 真也
TANG Philip
X WORKS R8
Audi R8 LMS GT3
1'41.052-131.965
222ST-TCR1堀 主知ロバート
千代 勝正
KIZUNA
WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'41.703 0.651131.120
3777ST-X2星野 敏
ダレン・ターナー
近藤 翼
D'station Vantage GT3
ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3
301'42.681 1.629129.871
419ST-TCR2太田 侑弥
松本 武士
篠原 拓朗
BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
151'43.801 2.749128.470
51ST-X3浜野 彰彦
星野 一樹
藤波 清斗
GTNET GT3 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'44.073 3.021128.134
634ST-31手塚 祐弥
大草 りき
前嶋 秀司
TECHNO FIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'44.410 3.358127.721
76ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
151'44.413 3.361127.717
865ST-TCR3岡島 秀章
加藤 正将
下山 征人
今村 大輔
Phenomen Mars Audi RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
251'44.593 3.541127.497
945ST-TCR4竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
BRIN・NAUB RS3 LMS
Audi RS3 LMS TCR
1'44.651 3.599127.427
1059ST-22大澤 学
後藤 比東至
井口 卓人
石坂 瑞基
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
251'45.252 4.200126.699
1162ST-32嵯峨 宏紀
山下 健太
小河 諒
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
251'45.268 4.216126.680
1210ST-TCR5フィリップ・デベサ
密山 祥吾
IDI GOLF GTI TCR
Volkswagen Golf GTI TCR
1'45.545 4.493126.347
13*97ST-TCR6植松 忠雄
中野 信治
遠藤 光博
大津 弘樹
Modulo CIVIC
Honda CIVIC TCR
1'45.946 4.894125.869
14300ST-X4山口 大陸
ハリソン・ニューウェイ
ニコラス・コスタ
高木 真一
TAIROKU RACING GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18)
1'46.340 5.288125.403
1538ST-33堀田 誠
阪口 良平
堤 優威
ADVICS muta racing RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
151'46.345 5.293125.397
163ST-Z1内田 優大
山内 英輝
高橋 翼
ENDLESS AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
251'46.349 5.297125.392
172ST-Z2飯田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
ケーズフロンティア SYNTIUM KTM
KTM X-Bow GT4
151'46.806 5.754124.856
1839ST-34下垣 和也
大島 和也
近藤 説秀
5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY
TOYOTA LEXUS RC350
1'47.546 6.494123.996
199ST-X5JOE SHINDO
柴田 優作
影山 正美
MP Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
101'47.604 6.552123.930
20310ST-41久保 凜太郎
細川 慎弥
山口 礼
GR Garage⽔⼾インターGR86
TOYOTA 86
101'47.629 6.577123.901
2117ST-23野上 達也
谷川 達也
大谷 飛雄
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA SKYACTIV-D
101'47.754 6.702123.757
2215ST-35長島 正明
小松 一臣
古谷 直広
たしろ じゅん
岡部⾃動⾞Z34
NISSAN Fairlady Z
1'48.226 7.174123.217
2368ST-36服部 尚貴
脇阪 薫一
吉田 広樹
埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA LEXUS RC350
101'48.292 7.240123.142
247ST-24成澤 正人
遠藤 浩二
八巻 渉
岡崎 善衛
新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ
MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ
1'48.588 7.536122.807
25104ST-42豊田 大輔
飯田 章
小倉 康宏
MORIZO
ROOKIE RACING 86
TOYOTA 86
1'48.597 7.545122.796
26884ST-43平中 克幸
国本 雄資
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
151'48.875 7.823122.483
2714ST-37山崎 学
安宅 光徳
伊橋 勲
HIRIX☆YAIMA☆Z34
NISSAN Fairlady Z
1'48.977 7.925122.368
28108ST-TCR7ふじい じゅん
大野 尊久
冴えカノfineレーシングwithRFC
Honda CIVIC TCR
1'49.527 8.475121.754
29190ST-Z3奥村 浩一
水谷 晃
山脇 大輔
BRP★Mersedes AMG GT4
Mercedes-AMG GT4
101'49.584 8.532121.690
3086ST-44坪井 翔
松井 孝允
大嶋 和也
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'49.839 8.787121.408
3147ST-11星野 辰也
織戸 学
濱 賢⼆
D'station Porsche
Porsche 911 Cup
201'50.994 9.942120.145
32*101ST-51吉田 綜一郎
佐々木 孝太
ヒロマツ デミオ
MAZDA DEMIO
1'51.048 9.996120.086
3370ST-52蘭牟田 政治
久保田 英夫
植田 正幸
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
101'52.01710.965119.047
3475ST-TCR8塚田 利郎
蘇武 喜和
岡原 達也
AZIMUTH CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
1'52.13311.081118.924
35501ST-TCR9ポール・イップ
ジム・カー・トゥ
マシュー・ホーソン
KCMG Annika CIVIC TCR
Honda CIVIC TCR
101'53.22212.170117.780
3628ST-45東 徹次郎
DAISUKE
小高 一斗
T's CONCEPT 86
TOYOTA 86
1'53.71312.661117.272
3713ST-46中山 友貴
宮田 莉朋
ENDLESS・86
TOYOTA 86
1'54.30713.255116.662
384ST-53見並 秀文
相原 誠司郎
森山 鉄也
佐藤 駿介
THE BRIDE FIT
Honda FIT3 RS
1'54.42213.370116.545
39116ST-47大塚 隆一郎
吉田 靖之
仙波 王仁
アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE
Honda S2000
51'54.55913.507116.406
40168ST-54谷岡 力
霜野 誠友
廣島 嵩真
冴えカノレーシングwith RFC
Honda FIT3 RS
1'55.05314.001115.906
4166ST-55橋本 陸
筒井 克彦
武地 孝幸
odula Idia ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'55.37314.321115.584
4218ST-48浅野 武夫
井上 雅貴
藤原 大輝
岡野 陽朋
Weds Sport 86
TOYOTA 86
1'55.48014.428115.477
435ST-49山本 謙悟
鵜飼 龍太
三島 優輝
5ZIGEN ADVICS SPV 86
TOYOTA 86
1'55.56914.517115.388
4469ST-56梅本 淳一
窪田 俊浩
梅田 真祐
J'S RACING☆FIT
Honda FIT3 RS
51'55.76214.710115.196
4554ST-410加藤 彰彬
小原 健一
T.B.N
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'56.28315.231114.680
468ST-411吉岡 一成
東 貴史
松尾 充晃
WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN turbo
1'56.32815.276114.636
4788ST-57村上 博幸
中島 保典
雨宮 恵司
梶谷 太郎
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'56.39115.339114.573
4878ST-58田中 良平
大崎 悠悟
山西 康司
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'56.60315.551114.365
4950ST-59岩岡 万梨恵
小松 寛子
加藤 沙也⾹
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'57.19016.138113.792
50*311ST-510鈴木 幸子
伊勢屋 貴史
武田 光司
東北復興絆Racingロードスター
MAZDA ROADSTER
2'00.36619.314110.790
244ST-X-田中 徹
田中 哲也
佐藤 公哉
LEXUS RC-F GT3
TOYOTA LEXUS RC-F GT3
20absence--
-998ST-1-ジェフリー・ゼイ
レオン・イエー
ハンス・ワン
Z-REX ADVICS R8 TRACY
Audi R8 LMS CUP
30absence--
  • CarNo.311は、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(11)(ピット作業違反/燃料給油中の消火装備未装着)により、訓戒のペナルティーを科す。
  • CarNo.97のAドライバーは、2019 SUGO 4輪一般競技規則第8章第47条2.(ピット出口信号無視)の違反により、訓戒および罰金1万円のペナルティーを科す。
  • CarNo.101のBドライバーは、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(8).3)(ピット作業違反/エンジンが停止されない状態での給油)違反により、訓戒および罰金1万円のペナルティーを科す。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フォトギャラリー

占有走行: トリスタン・シャルパンティエ(REAL RACING) 占有走行: JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 占有走行: 山下健太(KONDO RACING) 占有走行: 国本雄資(KONDO RACING)
占有走行: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19) 占有走行: ピットロード先頭に並ぶKONDO RACINGの2台 占有走行: ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF19) 占有走行: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)
占有走行: 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19) 占有走行: ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 占有走行: ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN) 占有走行: 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
占有走行: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19) 占有走行: 大嶋和也(UOMO SUNOCO SF19) 占有走行: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 占有走行: アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19)
占有走行: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19) 占有走行: ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 占有走行: TEAM MUGEN SF19 占有走行: 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
占有走行: ピット出口に並ぶSF19 占有走行: ピットロードを走行するSF19 占有走行: 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS) 占有走行: 福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)
占有走行: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 占有走行: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 占有走行: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 占有走行: ルーカス・アウアー(Red Bull SF19)
占有走行: アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19) 占有走行: 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19) 占有走行: ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark) 占有走行: 本山哲監督(B-Max Racing with motopark)
占有走行: 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 占有走行: ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF19) 占有走行: TEAM MUGEN SF19 占有走行: 打ち合わせ? B-Max Racing with motopark
占有走行: ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark) フリー走行1回目: 福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19) フリー走行1回目: ルーカス・アウアー(Red Bull SF19) フリー走行1回目: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)
フリー走行1回目: アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19) フリー走行1回目: トリスタン・シャルパンティエ(REAL SF19) フリー走行1回目: 大嶋和也(UOMO SUNOCO SF19) フリー走行1回目: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)
フリー走行1回目: ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19) フリー走行1回目: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF19) フリー走行1回目: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) フリー走行1回目: アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
フリー走行1回目: 快晴の下疾走するSFマシン フリー走行1回目: トリスタン・シャルパンティエ(REAL SF19) フリー走行1回目: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF19) フリー走行1回目: アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
フリー走行1回目: 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 山下健太と国本雄資(KONDO RACING) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 石浦宏明と坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 全日本F3選手権に参戦するシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin) ピットウォーク: 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 全日本F3選手権に参戦する大津弘樹と三浦愛(THREEBOND) ピットウォーク: SF19のコックピットに収まる子ども 公式予選: 本山哲監督(B-Max Racing with motopark)
公式予選: アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING) 公式予選: 山下健太(KONDO RACING) 公式予選: 国本雄資(KONDO RACING) 公式予選: 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)
公式予選: ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF19) 公式予選: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19) 公式予選: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) 公式予選: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)
公式予選: クラッシュした坪井翔のJMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 公式予選: アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19) 公式予選: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 公式予選: ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)
公式予選: ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 公式予選: 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 公式予選: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) 公式予選: アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
公式予選: 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 公式予選: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) 公式予選: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 公式予選: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)
公式予選: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) 公式予選: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19) 公式予選: 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 公式予選: 中嶋悟監督(TCS NAKAJIMA RACING)
公式予選: 予選2位・アレックス・パロウ、中嶋悟監督、PP・牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING) 公式予選: 予選2位・アレックス・パロウ、中嶋悟監督、PP・牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING) キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーン
キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーンとファンの子ども
キッズピットウォーク: レースクイーンとファンの子ども キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: レースクイーンとファンの子ども キッズピットウォーク: レースクイーン
キッズピットウォーク: レースクイーン キッズピットウォーク: バイクにまたがるファンの子ども キッズピットウォーク: 山下健太と国本雄資(KONDO RACING) キッズピットウォーク: 野尻智紀とダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)
キッズピットウォーク: 野尻智紀とダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN) キッズピットウォーク: 野尻智紀、ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)とファンの子ども キッズピットウォーク: レースクイーン
キッズピットウォーク: 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) フリー走行2回目: ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) フリー走行2回目: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) フリー走行2回目: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)
フリー走行2回目: トリスタン・シャルパンティエ(REAL SF19) フリー走行2回目: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) フリー走行2回目: 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) フリー走行2回目: トリスタン・シャルパンティエ(REAL SF19)
出場全ドライバーの集合写真 ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン スタート進行: ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark) スタート進行: 本山哲監督(B-Max Racing with motopark) スタート進行: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)
スタート進行: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) スタート進行: 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19) スタート進行: 山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19) スタート進行: 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
スタート進行: 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) スタート進行: 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING) スタート進行: ダラーラのロードカー、ダラーラ・ストラダーレ スタート進行: ダラーラのロードカー、ダラーラ・ストラダーレ
決勝レース: まもなくフォーメーションラップが始まる 決勝レース: 43周のレースがスタートした 決勝レース: タイヤをロックさせる福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19) 決勝レース: 青空のもと1コーナーから2コーナーへ
決勝レース: 序盤レースをリードする牧野任祐とアレックス・パロウのナカジマレーシングコンビ 決勝レース: 山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19) 決勝レース: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19) 決勝レース: このレースはセーフティーカーが4度も導入された
決勝レース: ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 決勝レース: ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 決勝レース: 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19) 決勝レース: 小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)
決勝レース: 再びセーフティーカーが導入された 決勝レース: 青空のもと逆バンクからダンロップコーナーへ 決勝レース: ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF19) 決勝レース: 山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)
決勝レース: またまたセーフティーカーが導入された 決勝レース: 回収される牧野任祐のTCS NAKAJIMA RACING SF19 決勝レース: 回収される牧野任祐のTCS NAKAJIMA RACING SF19 決勝レース: 大嶋和也(UOMO SUNOCO SF19)
決勝レース: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 決勝レース: ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 決勝レース: 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 決勝レース: 優勝したニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
決勝レース: 優勝したニック・キャシディと抱き合う小林可夢偉 決勝レース: 優勝したニック・キャシディと舘信秀監督(VANTELIN TEAM TOM’S) 決勝レース: 2位に入った山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 表彰式: 左から2位・山本尚貴、優勝・ニック・キャシディ、舘信秀監督、3位・山下健太
表彰式: シャンパンファイトを終えて健闘をたたえ合うドライバー 決勝フォトセッション: 左から2位・山本尚貴、舘信秀監督、優勝・ニック・キャシディ、3位・山下健太
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 悪天候の中クラッシュで開幕戦を終了、次戦にリベンジを誓う (Arnage)

