FJ1500/スーパーFJ・JAF地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ最終第6戦は10月4日、鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿チャンピオンカップレース第4戦で決勝を行い、FJ1500は酒井翔太(ファーストガレージ)が、スーパーFJは小野原悠(FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)が優勝した。JAF地方選手権シリーズチャンピオンにはFJ1500が酒井、スーパーFJは井出七星翔がチャンピオンに輝いた。
最終第6戦の決勝は午後4時20分、FJ1500・10台、スーパーFJ19台が参加してフォーメーションラップが始まった。直前に降った雨も上がり、路面はほぼドライアップした状態だ。
スタートでは予選2位の酒井翔太(FJ1500/ファーストガレージ)が好スタート。ポールポジションの小野原悠(S-FJ/FTK・レブレーシングガレージwith LAPS)をインからかわしトップに立った。3~8位は予選順位のまま永原蒼翔(FJ1500/ピットワークながはら/MYST)、宮本颯斗(FJ1500/MYST制動屋KK-F)、井出七星翔(S-FJ/RSイデアEagle KKS2)、梅本幸汰(FJ1500/ファーストガレージ)、太田援増(S-FJ/MYST制動屋KK-SII)が続く。
オープニングラップからトップに立った酒井が早くも逃げ始める。2位小野原も3位以下をややリード。3位争いは大混戦だ。ヘアピンでは4位宮本が永原のインを差すが、立ち上がりでは永原が前で3位を守る。130Rでは再び永原に挑戦した宮本がインから攻略、3位に上がった。シケインでは4位に落ちた永原に井出が襲いかかる。ここでも永原は井出に順位を明け渡し、この周4位まで落ちた。
1周目の順位はトップ酒井、1秒1離れて2位小野原、さらに1秒4離れて3位宮本。以下、4位井出、5位永原、6位梅本、7位光山勇正(FJ1500/ファーストガレージ丸和精光KK-F)、8位太田、9位藤井翔太(S-FJ/Dorago CORSE)、10位柱本翔夢伊(S-FJ/REV RACING with LAPS)だ。
続く1コーナーでは4位の井出がアウトから宮本をパス、3位に上がった。その後ろ、永原、梅本、光山はストレートで3ワイド。1コーナーは光山、梅本、永原の順で通過した。
3周目、トップ酒井は2位以下を2秒弱離し独走状態に持ち込みつつある。3位の井出は2位小野原の0秒6差まで迫ってきた。さらに小野原を追い詰めた井出はシケインで小野原のインをズバッと差し2位に浮上。ストレートでは小野原が井出に並びかけるが、4周目の1コーナーでは井出が2位を守った。
その後方では、8位争いを演じていた藤井と太田が最終コーナーで接触。藤井がコースアウトしてマシンを止めたため、回収のためセーフティーカー(SC)が導入された。
SC中の順位は、トップ酒井(FJ1500)、2位井出(S-FJ)、3位小野原(S-FJ)、4位宮本(FJ1500)、5位光山(FJ1500)、6位梅本(FJ1500)、7位永原(FJ1500)、8位田崎脩馬(FJ1500/MYST制動屋KK-F)、9位一宮總太朗(S-FJ/MYST KK-SII)、10位柱本(S-FJ)だ。
SCは7周終わりで退出。レースは8周目からのこり3周で再開された。ここでもトップ酒井は2位以下のリードを広げつつ逃げ始める。「タイヤかすを拾った」という2位井出のペースが上がらないため、3位小野原が井出の背後にピタリとつける。130Rでは井出と小野原が並走。後ろからもFJ1500勢の光山と宮本が追いついてきた。シケインではインに小野原と光山、アウトに井出となり、井出はイン側の2人にパスされ4位まで落ちた。
この周、トップ酒井が2位以下を2秒離し独走状態。9周目の1コーナー手前では2位争いは4ワイドとなった。イン側から井出、小野原、光山、宮本の並びだったが、1コーナーでは光山が前、アウトから宮本、インから小野原、井出の順で侵入した。ところがここで宮本がオーバーラン、井出の後ろでコースに復帰した。
この周、S-FJのトップ争いが再び白熱。小野原の背後につけた井出が130Rでアウトから並びかけ、前に出た。
ファイナルラップの10周目。トップ酒井は2位の光山を3秒離し盤石。1コーナーでは失速した井出を小野原がかわし3位に浮上、抜きつ抜かれつの争いに決着をつけた。
レース終了。優勝はぶっちぎりで酒井(FJ1500・優勝)、2位光山(FJ1500・2位)、3位小野原(S-FJ・優勝)、4位井出(S-FJ・2位)、5位永原(S-FJ・3位)、6位梅本(FJ1500・4位)、7位宮本(FJ1500・5位)、8位田崎(FJ1500・6位)、9位柱本(S-FJ・3位)、10位一宮(S-FJ・4位)となった。
ジェントルマンクラスは総合12位に入った小嶋健太郎(FJ1500/Rn-spots ELPA制動屋KK-F)が優勝した。
この結果、FJ1500は59ポイントで優勝した酒井がチャンピオン、シリーズ2位が48ポイントで宮本、同3位が46ポイントで田崎となった。
スーパーFJは、2位に入った井出が79ポイントでチャンピオン、シリーズ2位が75ポイントで小野原、同3位が72ポイントで柱本となった。
なお、鈴鹿・岡山シリーズが独自に設定しているランキングでは、FJ1500が参戦台数が足りずにJAF戦で不成立となった第3戦も含まれるためこのレースで優勝した宮本がチャンピオン。S-FJでは井出がダブルチャンピオンとなっている。
FJ1500/S-FJは、この後12月6日、モビリティーリゾートもてぎで日本一決定戦が開催される。各シリーズから集まる猛者たちの争いにも注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI










