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SUPER GT

第3戦もてぎ公式予選GT300クラス GAINER TANAX Zの富田竜一郎が涙の初ポール

 2026オートバックスSUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の公式予選が、栃木県・モビリティリゾートもてぎで行われ、GT300クラスは、GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)が、ポールポジションを獲得した。

 最終大会は、中止になったマレーシア大会の代替レースとなる第3戦と、本来予定されていた第8戦のダブルヘッダーとなったため、予選方式も通常のノックアウトではなく、一人のドライバーによる20分間のタイムアタックとなった。

 まず最初にコースインしたのは、今回初投入された32号車ENEOS X PRIME GR GT3 concept(石浦宏明)。早々に1分48秒台をマークするとピットイン。開発途中ということもあり、限界までのタイムアタックはしないようだ。

 この後、本格的なアタックが始まり、31号車apr LC500h GT(小高一斗)が1分46秒台でトップに立ち、さらに1分45秒890までタイムアップするが、昨日の専有走行でも好調だった88号車VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史)が1分45秒829で逆転。

 専有走行トップだった61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)も、1分45秒857で88号車に迫るも僅かに届かず。

 残り時間が少なくなる中、これらを出し抜いたのが、11号車GAINER TANAX Z(富田)だった。今シーズン、予選で速さを見せることはあったが、ダークホース的存在の11号車が来ることを予想したものは少なかった。

 富田のマークした!分45秒418は、この時点で2位をコンマ4秒近く引き離しており、安泰ともいえるタイム。残り1分の段階で11号車GAINER、88号車VENTENY、61号車SUBARUの順となり、これで決まりと思われた。

 しかし、チェッカーの振られた最終周に渾身のアタックをしていた96号車K-tunes RC F GT3(高木真一)は、各セクターで11号車に迫るタイムを刻んで、最後の最後に1分45秒786を叩き出して2位に滑り込んだ。

 前大会で優勝を果たし、コンビを組む新田守男が今大会を持ってSUPER GTからの引退 を表明している。そんなパートナーの想いも背負ってのアタックだった。

 初ポールの富田は、「いつかはポールを獲りたいと思っていました。今回はチャンスと思っていただけに、本当に嬉しい」と涙を浮かべて喜びを語った。

 現在、ランキングトップの56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(JPオリベイラ)は17位。これを追う65号車LEON PYRAMID AMG(菅波冬悟)は22位、7号車 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(宮田莉朋)は9位(ポイント対象は梅垣清)、2号車HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威)は21位。

 今回の第3戦の結果次第では、56号車のチャンピオンが決まるだけに、これらの車両の順位にも注目だ。

 決勝は、本日7日の午後2時から250km(53周)で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

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