 チーム結成7年目となるARNAGE RACINGは、加納政樹選手、山下亮生選手をドライバー陣に迎え、昨年に続きMercedes AMG GT3で2019年のSUPER GTに挑むことになった。

April 13th Qualifying Day
曇り/ドライ 気温:16℃ 路面温度:25℃ 入場者:11,000人

 開幕戦となる岡山GT300kmレースは4月13〜14日に岡山国際サーキットで開催された。

 予選の行われる土曜日は天候に恵まれ、午前中の公式練習では加納、山下両選手がマシンのフィーリングを確かめ、チームはメニューを順調にこなしてレースに向けてのセッティングを行った。(ベストラップは37Lap目に山下選手が出した1'27.647)

 午後の予選ではA、B二組に分かれて10分間のQ1が行われ、山下選手がQ2進出を目指してアタック、1'27.159をマークしたが惜しくも12位で終了。Q2に進むことは叶わず、ARNAGE RACINGは翌日の決勝を24番手から追い上げることになった。

April 14th Race Day
雨/ウェット 気温:12℃→14℃ / 路面温度:14℃→14℃ 入場者:17,400人

 決勝の行われる日曜日は、ウォームアップ走行開始の頃から雨となった。

 初戦のスタートドライバーを任されたのは山下選手。雨雲レーダーを頼りに、チームはタイヤチョイスを雨が弱まる方向に賭けた。降りしきる雨の中、セーフティーカーに先導されて始まった岡山300kmレースだったが、序盤からクラッシュが相次ぐ。24番手からスタートした山下選手も11Lap目にコースアウトして26位まで順位を落としてしまう。雨の弱まる気配はなく、度々導入されるセーフティーカーのためにピットレーンがクローズされて、チームはコンディションに合ったタイヤに交換するタイミングを掴むことができない。23Lap目、4度目のセーフティーカー導入中に山下選手はモスS付近でコース上の雨に乗ってしまい、コントロールを失ってスピン、クラッシュしてレースを終了した。

 その後レースは31Lap目に再び赤旗中断となり、30Lapを以ってレース終了となった。辛うじて規定周回数をクリアしたARNAGE RACINGは、リタイヤを免れ完走ポイントは獲得したものの、痛みの残る開幕戦となった。

 応援してくださった皆さまには深く感謝しますとともに、今シーズンも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げます。

 なお、山下選手はクラッシュ直後にメディカルの処置を受けましたが、身体に異常はなく、その後も変わりなく過ごしております。ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げますと共に、御心をお寄せ頂いた皆様には、深く感謝いたします。

 次戦富士ラウンドは5月3日~4日に富士スピードウェイにて開催されます。引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。

Arnage Racing 2019 SUPER GT Race report

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第2戦もてぎ 岩澤が開幕から2連勝! 伊東も2位でル・ボーセ1-2! 岸本も5位入賞でポイント獲得 (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパーFJもてぎシリーズの第2戦が4月21(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。

 開幕戦では、#63岩澤が後続を引き離し圧勝。ポールポジションだった#62伊東はスピンを喫し一時は最下位となるが5番手にまで追い上げポイント獲得。#61岸本は他車に押し出されリタイアとなった。様々な思いで迎える2戦目、それぞれの力が発揮されることが期待された。

予選 4月21日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 金曜日、土曜日は天候に恵まれ暖かい陽気の中でトレーニングを行ったが、日曜日は10時時点で気温17度、路面温度24度のなか予選が開始された。

 岸本は、4周目にまず2分6秒353に入れると、その後もアタックを続けていく。5周目に攻めすぎた結果、スピンを喫するが立て直し、安定して6秒台のタイムを刻んでいくと、8周目に6秒049を記録。これがベストタイムとなる。

 伊東は、5周目に5秒387で3番手となるが、7周目に4秒911で1番手にジャンプアップ。タイヤの状態が良くなった残り2周で再度アタックをかけると、ラストラップのセクター3で自己ベスト、セクター4で全体ベストを記録するも更新ならず。

 岩澤は、6周目まで1番手をキープしていくが、7周目の伊東のアタックで2番手に。8周目には4秒936で自己ベストを更新するも、伊東にわずか届かず残り2周を迎える。すると、ラストラップでセクター1、セクター3で全体ベストを記録していき、最終コーナーを立ち上がっていくと4秒872でベストタイムを塗り替えた。

 その結果、岸本は7番手から、伊東は2番手、岩澤はポールポジションからと2戦連続でフロントローを独占した。

決勝 4月21日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 予選から5時間後の15時55分に決勝を迎えた。スタートではポールポジションの岩澤が出遅れ、2番手の伊東がトップに出る。岸本は、3コーナーまでに1台をかわし6番手に。2周目にも2コーナーで更に1台を抜くが、5コーナーでスピンを喫し最下位となる。

 2番手の岩澤は3周目までに3番手以降に対して3秒以上の差をつくり、伊東とのバトルへ持ち込んでいく。動いたのは4周目。裏ストレートからの抜け出しで90度コーナーのインから伊東をパスしトップに躍り出ると、最終ラップまで何度も順位を入れ替えながらバトルを展開していく。一方スピンを喫した岸本は、6周目に前方で接触があり、冷静に1台をパスし6番手に順位を戻す。

 最終ラップになると、5コーナーで岩澤が抜きにかかるが、伊東がクロスラインでブロック。しかし続くS字で伊東を捉え、残り半周でトップとなる。最終コーナーに差し掛かると岩澤が立ち上がりで遅れ、伊東が並びにかかりサイドバイサイドでストレートを通過すると、0.064秒差で岩澤がトップを守りきり、ポールトゥウィン。伊東は惜しくも2位で、岸本も6位で完走を果たした。

 岩澤が開幕から2連勝を飾り、伊東も初の表彰台を獲得。前戦でリタイアを喫した岸本も完走しポイント獲得となった。なお、5位でチェッカーを受けたドライバーに対しペナルティが出たことで岸本はひとつ順位が上がる結果となった。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 予選フロントローの岩澤と伊東には後続を離してから勝負をするようグリット上で伝えたが、最後の最後まで互いに譲らない熱いレースをみせてくれた。岸本は良いスタートを決めたが大事なところで順位を落としてしまった。
Driver 岸本尚将(Naomasa Kisimoto)COMMENT
 前日の練習の最後には感触が掴めて、その時のセクターベストを繋げるといいところまで行っていたのですが、予選も決勝も焦りが出てしまいました。「もっといかなきゃ」という気持ちが強く、それが予選・決勝ともに裏目に出るものになりました。次へ向けて、落ち着いて臨めるよう、2ヶ月のインターバルを有効に使い気持ちの面も強くしていきたいと思います。
Driver 伊東黎明(Reimei Ito)COMMEN
 予選は最後の2周、タイヤの状態がいい時にアタックをいきましたが、ミスがあってタイムアップできませんでした。決勝はとても悔しいです。ですが、前戦で失敗してしまったスタートも今回練習して上手くでき、バトルも展開できて少し自信がつきました。まだまだ細かいミスが多くて、それで相手にチャンスを与えてしまうこともあったので、全体の精度を上げて次戦に臨みたいと思います。
Driver 岩澤優吾(Yugo Iwasawa)COMMENT
 今回の予選は位置取りに失敗していまい、他車を引っぱってしまいました。単独で走れるように冷静に判断すべきだったと反省しています。また、後ろにつかれると気になって自分の走りができない課題がありましたが、今回はミラーを見ないように心掛け、走りに集中することができたので良かったです。決勝では、前でゴールしてやるという気持ちでバトルをしていきましたが、まだまだメンタルが弱く、自分の走りに集中しきれていないので次戦はさらに強く、圧勝できるように準備したいと思います。
Le Beausset Motorsports

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝会見 「まさかシケインで接触するとは思っていませんでした。その後はリタイヤの不安を抱えつつ、タイヤが壊れていないことを願いながら17周を走りました」(宮田莉朋)

第2戦優勝 #36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見: 優勝した宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM\'S) 第1戦のスタートを反省した上で、何をしなければいけないか、何を改善すべきかを常に考えていました。愛2戦はスーパーフォーミュラが走った後なので、タイヤが張り付いてしまうため、クラッチミートをより繊細にしないといけないと、そこをしっかり意識して臨みました。1周目はうまくいきましたが、その後セーフティーカーが入りました。僕はトップでセーフティーカーランをやるのが初めてだったので、駆け引きをいかにやるかを考えながら走りました。自分なりにうまくはやれたと思いましたが、まさかシケインで接触するとは思っていませんでした。その後はリタイヤの不安を抱えつつ、タイヤが壊れていないことを願いながら17周を走りました。
第2戦決勝2位 #65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark)
決勝記者会見: 2位のエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark) スタートでうまくオーバーテイクできてよかったです。何がどうなってるか把握しきれないぐらいのロケットスタートを決めることができ、気づいたら結構前の方に出られました。このクルマでスタートするのは初めてで不安もありましたが、いいクラッチミートのポイントを見つけられた気がします。これからもこの調子でいきたいと思います。サッシャが途中でいなくなり、宮田選手の後ろで頑張りましたが、彼はスーパーフォーミュラにでも乗ってるかのように速かったです。それでも最後まで頑張りました。ニュータイヤの使い方にまだ慣れていませんが、ここで習得したことを次に活かしたいと思います。オートポリスは非常に難しいと思っています。僕は参戦が決まるのが遅かったので、充分なテストが出来ていません。それでもベストを尽くして頑張ります。
第2戦決勝3位 #37小高一斗(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見: 3位の小高一斗(カローラ中京Kuo TEAM TOM\'S) 僕も1レース、2レースとスタートを失敗してしまいました。ポジションキープか、できればポジションを上げたいと思っていましたが、順位を下げてしまいました。今回は運よくここに来ることができましたが、次回は実力で優勝を目指さないといけませんし、もっと速く走らないといけません。次のオートポリスはFIA-F4でも2年走っていますし、得意な方だと思います。ただコーナーが多いので腕が死にそうかな? というのが不安です。しっかりフィジカルトレーニングして、レースに臨もうと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝 #36宮田が独走のポール・トゥ・フィニッシュ!#37小高も初表彰台を獲得

2019全日本F3選手権第2戦の決勝が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が後続を大きく引き離す圧巻の速さで今季初勝利を挙げた。

17周の決勝がスタートした スタート直後、S字に差し掛かる先頭集団 なんとメディカルカーのCIVIC TYPE-Rがシフトミス?でエンジンブロー レースは開始早々からセーフティーカーが導入された 優勝は宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM\'S F317) 決勝2位はエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3) 決勝3位は小高一斗(カローラ中京Kuo TOM\'S F317) 紅一点の三浦愛(ThreeBond F314) マスタークラス優勝は山口大陸(タイロクレーシング28号)

前に行われたスーパーフォーミュラの決勝が4度のセーフティーカー導入という大荒れの展開になった影響もあり、第2戦決勝は当初予定より10分遅い午後4時35分より17週で行われた。

スタートでトップに立ったのはポールの宮田。予選2位の#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)がそのまま2位で続き、予選5位の#65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)が3位にジャンプアップ。#37小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が4位で1コーナーを通過していった。

ところが隊列の最後尾から追い上げるはずのドクターカーが1コーナーでまさかのエンジンブロー。コース上にオイルを撒き散らしで止まってしまったため、これを処理するために急遽セーフティーカーが導入されることになる。

レースが再開となったのは5周目から。しかしその直前にシケインで宮田とフェネストラズがまさかの接触。宮田はそのまま走行を続けたものの、フェネストラズはフロントウィングを破損して予定外のピットインを強いられることに。この接触によりフェネストラズにはドライビングスルーペナルティが課せられたうえ、スタート手順違反という罰則も追加されて完全に勝負権を失ってしまった。

これで楽になった宮田は接触の影響という不安を抱えつつも着実に後続を引き離し、最後は12.913までリードを広げてフィニッシュ。今季初、F3通算3勝目を挙げた。
2位はアーメド。今年からF3にステップアップした小高が3位で初の表彰台を獲得した。

優勝した宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) マスタークラスで優勝した山口大陸(TAIROKU RACING) 表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝会見 「粘ったらポイントくらい稼ぐだろうというぐらいの気持ちでしたので、とても優勝するとは思ってもいませんでした」(舘信秀監督)

