2017年のシーズン開幕に向けた全日本F3選手権の合同テストが、3月7日~8日の二日間の日程で行われ、2日間での総合トップは新外国人ドライバーのアレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE)がマークした。
今シーズンは、新しいフロントウイングやリヤディフューザーなど、2017年度の新規定に伴う新しいエアロが登場。エンジンチューナーも新たにメルセデス(Mercedes-Benz 414)や、スリーボンド東名エンジン(ThreeBond TOMEI TB14F3)の参戦など話題も多く、ドライバーもチャンピオンゼッケンを引き継いだ坪井翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)や、2016年FIA-F4チャンピオンの宮田莉朋(同)、昨年はスポット参戦ながら3勝した高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)、海外からは昨年GP3に参戦したアレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE)と、こちらも注目度は高い。
またF3NクラスはDRAGON(B-MAX RACING TEAM)、植田正幸(同) のベテラン勢に、アレックス・ヤン(HuaJiangHU Racing)、スポットではあるが今期初参戦となる霜野誠友(CMS MOTORSPORTS PROJECT)らの戦いにも注目だ。
次回合同テストは、3月15日に富士スピードウェイにて行われる。
Text & Photo: Hiroyuki MINAMI