'94全日本GT選手権 Rd.2 仙台ハイランド Date 6/12 6月11~12日 GT インサイド・レポート No.14 for FMOTOR4 48.決勝レース・スタートドライバー一覧 #1 影山正彦 #2 鈴木利男 #3 長谷見昌弘 #5 福山英朗 #9 M・マルティニ #10 山田英二 *12 川崎哲哉 #14 服部尚貴 #24 山路慎一 #25 石川朗 *29 小幡 栄 #40 太田哲也 *70 水野文則 #88 池沢さとし 49.*70 外国屋スカイラインGTS-R ウォームアップを終えて石橋義三は、「オレは走るたびに遅くなっているみたいだ よ。いや、ホント。このコースは難しいね。でも決勝では行くよ。秘策があるんだ。 スタートは水野くんで、オレはライバルの*29のタイムをにらみながらタイミング を見ていくんだ」と語った。 50.タイヤ交換コンテスト 優勝チームにはレーシングオン賞として賞金が贈られる、GT選手権恒例のタイヤ 交換コンテスト。今回のセンターロック部門の優勝は、acomポルシェRSRチー ム。タイムは23秒8。担当したメカニックは、「昨日は、20秒を切るまで練習し ろと社長にプレッシャーをかけられて、10回以上練習したんですよ」と喜びのコメ ント。1秒を削ることに苦労している立場の人にとっては、けっして、これは少しも お遊びではないようだ。コンベンショナルホイール部門の優勝は、ディフェンディン グ・チャンピオンのKORG KEGANIポルシェチーム。タイムは、1分18秒。 優勝コメントは、「このコンテストは縁起モノですから、まずこれに勝って、それか らレースでも勝つんです。優勝賞金は、メカニックみんなで酒を呑みます」。 ■コンベンショナル部門 1 *29 ケガニ・レーシング 1分18秒79 2 #10 ジョンソン・ニスモ・レーシング 1分51秒35 ■センターロック部門 1 #9 アコム・レーシングチームノバ 24秒80 2 #40 チーム・タイサン 30秒24 3 #2 チーム・ゼクセル 30秒63 4 *70 外国屋 31秒61 5 #3 ハセミ・モータースポーツ 56秒55 51.入場者数 仙台ハイランドで開催された全日本GT選手権シリーズ第2戦の入場数は、6月11 日(土)の予選日が14,700人、決勝日の12日(日)が47,800人と主催 者より発表された。5月1日富士スピードウェイでの第1戦決勝日54,300人に 続き、GT選手権シリーズは非常に順調な観客動員を続けているといえるだろう。 52.#9 acomポルシェRSR M・マルティニの#9ポルシェRSRは、#14シルビアとの激しい戦闘を行って いたが、14周めにミッショントラブルでストップしてしまった。まだ、分解してみ なければ解らないとはいうものの、ミッションかデフのトラブルであることは間違い ない。チーム関係者、「これで、混まないうちに帰れるよ」と負け惜しみの声も。 53.#25 FEDEX NISSAN GT-Z コースアウトしてダクトをひきずり、オレンジボールを受けてピットに入ってきた スターティングドライバーの石川朗は、影山正美にチェンジしたあとで、「面白かっ たですよ。#5とのバトルは。なんでオレンジが出ているんだって思いました。スプー ンでコースアウトしたときに、ダクトをやられちゃったのに気づかなかったんです」 とコメントした。 提供:GTアソシエーション事務局 古屋 知幸 = MGG01235 =