決勝フォトセッション: トップ3のドライバーと優勝チーム監督

第1戦優勝 #37ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
決勝記者会見: 優勝したニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S) 最高です。スーパーフォーミュラはレベルの高いレースなので、そこで優勝するのはいつだって最高の気分です。去年とはタイヤが変わって、ミディアムがよりハード寄りになったので、ヒートアップが早くなりました。このタイヤとの付き合い方はこれから考えないとと思いますし、走ることによってクルマの開発を見直す必要が出てくるかもしれませんね。オーバーテイクシステムが変わって、お互いにいつ使うかがわかりやすくなりました。まるで相手と会話しているような感じになっていますね。今回勝てたのはもちろん運がよかった側面もありますけど、それだけじゃなく、レースの流れを読んでセッティングなどを進めていったのが上手くいったのも大きかったです。チームのコミュニケーションはバッチリです。
第1戦決勝2位 #1山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
決勝記者会見: 2位の山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) レースが荒れすぎて、全容が見えていないので、多くを語ることは難しいんですけども、チームを移籍してダンデライアンとの初めてのレースで、こうして予選から順位を上げて、荒れたレースでしっかりとこの順番で帰ってこられたということは、何よりも大きい収穫だと思いますし、このポジションに押し上げてくれたチームのみなさんに本当に感謝しています。またこの荒れたレースで戦略がハマったとはいえ、トップに出てからスピードを見せていたニックと、こういう荒れたレースで優勝するということはトムスさんの力だと思うますし、見習うべき姿だなと思いました。非常にいい滑り出しを切る事ができましたので、気を引き締めてこのままチャンピオンを目指して頑張りたいと思います。
第1戦決勝3位 #3山下健太(KONDO RACING)
決勝記者会見: 3位の山下健太(KONDO RACING) SF19での初めてのレースで、僕的にはテストで非常にいい感じで走れていたので、正直予選はもうちょい前に行けると思っていましたが、やっぱりそんなに甘くなくて6位からのスタートになりました。決勝も思ったよりよくなく、ミディアムでスタートしてソフトのクルマにどんどん抜かれていきましたが、SCが入るタイミングでうまくピットに入れたので、なんとか順位どおりでピットアウトでき、そこからはソフトを履いてミディアム勢を抜いて3位になる事ができました。終わってみると、前の二人は去年と同じだったので、やっぱり強いな、という感じです。でもまだ6戦あるので、勝てるように頑張ります。
第1戦優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)
決勝記者会見: 優勝チーム監督の館信秀氏(VANTELIN TEAM TOM’S) 本当に久しぶりに表彰台に乗れたなって感じです。今回もフリー走行からイマイチセットアップが決まらなくて、あまりいい雰囲気ではなかったんです。フリー走行中は中嶋一貴のほうが調子良かったので、ニックには悪いけど期待値は一貴のほうが高かったんですが、予選で不幸にもクラッシュに巻き込まれてしまいまして、両方とも中団と最後尾からのスタートということになってしまいました。正直言って粘ったらポイントくらい稼ぐだろうというぐらいの気持ちでしたので、とても優勝するとは思ってもいませんでした。たまたま良いタイミングでピットに入って、ニックが最後までいい走りをしたから優勝できたんだと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝 大荒れのレースを制したのは予選12位の#37キャシディ!PP牧野はトラブルに泣く

2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」の決勝が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。レースは4度のセーフティーカーランが入る大荒れの展開となったが、予選12位からスタートした#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)が着実に順位を上げてトップに浮上、見事今季初勝利をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日23,000人/決勝日35,000人)

43周の決勝がスタートした

序盤ナカジマレーシングの牧野任祐とアレックス・パロウが1-2体制を築く

レースは4度もセーフティーカーが入る荒れた展開となった

ファイナルラップ前にピット作業を行う小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)

優勝はニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)

決勝2位は山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)

決勝3位は山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)

優勝したニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)

表彰式で歓喜のニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)

表彰式

第1戦決勝は午後2時より43周で行われた。ポールポジションの#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)と予選2位の#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はソフトタイヤ、2列目の#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)と#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)はミディアムタイヤ、とチームごとに戦略の分かれる予想の難しい序盤となった。

ホールショットを奪ったのはポールの牧野。山本が2位にポジションを上げて1コーナーに飛び込む。予選2位のパロウは#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)の追撃を退けてなんとか3位を死守すると、2周目の1コーナーでオーバーテイクシステムを使いながら大外から山本をパス、2位を奪い返した。ミディアムタイヤの山本は序盤ペースが上がらず、3周目の130Rでは関口、4周目の1コーナーでは#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)の先行をも許してしまい、5位に後退してしまった。

ところが5周目。2位を走行していたパロウにスタート手順違反(全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条4-4))によるドライビングスルーペナルティの裁定が下る。これによりパロウは8周終わりにピットに向かい、大きく順位を落とすことになった。

するとその直後、130Rで平川がホイールトラブルによりコース脇にストップ。さらに#17トリスタン・シャルパンティエ(REAL SF19)もその手前でクラッシュしたため、この日最初のセーフティーカーが導入される。これを見てトップの牧野を始め多くのドライバーがピットイン。給油とタイヤ交換を行なってコースに戻っていった。しかし#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)、#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)そしてペナルティを消化したばかりのパロウはコースにとどまることを選択。また既に6周目にミディアムからソフトにタイヤ交換を済ませていたキャシディもこの恩恵に預かって5位にジャンプアップすることに成功した。

レースは12周目に追い越し可能となった。ステイアウトでトップに繰り上がった小林が後続を大きく引き離して1コーナーに飛び込むと、その後方ではソフトタイヤのキャシディがミディアムタイヤに替えたばかりの牧野と、ミディアムでコースにとどまっていた国本を立て続けにパス、一気に3位に浮上した。牧野は山本にもポジションを奪われて6位に後退、13周目に国本をパスしたものの、ソフトタイヤの上位陣にはついていくのが精一杯の状況となる。

すると15周目。今度はデグナーで#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)と中嶋をインから抜こうとした#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)が接触。揃ってグラベルの餌食となったため2度目のSCが入ることに。ここでも小林は動かず、トップのまま隊列を率いる。レースは17周目から追い越し可能となったが、1コーナーで小林に並びかけたパロウがS字コーナーでスローダウン。ホイールトラブルによりダンロップコーナー先でストップしたため3度目のSCが入ることになった。これにより順位は#18小林、#37キャシディ、1山本、65牧野の順に。

SCは21周終わりでピットイン、22周目から追い越し可能となったが、ここで#3山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)が#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)を抜いて5位に浮上、さらに27周目の1コーナーでは牧野にも挑み掛かるが、牧野は一歩も引かずに4位をキープ。しかし28周目のスプーンで牧野もホイールトラブルからコース脇に飛び出し、リタイヤを余儀なくされる。放心したように宙を見上げる牧野。彼のレースデビューはほろ苦い結末を迎えた。またこれによりこの日4回目のSCが入ることになった。しかしここでも小林はステイアウトを選択。一方国本はここで漸くタイヤ交換を行なった。

レースは32周目に再開となった。コースに留まり続けた小林はキャシディとの差を広げていき、40周終了時点で9秒差としたが、それでもピットストップでのタイムロスをカバーするには遠く及ばず、42周目に行なったピットストップで10位に後退せざるを得なかった。度重なるSCがKCMGの戦略を打ち砕いた格好だ。これでトップに繰り上がったキャシディがそのままチェッカーを受けて今季初勝利。2位には山本がつけ、牧野のリタイヤで順位を上げた山下が3位でフィニッシュ。終わってみれば昨年の最終戦で表彰台に上がった3人がチームと順位こそ違え、再び揃って表彰台に上がるという結果となった。

なおルーキー最上位は予選でクラッシュして18番手スタートとなった#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)。大荒れのレース展開の中で着実に順位を上げ、5位入賞を果たしている。

次戦の舞台は九州のオートポリス。5月19日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1361宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1738'19.832
2652エナム・アーメドB-Max Racing with motopark F3
Dallara F312
Volkswagen
Spiess A41
1712.913
3373小高 一斗カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1713.667
424大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F319
TODA
TR-F301
1715.002
5355河野 駿佑RS FINE K&N F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
HWA 414
1721.573
676シャルル・ミレッシYTB by Carlin
Dallara F317
Volkswagen
Spiess A41
1728.507
7127大津 弘樹ThreeBond F318
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1729.488
888片山 義章YTB by Carlin
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1730.462
9139三浦 愛ThreeBond F314
Dallara F314
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1741.789
1028M1山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1744.285
115110アメヤ・ベイディアナサンB-Max Racing with motopark F3
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1745.286
1230M2DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
171'07.900
135M3久保田 克昭Planex・スマカメF3
Dallara F315
TOYOTA
TOM'S TAZ31
171'15.875
141111サッシャ・フェネストラズB-Max Racing with motopark F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
161Lap
---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'53.219 (8/17)

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
137ニック・キャシディVANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
431:28'21.635
21山本 尚貴DOCOMO DANDELION M1S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
431.749
33山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
432.399
416野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
438.265
539坪井 翔JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
4310.522
64国本 雄資ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
4310.825
750ルーカス・アウアーRed Bull SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
4313.989
815ダニエル・ティクトゥムTEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
4315.097
918小林 可夢偉KCMG Elyse SF19
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
TRD Biz-01F
4330.912
107アーテム・マルケロフUOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
4337.082
115福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
4337.977
128大嶋 和也UOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
439.057
---- 以上規定周回数(90% - 38Laps)完走 ----
-65牧野 任祐TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
2617Laps
-64アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1726Laps
-38石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1528Laps
-36中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
1429Laps
-51ハリソン・ニューウェイGOLDEX TAIROKU RACING SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1429Laps
-19関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1033Laps
-20平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
736Laps
-17トリスタン・シャルパンティエREAL SF19
REAL RACING
Honda
M-TEC HR-417E
736Laps
  • Fastest Lap: CarNo.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19) (3/17)

Japanese F3

JF3:第1戦決勝会見 「一つミスをしたら全てが台無しになるというタフな状況で走っていました」(サッシャ・フェネストラス)

第1戦優勝 #11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark)
決勝記者会見: 優勝したサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark) 初めてのレースはタフでした。トムスはすごく速かったけど、勝てて嬉しいです。スタートはうまくいきましたが、莉朋選手がずっとくっついてくるので、一つミスをしたら全てが台無しになるというタフな状況で走っていました。が最後までノーミスで走りきれました。トムスは予選モードが素晴らしかったので、僕らも見習わないといけませんが、レースではまた流れが違うことも確認できました。今日の午後にもう1レースありますがベストを尽くして頑張ります。チャンピオンを獲得することは不可能ではないと感じています。今日も一つ勝てましたし、今後も全部勝つ気で努力していきます。テストでもトムスと我々のタイムは接近していたので、午後のレースでは少しでも多くのポイントを取っておかないとと思います。
第1戦決勝2位 #36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
決勝記者会見: 2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM\'S) スタートの反応は良かったんですが、その後にストールしかかりました。何が原因か今の時点ではわかりませんが、しっかりデータを見直して次のレースに備えたいです。セクター1、セクター2はダウンフォースが抜けちゃうんで離されますが、セクター3でちょっと追いついて、シケインでもちょっと追いついて、ホームストレートで抜けるか抜けないか、という状態がずっと続いていたので、なんとか次の周で抜ける様な距離に持ち込みたかったんですけど、最後までうまくいきませんでした。サッシャ選手はミスも少ないし、テストからずっといいタイムで走っていたので、勝つのは簡単じゃないなとは思っています。次のレースではスタートで前に出るしかいと思いますし、ペースは悪くないので、1レース目で勝てなかったことをしっかり反省して、2レース目では最後までトップを守って勝ちたいです。
第1戦決勝3位 #65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark)
決勝記者会見: 3位のエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark) スタートはまあまあでしたが、前半の展開はタフなものでした。前の2台を抜くことがなかなかできませんでしたが、途中から僕のペースが良くなってきたので、オーバーテイクすることができました。まさか最終ラップでトムスをオーバーテイクできるとは思いませんでした。すごくハッピーです。予選ではニュータイヤに履き替えた時にミスをしてしまいましたが、タイヤの使い方に関してはそのうち慣れていくだろうと思います。レース戦略とかそういうのは全然考えずに走っていました。正直いうと前の二人がクラッシュしてくれないかな?とすら思っていたぐらいで。なんとか大湯選手を抜いて、小高選手のスリップストリームについて走っていたら、最終コーナーで彼がミスをしたので1コーナ抜くことができました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 開幕戦を制したのは#11フェネストラス。#36宮田は痛恨の2位

2019全日本F3選手権第1戦の決勝が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手の#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)がスタートでトップに立ち、そのまま逃げ切って来日初優勝を達成した。

12周の決勝がスタートした

大湯都史樹、小高一斗、エナム・アーメドの3位争い

優勝はサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)

決勝2位は宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM\'S F317)

決勝3位はエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)

マスタークラス優勝は山口大陸(タイロクレーシング28号)

手を上げてウィニングラップはサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)

第1戦決勝は午前9時50分より12周で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。

ポールシッターの#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)はスタートの蹴り出しこそ悪くなかったものの、加速していく中でエンジンがストールしかかり、フェネストラズの先行を許してしまう。

懸命に追い上げる宮田だったが、車間を詰めればフロントのダウンフォースが抜けてしまうフォーミュラカーの特性からセクター1、セクター2で離される状態が何周にもわたって続き、なかなか攻略の糸口を見つけられない。それでも単独走行となればフェネストラズを上回るペースで走行できることから、宮田はシケインと1コーナーでのオーバーテイクを念頭にチャンスをうかがったが、最後までチャンスは訪れなかった。

その後方では#2大湯都史樹(TODA FIGHTEX)と#37小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が激しいバトルを展開。8周目のシケインで小高がアウトから大湯をパスするが、大湯もすかさずホームストレートで車体をインにねじ込み、2コーナーで3位を奪い返す。しかし10周目に小高は再びシケインで大湯に挑みかかり、インから抜き去って3位に浮上。続いて#65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)も大湯をパス、一気に小高にも接近すると、11周目の最終コーナーで小高がわずかにミスをしたのを見逃さず、ファイナルラップの1コーナーで小高を抜き去って3位表彰台をものにした。

