Formula Challenge Japan

FCJ:第3,4戦もてぎ公式予選 コースレコードを更新し、高星明誠が2戦連続ポールを獲得 (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第3戦、第4戦の公式予選が5月12日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

 12日の天候は晴れ。気温17℃、路面温度32℃というコンディションのもと、フォーミュラ・ニッポンのフリー走行に続いて10時15分より第3戦の公式予選が15分間で行われた。

 今年のもてぎは路面の舗装が全面的に新しくなった影響で、合同テストの時点で非公式ながらコースレコードを上回る好タイムが続出しており、この予選でも好タイムが大いに期待された。

 実際、はじまってみれば#12高星明誠、#8清原章太、#10松下信治らが序盤から1分53秒台前半のタイムを連発する展開となり、終了まであと2分というところで遂に#12高星が1'52.871を記録。

 2006年に安田裕信の記録した1'53.126というコースレコードを6年ぶりに塗り替えた。安田と言えば当時のニッサンスカラシップドライバー。この記録を破った高星も同じくニッサンのスカラシップドライバーだ。

 しかしそれでも本人にとっては路面温度の上昇やFN車両のラバーグリップの影響等から、やや不満の残る内容だったようだ。

 2番手にはルーキーの#10松下、3番手には開幕2連勝中の#4平川亮がつけた。

 15分間のインターバルをおいて10時40分より第4戦の公式予選が始まった。

 今度は#4平川が序盤から積極的にアタックを始めるが、#12高星、そして#3篠谷大幹らがそれを上回るタイムを記録してきた。この3人は今週の合同テストで終始上位に名を連ねていたドライバーだ。

 結局ここでも#12高星がセッション半ばに1'52.974でトップに立つ。#3篠谷も1'53.103と従来のレコードを上回ってきた。一方#4平川は最後までアタックを続けたものの1'53.197に留まり、ここでも3番手からスタートすることとなった。

 FCJ第3戦決勝はこのあと13時40分より12周で、第4戦決勝は明日13日8時15分より18周で行われる。

Text: Japan Race Promotion


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