PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第7-8戦(富士)予選レポート

#23 フィリップ・ハンプレヒト

小山町.  ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第7-8戦の予選を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年8月5日(土)に開催いたしました。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第7-8戦(富士)予選レースレポート
天候:曇り 路面:ドライ 気温:27度 路面:31度(セッション開始時)

2017年シーズンのポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の第7-8戦となる富士大会は、前戦から約2カ月振りのレース開催となる。予選前日の4日に行われた専有走行で総合トップタイムをマークしたのは2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一。2番手には今年のPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太と、若手ドライバーがトップタイム争いを展開。そしてジェントルマンクラスでは、2015年の同クラス王者で現在オーバーオールでもランキングトップに立つ#9 武井真司がトップタイムをマークし、2番手には#98 IKARIが続いた。

公式予選が開催された5日(土)、朝は晴れ間がのぞいていたが、セッション開始となる11時10分には上空を厚い雲が覆っていた。そのため雨が降ってくる前にタイムを出そうと、予選開始と同時に各車一斉にコースイン。
そして早い段階で#23のリザーブドライバーとして、今回のレースに参戦するドイツ人のフィリップ・ハンプレヒトが1分43秒台をマークしてトップに。#23 ハンプレヒトはPCCA(ポルシェ カレラカップ アジア)に参戦中のドライバーで、PCCJは第3-4戦の富士大会に参戦して2戦連続でポール・トゥ・ウインを飾った実力者だ。ラストアタックでさらにタイムを更新して1分43秒490でポールポジションを獲得した#23 ハンプレヒトは「最後に投入した2セット目のニュータイヤを使い切れれば、もう少しタイムを縮められたはずです」と、トップタイムをマークしながらも悔しさを滲ませていた。2番手タイムは、同じくPCCAに参戦中で今回はスポット参戦となる#15 タナルト・サティエンティラクルがマーク。「あと一歩攻め切ることができず、ハンプレヒトのタイムを上回れませんでした。決勝では、彼を打ち破りたいですね」と、午後のレースでのリベンジを誓っていた。

3番手は#17 上村で、「自分としては、今のベストを出せた予選だったと思うのですが、トップとの差を決勝でいかに詰めていくかが課題だと思っています」と、巻き返しを狙う。4番手の#89 三笠は、「自分の思ったところでタイムアタックできず納得できていません。本来なら43秒台を狙えたはずなのに……」と語る。

ジェントルマンクラスでトップタイムをマークしたのは#9武井で、開幕戦から7戦連続でのポールポジション獲得となった。だが、予選総合でも上位を狙っていたため総合5番手という結果に「クリアラップでタイムアタックできなかったのが悔しいですね。決勝では、その悔しさを胸にジェントルマンクラスでの連続優勝を狙っていきます」と悔しがった。
予選2番手となった#77 浜崎 大は「予選で初めてタイヤを2セット使ったことが成功し、タイムを出すことができました」と喜びを語る。3番手の#25 内山清士は「タイムが伸び悩んでいたのですが、3番手を取ることができました。決勝では第5戦からの連続表彰台が続くように頑張ります」と、意気込みを語った。
ジェントルマンクラスの予選タイムは今回もコンマ数秒以内に数台ものマシンがひしめきあい、決勝では熱いバトルが予想される。

なお、第8戦の予選結果は第7戦と同じく#23 ハンプレヒトがポールポジションを獲得し、2番手は#15 サティエンティラクル、3番手に#89 三笠、4番手に#17上村と続いた。ジェントルマンクラスでは第7戦と同じく#9 武井がポールポジションを獲得し、#77 浜崎、#25 内山の順でトップ3を占めている。

第7戦の決勝レースは5日16時20分〜、第8戦は8日12時05分〜、両日とも15周で争われる。

ポルシェジャパンKK.プレスリリース



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