全日本F3選手権はこのあと午後4時25分より第2戦決勝を17周で行う。

優勝したサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark) 優勝したサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark) 表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1111サッシャ・フェネストラズB-Max Racing with motopark F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
1222'41.563
2362宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
120.576
3653エナム・アーメドB-Max Racing with motopark F3
Dallara F312
Volkswagen
Spiess A41
1215.470
4374小高 一斗カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1216.084
525大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F319
TODA
TR-F301
1217.845
6126大津 弘樹ThreeBond F318
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1218.390
7357河野 駿佑RS FINE K&N F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
HWA 414
1218.800
888片山 義章YTB by Carlin
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1219.780
979シャルル・ミレッシYTB by Carlin
Dallara F317
Volkswagen
Spiess A41
1220.683
101310三浦 愛ThreeBond F314
Dallara F314
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1229.649
1128M1山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1238.544
1230M2DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
1245.905
135M3久保田 克昭Planex・スマカメF3
Dallara F315
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1254.821
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-51-アメヤ・ベイディアナサンB-Max Racing with motopark F3
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
93Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'52.892 (4/12) 185.18km/h

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行2回目 トップタイムは#39坪井

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦のフリー走行2回目が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1'38.700でトップタイム。2番手には#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が1'39.434で続いた。

フリー走行2回目: 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING) フリー走行2回目: 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) フリー走行2回目: 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) フリー走行2回目: トップタイムは坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19) フリー走行2回目: 2位は平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) フリー走行2回目: 3位は関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)

2回目のフリー走行は午前8時35分より30分間で行われた。路面は予選に続いてドライだが、幾分雲が多く出てきている。

昨日の公式予選Q1でコースアウトし、最初の赤旗原因となった坪井は出走嘆願を出していることもあり、序盤からハイペースで走行して4周目に1'38.700を記録。これがセッション全体のベストタイムとなった。2番手には平川が続いたが、こちらは残り時間が15分となったところでトラブルに見舞われ、スプーンカーブで自らランオフエリアに退避してクルマを降りた。原因は不明だが決勝への影響が懸念される。

デビュー戦でいきなりポールポジションを獲得して周囲を驚かせた#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はやや遅れてコースインし、ベストタイム1'40.582で10番手に終わったが、牧野は終始ミディアムタイヤで15周を消化しており、決勝に向けてのチェックに集中していたとみられる。チームメイトの#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)は1'39.926で5番手につけている。その一方で、予選3位の#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)はソフトタイヤで16周を走行。牧野とは逆にソフトタイヤのライフを確認していたようだ。ベストタイムは1'40.395で8番手だった。

第1戦決勝は今日午後2時より43周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行2回目結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/21) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
139坪井 翔JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.700--211.805
220平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'39.434 0.734 0.734210.242
319関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'39.789 1.089 0.355209.494
416野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
1'39.820 1.120 0.031209.429
564アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'39.926 1.226 0.106209.207
65福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'40.210 1.510 0.284208.614
738石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'40.231 1.531 0.021208.570
81山本 尚貴DOCOMO DANDELION M1S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'40.395 1.695 0.164208.229
936中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'40.503 1.803 0.108208.006
1065牧野 任祐TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'40.582 1.882 0.079207.842
118大嶋 和也UOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'40.619 1.919 0.037207.766
123山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'40.664 1.964 0.045207.673
1350ルーカス・アウアーRed Bull SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1'40.942 2.242 0.278207.101
144国本 雄資ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'40.998 2.298 0.056206.986
1515ダニエル・ティクトゥムTEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
1'41.053 2.353 0.055206.874
1637ニック・キャシディVANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'41.158 2.458 0.105206.659
1751ハリソン・ニューウェイGOLDEX TAIROKU RACING SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1'41.158 2.458 0.000206.659
187アーテム・マルケロフUOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'41.643 2.943 0.485205.673
1917トリスタン・シャルパンティエREAL SF19
REAL RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'42.379 3.679 0.736204.194
2018小林 可夢偉KCMG Elyse SF19
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'44.122 5.422 1.743200.776

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿予選会見 「みんなアレックスがポールをとると思っていたんでしょうが、それを裏切れて良かったです」(牧野任祐)

予選フォトセッション: トップ3のドライバー

第1戦ポールポジション #65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)
予選記者会見: ポールポジションの牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING) パロウが速くて、みんなアレックスがポールをとると思ってたんでしょうが、それを裏切れて良かったです。Q1がかなりトリッキーだったんで、ちゃんとQ1を通過できたっていうのが僕たちにとっては大きかったと思います。ミディアムのセットアップでうまくできていない部分があったんですけど、ソフトは感覚的には結構良かったので、それを形にできて良かったです。僕はQ2からQ3でほんのちょっとですがセットアップを変えたんですが、それがすごくいい方向に行ったのかなと思います。エンジニアの岡田さんがいいアイディアを出してくれました。
第1戦予選2位 #64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
予選記者会見: 2位のアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING) 本当にハッピーです。Q1はすごく難しいセッションでした。何度も赤旗が出てトリッキーでしたがクルマの調子は本当に良かったです。Q2でもアメイジングな結果を出せて、いい調子のままQ3を迎えましたが、そこで少しドライビングミスをしてしまいました。クルマにはポテンシャルがありましたが、まさかトップ3に入れるとは思っていなかったので、この場を借りてチームには感謝したいですし、予選1-2ということで、本当におめでとうございますと言いたいです。そして牧野選手本当に素晴らしかったと思います。このまま二人でベストを尽くした頑張りたいです。
第1戦予選3位 #1山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
予選記者会見: 3位の山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 得意な鈴鹿ということで当然ポールを狙っていましたが....まずはデビュー戦でポールを取った牧野選手と、久々に予選で1-2を取られたナカジマレーシングさんに素直におめでとうございますと言いたいです。今日は僕の完敗です。僕としてはチームを移籍して初めての予選ということで、うまくやりたいという気持ちも当然ありましたし、結果を残さなければというプレッシャーもあった中で、ポールを逃したとはいえ、この記者会見に来ることができたことで、少なからず意味のある3番手だったと思ってます。今日は本当に荒れた予選でしたが、こうして得た3番手というポジションを明日の決勝に生かしたいと思いますし、明日こそはホンダが1-2-3をとり、その中で自分が一番になれるよう頑張りたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選 欧州F2帰りの怪物#65牧野任祐がデビュー戦でポールポジション獲得の快挙! ナカジマレーシング9年ぶりのフロントロー独占

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」の公式予選が4月20日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が1'36.060を叩き出し、SFデビュー戦で見事にポールポジションを獲得した。

公式予選は午後3時45分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。コースはドライだったが、ホームストレートでは向かい風の吹き付ける難しいコンディションでの走行となった。

ピットで待機する牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)

ピットで待機するアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)

ピットで待機する山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

ポールポジションは牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

予選2位はアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

予選3位は山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)

ポールポジションを獲得した牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

抱き合うポールポジション・牧野任祐と予選2位・アレックス・パロウのナカジマコンビ

予選1-2を決めたナカジマレーシングの中嶋悟監督を囲む牧野任祐とアレックス・パロウ

予選Q1
20分間の走行で上位12台がQ2進出の権利を得る予選Q1は開始早々から赤旗中断が相次ぐ大荒れの展開になった。

まず開始5分も経たないうちに全日本F3からステップアップしたばかりの#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1コーナーでコントロールを失ってグラベルに飛び出し、最初の犠牲者となる。続いて残り時間12分を切ったところで#7アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19)が午前中のフリー走行と同じデグナーカーブでバリアの餌食に。更に残り時間5分で#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)がスプーンカーブで姿勢を乱し、直後に通りかかった#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)を巻き添えにする形でクラッシュ、3度目の赤旗を出してしまった。

今季のスーパーフォーミュラはSF19へのシャシー更新に伴い、スキッドブロックの板厚も従来の10mmから5mmへと変更されており、これが縁石に乗り上げるなどの車高変化に敏感な空力特性を生み出している模様。経験の少ないドライバーには非常に厄介な代物になっているようだ。

この結果Q1は残り5分での1発勝負となり、#15ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF19)や#17トリスタン・シャルパンティエ(REAL SF19)といったルーキーたちに加えて#8大嶋和也(UOMO SUNOCO SF19)や#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)らのベテラン勢までもがここで予選を終えることになってしまった。

トップは#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で1'37.615、2番手は牧野で1'38.111とナカジマレーシングが1-2。3番手には16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が1'38.199とホンダ勢の1-2-3という結果だった。

予選Q2
Q1の相次ぐ赤旗中断の影響で予選Q2は当初予定より30分以上遅れ、午後4時46分にコースオープンとなったが、ここでもナカジマレーシングの二人がずば抜けた速さを見せ、パロウが1'36.346で再びトップ、牧野が1'36.758で2位に続いた。3番手はトヨタ勢最上位の#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)で1'36.916だった。一方ここでQ1で3位の野尻が敗退。他に#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)、#50ルーカス・アウアー(Red Bull SF19)、そして#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)までもが予選を終えることになった。

予選Q3
ポールポジションを決める最後のセッションは5時04分より7分間の走行。ここでもナカジマレーシングが速さを見せつける結果となったが、ここでの主役は牧野の方だった。Q2終了からQ3開始までの短いインターバルでセッティング変更を行うというエンジニアの提案が見事にハマり、牧野はQ2から一気にコンマ7秒ものタイム更新に成功、1'36.060を叩き出し、見事ポールポジションを獲得。パロウもタイムを縮めたものの、1'36.089と僅かに及ばず2位。前年王者の#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)が1'36.312で3位につけ、#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)が1'36.388で4位とホンダ勢が1-2-3-4を達成。ナカジマレーシングにとっては2009年8月のフォーミュラニッポン第6戦もてぎ以来、実に9年半ぶりのフロントロー独占となった。

スーパーフォーミュラ第1戦決勝は明日午後2時より43周で行われる。ルーキー二人を擁するナカジマレーシングの活躍に期待が集まるところだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
165牧野 任祐TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
1'38.1111'36.7581'36.060
264アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
1'37.6151'36.3461'36.089
31山本 尚貴DOCOMO DANDELION M1S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'38.3151'36.9321'36.312
45福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'38.2091'36.9261'36.388
519関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'38.8391'37.0521'36.436
63山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
1'38.8211'37.1911'36.730
720平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'38.6801'37.0401'36.824
818小林 可夢偉KCMG Elyse SF19
carrozzeria Team KCMG
1'38.8941'36.9161'36.849
94国本 雄資ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
1'38.7981'37.232
1016野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
1'38.1991'37.342
1150ルーカス・アウアーRed Bull SF19
B-Max Racing with motopark
1'38.3441'37.562
1237ニック・キャシディVANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
1'38.7181'37.930
138大嶋 和也UOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
1'38.927
1438石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
1'39.078
1517トリスタン・シャルパンティエREAL SF19
REAL RACING
1'39.514
1615ダニエル・ティクトゥムTEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
1'41.436
---- 以上基準タイム(107% - 1'44.448)予選通過 ----
-51ハリソン・ニューウェイGOLDEX TAIROKU RACING SF19
B-Max Racing with motopark
1'48.655
-39坪井 翔JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
2'02.278
-36中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
11'07.789
-7アーテム・マルケロフUOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
11'22.469

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウトQ3結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
165牧野 任祐TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.060--217.626
264アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.089 0.029 0.029217.561
31山本 尚貴DOCOMO DANDELION M1S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.312 0.252 0.223217.057
45福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.388 0.328 0.076216.886
519関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'36.436 0.376 0.048216.778
63山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'36.730 0.670 0.294216.119
720平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'36.824 0.764 0.094215.909
818小林 可夢偉KCMG Elyse SF19
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'36.849 0.789 0.025215.854

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
164アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.346--216.980
265牧野 任祐TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.758 0.412 0.412216.057
318小林 可夢偉KCMG Elyse SF19
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'36.916 0.570 0.158215.704
45福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.926 0.580 0.010215.682
51山本 尚貴DOCOMO DANDELION M1S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'36.932 0.586 0.006215.669
620平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.040 0.694 0.108215.429
719関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.052 0.706 0.012215.402
83山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.191 0.845 0.139215.094
--- 以上Q3進出 ----
94国本 雄資ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.232 0.886 0.041215.003
1016野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
1'37.342 0.996 0.110214.760
1150ルーカス・アウアーRed Bull SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1'37.562 1.216 0.220214.276
1237ニック・キャシディVANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.930 1.584 0.368213.471

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
164アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'37.615--214.160
265牧野 任祐TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.111 0.496 0.496213.077
316野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.199 0.584 0.088212.886
45福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.209 0.594 0.010212.864
51山本 尚貴DOCOMO DANDELION M1S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.315 0.700 0.106212.635
650ルーカス・アウアーRed Bull SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.344 0.729 0.029212.572
720平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.680 1.065 0.336211.848
837ニック・キャシディVANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.718 1.103 0.038211.767
94国本 雄資ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.798 1.183 0.080211.595
103山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.821 1.206 0.023211.546
1119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.839 1.224 0.018211.508
1218小林 可夢偉KCMG Elyse SF19
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.894 1.279 0.055211.390
---- 以上Q2進出 ----
138大嶋 和也UOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.927 1.312 0.033211.319
1438石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'39.078 1.463 0.151210.997
1517トリスタン・シャルパンティエREAL SF19
REAL RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'39.514 1.899 0.436210.073
1615ダニエル・ティクトゥムTEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
1'41.436 3.821 1.922206.093
---- 以上基準タイム(107% - 1'44.448)予選通過 ----
-51ハリソン・ニューウェイGOLDEX TAIROKU RACING SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1'48.65511.040 7.219192.400
-39坪井 翔JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
2'02.27824.66313.623170.965
-36中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
11'07.7899'30.1749'05.51131.305
-7アーテム・マルケロフUOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
11'22.4699'44.85414.68030.632

