SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行 チャンピオンを狙う山本尚貴がトップタイムで好発進!

 2013全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦は9日、鈴鹿サーキットでフリー走行を行い、山本尚貴(無限)が1分38秒581でトップタイムを記録した。

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 4月中旬、桜が散り葉桜が鮮やかな鈴鹿サーキットで開幕したスーパーフォーミュラも、国内の各サーキットを転戦、最終第7戦として晩秋の鈴鹿に戻ってきた。

 ドライバーズランキングトップのアンドレ・ロッテラーと同2位のロイック・デュバルが上海のWECに出場するため欠場。代わってジェームス・ロシター(トムス)、アンドレア・カルダレッリ(ルマン)がエントリー。また佐藤琢磨(無限)も前戦のSUGOに続きスポット参戦。19台での争いとなる。

 午前9時25分、晴天のもとで始まったフリー走行は、終盤には雲が覆うコンディションで1時間5分にわたって行われた。

 山本尚貴(無限)と中嶋大祐(ナカジマ)のホンダ勢がトップタイムを交互に出しつつ展開するが、中盤過ぎからは山本が1分39秒068でトップに立つ。

 終盤、残り6分余りでいち早く予選シミュレーションを行った山本が1分38秒581でトップに立つ。しかし、残り5分で武藤英紀(ダンディライアン)がS字でクラッシュしたためイエローフラッグが振られ、各車満足にアタックができないまま、フリー走行は終了した。

 2位には終了直前にタイムアップした小暮卓史(ナカジマ)が付け、3位には松田次生(インパル)が滑り込んできた。

 出場選手中、唯一チャンピオンの可能性のある山本がまずは好発進。公式予選はこの後、午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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