2015年もBRP様とのジョイント体制でのスーパー耐久参戦。昨年同様GK5・フィットRSで、3年連続のタイトルを狙う!
今年はJ’S RACING伝統のゼッケン”♯69”が復活となります! さらに、GT選手権でのチャンピオン経験もあるプロドライバー「井入宏之選手」の加入も決定。♯19号車がGK5・FIT3の新車を投入。という昨年より大幅に強化した体制で2015年スーパー耐久シリーズを戦います。GK5・FIT3では2年連続。チームとして3年連続のチャンピオンを目指します! 以下、Aドライバー大野選手のレポートとなります。
今シーズンもJ'S RACING様より参戦のシートを頂き、Aドライバーとしてフル参戦させていただく事となりました。 今回のドライバーは昨年に引き続き梅本選手、助っ人として2006年にはGT300チャンピオン経験のある井入選手に加入して頂き、隙の無いドライバーラインナップで挑みました。
開幕前、岡山国際サーキットで合計4日間のテストをこなし、ディフェンディングチャンピオンとして万全な体制で開幕戦を迎えました。 レースウィークは木曜日の練習走行からスタート。まず井入選手にこの車両は初めてなので最初に走行して頂きました。
スタートして4周目には「この車わかったわ~」と早速ベストラップを更新。流石です!井入選手のアドバイスを頂き、金曜日の公式練習にて細かい足のセットを煮詰め明日の予選に向け自信を持ってアタック出来る様になりました。
土曜日の予選日。Aドライバー予選は私の担当です。昨年のタイム更新を狙ってコースイン。V字コーナー立ち上がりで縁石にフロントタイヤを乗せてしまい、キャリパーの掴みが悪くなってしまった為、次からのコーナー侵入でブレーキが奥に入ってしまうミスをしてしまい0.3秒くらい遅れた感がありましたが、何とか2分17秒7を記録でき、昨年のレコードタイムを1.2秒更新できました。 B予選、井入選手の出番です。快心のアタックを決め2分17秒4とレコードタイムを奪取致しました。
Cドライバー予選の梅本選手もクラストップ&レコードタイムを更新し、慢心の笑みで予選を終了。この合計タイムにより、ポールポジションが確定致しました!
いよいよ日曜日の決勝。5時間の長丁場です。スタートドライバーは井入選手が担当致しました。およそ80分のロングです。#2、#19のフィット3勢の三つ巴でレースをリードしていきます。#2の山田英二選手の追い上げも凄かったですが、井入選手も負けてはいません。2分20秒台での安定したLAPを刻み、約40周を消化して梅本選手にスイッチ。梅本選手も安定したLapを重ね、ミス無く予定周回をこなして私にバトンを渡して頂けました。
タイヤを新品に交換し、20Lapの予定です。アウトラップからプッシュすることが出来ました。車のバランスも良く、リズムも掴め、ライバル2台より速いLapを刻むことが出来、クラスTOPを快走。大きなミスも無く規定周回を走行した後、梅本選手にステアリングを託すことが出来ました。
この時点で2位から40秒のリードを手にし、非常に安定したLAPで周回を重ねます。ただし、5時間の長丁場のレースです。何があるかわからないので安心は出来ません。約20LAP後にバトンを梅本選手から井入選手へ。
ピットインのタイミングで一時は2位になりますが、ライバルもピットに入るとさらに50秒のリードに。井入選手も無理せずリードを少しずつ広げて入ってくれています。約45分後に最終のドライバーチェンジ。私がチェッカードライバーを担当致しました。とにかく無理をせず、必ず何があってもゴールまで導くのがチェッカードライバーの仕事です。 ST-Xクラスの車両に追い越しされる時に「ヒヤッ」とする事もありましたが、なんとかゴールまで車両を導くことが出来、5時間のレース、終わってみると2位以下を1LAP差に抑え、優勝する事が出来ました!
開幕戦で優勝! 2015シーズンは幸先の良いスタートが切れ、チーム全員の力で次に繋がるとても良いレースが出来たと思います。開幕前のテストから車のセットアップもとても早く進み、チーム全体で掴んだ勝利でした。最後に梅本会長、奥村代表をはじめ、ご協力いただきたスポンサー様、チームの皆さん、関係者の方々にとても温かくして頂き、大変感謝しております。素晴らしい体制で、皆様のおかげで皆様と一緒に表彰台に上ることが出来ました。ありがとうございました。
次の第2戦はスポーツランドSUGOにて5/23・24に開催されます。引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
J’S RACING