Japanese F3

JF3:第1戦、第2戦公式予選 #36宮田が圧巻の速さで連続ポールを獲得

全日本F3選手権第1戦、第2戦の公式予選が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がベストタイム、セカンドベストいずれも他を大きく引き離し、2戦連続でポールポジションを獲得した。

宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM\'S) サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark) 大湯都史樹(TODA RACING) 小高一斗(カローラ中京Kuo TEAM TOM\'S) 第1戦、第2戦ともポールポジションの宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM\'S F317) 第1戦、第2戦とも予選2位のサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3) 第1戦予選3位、第2戦予選4位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX) 第1戦予選4位、第2戦予選3位の小高一斗(カローラ中京Kuo TOM\'S F317) 第1戦、第2戦ともマスタークラスポールポジションの山口大陸(タイロクレーシング28号)

参加台数は14ながら、4名の外国人ドライバーに加え、イギリスの名門カーリンモータースポーツの参戦、B-MAXとモトパークのジョイントなど、今季の全日本F3は開幕前から話題豊富なシーズンとなっている。トムスも坪井翔のステップアップに伴い、昨年までFIA-F4で優勝争いを演じていた#37小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)を抜擢しており、こちらにも注目が集まる。

開幕ラウンドの公式予選は午前10時30分より30分間で行われた。天候は快晴。絶好のコンディションでの走行となった。

序盤から速さを見せつけたのは参戦3年目になる宮田。最初のアタックで1'52.057を記録すると、タイヤを交換して臨んだ2度目のアタックで1'51.305、1'51.692を立て続けに記録、2位以下をベストタイムでコンマ5秒、セカンドベストでもコンマ4秒引き離し、堂々の連続ポールをものにした。

2番手には今季初参戦の#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)がベスト1'51.874、セカンドベスト1'52.874で続き、こちらも2戦連続でフロントローを獲得した。

#2大湯都史樹(TODA FIGHTEX)はベストタイム1'52.174で3番手につけたが、セカンドベストでは小高が1'52.376で3番手を獲得、初表彰台に期待がかかる結果となった。

第1戦決勝は明日朝9時50分より12周で、第2戦決勝は明日午後4時25分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目 トップタイムは#3山下

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」の1回目のフリー走行が4月20日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#3山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)が1’37.634でトップタイムだった。

フリー走行1回目: トップタイムは山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19) フリー走行1回目: 2位は小林可夢偉(KCMG Elyse SF19) フリー走行1回目: 3位は関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)

この日の鈴鹿は朝から雲ひとつない好天に恵まれ、先に行われた全日本ロードレース選手権JSB1000クラスの公式予選ではコースレコードが相次いで更新される絶好のコンディション。スーパーフォーミュラのフリー走行1回目は午前10時20分より60分間で行われた。

コースオープンとともに出て行ったのは#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)と山下のコンドーレーシング勢。最初から持ち越しのソフトタイヤを装着し、まずは国本が1’38.918を記録する。

しかしその直後、デグナーで今季初参戦の#7アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19)がコースオフ、グラベルに捕まったため開始10分足らずで赤旗中断となる。

7号車の回収が終わり、走行が再開されたのは10時32分。#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が早くも新品のミディアムを装着してコースイン、1’38.746を記録すると、ソフトタイヤで走行していた#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)は1’37.956を叩き出してトップに浮上した。#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)もソフトタイヤで1’37.975を記録して2番手につけ、山下が1’38.704で3番手。ここで一旦各車ピットイン。ニュータイヤに履き替えて残り10分を切ったところで予選シミュレーションに入った。

まずは山本が1’37.857までタイムを縮めてトップに立つと、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が1’37.852で山本を上回り、続いて山下が1’37.634でトップに浮上、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)も1’37.795で2番手に上がってきた。

ここでチェッカー。山下がSF19で最初の計時セッションを制し、午後の予選に臨むことになった。ルーキー勢最上位は#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で9位、チームメイトで昨年F2で1勝している#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が10位で続いた。

スーパーフォーミュラ第1戦の公式予選はこのあと午後3時45分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindkm/h
1361宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'51.692-187.168
2112サッシャ・フェネストラズB-Max Racing with motopark F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
1'52.111 0.419186.469
3373小高 一斗カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'52.376 0.684186.029
424大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F319
TODA
TR-F301
1'52.460 0.768185.890
5655エナム・アーメドB-Max Racing with motopark F3
Dallara F312
Volkswagen
Spiess A41
1'52.946 1.254185.090
676シャルル・ミレッシYTB by Carlin
Dallara F317
Volkswagen
Spiess A41
1'53.090 1.398184.855
787片山 義章YTB by Carlin
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1'53.149 1.457184.758
8138三浦 愛ThreeBond F314
Dallara F314
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'54.119 2.427183.188
9359河野 駿佑RS FINE K&N F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
HWA 414
1'54.157 2.465183.127
1028M1山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1'54.556 2.864182.489
111210大津 弘樹ThreeBond F318
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'54.589 2.897182.436
125111アメヤ・ベイディアナサンB-Max Racing with motopark F3
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1'54.826 3.134182.060
135M2久保田 克昭Planex・スマカメF3
Dallara F315
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'57.079 5.387178.556
1430M3DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
2'01.611 9.919171.902
---- 以上基準タイム(110% - 2'03.266)予選通過 ----

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindkm/h
1361宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'51.305-187.819
2112サッシャ・フェネストラズB-Max Racing with motopark F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
1'51.874 0.569186.864
323大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F319
TODA
TR-F301
1'52.174 0.869186.364
4374小高 一斗カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'52.229 0.924186.273
575シャルル・ミレッシYTB by Carlin
Dallara F317
Volkswagen
Spiess A41
1'52.503 1.198185.819
6656エナム・アーメドB-Max Racing with motopark F3
Dallara F312
Volkswagen
Spiess A41
1'52.802 1.497185.327
787片山 義章YTB by Carlin
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1'53.079 1.774184.873
8128大津 弘樹ThreeBond F318
Dallara F318
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'53.279 1.974184.546
9359河野 駿佑RS FINE K&N F318
Dallara F318
Mercedes-Benz
HWA 414
1'53.601 2.296184.023
101310三浦 愛ThreeBond F314
Dallara F314
ThreeBond
TOMEI TB14F3
1'53.733 2.428183.809
1128M1山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1'54.262 2.957182.958
125111アメヤ・ベイディアナサンB-Max Racing with motopark F3
Dallara F315
Volkswagen
Spiess A41
1'54.338 3.033182.837
1330M2DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen
Spiess A41
1'56.563 5.258179.347
145M3久保田 克昭Planex・スマカメF3
Dallara F315
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'57.064 5.759178.579
---- 以上基準タイム(110% - 2'02.962)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
13山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.634--214.118
218小林 可夢偉KCMG Elyse SF19
carrozzeria Team KCMG
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.795 0.161 0.161213.766
319関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.852 0.218 0.057213.641
41山本 尚貴DOCOMO DANDELION M1S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'37.857 0.223 0.005213.630
54国本 雄資ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.873 0.239 0.016213.595
620平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.956 0.322 0.083213.414
736中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'37.975 0.341 0.019213.373
838石浦 宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.124 0.490 0.149213.049
964アレックス・パロウTCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.218 0.584 0.094212.845
1065牧野 任祐TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.325 0.691 0.107212.613
1115ダニエル・ティクトゥムTEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.344 0.710 0.019212.572
125福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.580 0.946 0.236212.063
1337ニック・キャシディVANTELIN KOWA TOM’S SF19
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.643 1.009 0.063211.928
148大嶋 和也UOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.705 1.071 0.062211.795
1516野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
1'38.813 1.179 0.108211.563
1639坪井 翔JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19
JMS P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'38.952 1.318 0.139211.266
1750ルーカス・アウアーRed Bull SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1'39.169 1.535 0.217210.804
187アーテム・マルケロフUOMO SUNOCO SF19
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA
TRD Biz-01F
1'39.388 1.754 0.219210.339
1951ハリソン・ニューウェイGOLDEX TAIROKU RACING SF19
B-Max Racing with motopark
Honda
M-TEC HR-417E
1'39.694 2.060 0.306209.694
2017トリスタン・シャルパンティエREAL SF19
REAL RACING
Honda
M-TEC HR-417E
1'39.762 2.128 0.068209.551

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フォトギャラリー

公式練習: 松浦孝亮(TEAM UPGARAGE) 公式練習: 小林崇志(TEAM UPGARAGE) 公式練習: ジェームス・ロシター(TEAM IMPUL) 公式練習: ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)
公式練習: 高星明誠/ヤン・マーデンボロー組(リアライズコーポレーションADVAN GT-R) 公式練習: 藤井誠暢(D\'station Vantage GT3) 公式練習: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R) 公式練習: 荒聖治(McLaren 720S)
公式練習: 国本雄資(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT) 公式練習: 公式練習: 織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT) 公式練習: 脇阪薫一(埼玉トヨペットGBマークX MC)
公式練習: 藤井誠暢(D\'station Vantage GT3) 公式練習: 飛行機雲を横切るドローン 公式練習: 藤井誠暢/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(D\'station Vantage GT3) 公式練習: 平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ組(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)
公式練習: 平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM\'S LC500) 公式練習: 大嶋和也/山下健太組(WAKO\'S 4CR LC500) 公式練習: 立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500) 公式練習: 野尻智紀(ARTA NSX-GT)
公式練習: 高橋一穂(シンティアム・アップル・ロータス) 公式練習: 高星明誠(リアライズコーポレーションADVAN GT-R) 公式練習: 飯田太陽(植毛GO&FUN GT-R) 公式練習: 牧野任祐(Modulo Epson NSX-GT)
公式練習: 道上龍(Modulo KENWOOD NSX GT3) 公式練習: 星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 公式練習: 福住仁嶺(ARTA NSX GT3) 公式練習: アンドレ・クート(T-DASHランボルギーニ GT3)
公式練習: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R) 公式練習: 片岡龍也(グッドスマイル 初音ミクAMG) 公式練習: 高木真一(ARTA NSX GT3) 公式練習: 吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)
公式練習: 嵯峨宏紀(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT) 公式練習: 平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校 GT-R) 公式練習: 藤井誠暢(D\'station Vantage GT3) 公式練習: 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)
公式練習: ショウン・トン(エヴァRT初号機X Works GT-R) 公式練習: 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT) 公式練習: 横溝直輝(PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE) 公式練習: 吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)
公式練習: 佐藤公哉(HOPPY 86 MC) 公式練習: 谷口信輝(グッドスマイル 初音ミクAMG) 公式練習: 小林崇志(UPGARAGE NSX GT3) 公式練習: ジェームス・ロシター(カルソニックIMPUL GT-R)
公式練習: 野尻智紀(ARTA NSX-GT) 公式練習: ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500) 公式練習: 平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R) 公式練習: ヤン・マーデンボロー(KONDO RACING)
公式練習: ヤン・マーデンボロー(KONDO RACING) 公式練習: ヤン・マーデンボロー(KONDO RACING) サーキットサファリ: フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R) サーキットサファリ: ナタポン・ホートンカム(arto RC F GT3)
サーキットサファリ: ナタポン・ホートンカム(arto RC F GT3) サーキットサファリ: 谷口信輝(グッドスマイル 初音ミクAMG) サーキットサファリ: リチャード・ライアン(Hitotsuyama Audi R8 LMS) サーキットサファリ: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT)
集合写真: いじられる山内英輝(R&D SPORT) 集合写真: いじられる山内英輝(R&D SPORT) 集合写真: GT300クラスに出場するドライバーたち 集合写真: GT500クラスに出場するドライバーたち
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 松田次生とロニー・クインタレッリ(NISMO) ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 脇坂薫一と吉田広樹(埼玉トヨペット Green Brave)
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 山下健太と大嶋和也(LEXUS TEAM LEMANS WAKO\'S) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: ヘイッキ・コバライネンと中山雄一(LEXUS TEAM SARD) ピットウォーク: 嵯峨宏紀(apr) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン 公式予選: 宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3) 公式予選: ショーン・ウォーキンショー(arto RC F GT3) 公式予選: 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3)
公式予選: サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING) 公式予選: ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT) 公式予選: 牧野任祐(Modulo Epson NSX-GT) 公式予選: 蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)
公式予選: 小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3) 公式予選: 道上龍(Modulo KENWOOD NSX GT3) 公式予選: フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R) 公式予選: ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)
公式予選: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) 公式予選: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R) 公式予選: 高星明誠(リアライズコーポレーションADVAN GT-R) スタート進行: ヤン・マーテンボロー、近藤真彦監督、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
スタート進行: グリッドに着いたD\'station Vantage GT3(D\'station Racing AMR) スタート進行: ジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) スタート進行: グリッドウォークは大盛況 決勝レース: セーフティーカー先導でのスタートとなった
決勝レース: セーフティーカー先導でレースが始まった 決勝レース: 隊列を引っ張るセーフティーカー 決勝レース: GT500クラスからスタートが切られた 決勝レース: 山本尚貴と佐々木大樹の争い
決勝レース: 高木真一と新田守男のGT300クラストップ争い 決勝レース: 開始早々にクラッシュした佐藤公哉(HOPPY 86 MC) 決勝レース: 巻き込まれてコースアウトした平木湧也(ADVICSマッハ車検MC86) 決勝レース: 開始早々に再びセーフティーカーランとなった
決勝レース: 荒聖治(McLaren 720S) 決勝レース: 積車に載せられるHOPPY 86 MC 決勝レース: 立川祐路(ZENT CERUMO LC500) 決勝レース: ロニー・クインタレッリに襲いかかる山本尚貴
決勝レース: ロニー・クインタレッリをパスする山本尚貴 決勝レース: コースアウトした大嶋和也(WAKO\'S 4CR LC500) 決勝レース: 高木真一(ARTA NSX GT3) vs 新田守男(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) vs 塚越広大(KEIHIN NSX-GT)
決勝レース: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT) 決勝レース: 赤旗が提示された後、再びセーフティーカーランでスタートが切られた 決勝レース: 伊沢拓也(ARTA NSX-GT) 決勝レース: 隊列を引っ張るセーフティーカー
決勝レース: GT500クラスの上位勢 決勝レース: 嵯峨宏紀(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT) 決勝レース: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 決勝レース: 織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)
決勝レース: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 決勝レース: 和田久(R\'Qs MOTOR SPORTS) vs ナタポン・ホートンカム(arto RC F GT3) 決勝レース: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT)と山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)のトップ争いが1コーナーで接触 決勝レース: リタイヤした山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)
決勝レース: 高星明誠(リアライズコーポレーションADVAN GT-R) 決勝レース: レースはまたまたセーフティーカーランとなった 決勝レース: セーフティーカー先導でスタートしていく 決勝レース: 高木真一(ARTA NSX GT3)
決勝レース: 新田守男(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: セーフティーカーランが続く 決勝レース: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT) 決勝レース: ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)
決勝レース: 新田守男(K-tunes RC F GT3) 決勝レース: 小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3) 決勝レース: 嵯峨宏紀(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT) 表彰式: GT300クラスのトップ3チーム
表彰式: GT500クラスのトップ3チーム
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Inter Proto Series

