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VITA筑波

第5戦筑波公式予選 赤旗連発でアタックチャンスがない中、兒島弘訓がポールポジションを獲得

 VITA筑波シリーズ第5戦予選は10月26日(日)に行われ、開幕4連勝中の兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)がポールポジションを獲得した。

 10月最後の週末の筑波サーキットは前日から雨ですっかり気温が下がり、肌寒い気候となっている。

15分間の予選は午前8時20分コースオープン。雨は相変わらず降り続いており気温14度、路面温度16度で、路面はウエットコンディションだ。

 前戦優勝の兒島を先頭に12台のVITAがコースインするが、第2ヘアピン進入でサトウタカヒロ(TIPO ETA VITA)がスピン。バリアに接触して止まってしまい、ただちに赤旗が提示。予選中断となる。

 サトウの車両が移動されて午前8時28分に残り時間12分から予選再開。雨はかなり小降りになってきて、各車仕切り直しに向けてウオームアップを始める。

 計測1周目、今回シリーズチャンピオン確定を狙う兒島が1分15秒433のトップタイム、2番手に現在シリーズ2位の西濱康行(ETA白波ワークスVITA)が15秒786で続く。3番手ICHIRO KIMURA(KOO'ON with ABBEY)16秒201、4番手並木海和(ViVa ETA VITA)16秒352、5番手筑波初見参のBurton Hana(Circuit Orange)16秒373、6番手こちらも初筑波の樋尻勝利(ABBEY★BON)16秒756と1分16秒台で続く。

しかしここでまたもアクシデント。第2ヘアピンへ向けて80Rを立ち上がる所で内田美保乃(miiisuke VITA)がスピン、芝生でストップ。さらに後続の渡邉顕(ELEVレーシングVITA01)もほぼ同じ場所でスピン、内田との接触は避けられたもののこちらもストップ。直前に行われたツーリングカーの予選でもアクシデントがあり、今回第2ヘアピンが鬼門になってしまった。ただちに赤旗が提示されて予選は再度中断。

2台の車両の移動作業が行われたが終了時点で残り時間4分を切っており、ここから再度コースインしてもタイムアタックの時間がないため、予選はここで終了ということになり、中断前の計測1周目のタイムで予選順位が確定。ポールポジションは兒島、0.343秒差で2番手西濱がフロントロウに並んだ。以下セカンドロウ3番手がKIMURA、4番手並木、3列目5番手Burton Hana(Circuit Orange)6番手樋尻と筑波初レース組が並んだ。

 なお予選タイムが計測できなかった、サトウ、渡邉、内田は決勝出場が認められ、それぞれ10、11、12番グリッドからスタートすることとなった。

 決勝は午前11時10分コースイン予定。雨は次第に小降りになる予報だがウエットレースになりそうだ。

Text: Junichi SEKINE

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