IPS:プロレーサーvsシムレーサー勝つのはどっち? 仮想IPSマシンでファンとプロドライバーが対決!

 KYOJOカップの運営を手がけるドリームレーシングプロジェクト(DRP)は16日、本年よりシミュレーターレース「インタープロトeシリーズ(IPeS)」を開催すると発表した。

 IPeSとは、国体などで採用され近年盛り上がりつつあるeスポーツの一種で、一般に配布されているレースシミュレーターソフト、アセット・コルサに運営側から提供されるインタープロトマシン(IPS kuruma)を忠実に再現したMODを組み込んでプレーする。

 今シーズンはシミュレーター上の富士スピードウェイを舞台に5戦行われ、年間チャンピオンはIPSに参加しているドライバーとシミュレーター上で対戦。勝てば、実際のIPSマシンをスポーツ走行でドライブする権利が与えられる。

 詳しい内容は富士チャンピオンレース第2戦の行われる5月11日、12日に同地特設ピット内で発表されるとのことだ。詳細は以下のリリースを参照されたし。

【プロレーサーvsシムレーサー勝つのはどっち?】

 モータースポーツならではのリアルに近い空間を作り出すことができるシミュレーターレース「インタープロトeシリーズ(IPeS)」を開催します。

 このシミュレーター(SIM)レースの基となる「インタープロトシリーズ(IPS)」は、世界三大レースのひとつであるルマン24時間レースで、日本人初の総合優勝を成し遂げたレジェンドドライバーの関谷正徳氏がプロデュース。「同じマシンで同じ条件下で勝負したら誰が一番速いのか」を決めるリアルレースです。参戦するドライバーは、スーパーGTやスーパーフォーミュラーの現役トッププロドライバーで、ドライビングアスリートとして賞金をかけて競います。使用するマシンは、IPSのために専用開発された、国産の純粋なレーシングマシン「kuruma」です。今年で7シーズン目を迎え、年間4大会開催されるシリーズは5月11日に富士スピードウェイで開幕します。

 IPeSは、このリアルレーシングマシンの設計データを基にMODを開発。意匠が同じというだけではなく、実走行データの解析からプログラミングし、そしてリアルレーサーがSIM上でセットアップを繰り返し、リアルマシンの挙動と操作性を忠実に再現しています。

 このMODを無料配布しSIMレース「IPeS」を開催します。全国のSIMレーサーのNo.1を決定し、最終的にはIPSのリアルレーサーとSIM上で対決していただきます。そして、SIMレーサーが勝利した場合、リアルレーシングマシンで体験走行していただく権利を授与させていただきます。

【インタープロトeシリーズ開催概要】

  • 運営:ドリームレーシングプロジェクト
  • 後援:株式会社インタープロトモータースポーツ
  • SIMソフト:アセット・コルサ(PC)
  • マシンMOD:IPS kuruma(無料配布)
  • 大会場所:オンライン
  • レース形式:予選タイムアタック及び決勝レース10周
  • コース:FIS

【日程】

  • 第1戦 6月18日(土)19:00(予定)
  • 第2戦 7月15日(月祝)19:00(予定)
  • 第3戦 8月12日(月祝)19:00(予定)
  • 第4戦 9月16日(月祝)19:00(予定)
  • 第5戦 10月14日(月祝)19:00(予定)
  • 特別戦 Pro vs SIM 11月16日(土)16:00(富士スピードウェイ)

【エントリー方法】

 IPeSオフィシャルサイトからエントリーフォームに必要事項を記入し送信してください。エントリー受理後にレース規則書とIPS kuruma MODをメールでお送りします。

 MODだけ希望のユーザーも同様の方法でお申し込みください。レースのエントリーは無料で毎戦任意です。

  • IPeSオフィシャルサイト(5月1日オープン予定):http://ipes.xyz-one.jp/

【IPeS概要説明会】

IPeS開催に先立ち、IPS開幕戦の舞台となる富士スピードウェイで、IPeS概要説明とレーシングシミュレーターでIPS kuruma MODをお披露目及びご試乗いただきたいと思います。

 是非、ドライビングアスリートのテクニックと実車の迫力、ヴァーチャルのリアルさを観にご来場ください。また当日は、世界初の女性だけのプロレース「KYOJO CUP」も併催されます。

  • 場所:富士スピードウェイ特設ピット内
  • 日時:5月11日(土)12:00~及び12日(日)12:00~
DREAM RACING PROJECT by XYZ

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1,2戦岡山 川合孝汰が第2戦で5位入賞、神晴也は無念のリタイア (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、FIA-F4シリーズの開幕戦が4月13日(土)~14(日)に岡山国際サーキット(岡山県)にて開催された。今年は、昨年スーパーFJもてぎシリーズでチャンピオンを獲得しステップアップした18歳の神晴也が62号車、昨年FIA-F4選手権で初の全戦入賞を果たし、シリーズ4位を獲得、メーカー系スカラシップ勢の中に割って入った川合孝汰が63号車で挑む。同シリーズは全7大会14戦で争われ、今後ステップアップを目指す若手ドライバーの登竜門。今回の舞台の岡山国際サーキットは、中低速コーナーが続くサーキットでいかにコーナーを早く立ち上がるかが戦う上でのポイントとなる。

予選4月13日(土)天候/晴れコース 状況/ドライ

 このレースウィークの走行開始は水曜日から。ドライ・ウエット両方のコンディションを経験し、様々なセッティングを試しながら方向性を決めていった。金曜日の専有走行では神が7番手、川合が10番手につけ、さらにポジションアップを狙える手応えで予選に臨んだ。

 今回の予選は、通常よりもガソリンの量を減らしマシンを軽くした状態でコースイン。「フロントタイヤにじっくり熱を入れてからアタックするように。」と監督の坪松はドライバーに指示を出す。

 ふたりとも周回を重ねてベストタイミングでのアタックを狙うが、神はタイヤに熱を入れるまでのペースが速くアタックをかけていくタイミングとタイヤの状態がかみ合わない。それでも14周目に1分33秒303でベストタイムを記録する。一方の川合は、時間をかけてウォームアップしていくが練習時との路面状況の変化に対するアジャストが難しく33秒255となった。

 その結果、第1戦では神が11番手、川合が10番手、第2戦も同様のポジション。「金曜日までの走り方を予選で変えたことが裏目に出てしまった。」と神。「タイヤや路面状況をみると、もう少し早めのアタックにしてもよかった。」と川合は振り返る。

決勝第1戦4月13日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 予選の5時間後、午後1時40分から行われた第1戦決勝。天気も良く、暖かな陽気の中、初戦のスタートが切られた。

 スタートでふたりは1つずつポジションを上げるが、集団の中に入る展開。川合は続くWヘアピン2つ目で集団を避けようとアウト側から進入するとスピンを喫し30番手となる。神はマシンの感触にも手応えを感じながらポジションキープで3周目に入っていくが、アトウッド進入でコースアウトし復帰は叶わずリタイア。

 一時は30番手となった川合だが、周回を重ねるごとにポジションを戻し14周目には20番手にまで上がる。しかし、スピンした際の復帰に時間がかかってしまったことからこれ以上の逆転は叶わずタイムアップとなった。

 なお、神はマシンの損傷が大きく翌日の第2戦はリタイアとなった。

決勝第2戦4月14日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 雨予報が出ていた日曜日は雨粒が落ちる場面もあったが、持ちこたえてドライコンディションでのレース。8時20分にフォーメーションラップが開始され、全車がグリッドにつくところで、ポールポジションのマシンがスタート手順違反により最後尾スタートを科せられることに。そのため再度フォーメーションラップを行い、仕切り直しとなる。なお、スタートディレイによりレースは14周に減算された。

 実質、10番グリッドの川合の前にいるのは8台となり、スタートでまず1台を攻略すると、2コーナーの内側で並び、続くアトウッドの外側からもう1台、さらにWヘアピンの2つ目のインから3台目を刺すと1周目で6番手にまで上がる。

 しかし、4周目の1コーナーでクラッシュがありセーフティーカー(SC)が導入されてしまう。4周のSCランの後、9周目にレースが再開されると、さらにポジションアップを狙いプッシュしていく。するとトップに対してドライブスルーペナルティが課せられて11周目に5番手に。

 残り3周の頃には前車の背後につき、タイミングをうかがっていくと、翌周の1コーナーで前がミス。その後のアトウッドでの立ち上がりを早くし、後半での逆転を狙うが、初戦でタイヤを使ってしまったことで捉えきれず5番手でレースを終えた。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 レースウィークの流れはけして悪い感じはなかったが、第1戦のレースでは川合がスピンで入賞の権利が無くなり、神もスピードがあっただけにアクシデントは大きな代償になった。それでも、第2戦での川合は冷静なレース運びで表彰台まであと一歩のところまで追い上げてくれた。
Driver 神晴也(Seiya Jin)COMMENT
 今回、予選でのアタックのタイミングや位置取りなど含めてタイムの出し方がよくありませんでした。また、急に走り方を変えてロスをしていることに気付かずそのまま終わってしまって、すごくもったいないことをしたと反省しています。レースは残念な結果になってしまいましたが、もう次を見て切り替えていこうと思います。富士は勝つことしか考えていません。そのために、まずは予選でいいポジションを取れるように自分の走りもしっかりまとめられるようにしていきます。
Driver川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 予選は時間をかけてタイヤに熱を入れていきアタックしましたが、路面状況など見てもう少しアタックのタイミングを早くするべきだったと思っています。第1戦は、自分の判断ミスが全てです。スピンをして戻るまでに時間がかかってしまいました。第2戦は、前後に自分の存在を大きく見せてミスを誘うことや後ろがバトルするように考えて組み立てました。最後はアトウッドで近づいて後半で抜くつもりでいましたが、アトウッドでうまく合わせきれず5位となりました。富士ではさらに上を目指しますので今シーズンも応援よろしくお願いします。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝会見 「ホンダ同士の接触の結果なので個人的には素直に喜べないところはあります」(伊沢拓也)

決勝フォトセッション: 両クラスのウィナー

GT500クラス優勝 #8ARTA NSX GT

伊沢拓也
決勝記者会見: GT500クラス優勝の伊沢拓也(ARTA) 今までGTやってきた中でも雨量もウォータースクリーンもひどくて、スタートは5番手でしたが、前のクルマの水しぶきでほとんど何も見えない状態の中、クルマをコースにとどめなきゃいけないというのと、前のニッサンの2台をなんとか抜いたことで最終的に勝利が僕らのところに転がり込んだと思います。ですがホンダ同士の接触の結果なので個人的には素直に喜べないところはあります。昨日の予選で野尻選手が5番手を獲得してくれたことが僕のレースを展開しやすくしてくれましたし、今年のシリーズを考えれば幸先の良いスタートは切れたかなと思います。
野尻智紀
決勝記者会見: GT500クラス優勝の野尻智紀(ARTA) モニターを見続ける時間は長かったですが、まずはこのレースで命に関わる怪我や、レースができなくなる怪我をする選手がいなくてよかったと思います。このコースはモスエスでちょっとラインを外せば壁が待ってるというところで、あんだけのウォータースクリーンの中ですので、今回のレースは非常に危険だったなと思います。そうした中で伊沢選手がクルマをコースにとどめてくれたこと、チャンスがあるごとに抜いてきてくれたことが勝利につながっていると思うので、伊沢選手にしかできない走りだったと思うし、自分に同じことができるかといえば、どうだろうなと考えることろもあります。今回は伊沢選手と、ホンダとブリヂストンとチームのみんなで勝ち取った勝利じゃないかなと思います。

GT300クラス優勝 #96K-tunes RC F GT3

新田守男
決勝記者会見: GT300クラス優勝の新田守男(K-tunes Racing) 走っていてもかなりコンディションが悪く、ウォータースクリーンのせいで雨が強く降ってることが確認できない状態で走っていました。僕のところはあまり台数の多いバトルがなかったので、セーフティーカーが入ってクラッシュの現場を見るたびに、今回はかなり危険なレースなんだと考えさせられながら走っていました。赤旗になっても集中力を切らさないようにと意識してレースをした感じでした。
阪口晴南
決勝記者会見: GT300クラス優勝の阪口晴南(K-tunes Racing) 僕は今日は乗ってはいませんけど、昨日の予選でフロントローを獲得できたという点ではチームに貢献できたかなと思います。今日はずっとモニターとにらめっこの時間が続いて、こんなに長いレースがあるんだと感じるくらい、時間の流れを遅く感じました。セーフティーカー明けの少ないチャンスの中で新田さんがあそこしかないというポイントでオーバーテイクされていたので、本当にシンプルにすごいなと思いましたね。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 雨とアクシデントで大荒れのレースは31周で赤旗終了。GT500は#8ARTA NSX GT、GT300は#96K-tunes RC F GT3が優勝

2019オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝は、4月14日に岡山国際サーキットで行われたが、相次ぐクラッシュと雨によりスタートからセーフティーカーランと赤旗中断が繰り返され、31周をもって終了となった。優勝はGT500クラスが#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)、GT300クラスは#96新田守男/阪口晴南組(K-tunes RC F GT3)だった。
(天候:雨 コース:ウェット)

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

開始早々にクラッシュした佐藤公哉(HOPPY 86 MC)

高木真一をパスする新田守男

GT500クラス優勝は野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)

GT500クラス2位は松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)

GT500クラス3位は佐々木大樹/ジェームス・ロシター組(カルソニックIMPUL GT-R)

GT300クラス優勝は新田守男/阪口晴南組(K-tunes RC F GT3)

GT300クラス決勝2位は高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)

GT300クラス決勝3位は脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC)

レース終了をアナウンスする板東正明GTA社長

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

開幕戦決勝は午後2時30分にスタート。ウォームアップ走行から雨が降り始めていたこともあり、セーフティーカー(SC)スタートとされた。SCは2周目にピットイン、3周目から追い越しが可能となった。

ホールショットはポールポジションの#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)。その後方では予選3位の#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)がヘアピンで#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)のインをついて2位にジャンプアップ。しかしその頃1コーナーでGT300クラスの#25佐藤公哉(HOPPY 86 MC)がスピンオフ。同じマザーシャシーの#5平木湧也(ADVICSマッハ車検MC86)を巻き込むクラッシュが発生したため再びSCが導入され、車両回収ののち11周目からリスタートとなった。

するとすかさず#1山本が11周目の1コーナーで#23クインタレッリにアウトから並びかけ、そのまま並走して2コーナーでトップに浮上。続いて予選4位の#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)もバックストレートで12佐々木と23クインタレッリを一気に抜き去り、2位にジャンプアップしてきた。続いて#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)も13周目のヘアピンで#12佐々木を抜いて4位に上がってきた。23号車は雨量が少ないと予想してミディアムコンパウンドのウェットタイヤを装着していたことが裏目に出て、SC中に充分な熱を入れることができず、抗うすべがなかったようだ。

しかしその後方でまたしてもGT300クラスの多重クラッシュが発生。2コーナー立ち上がりで失速した#10星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R)とその脇をすり抜けようとした#88小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3)が接触。#88星野はそのはずみでモスエスイン側のウォールに突っ込み、これに巻き込まれる格好で#7ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(D'station Vantage GT3)が追突。そしてさらに#33マーチー・リー(エヴァRT初号機X Works GT-R)も行き場をなくしてアウト側に飛び出してしまったのだ。これによりメインポストからは赤旗が提示され、レースは中断となってしまった。

車両回収とバリアの補修を行ったのち、レースは3時45分にSC先導で再開され、20周目にリスタート。すかさず#8伊沢が#23クインタレッリをパスして3位に浮上、ホンダNSXが1-2-3を形成する展開となったが、24周目の1コーナーでなんと#17塚越が#1山本を押し出してしまい、#1山本はグラベルに捕まってしまった。これにより又してもSCが導入されることとなった。さらにSCラン中にモスエスで#50山下亮生(ARNAGE AMG GT3)がクラッシュ、さらに雨脚が強まってきたため32周目に入ったところで二度目の赤旗中断となってしまった。

結局天候は回復せず、4時45分に監督ミーティングが招集され、その場でレースの終了が伝えられることに。規定周回数82の75%を満たしていないため、選手権ポイントは通常の半分とされた。

GT500クラスは17号車に1号車との接触によるペナルティが課せられたため、#8ARTA NSX GTが繰り上げで優勝とされた。2位は#23MOTUL AUTECH GT-R、#12カルソニックIMPUL GT-Rだった。

アクシデントの相次いだGT300クラスは12周目の2コーナーで#96新田守男(K-tunes RC F GT3)がポールポジションの高木真一(ARTA NSX GT3)を抜き去ってトップに浮上、そのまま逃げ切って開幕戦を制した。今回がデビュー戦の阪口晴南は1周も走らないまま初陣を飾った格好だ。2位は#55ARTA NSX GT3、3位は#52脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC)だった。

次戦の舞台は富士スピードウェイ。5月4日に500kmの決勝レースが行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2019/04/14) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
18野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS301:53'35.505
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI301.227
312佐々木 大樹
ジェームス・ロシター
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS302.781
43平手 晃平
フレデリック・マコヴィッキィ
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI304.210
524高星 明誠
ヤン・マーデンボロー
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH305.773
619国本 雄資
坪井 翔
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH308.603
716武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH3011.099
838立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS3011.500
936中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS3012.207
1064ナレイン・カーティケヤン
牧野 任祐
Modulo Epson NSX-GT
Honda NSX-GT
DL3013.614
1139ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS3014.904
1237平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS3016.920
136大嶋 和也
山下 健太
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS3017.635
14*17塚越 広大
ベルトラン・バゲット
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS3031.856
151山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS291Lap
---- 以上規定周回数(70% - 21Lpas)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.17 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) 1'31.085 (22/30) 146.36km/h
  • CarNo.17は、Spr.13-1.b.(危険なドライブ行為)により、競技結果に34秒を加算した。

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2019/04/14) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
196新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS301:54'00.337
255高木 真一
福住 仁嶺
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
BS302.092
352脇阪 薫一
吉田 広樹
埼玉トヨペットGBマークX MC
TOYOTA MARK X MC
BS303.885
461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL306.686
556平峰 一貴
サッシャ・フェネストラズ
リアライズ日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3010.095
665黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON PYRAMID AMG
Mercedes-AMG GT3
BS3012.800
760吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
DL3014.432
84谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミクAMG
Mercedes-AMG GT3
YH3016.497
934道上 龍
大津 弘樹
Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH3018.706
1088小暮 卓史
元嶋 佑弥
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH3020.171
1118小林 崇志
松浦 孝亮
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
YH3021.413
1231嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
BS3024.473
13*21リチャード・ライアン
富田 竜一郎
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
YH3024.927
142高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH3028.726
159横溝 直輝
峰尾 恭輔
PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE
Porsche 911 GT3 R
YH3030.386
1687高橋 翼
アンドレ・クート
T-DASHランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH3031.665
1722和田 久
城内 政樹
アールキューズ AMG GT3
Mercedes-AMG GT3
YH3033.125
1835ナタポン・ホートンカム
ショーン・ウォーキンショー
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH3034.740
19720荒 聖治
アレックス・パロウ
McLaren 720S
McLaren 720S GT3
YH3037.318
2048田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GO&FUN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3039.530
21*11平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL3042.293
2250加納 政樹
山下 亮生
ARNAGE AMG GT3
Mercedes-AMG GT3
YH237Laps
---- 以上規定周回数(70% - 21Lpas)完走 ----
-360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1317Laps
-10星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1218Laps
-7藤井 誠暢
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
D'station Vantage GT3
ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3
YH1218Laps
-33ショウン・トン
マーチー・リー
エヴァRT初号機X Works GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1218Laps
-*30永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1119Laps
-25松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH327Laps
-5坂口 夏月
平木 湧也
ADVICSマッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH327Laps
  • Fastest Lap: CarNo.96 新田守男(K-tunes RC F GT3) 1'37.134 (22/30) 137.24km/h
  • CarNo.21は、Spr.27-4.(ウォームアップ時のピット作業違反)により、罰金5万円を科す。
  • CarNo.30(織戸学)は、Spr.36付則3-15(SC中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科したが、未消化。
  • CarNo.11(安田裕信)は、Spr.13-1b.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが未消化。
  • CarNo.50は、Spr付則3-13(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが未消化。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | SUPER GT

SGT:第1戦岡山GTA定例会見 F1日本グランプリのサポートイベントとしてFIA-F4を開催!!

スーパーGT第1戦でのGTA定例会見では、10月のF1日本グランプリのサポートイベントとしてFIA-F4のレースを開催することも併せて発表された。

スーパーGTのサポートイベントとして開催され、今年で5年目を迎えたFIA-F4は初年度チャンピオンの坪井翔を始め、牧野任祐、宮田莉朋、大津弘樹、阪口晴南などのドライバーを輩出したほか、今年はヨーロッパで行われるFIA-F3にも角田祐毅、名取鉄平の両名が参加するなど、有力な若手ドライバーの登竜門として近年注目を集めている。

そのFIA-F4をF1のサポートイベントとして開催しないか、という打診が鈴鹿サーキットを経営するモビリティランドよりGTAに持ち込まれたとのこと。GTAとしてもスーパーGTのみならず内外のあらゆるトップカテゴリーへのステップアップカテゴリーとしてのFIA-F4を捉え、これを推進することがレース界全体にとって有益であると考え、モビリティランドを通じてFIAとの契約を進めているという。すでにエントラントにも4月初旬に富士で行われたスプリングトレーニングにおいて開催することは伝えられており、驚きつつも良好な反応を得ているという。

F1を目指す若者たちにとっても、F1関係者の目の前でレースを披露することは将来にとって有益な体験になることだろう。

なお、このレースは通常のシリーズ戦ではなく、選手権ポイントも与えられないノンタイトル戦とのことだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山GTA定例会見 DTMとのジョイントイベントはハンコックタイヤのワンメイクに

スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は4月14日、第1戦「岡山GT300kmレース」が開催されている岡山国際サーキットで定例記者会見を開催した。
今回の会見では、3月29日付で発表されたDTMとのジョイントイベントについてや、10月に開催されるF1日本グランプリのサポートイベントとしてFIA-F4が開催されることなどが明らかにされた。

DTMとのジョイントイベントは11月23-24日に富士スピードウェイでの開催が決まっており、現在GTAと富士スピードウェイでプロジェクトチームを結成し、レギュレーションやタイムスケジュールの策定などの準備を進めているとのこと。DTMが5月にホッケンハイムで開幕するため、そのスケジュールの合間を縫ってITRともスポーティングレギュレーションの調整を行なっている。基本的にはDTMのレギュレーションを推奨する形になり、まずはDTM最終戦に国内メーカーのテスト車両を持ち込んで参戦することになるという。

タイヤについては現在DTMで採用されているハンコックのワンメイクとなる。これはDTMとハンコックタイヤの間で締結された契約によるもので、これをスーパーGT側が受け入れた格好だ。すでに先日富士で行われた合同テストの中で国内3メーカーにテスト車両を選定してもらい、各2セットずつを使用して30分間の走行を二日間実施したという。使用されたのは#23MOTUL AUTECH GT-R、#1RAYBRIG NSX-GT、#37KeePer TOM'S LC500の3台。まずはロングストレートを持つ富士での300km/h以上のトップスピードに対する現行のパフォーマンスの確認が行われている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第2戦決勝 フロントロー2台がまさかの後退!優勝は通算4戦目の#5三宅

14周の決勝がスタートした

優勝は三宅淳詞(HFDP/SRS/コチラレーシング)

決勝2位は菅波冬悟(OTG DL F110)

決勝3位は野中誠太(FTRSスカラシップF4)

インディペンデントカップ優勝は仲尾恵史(TCS Racing Team)

優勝した三宅淳詞(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

表彰式

インディペンデントカップ優勝の表彰式

4月14日、岡山国際サーキットで開催された2019FIA-F4選手権第2戦の決勝は、フル参戦1年目の#5三宅淳詞(HFDP/SRS/コチラレーシング)が予選1位、2位がペナルティにより後退したことにも助けられて自身初優勝を獲得した。

第2戦決勝は午前8時20分より15州で行われた。当初は雨が予想されていたものの、スタート進行始まった頃に時折ポツリポツリと落ちてくる程度にとどまり、全車スリックタイヤで支障なく走行できるコンディションでの戦いとなった。

ところがスタートでポールポジションの#6太田格之進(SRS/コチラレーシング)がグリッドポジションを間違えるというハプニングがありスタートはディレイに。太田には最後尾スタートのペナルティが課せられて改めて15周の戦いがスタートした。ホールショットは予選2番手の#7佐藤蓮(SRS/コチラレーシング)。2番手に予選3番手の三宅が続き、#60菅波冬悟(OTG DL F110)が3位に浮上、#36野中誠太(FTRSスカラシップF4)が4位で続いた。

最後尾スタートの太田は1周めで20位までジャンプアップ、その後も着実に順位を上げていたが、4周目の1コーナーで#16渡辺大祐(Media DoADVICS影山F110)をアウトからかわそうとして接触、惜しくもここでレースを終えてしまう。またこのアクシデントによりセーフティーカーが導入され、9周目からリスタートとなった。

すると今度はトップを快走する佐藤と#25堀尾風允(SAMURAIサポーターズF4)にドライビングスルーペナルティの裁定が下る。二人は最初のスタートでジャンプスタートと判定されていたのだ。これで労せずして三宅がトップに繰り上がった。

一時は菅波に背後を脅かされる場面もあった三宅だが、菅波は雨を見越して前半勝負のセッティングを施しており、周回を重ねるにつれて次第にタイヤが厳しくなっていったため、終盤は三宅を追うどころか背後に迫る野中を抑えるので精一杯の状態となった。

これにより三宅はトップでチェッカーを受け、昨年のもてぎ大会でデビューして以来通算4戦目でFIA-F4初勝利をものにした。2位は菅波、3位は野中が入り、揃って連続表彰台を獲得した。

インディペンデントカップは#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が最後まで#30DRAGON(TEAM DRAGON F4)を抑え切って今季初優勝。接戦に見えたが仲尾自身は余裕を持って押さえたとレース後に語っている。

次戦の舞台は富士スピードウェイ。5月3-4日の開催だ。

第2戦優勝 #5三宅淳詞(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
優勝した三宅淳詞(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト) 優勝できたのは嬉しいんですけど、今回結構運が良くてトップもセカンドも消えたような感じで。その位置を走っていたからこそ勝てるとは思うんですけど、次の富士の大会はしっかり自分の実力で勝てるようにしたいなと思います。佐藤選手のジャンプスタートは僕は知らなくて、「どこか壊れたのかな?」と思っていました。スタート時には特におかしい感じはなかったです。スタート位置については僕はちゃんと止まったつもりだったんですけど、前の選手が進んでいったので、僕が間違えたのかなと思ってしまいました。1番の枠がもう一つあるんで、そっちなんだと思ったら違ってました。
第2戦決勝2位 #60菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS)
決勝2位の菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) 昨日と一緒でシリーズを考えたらすごいいい結果だったんですけど、運もあって。普通にそのままことが進んでたら4位とか3位とかその辺やったと思うんですけど、いろんな流れとかで恵まれたこともあります。昨日よりもペース的には良かったり、最後まで抜かれたなったのは良かったと思うんですけど自力でトップ狙えるぐらいのスピードがないとシリーズは難しいかなという感じなんで。今回は周りの要因が大きいトップ争いだったんで、次は普通に走ってトップ争いできるようにしたいです。理想は去年のオートポリスみたいなトップ独走なんで。
第2戦決勝3位 #36野中誠太(TOM'S SPILIT)
決勝3位の野中誠太(TOM'S SPILIT) スタートから前半のペースが悪すぎて、SC入ってからのペースもダメダメでした。タイヤに熱が入ってからはそこそこのペースで走れるんですけど、そこがまだまだですね。昨日と同じようなミスもしてしまっているので、次の大会までに改善して優勝争いできるように頑張ります。富士はトムススピリットのホームコースですし、テストも重ねているので、自信を持って。連続表彰台も安定して走れての結果だったので、次の富士も同じように。今度は2位を引き付けないくらいの速さを持って優勝したいです。
第2戦インディペンデントカップ優勝 #2仲尾恵史(TEAM RIGHT WAY)
やっと勝てました。1戦目も1位になりたくて。抑えないといけないと言われとったんですけど、どうしても若手を抜きたくて、でも相手の子が見てなかったみたいで当てられて最後尾に落ちました。今回は落ち着いて。運も良くて誰とも絡まなかったので、勝てて嬉しいです。次も頑張ります。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第2戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2019/04/14) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
15三宅 淳詞HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1425'52.097
260菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
140.637
336野中 誠太FTRSスカラシップF4
TOM'S SPILIT
141.199
420木村 偉織Silver Star Racing
Silver Star Racing
144.813
563川合 孝汰DENSOルボ一セIPG F4
Le Beausset Motorsports
145.102
639岡本 大地SACCESS RACING F4
サクセスレーシング
145.423
724平木 玲次Media DoADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
145.941
837平良 響FTRSスカラシップF4
TOM'S SPILIT
147.510
99塩津 佑介ATEAM Buzz Racing
ATEAM Buzz Motorsports
1411.650
1077大井 偉史WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
1412.268
1180大竹 将光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1412.529
1211石崎 竜一郎Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1412.844
132IC1仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1420.887
1430IC2DRAGONTEAM DRAGON F4
B-MAX ENGINEERING
1421.515
153IC3佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
FIELD MOTORSPORTS
1423.931
1640ティラウェート・プッピブーンSACCESS RACING F4
サクセスレーシング
1428.817
1798IC4IKARITOEI BJRacing F110
Bionic Jack Racing
1430.705
1843IC5吉田 基良ZAP SPEED F110
ザップスピード
1435.116
1986IC6大阪 八郎COLLET F110
ザップスピード
1437.112
20*7佐藤 蓮SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1441.725
2110IC7堀田 誠アドヴィックスムータレーシング
Rn-sports
1441.978
2271IC8大山 正芳ダイワN通商/NAGISA AUTO
NAGISA AUTO MOTOR SPORTS
1448.323
2331三枝 拓己RiNoA Racing project
NRS
1449.013
24*25堀尾 風允SAMURAIサポーターズF4
TEAM SAMURAI
1449.201
2527IC9SYUJIB-MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
1450.703
2623IC10YUGOS2R Racing
N-SPEED
1458.035
2773塙 瞬佑カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1458.907
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-16渡辺 大祐Media DoADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
113Laps
-6太田 格之進SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
311Laps
-28IC-齋藤 真紀雄CS Marketing ES
イーグルスポーツ
014Laps
  • Fastest Lap: CarNo.7 佐藤蓮(SRS/コチラレーシング) 1'32.915 (13/14) 143.473km/h
  • CarNo.7,25は、2019 FIA-F4 SpR第30条7.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ポールポジション会見 「高木さんがトップタイムを出しちゃったので僕はQ2ですごく緊張しました」(福住仁嶺)

ポールポジションを獲得した両クラスのドライバーたち

GT500クラスポールポジション #23MOTUL AUTECH GT-R

松田次生
GT500クラスポールポジションの松田次生(NISMO) 今回は公式練習から意外とフィーリングは悪くありませんでした。朝の占有の10分間でも僕がミスをしましたがタイム的にはトップが見える状況でした。予選Q1でもすごくいい状態でしたがトラフィックに引っかかってしまいました。それがなければ1分16秒台はいけそうな感覚があったので、ロニー選手がいつものようにスーパーラップをしてくれると思っていました。それでロニー選手にも「クルマとタイヤのフィーリングがすごく良いよ」と伝えましたし、ロニー選手もリラックスはしてなかったと思いますけど、しっかりタイムを出してくれたので、すごくいい予選だったと思います。
オフシーズンは4台のGT-Rで作業を分担してセットアップを進めてきました。
ロニー・クインタレッリ
GT500クラスポールポジションのロニー・クインタレッリ(NISMO) 次生は良いと言ってくれたけど、クルマはプッシュしないと良いタイムは出せないので。朝のフリー走行の途中でセットアップを変えたらクルマのフィーリングがすごく良くなりました。特に2セット目のニュータイヤを履いた時はここでの合同テストと比べてもスローコーナーでよく曲がってくれました。その流れでクルマのセットアップをいじらずに予選に行ったら、次生がQ1でまさかあんなにタイムアップするとは思いませんでしたね。午前中は1分18秒1で自分のドライビングが終わったので、そこからどうやって1秒上げられるんだろうと。アタック中はプッシュしか考えなくて、ミスはなかったけど小さいコーナーで思ったよりトラクションが良くなかったんですが、まあトップ3は間違いないだろうと思っていました。そうしたら中島エンジニアが無線でトップだと教えてくれてすごく嬉しかったです。去年の途中から一発の速さが全然なかったんですが、オフの合同テストでクルマの方向性が見えてきたので、車体もエンジンもタイヤも良くなってきたし、すごく力が上がりましたね。チームのみんなに感謝です。

GT300クラスポールポジション #55ARTA NSX GT3

高木真一
GT300クラスポールポジションの高木真一(ARTA) 嬉しいです。岡山はここ10年くらいあまり結果が良くなくて、表彰台に縁がなかったんですけど、今回ミッドシップカーのNSX GT3に変わって、コーナリングのボトムスピードが上がって岡山で走りやすいクルマに仕上がりました。3回のテストしかできなかったんですけど、その中で初めて扱うNSXをチームがすごく仕上げてきていただいたんです。セットを一番ソフト寄りにしたところ、走り始めから非常に良くて、安心して予選に行けました。練習では1分27秒台しか出ていなかったのに、予選ではポンと25秒台真ん中くらいが出たので、いい感じではあるなと。あとは若い仁嶺がスーパーラップを出してくれると信じていました。ここまでは亜久里さんの戦略が的中してきている感じです。
福住仁嶺
GT300クラスポールポジションの福住仁嶺(ARTA) GTというカテゴリーに初めて参戦しましたが、3回のテストの中で僕なりにクルマのことを勉強してきましたし、セットアップに関して高木さんとチームの方々がいろいろ細かい点を教えていただいたので、その中でうまくクルマを作っていけたなと思います。岡山に来てフリー走行でニュータイヤを履いた時はイマイチな感じで、ポールは見えないかと思っていたんですけど、いざ高木さんがQ1を走った時にはいいタイムがでて、僕もその流れで自信を持っていけました。でも高木さんがトップタイムを出しちゃったので僕はQ2ですごく緊張しました。その緊張した中でもうまく乗れたのは良かったと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 ニッサン勢の大逆襲!!ポールポジションは#23モチュールGT-R

2019オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式予選が4月13日、岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスでは上位7台が従来のコースレコードを上回る接戦を展開、その結果1’16.602を叩き出した#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がポールポジションを獲得した。GT300クラスは今回からA、B二つのグループに分かれて予選Q1を行うシステムが導入され、最終的に#55高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)がポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。気温は例年よりやや低めと好タイムの期待できる絶好のコンディションだった。

予選Q1

GT500クラスポールポジションの松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)

GT500クラス予選2位の佐々木大樹/ジェームス・ロシター組(カルソニックIMPUL GT-R)

GT500クラス予選3位の山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)

GT300クラスポールポジションの高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)

GT300クラス予選2位の新田守男/阪口晴南組(K-tunes RC F GT3)

GT300クラス予選3位の脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC)

GT300クラスの予選方式変更に伴い、GT500クラスも走行時間が10分に短縮されたQ1。コースオープンとともに各車続々とアタックに出ていったが、#64牧野任祐(Modulo Epson NSX-GT)に対しては公式練習での藤井誠暢/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(D'station Vantage GT3)との接触に対するペナルティとして最初の5分間は走行を禁じられるという苦しいセッションとなった(接触したのはナレイン・カーティケヤン)。それが影響したのか、牧野のタイムは1’18.467にとどまり、惜しくもQ2進出を逃すことに。一方好調ぶりをみせつけたのは昨年苦戦の続いたニッサン勢。1’17.103のトップタイムを叩き出したジェームス・ロシター(カルソニックIMPUL GT-R)を始め、出走した4台全てが8位以内に入り、揃ってQ2進出を果たした。一方ホンダ勢は5台中3台がQ2進出。レクサス勢は#37平川亮(KeePer TOM'S LC500)が8位に入った以外は全車Q1落ちという残念な結果に終わった。

今回から2グループに分かれて走り、各グループの8位まではQ2に進めるという方式で実施されたGT300クラスのQ1は、Aグループで#52吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)が1’25.393のトップタイムを記録、Bグループは今季からホンダNSXにスイッチした#55高木真一(ARTA NSX GT3)が1’25.447でトップだった。64号車との接触で予選出走が危ぶまれた#7ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(D'station Vantage GT3)は修復が間に合ってAグループの走行に加わったが、1’26.367と、8位にわずか0.087秒届かず、ここで予選を終えることになった。

予選Q2

GT500、GT300の両クラスともコースレコードの更新が相次ぐ激しいタイムアタック合戦となったのが今回の予選Q2だ。GT500クラスではまず前年王者の#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が1’16.950を叩き出してレコードを一気に1.179秒上回ってみせるが、#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)はそれをさらに上回る1’16.602を記録。#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)も1’16.876で続き、ニッサンGT-Rがフロントローを独占してみせた。結局1’17.693を記録した#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)まで、出走8台中7台がレコードを更新することになった。

GT300クラスは今回がGTデビュー戦の#55福住仁嶺(ARTA NSX GT3)がいきなり1’24.889を叩き出してトップに浮上。見事ポールポジションをもぎ取ってみせた。予選2位もルーキーの#96阪口晴南(K-tunes RC F GT3)が1’24.905で続き、#52脇阪薫一(埼玉トヨペットGBマークX MC)がマザーシャシー勢最上位の3位で続いた。

第1戦決勝は明日の午後2時30分より82周で行われる。現時点では雨の予報となっており、予選とはまた違った戦いが展開されそうだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

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